1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 20:54:10.97 ID:39haWkge0
1週間前、僕はクラスの女子花沢さんを振った
花沢「い…磯野くん。付き合っ……。」
カツオ「それは無理」
花沢「そ……そうよね…どこが無理なのよ……?」
カツオ「全部だよ」
花沢(いつか…いつか…!!磯野くんがビックリするぐらいの美人になってみせるわ!)
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 20:59:55.10 ID:39haWkge0
花沢は携帯を取り出し
出会い系サイトにへと、アクセスした
【本番無で3。意味分かる人だけメールください。】
花沢「ふぅ、これでいいわね……」
自身の写メを貼り付け、暫く待っていると
ヴヴヴヴヴ
すぐにメールはきた
花沢「す、すごいわ!こんな短時間に色んな男からメールがきたわ!」
花沢さんは一斉にメールを返したのであった
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:02:37.01 ID:39haWkge0
中島「あれ?今日は花沢さん休みみたいだね」
早川「家の方から、学校に連絡があったみたいよ」
カツオ「へぇ〜花沢さんが休む時なんてあるんだ」
中島「何か変な物でも食べたんじゃないのか?」
カツオ「アハハハハ!!」
かおり「カツオくん。」
カツオ「何さ?」
かおり「花沢さんを傷つけたの…カツオくんでしょ」
カツオ「えっ!?」
中島「磯野ォ、いくら花沢さんだからってそれはダメだろぉ〜」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:05:08.94 ID:39haWkge0
カツオ「僕は何もしてないよ」
かおり「花沢さん。磯野くんに振られてすごく落ち込んでたのよ。」
中島「ヒューヒュー!!カップル成立だ!」
早川「羨ましいわ」
カツオ「や、やめろよ!!中島!」
ドスンッ
カツオは中島を勢いよく突き飛ばした
中島は机の角に後頭部をぶつけて、失神
かおり「だから、今日の休みも磯野くんが関係してるんじゃないかって…」
カツオ「そんな言い掛かりはやめてよ!迷惑さ!」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:08:55.56 ID:39haWkge0
早川「もしかしたら風邪かもしれないし…」
カツオ「僕が悪いって言うのはやめてよ!」
かおり「ごめんなさい……」
カツオ「ったく、メンタルが弱い奴だな〜」
中島「ガクガクブルブルッ」
ガラガラッ
先生「おーい、席に座れ」
カツオ「やばい!先生だ!」
先生「ちょっと…皆に聞きたいことがあるんだが」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:12:17.41 ID:39haWkge0
先生「花沢が行方不明になった」
カツオ「え!?」
先生「今朝、家を出たきり連絡が取れないみたいだ」
かおり「磯野くん…!」
カツオ「僕じゃないよ!!どうして僕なのさ!」
先生「知ってることは、すぐに先生に教えて欲しい」
カツオ「ハハハッ!どうせ、すぐに戻ってきますよ!」
先生「コラ磯野!!あとで職員室にこい!」
カツオ「ヒィッ」
花沢「……アンッアンッ」
花沢は、ホテルの一室で快感に浸っているところだ
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:15:32.31 ID:39haWkge0
/職員室
先生「磯野、先生は悲しいよ」
カツオ「……」
先生「お前が…花沢に対してあんなことを言うなんてな」
先生「ガッカリだよ」
パチンッ!
