1 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/13(土) 22:45:45.29 ID:vC6YOUe8o
SS初心者です
色々間違った部分があるかもしれませんがよろしくお願いします
9 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 00:31:32.16 ID:OnFmfMSEo
僕はなんとか病院を退院することができ、ミサトさんとすむことになった。それがいけなかったんだ……
シンジ「お、お邪魔します…」
ミサト「何言ってるのよ、ここはあなたの家なのよ?」
シンジ「す、すいません」
シンジ「じゃあ、た、ただいま…」
ミサト「おかりなさい」
テクテク
シンジ「って!うわあ!!」
ミサト「あ、ごめんね〜ちょっちちらかってるから」
シンジ「これがちょっと…」
ミサト「あ、シンジ君それ冷蔵庫にいれておいて〜!」
シンジ「は、はい!」
11 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 00:50:03.81 ID:OnFmfMSEo
ミサト「じゃあシンジ君、先お風呂入っていいわよ」
シンジ「わかりました、じゃあお言葉に甘えて」
テクテク ガチャ バタン!
*ペンペンの所はカットです
シンジ(ミサトさんか…)
シンジ(悪い人ではなさそうだな)
シンジ(もしかしたら…)
シンジ(ミサトさんとなら本当の家族みたいになれるかもしれないな…)
〜数分後〜
シンジ「ミサトさんお風呂、次いいですよ」
ミサト「そう、わかったわ」
ガチャ バタン!
シンジ「あ、そういえばシャンプー使いきっちゃったんだ」
シンジ「確かここに予備が…」
ガチャ
シンジ「あったあった」
テクテク
この時もしわたしに行ってなかったらどうなってたんだろ…
12 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 01:08:22.07 ID:OnFmfMSEo
ミサト「シンジ君は碇司令に利用されてるだけ」
ミサト「だからネルフの道具…」
ミサト「よって、ネルフ社員の私の道具でもある」
ミサト「――――――か」
シンジ「え」
ミサト(でも私は彼を自分の家族として)
ミサト(一人の人間として一緒に暮らすことを決めた)
ミサト(だから私はどんな時でも味方よ、シンジ君)
タッタッタッタッタ ガチャ バタン!!
ミサト(ん?今玄関の方から音がしたような…)
ミサト(気のせいかしら?)
13 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 02:22:26.43 ID:OnFmfMSEo
シンジ「なんだあれなんだあれなんだあれなんだあれなんだあれ!!!」
シンジ「ミサトさんの道具!?ネルフの道具!?父さんの道具!?」
シンジ「ふざけんなよ!!!!」
シンジ「僕を!!よくも僕を!!!」
シンジ「信じてたのに!!!」
シンジ「僕の気持ちを裏切ったな!!!!」
――その頃―――
ミサト「ええ、そうよ、わかったわまた後で」
ミサト「シンジ君…どこいっちゃったのよ…」
14 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 03:00:47.06 ID:OnFmfMSEo
冬月「シナリオより少し早かったな」
ゲンドウ「シナリオ通りに変わりはない」
冬月「そうだな。だが何故逃げたのか検討がつかん」
ゲンドウ「あいつのことだ、シトとの戦いを思い出したのだろう」
冬月「しかし、本当にそうかね…耐えられると思ったのだが」
ゲンドウ「深く考えても意味があるまい」
冬月「…そうだな」
―それから1日―
シンジ(……あの時やっぱり一人で暮らすって断ればよかった……)
テクテク
シンジ(そうすれば…こうならずにすんだのに…)
テクテク
シンジ(行く場所も帰る場所もない……)
テクテク
シンジ(日が暮れてきた……)
テクテク ピタ
シンジ(もういいや…ここで寝よう……)
15 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 03:56:30.96 ID:OnFmfMSEo
――二日目――
ミサト「二日たっても見つけられないなんて〇〇班は何してるのよ!!!」
〇〇←なんて名前か忘れました
すいません
ミサト「言い訳は聞きたくないわ!!!」
ガチャ!!←電話機の受話器置いた音
ミサト「…シンジ君…どこよ…」
―その頃―
シンジ「……」
テクテク ボソッ
シンジ「…もう夜か……」
パッ←ライトがつく音
パッ
シンジ「!!」
『初号機パイロットを発見しました、これより保護します』
タッタッタッタッタ!!
『待てぇ!!』
シンジ「ハァハァ…ハァハァ」
タッタッタッタッ!
