コナン「おい灰原。オナホール作ってくれよ」【リテイク】


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 22:35:24.42 ID:XR0gB5+S0

灰原「……え」

コナン「ほら、オレ高校生じゃん。性欲がヤベェんだ」

灰原「……くすっ」

コナン「な、何がおかしいんだよ」

灰原「名探偵さんも性欲には勝てないのね」

コナン「しゃーねぇだろ。ヤりたい盛りなんだからよ」

灰原「私で良かったら…手伝ってあげようか?」

コナン「……え?」

灰原「なーんてね。。。もしかして本気にした?」

コナン「だ、誰がするかよッ! つーかオレには蘭がいるしwww」

灰原「……そうね」

灰原「じゃあ私寝るから。おやすみなさい」

コナン「お、おい! オナホールの件は!?」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/05/11(水) 22:37:13.52 ID:XR0gB5+S0

灰原「博士にでも頼めば? そーいうの私の得意分野じゃないし」

コナン「それもそうだな…言われてみれば博士の方が発明は得意そうだ」

コナン「よし! じゃあまた明日来るって博士に伝えといてくれ!」タタタ

灰原「博士ならもうすぐお風呂から上がるけど?」

コナン「今夜は蘭と一緒にメシ作る約束してんだ。だからもう帰らねーと!」タタタ

コナン「じゃあな灰原!」

ガチャン。

灰原「…」

博士「フォフォフォwww いい湯じゃったわい! ん? 誰か来てたのか?」

灰原「知らない。私もう寝るから」

博士「そ、そうか。(今日はまた一段と不機嫌じゃのう……)」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/05/11(水) 22:38:36.75 ID:XR0gB5+S0

◆翌日◆

ピーンポーン。

コナン「もしかして博士からオナホールが届いた!? ワオ! 今開けまーす♪」

ガチャ。

コナン「は、灰原!? 身体にリボンなんか巻いて…何やってんだ…?」

灰原「工藤君…私があなたのオナホールよ」

コナン「灰原…お前何言って…」

灰原「私を……好きに使って?///」

―――
――


ガバッ!

灰原「ゆ…夢?」

灰原「私ったら……相当病んでるわね…」ハァ

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/05/11(水) 22:41:04.72 ID:XR0gB5+S0

夜中の3時。
まだ起きるには早過ぎる時間。

「やだ……汗かいてる。着替えなきゃ……」

ヌギヌギ。

寝間着を脱ぎ捨てていると
ふと、彼の料理姿が脳裏を横切った。

その隣には“あの子”がいて、彼はとっても楽しそう。

彼に愛でられる彼女が憎い……そんな嫉妬をしている自分が醜い。

カーテンの隙間から月灯りが私を照らす。
等身大ミラーは残酷にも私の全てを映し出す。

小さくなった身体。
無いに等しい胸。
ぼさぼさの髪。
クマ柄のパンティー。

女の魅力なんてどこにも残っていなかった。

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/05/11(水) 22:42:57.67 ID:XR0gB5+S0

とても寝付けそうになく、シャワーを浴びることにした。

脱衣所で気づいた、パンティーのしみ。

私はどこまで自分に嫌われるつもりなんだろうか。

蛇口をひねると、冷たい水が押し寄せる。


私は深海のサメ。彼女は海上のイルカ。

太陽の下でイルカはみんなの人気を博している。

彼もそのひとり。私になんて見向きもしない。

彼のことを想えば想うほど、彼は私から離れていく――。


たまに思い出す。

サメはイルカを喰い殺すことがあるらしい。

私は首を横に振り、その場で泣き崩れた。

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/05/11(水) 22:44:18.65 ID:XR0gB5+S0

シャワーを浴び終え、再びベッドに入る。

起きていると涙が零れ落ちる。
私はギュッと目を瞑る。

胸の奥にぽっかりと空いた大きな穴。
私はギュッと枕を抱きしめ、埋めようとする。

しかしどんなに足掻いても寂しさは募る一方で、
私は布団の中で怯え、うずくまるしかない。

両親は私が生まれてすぐに事故死。

大好きだったお姉ちゃんも、
組織の連中に殺された……。

私だっていつ殺されるか……。


18年間、私はずっと孤独だった。

毎日、怖くて、辛くて、苦しくて……。

私が私でなくなっちゃう気がする……。


ねぇ……工藤君……たすけて……。

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 22:45:13.63 ID:XR0gB5+S0

◆翌朝◆

灰原「……ふわわ……おはよう」ウトウト

博士「また寝不足か? 睡眠はしっかりとらなきゃいかんぞ?」

灰原「えぇ。気をつけるわ。でも博士も最近メタボってるんじゃない?」

博士「いや、アハハ。面目ない……ハァ」

灰原「ところで昨日工藤君が来てたんだけど……」

博士「新一が?」

灰原「えぇ。博士に……オナ…ホールを作って欲しいみたい」

博士「なんじゃと!? 今なんと!?」

灰原「何度も言わせないでくれる?」ムカッ

灰原「後は工藤君と直接話してよね。彼、今日ここに来るみたいだから」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 22:46:39.35 ID:XR0gB5+S0

◆登校中◆

コナン「灰原。昨日の件、ちゃんと博士に伝えてくれたか?」

灰原「えぇ。今朝伝えてきたから安心して」

コナン「サンキュー。んふふ。早く学校終わらねーかなァ!」

光彦「嬉しそうですねコナン君。何か良いことでもあったんですか?」

コナン「ククク。もうすぐ……ハゥッ!?」

コナン(何だこのデジャヴ? 嫌な予感がするぜ……光彦達には秘密にしておこう)


元太「もうすぐ何だよ?」

コナン「キャ、キャンプだよ! 博士がまた行くって言ってたぜ!」

歩美「コナン君ほんとッ!? わーい! キャンプだぁ♪」

コナン「……ハハハ。キャンプがそんなに嬉しいのかねぇ」

灰原「ふふっ。まぁいいじゃない。博士も賛成だと思うわ。私達も楽しみましょ」

コナン「それもそうだな。よしっ! じゃあ蘭やオッちゃんも誘ってみっか!」

灰原「え?」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 22:48:00.93 ID:XR0gB5+S0

コナン「ん? どうした?」

灰原「何でもないわ。でも博士のビートルは子供たちだけで満席よ?」

コナン「大丈夫だって! オッちゃんがレンタカー借りるだろうし」

灰原「どうかしら。そもそも毛利探偵は面倒臭がって来ないと思うけど」

コナン「何でそんなにイライラしてんだよ?」

灰原「別にイラついてなんてないわ」


コナン「せめて蘭だけでも来れねーかなぁ」

灰原「はァ!? 何でそうなるのよ!?」ムカッ

コナン「……や、やっぱりイラついてる…よな?」

灰原「そんなんじゃないって言ってるでしょ!」

Prrrrrrrrrr♪Prrrrrrrrrr♪

コナン「あ、わりぃ。蘭から電話だ。……もしもし蘭ねーちゃん?」ニコッ

灰原「」イラッ

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 22:50:26.89 ID:XR0gB5+S0

コナン「え!? それホントッ!? 凄いね!!」

コナン「うん。みんなも喜ぶと思う! じゃあまた後でね!」

ピッ。

コナン「喜べお前ら! オッちゃんが明日から温泉旅行に連れてってくれるらしーぞ!」

元太「マジかよ!?」

コナン「あぁ。今朝の朝刊でオッちゃんの宝くじが当たったらしいんだ」

光彦「本当ですか!?」

歩美「すごいすごーい!」

コナン「お前らもちろん行くよな?」

3人『もちろん!』


灰原「私パスッ」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 22:53:34.86 ID:XR0gB5+S0

