1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[日付変わったぞ!寝ろ!] 投稿日:2011/10/19(水) 00:43:13.42 ID:cAcHZnmE0
キョン「なんだよ、薮から棒な」
ハルヒ「だってあんた、毎週私達に奢っていながらいつも涼しい顔じゃない」
キョン「そんな訳ないだろ…」
キョン「てか、高校生になって流石に小遣いなんて貰わねーよ」
ハルヒ「えっ?」
キョン「親に悪いだろ、学費だって出して貰ってるのに」
ハルヒ「えー、あー、そ、そうよね?」
キョン「?」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 00:47:58.13 ID:cAcHZnmE0
ハルヒ「じゃ、じゃあバイトしてるんだ?」
キョン「ん…まぁな」
ハルヒ「ふぅん」
ハルヒ「面白そうだから今度お客として行ってあげるわ。どこでバイトしてるのよ?」
キョン「絶対教えない」
ハルヒ「どうせ飲食店の厨房か何かでしょ?」
キョン「ノーコメント、だ」
長門「………」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 00:52:26.26 ID:cAcHZnmE0
――――
―――
――
*解散後
ハルヒ(結局勤め先は聞けなかった…)
ハルヒ(キョンの癖に生意気だわ。こうなったら何がなんでも見つけ出してからかってやるんだから!)
ハルヒ(――――と、いう意気込みでキョンを尾行してみたけど………)
*長門のマンション
ハルヒ(何でか有希の家に入ってっちゃった…)
ハルヒ(……今日は二人ともろくに会話してなかったはずなのに)
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 00:57:37.86 ID:cAcHZnmE0
*ハルヒは長門の家の出入り口を遠目から眺めている
ハルヒ(………出てこない。何やってるんだろ、キョン)
ハルヒ(まさか二人で―――って、ないか)
ハルヒ(…………ないよね?)
ハルヒ(…………)
ハルヒ(う〜〜、気になる……)
<ガチャッ
ハルヒ(キョン!?)
*キョンに似た雰囲気の、北高の制服を着たポニーテールの少女が、長門の部屋から出てきた。
ハルヒ(………あれ、なんか似てるけど、違う…)
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:01:00.97 ID:cAcHZnmE0
*それから数時間後の深夜
ハルヒ(………こんな時間になっても、結局キョンは出てこなかった)
ハルヒ(………補導されてもつまらないし、今日は帰ろう)
ハルヒ(………)
ハルヒ(てか、私ストーカーみたいよね)
ハルヒ(あー、自己嫌悪………)
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:06:03.13 ID:cAcHZnmE0
*翌日、学校
ハルヒ「……はよ」
キョン「うーす………」フラフラ
ハルヒ「何よ、随分調子悪そうじゃない」
キョン「あー………昨日、バイトだったんだ」
ハルヒ「ふぅん………」
ハルヒ(ずっと有希の家にいたくせに)
ハルヒ(……とは言わないでおこう)
ハルヒ「ねぇ」
キョン「ぅん?」
ハルヒ「そのバイト、大丈夫なの?」
キョン「…………微妙」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:09:11.11 ID:cAcHZnmE0
ハルヒ「ちょっ!あんた、本当に何やってんのよ!」
キョン「いや、危険性とかって意味で言うとこの上ないくらい安全なバイトなんだが…」
キョン「しかしまぁ、なんつーか………あー、ま、大丈夫だ」
ハルヒ「はぁ?」
キョン「心配すんなって事。俺の身の安全の話でいえば、本当に大丈夫なんだって」
ハルヒ「………」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:11:03.25 ID:cAcHZnmE0
ハルヒ「で、結局教えてはくれない訳?」
キョン「あぁ、すまん」
キョン「事情があってさ、いろいろと」
ハルヒ「…………」
ハルヒ(この上なく怪しい…)
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:16:02.67 ID:cAcHZnmE0
*それからしばらく、キョンが真っ直ぐ帰宅しない日に限ってハルヒはキョンを尾行し続けたが、どの日も長門の家に行った後出て来る事はなかった。
*ただ、前述したポニーテールの少女だけは、どの日も長門の家から出掛けて行った。
*決まって、キョンが長門の家に消えて行った後だった。
*そしてどういう訳か、夜遅くまでハルヒが張り込もうとすると、必ずといっていい程警官がパトロールに現れ、ハルヒは張り込みを断念し続けなければならなかった。
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:21:16.35 ID:cAcHZnmE0
*十日後くらい
ハルヒ「………」
ハルヒ(昨日も、一昨日も、そのずっと前も、キョンが有希の家に行った後、あのポニーテールが出てきた)
ハルヒ(今まではキョンが有希の部屋から出て来るのを待っていたけど…)
ハルヒ(そもそも、キョンは私が見張っている間、本当にあの家から出ていないのか?)
ハルヒ(実は私が見張っている最中に、キョンはもう出ていっているのでは?)
