1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 16:32:15.15 ID:CrxI3oIU0
サザエ「あら、洗濯干したままだわ」
フネ「夕方から核の雨が降って来るよ。早いとこ取り出さないと。」
タラ「核ってなんですかぁ?」
カツオ「何だかわくわくしてきたや!」
ワカメ「ねぇ、いつ落ちてくるの?」
波平「ブワッカモーーーーーーン!!!!!!!」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 16:37:50.59 ID:CrxI3oIU0
波平「何も北朝鮮が攻めてくる訳ではなかろう」
カツオ「どういう意味?」
フネ「今日の夕方に金正日様が家を訪問してくださるのよ」
タラ「すごいですぅ!」
マスオ「そ、それじゃあ…言葉を間違えたら全員処刑も有り得ますね…」
サザエ「もちろんよ。だから全員敬語でキム様を敬うのよ」
ワカメ「でも、どうして私達の家に?」
波平「キム様は幼少の頃からサザエさんの熱狂的なファンでな」
カツオ「それで僕達の家に遊びに来るんだね!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 16:43:19.42 ID:CrxI3oIU0
波平「要は我々がキム様を傷つけることをしなければ、北朝鮮と仲良くなれるという訳だ」
マスオ「それにしても…僕達に日本の運命を託されるなんてすごいですね…」
フネ「それだけ、期待されてるのよ」
カツオ「姉さん!今日はとびっきりのご馳走を用意してよね!」
サザエ「カツオォ!あんたは、宿題を済ませてきなさい!」
カツオ「チェッ…」
ワカメ「お兄ちゃんっていっつもそうなんだから」
カツオ「うるさいなぁ!」
フネ「それじゃ、あたしは買い出しに行ってくるよ」
波平「母さんや…ステルス爆撃機に気をつけて行きなさい」
フネ「分かってます」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 16:48:29.92 ID:CrxI3oIU0
カツオ「僕は中島達に自慢してくるよ!」
サザエ「こら、カツオ待ちなさい!!」
ワカメ「お兄ちゃん逃げたわ」
タラ「どうしようもない奴ですぅ」
タッタッタ
中島「お、磯野ォ!」
カツオ「よう中島!」
中島「そんなに慌ててどうしたんだよ?」
カツオ「姉さんから逃げてたんだ」
中島「またサザエさんに追っかけられてたのかよ〜」
カツオ「それより聞いてよ!今日、僕の家に金正日が来るんだ!」
中島「キムチ?」
カツオ「すごいだろ?僕の家はキム様のお気に入りって訳だよ!!」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 16:53:15.68 ID:CrxI3oIU0
/夕方
フネ「ただいま」
サザエ「おかえんなさ〜い」
波平「あと5分だな」
ワカメ「いよいよキム様が来るのね!」
タラ「トランプするですぅ」
マスオ「タラちゃん…キム様はトランプなんてしないよ…」
ぶろろろろん
サザエ「あら、車の音だわ」
波平「キム様がおいでなさった」
フネ「外に出て待ってましょう」
タッタッタ
金正日(ここが、磯野家…)
護衛「キムやん。ここが磯野家です。」
金正日「ご苦労」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 16:58:36.90 ID:CrxI3oIU0
ガラガラッ
フネ「キム様」
波平「ようこそ」
サザエ「磯野家」
マスオ「へ」
金正日「パチパチッ」
カツオ「あぁ!キム様が笑顔で拍手してくれてる!」
ワカメ「キムスマイルね!」
マスオ(軽トラで来てる……)
金正日「最高のお出迎えアリガトウございます」
護衛「では、私は外で待たせてもらいます」
波平「ささっ…キム様、中へどうぞ」
金正日「うむ」
金正日の好感度が100まで行けばクリア
現在、磯野家に対する好感度5
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:03:03.52 ID:CrxI3oIU0
サザエ「カツオォ!キム様の靴を綺麗に並べておいて!」
カツオ「任せてよ姉さん!」
金正日(素晴らしい…)
金正日の好感度が3上がった
フネ「キム様、もうすぐで夕飯が出来ますので」
