1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 06:44:29.98 ID:YGVhXnlo0
カヲル「たまにはリリンの♀でも弄くって遊ぼうかな」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 06:55:37.61 ID:YGVhXnlo0
ネルフ〜
カヲル「やあ、こんにちは惣流さん。ちょうど良かった」
アスカ「は? なによフィフィス。シンジならあっちで…」
カヲル「今日はシンジ君じゃなく、君に用があるんだ」
アスカ「ふぅん…珍しいわね。何?」
カヲル「ちょっとした相談事さ。場所を変えてもいいかな?」
アスカ「いいけど、手早く済ませなさいよ」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 07:07:27.56 ID:YGVhXnlo0
カヲル「ここら辺でいいかな」
アスカ「あんたが私に相談ねえ…普段、ろくに話しかけもしないくせに」
カヲル「すまないね。シンジ君には無理なお願いだから」
アスカ「?」
カヲル「実は、僕に女性のことを学ばせて欲しいんだ」
アスカ「はあ??」
カヲル「失礼」
アスカ「きゃっ!? ちょ、ちょっと、なにすんのよこの……ん、んんっ!??」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 07:29:49.26 ID:YGVhXnlo0
アスカ「ん〜っ!!」ジタバタ
アスカ(ななな、何すんのよこのど変態!!!)
カヲル「ん…」
アスカ「ぷは、このぉ!!」
カヲル「おっと。危ないな、暴れないで」
アスカ「いっ! いきなりキスしといて、なに言ってんのよっっ」
カヲル「お願いだよ、『アスカ』」
アスカ「!」ドキッ
カヲル「……」
アスカ「き、、、気安く名前呼んでんじゃ」
アスカ(うぅ…なんて目で見んのよ、こいつ)
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 07:31:12.12 ID:YGVhXnlo0
カヲル「じっとしていて」
アスカ「あ……! ヤ…ぃやぁ…」
アスカ(また近づいてくる。避けないと……)
カヲル「…」
アスカ(キレイな顔…)
アスカ「ん、んん」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 07:45:53.56 ID:YGVhXnlo0
シンジ「あ、カヲル君。アスカ見なかった?」
カヲル「惣流さんなら…向こうのベンチに座ってたよ」
シンジ「ありがとう」
テクテクテク
シンジ「アスカ。僕のほうの調整も全部終わったよ。帰ろう」
アスカ「…ハァ」
シンジ「アスカ?」
アスカ「えっ。あ、シ、シンジ!? なによ突然、脅かさないでよ」
シンジ「脅かすって……普通に歩いてきたんだけど」
アスカ「そ、そう」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 07:46:23.31 ID:YGVhXnlo0
シンジ「どしたの、ぼーっとして。疲れた?」
アスカ「そんなわけないでしょ! こ、この私が。なんともないわよ!」
シンジ「なにムキになってんだよ。終わったから帰ろうってば」
アスカ「あ…そうね。さっさと行きましょ」
シンジ「???」
カヲル(さて……リリンの♀はどう反応するのかな)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 07:57:03.64 ID:YGVhXnlo0
家〜
ミサト「おやすみなさぁい」
アスカ「ふん。おやすみ」
パタン
ドサッ
アスカ(今日は不覚だったわ…あんな男に)
アスカ(ちょぉ〜っと顔がいいからって調子に乗って、あいつ…)
アスカ(明日会ったら、問答無用でぶん殴ってやる!)
アスカ(明日会ったら…)
アスカ「……ハァ」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 08:08:29.29 ID:YGVhXnlo0
ミサト「シンちゃんももう寝たら?」
シンジ「あとちょっと…台所キレイにしてから寝ます」
ミサト「うう、いつもすまないわねえ」
シンジ「ミサトさんに任せるよりマシですから」
アスカ「…ハァ、ハァ」クチュクチュ
アスカ(あ、あ、どうして私、こんな……っ)
アスカ「ん、ハァ、ハァ」クチュチュッ
アスカ(熱い…カラダ、熱くて、とまんない…!)