ハルヒ「…………」
ハルヒ(今ある情報で何かあるとすれば―――)
ハルヒ「ポニーテール………か」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:27:12.19 ID:cAcHZnmE0
キョン「………」
キョン(古泉達機関からの情報だと、最近ずっとハルヒは俺を尾行しているらしい)
キョン(正直、奴がそこまで熱心になるとは思っていなかったので、今の状況は割と悪い)
キョン(とはいえ、今のタイミングでバイトをやめる訳にはいかないのだ)
キョン(先日、ようやく掴んだ上客を逃さない為にも…)
キョン(―――ああ、そうだ。結論から言うと、俺は【売春】をしている)
キョン(それも、『女として』だ)
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:32:10.58 ID:cAcHZnmE0
キョン(何故こんな事になったかというと……まぁ、発端なんてどこからか解らないのだが……)
キョン(親父とお袋が借金残して蒸発しちまったとか、事情はいろいろとあるが…)
キョン(端的に言って、金の為だ)
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:36:39.50 ID:cAcHZnmE0
やべ、シリアスになりそうだったから書き直す
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:43:21.86 ID:cAcHZnmE0
キョン(本当は機関からの援助の話もあった)
キョン(そのツテで、弁護士に相談する事も出来ただろう)
キョン(………ただ、今までの妹との生活を変えたくないという想いと、俺の取るに足らないプライドとが邪魔をして……)
キョン(結局、見計らったかのように復活した朝倉涼子の提案に乗ってしまったのだ)
キョン(情報改変を用いた人体の女性化を行い、機関からの最低限のバックアップを得た売春行為という、何ともイカレ腐った提案に)
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:49:31.75 ID:cAcHZnmE0
*長門の家
キョン「邪魔するぞ」
朝倉「ふふ…、いらっしゃい、キョン君」
キョン「………」
朝倉「そんなに睨まないでよ、興奮しちゃうでしょ?」クスクス
キョン「………チッ」
朝倉「おー怖い」
朝倉「今にも犯されちゃいそうだし、さっさと始めましょうか?」
*キョンの視界がグニャリと歪む。
*立っていられなくなりしゃがみ込んだキョンに、朝倉の愉快そうな言葉が降り注いだ。
朝倉「今日もたっぷり犯されてきてね?キョン子ちゃん」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:52:44.10 ID:cAcHZnmE0
寝落ちするまでこのスレで続けるよ!
個人的にはもっとエロエロなの書きたいので、シリアスシーンぶっちするよ!
本当は回想で古泉と真面目に相談してたけど、>>53の形に縮小したりしたんだよ!
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01:57:49.71 ID:cAcHZnmE0
*ハルヒSide
*キョン子が長門の部屋から出ていく。
ハルヒ「………またあの子」
ハルヒ「キョンはきっと、今日も出て来ないんだろうな…」
ハルヒ「………」
ハルヒ「よし、今日はあのポニーテールを追ってみましょう!」
ハルヒ「………」
ハルヒ「ストーカー…」
ハルヒ「じゃなくて!私は役柄探偵って事で!」
ハルヒ(…………てか、誰に言い訳してんだろ、私)
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 02:03:45.44 ID:cAcHZnmE0
*キョンの回想
キョン「…観察実験?」
朝倉「えぇ、そう」
朝倉「身体は女、心は男という人間っているでしょ?」
朝倉「あれを物理的に作り出したらどうなるか、興味ない?」
キョン「ないね、そんなのは」
朝倉「ま、無くてもいいけど」
朝倉「で?やるの?やらないの?」
キョン「………メリットは、完全な身の安全と、借金の利息の抹消、か」
朝倉「悪くないでしょ?」
キョン「…………」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 02:14:37.52 ID:cAcHZnmE0
*今
キョン子(で、結局話に乗ってしまった訳なんだが…)
*女の体になったキョン子は、薄汚い肥満の男性と街を歩いていた。
キョン子「………最悪だ」
男「フヒッwwwど、どうしたのかな?キョン子ちゃぁんwww」
キョン子「…なんでもないです」
*男はキョン子と腕を組み、お互いの手の指を絡ませ合う、所謂恋人繋ぎで道を歩いていた。
*何の嫌がらせか、見てくれは可愛いと言える身体となったキョン子は、男とのルックスのギャップもあって道行く人達にかなり注目されていた。
*突き刺さる奇異の視線に身を強張らせると、男は自分にしがみついてきたのと誤解し、気味の悪い笑みを深くした。
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 02:20:27.33 ID:cAcHZnmE0
男「ま、先ずはあそこに行こうか?」
*男は一軒のカラオケボックスを指差した。
男「今日もアレ、頼むよwww」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 02:32:06.99 ID:cAcHZnmE0
*カラオケの個室に入る。
*キョン子は男の指示で服を脱いでいった。
*といっても、キョン子が着ていたのは制服の上下だけで、他の下着等はとっくに男の所有物にされていたのだが。
男「グフフwwwテラテラと濡れ光っちゃって、そんなに楽しみだったwww?」
*男は単なる生理現象に気をよくし、キョン子の女性器にささっている器具を無茶苦茶に動かした。
キョン子「あっ!んっ…」
*キョン子の身体が勝手に反応し、男が更に気をよくする。
*ならばと男は一層激しく攻め立て、キョン子がぐったりとするまで乱暴にし続けた。
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 02:32:39.68 ID:cAcHZnmE0
もうダメ
ぬるぽ