カツオ「いたっ……」
先生「いいか?帰ったらすぐに、花沢を捜しに行くんだ」
カツオ「えぇ…どうして僕が……」
DQN「コイツ、喘ぎすぎ」
花沢「あああんんふっはっぁぉおお!!!!」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:18:51.60 ID:39haWkge0
DQN「これ、10円な」
花沢「ちょ…ちょっと待ちなさいよ!!3万よ!?」
DQN2「は?お前なんてワンコイン女だろ?」
花沢「あたしのはじめてを…あげたのよ!?」
DQN「バーカ、ただヤリたかっただけに決まってんだろ笑」
花沢「ふざけないで!警察呼ぶわよ!!」
ドスッ(腹パン)
花沢「ゲボオオオオオオ!!!」
DQN「あ?調子乗ってるとヤクザ連れてくんぞ?」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:24:45.63 ID:39haWkge0
かおり「あ、磯野くん」
カツオ「ふぅ〜…疲れたよ…」
中島「先生にこっ酷く叱られたのか?」
カツオ「うん、ホント何で僕が悪いんだよ…」
かおり「ねぇ…帰りに花沢さんの家に寄ってみない?」
中島「どうして?」
かおり「だって、心配じゃない…もし何かあったらどうするのよ」
カツオ「分かったよ。それぐらいのことはするよ。」
中島「磯野は心が広いんだなぁ」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:27:18.14 ID:39haWkge0
DQN「ハハッ、裸の写メも撮っておいたぜ」
DQN2「通報とかしたらバラ撒くからな」
花沢「うぅっ………」
花沢の心に「後悔」という感情はなかった
むしろ、他の男をモテ遊んでみたいという気持ちが湧いてきている
花沢「ふふっ…男は全員クズよ………」
花沢は血まみれの身体で夜の街にへと消えて行った………
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:30:22.76 ID:39haWkge0
/花沢不動産屋
カツオ「あれ?」
かおり「誰もいないみたいね……」
中島「ここまで着たんだから、入ろうよ」
ガッシャーーン
中島は花沢不動産屋の窓ガラスを割った
カツオ「お、おい中島!!」
かおり「それじゃあ、まるで泥棒じゃない」
中島「友達の家に入るのに、理由なんていらないだろ?」
カツオ「すごい…説得力がある……」
中島「早く入ってこいよ」
かおり「ま、待ちなさいよ!」
3人は、花沢不動産屋にへと侵入していった
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:33:41.90 ID:39haWkge0
/不動産内
中島「電気は全部消してあるな」
カツオ「家に誰もいないんだから、当然だよ」
かおり「お父さんもいないみたいよ」
中島「じゃあ、この不動産屋は僕達の物だね!」
かおり「何バカなこと言ってるのよ!」
中島「えへっ///」
カツオ「お父さんが戻ってくるかもしれないし、待機しておこうよ」
中島「賛成!賛成!!」
かおり(ハァ…メンバーを間違えたわね…)
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:36:27.47 ID:39haWkge0
花沢父「ハァハァ…うちの花子が随分とご迷惑を……」
DQN「うっせーよ!!」
ドスッ
花沢父「グッ…」
DQN2「お前の娘にセクハラされたんだよ」
DQN「責任とってくれるよな?」
花沢父「そ、それはもちろん……」
DQN「持ってる金、全部出せ」
花沢父「え…」
DQN2「ないなら…服でもズボンで売って来い」
ぬぎぬぎ
花沢父(ウッ…脱がされるッ…!!)
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:40:46.42 ID:39haWkge0
DQN「ほら、全裸で駅前走れ」
DQN2「動画撮っといてやるからよ笑」
花沢父「は…はい」
全身にローションを塗られ、目隠しをされた状態の父
駅前の人ゴミの中へ向かって駆け出す
タッタッタ
花沢父(ハァハァ…!!!見えない、でも突っ走るしかない!!)