歩美「えぇーっ!? 哀ちゃんどうして!?」

光彦「せっかくのゴールデンウィークなんですよ? 行きましょうよ灰原さん!」

元太「ったくよー。空気読めよなッ!」

コナン「おいおいさっきまで乗り気だったろ?」
コナン「蘭も園子も博士も来るだろうし……お前も来いって!」

灰原「だから行かないって言ってるでしょ!」

歩美「哀ちゃん……」

光彦「灰原さんが行かないなら僕も行きません!!」

灰原「え?」

歩美「私だって行かないもん! ね、元太君!! ね!?」

元太「そ、そーだぞ灰原! 5人揃って少年探偵団だろッ!?」

コナン「……これでもまだ行かないか?」

灰原「…………わ、分かったわよッ」

コナン「よしっ。決定だな!」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 22:58:08.75 ID:XR0gB5+S0

◆放課後・阿笠邸◆

コナン「博士〜。約束通り来たぜ」

博士「おお新一。一緒にいいモノを作ろう」

コナン「今日は泊まっていくからよ。最高のオナホールを作ろうぜ」

博士「じゃあ君がコンセプトを提案し、ワシがそれを実現する方針でいいかの?」

コナン「おう。できれば明日の旅行までに完成させてーな」

博士「ふっふっふ。天才のワシにかかれば楽勝じゃよ」

コナン「よし。早速だがオレの要望は〜〜」

博士「……ほうほう。刺激は強めで、震えるような快感……」

コナン「既存のものを遥かに凌駕する気持ちよさを注文するぜ」

博士「了解じゃ新一。神ホールを2人で完成させるぞ!」

コナン「ああ! 童貞同志頑張ろうぜ」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:01:39.30 ID:XR0gB5+S0

◆翌日・駅のプラットホーム◆

博士「みんなくれぐれも迷惑かけるんじゃないぞ」

3人『はーい!』

園子「どれどれ。全員揃ったかねー?」

蘭「うん。お父さんは来れないみたいだから、10人で全員だよ」

服部「いやぁ、まさかオレらまで誘ってくれるなんてなァ!」

和葉「ホンマおおきにな! 蘭ちゃん♪」

蘭「お父さんのお陰なんだけどね。まぁ大勢の方が楽しいし♪」

コナン「服部……お前も来るのかよ……」ボソッ

服部「なんや工藤。あの姉ちゃんから聞いてなかったんか?」ボソッ

コナン「ったく……昨日は博士ん家に泊まったから聞いてねーよ」

服部「さよか。まぁ大勢の方が賑やかでえーやないか。しかし楽しみやのう今回の旅行先は」

コナン「あのしょーもねぇネット上の噂だろ。『惨劇の輪廻』だっけか?」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:05:02.90 ID:XR0gB5+S0

服部「あぁ。その宿に泊まると一生惨劇を繰り返すっちゅう話らしいで」
服部「…というわけで、お互い気をつけよーな♪」

コナン「はいはい」

灰原「ちょっと」

コナン「ん? 何だよ灰原」

灰原「彼とばかり話すのはやめてくれる? ただでさえ不自然なんだから」

コナン「ハハハ。大丈夫だって。せっかくの旅行なんだからそんなに気を張るなよ」

灰原「…」

コナン「お。新幹線来たみたいだぜ」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:09:20.27 ID:XR0gB5+S0

◆新幹線◆

園子「らーん。そろそろアレ決めちゃわない?」

蘭「部屋割りのこと?」

園子「そうそう。宿泊先の旅館は1部屋2人までなんでしょ?」

蘭「うん。もともとカップルや新婚旅行客のために建てられた宿だからね」

園子「しかしねぇ。このメンツで何でその旅館なのよ?」

蘭「仕方ないでしょ。ゴールデンウィークで他の宿がいっぱいだったんだから」

園子「トホホ……早くジャンケンでもクジでも何でもしましょー」

蘭「じゃあこの箱からクジを引いて、同じ部屋番号の人がペアね!」

服部「よっしゃ工藤。お前オレと同じ数ひけや〜」ボソッ

コナン「ハハハ。誰が狙ってオメェなんかと」


灰原「」ドキドキ

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:17:45.40 ID:XR0gB5+S0

≪結果≫

【101】蘭&コナン

【102】園子&灰原

【103】服部&和葉

【104】博士&歩美

【105】元太&光彦


蘭「コナン君、一緒の部屋だね!」ニコッ

コナン「うん!」ニコッ

灰原「ホント、嬉しそうにしちゃって。良かったわね。彼女で」

コナン「バ、バーロ! 別に嬉しくなんか……///」

灰原「もういいから。そういうの」

コナン「何で怒ってんだよ…?」

灰原「ふん」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:23:16.28 ID:XR0gB5+S0

◆数時間後、旅館≪劇怪館≫◆

女将「毛利さんですね。ようこそいらっしゃいました」

女将「わたくしが当旅館、『劇怪館』の女将でございます」

和葉「怪しいネーミングやな。この旅館、ほんまに新婚旅行に人気なんか?」

蘭「しぃー! 失礼だよ和葉ちゃん!」ボソッ

女将「少し前までは足を運んでくださる新婚夫婦さんがたくさんおられました……」

園子「少し前まで?」

女将「はい。最近はいささか不評で……本日もご宿泊は毛利さんだけでございます」

服部「客足が減ったんは、大方“あの噂”のせいやろな」

コナン「『惨劇の輪廻』……か」

光彦「ほんとですね。ネットで『劇怪館 惨劇の輪廻』を検索したらたくさんヒットしました」

園子「げっ。マジ?」

蘭「ねぇ、もうやめようよ。せっかく旅行に来たんだから」

博士「そうじゃな……女将さん、早速部屋の方へ案内してくれるかのう?」

女将「かしこまりました。それでは、そちらのスリッパへお履き替えください」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:24:12.53 ID:XR0gB5+S0

元太「この旅館、人ぜんぜんいねーなァ」

コナン「ねぇねぇ女将さん。この旅館の従業員は女将さんだけ?」

女将「はい。接客からお料理、財務経営まで全て私一人で賄っております」

歩美「すごーい!」

女将「旅館の方針上、1部屋に2つしか寝具を用意しておりません」
女将「ですので就寝時には各部屋2人ずつ、5つの部屋をご利用ください」

元太「じゃあ布団を移動させていいか? みんなで寝た方が楽しいからよ!」

女将「申し訳ありませんが、それはできません。うちはベッドを採用していますので」

光彦「ベッドですか。なんだか旅館のイメージに合いませんね」

女将「お夕飯はいかがしましょうか?」

博士「そうじゃなァ。流石に10人も一つの部屋に入らんじゃろうし……」

灰原「じゃあ子供と大人で分かれましょ。丁度5:5だし」

蘭「うん。仕方ないね。じゃあ子供達は101号室で私達は102号室でお願いします」

女将「かしこまりました」

コナン(ハハハ。何でこんな宿を選んだんだよ……)