ガシッ←捕まえる音
シンジ「離せ!!離せよ!!僕は道具なんかじゃない!!!離nうっ!……」
『今、睡眠薬を注入しました』
『これより本部に移動します』
――一方ネルフでは――
ゲンドウ「うむ、ご苦労だった」
ゲンドウ「安全に移動してくれ」
『了解』
プツン―
冬月「なんとかシトが来る前に回収できたな」
ゲンドウ「ああ」
16 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 09:00:15.09 ID:OnFmfMSEo
ガチャ バタン!
ミサト「………今から、いくつか質問に答えててもらうわよ」
シンジ「…………」
ミサト「いままで何処に行ってたの?」
シンジ「…………」
ミサト「シンジ君!」
シンジ「…………」
ミサト「……じゃあ、質問を変えるわ…」
ミサト「何故、逃げたの?」
シンジ「…………」
ミサト「パイロットに乗りたくないの?お父さんが嫌いなの?」
ミサト「それとも、私が嫌い?」
シンジ「…………」
ミサト「シンジ君!答えて!」
シンジ「………全部…ですよ…」
ミサト「え?」
シンジ「だから!!全部です!!!」
シンジ「パイロットが嫌いで!父さんが嫌いで!ネルフも嫌いで!」
シンジ「ミサトさんが嫌い何ですよ!!!」
17 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 09:08:03.38 ID:OnFmfMSEo
シンジ「僕は道具なんかじゃない!!」
シンジ「人間なんだ!!」
シンジ「なのに皆!!僕を道具としか見てないんだ!!!」
シンジ「だから!!嫌い何ですよ!!」
ミサト「……なんで………そう思うの………」
シンジ「ミサトさんが!そう言ったんじゃないですか!!」
ミサト「…何…言ってるの……」
シンジ「風呂でそう言ってるのを聞きましたよ!」
ミサト「え!?あ、あれは違うの!!」
シンジ「何が違うんですか!!」
ミサト「あれは!!私がシンジ君を守るって決める時に!」
ブー!ブー!ブー!ブー!←ブザーの音
『非戦闘員はただちに避難してください繰り返します非ぃ………』
ミサト「クッ…こんな時に…」
シンジ「ほら…早く行きましょうよ」
ミサト「え、えぇ…」
18 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 11:16:48.84 ID:zbJQGssoo
シンジ「……」
シンジ(またシトと戦わなきゃいけない……)
シンジ(今度は死ぬかもしれないな……)
シンジ(まあいいか、僕が死んでも悲しむ人なんていないし……)
ゲンドウ「出撃だ」
ミサト(守るって決めたのに…)
ゲンドウ「どうした?」
ミサト(守るどころか逆に傷つけてしまった…)
ゲンドウ「葛城一佐!」
パッ
ミサト「は、はい何でしょう」
ゲンドウ「出撃だと言っている」
ミサト「も、申し訳ありません」
ミサト「発進!!」
シンジ「……」
ミサト(家族失格ね………)
19 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 12:15:34.21 ID:yWPPUyuwo
ミサト「シンジ君、まずはパレッガンで先手をとって!」
マヤ「会話、あちらがわからカットされました!」
ミサト「何ですって!?」
リツコ「彼は何を考えてるのかしら?」
―その頃―
シンジ「うぉおおお!!!」
ババババババン!!
シンジ「ハァハァ…ハァハァ…」
シュッ!バシ!
シンジ「うわぁああ!!!」
バン!!
シンジ「くそっ!!…」
シンジ「お前みたいな…ハァハァ…お前みたいに…」
シンジ「お前みたいに他人のことを考えない奴が居るから!!!」
マヤ「シンクロ率90%を越えました!!」
リツコ「たった二回目で90!?」
マヤ「94…97…101
現在シンクロ率101%です!!」
ミサト「シンジ君…あなたは何を…」
シンジ「うわぁああああ!!!!」
20 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 13:48:09.41 ID:KgecnkS5o
初号機が一瞬で起き上がり、シトにタックルをした
シトが倒れた瞬間にパレッガンを構えコワに向けて連射するも
A.T フィールドを展開され当たらない
シンジ「くそ!!当たれよ!!」
シュッ! バシ!!
シンジ「うわぁあ!!」
ヒューーン ズドーン!!!
