1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 16:25:33.28 ID:SLobJSkX0
キョン「おいおい、一体どうなってやがる?」
キョン「俺は確かベッドの上で寝たはずなのに、どうして豪邸の大広間にいるんだ?」
古泉「んっふ、あなたは今日涼宮さんが何を買われたか覚えていますか?」
キョン(確か今日は不思議探索の一環として近所の公園でやってるフリマに行って。)
キョン「古いマイナーなゲームを買ってたな。クロックタワーだっけか?」
古泉「そうです。おそらくここはそのゲームの世界かと思われます。」
キョン「はあ、あいつのワガママはホントに困ったもんだな。」
キョン(そう言いつつも、こんな状況に慣れてきている自分が恨めしいぜ。)
キョン「で、どうやったらここから出られるんだ?」
古泉「多分ゲームのクリア条件を満たせば脱出できると思われます。」
キョン「じゃあゲームについて知らない俺たちにはノーヒントってことか?」
長門「そうでもない。」
立つかな?クロックタワー知ってるかな?
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 16:52:22.58 ID:SLobJSkX0
長門「私は涼宮ハルヒがクロックタワーについて購入する際に、一通り調べておいた。」
キョン(流石、困ったときの長門だのみだな。)
長門「クロックタワーとはヒューマンから発売されたソフトで、監督・ゲームデザ」
キョン「すまんが長門、もう少し簡潔に頼む。」
長門「ハサミを持った男から逃げながら、生きて洋館を脱出するゲーム。」
キョン(何それ?死亡フラグ立ちまくりじゃね?)
古泉「エンディングが何種類あるとかは分かりますか?」
長門「エンディングは最高であるSとA〜Hの9種類。」
キョン「それって、バッドエンドだと確実に死者がでる気がs」
ハルヒ「ちょっとそこっ!何コソコソ話してるの?」
キョン(おっと、すっかりこの事件の元凶のことを忘れていたぜ。)
ハルヒ「せっかくこんな謎の洋館に来ちゃったんだから、色々調べないと!行くわよ、みくるちゃん。」
朝比奈「ふえぇ〜ひっぱらないでくださあぁ〜い。」
ガッシャアァァァン
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 17:10:58.95 ID:SLobJSkX0
キョン「おい!大丈夫か!?」
俺は2人の元に駆け寄った。
ハルヒの10センチ先には巨大なシャンデリアが落下している。
キョン「ハルヒ、大丈夫か?ガラスでどこか切ったりしてないか?」
ハルヒ「べ、別になんともないわ。でもみくるちゃんが。」
長門「心配ない。驚いて気絶しているだけ。」
古泉「ふむ、金具の劣化が原因のようですね。まあどちらにしろお二人が無事でよかったです。」
俺に遅れて古泉と長門もこちらへ来ていた。
長門「朝比奈みくるのことは私たちがみている。あなたは彼と探索をしてくればいい。」
ハルヒ「そう?じゃあ行くわよっ、キョン!」
古泉「ここは何があるか分かりませんので。くれぐれも気を付けてください。」ボソッ
キョン「顔が近いっ!」
結構クロックタワー好き多いの?
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 17:16:47.87 ID:SLobJSkX0
キョン(で、ハルヒと廊下に出た訳だが・・・。)
(雰囲気出すぎだろ。怖いなんてレベルじゃねーぞ。)
ハルヒ「全くどうなってr。」
ギャアァァァーーー
キョン(何だ今の悲鳴は?誰の声かすらわからなかったが。)
キョン「おいハルヒ、戻るぞ!」
ダダダッ バタン
キョン(おいおい、勘弁してくれよ。なんで誰もいないんだよ。)
ハルヒ「え・・・みんなどこに行っちゃたの?」
キョン「そんなこと、こっちが聞きたいさ。」
キョン(広間に通じるのは、なぜか開かない玄関。)
(途中で崩れて登れない階段。)
(そして俺たちが出て行った廊下の3つだ。)
(つまり3人はほんの一瞬で文字通り消えてしまったことになる。)
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 17:34:47.99 ID:SLobJSkX0
キョン(とにかくゲームをクリアしないと!)