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:25:43.79 ID:XR0gB5+S0

◆101号室(蘭&コナン)◆
蘭「へぇ〜旅館なのにカーペットなんだ。ホテルみたいだね」
コナン「うん、そうだね。(畳にベッドは置けねーからな)」

◆102号室(園子&灰原)◆
園子「よ、よろしくね……哀ちゃん」
灰原「えぇ。よろしく」

◆103号室(服部&和葉)◆
和葉「平次みてみぃ。夕日がメッチャ綺麗やで。何か、新婚旅行みたいやな…///」
平次「何言うてんねん。さっさと温泉行くぞ、アホ」

◆104号室(博士&歩美)◆
博士「んふふふ。ついにこの『視界良好メガネ』を使うときがきたか…」ククク
歩美「はか…せ?」

◆105号室(元太&光彦)◆
元太「光彦! 早く温泉いこーぜ!」
光彦「はい! 混浴ですよぉ! 元太君!」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:26:43.91 ID:XR0gB5+S0

◆待合室◆

博士「この旅館には混浴しかないんじゃ」

蘭「新婚旅行層をターゲットにしてるからね」

コナン(……ほんと、泊まるとこ間違ってるだろ……けしからん)

園子「じゃあ女子がお先ということで♪」

元太「何だよそれ!」

光彦「僕達だって今すぐ入りたいですよ!」

園子「何言ってんの? レディーファーストよ。レディーファースト!」

蘭「いいじゃない園子。ここの温泉結構広いんだし」

和葉「私も別に…かまへんよ…///」チラ

平次「何チラチラ見とんねん。誰もお前の裸なんか興味な……痛ッ!」

和葉「すみませんねェ、貧相な身体で! いっぺん死にッ!」

歩美「哀ちゃん。私達も行こっ」

灰原「えぇ」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:38:02.80 ID:XR0gB5+S0

◆露天風呂◆

コナン「……いい湯だぜ」

露天風呂。山と海の贅沢な眺め。しかし女性陣の方角は如何せん視界が悪い。
男女で離れてはいるが、敷居はない。湯けむりさえなければ、と無意識に歯ぎしり。

博士「んふ。んふふふ。じゅる……」

阿笠博士はさきほどから幾度となくヨダレをすすっている。
メガネを外さないことから、ソレが魔改造品であることが容易に窺えた。
今貴様の視界はさぞ贅沢かつ桃色な充実感に満ちていることだろう。

だがオレは許す。何故ならば貴様は宣言通り、オナホールを完成させたからだ。

外観は人工的透明。内観もまたリアルとは程遠いことは想像に難くない。
童貞の処女作ホールゆえ、その辺は追求してやるまい。
我が矛先は使用感オンリー。見た目などどうでもよい。使用感、それが全てだ。

これに関しては童貞がうんたらとかいう言い逃れは許されない。
むしろ童貞だからこそ光る、想像力、妄想力、すなわち無限大の夢。

非童貞が忘れてしまった俺達の世界観全てを快感に変換し、
非現実的な気持ちよさ、つまり本物以上のソレを実現するという、
趣旨逸脱のオナホールを完成させてはじめて、貴様を天才と認めよう。

試験は今夜実施予定。蘭が寝静まった後。実に楽しみである。

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:39:48.99 ID:XR0gB5+S0

元太「それっ! やった取ったぜ!」

コナン「あ! オレのタオル……返せよ!」

光彦「ふっふっふ。コナン君。油断しましたね」

元太「女子の所へ、飛んでけッ!!」シュッ

コナン「ったく。水泳授業の自由時間かよ」


歩美「じゃあ私、先あがるね♪」

灰原「えぇ。私ももう少ししたら上がるわ」

ひゅるるるるるる、パシャン。

灰原「何これ? タオル?」

コナン「わりぃ灰原。そのタオル取ってくれ」パシャパシャ

灰原「ちょ、ちょっとッ…/// …こっち来ないでよ!」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:42:41.48 ID:XR0gB5+S0

コナン「はぁ? 何照れてんだ? ガキの身体になんて興味ねーだろ?」

チンコ「ぶらんぶらん」

灰原「……最っ低……信じらんない」プイ

彼女はそう吐き捨て、“ソレ”を見ないように、オレにタオルを手渡した。

コナン「……蘭達はもう上がったのか?」

灰原「見れば分かるでしょ。いいから早く向こうに行って」

コナン「まぁそういうなって。ちょうどお前に話したいことがあるんだ」ザブン

灰原「ちょっとッ! 何してんのよ!?///」

オレは堂々と彼女の隣に座った。
彼女は頭と身体、両方にタオルを巻いている。

コナン「ふぅ……やっぱいい湯だな」

灰原「は、話なんて後で幾らでもできるでしょ。何で今なのよ…!?」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:44:09.61 ID:XR0gB5+S0

彼はタオルを頭にのせ、一向に“ソレ”を隠す気配がない。
私は彼に問いつつ、水中に目をやらないよう理性を必死に働かせた。

しかし禁忌ほど、犯したくなるのが人の性。
頭では拒否していても、一瞬、また一瞬と、“ソレ”を視界に入れてしまう。

その都度、湯けむりが“ソレ”にモザイク効果を施していたが、
私の本能は掻き立てられる一方で、局部はじわじわと感度を増していった。

私はまた……自分を嫌いになった。


コナン「2人きりじゃないと話せないことだからよ…」ピタッ

灰原「……ッ!?///」ドクン!


彼の肌と私の肌が触れ合ってしまった。
その感触と彼の言葉が私をさらに加速させた。

高鳴る心臓。荒げる呼吸。紅潮した頬。朦朧とする前頭葉。
理性が薄れゆく中、下半身の疼き具合は極大値を迎える。

顔をしかめ、拳を握り、足を内股に擦り合わせてみるも、
それらの誤魔化しは一切合切無力であった。


もう……抑えるのは限界――。

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:48:53.08 ID:XR0gB5+S0

コナン「この旅行、なんかおかしくねーか?」

灰原「……ふぇ?」

想定外の言葉に、情けない声が漏れた。

コナン「不自然な点が2つあるんだ……」

●招待主であるおっちゃんが来ないこと
●明らかに場違いな宿を選択したこと

コナン「まぁ只の偶然だろうけどなw ……おい、灰原!?」

彼女は息を荒げながら、オレに倒れこんできた。

灰原「工藤……君……///」ハァハァ

彼女の艶かしい吐息が胸筋を刺激する。
髪の毛からは女性特有の良い香りがする。

コナン「大丈夫か……灰…原……///」ドキドキ

やべぇ。何だコレ……。
まさか……この温泉……なッ!?