金正日「日本食は美味しいと聞いている」
波平「もちろんですとも!」
サザエ「マスオさん、任せたわ」
マスオ「えぇ!?もしかして僕に無茶を振りをしてキム様に嫌われようってのかい!?」
サザエ「違うわよ!キム様を部屋にお連れして!」
マスオ「あ、ああ…カツオ君達の部屋にだね」
タラ「トランプですぅ」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:07:48.71 ID:CrxI3oIU0
/カツオとワカメ部屋
マスオ「ささっ、座ってください」
金正日「うむ」
タラ「トランプするですぅ!」
マスオ「えぇ!?この状況に置かれながらもまだそんなことが言えるのかい!?」
マスオさんはこの日ばかりは心を鬼にして
タラちゃんの頭を叩いた
バチンッ
タラ「ふぇぇぇぇん!!」
マスオ「サザエ…タラちゃんの面倒は任せるよ」
サザエ「分かったわ。」
カツオ「す、すいません…キム様」
金正日「UNOがしたい」
マスオ(カードゲームしたいのかよ…)
ワカメ「じゃあ皆でUNOしましょ!」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:12:57.31 ID:CrxI3oIU0
ワカメ、マスオ、カツオ、金正日の順番
ワカメ「5枚ずつ配ったわ」
カツオ「えーっと、最初は緑の5だね!」
マスオ「キム様…同じ色か同じ数字なら出せますよ」
金正日「うむ」
ワカメ「私は緑の8!」
マスオ「僕のターンだね」(ここはキム様を勝たせないと…)
カツオ「早くしてよ!」
マスオ「緑のスキップ!」
カツオ「うわぁ!僕のターンは飛ばされちゃったよ」
マスオ「よしっ、次はキム様ですよ^^」
金正日(中々気が効くな)
金正日の好感度が15上がった
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:17:56.38 ID:CrxI3oIU0
金正日「私は手札から黄色のスキップを発動」
マスオ(うまい…!これでワカメちゃんはスキップされて僕に!)
カツオ「マスオ兄さんだよ」
マスオ「ようし、黄色の4だ!」
カツオ「僕の番だね」
マスオ(カツオく〜〜ん…上手い事やってくれよ〜)
カツオ「ドローフォーで色は赤に変えるよ」
マスオ「………」
金正日に4枚の手札が補充される
金正日の好感度が静かに0となった
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:23:19.98 ID:CrxI3oIU0
マスオ(クソッ…キム様の手札にはドローフォーを返せるカードは無かったのか…!)
金正日「…」
マスオ(怒ってる…マズイ…!!)
ワカメ「次はあたしね」
マスオ(ワカメちゃん、何とかこの空気を変えてくれ…!)
ワカメ「赤のリバースを出すわ!」
マスオ「きたきた!!これで順番は逆になってキム様だ!」
ワカメ「うふふ」
マスオ(ブスのくせにやるじゃないかワカメちゃん…!)
金正日「手札は8枚か…赤の5を出す」
マスオ「いいですね!ナイス戦略!」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:28:39.73 ID:CrxI3oIU0
カツオ「次は僕だね」
マスオ(もう、しっかり頼むよカツオくん!)
カツオ「ないや…ドローする」
シュッ
マスオ(ふっ、大人しくしといてくれ)
カツオ「なんだ良いカード引け無かったよ。ターンエンド。」
マスオ(カツオ君も手札にはゴミばかりだな…)
金正日「早くしろ」
マスオ「は、はい!赤の8を出します!」
ワカメ「あたしの番ね」
マスオ(ワカメちゃんなら次のキム様に何らかのサポートをしてくれる…!)
ワカメ「赤のスキップ」
マスオ「……」
キムのターンはスキップされた
金正日の磯野家に対する好感度…−10
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:34:23.19 ID:CrxI3oIU0
金正日「もういい」
マスオ「は…ハハハ!そうですね、UNOはここまでにしましょう!」
カツオ「えぇ〜まだ誰も上がってないよぉ!」
ワカメ「一番手札の多い人は罰ゲームしなきゃだめよ」
金正日「罰ゲーム?」
マスオ(あ、興味を示した…!!ナイスワカメちゃん!!)
