1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 21:42:28.47 ID:PdNgp5ll0
アン「何語だろう?読めないや。
取り敢えずジャムおじさんに渡そう。」
ジャム「なんじゃ?ノート?丁度家計簿にノートが欲しかったのじゃ」
アン「持ち主を見付けたら返してくださいね」
ジャム「はいはい。」
バタ「あらおじさん何かいてるの?」
ジャム「家計簿つけておる
そうじゃ、今日はわしがつけたから
わしの名前を書いておこう」
ジャムおじさん:竈の残り火を始末
-数秒後-
バタ「!!!!!!」
ヴぉあああああああ
ジャム「うぎゃああああああああ!!」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 21:47:50.31 ID:PdNgp5ll0
カレー「おーい!アンパンマン!!」
アン「カレーパンマンじゃないか?どうしたの?」
カレー「バタコさんに電話で呼び出された」
アン「?」
-家-
バタ「じゃむおじさん・・・・」
ちーず「わぉ〜ん(なにがなんだかわからない)」
アン「どうし・・うぉ?!」
カレー「焼き肉してたんか?」
バタ「カクカクシカジカ」
アン「突然発火ですか。」
カレー「まさかバイキンマンが?!」
ばた「そんな酷い・・じゃむおじさん限定で焼き殺すなんて・・あんまりよ・・。」
アン「取り敢えず、食パンマンも呼んだ方がよさそうだね。」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 21:52:53.39 ID:PdNgp5ll0
食「なるほど、急に竈の火で焦げた・・と。」
アン「新しい顔で・・無理かな・・・。」
カレー「・・・ジャムおじさんいないとオレらやばいんじゃね?」
ばた「ハッ!!」
アン「しまったこれが狙いだったのか?!許さないぞバイキンマン!」
-ばい菌キチ-
バイ「は〜ひふへほ〜」
どきん「あのさバイキンマン、このノートだけど・・」
バイ「ドキンちゃんの好きにすればいいんじゃない?
オレ様ちょっとUFOでジャムに特攻しかけてくるわ」
どきん「・・・切ない・・・この切ない気持ちを食パンマン様へどう
伝えたらいいのかしら・・・あ、そうだ、このノートに
思いをつづって、ためたら詩にでもしてあの方におくりましょう。」
きゅっきゅっきゅ
どきん「・・・PS 貴方のドキンちゃんより食パンマン様へ:2人は永遠に赤い糸で結ばれる」
-数十秒後-
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 22:00:00.02 ID:PdNgp5ll0
ぎゅっぎぎぎぃいい
アン「食パンマーーーっっン!!!」
かれー「食パンの身体を焼け焦げたジャムおじさんが・・・」
ばた「見てないで助けてよ!!」
チーズ「あんあん!!」
食「うっ・・・ぎっ・・・」
どさぁっ
アン「そんな一瞬で・・・。」
かれー「あまりにもあっけなさ過ぎる・・・」
パリーン!!
ばい「は〜ひふへほ〜今日こそお前らーーーーー」
あん「アァアアンパンチ・・! 許さない・・・今日と言う今日はお前を許さない!!」
バイ「ちょ・・・ガラスわったのは悪かった謝るよ・・だからーーー」
かれー「・・・・うぉおおおお!!」
バイ「ばいばい〜〜〜〜きーーん!!!」
-バイキンマンキチ-
バイ「ただ今・・・オレ様ぼろ・・・え? どっどきんちゃああああああああん!!!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 22:18:12.85 ID:PdNgp5ll0
バイ「まさか・・さっきいなかった食パンマンが・・・?!」
-家-
アン「どうして僕は・・・」
かれー「仕方が無いよ・・お前にあいつは殺せない・・。」
ばた「意気地なし!!だったらあたしが!」
かれー「やめろ・・それよりも早く2人を弔ってやらなきゃ・・」
アン「うっうう・・」
-数時間後-
カバオ「ーーーーーそして、ジャムおじさんは・・・ぼくらの大事な家族でした!」
先生「カバオ君よく・・弔辞をよめましたね。 先生・・・ううっ鼻が高いです・・・。」
バタ「帳簿に名前をみんな書いて頂いたわ・・。」
ーーーーカバオ(他、全ての村人の名前)
:数時間後の後、ジャムおじさんと食パンマン共に火葬
ちーず「わふぅん」
アン「あのノート・・・最後に・・・うっうう・・。」
かれー「もうよせよ・・今は、笑顔で見送ってやろう、な?」
ばた「失ったものが多すぎるわよ・・」
アン「ジャムおじさんの最後の遺産・・僕らが大事にします」
-数時間後-
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 22:24:16.37 ID:PdNgp5ll0
カバオ「うぉおぁああああ!!!」
先生「うぎゃああああ!!!!」
じゃむ「うぎゃああああ!!!」
食「うぁあぉおぎゃあああ!!!」
他アニマル共「ぬぉおおおおおおぎゃあぉおおお!!!」
-鳴り止まぬ悲鳴。
突如としてお棺より燃え広がった
灼熱の焔は、村をパン工場を除いて
焼き尽くし灰塵と化した。-
バイ「どきんちゃん・・オレ様まだ君が死んだなんて信じられないよ・・・
いっそオレ様も・・・・うううっうぁああん!!
