1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 00:10:06.03 ID:wMGWUslhO
中島が訪ねてきた
カツオ「いや、僕は遠慮しておくよ…… 悪いな中島……」
中島「そうかい? 最近つれないよな磯野…… じゃあ行こうぜみんなー!」
花沢「あら磯野くん残念だわ…… 」
カオリ「急がないと混むわよ! 早く行きましょう!」
早川「わたし『はせ川』行くの初めてだから楽しみっ!」
あはははははは!
カツオ(ホントは僕だって行きたいさ…… でも…… ううっ)ポロポロ
カツオ(僕にはお金も時間もないんだ…… )
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 00:15:35.73 ID:wMGWUslhO
父さんが死んだ
春先に脳溢血で呆気なく逝ってしまった
そして1ヶ月後、後を追うように母さんも交通事故で他界
サザエ「カツオ! いつまで床拭いてるの!? 早く済ませて洗い物と風呂掃除やってちょうだい!」
カツオ「分かったよ姉さん…… 」
サザエ「まぁ!!!! なんて口の聞き方っ!!!! 分かりましたでしょ!?」
全てが変わってしまった・・・・
変わらないのはこの家だけ・・・・
いや、 表札だけは『磯野』から『フグタ』に変わったんだ
サザエ「ワカメっ!!!! あんたも早く買い物に行ってらっしゃいっ!!!!」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 00:21:10.39 ID:wMGWUslhO
ワカメ「ごめんなさいお姉ちゃん・・・・」
優しかった姉さんは人が変わった様に僕たちに辛く当たり始めたんだ
タラオ「邪魔ですよカツオ兄ちゃん、 タラちゃんが通るですよ」
カツオ「わっ! ごめんタラちゃん、 すぐにバケツどかすよ…… 」
タラオ「せいっ!」
ばこっ!!
カツオ「あわわわ…… なんて事をするんだタラちゃん!」
タラオは僕に向けてバケツを蹴り上げた
僕の服とピカピカに磨いた床が水浸しだ
タラオ「わ〜んママーーっ!! カツオ兄ちゃんがいじめるですぅ!」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 00:26:22.98 ID:wMGWUslhO
カツオ「タラちゃん、キミは何を言って……」
サザエ「何度言えば分かるのっ!!!! こんな小さな子をいじめるなんてっ! あんたは晩ご飯抜きだからねっ!!!!」
カツオ「そんなぁ・・・・」
両親が亡くなってからみんな狂ってしまった
カツオ「終わりました姉さん・・・・ 」
サザエ「待ちなさいカツオ」
カツオ「他になにかあるの?」
サザエ「あんた反省してないみたいだから マスオさんが戻るまで玄関で正座してなさい」
タラオ「バカでっすー ざまぁですぅ!」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 00:32:27.09 ID:wMGWUslhO
姉さんに引き取られた僕たち二人は毎日が針のむしろだった
遺産は成人するまで保護者の姉さんが管理する事になっていて僕たちが自由に出来るお金はない
給食の無い夏休みは本当に辛い 食事にありつける日はまちまちだ
ガラガラ
マスオ「ただいま! いやぁ今日は暑かったよお! おや? カツオくん、何してるんだい?」
カツオ「おかえり・・・・ マスオ兄さんの帰りを待ってたんだ・・・・」
マスオ「よさないか正座なんて! さあ立てるかい?」
マスオ兄さんだけは相変わらず僕たちに優しくしてくれた
カツオ「ありがとうマスオ兄さん! あたたっ 足が痺れて立てないや」ヨロヨロ
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 00:37:20.60 ID:wMGWUslhO
自然と涙が溢れた
何気ない優しさが本当に嬉しかった
マスオ「?? 何泣いてるんだい、ほらカツオくぅん 僕の肩に」
サザエ「アナターっ! 帰ってきたのーっ?」
マスオ「今帰ったところだよサザエぇ!」
スタスタスタ
サザエ「余計な事しないでっ!! 罰を与えてたんだから邪魔しないでちょうだいっ!」
鬼の形相で姉さんが怒鳴り込んできた
マスオ「少しやりすぎじゃないのかいサザエ?」
カツオ(マスオ兄さんっ!!)
嬉しい! マスオ兄さんは僕を庇ってくれた!
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 00:44:24.13 ID:wMGWUslhO
サザエ「カツオはまたタラちゃんに酷い事したのよ? アナタはタラオの父親でしょ?」パッパッ
カツオ「姉さん・・・・ 」
サザエは顔を真っ赤に紅潮させ、唾を吹き飛ばしてカツオの悪を唱える
マスオ「なんだって?・・・・ 分かったサザエ」
カツオ(そんな? マスオ兄さんまで……)
マスオ「カツオくん、今日はもう遅い、 部屋に戻りなさい・・・・」
サザエ「今日は豪華な夕食よ!」
マスオ「それは楽しみだなぁ、サザエぇ!!」
カツオ(お腹すいたな…… )グゥゥゥ
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 00:48:36.53 ID:wMGWUslhO
/子供部屋
カツオ(ワカメはもう寝てるな・・・・)
ワカメ「起きてるよ、お兄ちゃん」
カツオ「ごめんよ、姉さんの声で起こしちゃたみたいだな」
ワカメ「ねえ、 なんでお姉ちゃん変わっちゃったのかな?」
カツオ「きっと姉さんも辛いんだ もう少しの辛抱さワカメぇ」
ワカメ「もう疲れたよお兄ちゃん・・・・ 死んで楽になりたい・・・・ 」
カツオ「バカな事言ってないで早く寝ろっ!」
ワカメ「うん…… おやすみお兄ちゃん」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 00:54:12.29 ID:wMGWUslhO
カツオ(死にたいかぁ…… 何度考えただろう…… )
ワカメの前では強がって見せたけど、かくいう僕も限界だったんだ
何度この辛さから逃れたいと思ったか分からない
トントン
マスオ『起きてるかい、カツオくん?』
マスオ兄さんの声だ
唯一の味方だったマスオ兄さん
今はどう思ってるだろうか? きっと失望してるに違いない
正直あまり顔を合わせたくなかった
マスオ『寝ちゃったのかい?』
カツオ「ごめん、今開けるよマスオ兄さん」
僕は重い腰をあげて部屋を遮る襖を開けた
スタン
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 01:01:25.66 ID:wMGWUslhO
マスオ「聞いたよ、食事まだなんだってね? ほら、冷めてて悪いけど食べてくれるかい?」
マスオ兄さんは笑っていた
昔と変わらない笑顔を僕に向けてくれた
カツオ「え? だって僕は…… マスオ兄さんの大事な息子を…… 」
マスオ「僕の目は節穴じゃないさ分かってるよ、 全部サザエの誤解なんだろう?」
カツオ「マスオ兄さんっ!」
マスオ「しーっ! サザエに気付かれる!」
マスオ兄さんは察してくれたんだ!
