カツオ「ハンター試験?」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:のび太「電脳世界?」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 07:48:59.78 ID:0t1D9hPPO

波平「左様」

サザエ「あら、いいじゃない!」

カツオ「えぇ、僕には向いてないよぉ」

マスオ「んんぅー実は僕も昔はハンターを目指してたんだよカツオ君!」

サザエ「えぇ!?そうだったのアナタ?」

マスオ「んふふ、黙っててごめんよー」

カツオ「マスオ兄さんも目指してたのかぁ…僕、受けてみようかな」

カツオ「ハンター試験…」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 07:55:47.91 ID:0t1D9hPPO

出発の日

カツオ「というわけで、ハンター試験うけてくるよ僕」

中島「磯野ならきっと受かるよ、磯野ーまた野球しようぜー」

カツオ「中島…」ウルウル

中島「…辛いことがあったら直ぐに帰ってこい」

カツオ「へへ…簡単には、帰れないよ」

中島「お前はそういう男だもんな」

カツオ「…じゃあな」

中島「おう」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 08:07:49.31 ID:0t1D9hPPO

――――こうして磯野家特有の悪のりによってカツオの旅が始まった

「俺は海賊王になる!」ドン!

船長の一人言がカツオの耳にいつまでも残っていた

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 08:13:42.22 ID:0t1D9hPPO

ピカッ!

サンジ「ルフィー!船底から浸水してるぞ!」

ルフィー「宴だーーーーーー!!」

チョッパー「取り舵一杯!!飛ぶぞつかまれ」



チョッパー「ふぅーー…まぁまぁの波だったな」

ロビン「あなた立派だったわよ」

チョッパー「やめろよー!このやろー!」ニヨニヨ

ロビン「ふふ…」

ウソップ「おいおい今年の客もほとんど全滅だぜー」

ゾロ「情けねェ連中だぜ、こんなんでハンター資格をとろうってんだから笑わせやがる」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 08:21:03.39 ID:0t1D9hPPO

ドタドタ

ゴン「ほい水だよ」

クラピカ「zZZ…」

レオリオ「グシシ…」

カツオ「いい波だったなー!」

サンジ「ふふん、今年はちっとは骨のありそうな奴がいるようだな」

鳥〈クケ 鳥〈ケ 鳥〈クサ

チョッパー「二時間ほど体を休めよう」

ナミ「これからが本番よ…」


ウソップ「どーした小僧?今ごろ船酔いか?」

ゴン「もっとでっかい嵐が来るね」

ウソップ「え、おまままままマジか!?というかなんでわかるんだ!?」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 08:28:59.76 ID:0t1D9hPPO

ウソップ「小僧!鳥言語がわかるのか!?」

ゴン「全部じゃないけど…」

ウソップ(こいつやべーーー!)

ウソップ「そ、そうかそうか!ん?そこの坊主はなにしてんだ?」

カツオ「…」

ウソップ「おい!」

カツオ「zZZ…」

ウソップ「なんでたちながら寝てんだよ…」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 08:33:56.33 ID:0t1D9hPPO


スピーカー《これからさっきの倍近い嵐の中を航行するわ》

《命が惜しい人は今すぐ救命ボートで近くの島まで引き返しなさい》

うわぁぁぁぁ!

ビュオオォォ…

ギィィ ギィィ

ウソップ「結局、残ったのはこの四人か、名を聞こう!」

レオリオ「オレはレオリオという者だ」

ゴン「オレはゴン!」

クラピカ「私の名はクラピカ」

カツオ「磯野カツオです!よろしくお願いします!」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 08:42:57.21 ID:0t1D9hPPO

ウソップ「お前らなぜハンターになりたいんだ?」

レオリオ「?おい、えらそーに聞くもんじゃねーぜ、面接官でもあるまいし」

ウソップ「おぉ…それもそうだな」

ゴン「オレは親父が魅せられた仕事がどんなものかやってみたくなったんだ」

レオリオ「おい待てガキ!!勝手に答えるもんじゃねーぜ、協調性のねー奴だな」

ゴン「いいじゃん理由を話すくらい」

レオリオ「いーやダメだね、オレはイヤなことは決闘してでもやらねェ」

カツオ「まぁまぁ!」

ゴン「君はどんな理由なの?」

カツオ(よく考えてみたら僕の理由なんて下らなさすぎるよ…えーっと…えーーっと…)