カツオ「じゃあ、1人ずつから手札の枚数分肩パンされるってことで!」
ワカメ…2枚
マスオ…3枚
カツオ…3枚
キム…7枚
マスオ(か…貫禄の7枚……)
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:39:25.56 ID:CrxI3oIU0
サザエ「ご飯出来たわよ〜」
カツオ「今、行くよ姉さん!」
ワカメ「UNO楽しかったわー」
タッタッタ
金正日「いたたっ…」
サザエ「まあ!キム様その右肩の痣はどうしたんですか!?」
マスオ「サザエ、ウナく〜る持ってきてくれ」
波平「さぁ、今日は日本食の寿司を用意しました!」
金正日「おぉ…これがスシ」
金正日の好感度が50上がった
フネ「まずは、キム様から好きなものをどうぞ」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:42:13.31 ID:CrxI3oIU0
マスオ(スシか…お母さんも無い知恵を絞ったもんだ)
金正日「かんぴょう巻きを」
サザエ「カツオォ!かんぴょう巻きを取りなさい!」
カツオ「任せてよ!」
マスオ(ふふっ、食べ物で好感度が上げれる)
タラ「ぺぺぺっ!」
マスオ「!!」
ワカメ「タラちゃん、かんぴょう巻きに唾なんか吐かないでよぉ」
タラ「これは僕のですぅ!!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:47:30.01 ID:CrxI3oIU0
マスオ「た、タラちゃん!僕のマグロあげるからかんぴょう巻きはキム様に!」
タラ「ぶうううう!!」
金正日(子供だから仕方ない)
金正日の好感度が5あがった
マスオ(あれ…表情が柔らかいままだ…)
波平「アナゴなんて美味いですぞ」
金正日「ほう」
フネ「ささっ、醤油につけて食べてください」
金正日「ぱくぱく」
マスオ(ゴクリ……)
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:51:03.91 ID:CrxI3oIU0
金正日「ごほっごほっ…!!」
マスオ「え・・・」
サザエ「ちょ、ちょっと誰よ!!キム様のアナゴにわさびなんて入れたのは!」
波平「母さん…!救急車を呼んでくれ!」
フネ「は、はい!」
タッタッタ
金正日「ごほっごほっ…」
マスオ「まずはお茶だよサザエ!早く!」
サザエ「分かったわ!」
タッタッタ
金正日「の…喉に……ッ!!」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:54:24.08 ID:CrxI3oIU0
サザエ「キム様!お茶です!」
金正日「ごくごくっ」
マスオ(ふぅ、これで一命は取り留めた…)
金正日「ぶーーーーっ…は!!…あっつ…!!!」
マスオ「!?」
サザエ「あらやだ、お湯のまま淹れちゃたわ」
マスオ「バカ!!そんな間抜けなことする奴がいるか!」
サザエ「何をその言い方!貴方が淹れてくれば良かったでしょ!?」
マスオ「お前はホントに肝心な所で使えないなぁ!!」
金正日の好感度が0に下がった
ノリスケ「くんくん…」
タイコ「あら、貴方どうしたの?」
ノリスケ「ハハハ!お父さんの家からスシの匂いがしてきたんだ」
イクラ「スーーーシーーーーーッ!!!!」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 17:59:00.01 ID:CrxI3oIU0
フネ「すいません、すいません」
金正日「もう寿司はいい」
波平「母さん!風呂の用意だ!」
フネ「は、はい!」
タッタッタ
マスオ「キム様……」
金正日「最近、太ってきた。スポーツがしたい。」
マスオ「す…スポーツですか」
カツオ「だったら公園に行こうよ!中島達もいるし!」
ワカメ「あたしも行く〜」
ガラガラッ
中島「磯野ー!キムジョイルも交えて日本の野球を見せ付けてやろうぜー!」
マスオ(ナイスタイミングだ中島くん…!)