瞼が滲む
カツオ「ありがとう・・・・ ううっ」ポロポロ
マスオ「あはは、 さっきから泣いてばっかりじゃないかあ! カツオくぅん!」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 01:08:14.12 ID:wMGWUslhO
マスオ「長い付き合いじゃないかカツオくぅん! キミがどんな子か良く分かってるつもりさ」
僕たちはこの日、本当の家族になれた
僕は本当にそう思っていたんだ
マスオ「ほら早く食べて、 食器は僕が片付けておくから」
柔和な表情でマスオ兄さんが言った、 それだけで救われた気がする
グゥゥゥ
安心したら腹の虫が哭いた
カツオ「いただきます、マスオ兄さん!」
マスオ「さあ・・・・ 待っててあげるからゆっくり食べなさい」
そう言ってマスオ兄さんは食べ終える迄優しい眼差しで僕を見ていた
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 01:14:59.60 ID:wMGWUslhO
そして数日後の日曜日の事だ
マスオ兄さんは姉さんを説得して僕を遊びに出してくれた
マスオ「ほらカツオくん、楽しんでおいで!」
そっと手を握ってきた、 違和感を感じる掌を覗いて見た
なんと万券がある
カツオ「マスオ兄さん…… コレ?」
マスオ「いいんだカツオくぅん サザエには内緒だよ」パチリ
マスオ兄さんは軽くウインクをすると部屋に戻って行った
カツオ(ありがとうマスオ兄さんっ!)
タラオ「おや? 遊びいくですかー、糞生意気な居候ですぅ! けっ、かーーぺっっ!」ビチャ
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 01:21:37.93 ID:wMGWUslhO
僕はその足で親友中島の家に向かった
/中島家
中島「久しぶりじゃないかぁ 磯野っ!」
カツオ「そうだな、 よかったらこれから出掛けないか?」
中島「悪いな磯野ぉ! これから花沢さんと日帰りデートなんだよぅ」
花沢「待ったあ弘くうんっ! あら磯野くんじゃない、久しぶり! よかったら一緒にどう?日帰りで石垣島に行くんだけど」
カツオ「いや、やめておくよ 邪魔してごめんよ中島」ノシ
中島「また誘ってくれよ磯野! じゃあ行こうか花子ぉ」
花沢「んもうっ! 食事だけだからね、弘くうん!」
「むきっ!!」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 01:28:04.96 ID:wMGWUslhO
居づらくなった僕は堪らず駆け出していた
/公園
カツオ「ハァハァ…… 中島のヤツ花沢さんと上手くいったんだなぁ」
一人になった途端に妙な虚無感に襲われた
カツオ「僕が缶詰めにされてる間に外の居場所も無くなっていたなんて・・・・ 」
キイィーーコ キイィーーコ
ブランコを漕ぐ力すら弱々しくなる
カツオ「二人共楽しそうだったな、 それに比べて僕は・・・・ 」
僕はマスオ兄さんの好意を無駄にしたくなかった、 日が暮れるまで公園でただ時間を潰した
一人で
キイィーーコ キイィーーコ
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 01:35:13.52 ID:wMGWUslhO
気が付くと辺りはとっぷりと夜のとばりに包まれていた
キイィーーコ キイィーーコ
カツオ「寂しいな…… 何してるんだろう僕は…… そろそろ帰ろうか」
/フグタ家周辺
トボトボ
カツオ(あれ? 家の前に人だかりが出来てる…… 何かあったのか?)
オカル「あらカツオちゃん、 大変よ! ワカメちゃんが!」
嫌な予感が頭をよぎる
僕は人波を掻き分け急いで家に入った
カツオ「すいません、どいて下さい! すいません、どいて…… 」
なんたる事だ!
予感は的中してしまった・・・・
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 01:42:33.35 ID:wMGWUslhO
マスオ「カツオくぅん! ワカメちゃんが・・・・
自殺した… 」
カツオ「えっ?」
ワカメは自室で首を吊っていたらしい
カツオ(僕はバカだっ!! 数日前ワカメは、ワカメ僕に自殺したいって・・・・ そんな時に遊びだなんて・・・・ )
部屋を覗くと既にワカメの姿は無い、 しかし夥しい嘔吐と排泄の残骸で酷い悪臭がした
カツオ「オエェーーッ! ごんぼぁぼごっあっ!!!!!!」ビジャジャ
可愛い妹、ワカメが亡くなったというのに
不謹慎にも僕は吐いた
マスオ「大丈夫かいカツオくんっ!?」
マスオ兄さんは僕の背中をさすりながら言った
マスオ「僕が余計な事しなければ…… カツオくんがいてくれれば…… 」ポロポロ
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 01:51:09.97 ID:wMGWUslhO
カツオ「かはっあっ…… ハァハァ…… マスオ兄さん…… 」
マスオ兄さんは泣きながら詫びてきた
頭を深く下げ、申し訳ない気持ちで一杯といった様子だ
マスオ「僕の責任だカツオくん・・・・ すまない・・・・ 」
カツオ「よしてよマスオ兄さん、 僕は兄さんのせいだなんて思ってないさ」
マスオ「ほんとうかいっっっ! カツオくうううううんっっっっ!!!!」
一体僕はどんな姿に映ったのだろうか?
マスオ兄さんは僕の目の前に顔面を持ってきて神妙な面持ちで言った
マスオ「僕はいつでもカツオくんの味方だ、 くれぐれも自殺なんて考えちゃだめだよ?」
その両手は力強く僕の肩を掴んでいた
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 01:58:39.51 ID:wMGWUslhO
ワカメの通夜葬式は滞りなく行われた
しかしそれが終わると再び苦難の日々が訪れる、 まるでワカメなど始めからいなかったかの様に
サザエ「カツオっ! なによこの汚れっ!! さては手抜きしたわね?」
カツオ「違うよ姉さん!! コレは便器の窪みだよ・・・・ 洗っても落ちないよ」
サザエ「口答えする気? 生意気ねっ! それなら舐めてみなさい、ほらっ!! ほらっ!!」グイグイ
姉さんは僕の頭を掴んで便器に押しやる
日ごとにエスカレートする姉さんのいびりは常軌を逸した所まで膨張していた
サザエ「ほらっ!! ほらっ!! ほらっ!! ほらっ!!」グイグイ
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 02:05:46.84 ID:wMGWUslhO
カツオ「やめっ!? 姉さっあっ!!?? ぶあっ ばばぶぱぱっっ!!!???」
しょっぱい味がした
サザエ「ほらっ!! 全部舐めて綺麗になさい! 生意気な子ねっ!!!! へいっへいっへえっいぃ!!」
ゴガッ!ゴガッ!