マスオ「ん、どこかで見た顔…?」
花沢父「ど…どいてください!!どいてください!!」
マスオ「花沢さんのお父さんじゃないかぁ〜」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:45:03.92 ID:39haWkge0
ドスンッ
マスオ「いたた」
マスオに衝突した瞬間、目隠しをしていたタオルが外れた
花沢父「す、すいません……」
マスオ「ああ…駅前を走らされてるんですね」
花沢父「えっ……」
マスオ「全裸で僕の所に来るなんて、何かしらして欲しいってことですよね?」
マスオの魔の手が忍び寄る……
中島「磯野ォ、お菓子持ってこいよぉ」
カツオ「花沢さんのだろ……」
中島「いいんだよ。ジャンジャン盛り上がろうよ!」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 21:53:18.09 ID:39haWkge0
かおり「2人共!ちょっと見て!」
カツオ「え?」
かおりの携帯の画面を覗き込むと
ある、小学生のHPが表示されていた
中島「女王花沢……?」
カツオ「本番無しB、有D…これって……」
かおり「援助交際よ…」
中島「ああ、じいちゃんもよくやってるよ」
花沢(ふふっ…どんどん男からメールが来るわ…)
花沢(バカな男達……うふふふふふ…!!)
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 22:01:29.43 ID:39haWkge0
カツオ「え……花沢さんが援助交際してるの…?」
かおり「これを見る限りでは、そう判断するしかないわ」
中島「ハハッ!いいじゃないか!」
カツオ「お前は黙ってろ!」
ドスンッ!
ゴツンッ
中島「ふぎゃっ」
かおり「とにかく、このことを学校の先生に連絡しないと」
カツオ「そうだね…!」
かおり「私が先に学校に行ってるわね」
カツオ「うん、行く途中に襲われたりしないでよ?」
かおり「うふふ…大丈夫よ」
タッタッタ
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 22:05:08.02 ID:39haWkge0
かおり「花沢さんを助けてあげないと…!」
かおりが急いで学校へ向かう途中
1人の覆面を被った男に、口元を押さえつけられた
かおり「!?」
かおりは抵抗する間もなく…車の中にへと連れて行かれた
カツオ「遅いなぁ…かおりちゃん……」
かおりちゃんが学校に向かってから、2時間が経っていた
カツオ「いくら何でも遅すぎるよ」
中島「誰かに連れ去られたって線は考えられないか?」
カツオ「中島ァ!?」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 22:08:59.34 ID:39haWkge0
カツオ「何で二重になってんの?」
中島「もしかすると、僕達は知ってはいけないことを知ってしまった…」
中島「かおりちゃん1人を連れ去るのは簡単だしな」
カツオ「急にどうしたんだよ」
中島「僕たちも追う必要がある…行くぞ磯野」
カツオ「おい、どうしたんだよホントに」
中島とカツオは不動産屋を飛び出した
マスオ「お父さん」
波平「おぉ、マスオくんじゃないか」
花沢父「花子ォ…花子ォ……」
波平「この方は?」
マスオ「花沢さんのお父さんですよ。」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 22:13:57.41 ID:39haWkge0
波平「どうしてマスオくんが、花沢さんのお父さんを?」
マスオ「実は駅前で泥酔していたので連れてきたんですよ」
花沢父は既に、マスオの手によって犯し尽くされていた
もちろん…このことは誰にも話さないように口止めもされていた
波平「まあ、とにかく上がりたまえ」
マスオ「ありがとうございます」
花沢父「ヒック…ヒック…」
かおりは廃墟ビルの中で、複数の男に囲まれていた
DQN「おっ…まあまあ可愛いじゃん」
DQN2「前の奴より、楽しませてくれそうだし…」
かおり「いやっ……やめて…やめて…誰かァァァァァ!!!!!」
ビリビリッ
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/08(火) 22:21:21.55 ID:39haWkge0
カツオ「ハァハァ…やっぱり見つからないや…」
中島「どうやら、もう手遅れのようだな」
カツオ「え!?」
中島「かおりちゃんは連れ去られた…って訳さ」
ぷるるるるる
先生「はい、かもめ小学校です」
DQN「お前の大切な生徒は俺達が預かった」
DQN2「返して欲しければ、今すぐ3億円用意しろ」
DQN「3時間以内だ!それ以上を過ぎると……」
先生「ちょ、もしもし?もしもし!?」
ガチャンッ
ツーツー……
先生「何が起きたんだ……」