キョン「こんなとこに突っ立ってても何も始まらない。屋敷の中を探してみるぞ。」
ハルヒ「・・・そうね、行きましょう。」
キョン(待ってろよ、みんな。)
−廊下1−
キョン「こっちに倉庫みたいなのがあるけど、瓦礫しかないぞ?」
ハルヒ「じゃあほっといて、次に行きましょ。」
−廊下2−
キョン(ここにはドアが3つか。)
キョン「とりあえず入ってみるぞ。」ギィィ
ハルヒ「ここは、居間みたいね。」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 17:38:50.85 ID:SLobJSkX0
−居間−
ハルヒ「結構普通の部屋ね。」
キョン(確かに普通の部屋だが、ゲームならこういうところにヒントがあるんだよな。)
キョン「とりあえず何か手掛かりや、役に立ちそうなものがないか探そう。」ゴソゴソ
ハルヒ「あの洋ダンスの上が怪しいわね。キョンちょっと肩車してくれる?」
キョン「ああ、構わんが」ヨッコイセ
ハルヒ「箱があるわ!中には・・・鍵があるわよ!」
キョン「でかした、ハルヒ、ってうわっ!」ドシーン
ハルヒ「ちょっと、何ずっこけてんのよ。しっかり支えなさいよ。」
キョン「いや、あのテレビさっきはついてなかったよな。間違いなく。」ザァーー
ハルヒ「た、確かに気味が悪いわね。もう次の部屋に行きましょ。」
【西館の鍵】入手
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 17:49:06.93 ID:SLobJSkX0
−寝室−
キョン(で、隣にあった寝室に来たわけだが。)
ハルヒ「あっ、この香水結構珍しいやつなのよねー。」
キョン「おいおい、盗みはやめとけよ。と言いたいところががこんな状況だ。別に誰も怒らんだろ。」
ハルヒ「〜♪」
キョン(香水一つで上機嫌とは、普通の女の子みたいじゃないか。)
キョン「香水もいいけど、何か手掛かりがあるかも探しといてくれよ。」
キョン(全く、そんなことで満足するならこんな空間作らなきゃいいのにな。)ガサゴソ
(うわっ、なんだ!?気持ち悪いオウムがいるじゃないか!)
キョン「おいハルヒ、みてみろよ。気持ち悪いオウムが・・・って!」
(なんか鏡から手が伸びてハルヒさんの首を絞めてるーーーっ!)
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 17:52:52.87 ID:SLobJSkX0
キョン「おい、大丈夫か?おりゃっ。」チョップ ガスッ
ハルヒ「ゲホッゲホッ、助かったわキョン。」
キョン「今のは何だったんだ?」(どうせゲームのイベントだろうけど。)
ハルヒ「キョン。私分かったわ。」
キョン「え、何が?」(ゲームって気づいちゃったのか?)
ハルヒ「これは超能力者がSOS団に対して挑戦を挑んでるんだわ。」
キョン「・・・。」
ハルヒ「団員を超能力でテレポートさせて、私たちにも脅しをかけてきてるしね。」
ハルヒ「負けてられないわ!キョン次いくわよ、次!」ダッ
キョン(・・・マジか。)
キョン「おい、まてよ!」ダッ
【香水】入手
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 18:39:46.37 ID:SLobJSkX0
−廊下2−
キョン「次の部屋は・・・」ギィィ
キョン「シャワー室みたいだぞ。」
ハルヒ「シャワー室は罠だらけな気がするからあえてスルーするわ。」
キョン「おっおう。」(多分ホントになんかあるんだろうな・・・。)
ハルヒ「じゃあ先に進むわよ。」
部屋の名前とかもサイトを参考にしています。
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 18:48:56.91 ID:SLobJSkX0
−東館大広間−
キョン「一番最初の広間みたいだな。」
ハルヒ「ええ、また何か降ってくるかも知れないから気をつけるのよ!」
キョン(そんなにポンポン降って・・・・きたーっ。)ガシャーン
ハルヒ「嘘でしょ・・・有希。」
キョン(あの長門がハサミ男に串刺しだとっ!?)