『アスカ』
アスカ(なんで、あんなヤツの声、、、思い出して…)
アスカ「いや、ぁ、んぁ、ハァ、ぁぁ―――っ!」
アスカ「〜〜〜!!!」ビククッ
アスカ(イ……ちゃ、った……私)
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 08:18:57.01 ID:YGVhXnlo0
学校〜
アスカ(殴ってやる殴ってやる殴ってやる殴ってやる)
ヒカリ「ア、アスカ? どうしたの? 怖い顔して」
アスカ「え。そ、そぅお? フツーよフツー」
カヲル「お早う」
アスカ「!」ビクッ
ヒカリ「あ、おはよう。渚君」
アスカ「あ…フィ、フィフス」
カヲル「あれ、『惣流さん』は挨拶を返してはくれないのかい?」
アスカ「え……ぁ、えっと…」
ヒカリ「ダメよアスカ、挨拶はちゃんと…って。どうかしたの?」
カヲル「顔が真っ赤だよ」
アスカ「///」
ヒカリ「???」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 08:27:27.56 ID:YGVhXnlo0
カヲル「ところで洞木さん。始業までまだ時間があるし、少しいいかな」
ヒカリ「なに?」
カヲル「学校のことで聞きたいことがあってね。僕はまだ、転校してきて間もないから」
ヒカリ「あ、うん。何でも聞いて」
カヲル「向こうにあった貼り紙のことなんだけど―――」
アスカ「…」
カヲル「ちょっと、掲示板のところまで一緒に来てくれないかな。見ながら質問するよ」
ヒカリ「分かった。アスカ、また後でね」
カヲル「それじゃね、惣流さん」
アスカ「あ…」
テクテクテク
アスカ(な、なによあいつ…昨日はいきなりあんな事しといて…)
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 08:45:34.17 ID:YGVhXnlo0
テクテクテク
ヒカリ「渚君、どこまで行くの? 掲示板ってさっきのじゃ…?」
カヲル「ゴメンね洞木さん。本当の用件は別にあるんだ」
ヒカリ「え?」
カヲル「人のいないところで聞いて欲しくてね―――ここなら大丈夫かな」
ヒカリ「な、なに?」
カヲル「……ふっ」
ヒカリ「……」
カヲル「洞木さん」
ヒカリ「う、うん」ドキドキ
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 08:54:22.90 ID:YGVhXnlo0
カヲル「…」ジー
ヒカリ「あ…」ドキドキドキ
カヲル「君は、鈴原くんの事が好きなのかい?」
ヒカリ「!?」
カヲル「どうして?って顔をしているね。見ていれば分かるさ」
ヒカリ「そ、それは、えっと……ご、誤解よ! 私あんなやつ」
カヲル「嘘をつかなくてもいいよ。大丈夫。誰かに話したりはしない」
ヒカリ「……皆には黙っててね?」
カヲル「もちろん。ただ」
ヒカリ「ただ、なに…? あっ!?」
ぎゅぅ
ヒカリ「!! な、、、なぎさ君、、、、???」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 09:00:16.53 ID:YGVhXnlo0
カヲル「ただ―――」
ヒカリ「ぁっ」
ヒカリ(み、耳元で…)
カヲル「僕のことも、少しだけ気にして欲しいな」
ヒカリ「え、あ…っ、え?」
カヲル「…お願いだよ」
ぎゅぅ
ヒカリ「んっ」
カヲル「そろそろ先生が来てしまうね。戻ろうか」
ヒカリ「あ……うん」ポーッ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 09:17:49.26 ID:YGVhXnlo0
ほーかご
シンジ「カヲル君! たまには一緒に帰らない?」
カヲル「そうだね―――」チラッ
アスカ「っ」ドキ
カヲル「いや、遠慮しておくよ。僕が一緒だと惣流さんが嫌がるだろうから」
シンジ「パイロット仲間だし、それじゃダメだと思うけど…ねえアスカ、たまにはいいよね?」
アスカ「わ、私は……」
カヲル「…」
アスカ「イ、イヤに決まってるじゃない! ほらさっさと帰るわよバカシンジっ」
シンジ「ちぇ、なんだよ。ごめんカヲル君、また今度」
カヲル「ああ、気にしないで。じゃあねシンジ君」
アスカ「ふんっ」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 09:20:56.48 ID:YGVhXnlo0
カヲル「さて―――」
テクテクテク
レイ「…」
カヲル「…」
テクテクテク
レイ「…」
カヲル「…」
レイ「……どこまで付いてくるつもり?」
カヲル「君の家までさ」
レイ「どうして?」
カヲル「着いてから話すよ。気にするかい?」
レイ「別に。構わないわ」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 09:36:57.39 ID:YGVhXnlo0
レイの部屋〜
カヲル「綾波レイ…いや、リリス。君は気づいてるだろうけど、僕はリリンとは違う」
レイ「…」
カヲル「だから今、リリンの世界で生きていくために、リリンの女性について勉強しているんだ」
レイ「…」
カヲル「信じてくれるかい?」
レイ「興味ないわ」
カヲル「つれないね。でも僕としては、同じくリリンと異なる生命体である君に、頼みごとをしたい」
レイ「なに?」
カヲル「性行為の練習台になってくれないかな? 一度だけでいいから」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 09:51:04.72 ID:YGVhXnlo0
カヲル「僕らの肉体そのものは、リリンと大きな違いがあるわけじゃない。だから…」
レイ「嫌」
カヲル「……性行為が上手なほうが、シンジ君を気持ちよくしてあげられるよ」
レイ「っ」ピク
カヲル「君はおそらく、性的な知識は学校の授業でしか知らない」
レイ「ええ」
カヲル「リリス……レイ。それではシンジ君を悦ばせてあげられないよ」
レイ「…本当に?」
カヲル「シンジ君に関することで、僕が嘘を言うと思うかい?」
レイ「…」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 09:51:29.11 ID:YGVhXnlo0
カヲル「だから僕が教えてあげる。リリンの快楽をね」
レイ「実験では無かったの?」
カヲル「どれだけの快楽を与えられるか、得られるかの実験さ」
レイ「……」
カヲル「いいね? 僕は僕のため、君はシンジ君のために」
レイ「…」コク
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/09(日) 09:56:03.33 ID:YGVhXnlo0
ミサトの家〜
シンジ「あれ? アスカ。どこ行くの?」
アスカ「…」
シンジ「アスカ?」
アスカ「うっさいわね。ちょ、ちょっと友達のところに出かけてくるだけよ」
シンジ「あんまり遅くなっちゃダメだよ? 暗くなっても、僕、迎えに行けないかも知れないし」
アスカ「ガードがつくから大丈夫よ、バァカ」
シンジ「いってらっしゃい」
アスカ「…いってきます」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/10/09(日) 10:02:37.91 ID:YGVhXnlo0
休憩