初号機は攻撃をくらい
山に飛ばされたのだ、早く立たなければ危ないと思い立とうと手を動かそうとした瞬間、シンジは気づいた
指先に二人の男子がいたことに
だがシンジに悩んでいる時間はない
頭を回転させ、シンジは乗せることを決意した
シンジ「そこの二人!乗って!!」
そう言い、エントリープラグが初号機から出てくる
ミサト「何してるのよ!シンジ君は!」
リツコ「……」
リツコ(今の最善策を尽くしたって所かしらね…)
ミサト「こんなことをしたらシンクロ率が下がってしまうわ…危険よ…」
マヤ「二人とも乗り終わりました
………!?」
リツコ「どうしたのマヤ?」
マヤ「シンジ君のシンクロ率、下がりません!!」
リツコ「彼は…一体……」
21 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 14:32:13.30 ID:KgecnkS5o
トウジ「み、水!?」
ケンスケ「カメラが!」
シンジ「少し黙ってて!!」
「「はい……」」
黙らせたつかの間
シュッ! ザク!!
シンジ「うぅぉわああ!!ぐぅわああ!!!」
二人はシンジを見てることしかできなかった
その直後
ピ√ ̄\_____
マヤ「パイロット、意識不明!!これ以上は危険です!!」
ミサト「シンジ君!!」
ゲンドウ「神経接続すべてカットだ!」
「了u …」
ピー――√\/\√ ̄\√\/
マヤ「っ!?……………パイロット…正常位に戻りました……」
ゲンドウ「………」
冬月「どういうことだ…」
リツコ「まさか……暴走!?」
ミサト「シンジ君…」
22 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 14:47:53.83 ID:CmpMfcBIo
そしてシトは頭にむかって攻撃をしかけた
ミサト「シンジ君!!避けて!!」
その瞬間
キーン!!
ゲンドウ「!……」
リツコ「嘘……」
ミサト「え……」
その他「!?」
シンジは
A.T フィールドを展開していた
そして初号機は力いっぱい飛び
シトのコア目掛けて
飛びげりを喰らわした
一瞬のできごとにシトはA.T フィールドをはれなかった
「シト……賃滅」
この状況のなかでわかったことは
初号機は
暴走していなかった
24 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 19:00:37.84 ID:CMCp9F16o
そのあと、ネルフによる迎えがきて
初号機の中から三人をだした
ケンスケ、トウジは気を失っていたもののシンジだけは起きていた
改めて暴走ではないとわかった
シンジはネルフにつくもすぐ気を失い病院施設に送られた
ケンスケ、トウジは目が覚めると共に自宅へ送られた
―後日―
シンジ「ここは…」
ミサト「病院よ」
シンジ「ミサトさんですか…」
シンジ「父さんの命令かなにかで来てるんですか……」
ミサト「違う!私はいま自分の意思でここに来てる」
シンジ「そうですか…ご自由に…」
ミサト「今日はシンジ君に話したいことがあって来たの」
シンジ「何ですか」
ミサト「あなたが言ってたお風呂の件なんだけど…」
ミサト「貴方は誤解してる!」
ミサト「たしかにお風呂でそう言ったわ」
ミサト「でも――――――――」
25 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 19:18:47.74 ID:CMCp9F16o
ミサト「―――――――なのよ」
シンジ「それを信じろと?」
ミサト「ええ…」
シンジ「信じられるわけ無いじゃないですか!!」
ミサト「でもこれが真実よ……!」
シンジ「仮にそれが本当だとしても」
シンジ「どっちにしろ僕はネルフの道具じゃないですか!」
ミサト「それは……」
シンジ「帰って下さい……」
ミサト「シンジ君……」
シンジ「帰って下さい!!!!」
ミサト「――――――わかったわ」
26 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 19:54:59.26 ID:GJrTHcUvo
ガラッ! バタン
シンジ(こんなことになるなら
人と関わんなきゃいいんだ………)
シンジ「…これで…いいんだ……これで……」
スースースースー←いびき
『本当にそれでいいの?』
………いいんだよ
『本当にそれでいいの?』
言ってるじゃないか……
『本当にそれでいいの?』
――――――――いいんだよ!!!
『何故?』
人と関わらなきゃこんな事にはならなかったんだ!!
『一生そうやって生きていくの?』
そうさ!人とはもう親しくならない…
『知らない人でも?』
そうさ 親しくならなければ裏切られないですむからね』
29 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 20:19:38.30 ID:GJrTHcUvo
『碇司令でも?』
!!……………………
『碇司令にもそうやって接するの?』
―――――――――そうさ
父さんは僕を利用してるんだ…
だから 親しくなっていつ捨てられるか分からないからね…
『僕みたいにね』
君は?
『僕は君だよ』
………そう
『でも、逃げてても何も始まらないよ?』
…逃げてる訳じゃないさ
『じゃあ、何をしているの?』
…人から距離を置いてるだけさ
『そう』
カンカンカンカンカン…―
パッ
シンジ「夢…か…」
30 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/14(日) 23:40:11.50 ID:GJrTHcUvo
コンコン!