シザーマン「・・・。」シャキーンシャキーン
キョン「とりあえず逃げるぞっ。」ダッ
ハルヒ「逃げるったって、アンタどこに?」ダッ
キョン「そんなこと知らん!」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 18:50:38.34 ID:SLobJSkX0
−寝室−
キョン「ハルヒ、このベッドの下に隠れるぞ!」
ハルヒ「分かったわ。」
シザーマン「・・・。」ガチャッ シャキーンシャキーン キョロキョロ シャキーン ガチャッ
キョン「・・・どうやら行ったみたいだな。」
ハルヒ「じゃあ早く有希のところに!」バッ
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 18:58:44.76 ID:SLobJSkX0
−東館大広間−
ハルヒ「いない・・・。」
キョン「またどっかに行っちまったのか。」
ハルヒ「もう・・・どうなってるのよ・・・。」
キョン「・・・。」
ハルヒ「だいたいここはどこなのよ!もう・・・帰りたいわ。」
キョン(ハルヒが帰りたいって願ってるのに戻らないのか?)
(本当にクリアしないとどうにもならないみたいだな。)
キョン「長門を、みんなを探すぞ。」
「お前は団長だろ?団長が団員を置いて帰ってどうすんだよ。」
ハルヒ「そ、そうよね。こんな時こそ団長の私がしっかりしないとね。」
「キョン、しっかり私をサポートしなさい!」
キョン「分かりましたよ、団長様。」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 19:00:33.49 ID:SLobJSkX0
キョン「で、まずはどこから調べるんだ?」
ハルヒ「まずは二階から行くわよ。」
ハルヒ「で、その、は、はぐれたらいけないから、手つないでてあげるわ!」
キョン「・・・ありがとな。」ギュッ
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 19:06:30.78 ID:SLobJSkX0
−大広間2F−
キョン「ドアが二つあるけど・・・こっちの銀のノブのは鍵がかかってるみたいだ。」
ハルヒ「じゃあ向こうに行くわよ。」テクテク ガチャ
−廊下3−
ハルヒ「この廊下はドアが一つで行き止まりね。」
キョン「そこの壁に鳥の巣があるぞ。」
「ちょうど棒っきれがあるし、つついてみるか?」
ハルヒ「ガキじゃないんだから、そんなことしないでよね。」
「ほら、こっちいくわよ」ガチャ
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 19:11:07.93 ID:SLobJSkX0
−物置−
ハルヒ「物置みたいね。」
キョン「だな。とにかく何か探してみよう。」ゴソゴソ
ハルヒ「キョーン、何かあった?」
キョン「殺虫剤ぐらいしかなかったぞ。」
ハルヒ「私、この大きな箪笥の向こうが怪しいと思うのよ。」
キョン「確かにな。よし、俺が馬になってやるから行って来い。」ヨッコイセ
ハルヒ「あんた、その格好なかなか似合ってるわよ。」ティッ
キョン「そりゃどーも。」(くそう、調子が戻ってきやがった。)
キョン「おーい、なんか見つかったか。」
(というかこれじゃ向こうから返って来れないんじゃね?)