そっそうだ・・オレ様の今の気持ちをあのドキンちゃんの遺品に
残しておこう・・そうすればオレ様は君を一生忘れない・・うううっ」
ーーーードキンちゃんの永遠の相棒、バイキンマンより:肉体は裂かれても
-数秒後-
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 22:32:24.97 ID:PdNgp5ll0
びちゃぁあああああ
バイ「ウッ…ぎゃああああああああああ!!!!」
-家-
ばた「どうしてなの?何なの?!」
アン「またバイキンマン・・・あいつしか考えられない!!」
かれー「帳簿に俺らの名前も書かないとな・・・みんなの名前も・・・また・・」
アン「うっうっうっ・・・」
チーズ「あぉ〜ん(なかないでアンパンマン・・。)」
ばた「火葬にはもう・・しなくて良いわね・・。」
かれー「みんなは俺らの心の中で生きてるから・・さよならは
このノートの中でだけにしよう・・・ぜ」
アン「うっうっうう・・・・僕は後で名前を書くよ・・・
2人は先に書いておいて・・・うううっ・・。」
-数時間後、彼らはコンクリートの塊となって
居間で見付かりました。僕にはもう何がなんだかわからない…。
ただ解かるのは雲隠れしたバイキンマンが
絶対に関わっていると言う事実だけです。
これを見た貴方、どうか僕のかわりにこの謎を解いて欲しい。
どうか真相を暴いてください。それだけが僕の望みです。-
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 22:38:57.57 ID:PdNgp5ll0
-旅に出てもう1週間。僕の顔は
腐敗が進みカビてきている。
でもまだいけるアイツを追い詰めるまでは
絶対に。-
-中身が出て来た。
足が重い、だが僕は負けないぞ-
-頭の中で何かが蠢いている。
何だろう 頭がイタイ。-
-イタイイタイイタイイタイ
イタイイタイイタイイタイ
イタイイタイイタイイタイ
イタイイタイイタイイタイ
イタイイタイイタイイタイ-
-なにかが出たー頭いたくない
僕はアンパンマン
?-
-げげげげげげげ-
-まえがみえない-
アンパンマン:虫に喰われません様に。
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 22:44:38.31 ID:PdNgp5ll0
-ノートは頭に巣食った虫を
書き出そうとした際に紛失。
紛失した際に文字が書かれていた
部分と白紙のページ少しが破れ
森の奥で静かに置き去られて行った-
-家-
???「ーーきて、きてーー起きて!アンパンマン朝よ!!」
アン「え?・・・ボクは一体?!」
ばた「嫌な夢でも見ていたの?うなされていたわよ?アンパンマン」
じゃむ「おぉアンパンマンや、おはよう!」
ちーず「わぁおん!」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 22:49:54.74 ID:PdNgp5ll0
かれー「よう!アンパンマン!!」
食「おはよう!」
アン「2人とも・・・生きて・・・たんだね・・みんな・・。」
ぐちゃ・・・びちゃ・・・ぼちゃ・・・ん
-夢で見た死に方で
再び彼らは死んで行く。
死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死んで行く。-
アン「やめ・・やめろ!やめろぉおお!!こんな夢早く醒めーーーー」
???「るわきゃぁねーだろぉーっがぁああ、ギャハハハハ!!!」
アン「?!」
???「ようこそわらわのお茶会に、わが名はベアトリーチェ。黄金の魔女よ。
そなた等は黄金卿に招かれ昇華されたのじゃ・・くくくっ
アンパンマンとやら、おぬし以外はな・・。」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 22:56:05.91 ID:PdNgp5ll0
アン「何言ってーーー」
ベアト「そなたのみが真実を知らぬ。
何度も何度も同じ記憶を繰り返し
そして失った結果がその腐った顔じゃ」
アン「ひっ・・・イタイイタイイタイイタイ・・・ああ!!」
ベアト「まだ痒いか…ギャハハハ!!