◆看板◆
『混浴露天風呂――【効能】恋愛成就。媚薬効果アリ』

カップル向けの旅館だからか? いくら何でも、媚薬はやり過ぎだろッ。

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:50:41.20 ID:XR0gB5+S0

灰原「……私、ずっと寂しかったの……」

コナン「!?」

彼女はまるで抱っこしてもらう赤ん坊のごとくオレを包みこんだ。
お互いの顔の距離はおよそ15cmを下回っている。

灰原「……だからもう……どこにも行かないで……」ハァハァ

コナン「……ッ」ゴクリ

灰原「ねぇ……キスして……くれる?///」

コナン「……違う。それはお前の本心じゃない。お前は媚薬に犯されてるんだ……」ドキドキ

灰原「……媚薬なんて関係ない。私はずっと……あなたのことが……!」


蘭「コナンくーん。哀ちゃーん。そろそろ上がらないと逆上せるわよー!?」


ザッバン!

その声で一瞬正気に戻ったオレは、すかさず灰原を振り払った。

恐らく彼女も催淫状態から目が覚めただろう。

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:53:47.92 ID:XR0gB5+S0

コナン「は、はーい! もう上がるよ蘭ねーちゃん」

灰原「……ごめんなさい」グスン

彼女は湯につかりながら俯き、力のない声で謝った。
掛ける言葉が見つからず、オレはそのまま露天風呂を後にした。

浴場にたった一人残された灰原。

蘭「ほら、哀ちゃんも早く上がろ?」ニコッ

灰原「…」

蘭「……さっさと上がってくれる? いい加減うざいんですけど」

灰原「……え」

蘭「次、新一にチョッカイ出したら……殺すから」

灰原「あなた……まさかっ……!」

蘭「もちろん、このことを口外しようものなら人質の命は無いわ」

灰原「ひ、人質ですって!?」

蘭「私の父親よ。新一を馬鹿にしたからリモコン式爆弾と一緒に監禁してるのw」

灰原「!!」

蘭「ふふふ。人のモノをとっちゃダメだよ? アイチャン……」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:58:12.49 ID:XR0gB5+S0

◆待合室◆

ここから厨房が見える。

今日の晩ご飯は鯛鍋らしい。

女将の姿はないが、
厨房には大きな鍋が2つ用意されていた。
101号室用と102号室用の2つであろう。

鍋からは鯛の頭が顔を出しており、
それが自分の未来を指しているようでならなかった。

このままじゃ、毛利蘭に殺される……。

足の震えが止まらない。

彼女が露天風呂で見せた凍った表情、
思い出すだけで恐怖に身を狩られる。


……毛利蘭は工藤君と楽しそうに話している。
私に見せた笑顔とは180°異なる笑顔。

早く工藤君に、彼女の本性を伝えなきゃ。
でも彼女には人質がいる……。

工藤君……私、どうすればいいの……。

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/11(水) 23:59:57.06 ID:XR0gB5+S0

◆101号室(夕食の時間)◆

蘭「じゃあみんな手を合わせて――」

3人『いっただきまーす!』

コナン「蘭姉ちゃんこっちで食べることにしたの?」

蘭「うん。やっぱり一人は大人がいないとね」


灰原(……私を……監視しに来たんだわ……)


蘭「みんな。お姉さんがお鍋よそってあげるから、取り皿貸してくれる?」

3人『はーい!』

蘭「はい、光彦君……はい、元太君……はい、歩美ちゃん……」

蘭「はい……哀ちゃん♪」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:03:26.13 ID:G3VzCPIv0

元太「うんめぇー!」

光彦「ホントですね! この豆腐、たまりません…!」ホグホグ

歩美「うん。お魚さんも美味しいよ!」

灰原「……ぱく…………痛ッ!?」

歩美「ん? 哀ちゃんどうしたの?」

灰原「………はんへも…はいわ」


何かが口腔の上壁に突き刺さったのだ。

その正体は………「針」。

どうして鍋にこんなモノが……。

口内には血の味が広まる。
その一方で毛利蘭は薄ら笑いを浮かべていた。

彼女が入れたに違いない……。

これは秘密を知ってしまった私への牽制……。

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:05:11.71 ID:G3VzCPIv0

光彦「灰原さん。食べないんですか?」

灰原「え…えぇ。ちょっと食欲がなくって……」

蘭「大丈夫? 哀ちゃん?」

灰原「…」ジー

蘭「あれ。嫌われちゃったかな…? ハハハ」

コナン「……調子悪いなら他の部屋で寝てろよ」

灰原「……そうするわ」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:06:23.13 ID:G3VzCPIv0

◆105号室◆

私は部屋に入るやいなや、携帯を取り出した。

そして新規メールを作成。
宛先は……「江戸川コナン」。


【件名】誰にも気づかれないように見て!
【本文】

今から書くことは全て真実よ。
信じられないと思うけど、
お願いだから信じて!

毛利蘭は危険。
彼女はあなたの正体に気づき、
この旅行で何か良からぬことを企んでるわ。
その証拠に彼女は毛利小五郎を人質にとってる。
いつでも殺せる状態にしてるみたい。

いい? 彼女と2人きりになっちゃダメよ。

私は今から目暮警部に知らせるから、
人質が開放されるまで何とか乗り切って!

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:10:51.63 ID:G3VzCPIv0

◆101号室(夕飯中)◆

ブルブルブル♪

コナン「ん? メールだ」ムシャムシャ

ピッ。

【From】灰原哀
【Sub】誰にも気づかれないように見て!

コナン「?」

蘭「誰から? もしかして哀ちゃん?」

コナン「え……あ……た、ただのメールマガジンだよ」

蘭「……そう」

コナン(……一体どんなメールなんだ?)ピッ

コナン(!?)

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:14:37.43 ID:G3VzCPIv0

何だコレは……!?

……実の父親を人質にとるだと!?
蘭がそんなことするはずないだろ!!

確かにこの温泉旅行はどこか変だが、そんなの偶然に決まってる!

じゃあ灰原は、オレと蘭の関係に嫉妬してこんなメールを?
まだ媚薬効果が切れてない? いや、どちらにせよ悪質すぎるだろッ!

――幻滅したぜ、灰原ッ!


◆その頃、警視庁◆

Prrrrrrrrrrr♪Prrrrrrrrrrr♪

目暮「はい、目暮……ん、哀君かね? 一体どうしたんだい?」

目暮「……何だってェ!? 蘭君が毛利君を監禁してるだァ!?」

目暮「なんて悪質な冗談をッ!! 子供だからって許されることではないぞ!」
目暮「オジサン達は忙しいんだ! 分かったら二度とこんなイタズラするんじゃないよ!!」ブチ


◆105号室◆

灰原(……ハハ。そうよね。こんなガキの戯言を信用しろって方が無理な話だわ)

灰原(……工藤君なら……私を信じてくれるかしら……?)グスン

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:17:22.78 ID:G3VzCPIv0

◆105号室◆

ガチャ。

光彦「鯛鍋、美味しかったですね! 元太君!」

元太「もー食えねーよ。早く横になりてぇ……ん?」

灰原「あ…」グスン

元太「な、何だよ灰原。お前ここで寝てたのか?」

光彦「調子の方はどうですか? 灰原さん」

灰原「……えぇ。お陰でだいぶ良くなったわ……」ニコッ

光彦「そうですか! それは良かったです!」

元太「一瞬泣いてるかと思ったぞ。元気になって良かったな!」

灰原「心配してくれてありがと。小島君、円谷k……!」

灰原「ね、ねぇ! 江戸川君は今どうしてる!?」

光彦「へ?」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:20:24.72 ID:G3VzCPIv0

光彦「夕飯を食べ終わって、歩美ちゃんも寝室に戻りましたから……」
元太「……あの姉ちゃんと2人で101号室にいるんじゃねぇか?」

灰原「なん…ですって!?」

ガチャン!