ハルヒ「なんか黒いローブみたいなのがあるわー!」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 19:14:38.01 ID:SLobJSkX0
キョン「そうか。ところでお前、こっちに戻って来れるのかー?」
ハルヒ「台があるから大丈夫よー。」
キョン「なら、よかった。」(ダジャレ・・・・。)
ハルヒ「はいとうちゃーく。」
キョン「じゃあこの部屋も用無しになったから次は一階を・・・ってお前後ろっ!」
ハルヒ「え?何なのよ?」バッ
シザーマン「・・・。」シャキーン
ハルキョン「ギャーーーーーッ!」ダダダダッ
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 19:18:20.06 ID:SLobJSkX0
−大広間1F−
キョン「あいつどこから湧いて出たんだよ」ダッ
ハルヒ「そんなことあたしが知ってる訳ないでしょ」ダッダッダッ
キョン「ところでお前、どっちに逃げてるんだ?」
ハルヒ「そんなの適当に決まってるでしょ!」ガチャ
キョン「・・・。」(ホント馬鹿だろ。)
−廊下4−
ハルヒ「このまま直進するわよ。」ダッ
キョン「分かったよ、クソッ。」(なんであんなに足が速いんだよ。)
ハルヒ「早く来なさいよ!もう。」ガチャ
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 19:24:03.17 ID:SLobJSkX0
>>28>>29あたりで【黒のローブ】【殺虫剤】入手です^^;
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 19:28:26.14 ID:SLobJSkX0
−車庫−
ハルヒ「なによ、行き止まりじゃない。」
キョン「いや、あのロフトみたいなところに登るぞ。」ヨジヨジ
ハルキョン「・・・。」
シザーマン「・・・。」ガチャ シャキーンシャキーン キョロキョロ シャキーン ガチャ
キョン「・・・行ったな。」
ハルヒ「そうみたいね。とりあえず降りましょ。」ヨジヨジ
キョン「おっ、これ車のカギじゃないか?」
ハルヒ「じゃあこの車動かせるんじゃない?」
キョン「でも、このままみんなを置いて逃げるのか?」
ハルヒ「助けを呼びに行くのよ!」
キョン(俺はどうするべきなのか?)
>>35 1、車で脱出 2、車は使わない
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 19:40:07.80 ID:FwKQGQvx0
2
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 19:49:48.21 ID:SLobJSkX0
キョン「いや、やはりみんなを探すのが先決だ。こうしている間にもハサミ男は徘徊してる訳だしな。」
ハルヒ「そう言われれば・・・そうよね。じゃあ探すの続けましょ。」
キョン「おう。さっきの廊下に1つドアがあったからそこに行ってみるか。」ガチャ
−食糧庫−
ハルヒ「食糧庫みたいね。」
キョン「流石でかい屋敷だけのことはあるな。」
ハルヒ「あっリポDあるじゃない!」ゴクゴク
キョン「そんなもん飲んでも平気なのか?」ガサガサ
ハルヒ「プハーッ、全然平気よ!あんたも飲む?」
キョン「俺は遠慮しとくよ。おっこっちにはハムがあるぞ!」
ハルヒ「そんな腐ってるかもしれないもの食べちゃだめよ!」
キョン「えっ?」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 19:57:43.62 ID:SLobJSkX0
キョン(どういう思考パターンなのかいまだに読めないな・・・。)
ハルヒ「キョンっ!すごい大きな冷蔵庫があるわよ。」
キョン「ホントだな。よし、開けてみるぞ・・・。」ガチャリ
ブーンwwwwブンシャカwwwwwブブンブーンwwwww
ハルヒ「キャー、ゴキブリー!キョン何とかしなさい!」
キョン「うわあー、そ、そういえばここに殺虫剤が!」プシュー
ゴキ's(・・・。)チーン
キョン「やったか?」ハァハァ
ハルヒ「みたいね。」ハァハァ
キョン「中に鍵あるじゃないか。」ヨット
【金色の鍵】入手
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 20:41:10.02 ID:SLobJSkX0
キョン「さて、もうここも全部見ちゃったな。」
ハルヒ「とりあえず大広間に戻りましょ。」ガチャ
−東館大広間−
キョン「一体この屋敷は何なんだろうな。」
ハルヒ「それが分かったらこんなに苦労してないわよ!」
キョン「それもそうだな。で、次はどちらへ?」
ハルヒ「そうね、さっき金色の鍵を見つけたから、金のドアノブの部屋に行ってみましょ?」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 20:47:18.31 ID:SLobJSkX0
−秘密の部屋1−
キョン「この部屋は、なんか他の部屋よりも生活感を感じるな。」
ハルヒ「そうね。さっきまで誰かいたみたいな感じがするわ。」
キョン「このワインなんか飲みかけ出し・・・ん、グラスの下に何かあるぞ?」
ハルヒ「これ銀の鍵ね!これで二階の銀のノブの部屋が開けられるわ!」
キョン「そうだな。あんまり荒らすとばれるかもしれないからこの辺で退散しておこう。」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 20:52:38.18 ID:SLobJSkX0
−秘密の部屋2−
キョン(さて、銀色の鍵でこの部屋に入った訳だが。)
ハルヒ「何よこの部屋!魔術の本がいっぱいあるじゃない。」
キョン(さっきから目を輝かせすぎじゃありませんかね・・・。)
ハルヒ「この本も面白そうだし、こっちのも・・・」ブツブツ
キョン「おいハルヒ、お前大事なこと忘れてないか?」
ハルヒ「今の私の最優先事項は目の前の魔術書よ!」
キョン「お前本気で言ってるのか?みんなが危ないかもしれないって時に!」バンッ
ハルヒ「あっ本棚が!」ドシーン
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 20:58:50.15 ID:SLobJSkX0
ハルヒ「これは・・・何かの儀式?」
キョン(たまたま倒れた本棚の裏の壁に絵が描かれていただと!)