カツオ「緋の目…」

クラピカ「!?」

ゴン「緋の目?」

カツオ(あわわ…適当なこといっちゃったよ…)

カツオ「く、クルタ族が狙われた理由だよ!緋の目っていうのはクルタ種族固有の特質を示していて、感情が激しく昂ると瞳が燃えるような深い緋色になるんだ!」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 08:48:58.52 ID:0t1D9hPPO

カツオ「そ、その状態で死ぬと緋色は褪せることなく瞳に刻まれたままになるんだ!この緋の輝きは世界7大美色の1つに数えられているほどなんだ!」

ゴン「へぇ、そうなんだ」

クラピカ「…!?」

レオリオ「で、なんでハンターになろうと思ったんだ?」

カツオ「あぁ!げ、幻影旅団に襲われたんだ!うち捨てられた同胞の亡骸からは1つ残らず目が奪い去られてて…今でも彼らの暗い瞳が語りかけてくる゛無念だ゛と…幻影旅団を必ず捕らえてみせる!!仲間達の目も全て取り戻す!!」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 08:54:58.34 ID:0t1D9hPPO

カツオ「そんな感じかな…」

レオリオ「お前は?」

クラピカ「…私か?か、金だよ、金さえあれば何でも手にはいるからな、でかい家、いい車、うまい酒…」

レオリオ「!?」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 08:58:29.69 ID:0t1D9hPPO

ゴン「へぇ〜」

カツオ「レオリオさんは?」

レオリオ「お、オレはあれだよ!ノリと勢いに任せてなんとなくここまできた!それだけ!」

カツオ「!?」

ゴン「へぇ、そうなんだ」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 09:07:06.56 ID:0t1D9hPPO

クラピカ「…」

カツオ「…」

レオリオ「…」

「ぎゃっあう!!」

グラァア

「サンジ!!」

ウソップ、ゴン「!!」

クラピカ、カツオ、レオリオ「…」

ゴン「!!」

ボチャン!

ウソップ「サンジーーゴーーーーン!」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 09:17:18.59 ID:0t1D9hPPO

ゴンは見つからなかった…父さんに会えるといいな…

ドーレ港

レオリオ「すげェ人だな」

クラピカ「…恐らく彼等のほとんどが我々と同じ目的なのだな」

カツオ「ウソップさん!いろいろありがとう!お元気で!」

ウソップ「おう達者でな、最後に俺からアドバイスだ」

カツオ「?」

ウソップ「あの山の一本杉を目指せ、それが試験会場にたどりつく近道だ」

カツオ「わかったありがとう!」

ウソップ「安心しな波平、お前の息子はいい子に育ってる」

謎の人物「…」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 09:26:20.51 ID:0t1D9hPPO


レオリオ「そりゃおかしいぜ、見ろよ会場があるザバン地区は地図にもちゃんと乗ってるでかい都市だぜ」

「わざわざ反対方向の山にいかなくてもザバン直行便のバスが出てるぜ、近道どころかヘタすりゃむだ足だぜ」

クラピカ「彼の勘違いではないのか?」

カツオ「とりあえず僕はいってみるよ、山があると登りたくなる性分でもあるしね」

レオリオ「カツオよ、お前少し自分の名前に見合った発言をした方がいいぜ、オレはバスか泳いでいくことをすすめるね」

カツオ「じゃ」

ス…

レオリオ「!おいクラピカ」

クラピカ「船長の言葉…というよりもカツオの行動に興味があるね、しばらく彼につき合ってみるさ」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/10(月) 09:55:55.50 ID:0t1D9hPPO

眠いから誰か適当にかいてください
コツはサザエさんの狂気を混ぜ込むことです



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