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 18:05:51.81 ID:CrxI3oIU0
/公園
金正日「私は打ちたい」
マスオ「は、はい!僕はキャッチャーをしますね」
カツオ「僕外野ね」
マスオ「あたしベンチ!」
中島「僕はピッチャーだよ。」
金正日「勝負だ」
中島「ヒュー面白いや、日本の誇るエース投手の僕に挑んでくるなんて」
マスオ(緩い球で頼むよ…)
中島「ケツの穴しまっていこーーーぜ!!」
カツオ「おう!!」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 18:11:51.02 ID:CrxI3oIU0
中島「そうれ!!」
マスオ(よし、いい球!)
ドスッ
金正日「ぐはっ」
ワカメ「デットボール…」
中島「ワリィ、手滑ったわw」
マスオ(な…なんてことを……)
金正日「…おいイム」
イム護衛「はい」
金正日「明日、この国を攻めろ」
イム護衛「!?」
マスオ(オワタ……)
こうして、キムの機嫌は取る事が出来ず
明日…日本は戦場と化することとなった
―金正日の機嫌取り編完―
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 18:28:05.94 ID:CrxI3oIU0
―北朝鮮迎撃編―
20XX年…
磯野家は核の炎に包まれようとしていた
波平「母さんや、防空壕は出来たか?」
フネ「今タマが掘ってくれてますよ」
マスオ「おーいサザエ!非常食は用意できたかい?」
サザエ「一応コパンを買ってきたわ」
カツオ「それで2ヶ月は凌げそうだね」
ワカメ「なんだか楽しみになってきたわ!」
波平「みんな、10分後父さんの部屋に集まりなさい」
カツオ「何だろう?」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 18:32:46.38 ID:CrxI3oIU0
波平「ゴホン」
ワカメ「どうしたの?」
波平「よいか、今日から…この街は戦場となる」
マスオ「…」
波平「生き残ることを最優先とし、迅速に北朝鮮を迎撃しなさい!!!」
カツオ「はい!!」
マスオ(御父さん…かっこいい)
波平「磯野家は先祖代々城壁として名を馳せていた」
フネ「いいかい、例え誰かが死んでもその屍を超えて行くんだよ!生半可な気持ちはドブに捨てておいで!」
ワカメ「うん!!」
サザエ「見せてやるわ!クソキムに私達家族の結束を!!」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 18:36:53.80 ID:CrxI3oIU0
イム「キムやん」
金正日「準備は出来たか?」
イム「ステルス爆撃機を20機と戦車を50機、潜水艦も準備出来ています」
金正日「陸、空、海…全て支配しろ」
イム「はい」
金正日「準備が出来次第、私も向かう」
…勃発1時間前
カツオ「ふんふんっ!」
波平「こらカツオ!また目を瞑りおって!」
カツオ「ご、ごめんよ父さん」
ワカメ「父さんの投げたナイフを避ける練習なんて無茶だわ…」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 18:41:57.58 ID:CrxI3oIU0
ピンポーン
サザエ「あらお客さんかしら」
マスオ「サザエ見に行っておいでよ」
サザエ「分かったわ」
タッタッタ
カツオ「僕も行くよ」
サザエ「はーい?どちら様?」
ガラッ
兵A「攻めにきました」
サザエ「父さん敵よ!!奴さんがきたわ!!!」
カツオ「姉さん、逃げて!!」
波平「敵は1人だ…落ち着いて処理しなさい」
フネ「学生時代、鬼の薙刀フネで恐れられたものよ!」
波平「みんな武器を持て!!決戦の時だ!!」
一同「オオオオオオ!!!!」
20XX年…×月○日…後に歴史の教科書に掲載される「磯野家の乱」の始まりであった
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 18:47:12.06 ID:CrxI3oIU0
兵A「ぐぁ」
カツオ「あれ、気絶したよ」
波平「案外弱かったな」
ワカメ「母さんの突きで一撃よ…」
マスオ「お父さん、この兵はどうしますか?」
