長門「あなたが女子生徒とキスしているのを目撃している」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:コナン「何だ?こんな所にチンコが落ちてる」阿笠博士「ワシじゃよ」

ツイート

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 05:20:06.16 ID:Os+oAYnu0

長門「あの人は誰?」

キョン「俺がキス?冗談言うなよ、そんなにモテてたら俺はもっと幸せのはず、なぁ?」

国木田「うんそうだね、キョンって女子にあんまり人気ないから」

長門「私が見間違えするわけがない」

キョン「それは・・・えーっと、お前も疲れてるんだよ」

国木田「そうそう、人間誰しも疲れてるときってあるからね」

長門「ショートカットの女子だった・・・」

国木田(キョンバレそうだよ・・・)

キョン(大丈夫だ、あいつは女子と思い込んでるからな)

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 05:26:06.35 ID:Os+oAYnu0

長門「あなたが誰とキスしようが問題ではない」

キョン「まぁそうだよな、いやキスはしてないぞ!」

長門「私は気にしていない」

キョン「是非そうしてくれ」

長門「これから学校の残ってる女子の髪型を確認しに行く」

キョン「気にしてるじゃないか!」

長門「それではまた明日」

バタン

キョン「危なかった・・・」

国木田「キョンが僕に女子の制服着せたりするからこうなったんでしょ!」

キョン「お前も結構ノリノリで着てただろ」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 05:32:01.37 ID:Os+oAYnu0

キョン「今日はこのチアリーダーのコスチュームを着ろ」

国木田「涼宮さんが着てた奴だね」

キョン「そうだ」

国木田「もう・・・他人の服ってあんまり着たくないんだよね」

キョン「いいから着ろ、俺は外で待ってるから」

国木田「そんなわざわざ外で待たなくてもいいのに」

キョン「気分の問題に決まってるだろ、ドアを開けてチアリーダーの格好のお前を見て興奮したいんだ」

国木田「やっぱりキョンって変態だ・・・まぁそれに付き合う僕も僕だけど・・・」


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 05:37:44.74 ID:Os+oAYnu0

キョン「明日はメイド服を着せてみるか」

長門「何をしているの?」

キョン「長門!・・・学校の女子を確認するんじゃなかったのか?」

長門「今はもう帰宅している生徒やクラブ活動中の生徒がいて確認しにくいと気づいた」

キョン「そうか・・・それで部室に何か用か?」

長門「鞄や本を取りに来ただけ、あなたこそどうしてドアの前にいるの?」

キョン「これはだな・・・考えごとだ」

長門「中に誰かいるの?」

キョン「誰もいない、考えごとだといってるだろうが!」

長門「じゃあどいて、中に入れない」

キョン(しまった、今中に入れるとチアリーダー姿の国木田と鉢合わせになってしまう・・・)

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 05:42:17.79 ID:Os+oAYnu0

キョン「鞄と本なら俺がとってこようか?」

長門「自分で取る」

キョン「おいおい、遠慮するなよ、鞄とお前がさっき読んでた本だよな?取ってくるって」

長門「あなたに取ってきてもらう理由が無い、自分で取る」

キョン「何っ何を言ってるんだ!理由っていうのはその・・・男が女に何かしてあげたい時ってあるんだよ!」

長門「・・・」

キョン「男が女の気を引くためにあの手この手でアピールするのくらいわれよ、これもそうだ!」

長門「・・・うれしい、あなたに鞄と本を取ってきて貰いたい」

キョン(よっしゃ!)

国木田「キョン着替えたよ!早くはいってきてよ」

長門「!」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 05:47:02.41 ID:Os+oAYnu0

キョン(しまった!)

長門「誰かいる・・・」

キョン「いやこれはだな・・・」

国木田「キョン聞こえてるの?着替えたよ」

長門「国木田・・・」

キョン「国木田がちょっと着替えてるんだよ、ジャージに着替えたいっていうから部室を貸したんだ」

長門「そう・・・」

国木田「ねぇ、早く来てって、早くこないと昨日みたいにキスしてあげないよ」

長門「キス・・・」

キョン「キスってのは・・・魚だ!今からジャージに着替えて魚釣りに行こうって事なんだ!」

長門「・・・そう」

国木田「今日はスカートの中に手も入れていいからさ、早くきてよ」

長門「・・・・」

キョン(終わった・・・)

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 05:55:30.64 ID:Os+oAYnu0

キョン(諦めるか・・・)