キョン「何か、杖みたいなものが描かれているな。」
ハルヒ「そうね。これが何かの手がかりになるんだわ!キョン、杖を探すわよ!」
キョン「はいはい。」(偶然にしちゃ上出来だな。)
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 21:16:40.98 ID:SLobJSkX0
−東館大広間−
ハルヒ「東館はこれで調べられるところは全て調べたわね。」
キョン「ああ。シャワー室以外はな。」
ハルヒ「じゃあ次は西館に行くわよ!」
キョン「おー。」(棒読み)
−渡り廊下−
ハルヒ「中庭なんかあったのね。」
キョン「ホントだな。でかいプールなんかあるのか。」
ハルヒ「こんな状況じゃなかったらみんなで泳いだりするのに・・・。」
キョン「大丈夫、きっとみんな無事さ。」
ハルヒ「そうよね。きっと・・・。」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 21:39:49.73 ID:SLobJSkX0
キョン「で、西館に来たわけだけどどこから調べるんだ?」
ハルヒ「そうね、まずは手近なところから攻めましょう!」ガチャ
−ドレスルーム−
キョン「マネキンがいっぱいだな。」
ハルヒ「正直に言うとここにはあまりいたくないわ。」
キョン「奇遇だな、俺もそう思ってた。ちゃっちゃと済ませちまおう。」
ハルヒ「ねえ、今あのマネキン動かなかった?」
キョン「そんなわけないだ・・・ハサミ男じゃねえか!」シャキーン
ハルヒ「うそっ!と、とにかく逃げるわよ!」ダッ
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 21:47:27.30 ID:SLobJSkX0
ハルヒ「とりあえず二階に行くわよ。」ダダダッ
キョン「おい、ここ床が抜けてて通れないじゃないか!」
シザーマン「・・・。」シャキーンシャキーン
ハルヒ「っ!そこに板があるじゃない。それを渡して通るのよ!」
キョン「なるほど、そして渡ってから板をはずせば・・・。」
シザーマン「・・・。」シャキーン ショボーン
キョン「ハサミ男はこっちに来れないって寸法か。」
ハルヒ「作戦勝ちね!」
キョン「ああ。じゃああの一番奥の部屋に入ろう。」テクテク ガチャッ
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 22:07:08.47 ID:SLobJSkX0
−物置−
キョン「他のところに比べたらずいぶん散らかってるな。」
ハルヒ「そうね。でも何かあるかもしれないし、探してみましょ。」ガサゴソ
キョン「ハルヒー、何か見つかったか?」ガサガサ
ハルヒ「何もないわー。」ゴソゴソ
ガタッ
キョン「なんだ!?」
ハルヒ「その箱から聞こえたわよ・・・。」
キョン「まさか、またあいつg」ニャー ストッ テクテク
ハルヒ「・・・猫ね。」
キョン「ああ。」(結構ビビっちまったぜ。)
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 22:10:50.26 ID:SLobJSkX0
ハルヒ「今気がついたけど、そこの壁だけ色がおかしくないかしら?」
キョン「そう言われればそうだな。」
ハルヒ「前のタンス邪魔だからどけなさい。」
キョン「へいへい。」ギィーギィー
ハルヒ「なんか、塗り固めたような感じね。」
キョン「この棒で壊してみようか?」ドガッ バラバラ
キョン「おいハルヒ、奥にも部屋があるぞ?」
ハルヒ「でかしたわ!早速入るわよ。」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 22:17:13.06 ID:SLobJSkX0