『入っていいかしら』
シンジ「いいですよ…」
ガラッ バタン!
「様子はどう?」
シンジ「平気ですよ…リツコさん」
シンジ「なんの用ですか」
リツコ「今からいくつかの質問に答えてもらうわ」
シンジ「質問…ですか」
リツコ「そうよ、まず
何故会話をカットしたの?」
シンジ「ごちゃごちゃ言われたら集中出来ないので…」
リツコ「あら、そう
でもそれはいけないことなのよ?」
シンジ「すいません」
リツコ「まあいいわ、では次の質問よ」
リツコ「何故市民をプラグ内へ入れたのかしら」
リツコ(彼の口から聞きたいわね)
シンジ「あの時、これが最善だったと思い行動を実行しました」
リツコ「そう」
リツコ(やはり私と同じ考えね)
74 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 20:55:46.54 ID:PGpPTMHuo
リツコ「何故、貴方はA.T フィールドを」
リツコ「展開できたの?」
シンジ「…」
リツコ「貴方にはまだ展開方法を
教えてないはずよ?」
シンジ「僕、実は……
スパイなんですよ」
リツコ「え!?」
76 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/17(水) 21:09:02.61 ID:PGpPTMHuo
シンジ「なんちゃって」
リツコ「ふざけないで!」
シンジ「…………すいません」
シンジ「まだ起きたばかりだから
きっと混乱してるんですよ…僕…」
リツコ「……」
シンジ「すいません……
何も分からないんです」
リツコ「……」
32 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/15(月) 00:12:38.47 ID:Z8kgvXpZo
リツコ「分からない?」
シンジ「はい…あの時のこと…思い出せないんです…」
リツコ「…」
シンジ「すいません…」
リツコ「……そうわかったわ」
リツコ「協力に感謝するわ」
リツコ「それじゃあ、安静にしていてね」
テクテク
シンジ「リツコさん…!」
ピタ
リツコ「なに、シンジ君?」
シンジ「これは…父さんの命令か何かですか…?」
リツコ「いいえ、違うわ」
リツコ「個人としての質問よ」
シンジ「そうですか…ありがとうございます」
テクテク ガラッ バタン!
シンジ「何を考えてるんだ…」
34 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/15(月) 10:38:09.25 ID:4kNo4DZBo
シンジ(考えても仕方ないか…)
『何故A.T フィールドを展開のさせたのかしら』
――――――――か
シンジ(…………)
――――――――――
――――――――
――――――
―――――
――――
―――
――
シンジ「うぅぉわああ!!ぐぅわああ!!!」
ザク!ザク!
トウジ「お、おい!どうしたんや!?」
ケンスケ「おい!…」
シンジ「うぅぐぅうう!!痛い!!痛いよ!」ザク!
ザク!
シンジ「痛い…!死ぬ……!」
ザク!
シンジ「ぅうう……!!!」
ガタッ!
ケンスケ「…し、死ぬ……!ヒ、ヒィイ!」
バタン!
トウジ「お、おい!!ケンスケ!」
35 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/15(月) 11:07:22.35 ID:4kNo4DZBo
あれ、ここは?
『エヴァの中よ』
…………そう
『貴方は今、意識を失ってるの』
……?何で?
『シトに負けたからよ』
負けた…?じゃあ、僕は死んだの?
36 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/15(月) 18:58:07.02 ID:qJzx64Ako
『簡単に言うとそうよ』
……そうなんだ
『悲しい?』
…悲しくわないよ
『それじゃあ、悔しい?』
………うん 悔しみはある…
結局僕は利用されて死んだんだって
『それじゃあ、死にたくない?』
………いいんだ…もう
もう生きるのに疲れたんだ…
37 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/15(月) 19:45:30.93 ID:qJzx64Ako
『じゃあ、世界がどうなってもいいの?』
…うん、もうどうでもいいんだ
こんな世界…
『じゃあ、何故この子達を助けたの?』
それは……見殺しなんて出来なかったから…
『じゃあ、ここであきらめたら
みんな死ぬのよ』
……………
『私からすればそれだけじゃない、
貴方には死んで欲しくないの』
!!……………何で?
『貴方は私の大切な人、死んで欲しくないし、世界も救って欲しいの』
―――――――わかった
…でも、大切な人って……
『ありがとう』
……………!!まさか!!
『シンジ』
母さん!!?母さんなの!!?
待ってよ!!行かないでよ!!