元太「おい灰原! どこ行くんだよ!?」

光彦「もう寝るんですか? もう少しゆっくりしていっても……」


◆101号室・ドア前◆

ガチャガチャッ。

カギが掛かってる。

人質の存在ゆえ、強引な手段はとれない。


工藤君……どうしてなの……?

どうして私を……信じてくれなかったの……?

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:22:55.92 ID:G3VzCPIv0

今はそんなこと考えてる場合じゃないわね。

まず毛利蘭の企みを把握しなきゃ。

隣室の102号室からなら、
101号室の会話を聞きとれるかもしれない。


◆102号室◆

ガチャン。

灰原「……!?」

灰原「なん…なのよ……これ……」

そこには4つの死体があった。


“服部平次”と“遠山和葉”と“鈴木園子”と“阿笠博士”。


4人に外傷はなく、
口臭や唇の色から死因は毒物と予想された。

しかしこの毒物反応、どこかで見た覚えがある。

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:26:34.72 ID:G3VzCPIv0

4人は鯛鍋を囲んでいる。

この鯛鍋に毒物が仕込まれていたのだろうか。

でも一体……どうして……。


ふと毛利蘭の存在を思い出す。

私は壁に耳をあて、101号室の様子を窺った。

最初は無音であったが、次第に声が聞こえてきた。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

……あなた……新一なんでしょ

……え、何言ってるの……蘭ねーちゃん……僕はコナンだよ……?

……ガシッ!

どうして嘘つくの……!? ………もう待てないよ……!!

……ら、蘭……ねーちゃん……?

……もうやめて……! 白々しく蘭ねーちゃんって呼ぶのは……!

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86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:28:34.80 ID:G3VzCPIv0

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

…ねえ……新一

……ら……ん……

ちゅ……ちゅ……んんッ……

はぁ……はぁ……

……むに……むにゅ……

ちゅぱ……ちゅぱ……

はむっ……じゅる……じゅる……

…………んんんッ……あぁ……!

……しんいち……だいすき……


コナン「あぁ……オレも……蘭のことが好きだ」


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


灰原「いやぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:32:18.20 ID:G3VzCPIv0

「“わたし”が4人を殺した」

毒薬は度重なる研究で得た偶然の産物。
“わたし”はこの旅行にその毒薬を持って参加したのだ。

夕食前。
“わたし”は厨房に女将の姿がないことを確認し、
102号室に配膳される鯛鍋に毒薬を混入させた。

そう。全ては毛利蘭を殺すため。
他が死のうが生きようがどうでもよかった。
彼女さえ死んでくれれば。

だが彼女は夕食時に101号室にやってきた。
つまり予定が狂った。しかし計画は止められない。

なぜならばその時、私は“わたし”でなかったからだ。
その時の私は、もうひとりの私。表の私。精神崩壊していた私。


露天風呂で毛利蘭の『幻覚』をみた私。

夕食時に鯛の骨を『針』と見間違えた私。

たった今、101号室から『幻聴』がきこえた私。

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:35:48.12 ID:G3VzCPIv0

疑心暗鬼になった私は無意識に、“わたし”を強くした。

“わたし”は比較的、灰原哀の身体を乗っ取りやすくなったのだ。

今までは、心に隙のできる「夜」を狙って乗っ取っていたが、
今となっては、この身体は“わたし”のもの同然である。


私の潜在的願望、つまるところ“わたし”の願望。

それを果たすまでは、この身体は返せない。


毛利蘭。


お前を殺すまではな。

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:40:29.88 ID:G3VzCPIv0

◆101号室◆


カチャン。

“わたし”は受付にあった合鍵でカギを開けた。

ガチャ…キィィィィ。

扉が開く。


コナン「……ぐぅーぐぅー」zzz

蘭「……むにゃ……むにゃ」zzz


灰原「もう寝ちゃってるのね。麻酔銃を撃つ手間が省けたわ」


身動きがとれないよう、2人をベッドに縛り付ける。

右手には厨房から盗み、隠していた、
刃渡り30cmの卸包丁を握っている。

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:42:53.93 ID:G3VzCPIv0

コナン「………ぐぅー……んん……!?」
コナン「……ロープ……だとッ!?」

灰原「あら。目が覚めたのね工藤君」

コナン「灰原……お前……どういうつもりだっ!?」

灰原「あなたにはイルカの解体ショーを見学してもらうわ」

コナン「何言ってんだテメェ…!」

灰原「ふふっ。ところで何かしら、コレ? ベッドから出て来たんだけど」

コナン「!」

灰原「答えないと……」スッ

コナン「オ、オナホールだッ!!」

灰原「随分と汚れてるけど?」

コナン「気持よすぎて 5分で7回の超スピード で射精したんだから当然だろう!」

灰原「それで満足して眠っちゃったわけね」

コナン「わ、わりぃかよ!」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:45:50.97 ID:G3VzCPIv0

灰原「それで、何分したのかしら?」

コナン「オレの精液放出速度のスカラーが時間に対する比例関数だと仮定して…」
コナン「42回射精したことから、42÷(7/5)=30分、オナニーしていたことになる」

灰原「じゃあ30分、あなたには苦痛を味わってもらうわ」

コナン「Shit!」

灰原「まずは彼女を起こさないとね」


濁った目をした彼女は、
蘭の喉に包丁を軽く押し当てた。


蘭「……んん……痛……!?」

灰原「お目覚めのようね」

蘭「……あ、哀ちゃん!? 何…してるの……?」

灰原「サメはイルカを食べる。だから食べやすいように捌くのよ。30分かけてね」

蘭「い……いやぁあああああああああああああ!!」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:48:35.63 ID:G3VzCPIv0