姉さんは僕の顔面を何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も便器に叩きつけた
衝撃で前歯が4本割れ白い便器が赤く染まる
サザエ「なによ、汚いわねぇ! 全部舐め取りなさいっっ!!!!」
鉄の味がした
タラオ「ざまぁですぅ!! うくくくくく! いい気味ですぅ!! ひいはっひいはっ!! いひひひいっ!!!!」
陰でタラオが笑っていた
タラオ「素敵やん?」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 02:12:23.02 ID:wMGWUslhO
カツオ(姉さんはそんなに僕の事が憎いのかな・・・・・?)
僕の唯一の理解者となったマスオ兄さんは出張で今日は帰ってこない
カツオ「マスオ兄さん・・・・ 」ポロポロ
痛む歯茎を気にしながら物思いにふけっていると
タマ「にゃ〜あ」
カツオ「タマじゃないかぁ!! 今はお前だけが僕の家族だ!!」ポロポロ
タマ「ぶにゃあっ!!」
僕はタマを抱き締めて家族の温もりを堪能した
少し気持ちが和らいだ気がする
タラオ「・・・・・・・・・・・・気に入らないです・・・・けっ!!」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 02:17:00.28 ID:wMGWUslhO
歯茎の出血がどうしても止まらない
僕はタオルを汚すと姉さんから破天荒な折檻を受けるので雑巾(使用済み)を噛みしめて眠った
カツオ「ふがふが・・・・ふがふがはしゅ・・・」
カツオ(ワカメ・・・・ マスオ兄さん・・・・)
タラオ「タマ〜タマ〜!! こっちくるですよー!!」
タマ「にゃ〜」
タラオ「素直なネコですねー 僕が遊んであげるですよー!」
タラオはタマを抱え誰もいない台所へ消えた
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 02:24:59.65 ID:wMGWUslhO
タラオ「へへっ タマも好き者ですね そんなにタラちゃんのが欲しいですか?」
タマ「みぃ〜?」
タラオの全身は既に露になっている
タラオ「挿れてやるですよ!」
脈打ちイキリ勃つペニスは悦びに打ち震えている、そしてそれを握りしめると前戯も無しで挿入した
ずぼっ!
タマ「み゙い゙ぃ゙ぃ゙っ゙っ゙ ぁ゙あ゙あ゙!!!!」
タラオ「深イイ━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━デース!!」パンパン
タラオ「ん? もしや処女だったですかタマ? こりゃたまらんですよー!」パンパン
タマ「み い ぃ゙ぃ゙っ゙っ゙ ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙きゃっっ゙っ゙ っ゙ っ゙ と!!!!!!!!!!」プルプル
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 02:32:10.45 ID:wMGWUslhO
タラオ「なんか違和感あるですね! ペニスが痛いです…… 」パンパン
タマの中で尚も膨張を続けるタラオのペニス
その全長はタマの身長を軽く凌駕し、なんと口から飛び出していた
タラオ「うっ!? 歯が当たってるですか、悪いネコですぅ!! せいっっ!!!!!!!!!」パンパン
タラオは両顎を掴み力任せに引っ張った
ガボアッッ!
裂けるチーズの如くタマの顔面が縦にちぎれた
その表情は口が裂けてどこか笑っている様だ
タマ「ぼへみ゙あ゙っ゙ っ゙ ぁああ゙っ゙っ゙ あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ん゙!!!!!!!!!!!!」ゴバゴバゴバゴバ
タマは大きく拡張された口からゲロを噴き出して喜びを表現していた
タマ「みゅ゙あ゙ ああ゙ ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ゙ あ゙あ゙あ゙っ゙!!!!!!!!!!」
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 02:39:29.58 ID:wMGWUslhO
タラオ「へへっもうイクですよ 出すですぅタマー! わっしゃぁああああぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあっっっっ!!!!!!!!」ドピュルドピュルドピュル
タマ「みゅあ゙っ゙!! みゅ みゅあ゙ あ゙っ あ゙っ あ゙っ あ゙っ あ゙っ あ゙っ あ゙っ あ゙っ あ゙っ!!!!!!」ピクッピクッ
タマの体がタラオの射精の鼓動と連動して小刻みに震えた
タラオ「ふぅ…… さっぱりしたですぅ!!」
そして気が済むまで搾りだしたタラオはペニスをフルスイングしてタマをかなぐり捨てた
タラオ「めいっ!!」
ドサッ!
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 02:47:01.13 ID:wMGWUslhO
タラオ「ははっ 後は仕上げですよー!」
タラオは台所の中華包丁を手に取ると約2m離れたタマめがけしなやかにジャンプした
タラオ「ていやっっ!!!!」タンッ
そして落下の勢いを余す事なく有効活用して首を切り落とした
ズジャッ!
タマ「みぎゃ゙あっ゙ ぴっ゙!?」
ブジュアァアアアッパッ!
凄まじい鮮血を噴き出して丸い顔面が転がる
コロコロ…
それを見下しながらタラオは言う
タラオ「バイバイですね タマー」
黒光りしたペニスはまるで墓標の如く垂直にそびえ勃っていた
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 02:54:02.55 ID:wMGWUslhO
タラオ「えへへ コレをカツオ兄ちゃんの部屋に転がすですよ」
タラオは口の裂けた首を高く掲げて笑った
タラオ「あはははは! 楽しいですよぉ!!!! あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 03:02:24.52 ID:wMGWUslhO
次の日の朝
カツオ「ふぁぁ…… うっ!? まだ前歯が痛むな・・・・ ん?」
違和感を感じた
カツオ「布団が濡れてるっ!? まさか・・・・ そんな事・・・・」
僕は寝小便を垂れたかと思い恐る恐る布団を剥がした、 すると
カツオ「ぎゃああぁぁぁぁぴあぱっっっ!!!! あばばばばば…… 」
タマの首があった
その頭部は醜く縦に歪み、飛び出た眼球で僕を見つめている
カツオ「タマ? タマなのか!? 誰がこんな酷い事を・・・・ 」
物言わぬ姿になったタマはまるで僕に無念を晴らしてくれと訴えかけている様だ
カツオ(また僕の大事な家族が減ってしまった・・・・・ ううっ・・・・ タマ・・・・)ポロポロ
137 名前:(´・ω・)ちょっと休憩するお[] 投稿日:2011/08/25(木) 03:10:58.02 ID:wMGWUslhO
カツオ(この家には姉さんとタラちゃんしかいないじゃないか!)
カツオ(ごめんよタマ…… 痛かったろう?)
サザエ「カツオーーっ!! カツオーーっ!!」
僕を呼ぶ声がする
さては姉さんが?
問い詰めてタマの無念を晴らしてやる!
