ハルヒ「あたしってキョンに嫌われてるのかしら」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ「あの夏の思いでは」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 22:21:54.05 ID:sCRxd1sx0

古泉「え?」 長門「ぶふっ!」

ハルヒ「え? なによ二人とも」

古泉「い、いえ。今更そんなことを言ってるのに一樹は驚いただけです」

長門「有希も有希も」(棒)

ハルヒ「ってことはキョンってあたしのこと嫌いなの?」

古泉「一樹は、一樹はその件に関してはあまり突っ込みたくないでござる」

ハルヒ「古泉くん、その喋り方やめて」

古泉「これは一種の罰ゲームでしているものですからお気になさらずにと一樹が言っています」

長門「有希も有希も」(棒)

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 22:29:54.12 ID:sCRxd1sx0

ハルヒ「ところでみくるちゃんとキョンが遅いけど古泉くんなにか知ってる?」

古泉「一樹が聞いた話によると、彼は佐々木さんとこの後お会いになるとか言ってたでしょうと予想してみるテスト」

長門「有希も有希も」(棒)

ハルヒ「それ本当なの?」

古泉「一樹は彼から聞いたので間違いないはずでおまる。あ、この黄色いお茶を飲んでよろしいですか?」

ハルヒ「誰が入れたか知らないけどどうぞ」

古泉「では・・・あ、アンモニア臭がする」

長門「ぶー」

古泉「あ、これは失礼。一樹はアンモニア臭がする液体を飲んだ・・・飲んじゃった!」

コンコン

ハルヒ「どうぞ」

朝比奈「あ、涼宮さん・・・」

ハルヒ「なんだみくるちゃんか。ノックなんかしないでもいいのに」

朝比奈「涼宮さん、キョンがどこに行ったか知らないかな?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 22:39:31.17 ID:sCRxd1sx0

ハルヒ「え?」 古泉「おェ・・・ぜひィ・・・」 長門「ぶー」

朝比奈「え?」

ハルヒ「みくるちゃん、いまなんて言ったの?」

朝比奈「キョンがどこにいるのか知ってるかな・・・」

ハルヒ「・・・」 古泉「い、一樹は非常にマズイ状況で・・・」 長門「い、一樹だけ」(棒)

朝比奈「・・・あ、すまない・・・すみません。用事を思い出したので失礼します・・・わ」

タッタッタ

ハルヒ「・・・古泉くん、今の聞いてた?」

古泉「一樹はなにも聞いてませんでした」

長門「有希も有希も」(棒)

ハルヒ「もしかしてみくるちゃんとキョンの間になにかあったんじゃないかしら!」

古泉「一樹はなんとも言えねえ」

ハルヒ「怪しいわ・・・古泉くん、有希、みくるちゃんのあとをつけるわよ」

古泉「一樹は反論する術を持たない故に従うに300ペソ」

長門「有希も有希も」(棒)

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 22:45:55.08 ID:sCRxd1sx0

[街]

キョン「よお、待ったか?」

佐々木「ふぁ・・・キョンくぅ〜ん!」

ダキッ

キョン「わわわっ! ワッツ!」

佐々木「キョンくん、どうしようどうしよう、うひェ〜ん」

キョン「(待て待て待て待て! なにがどうなってやがる!)」

谷口「キョンじゃねえか、こんなところでわわわわ忘れものじゃねけどリターンするしかねえ!」

キョン「(なんだこの展開。見られたのが谷口以外だったら洒落にならんぞ)」

佐々木「ぐすっ・・・」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 22:56:01.36 ID:sCRxd1sx0

キョン「落ち着いたか?」

佐々木「すみません・・・私ったら・・・どうしていいのかわからなくて」

キョン「・・・もしかして朝比奈さんだったりしませんよね」

佐々木「わ、私です。朝比奈みくるです。合ってます」

キョン「(うわぁ・・・顔と喋りが一致しねェ・・・)」

佐々木「あ、あのぅ、どうかしましたか?」

キョン「い、いえ。それで朝比奈さんはどうして佐々木に変装してるんですか?」

佐々木「へ、変装じゃありません」

キョン「はは、冗談ですよ(やばい、この佐々木は・・・)」

佐々木「あの、それで、話ですけど私が気が付いたときにはこの状態だったんです」

キョン「はぁ・・・最後に意識があったのはどこまでですか?」

佐々木「えっと・・・と・・・ととと///」

キョン「と?」

佐々木「おトイレ・・・」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:04:00.50 ID:sCRxd1sx0