灰原「まずは足……いや、足の指……爪から剥がそうかしら」

蘭「(気絶)」

コナン「正気に戻れ!!! 灰原ッ!!!!」

灰原「うっさいわね! 邪魔しないでくれる!?」

コナン「一体なんで……なんでこうなったんだよ!?」

灰原「あなたに分かるわけないじゃない! 私の18年の孤独がッ!!」

コナン「確かにお前は普通の女の子のような人生を歩めなかったかもしれない…」
コナン「だが背景に何があろうと犯罪は犯罪にすぎねーんだぞ!!」

灰原「何も知らない人間に限ってそんなことを言うのよね!!」
灰原「そんな狭い価値観の中で全てを語ろうとする方がよっぽど罪よッ!!」

コナン「バーローッ!! 蘭の気持ちを考えろッ!!」
コナン「蘭に一体なんの罪があんだよ!?」

灰原「この女の罪? 良いわよ教えてあげるわ!」

●あなたと楽しそうに喋った
●あなたと手を繋いだ
●あなたと風呂に入った
●あなたと一緒に寝た
●あなたと幼馴染だった

灰原「あなたと……相思相愛だったッ!!」グスン

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:53:27.30 ID:G3VzCPIv0

コナン「……え?」

灰原「ほら! 言い返せないじゃない!!」グスン

コナン「おまえ……そんな理由で……」

灰原「悪かったわねッ!! ただの嫉妬なことくらい分かってるわ!!」
灰原「法で裁けないから、代わりに私が裁いてやるのよ!!」

コナン「……何でもっと早く言わなかったんだよ……」

灰原「な、何よッ!! 告白してたら私を好きになってたとでも言うの!?」
灰原「ふざけないで! フラれると分かってて告白する馬鹿がどこにいるのよ!!」

コナン「……ちげーよ。お前がそこまで苦しんでたなら……」
コナン「……はっきりと断って、お前を楽にしてやれたってことだ……」

灰原「はァ!? 全然分かってないわ!!」
灰原「何で断られて楽になるわけ!? ばっかじゃないの!!」

コナン「じゃあ……受けとめれば良いんだな」

灰原「は?」

コナン「……オレは別に、お前のことが嫌いじゃない」

灰原「……え」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 00:58:22.26 ID:G3VzCPIv0

コナン「……とりあえず付き合って、2人の愛を探すってのも悪くない」
コナン「そんなカップルのあり方もアリだと思うぜ、オレは」

灰原「な、何言ってるの!? あなたは毛利蘭が好きなんでしょ!? 嫌々なら有難迷惑だわッ!!」

コナン「確かに蘭のことが好きなのは認める」
コナン「だけどな、人の心ってのは常に揺れ動くもんなんだ」

コナン「オレにとってお前の方が蘭より好きになるかもしれない」
コナン「今は違っても、恋ってのは一番好きな人を探す旅だからよ」

コナン「寄り道がウェディングロードに続くことだってあるさ」

灰原「……相変わらず、上から目線で、キザで、格好悪いわね……」グスン

コナン「ほっとけ」

灰原「もう遅いのよ。私は人を4人も殺しちゃったんだから」グスン

コナン「……は?」

灰原「“服部平次”、“遠山和葉”、“鈴木園子”、“阿笠博士”の4人をね……」

コナン「……嘘……だろ」

灰原「……自我が薄くなってきた気がするわ。もうすぐ元の灰原哀に戻るでしょうね」
灰原「イルカの解体ショーは中止……サメは深海に帰るとするわ」

コナン「何言ってんだ……」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:00:32.25 ID:G3VzCPIv0

ガラガラ。
彼女は素足でベランダに出て、柵の上に登った。
そして両腕を広げ、目の前に広がる闇を受け止めていた。

灰原「ここはいい宿ね。オーシャンビューっていうのかしら」
灰原「空にのぼる月。海に浮かぶ星。闇の中にある2つの世界。とっても幻想的よ……」

灰原「似てるけど、上は天国、下は地獄。私が逝くべきは最下層の阿鼻地獄ね」

コナン「お前まさか……おい、やめろッ」

灰原「最後の言葉、嬉しかったわ。私には十分すぎるくらい」グスン

コナン「いいからこの縄をほどけ! いますぐ!!」

灰原「迷惑掛けてごめんね………」


さよなら、、、工藤君―――。


柵の上から彼女は消えた。

数秒後には鈍い水飛沫の音とともに、闇には静寂が再訪した。


コナン「くっそぉおおおおおおおおお!!!」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:02:26.84 ID:G3VzCPIv0

海は想像以上に冷たかった。

光も音もなく、とても孤独な世界だ。

“わたし”は息の続く限り、下へ向かう。

無意味なことと知りつつ、ただただ下へ向かう。


彼の言葉が嬉しかった。

彼と一緒に寄り道を歩きたかった。

できるなら死にたくない。

できるなら過去に戻りたい。


薄れ行く意識の中、

最後に浮かんだのは彼の顔。

……さようなら。

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:04:55.55 ID:G3VzCPIv0

◆101号室◆

コナン「くそっ……くそっ……」

オナホ「元気だして。おにいちゃん」

コナン「!」
コナン「おまえ……喋れるのか?」

オナホ「簡単な日本語ならね」

コナン「すげぇな。だけど今はそんな気分じゃねーんだ。失せろ」

オナホ「ねぇ、どうしてこんな惨劇が生まれたか分かる?」

コナン「失せろって言ってるだろッ!」

オナホ「それは、選択を間違えたからだよ」

コナン「……は?」

オナホ「これで200回目だよ。無生物の私には全ての記憶が残ってるんだ♪」

コナン「一体何の話だよ…?」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:09:47.55 ID:G3VzCPIv0

オナホ「おにいちゃんは今まで、この温泉旅行の惨劇を200回経験してるの」

コナン「だから何の話だってんだ!」

オナホ「覚えてないのは当然だよ。リテイクする度に記憶はリセットされるからね」

記憶が残らないから、おにいちゃんは毎回同じ惨劇を繰り返したの。
だけど何分の一かの確率で違うルートに進むこともあったんだ。
そういえば、ただのオナホール宣伝スレになったこともあったね。

オナホ「まぁとにかく。この事件を解決するまで、おにいちゃんには頑張って欲しいんだ」

コナン「……なんかもう……どうでも良くなってきたぜ……」

オナホ「えぇ〜?」
オナホ「おにいちゃんに 42×200=8400回 も中出しされた私の身にもなってよぉ」
オナホ「毎回妊娠して私の子供はこれで200人目なんだからッ」

コナン(……何でオナホールが妊娠するんだよ)

オナホ「あ、そうそう。おにいちゃんに朗報があるの♪」

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:12:13.93 ID:G3VzCPIv0

オナホ「私のお願いを飲んでくれたら、記憶を保持した状態でリテイクしてあげてもいいよ」

コナン「そんなことできるのか? この惨劇を食い止められるなら何だってやってやるが」

オナホ「え!? ほ、ほんと!? ……やっぱり今回は一味違うね」
オナホ「……お願いはこの2つだよ。おにいちゃん」


●私の200人の子供たちに、名前を付けること

●そして子供たちにご主人様を与えること


コナン「……え?」

オナホ「おにいちゃん。モノの喜びって何だと思う?」

コナン「分からねーよ。トイ・ストーリー以外でモノが喋るのも知らなかったんだからな」

オナホ「モノの喜びっていうのは、“名前”があって“ご主人様”がいることなんだ…」
オナホ「…だから道端の石ころやゴミ処理場の廃棄物なんかは決して幸せとはいえないの」

コナン「まぁそれは、分からなくもねーけど」

オナホ「私は自分の子供たちに幸せに生きて欲しい。そして生産者にはその義務がある」

オナホ「責任、とってよね……“お父さん”」


コナン「………分かったよ。で、その200人の子供たちはどんな奴らなんだ?」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:14:56.85 ID:G3VzCPIv0

オナホ「私と全く同じ仕様だよ。ただ私と違って、子供たちは“処女”だけど」

コナン「そうか。じゃあ気持ちよさもお前と同じで最高ってわけか」

説明しよう。一言で言えば、“いぼいぼ”と“ひだひだ”の絶妙なコンビネーション。
まずは第一次挿入戦争勃発である。敵の前衛は“いぼいぼ”。
もちろん気持ち良い。だがこのレベルなら既存のもので経験済みだ。