ガチャッ

国木田「キョンやっと来たね、今日はパンツは穿いてな・・・長門さん!」

長門「・・・」

キョン「国木田、バレてしまったよ・・・」

国木田「これはその、悪ふざけっていうか・・・」

長門「本と鞄を取って」

国木田「机の上に置いてあるこれかな、わかったよ」

長門「あなたじゃない」

キョン(俺か)

キョン「ほら」

長門「・・・」

キョン(長門の奴、国木田を凄い睨んでやがる・・・)


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 06:04:41.12 ID:Os+oAYnu0

国木田「長門さん・・・どうしてこの格好してるとか聞かないの?」

長門「状況は判断済み」

国木田「どうしてそんなに僕を睨むのかな?」

長門「生まれ付きこういう目つき」

キョン(そんなわけないだろ・・・)

国木田「もしかして怒ってるの?」

長門「怒ってない」

国木田「そうだよね、長門さんが怒る理由ないもんね、僕とキョンがどんな関係であろうとも」

長門「・・・」

キョン「おい国木田・・・」

国木田「僕達用事があるんだよ、だから長門さん出て行ってくれないかな?」

長門「・・・嫌」

国木田「・・・」

キョン(国木田も長門を睨みだした・・・)

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 06:12:24.12 ID:Os+oAYnu0

長門「・・・」

国木田「・・・」

キョン「・・・」

長門「・・・」

国木田「・・・」

キョン「・・・な、なぁ」

長門・国木田「どっち!?」

キョン「え、どっち?」

長門・国木田「私(僕)と国木田(長門さん)のどっち?」

キョン「それはつまり・・・」

長門・国木田「・・・」

キョン(今ここで選べというわけか・・・)

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 06:19:06.63 ID:Os+oAYnu0

キョン(考えろ・・・考えるんだ、この危機を乗り越えるには何をすればいいか・・・)

国木田「僕だよね?昨日キスしたでしょ?僕の事好きだからキスしたりこんな服着せたりするんだよね?」

長門「あなたはさっき私の気を引きたいからいろいろアピールしてると言った」

キョン(今はピンチだ、逆に考えればチャンスじゃないか・・・二人同時に俺のものにするのは今しかない)

キョン「二人とも選ぶってのは」

長門・国木田「ダメ!」

キョン(やっぱりか!)

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 06:29:55.98 ID:Os+oAYnu0

国木田「僕を選べば昨日ダメって言ったこと何でもゆるすよ、スカートの中に手を入れても怒らないよ」

長門「私を選べば毎日でも図書館に一緒に行ける」

キョン(どちらかを選べば片方疎遠になるだろうな、しかしそれは嫌だ、俺の頭脳よ!何かひらめけ!」

キョン「なぁ、一般的に付き合う場合彼氏彼女と言うよな?」

長門・国木田「・・・」

キョン「だがこの場合俺の彼女が長門、俺の彼氏が国木田ってことになるから、二人が張り合う必要はないんじゃないかな?」

長門「そのような詭弁が通用するわけがない」

国木田「うーん、でもそういう考えも一理あるよね」

長門「!」

キョン(手ごたえあり!)

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 06:39:54.35 ID:Os+oAYnu0

長門「あなたはそれでいいの?」

国木田「納得できるかと言われれば違うけどさ、なんとなくだけどわかるような気がするんだよ」

キョン「さすが国木田だな、俺の事を良くわかってる」

国木田「でしょ?」

長門「・・・」

キョン「そして俺の彼氏と認めたということは、キスしようがスカートの中に手をいれようがいいってわけだな?」

国木田「それはダメだよ、だって僕を選ばなかったわけだし」

キョン「なんだと?」

長門「私もそれで構わない、それにスカートの中に手を入れても問題ない」

キョン「何!?」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 06:49:55.41 ID:Os+oAYnu0

キョン「いいのか?」

長門「構わない」

キョン「手をいれるぞ?」

長門「どうぞ」

国木田「・・・」

キョン(いかん冷静になれ、ここで長門のスカートに手を入れたら国木田のスカートの中に手を入れる事がきなくなってしまう)

国木田「早く手を入れなよ」

キョン(余裕ぶってるが国木田の奴は俺が長門のスカートの中に手を入れたら失望して俺から離れていってしまいそうな気がする・・・)

長門「早く・・・」

キョン「いや、今はいい」

国木田「・・・ふぅ」

キョン(やはりそうか、国木田の奴安心している、危ないところだった)

長門「・・・」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/18(水) 06:55:54.80 ID:Os+oAYnu0

キョン「・・・なんだ夢か」





ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:キョン「暇だな…メールでもするか」