『大丈夫、私はいつも貴方の
側に居るわ』
…………………………………―――
38 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/15(月) 20:07:26.50 ID:qJzx64Ako
パッ!
シンジ「ハッ!………ここは…エヴァ…そうか…生きてるんだ……」
シンジ「…いつも…側に居る……」
シンジ「!……わかったよ、母さん」
シンジ「母さんがどこに居るか!」
シューー― キィン!!
シンジ「だから、見ててよ
母さん!」
ダッ!
シンジ「僕!」
ヒューー―ン!
シンジ「頑張るから!」
バキーーン!!
「…シト……賃滅」
―――――――――――
――――――――――
―――――――――
――――――――
―――――――
――――――
―――――
――――
―――
――
―
シンジ「――――――――思い出した―――」
40 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/15(月) 21:16:24.48 ID:qJzx64Ako
シンジはその後、退院しミサトの家へ送り込まれた…
ミサト「…お帰りなさい」
シンジ「……」
テクテク ガラッ バタン!
ミサト「……」
シンジ(特にやることなんてないな…)ガチャ ♪〜
ミサト(もうダメなのかしら……)
―次の日―
シンジ(一応、学校には行くかな)
シンジ(弁当……作るか…)
―数十分後―
シンジ「よし、完成だな」
ガラッ テクテク
ミサト「し、シンジ君!?これ貴方が作ったの?」
シンジ「はい、一応当番ですから」
ミサト「あ、ありがとう」
シンジ「じゃあ、僕は行きます」
ミサト「い、いってらっしゃい」
ガチャッ バタン!
ミサト「シンジ君…貴方がよく分からないわ……」
41 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/15(月) 22:14:19.83 ID:qJzx64Ako
*ちなみに今日が転校日です
シンジ「新しい学校生活か…」
シンジ「友達……は、要らなな………」
―学校―
先生「今日はこのクラスに転校生が来ることになりました」
ワイワイガヤガヤ!
綾波「……」
先生「お静かに!」
シーン
先生「ゴッホン…えーそれでは紹介します」
先生「碇シンジ君です」
ガラッ テクテク
シンジ「〇〇〇から来ました
碇シンジです」
シンジ「よろしk…」
「「ぁああああああ!!」」
ビクッ!
先生「ど、どうしたんだね!!」
「「お前はあの時の!!」」
シンジ「……どーも…」
シリアイナノカシラ…ヒソヒソ…
先生「なんじゃ、お前ら知り合いか?」
「「はい!命の恩人です!!」」
エ?イノチノオンジン? ヒソヒソ ドーユーイミー?
42 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/15(月) 23:32:29.54 ID:qJzx64Ako
ケンスケ「ほら、前に俺らがシェルターから無断で出た時に」
ケンスケ「エヴァに助けられたって話たじゃないか」
トウジ「そのパイロットがこいつなんや!」
エー!?ナニソレスゴーイ! キャーカッコイイ!! ワイワイガヤガヤ!
シンジ「……」
先生「こら!静かにせんか!碇君が困ってるじゃろ!」
ワイワイガヤガヤ!
先生「はぁ〜しょうがないのう
すまんの碇君」
シンジ「いえ、別にいいです」
先生「とりあえず、え〜そこの席でいいかの?」
シンジ「はい」
ワイワイガヤガヤ!