キョン「あーそれはそれは///」

佐々木「ななな、なんで顔赤くしてるんですかっ!」

キョン「なんでもありません。それで気がついたときにいたのが?」

佐々木「あそこです」

キョン「トイレですか」

佐々木「ななな、なんでトイレになるんですかっ! あそこの路地裏です」

キョン「路地裏ね・・・(厄介なことが起きてるみたいだが、長門達に聞いてみないことにはなにもわからんな)」

佐々木「あ、あのぅ」

キョン「長門のところへ行きましょう。あいつならなにかわかるかもしれません(罰ゲーム中だが)」

佐々木「は、はい」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:08:42.36 ID:sCRxd1sx0

[草陰]

古泉「一樹は涼宮上官殿にお知らせがあります」

ハルヒ「なに?」

古泉「一樹と彼と佐々木さんはベンチで隣り合わせであります」

ハルヒ「古泉くんはここにいるじゃない。双眼鏡貸しなさい」

古泉「一樹は華麗に反転して差し上げた」

ハルヒ「ななな、なによキョンの奴。良い雰囲気じゃないのよ。も、もしかして告白みたいなことして・・・」

長門「有希も告白したい」

古泉「あー! あー! 一樹の危機察知能力がここで炸裂だぁー!」

ハルヒ「うるさい! 黙ってらんないの!」

古泉「一樹は怒られ損なのであった」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:14:32.38 ID:sCRxd1sx0

[街]

朝比奈「あ」

キョン「ん?」

佐々木「ああ!」

キョン「おう・・・えっと佐々木か」

朝比奈「う、うん。浜の大魔人佐々木である・・・ってなんだいこのカンペ」

キョン「気にせんでいい。それでお前はもう事情は大体把握してるとみていいのか?」

朝比奈「事情というのがどこまでなのかはわからないからなんとも言えないね」

キョン「今から朝比奈さんと長門のところへ行くつもりなんだが」

朝比奈「付き合うよ」

キョン「(つ、突き合う!)」

朝比奈「ん、どうかしたかい?」

キョン「もう一回言ってくれ!」

朝比奈「え? ・・・付き合うよ?」

キョン「もう一回!」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:22:19.12 ID:sCRxd1sx0

[草陰]

ハルヒ「ああ、もうここからじゃなんの話してるかわからないわ」

古泉「あたりまえだのクラッカー」

ハルヒ「あ?」

古泉「と言わないつもりがうっかり口が滑ってしまった一樹でした」

ハルヒ「もう古泉くんは帰っていいわ。喋り方うざいし、存在自体がうざくなってるし」

古泉「い、一樹はいつも涼宮さんのことを考えて行動して――」 ハルヒ「有希、行きましょ」

古泉「ちょっ、待てよ!」(木村拓哉風)

長門「有希は待たない。誰も待たない。それが人生。それが一樹」(棒)

ハルヒ「有希ぃー」

長門「はぁい」(棒)

古泉「えっと、これが罰ゲームですかね」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:28:17.85 ID:sCRxd1sx0

[部室]

キョン「さて部室に来たわけだが」

朝比奈「誰もいないね」

佐々木「ふぇ・・・涼宮さんたち、どこに行ったんですかぁ」

キョン「ハルヒはどうでもいいが長門がいないのは痛いな」

?「でも僕がいる」

キョン「ん? 聞き覚えのある声がしたが」

?「ここだよキョン」

キョン「どこだ」

佐々木「ふぇ、ふぇ〜」

朝比奈「キョン、上だよ」

国木田「やあ」

キョン「なにやってんだおまえ」

国木田「キョンを驚かせようと思ってね。こうやって天井に張り付いてたんだ」

キョン「ねえよ」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:35:14.71 ID:sCRxd1sx0

キョン「それでおまえはここでなにしてんだ? 天井に張り付くだけのために来たわけじゃあるまい」

国木田「うん。キョンは今朝のこと覚えてるかな?」

キョン「今朝? ああ、あれのことか?」

朝比奈「なんだいあれって?」

キョン「いや、それはまああれだ。男の秘密って奴だ」

朝比奈「くっくっ、わざわざ隠さなくてもいいのに」

国木田「それにしても佐々木さん、久しぶりだね」

朝比奈「そうだね」

国木田「・・・あ、えっと、久しぶり」

朝比奈「・・・」

佐々木「・・・・・・え、え、え、わ、私ですかぁっ」

国木田「ず、随分と話し方変わったんだね」

朝比奈「・・・」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:42:33.84 ID:sCRxd1sx0