しかし最後のチャンスを与えようぞ
お主が真実に辿り着く最後のチャンスよ・・ぉ」
アン「・・・・最後?」
ベアト「拾う神から見放された哀れなパンくずによぉお〜ギャハハハハ!!」
アン「解かった・・受けて立とうベアトリーチェ・・!!」
ベアト「では問題を授けようぞ。お主はーーーー」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 22:59:45.08 ID:PdNgp5ll0
->>24-
アン「うっうっうっ・・・」
チーズ「あぉ〜ん(なかないでアンパンマン・・。)」
ばた「火葬にはもう・・しなくて良いわね・・。」
かれー「みんなは俺らの心の中で生きてるから・・さよならは
このノートの中でだけにしよう・・・ぜ」
アン「うっうっうう・・・・僕は後で名前を書くよ・・・
2人は先に書いておいて・・・うううっ・・。」
ばた「駄目・・みんな一緒に・・ね・・?
チーズも・・ね・・。」
バタ子
カレーパンマン
チーズ
-皆と永遠に-
かれー「ほらアンパンマン、お前の番だ。」
-アンパンマン:永遠にみんなの死を認めない-
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 23:08:49.10 ID:PdNgp5ll0
アン「僕は…」
ベアト「思い出したか・・・くれたのね?アンパンマン。」
アン「君は・・ばっ・・バタ子さん?!」
バタ「遅いわよ・・もうみんな待ってるわよ?
どれだけ皆を待たせるのよ!
アンパンマン・・バイキンマンもライバルがいなくて
文句いってるわよ!!」
アン「・・もう・・もう絶対、拾ったものは交番にちゃんと
届けてむやみやたらに人に預けたりしないよ!!」
バタ「それで良いのよアンパンマン!!!」
アン「みんなもボクみたいにならないように
教訓として覚えておくんだ。
物を拾ったらちゃんと交番に届けよう!!
それじゃあまた次の世界でね!!
ばいばーい!!!」
-こうして皆は光の中に消えて行きました。-
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 23:13:56.83 ID:PdNgp5ll0
ホラーマン「計画通り。」
リューク「ひでーなお前。
脳みそがイチゴジャムとか餡子に
わざとあんなもんやったら馬鹿だから理解出来ねーだろ。」
レム「死神が死神に使役されるとはな・・。
でミサを助ける条件本当だろうな?」
ホラーマン「あいあいさー。
月はリュークが魂を所持してるから無理だけど。
大王に渡す前にくすねたからここにありますよ。」
リューク「ライトは復活なんざ、させねーぞ。」
レム「ミサのお腹には子供がいた。
彼女の子供として転生させる約束だっただろ。」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/24(月) 23:19:51.67 ID:PdNgp5ll0
リューク「面白ッてまたなるかな?」
レム「さぁね。私は知らないよ。ではまた地上で。」
リューク「・・・リンゴないか?」
ホラーマン「・・はいです。
(この世界にはキャラクターが増え続けてしまいました。パンク寸前でした。
わたしも一因ですが・・・これではもう処理仕切れません。
作者も死にそうだ・・ならば初期のメンバーだけを
殺し別世界に送り、そこで1からやり直せば良いと考えたのです。)」
-ホラーマン:眠るように死ぬ。-
ホラーマン「これで再放送でも楽しく見る事が出来る・・はずクフゥ・・。」
〜これからもアンパンマンはずっと続きます〜Fin