―休み時間―
トウジ「転校生!あの時は礼を言ってなかったな、ホンマおおきに」
ケンスケ「ありがとな!」
シンジ「いいよ、別に」
43 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/16(火) 09:45:22.09 ID:kIpSmeVeo
トウジ「そや!転校生!今日放課後あいてるかいな?ゲーセン行かへん?」
シンジ「………今日は訓練があるんだ」
トウジ「そりゃ残念やな、じゃあいつでも誘ってくれてかまへんからな」
シンジ「…」
ケンスケ「ところで、その訓練ってどういうことするんだ?」
シンジ「シミュレーションするんだ」
ケンスケ「へーすごいな」
シンジ「……そろそろ休み時間が終わるよ」
スタスタ ギギー
ケンスケ「あ、ああ本当だ」
44 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/16(火) 13:20:25.85 ID:kIpSmeVeo
―昼休み―
トウジ「転校生!一緒に食べへんか?」
シンジ「……いや、いいよ一人で食べるから」
トウジ「?まあ、そう言わずに食べようや」
シンジ「気を使わなくてもいいよ、別に」
トウジ「別に気わ使ってないで?」
ケンスケ「トウジ、いいじゃないか、本人がそう言ってるんだから」
トウジ「……わかった、すまんかったな」
スタスタ
シンジ「…」
パクパク イカリクーンイッショニタベナイー
シンジ「いや、いいよ」
エーザンネン…
シンジ「…」
パクパク
47 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/16(火) 13:25:05.13 ID:kIpSmeVeo
―放課後―
シンジ(やっと終わったか)
48 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/16(火) 13:39:08.23 ID:kIpSmeVeo
トウジ「じゃな、転校生」
ケンスケ「またな、碇!」
シンジ(気なんて使わなくていいのに…)
スタスタ
スタスタ
スタスタ
シンジ(あ、綾波だ…)
スタスタ
―数分後―
シンジ(やっと着いたよ)
50 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/16(火) 20:34:54.19 ID:0DH75Nqvo
では、
綾波「…」
スタスタ
シンジ「…」
スタスタ
ウイーン
リツコ「来たわね、それじゃあ
プラグスーツに着替えて」
リツコ「着替え終わったら、シミュレーション室に来て頂戴」
綾波「分かりました」
スタスタ ウイーン
シンジ「…」
スタスタ ウイーン
―数分後ー
マヤ「それにしても、良く訓練を受けてくれましたね」
リツコ「さぁ、何故受けたのかしらね?」
ミサト(エヴァに乗るのを嫌ってたのに……何故…)
ボソッ
シンジ「絶対に救う…」
51 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 08:04:37.21 ID:uWN6PY6zo
ミサト「二人ともお疲れ様……」
ミサト「それじゃあ、着替えたら帰っていいわよ…」
綾波「はい」
ミサト「それと、シンジ君」
シンジ「何です」
ミサト「今日は帰れそうにないの」
シンジ「別に…帰れないんなら帰ってこなくていいですよ」
ミサト「…」
リツコ「あら?ケンカでもしてるの?」
シンジ「他人には関係ありませをよ…特に…ネルフ社員にはね…」
ミサト「!ッいい加減にしなさい!リツコにそんなことを言わなくていいでしょう!?」
リツコ「いいわよ、別に」
ミサト「リツコ……」
シンジ「すいませんね、僕が言うことの聞かない道具で」
スタスタウイーン
綾波「……」
スタスタ ウイーン
52 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 10:35:54.48 ID:uWN6PY6zo
リツコ「彼、いったいどうしたのよ?」
リツコ「まるで別人じゃない」
ミサト「その事なんだけど―――」
53 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 10:55:45.16 ID:uWN6PY6zo
ミサト「――――――ってことがあったの…」
リツコ「……そう」
ミサト「守るって決めたのに……
逆に傷つけてしまった…」
リツコ「……」
ミサト「家族失格よね……」
リツコ「……私からはなんとも言えないけど、これだけは言える」
54 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 11:06:57.73 ID:uWN6PY6zo
リツコ「貴方は悪くないわ…」
リツコ「だってそれは、彼の
ためにやった事なんでしょ?」
ミサト「…リツコ……」
リツコ「貴方がそんなじゃ、いつまで
経っても何も変わらないわよ」
ミサト「………」
ミサト「……そうね…いつまで経っても変わらないわね」
55 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 11:11:53.74 ID:uWN6PY6zo
ミサト「そうよ、リツコ言うとうりだわ!」
ミサト「ありがとう、なんだか元気が出てきたわ!」
リツコ「それでこそ、ミサトね」
56 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 11:20:56.61 ID:uWN6PY6zo
―その頃―
シンジ「…」
スタスタ
綾波「……」
スタスタ
スタスタ
綾波「…貴方は……」
ピタ
シンジ「…」
スタスタ ピタ
綾波「自分がネルフの道具だと思ってるの?…」
シンジ「……そうだね」
スタスタ
綾波「……」
綾波「…碇司令からも?」
57 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 11:34:12.22 ID:uWN6PY6zo
シンジ「………」
スタスタ ピタ
綾波「碇司令からも…道具としか見られてないと思ってるの?」
シンジ「…そうだよ」
綾波「……そう。私と同じね……」
58 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 11:40:56.20 ID:uWN6PY6zo
シンジ「何言ってるんだよ」
シンジ「君は父さんと楽しそうに話てたじゃないか」
シンジ「かってな事言うなよ」
綾波「碇司令は、私を見てるんじゃないわ…」
シンジ「は?何いってるんだよ」
59 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 11:46:11.79 ID:uWN6PY6zo
綾波「貴方と同じ…」
綾波「私も利用価値があるだけよ……」
シンジ「!…………」
64 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 14:11:05.97 ID:uWN6PY6zo
シンジ(綾波も…僕と…同じ…)
シンジ「……話しはそれだけ?」
綾波「うん」
シンジ「じゃあ、行くから…」
スタスタ スタスタ ウイーン
綾波「……」
スタスタスタスタウイーン
65 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/17(水) 15:39:39.82 ID:PGpPTMHuo
その後シンジは制服に着替え
家に帰り
一晩をすごした
66 名前:!ninja[] 投稿日:2011/08/17(水) 16:15:45.99 ID:PGpPTMHuo
シンジ「ん、もう朝か」ゴシゴシ
*今日休みです
67 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/17(水) 16:30:01.21 ID:PGpPTMHuo
シンジ「とりあえず、朝食でも作るか」
ガラッ バタン! スタスタ
―数分後―
シンジ「もう、腹一杯だな」
スタスタスッ ポトン
シンジ(特にやることもn…)
ブゥ―――ゥン!ブゥー―――――ゥン!