−死体の部屋−
キョン「これは・・・。」
ハルヒ「白骨死体ね。」
ハルヒ「鞄に何か手掛かりがあるかも知れないわよ。ほら、調べなさい。」
キョン「え、俺が?・・・分かったよ。」ゴソゴソ
キョン「日記みたいなものが出てきたぞ。読むか?」
ハルヒ「わ、私はいいから読んで要点を教えなさい。」
キョン「わっかりましたよー。」(結構びびってんな、あいつ。)
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 22:22:41.98 ID:SLobJSkX0
ハルヒ「で、なんて書いてあったの?」
キョン「よくわからんが、こいつは医者で、変な双子が生まれてここに閉じ込められたらしい。」
ハルヒ「あんた説明が下手ね。」
キョン「しょうがないだろ、これは愛する娘に書いたもの何だから。」
ハルヒ「じゃあ仕方ないわね。次行きましょ、次。」
キョン(なんか悔しい。)
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 22:29:02.22 ID:SLobJSkX0
−子供部屋−
キョン(物置から二つ部屋に入ったが何もなく、三つ目の部屋になるわけだが。)
ハルヒ「子供部屋みたいね。」
キョン「天井から人形ぶら下がってるとか、不気味以外の何物でもないな。」
ハルヒ「こんなんじゃロクな子供が育たないわ!」ガサガサ
キョン「お前が言うなよお前が。」ゴソゴソ
ハルヒ「なんですって?」
キョン「あ、お前の手元に鍵があるぞ!」
ハルヒ「あ、ホントだ。」
【儀式の鍵】入手
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 22:31:35.03 ID:SLobJSkX0
ハルヒ「じゃあこの部屋も終わりってことでいいかしら?」
キョン「そうだなって、うわっ!」ブゥン
ハルヒ「この人形たち動くの!?」
キョン「襲ってくるぞ、気をつけろ!」ブゥン
ハルヒ「人形ごときにやられる私じゃないわよ!」ドカッ バキッ グシャッ
ハルヒ「さっ、次の部屋に行くわよ。」
キョン(ハルヒさんパネエ。ハサミ男も倒せるんじゃね?)
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 22:36:29.07 ID:SLobJSkX0
−コレクションルーム−
キョン(子供部屋の隣の書庫も特に何もなかったわけで。)
キョン「にしてもこの気持ち悪いホルマリン漬けの数々は何なんだ。」
ハルヒ「なんか微妙に動いたりしてるのよね。ホント気持ち悪いったらありゃしないわ。」
キョン(全然気持ち悪そうじゃないじゃないか。脅かしてやるか・・・。)カチッ
キョン(どうだ、いきなり電気を消してビビったんじゃ)
ハルヒ「キョン、ここ何か光ってるわ!」
ハルヒ「なんか短剣みたいなのが出てきたわ。」
「これは電気がついてたら分からなかったわ、お手柄よキョン。」
キョン「・・・ありがとよ・・・。」
【青銅の短剣】入手
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 22:41:03.70 ID:SLobJSkX0
ハルヒ「もういいから電気つけてちょうだい。」
キョン「・・・ああ。」
ハルヒ「このロッカーも開けてみるわ!」
ミイラ「アー。」
ハルヒ「な、何よこいつ!」
キョン「ハルヒ!」
ハルヒ「これでも喰らいなさい」ズシャァ
ミイラ「アッー。」バタリ
ハルヒ「さっきの短剣が役に立ったわ。」
キョン(話ができすぎてやしませんか?)