/台所
カツオ「言わせてもらうっ!! タマをこんな目に…… 許せないよっ!!」
台所には夥しい血液とタマの胴体が転がっていた
サザエ「・・・・・・・・・・」
カツオ「何か言ってみろよ姉さんっ!! 酷過ぎるよっ!!」ポロポロ
サザエ「やっぱりアンタだったのねカツオ・・・・ 」プルプル
何故か姉さんは怒りに震えていた
148 名前:(´;ω;`)ごめんお[] 投稿日:2011/08/25(木) 03:34:39.96 ID:wMGWUslhO
意味が分からない
カツオ「何言ってるんだよ姉さん!! 僕がする訳ないじゃないか!!」
カツオを指差してサザエは言った
サザエ「アンタの服…… 真っ赤よね? それタマの血じゃないの?」
カツオ「これはっ 起きたら布団の中にタマの首があって・・・・」
サザエ「やっぱり…… !!!! どれだけわたしを困らせれば気が済むのっ!?」
フライパンを持って姉さんが近づいくる
目を血走らせ口から涎を垂れ流していた
『狂ってる!!』
しかし遅かった
状況を理解した時には既に姉さんの右手が振り下ろされていたんだ
ごぎょっ!!
僕の脳天にフライパンが落ちていた
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 03:42:41.48 ID:wMGWUslhO
カツオ「痛たたたたっ!! 痛いよ姉さんっ!! やめてよーーーっ!!!!」
そしてすかさず耳を引っ張り僕を庭へと引きずり出した
/ラブホテル
ピ--ッピッピピッピピ--ピ--♪(栄冠は君輝く)
花沢「んん? ひ〜ろ〜し〜くうんっ! 起きてぇ!!」
中島「なんだよ花子ぅ? またシたくなったのかい?」
花沢「違うわよう…… あっやめでぇ!! ああっ!」クチュクチュ
中島「へへっ こんなになってるじゃないか花子ぉ! えへへ!!」ムクムク
花沢「あんっ 電話が…… 鳴ってえ…… あっ!!」
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 03:49:54.38 ID:wMGWUslhO
サザエ「悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!悪い子っ!!」
カツオ「がっ!! やめっ?? やっ?? ごばっあっぶばっっ゙ あ゙あ゙ぁ゙ がばいっ ばあっっっ゙っ゙ ちゃ ん゙!!!!」
容赦なく降り注ぐフライパンで意識が朦朧としてくる
もう限界だ…… 殺されるっ!!
死を覚悟したその時だった
マスオ「何してるんだいサザエぇ!! やめるんだぁ!!」
マスオ兄さんだ!!
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 03:58:21.98 ID:wMGWUslhO
姉さんの眼球は異常なまでに盛り上がっている
そして全身から異様な臭いを漂わせ、焦点の合わない目で僕を睨む
サザエ「ぐぶぶぶっ じゃばはばばばばカツオワルイコひひひひひひひはははははははカツオワルイコぶはははばばばばばぶぶびっっっぶひっ!!」
マスオ「カツオくんから離れろサザエぇー!! うぉおおおおおおっ!!!!」
マスオは走る!
そしてkskした推進力をブレることなく体ごとぶつけてサザエを弾き飛ばした
サザエ「ぱんみっ!!??」
マスオ「ハァハァ、無事だったかいカツオくん!?」
カツオ「マスオ兄さん!! うん…… 助かったよ ありがとう」
僕の無事を見届けるとマスオ兄さんはニッコリ微笑んだ
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 04:06:08.62 ID:wMGWUslhO
マスオ「それはよかった!! 嫌な予感がして帰ってきたんだよお!!!!」
サザエ「ぐぽぉ ごぽあっぐば ぬるぽっ!!」ブジュアァアアアッッ
カツオ「あれ? 姉さん? マスオ兄さんっ!! 姉さんが!?」
なんと姉さんの左胸に包丁が突き刺さっているではないか!
マスオ「いやあカツオくん!! 咄嗟の事だったからねえ!! 気が付いたら刺してたよおおっ!! でもキミが無事でなりよりだ」
マスオ「僕は今から救急車を呼ぶからキミはサザエを手当てしてくれるかい?」
そう言い残しマスオは家の中へ消えていった
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 04:13:48.83 ID:wMGWUslhO
僕はすかさず心臓に刺さった包丁を掴む
ブジュアァァァピュルルルル!
そして引き抜くやいなや凄まじい鮮血が噴き出し始める
それは赤い飛沫となって辺りに飛散し、形見の盆栽を実に見事な紅葉色に染めた
カツオ「しっかりしてよ姉さん!! 死んじゃダメよぉ!!」ポロポロ
僕はしこたま返り血を浴びながら傷口を押さえ止血を試みる
サザエ「 さてはマスオさん・・・・アナタの仕業だったのね・・・」
カツオ「何の事だい姉さん!?」
が、しかし
サザエ「うわらば!!」ブクブクブジュル
181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 04:19:52.06 ID:wMGWUslhO
ガクンッ!
音がしたんですね
僕はこわいなぁヤバイなぁ…… とか色々考えて振り返ったんですね
すると
ブクブクブクブクブクブクブクブクブク―――――――――――――――!
なんと出てたんですよ!! 口から真っ赤な泡が!!
あ〜いやだなぁなんて思いながら揺らしてみたら・・・・・・・
白眼を剥いて動かなくなってたんですよお!!
カツオ「大変だよーっ!マスオ兄さんっ!」
背筋にスゥーと嫌なものが通り『ここはヤバイ』本能で感じたんです
そこで僕は走ってその場を逃れたんですね
いやぁーこわかったなぁー!!
186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 04:28:46.52 ID:wMGWUslhO
マスオ「どうしたんだいカツオくぅん?」
カツオ「姉さんが動かなくなったんだよ、救急車はまだなの? 早くしないと姉さんが…… 」
マスオ「そりゃ死ぬさカツオくぅん! 僕は心臓に突き刺さしたんだから そうかそうかサザエが死んだかい!」
カツオ「ちょっと何を言って・・・・ 」
マスオ「そいつはめでたいなあ!! ふひひひひはびびびばばばばひはひひはははははひひっっ!!」
マスオ兄さんは笑った
体を揺らし腹を抱えて笑う異様な姿
まるで全身で喜びを表している様だった
「ふひっ!!」
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 04:36:27.85 ID:wMGWUslhO
僕には意味が分からなかった
しかし頭の片隅に引っ掛かっていた姉さんの死に際の言葉を思い出す
サザエ『 さてはマスオさん・・・・アナタの仕業だったのね・・・』
カツオ「まさかマスオ兄さん・・・・ わざと姉さんを・・・・ 」
背筋を冷たいモノが伝った、 そっとマスオ兄さんの顔を覗いてみる
すると優しかった笑顔は悪意に満ちた歪んだ笑顔に変化しているではないか!