キョン「そ、そんなことより、話の続きしようぜ」

国木田「そうだね。今朝、検尿のための尿を余ってたからキョンにあげたよね」

キョン「ああ、国木田だけキットが二つだったんだよな」

朝比奈「ちょっと待って。キョンはそれを貰ってどうしたんだい?」

キョン「決まってるだろ。古泉に飲ませるためだ」

朝比奈「う、うん?」

国木田「なんか朝比奈さんの喋り方も変わってるね。まるで佐々木さんと入れ替わったみたいだよ」

キョン「な、なに言ってるんだ。そんなことあるわけないだろうが(鋭いっ!)」

国木田「言ってみただけだよ。それで尿の話だけど、あれどこにやったの?」

キョン「あ、あれな。部室の紙コップに入れておいたはずだが」

佐々木「あ、あのぅ、これですかぁ?」

キョン「ああ、それです」

国木田「あれ、これだけ?」

キョン「なんだ」

国木田「僕が渡した尿はもっとあったはずなんだけどな」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:52:33.68 ID:sCRxd1sx0

キョン「朝比奈さん、ちょっとそれ見せて貰っていいですか?」

佐々木「は、はぁい」

キョン「く、くせえ」

国木田「失礼だなキョン。僕の尿なのに」

キョン「おまえの尿とか関係ねえだろこれは。どれどれ、ん、減ってる・・・か?」

国木田「減ってる?」

キョン「ん、ああ、俺が注いだときはもっとあったはずなんだが」

朝比奈「それって」

国木田「誰かが飲んだってことじゃないか!!!」

キョン「誰かっつうか、どうせ古泉だろうな。あいつの前に置いておいたし」

朝比奈「う、うーん?」

国木田「うわあああぁぁぁ!!!」

キョン「国木田?」

国木田「そんな・・・そんなことって・・・僕の尿ドリンクを・・・飲んだ人がいる・・・」

キョン「いや、ドリンクはねえよ」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:59:17.94 ID:sCRxd1sx0

国木田「僕のせいだ! 僕がキョンなんかに渡さなければ・・・」

キョン「オーバーな奴だな」

国木田「は、ははは・・・ふはははははははは」

佐々木「ふぇ〜」

キョン「国木田・・・」

国木田「オーバー? 違うよ。オーバーなんかじゃない。ゲームオーバーだよ」

キョン「佐々木」

朝比奈「捻りが甘いね」

国木田「あの尿はね、特殊な尿なんだよ」

キョン「いや、おまえの尿だろ」

国木田「実のこと言うとね、あの尿は僕だけのものじゃないんだ」

キョン「なんだってー」(棒)

国木田「あの尿には谷口のものも混じってるんだよ」

キョン「なん」(棒)

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/19(金) 00:08:02.29 ID:sCRxd1sx0

国木田「僕と谷口はここのところ、同じ部屋で寝食を共にしてるんだ。知ってたかい?」

キョン「知らねえよ。つか、んなショッキングな話をいきなり持ち出すんじゃねえ」

国木田「寝食だけじゃない、お風呂だって一緒さ。二人で洗いっこするんだ。羨ましいと思ったねキョン」

朝比奈「思ったのかい」

キョン「ねえぞ」

国木田「もちろんトイレをするのも一緒だよ」

キョン「どこがどうもちろんなのかわからんな」

朝比奈「キョン、トイレってのは一緒にするものなのかい。いや、僕が浅学なだけでそれが社会常識なのか・・・」

キョン「ねえぞ」

国木田「今朝も一緒だった。僕の隣で谷口は言ったもんだよ。「ああ、今日も気持ちいいな」って」

キョン「おごぇ」

朝比奈「キョン!」

佐々木「ふぇ〜」

国木田「ふ、ふふふ、キョンには刺激が強すぎたみたいだね」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/19(金) 00:17:42.51 ID:Rm9mxA1y0

キョン「そ、それで」

国木田「実はそれだけじゃないんだ?」

キョン「俺に聞くなよ」

国木田「ごめん。今のは間違いだよ。つまりね、僕と谷口の混合で科学反応が起きたんだ。ケミストリー的な。ちなみに堂珍はイケメンだよね」

佐々木「あ、私もケミストリー知ってますぅ」

国木田「その科学反応が厄介だったんだ」

キョン「早く次」

国木田「お互いの愛を確かめ合うために僕たち二人は尿を飲んだんだよ」

キョン「うぎぇ」

朝比奈「キョン!」

佐々木「ふぇ〜・・・」

バタッ

キョン「朝比奈さぁーん」(マチルダさーん的な)

国木田「ふふふ、佐々木さんには刺激が強すぎたかな」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/19(金) 00:26:33.05 ID:Rm9mxA1y0

