1 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:48:36.07 ID:lgYeSsdZ0
-某デパート-
佐々木「つるつるてかてか あしたもはれるかな〜〜♪」
キョン「……!!!!」
佐々木「だばでゅあ、じゃばだば♪」
佐々木「だばでゅあ、じゃばだば♪でゅあっ」
キョン(……とんでもないものを見てしまった)
佐々木「おおきくなったらおそ〜らに〜〜…」
2 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:51:14.60 ID:lgYeSsdZ0
キョン(なんてこった。夕飯の買い物に来たら佐々木が鼻歌でマルマルモリモリを…)
キョン(神様ありがとう、ハルヒ様ありがとう)
佐々木「あれ?おそ〜らに……えーと…」
キョン(どうやら歌詞を忘れてしまったようだ。よし、佐々木は俺に気付いていないみたいだし…)
――――――――――――――
To: 佐々木
件名: 無題
本文: 声 が 届 く か な
――――――――――――――
キョン(…送信っと)ピッ
3 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:51:53.12 ID:lgYeSsdZ0
キョン(……)ドキドキ
佐々木「おや、メールだ。……え。キョンから…?」
佐々木「な、なんだろう……突然メールなんか寄越して」ドキドキ
佐々木「えいっ、開封」ピッ
キョン「!」
4 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:52:18.59 ID:lgYeSsdZ0
佐々木「」
5 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:52:48.55 ID:lgYeSsdZ0
佐々木「―――――ッッ!!!!????////////」
キョン「っし」グッ
佐々木「」キョロ
佐々木「」キョロキョロ
佐々木(どっ、どういうことだ……近くには見当たらないけど)
佐々木「もしかしてキョンに見られていたのか?僕の醜態を…………」
キョン(バッチリ見てました)
佐々木「――――――うぁぁぁああ…///」
6 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:53:18.52 ID:lgYeSsdZ0
佐々木「うう……」カチカチ
キョン「…む。メールか」
――――――――――――――――
From: 佐々木
件名: どいいうことだい
本文: 早急に簡潔に説明したまえキョン
まさか見ていたのか?
――――――――――――――――
キョン「焦って打ち間違える佐々木かわいい」
7 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:53:45.08 ID:lgYeSsdZ0
キョン「よし、返信」ピッ
―――――――――――――――――
To: 佐々木
件名: まあ落ち着け
本文: いつまででもいっしょだよ
―――――――――――――――――
佐々木「……!?」
8 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:54:12.98 ID:lgYeSsdZ0
――――――――――――――――
From: 佐々木
件名: 君が落ち着くんだ
本文: 意味がわからないよ
一体何のつもりだいキョン、僕をからかっているのか
――――――――――――――――
キョン「……」
キョン「」ピッ
―――――――――――――――――
To: 佐々木
件名: 明日も晴れるかなぁ
本文: なし
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佐々木「キョンがおかしくなった…」
9 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:54:40.45 ID:lgYeSsdZ0
佐々木「ええい、こうなったらもう電話だ」prrr
キョン「ん、佐々木のやつ直接電話をかけてきたか…」prrr
キョン『もしもし、どちら様ですか?』
佐々木『分かってるだろう。どこから見ているんだい』
キョン『その声は佐々木か。何の話だ?』
佐々木『…ほう、どうやら君はとことん僕をからかうつもりらしいね』
キョン『何の話だ?まるもり』
佐々木『待ちたまえ』
11 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:55:57.94 ID:lgYeSsdZ0
佐々木『キョン、そういうのは君のキャラじゃない。もうやめにしよう』
キョン『……』
キョン『そうだな。悪い佐々木、少し悪ふざけが過ぎた』
佐々木『分かってくれたなら良いんだよ。とりあえず、出てきてくれないか?近くにいるんだろう』
キョン『分かった。でゅあっ』
佐々木『全然分かってないじゃないか』
12 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:56:26.21 ID:lgYeSsdZ0
キョン「よう佐々木、久しぶりだな」
佐々木「キョン……君は高校に入って少し変わってしまったね」
キョン「そんなことはないぞ?中学時代のままだ。もりもり♪」
佐々木「もしもし橘さん?突然なのだが、涼宮さんの力を移す話、今すぐ実行してくれないか。キョンを改変したい」
キョン「待て待て待て待て俺が悪かった!」
14 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:56:53.38 ID:lgYeSsdZ0
佐々木「まったく……。もう一度やったら君との付き合いを考え直すからね」
キョン「いや、本当に悪かった。なかなか見れるものじゃなかったから興奮しちまった」
佐々木「くっ、やっぱりあれを見られていたのか……数日は立ち直れそうにないよ」
キョン「すまん。声をかけようとも思ったんだが、あれを止めるのはかなり惜しくてな」
佐々木「…まあいいさ。僕に注意力が足りなかったのも一因だ」
15 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:57:37.82 ID:lgYeSsdZ0
佐々木「ところでキョン、今日は夕飯の買い出しかい?」
キョン「当たりだ。あとは会計を済ますだけだが」
佐々木「ふむふむ。その具材からすると、今日の献立はカレーかな」
キョン「今日は家に俺一人なんでな、時間かけてとことん料理してやろうってわけだ」
佐々木「それはいいね。僕もカレーはよく作るんだが、やはりじっくり作った方が断然美味しくなる」
佐々木「だけどキョン、流石に一人でカレー一鍋は多くないかい?」
キョン「そうなんだよな。まあ明日は土曜だし、不思議探索の後に長門でも呼べば――――…」
キョン「そうだ、佐々木お前今夜空いてるか?」
キョン「さっきの詫びと言ったら何なんだが、よかったら一緒に晩飯でも食べないか」
佐々木「え…」
16 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/10/27(木) 19:03:00.48 ID:lgYeSsdZ0
あとはまかせた