マスオ「ぷいいぃぃぃぃいいんぽおおおぉぉぉぉぉぉぉおおっっっん!!!!!! くひひひひひひぶぶぶぶぶ!!!!!!」ブハッブハッ
何が楽しいのだろうか?
唾を吹き飛ばし子供の様にはしゃいでいる
なんたる事だ・・・・ マスオ兄さんも狂っていたんだ・・・・
194 名前:(´・ω・)ごめんお、ちょっと休憩するお[] 投稿日:2011/08/25(木) 04:45:16.60 ID:wMGWUslhO
脳みそにへばり付いていた疑問は全て解凍した
今までの優しいマスオ兄さんは全て仮初め・・・・ 本当のマスオ兄さんは目の前で笑い転げている狂人だったんだ・・・
マスオ「タラちゃん、 パパの言い付け通りうまくやってくれたみたいだね? え?」
タラオ「はいですぅ!! カツオお兄ちゃんは単純だったです! ざまぁですよ!!!! あはははは!」
なんて事だ・・・
カツオ「もしかして父さんと母さんも・・・・ マスオ兄さんが?」
ウーーウーー!!
マスオ「残念だけどカツオくぅん お迎えが来た様だねえ!! 後でゆっくりお話してあげるよ!」
おそらくマスオ兄さんが呼んだであろうパトカーが玄関に到着している
そして僕たちは参考人として署に連行された
202 名前:(´;ω;)ごめんお[] 投稿日:2011/08/25(木) 05:14:15.46 ID:wMGWUslhO
/取調室
カツオ「これで全部です…… マスオ兄さんが姉さんに包丁を突き刺さして…… それで僕は……」
山さん「坊主・・・・ おじさん達を舐めるんじゃないよ?」
カツオ「舐めてなんかいませんよ、 僕は本当の事を言って…… 」
バンッ!!
山さん「坊主の保護者はキミが刺したと言ってるんだ!」
カツオ「そんなぁ 嘘を言ってるんですよ」
山さん「このバカチンがっ! 偶然撮られた写真があるんだ、見てみろ!」
バサバサ!
いつの間に撮影したのか、そこには姉さんに刺さった包丁を掴む僕が写っていた
206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 05:24:15.50 ID:wMGWUslhO
※話の都合上カツオを成人扱いするお
叩かないでお
僕は家に帰る事を許されず、そのまま留置場に収容されてしまった
カツオ(父さんたちがいなくなってから、毎日が地獄だった・・・・ )
カツオ(何故こんな事に・・・・ ううっ(´;ω;)・・・・ )
次の日
以外な事にマスオ兄さんが面会に来てくれた
どんな風の吹き回しだろうか?
マスオ「いやあカツオくぅん! 惨めな姿だねえ!! 勘違いしないでくれよ? 僕はこんな事を言いにきたんじゃないんだ」
中島「よう磯野ぉ!! 可哀想に、落ちぶれちゃったみたいだなぁ!! むきききききききききっききっっ!!!!!!!!」
何故か中島がいた
そしてゴミでも見る様な眼差しで僕を見下しながら笑った
211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 05:36:08.21 ID:wMGWUslhO
正直マスオ兄さんの顔は見たくない、吐き気がするんだ
マスオ「僕はねえカツオくぅん、 約束を守りに来たのさ!!」
カツオ「僕は顔も見たくない、 帰ってよ!」
マスオ「いいのかいカツオくぅん!! 父さんや母さんたちの事を話に来たんだよお? いひひひひひひひひひひひひひ!!!!」
マスオ「まずキミの父さんだあ、 僕と晩酌してる時にねえ、 強い酒を飲ませて倒れるまで頭をシェイクしてやったのさ!! 傑作だったなぁ!」
マスオ「やめへぇやめへぇーーってゲロを吐きながら命乞いしてたよお!! 勿論、僕は余計に降ってやったけどねっ!!」
カツオ「なんて事を・・・・ 病気じゃなかったのか・・・・」
214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 05:44:48.12 ID:wMGWUslhO
そしてマスオの演説は続く
マスオ「次はキミの母さんだぁ!! あのババアは簡単だったよお タラオに道路に飛び出すフリをさせたら驚いて助けにいったんだよお!」
マスオ「僕はトンッて軽く背中を押してやったんだ・・・・ トンッて・・・・ そしたら・・・・
ぐしゃっ!!
弾けたトマトみたいで笑えたなあ!!!!」ブハッブハッ
僕は怒りを堪え狂ったマスオの話にただ聞き入っていた
マスオ「ダンプに弾かれて粉々さあ! カツオくんも見ただろう? でもライブは圧巻だったよ!」
マスオ「キミに見せたかったなあっあははっいひ! お義母さんの五臓六腑は飛び散る所っ!!」
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 05:53:51.10 ID:wMGWUslhO
マスオ「ワカメちゃんは紐で絞め殺してから梁に釣ったんだよお! 糞を撒き散らしてバタバタしてたなあ!! 思い出したら興奮してきたっ!!」ムクムク
カツオ「狂ってる・・・・ こんな人間を僕は尊敬してたなんて… 」
マスオ「サザエはシャブ漬けにして毎晩シャブマンしてやったら勝手に狂ってくれたさ!!」
マスオ「獣はどうでもいいだろう? タマだっけえ? 僕はアレルギーなんだっ!! ずっとずっと我慢してきたんだあああ!! イライラしてきたっ!!」
中島「磯野、 あの写真は僕が撮ったんだよう! 綺麗に写ってただろぉ?」
中島はさりげなく自慢してきた
親友だと思っていた中島もグルだったのか・・・・
229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 06:04:22.86 ID:wMGWUslhO
カツオ「一体僕たちになんの恨みがあったんだ!? こんな酷い事」
マスオは即答する
マスオ「そんなものないさカツオくん、 僕はただ中島くんと暮らしたかったんだおおっ!! なあ中島くぅん!!!!」
中島「悪いな磯野ぉ! 僕とマスオ兄さんは前から出来てたのさ!! 花沢さんはカムフラージュだよぅ!! キミも騙されたろう?」
なんて事はない、僕の回りは全て嘘と欺瞞に満ち溢れていたんだ
マスオ「おや? そろそろ時間だようカツオくん!! そうだっキミは海鮮丼を食べたがってたそうだね?」
マスオ「とりあえず五万程差し入れしとくよ、 キミのおかげで僕たちの明るい未来があるんだから!」
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 06:12:22.12 ID:wMGWUslhO
中島「その金でうまいものでも食えよ磯野、 臭い官弁ばかりじゃ体壊すよう? じゃあ!」ノシ
マスオ「お金は返さなくていいよ、手切れ金さあ! もう会う事はないだろうねカツオくん! バイバイ!!」
二人は言いたい事を言い尽くし面会時間を余したまま去って行った
その後僕は川越の少刑に送られた
柄受けもいない僕は満期まで出所出来ず、シャバに出た頃には
既に8年の時が過ぎ去っていた
238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 06:20:49.53 ID:wMGWUslhO
マスオ「ちょっと可哀想な気もするねえ中島くぅん!!!!」
中島「もう磯野の事は忘れようよマスオ兄さん! それにまだ仕事が残ってるじゃないですか?」
中島はおもむろに切りだした、 残っている仕事
マスオ「そうだったねえ中島くぅん!! 今夜中に片付けようかあ!」
マスオはあうんの呼吸でそれを察し指を絡め肩を寄せ合いながら家路についた
/フグタ家
マスオ「ただいまタラちゃん!! パパとお出掛けしようじゃないかあ!!」
欲望に塗れ歪みきった不気味な顔面をタラオに近づけマスオは誘った
タラオ「はいですぅ!」
246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 06:30:56.30 ID:wMGWUslhO
タラオ「どこ行くですかパパー?」
マスオ「とっても楽しいところさあ!! ねえ中島くんっ?」
中島「そうだよタラちゃん、 黙ってついてくればいいんだよう?」
マスオたち御一行は薄暗い工業団地に来ていた
夜の工場はライトアップされていて非常に美しい
マスオ「ほうらタラちゃん!! 遊園地みたいで綺麗だろう!!」
タラオ「ふんっ 薄気味悪いとこですね! 僕は女がいるとこの方が好みですぅ!!」ペッ
253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 06:40:04.99 ID:wMGWUslhO
タラオが唾を吐き捨てると同時に中島は鉄拳を無防備な後頭部に叩き込んでいた
中島「せいああぁぁあああああああっっ!!」
ゴギッ!