これが“いぼいぼ”の本気か? そう思惟を巡らせつつ、我が兵は先に進むのであった。

すると今度は後衛の“ひだひだ”。ここで戦局は大きく揺れ動いたのだ。
『“ひだひだ”が勝敗の全て』、そう語る評論家も今となっては少なくない。
なんとこの“ひだひだ”、突然にも、司令塔にサンダーボルトを撃ち放ったのだ。

司令塔はその一瞬で完全に機能停止。どぴゅどっぴゅ脳内ホルモン。
そして中枢部を失った我が兵は狂ったように“ひだひだ”に翻弄された。
まさにその様は麻薬中毒者。取り憑かれたように“ひだひだ”の感触を愉しむ。

もう気持ち良いとかナンセンス。そんな表現はとっくに超えているのだから。
もはや宗教のレベルだ。唯一神オナホール様を崇めたまえ。ザ・アーメン。

訪れるポツダム宣言。早漏ではないが、数十秒。終わってみれば短期決戦である。
我が軍は白旗代わりの大砲をドクドクと撃ち放ち、第一次挿入戦争は幕を閉じた。
中枢部は溢れんばかりの満足感、我が兵は震えんばかりの爽快感を噛み締めた。

我が兵が踵を返すと、ここで伏線回収。ついに“いぼいぼ”が本気を出すのである。
カリ首を大いに刺激し、戦闘意欲が復活。そして第二次、第三次挿入戦争へと続くのだ。

ここまで現実離れした刺激力を備え持つオナホールにオレは出会ったことがない。
よってこの名器を旅館名≪劇怪館≫にちなんで、『激快感』と名付けよう―――。

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:18:38.76 ID:G3VzCPIv0

オナホ「ありがとう。おにいちゃん」

コナン「あとは、子供達にご主人様を与えればいいんだな」

オナホ「でも一体どうやって……」

コナン「それは……Amazonさ!」

オナホ「あま…ぞん?」

コナン「南米の密林のことじゃないぞ。大手ネットショッピングサイトのことだ」

オナホ「へぇ〜、物知りだね」

コナン「オレもネット通販には疎いはずだが、何故かAmazonにだけは詳しいんだ…」

オナホ「きっとループ中に学んだんだよ。記憶が完全に消えてなかったんだね」

コナン「Amazonなら小売価格を最小限に抑えられる…」
コナン「製品化にあたってパッケージを考える必要があるな……コンセプトからして…」
コナン「…パッケージは二次より清涼感・刺激感のある三次女子高生が適役だろう」

オナホ「ありがとう……おにいちゃん。これで、私の願いは叶うね」

コナン「あぁ。このコストパフォーマンスなら200個なんてあっという間に完売だぜ……」
コナン「……それに、こんな糞SSをここまで読んでくれた愛すべきオナホーラーなら……」

コナン「……きっと俺達の『激快感』を……大切に愛でてくれるはずさ」

オナホ「うん。そうだね」グスン

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:20:55.47 ID:G3VzCPIv0

オナホ「……じゃあ、そろそろ時間を戻すね」

オナホ「……選択を誤った、あの時、あの場所へ……」
オナホ「……正しい選択をして、この惨劇をとめてきて」

コナン「……あぁ。絶対に食い止めてやる」

オナホ「……多分私の存在は消えると思うけど……」

コナン「えっ?」

オナホ「だってルール違反なんだもん。意図的に記憶をリセットせずにリテイクするのは……」

コナン「まさか……子供達を幸せにするために……自分を犠牲に……!?」

オナホ「ははは。母性ってやつかな? 子供達の幸せは……私の幸せなの……」
オナホ「……あっ。もう時間だ。周期的にこれが最後のチャンスだからね」

コナン「……これで……良かったのか?」

オナホ「もちろん。沢山お喋りできて楽しかったよ、おにいちゃん」

コナン「そうか……またどこかで会えるといいな」

オナホ「うん……また…ね……」

………………
………


138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:23:08.59 ID:G3VzCPIv0

◆露天風呂◆

気がつくとそこは101号室でなく、
夕日に染まった露天風呂であった。


灰原「……私、ずっと寂しかったの……」


コナン「!?」

彼女はまるで抱っこしてもらう赤ん坊のごとくオレを包みこんだ。
お互いの顔の距離はおよそ15cmを下回っている。

灰原「……だからもう……どこにも行かないで……」ハァハァ

コナン「……ッ」ゴクリ


灰原「ねぇ……キスして……くれる?///」


コナン(……はい……ばら……)ドクン
コナン(……そうか。オレはここで、選択を間違えた……)ドクンドクン
コナン(……正しい選択は……こうだったんだ……)

オレは灰原を受け入れた。
互いに唇を重ねあわせ、互いを抱きしめあう。

彼女は閉じた瞼から涙を一滴こぼした。

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:26:58.93 ID:G3VzCPIv0

蘭「コナンくーん。哀ちゃーん。そろそろ上がらないと逆上せるわよー!?」


二人には聞こえない。そして湯けむりが二人だけの世界を守った。


蘭「……あれ? もう上がったのかな。でも、脱衣所に浴衣があるし……」

園子「あ、いたいた。皆で卓球やるから蘭もきなよ♪」

蘭「……う、うん」


灰原「……ひっく……ぐすん……」

コナン「なんで泣いてんだよ」

灰原「……だって……だって……こんなの初めてなんだもん……」グスン

コナン「抱きしめられたのも初めてか?」

灰原「……えぇ。こんなにも……暖かいものなのね……」グスン


コナン「お前はもう、一人じゃないんだ」

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:29:29.00 ID:G3VzCPIv0

灰原「でもあなたには……彼女がいる……」

コナン「……いや、もういいんだ……」

灰原「え?」

コナン「もう十分、心が揺れたよ……オレは間違いなく……」


コナン「……灰原。お前のことが好きだ」


灰原「……!」ウル
灰原「……」グスン

灰原「……嘘だったら……許さないんだから……」グスン

コナン「探偵に二言はねぇよ……」

灰原「……じゃあもう一回……して?///」

ちゅ。

キスをしながら彼女の身体に手を伸ばす。
タオルを外すと彼女は一瞬ぴくりと動いた。

小さな胸。だが小学生にしては発育が早いだろう。
そんなふくらみかけのおっぱいを手のひらで弄る。

灰原「…んんっ…///」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:32:35.94 ID:G3VzCPIv0