キョン「国木田ぁ!」

朝比奈「キョン、話の続きを聞こう」

国木田「それが間違いだったな。ミスだったな。アキレスミスだった」

キョン「確かにその言い間違いはアキレス腱が切れそうだ」

国木田「キョン、僕が誰かわかるかい?」

キョン「国木田だろ。それ以上でもそれ以下でもない」

国木田「ふふふ、そう言うと思ったよ。僕は国木田じゃないんだ」

キョン「もうやだ・・・」

朝比奈「キョン、目を閉じちゃ駄目だ! キョン! 誰か! 誰か! 助けてください! キョンを助けてください!」

国木田「世界の中心で愛を叫ばないで僕の話を聞いてほしいな」

キョン「か・・・ゆ・・・うま」

朝比奈「お粥かい? 今すぐ用意する!」

タッタッタ

国木田「ふははは、僕は谷口なんだよ!」

キョン「・・・」チーン

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/19(金) 00:33:19.22 ID:Rm9mxA1y0

国木田「嘘だっ! 僕が谷口なわけがない!」

キョン「・・・」

国木田「君はそう思うだろうね。でもこれが真実なんだ。笑っちゃうだろ」

キョン「ぐすっ」シクシク

国木田「いや笑えないよね。僕らはなにも悪いことをしてないのに、尿を飲んだだけなのに、こんなことって」

キョン「ずびぃ」

国木田「僕は世界を呪った。僕が間違ってるんじゃない、世界が間違ってるんだと」

キョン「けほっけほっ」

国木田「でもね、それは罪だった。罪だったんだよ。君は、あるかな? 復習、憎しみ、罪悪感…」

?「一樹にはそのうち二つがありますよ」

国木田「あ! ああ!」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/19(金) 00:44:18.91 ID:Rm9mxA1y0

谷口「一樹がこんにちわ」

国木田「国木田っ!」

谷口「え?」

国木田「国木田は帰ったんじゃないのかい」

谷口「一樹は、一樹は混乱中です」

国木田「僕は今、キョンに事情を話してたところだよ」

谷口「一樹は・・・俺は・・・俺は・・・俺は俺は俺は・・・」

国木田「どうしたの国木田?」

谷口「おかしいぞこれっ! 俺は俺は・・・どうなってるんだこれ! うわあああぁぁぁ」

国木田「国木田!」

ガタッ

朝比奈「キョンくぅ〜ん、お粥・・・キョンくぅ〜ん・・・キョンくぅ〜ん・・・ふぇ〜おかしいですぅ」

佐々木「んん? え、え、え。僕はどうしたんだ? え、え、え」

キョン「・・・」チーン

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/19(金) 00:50:35.34 ID:Rm9mxA1y0

キョン「ええっと、つまりだ。ここにいる国木田は谷口なのか」

国木田「その通り。でも喋り方とかは変えられなくてね。これだと国木田が喋ってるみたいだけどさ」

キョン「りんちゃーん!」

谷口「もうそんな時間かよ」

キョン「まあそれはいい。それでこの谷口が古泉なのか」

谷口「おうよ。信じられないかもしれないけどよ」

キョン「で、朝比奈さんたちはまだ元通りにはなっていないと」

朝比奈「そうみたいですぅ〜、この喋り方どうにかなりませんかぁ〜」

佐々木「え、え、え」

キョン「なんだこれ・・・なんだこれ・・・」

ハルヒ「お待たせー」

キョン「待ってねえよ!」

ハルヒ「え?」

キョン「だから待ってねえよ」

ハルヒ「・・・」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/19(金) 01:00:24.46 ID:Rm9mxA1y0

ハルヒ「ぐすっ」

タッタッタ

キョン「・・・」

谷口「なにやってんだよ! 早く追えよ! おまえの役目だろうが」

キョン「谷口・・・じゃなかった古泉」

朝比奈「そうですねぇ〜ここはしゅしゅしゅしゅうしゅうがつかないみたいですし」

佐々木「え、え、え」

谷口「行けよ。クライマックスだ」

キョン「谷口・・・じゃなかった古泉」

谷口「走れ! キョン! 走れ!」

キョン「・・・ここは任せたぜ!」

ガタッ

長門「・・・」 キョン「長門っ!」

長門「ドッキリでした」(棒)

キョン「なんだードッキリかぁ」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/19(金) 01:05:36.81 ID:Rm9mxA1y0

長門「涼宮ハルヒは除く」

キョン「・・・ドッキリは本当なのか!」

長門「・・・」コク

キョン「でもあいつ、古泉飲んだよな、あれ」

長門「・・・」コク

キョン「あいつ馬鹿だよな」

長門「・・・」コク

キョン「ハルヒは追わないといけないんだよな」

長門「・・・」コク

キョン「だよな・・・」

  今日もまた、キョンは涼宮ハルヒを追って走るのだった。

                   完

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/19(金) 01:07:21.68 ID:Rm9mxA1y0

なんだこれ・・・なんだこれ

いやあ久しぶりの即興だから←言い訳



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