まるで壊れたぬいぐるみの様にタラオはその場に崩れ落ちた
ドサッ!
マスオ「鮮やかだったよう中島くん! さて縛りあげて運ぼうか!」
三人は大きく立ち入り禁止の札が掛かった門をくぐり鉄工所の中へ手際よく侵入する事に成功した
そして目的の場所にたどり着く
『塩酸プール』
261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 06:50:31.29 ID:wMGWUslhO
マスオは大バールで頂上部分を叩き割り、突破口を切り開いた
マスオ「いいよお!! 準備はバッチリだよ中島くぅん!!!!」
中島「ホントにいいんですかマスオ兄さん、 アナタの子供でしょう?」
マスオ「へっ こんなガキいらないよう、 こいつはノリスケくんとサザエのガキなのさ」
中島「え? マスオ兄さんの子供じゃないの?」
マスオ「僕は種無しだからね、 孕むはずがないんだよ」
マスオは憎しみを込めて吐き捨てる様に言った
そして実際にタラオの顔面に特大の痰を吐き捨てていた
マスオ「かぁーーーっゴロゴロ・・・・ ぺっ!!!!」
268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 06:58:58.97 ID:wMGWUslhO
マスオ「へへっ!! ふんっ!!!!」ガッ
タラオの顔面に付着した痰を磨り潰すように踏み付けた足を擦る
マスオ「へいへいへいへいへえっいあっへええぇぇぇええっっいっっ!!!! お前の目付きはノリスケくんそっくりで前から気に食わなかったんだあ!!!!」
そして何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もブレる事なく踏み付けた
タラオ「があっ ごがっはっはあっ」
マスオ「ハァハァ…… 分かったか! 僕を見くびるとどうなるか!」
タラオは使い古したボロ雑巾の如く擦り切れていた
マスオ「素敵やん?」
409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 15:01:54.36 ID:wMGWUslhO
マスオ「見くっ!!びるっ!!なっ!!見くっ!!びるっ!!なっ!!見くっ!!びるっ!!なっ!!僕をっ!!見くっ!!びるっ!!なっ!!」ガッガッ
ゴガッ!ゴガッ!
マスオのストンピングでタラオの顔面は縄文土器の如く激しくでこぼこに歪んでいた
マスオ「ハァハァ…… さて飽きたから投げ捨てるよタラちゃん」
タラオ「待つです・・・・ いいですか? 僕を殺したらパパがママを刺した写真ばらまかれるですよ?」ニヤリ
タラオが笑った
マスオ「パパだとおっ!?」シュ
マスオの必殺技、ハートブレイクショットが炸裂する
気が付くと幻の右腕がタラオの左胸にめり込んでいた
ぼごあっ!!
413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 15:13:39.14 ID:wMGWUslhO
タラオ「ぐぼぁ ごんぼあっごんぼっごんぼっごぼろっぼっぼあっあっ!」ゴボアップアッボッ
噴き出すゲロで美しい滝が出来た
ゴボアップアッボッ
マスオ「僕を見くびるなと言っただろぉぉおおおおおっっっ!!!!」ゲシッ
タラオ「がばっ ごあっぶあっ!?」
マスオ「僕は騙されないぞお!! ふーふー!! さあさあプールに入ろうかタラちゃん?」
マスオは蓑虫の様にぐるぐるに縛られたタラオを持ち上げ梯子を登った
カンカンカン
マスオ「い〜い景色だぁ! くふふふふはーはははっはっはっばばばばびびびびびぶっひぶひっ!!!!」
山頂に到達するやいなや踏破の勝鬨をあげた
419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 15:27:45.68 ID:wMGWUslhO
タラオ「やめるですよパパ!! 悔い改めるですよ!!」
マスオ「煩いっっっ!!!! 僕はおまえのパパなんかじゃないぞおおおおおおおおおおお!!!!」
マスオはロープの端を握るとタラオをサッカーボールキックで的確に穴へと突き落とした
ぽちゃっん!
タラオ「ぎゃぴあぁあああぁぁああぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ゙あ゙ぁ゙あ゙!?」
ブクブクブクブクブク…
マスオ「いひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひぶじゅぶばっばっあはははばばばばばばははははははは!!!!!!!!」
そして釣り堀みたいに何度も引き上げては沈め引き上げては沈める
気に入ったDVDのワンシーンを繰り返し鑑賞する様に何度も何度もリピートした
マスオ「楽しいいいよおおおおお^^!」
チャプ、チャプ、
429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 15:38:52.47 ID:wMGWUslhO
ジュウゥゥゥゥウッ!!
やがてタラオの悲鳴は小さくなって消えた
マスオ「ぇえーーっ!? もう終わりなのかぃい!? 残念だなぁ、もっと楽しみたかったのに」
そして頃合いを見計らうようにロープが切れた
ブクブクブクブク……
中島「終わりましたかぁ? マスオ兄さーん!」
マスオ「終わっちゃったねえ中島くぅん・・・・ さて帰ろうか!」
マスオはホロ苦い過去に決着をつけ、二人はその場を後にした
456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 16:15:23.11 ID:wMGWUslhO
僕の八年間は後悔しかなかった
マスオ兄さんを恨むより、それを気付けなかった自分の不甲斐なさをずっと悔いていたんだ
カツオ「はぁ…… ごめんよみんな…… 」
久々に電車に乗ると何故か気分が悪くなった 懲役ボケだろうか?