70 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 17:52:56.56 ID:PGpPTMHuo
シンジ「……サイレン」
シンジ「…使徒だ」
タッタッ ガチャ バタン! カチカチ
71 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 18:28:58.12 ID:PGpPTMHuo
シンジ「…ハァ…ハァ…」
タッタッ タッタッタッタッ
シンジ(迎えだ……!)
タッタッ ガチャ
シンジ「お願いします!」
「了解」
ガチャ キキー!ブゥゥー―――ン!!
84 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 07:17:11.94 ID:1GA81x+5o
ブーブーブーブーブー!
ゲンドウ「実験は中止、パイロットが来しだい、直ちに出撃せよ!」
ミサト「了解!」
86 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/18(木) 22:57:05.01 ID:5wIJ7zSVo
―数分後―
87 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:05:45.03 ID:5wIJ7zSVo
ミサト「発進!」
ギッガチャ!ヒュゥーー――ン!
88 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:24:43.91 ID:5wIJ7zSVo
ガチャ!
シンジ「あいつか……」
マコト「目標に!高エネルギー反応!」
ミサト「だめ! 避けて!」
シンジ「くっ!!……」
ピカーン!!
キーン!!
89 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:34:43.76 ID:5wIJ7zSVo
マヤ「初号機、A.T フィールドを展開!」
リツコ「また!?……」
ゲンドウ「……」
シンジ「くぅ!……………うぅ…」
マヤ「ダメです!耐えきれません!!」
バーン!!
シンジ「くぅうわあああああああ!!!」
ミサト「シンジ君!!」
ミサト「戻して!早く!!」
91 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/18(木) 23:56:51.08 ID:5wIJ7zSVo
マヤ「初号機回収! 第7ケージへ!」
ミサト「ハッチを開けて! 早く!」
プシュゥ…―
シンジ「…うぅ………」
ミサト「シンジ君!!大丈夫!?シンジ君!!」
リツコ「救護班! 早く!!」
タッタッタッタッタ
………………………………―――
92 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/19(金) 00:19:50.92 ID:PwyIkeeJo
シンジ「ハッ!…」
ガタッ
93 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/19(金) 00:32:30.82 ID:PwyIkeeJo
綾波「気が付いた…?」
シンジ「……」
シンジ「……何の用」
レイ「明日、午前0時より発動される、ヤシマ作戦のスケジュールを伝えます」
94 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/19(金) 00:50:21.87 ID:PwyIkeeJo
綾波「碇、綾波の両パイロットは、本日、17時30分、ケイジに集合」
綾波「18時、初号機、及び、零号機、起動」
綾波「18時5分、発進
18時30分、二子山仮設基地に」
綾波「到以降は別命あるまで待機」
95 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/19(金) 01:25:56.91 ID:PwyIkeeJo
シンジ「……分かった」
綾波「それじゃあ…」
スタスタ ウイーン
シンジ「僕は…」
シンジ「やられたのか………」
107 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/19(金) 17:37:40.30 ID:2T6Xdamno
―その頃―
ミサト「―――――の理由によりこの自走陽電子砲は、本日15時より
特務機関ネルフが徴発いたします」
「そ、そんな!無茶苦茶なぁ!」
ミサト「可能なかぎり形をとどめて返却いたしますので、ご協力感謝します」
「………」
111 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage ] 投稿日:2011/08/19(金) 19:08:17.20 ID:2T6Xdamno
―数分後―
マコト「しかし、ATフィールドをも貫くエネルギー算出量は、最低1億8千万キロワット」
マコト「それだけの大電力を、どこから集めてくるんですか?」
ミサト「……決まってるじゃない、日本中からよ」
