12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/12(月) 03:36:20.70 ID:X4rS11zm0
シンジ「急に呼び出して何の用だ、親父」
ゲンドウ「その初号機に乗って、使徒を倒せ、シンジ」
シンジ「断る。オレはポケモンの厳選で忙しいんだ。ロボット遊びにつき合う暇はない」
ゲンドウ「ならば帰れ」
シンジ「そうさせてもらう」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/12(月) 03:39:57.13 ID:X4rS11zm0
綾波「はぁ……はぁ……」
シンジ「……こんな怪我人を戦わせるんですか?」
ミサト「パイロットが他にいないのよ」
シンジ「……」
シンジ「使えないな」
ミサト「え?」
シンジ「オレが乗ります。怪我人よりはマシです」
ミサト「ありがとう、シンジくん」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/12(月) 03:44:24.41 ID:X4rS11zm0
シンジ「初号機、バトルスタンバイ!」
リツコ『まずは歩くことだけを考えて』
シンジ「了解しました。歩け、初号機」
・・・・・・
シンジ「聞こえないのか初号機。歩け」
・・・・・・
シンジ「トレーナーであるオレの言うことを聞かない……? 馬鹿な、オレのレベルが足りないって言うのか!?」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/12(月) 03:50:33.61 ID:X4rS11zm0
ミサト『シンジくん! 何やってるの!』
シンジ「動け初号機、動け!」
サキエル「……」
シンジ「うわっ!?」
ギリギリ…グシャッ
シンジ「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
ミサト『あなたの腕じゃないのよ! 落ち着いて!』
シンジ「トレーナーがダメージを受けるなんて、そんな馬鹿な……!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/12(月) 03:56:11.04 ID:X4rS11zm0
初号機「ウオォォォォォォォ……!」
シンジ「なんだ!?」
リツコ「暴走!?」
ドカッ! バキッ! グシャ!
シンジ「……!」
サキエル「……」ニュルン
ミサト「自爆する気!?」
シンジ「!? 待て! 最後の一体で自爆するのは反則――」
ドカーン!
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/12(月) 04:03:22.27 ID:X4rS11zm0
シンジ(知らない天井だ……)
シンジ(初号機は……?)
シンジ「ここにいたのか」
初号機「……」
シンジ「トレーナーの指示は無視。戦い方もまるでなってない。まったく、使えないやつだ」
初号機「……」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/12(月) 04:07:42.47 ID:X4rS11zm0
シンジ「だが、ピンチに見せたあの力。あの力さえ使いこなせれば、お前は最強になれる」
初号機「……」
シンジ「オレについてくるか?」
初号機「……」
ミサト(シンジくん……爆発のショックで頭が……)
この後、シンジが初号機でポケモンリーグを制覇するのは別のお話。
おわり