/朝日ヶ丘駅
カツオ「すっかり景色が変わってるや! まるで浦島太郎だな」
暫く見ない間に街はすっかり姿を変えていた
剥き出しの茶色だった道は全てアスファルトで舗装されている
カツオ(一言マスオ兄さん言わないと気が済まない、 ブレずに家に向かおう)
僕は何十年も慣れ親しんだ昔の我が家へ足を進めた
461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 16:25:58.05 ID:wMGWUslhO
マスオ「中島くぅん! 新しいプレイを考えたんだあ、試してもいいかな?」
中島「あはは、勿論ですよマスオ兄さん! 楽しみだなぁ!」
タラオが消えて自由を手に入れた二人は、日々快楽に勤しんでいた
マスオ「じゃあ中島くぅん! お尻を出してくれるかい?」
中島「こうですか?」
中島は四つ這いになる
そして尻を突き上げるやいなやマスオはコーラのペットボトル(2リットル)を菊門に突き刺した
ずぼっ!!
中島「ひいぃぃぃいいいいいっっっ!?」
中身が空になるまでなみなみ注ぎ入れた
トプトプトプ
マスオ「いひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ
いひっ! 」
466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 16:39:39.20 ID:wMGWUslhO
中島「マスオ兄さん・・・・ 直腸がパンパンで苦しいよ・・・・ 」
中島は苦悶に顔をしかめる、 マスオはおもむろにポケットから何かを取り出すと言った
マスオ「もう少しの辛抱だよお! 今楽にしてあげるからねぇえ!!」
そしてペットボトルを抜くやいなや入れ違いにメントスを入れた
中島「びゃああぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙!!」
ブシャアアアアアアアアアアアア
中島の菊門から見事な泡柱が噴射される
ブシャアアアアアアアアアアアア
中島「イクイクイクイクイクイクイクイクーーーーっっ!!!! たまんないよぉーーっ!!!!」
その泡柱は天井をしっぽり濡らして滴り落ちてきた
マスオ「どうだい? 気持ちよかっただろう! まだ他にもあるんだ」
そう言うとマスオは台所へ向かった
476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 16:48:57.34 ID:wMGWUslhO
マスオ「これさぁ中島くぅん!!!! メインディッシュだよおっ!!!!!!」
中島「ハァハァ、 何なの? その箱?」
肛門をヒクつかせながら中島が聞いた
マスオ「これはうちの家宝なんだ、 凄いマシンだよお!」
中島「へぇ〜、 そいつは楽しみだなぁ! wktkが止まらないよぉ!!」
マスオは箱に手を掛け、ゆっくりと焦らす様に中身を取り出した
マスオ「卵割り機さ!」
それは銀色に輝くハイテクマシンだった
マスオ「これに二人で金玉を乗っけてみないかい? 中島くんっ?」
486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 17:00:13.78 ID:wMGWUslhO
中島「気持ちよさそうだねマスオ兄さん! 是非やってみたいよ」
マスオ「うんうんっ!! そうだろう、そうだろう!!」
満面の笑みを浮かべながらマスオはズボンを脱ぎ捨てた
奮い立つ興奮で下半身はパンパンに膨張している
その人並み外れた睾丸のサイズたるやなんと直径100mm!!!!
マスオ「さあ中島くんも乗せるんだ」
中島「うん、マスオ兄さん!!」
二人は肩を並べて金玉を乗せた
期待に膨らんだ表情は実ににこやかで微笑ましいものだった
500 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 17:17:33.50 ID:wMGWUslhO
マスオ「いいかい中島くん! 押すよぉ、 ポチっとな!!」
ブ――ン…ブ――ン…
中島「あ…… ぁあ゙っ゙ このバイブもたまらないねマスオ兄さんっ!!」
マスオ「うんうんっ! そうだろう、そうだろう!!」
ブ――ン…ブ――ン…
パチンッ!!
中島「ぶべらっ!!」
中島は泡を噴き出して倒れた
マスオ「どうしたんだい中島くんっ?? さてはイッたな! えへへっキミは敏感だから
パチンッ!!
ひでぶっ!! 」
マスオの睾丸も弾けたっ!
広いフグタ家のリビングは次第に排泄物の臭いで満たされてくる
512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 17:42:01.61 ID:wMGWUslhO
マスオ「なんじゃこりゃあああぁぁあああぁあぁあぁあぁあぁあ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙・・・・」
中島「あばばばばばばっっ?? ぴぎゃ゙あ゙ あんぎゃ゙ーっ! あんぎゃ゙ むききぎぎぎぃ!!!!」ジュルジュルジュル
たしかに聞こえたんですよ! 断末魔が!
なんか息苦しくてね、マスオは振り返ったんです
するとさっきまで元気だった中島くんが痙攣をしてたんですよ
マスオはこわいなぁーいやだなぁーなんて思いながら下半身をまさぐってみたら・・・・
潰れてましたよ!!
金玉がっ!!
気持ち悪いなぁー、不気味だなぁー・・・・
そして顔を見たらね
何かにとり憑かれた形相で死んでたんです
こわかったなぁー
522 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 17:59:55.74 ID:wMGWUslhO
向かう途中、僕は見慣れた風景に違和感を感じた
足を止め辺りを見渡し思い出してみる
花沢不動産の看板が消えている事に気が付いた おそらく不況の煽りで廃業したのだろう
花沢「あら、磯野くんじゃない!」
カツオ「もしかして花沢さんかい? ずいぶん綺麗になったね!」
花沢「磯野くんは相変わらず坊主頭なのね」
カツオ「あはは…… ホントはロン毛にしたいんだけどね…… 」
二人で公園に行き懐かしい昔話に花を咲かせた
僕の時間は八年前で止まったままだ
530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 18:15:37.95 ID:wMGWUslhO
勿論花沢さんは僕が懲役に行ってた事を知ってる
その為か昔の話題しか話さない 多分気を遣ってくれたのだろう
『素敵やん?』
カツオ「ねぇ花沢さん、 キミは最近どうしてるんだい?」
僕はおもむろに切り出してみた すると明るかった彼女の表情に陰がかかる
花沢「最低だわ! 父ちゃんが韓国人にいれあげて店が潰れちゃったのよ」
カツオ「そっかぁ、悪い事聞いたね、 ごめんよ花沢さん」
尚も続く話しを聞いると、どうやら花沢さんはピンサロに勤めて生活費を稼いでいるらしい
それも三回転のヘルプで惨めな思いをしているらしかった
『憐れやん?』
538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 18:35:04.61 ID:wMGWUslhO
幸い僕の懐は暖かい、 八年間の結晶である賞与金で満たされている
中ではマスオ兄さんから貰った『決別の金』五万円だけで過ごし、 賞与金には一切手をつけなかったんだ
カツオ「どうだい花沢さん、 うまいものでも食べにいかないか?」
花沢「え? 誘ってくれるの磯野くうん?」
放っておけなかったんだ、気が付くと僕は切り出していた
カツオ「そういえば花沢さん、僕は海鮮丼食べてなかったんだ、 今から『はせ川』に行かないか?」
花沢「ああ『はせ川』ね、とっくに潰れたわよ! 磯野くんが捕まった後、すぐに引退したのよ」
花沢「今は駐車場になってるわよう!」
僕は時代の流れを初めて実感した
547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 18:53:15.69 ID:wMGWUslhO
マスオ「気が遠くなってきた・・・・ 金玉を潰すとこんなに苦しいのか・・・・ 全然気持ち良くなかったよお・・・・ 」ゴロンゴロンゴロンゴロン
マスオは薄れゆく意識の中で己のしでかした破天荒なプレイを悔いていた
そして汚物に塗れた畳を舐めながら転がる
マスオ「どうやらこれまでのようだ・・・・ さらばだ中島くぅうううううううううん!!!!」
ガクッ!