波平「情けは無用!!」
カツオ「父さんダメだよ!!」
波平「離しなさいカツオッ!ワシの言うことが聞けんのか〜!!」
カツオ「父さんまでそっち側の人間に堕ちちゃダメだよ!」
サザエ「そうよ!何も殺すことないでしょ!」
波平「うぅっ…すまん…」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 18:51:09.15 ID:CrxI3oIU0
サザエ「父さん…ちょっと疲れが溜まってるのよ」
波平「そうかもしれんな……」
フネ「今はゆっくり休んでてくださいな」
波平「ああ…」
マスオ「えぇ!?父さんはここで戦線離脱するのかい!?」
波平「いや、少し部屋で休ませてもらう…」
カツオ「あんなに元気の無い父さんは初めて見たよ」
ワカメ「きっと神経の使いすぎよ」
タラ「使えない駒は捨てるが勝ちですぅ」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 18:55:40.58 ID:CrxI3oIU0
三郎「ちわー!三河屋でーーす!」
サザエ「きたわ」
タッタッタ
三郎「頼まれた武器、密輸してきましたよ」
サザエ「悪いわねサブちゃん」
三郎「ハンドガンとAK-47、あとは手榴弾を少々…」
カツオ「いつの間に頼んだの?」
サザエ「キムが来た時に嫌な予感がしたから頼んでたのよ〜」
ワカメ「この武器があれば怖いもの無しね!」
フネ「武器は自分の身体の一部と思うんだよ!」
カツオ「分かったよ母さん!!」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 19:01:08.94 ID:CrxI3oIU0
波平「zzz」
波平「んっ…あ?」
ボォォォ
波平「煙臭いな、母さんや!部屋で魚を焼くのは止してくれ!」
フネ「はい?」
波平「母さんじゃないのか?」
フネ「いいえ、何も部屋で魚なんて焼いてませんよ」
波平「か、母さん!!家が燃えとる!!」
フネ「!?」
波平「サザエ達を呼んでバケツリレーをしてきなさい!」
フネ「分かりました」
タッタッタ
波平「くぅっ…一体誰がこんなくだらん真似を…!」
ノリスケ「ハハハハハ!お父さんの家がこんがり燃えてきたなぁ!」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 19:05:09.67 ID:CrxI3oIU0
波平「こらノリスケ!またお前の仕業か!」
ノリスケ「ハハハハ!奇襲も作戦の1つですよ御父さん!」
波平「こら待たんか!!」
タッタッタ
ノリスケ「逃げるが勝ちって言いますからねぇ!」
波平「の、ノリスケェェェェェ!!!」
カツオ「えっほ、えっほ」
ワカメ「水が足りないわ…」
サザエ「マスオさん!!もっと水持ってきて!!」
マスオ「だけどサザエェ…もう2ℓのミネラルウォーターしか残ってないよ」
サザエ「水道も止められてるわ…」
フネ「キムの仕業だね!!」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 19:10:55.26 ID:CrxI3oIU0
イム「火炙り作戦は成功したな…今の内に外で待機させていた兵を突撃させろ」
兵A「ラジャー」
タッタッタ
カツオ「ね、姉さん大変だよ!!敵兵が攻めてきたよ!!」
サザエ「こんな時に厄介ね…!」
フネ「あんた達は家の中に逃げるんだよ!」
ワカメ「お母さんはどうするの!?」
フネ「ここで食い止めておくよ、さぁお行き!!」
カツオ「嫌だよ母さんーーー!!!母さんも一緒に隠れてようよ!!!」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/02(日) 19:17:28.81 ID:CrxI3oIU0
フネ「家には指一本触れささないよ」
兵A「ババアがほざいてんじゃねーぞ」
イム「よし、突撃!!」
フネ「ふんっ!」
グサッ
兵A「グァァァァァ!!」
イム「2等兵ェェェェ!!」
フネ「誰も行っていいとは言ってないじゃないかい」
イム「クッ…!何と神々しい姿だ…!!」
波平「おい、母さんはどうした」
カツオ「今家の外で足止めしてくれてるよ」
サザエ「母さんの必死の足止めよ!無駄にしちゃいけないわ!」