113 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage ] 投稿日:2011/08/19(金) 19:17:51.41 ID:2T6Xdamno
その後、作戦会議により
ヤシマ作戦という
日本中の電力を使い
使徒を沈黙させるという作戦が
立てられた――――――
114 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/19(金) 23:30:59.00 ID:2T6Xdamno
そして時間が過ぎていき…
ミサト「シンジくんは初号機で砲手を担当
レイは零号機で防御を担当して」
シンジ「何でですか……」
リツコ「これはシンジくんと初号機のシンクロ率がの方が高いからよ。
今回はより精度の高いオペレーションが必要なの。
正確にコア一点を狙い打つのよ」
121 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/20(土) 07:23:03.88 ID:KcAFM2qwo
シンジ「……もし外して、敵が打ち返してきたら?」
リツコ「今は余計な事は考えず、一撃で撃破する事だけを考えなさい」
シンジ「……」
レイ「私は……私は初号機を守ればいいのね。」
リツコ「ええそうよ」
ミサト「時間よ、二人とも着替えてちょうだい」
122 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/20(土) 08:14:39.65 ID:KcAFM2qwo
―数分後―
シンジ「…綾波は何でエヴァに乗るの?父さんからの命令…?」
綾波「…それもあるけど、みんなとの繋がりだから」
シンジ「……」
綾波「私には…これしか無いから…」
136 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/26(金) 02:11:18.90 ID:mauWvw2po
皆さんすいません、書くのが遅くなりました
シンジ「……」
綾波「………そろそろ時間よ、行きましょう」
スタスタ
綾波「…さよなら」
ギュイン バタン!
シンジ「……さよならって…」
―数分後―
ミサト「シンジ君!日本中のエネルギーすべてあなたに預けるわ!」
シンジ「……」
マコト「全エネルギーをポジトロンライフルへ!」
マヤ「目標に高エネルギー反応!」
リツコ「なんですって!?」
ミサト「発射!!」
137 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/26(金) 02:25:56.33 ID:mauWvw2po
ドッバ――――――――ン!!!
シンジ「ッ!外した!?」
ミサト「くッ!!第二射!!急いで!!」
マコト「再充填開始!砲身却!!」
マヤ「目標に再び高エネルギー反応!」
ミサト「シンジ君!!」
138 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2011/08/26(金) 05:51:12.17 ID:mauWvw2po
ピカッ!
シンジ「ッ!!」
キーン!!
綾波「!………くぅ……!」
シンジ「……綾波……!!」
マヤ「零号機、盾溶解まで後14秒!!」
日向「ポジトロンライフル充填完了まで、後17秒!」
シンジ「くそッ!!」
144 名前: 1 [] 投稿日:2011/08/29(月) 18:37:11.06 ID:2Rq3qkbyo
リツコ「盾が持たない!」
ミサト「まだなの!!?」
マコト「充填まであと10秒!!」
マヤ「零号機、盾翌翌翌溶解まで後3秒!!」
ミサト「ッ!シンジ君!!レイ!!」
シンジ「早く…!綾波が!」
151 名前: 1 [saga ] 投稿日:2011/08/30(火) 00:42:32.74 ID:M56fHLlFo
マヤ「盾、溶解します!!」
バーーン!!
綾波「くうぅ…!!!」
シンジ「綾波ッ!!」
ミサト「後、何秒!!?」
マコト「充填完了まで後、3秒!!」
シンジ「早く!!」
リツコ「このままじゃ、彼女が!」
マコト「ポジトロンライフル充填完了!!」
154 名前: 1 [saga ] 投稿日:2011/08/30(火) 07:49:19.37 ID:M56fHLlFo
ミサト「発射!!」
シンジ「当たれ!!」
ドオーーーーン!!!
マヤ「目標に直撃!使徒、完全に沈黙しました!!」
ミサト「…ありがとう…二人共…」
ギュイン
シンジ「綾波ッ!!」
タッタッタッタッタ!
ジュウゥ
シンジ「ぅ!…うぅ!!」
ギュイン ギュイン ジュウゥ!
シンジ「綾波!大丈夫!?」
156 名前:1[saga ] 投稿日:2011/08/30(火) 15:52:07.67 ID:oglpAZzbo
綾波「…うぅ………」
シンジ「綾波!」
綾波「ぅ……碇………君………?」
シンジ「……良かった…」
綾波「………」
綾波「…いき……てる……」
シンジ「綾波…?」
綾波「…私…生きてるのね…」
シンジ「?…そうだよ」
綾波「………」
綾波「何故…また生きてるの…?」