高学歴のインテリジェンスマスオは静かに息を引き取った
享年28歳
これはカツオが冤罪で逮捕されてからすぐの事だった
556 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 19:10:46.67 ID:wMGWUslhO
僕と花沢さんは夜景の映えるホテルの展望ラウンジに来ていた
カツオ「おいしいかい花沢さん?」
パチンッ!
カツオ「この肉に合う上等なワインを持って来てくれないか?」
カツオ「早く持って来いッッ! スチュワーデスがファーストクラスの客に酒とキャビアをサービスするようにな!」
二人で美しい世田谷を眺めながらうまい料理に舌鼓を打つ
花沢「おいしいわよう磯野くうん!!」ガッガッ
カチャカチャと下卑た音を立て花沢さんは食事を続ける
マナーを重んじる僕は不快に感じ顔をしかめていると花沢さんは言った
花沢「そういえば磯野くうん、 マスオさんとタラちゃんが亡くなったのは知ってるわよね?」
僕は箸を置いた
カツオ「なんだって?」
565 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 19:23:55.83 ID:wMGWUslhO
思い返すと一時期頻繁にシャバから手紙が届いた時期があった
僕は鬱陶しくて読まずに捨ててたんだっけ
花沢「なんだ、知らないの磯野くん! 大変だったんだから!」
どうやらマスオ兄さんと中島は自分で金玉を潰して死んだらしい
カツオ「へぇ〜・・・・ 死んだのかあ・・・・ 」
そしてタラオは塩酸プールで半分溶けた状態で発見されてニュースになったらしい
カツオ「ふうん…… 死んだのか・・・・ あはっ!! あはははっ!! あははははははははははははははははははははははははははははははは!!」
ざまあ!
気が付くと僕は人目をはばからず大声で笑っていた
577 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 19:39:40.12 ID:wMGWUslhO
花沢「どうしたの磯野くん? 大丈夫?」
カツオ「ははっ はは…… すまない花沢さん、 思い出し笑いだよ! 昨日のテレビをさ」
僕も同じだったんだ
これじゃマスオ兄さんやタラオと何も変わらないじゃないか
カツオ「おいボーイ! シャンペンを持ってきてくれ、 キンキンに冷えたやつをね!」
込み上げる喜びを抑えきれず、 僕は密かに祝杯をあげた
『最高やん?』
カツオ「さあ花沢さん乾杯しよう!」
花沢「磯野くん、出所おめでとう!」
カチーンッッ!!
583 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 19:54:24.88 ID:wMGWUslhO
僕たちは場所をラブホテルに変え一夜を過ごす
久しぶりの女はよかった!! 八年ぶりに使った僕のペニス
それは自分の意志とは別の生き物の様に躍動していた
カツオ「ふぅ…… これで48回か…… さすがに疲れたよ…… 」
僕は一晩で48手全てで射精したんだ
そして終わるやいなや頃合いを見計らったように退室時間が訪れた
カツオ「悪いけど花沢さん、 僕は用事があるんだ 帰りはタクシーで帰ってよ!」
パサッ!
僕は万券を花沢さんの股間に放って小走りでホテルを後にした
599 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 20:25:07.33 ID:wMGWUslhO
僕はハイヤーに乗り込んでフグタ家に向かった
/フグタ家
カツオ「懐かしいな・・・・ 」
玄関口で思わず立ち止まった 久しぶりの我が家を見て込み上げるものを感じた
非常に感慨深い気持ちになる
カツオ「さて…… 僕の用事は家じゃない、 ポストだ」
カチャカチャ
手を掛けた途端、思った通り長年の郵便物が雪崩の如く滑り落ちてきた
バサバサバサ
カツオ「これは骨が折れるなあ・・・・ 」
僕は溢れかえるメールの中から目当てのモノを必死に漁る
ガサガサガサ
カツオ「あったぁーーっ! これだ!」
603 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 20:37:03.86 ID:wMGWUslhO
『管財人からの手紙』
家族全員を失った僕に残された最後の僥倖
遺産!!
カツオ「へへっ、 僕はもう二十歳だ! ノリスケおじさんにも邪魔させない、 全部僕のものだぁ! かっぱぎだよぉおおおおおおおおおお!!!!!!」
嬉しくて涙が出た!
塀から出て来たら全ての運が僕に向いていたんだ
憎たらしかった輩に天罰が下り、オマケまで付いてくるなんて!
カツオ「早く先生の所に行って相続の相談をしよう!」
僕は待たせていたハイヤーに颯爽と乗り込み事務所にむかった
610 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 20:52:12.49 ID:wMGWUslhO
曰く付きの家を売り払って僕は分譲マンションを買ったんだ
あはは、勿論一括さ!
札束を肘の高さまで積み上げてやったよ!
そして家族が出来た
花子「カツオくぅん ご飯作っておいたから、後で食べてね!」
カツオ「ありがとう花子、 そろそろ時間じゃないのかい?」
613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 20:52:42.92 ID:wMGWUslhO
花子「あらホントだ、 急がなきゃ!!」
花沢さんと二人で暮らしている 籍は入れてないから内縁の妻だ
カツオ「急げよ花子! 遅刻したらペナルティだろう?」
僕は花沢さんに風俗を3つ掛け持ちさせて、毎日ゴロゴロ堕落した生活を送っている
八年前が嘘の様な幸せな日々だあ!!
著作制作
VIP
菅
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僕は穴子