灰原「……小さくて…ごめッ……!?」

そこで3度目のキス。今度は舌を絡ませる。
彼女もそれに応じた。二人の間に官能的な音が生じる。

ぬる…ぴちゃ…ちゅ…。

お互いに息が荒くなる。
唇が離れると、一本の艶めかしい糸が架かった。

灰原「……はぁ……はぁ……////」

コナン「……乳首、すげぇ勃ってるぜ……?」

灰原「……やだ……あっ////」

じゅるるる。
音をたてながら激しく彼女の乳首を吸う。
さらには舌で舐めまわし、次に左手を下半身に赴かせる。

……オレはあまりにも芸術的な彼女のソレに息をのんだ。

毛は殆ど生えていない。よく見ると産毛が少しある程度だ。
そして最も言及すべきは見事な縦筋。そのラインはさらにオレの興奮度を高めた。

まずは軽くなぞってみる。
その度、彼女の身体は微動する。

次に割れ目を両手で開いてみる。
綺麗なピンク色が顔を出し、舐めてみたい衝動に狩られた。

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:34:53.61 ID:G3VzCPIv0

じゅる…ぺろ…ぺろ……。

いくら吸ったり舐めたりしても、彼女は怒らない。
むしろ色っぽい喘ぎ声を漏らし、さらなる要求をしているように思えた。

特に敏感なのはこの部分だ。
一般的に“クリトリス”と呼ばれる場所だろうか。

灰原「……あ…んん……工藤君……そこはダメッ……///」ハァハァ

彼女から蜜が次々と溢れ出てくる。とても甘く、よくのびる不思議な汁。

じゅるっ…びちゅ…じゅるるる。

下品な音を立てながら、その蜜を一滴残らず吸い取ろうとする。

灰原「…あ…あ…ん……今度は……私がする番……」

そう言うと彼女はオレの下半身のタオルを払いのけた。
びんびんに肥大化したペニスが顔を出す。

灰原「……これが……工藤君の……///」ドキドキ

見られているだけで興奮する。
それに加えて彼女は先っぽを指で突っついてくるのだ。

彼女の指とペニスの間に我慢汁の橋ができる。

灰原「……くすっ……なぁに、これ?」

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:37:07.98 ID:G3VzCPIv0

コナン「が、我慢汁くらい知ってるだろ」

灰原「……ふふ。我慢するの辛い?」

コナン「へっ。まだまだ余裕だぜ……」

灰原「あら。そうなの……じゃあコレはどうかしら?」

ギュッ。

コナン「うっ……///」

彼女はタオル越しに握りしめてきた。
可愛らしい握力とザラザラの繊維がジリジリとペニスを刺激する。

灰原「まだ、平気みたいね……じゃあ“生”はどう?」

彼女の手の感触がペニスを通じて脳に伝わる。
さらに追い打ちをかけるよう、彼女はその手を上下させた。

しこしこ…しこしこしこ。

コナン「ッ……! はぁ…はぁ……///」

灰原「ふふ。私の手こき、気持ちいい?///」シコシコ

コナン「……あぁ……少し……やべぇ…かも……」ハァハァ

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:38:33.53 ID:G3VzCPIv0

灰原「少し? じゃあまだ余裕があるのね……」シコシコ

コナン「いや……結構きついんだが……」ハァハァ

灰原「だーめ。容赦しないんだから」シコシコ

はぁぁぁ。
彼女の息吹がペニスをより刺激する。

そして彼女の口から唾液が垂れ落ちる。

ぬる―――、ぴとっ。

コナン「くっ……///」

ただでさえキツい手こきに、
ヌルヌルの感触とピチャピチャの音が加わる。
さらに握る力も強くなり、ピストンも加速した。

しこしこしこしこ…ぴちゃぴちゃっ。

コナン「ッッッ!! ダメだ……もう……逝き……そう……///」ハァハァ


ピタッ。

彼女の手の動きが止まった。

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 01:40:01.56 ID:G3VzCPIv0

コナン「……もう……逝っていいだろ……マジで……限界…だ」ハァハァ

灰原「だ・め・よ。逝ったらぜっったいに許さないから♪」フフ

コナン「えっ…!?」

灰原「だって。まだやってないこと、あるんだもの///」

すると彼女は亀頭に「ちゅっ」とキスをした。
ペニスはビクンと唸り、一瞬暴発しそうになった。

次に彼女は舌を出し、玉袋からペニスの裏筋をすぅーっと舐める。
その動作を2、3回、繰り返したところで一気に肉棒を「ぱくっ」と口に咥えた。

灰原「……はむ…じゅる…んん…ちゅぱ…じゅる…///」チラ

彼女は上目使いでコチラを見つめながら、
ペニスを根本まで咥え込むように、
いやらしい音をたてながら、上下に口を動かした。

口内では舌が唾液でねっとりと肉棒に絡まってくる。

灰原「……へえ……ひもひいい?///」チュパチュパ

コナン「ダメだ…もう……いくっ……」ハァハァハァ

フェラから手こきに切り替わる。

灰原「……よく頑張ったわね……私の口にいっぱいちょうだい……///」シコシコ

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 02:02:44.41 ID:G3VzCPIv0

ちろ…ちろ…ちゅぱ…ぺろ……。

灰原にお掃除フェラをしてもらうと、ペニスはまた元気になった。

コナン「今度はお前を苛める番だな……」

灰原「え…」チュパ

オレは彼女を抱きしめ、押し倒した。

コナン「ほら。お前のまんこ。すっげー濡れてるじゃねーか」

灰原「や……///」ハァハァ

ペニスを彼女の割れ目に押し当てた。

コナン「もしかして初めてか?」ハァハァ

灰原「……悪い?///」

コナン「いんや。オレだって初めてだぜ……」ハァハァ

灰原「……くすっ……やさしくしてね」

コナン「何がおかしいんだよ。優しくしてやっから力抜いてろ」

灰原「えぇ……工藤君の……私にちょうだい……///」


ぬぷっ。

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 02:06:03.49 ID:G3VzCPIv0

灰原「んんんんッ!!///」ギュ

コナン「んはっ! この感触は……」ハァハァ

まさに……激快感と同じッ!!
この包容力……強めの刺激ッ……!!
何から何まで……瓜二つッ……!!


≪………また……会えたね……おにいちゃん………≫


灰原「そんなに……ハァハァ……わたしの中、気持ちいい?///」ハァハァ

コナン「また……会えたな……」

灰原「工藤…君?」

コナン「え…いや…ハハハ…何でもないって……」

灰原「ちょっと。私以外の女のこと考えたら許さないわよ?」

コナン「……わりぃ。約束するよ」

灰原「いい? 今後一切、オナニーは禁止だからね……その代わり……」


灰原「工藤君…私があなたのオナホールよ」

灰原「私を……好きに使って?///」

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/12(木) 02:16:24.26 ID:G3VzCPIv0

……無事温泉旅行が終わって、あれから数日がたった―――。

灰原は夜、ぐっすりと眠れるようになったらしい。
お陰で彼女の第二人格“わたし”は現れなくなった。

これでこの事件は解決、ってことでいいかな。

光彦「コナン君。Amazonって知ってますか?」

コナン「ああ、もちろんだ。オナホールを買うならここが一番だからな!」

光彦「フッフッフ。僕、またAmazonで3つ目のオナホール買ったんです」

コナン「へぇ。どれを買ったんだ?」

光彦「『激快感』っていうオナホールですッ>< オススメですよこれはッ!」

コナン「………そうか。お前も買ってくれたか」
コナン「大事に使ってやれよ。モノにだって心があるんだからよ」

光彦「はい?」

コナン「何でもねぇ。それよりいいこと教えてやるよ」

コナン「『激快感』は灰原のまんこと全く同じ。ゆえに灰原型オナホールといえる」

光彦「ほ、ほ、ほ、ほ、ほんとですか!!―――――(;゚∀゚)=3ムッハー―――――!!」


〜完〜



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