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 22:43:36.44 ID:SLobJSkX0
ハルヒ「で、ロッカーの中には・・・あった!」
キョン「また鍵か。」
ハルヒ「確かに、今探してるのは鍵じゃなくて杖なのにね。」
キョン「そうだな、早いとこ見つけちまおう。とりあえず一階に降りるか。」
ハルヒ「そうね、そうしましょ。」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 22:49:30.55 ID:SLobJSkX0
ハルヒ「とりあえず近いとこから攻めましょ!」ガチャッ
−生贄部屋−
キョン「これはひどいっ。」(カラスの惨殺された死骸)
ハルヒ「これもあのハサミ男がやったのかしら?」
キョン「多分そうじゃないか?」
ハルヒ「まだ生きてかごに入ってるのもいるわね。」
キョン「そういやお前、鍵2つも持ってるんだから、どっちかで開けられるんじゃないか?」
ハルヒ「そうね・・・・。」カチャカチャ
ハルヒ「開いたわっ!」バサバサ
キョン「よかったなあ、カラス!」
ハルヒ「さ、私たちも自由になれるように次の部屋に行きましょ?」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 22:52:07.60 ID:SLobJSkX0
キョン「この部屋は鍵かかってるな。」
ハルヒ「残りの鍵で開くかしら?」ガチャガチャ
ハルヒ「開いたわ。」ガチャッ
−儀式の部屋−
キョン「これは、東館の壁画みたいな祭壇があるぞ!」
ハルヒ「じゃあ杖がないなら駄目ね。」
キョン「それもそうだな。他を当たろう。」
ハルヒ「そうね。」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 22:57:45.33 ID:SLobJSkX0
−ピアノ部屋−
キョン(とりあえず隣の部屋に来た。)
ハルヒ「でっかいピアノね。」
キョン「お前ピアノ弾けたっけ?」
ハルヒ「少しくらいはね。弾いてあげようかしら?」
キョン「いや、今はいい。もっと落ち着いたときに聞かせてくれ。」
ハルヒ「それもそうね・・・ってこれは!」
キョン「どう見ても壁画の杖だな。やったなハルヒ!」
ハルヒ「何かテンション上がってきたからピアノ弾くわ!」
ポロン ポロン ジャジャーン
キョン(ピアノの上にハサミ男が降ってきただと!?)
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:01:58.06 ID:SLobJSkX0
キョン「このまま儀式の部屋に入るぞ!」ダッ
ハルヒ「分かったわ。」ダッ
−儀式の部屋−
キョン「そして鍵を閉めれば・・・。」ガチャ
ハルヒ「一安心ね。」
キョン「そういうことだ。」
ハルヒ「じゃあ杖を差し込むわよ・・・?」グオォォ
キョン「これは・・・地下に続く梯子ってとこだな。」
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:04:56.98 ID:SLobJSkX0
キョン「よし、何があるかわからんし俺から行こう!」
ハルヒ「いや、私から行くわ!」
キョン「何言ってるんだ、落ちそうになっても支えられるし、俺が先に・・・」
ハルヒ「スカート何だから、パンツ見えちゃうでしょ//」
キョン「すまん・・・さきに行ってくれ。」
ハルヒ「もう、恥ずかしいこと言わせるんじゃないわよ全く」ブツブツ
キョン(ハルヒのパンツって何色なんだろう?)
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:09:09.21 ID:SLobJSkX0
−地下道−
ハルヒ「結構深いわね。」
キョン「そうだな。とりあえず先に進もう。」テクテク
ハルヒ「そうね。」テクテク
キョン「あれは番犬か?」
ハルヒ「ドーベルマンね。バイオで言うところのゾンビ犬。」
キョン(なんでバイオで例えたんだろ?)
キョン「これを突破するには・・・これだ!」ガバッ
ハルヒ「黒いローブを被るの?でも犬は鼻が利くから・・・あっ香水!」
キョン「でかしたハルヒ!これで向こうに行けるな。」
【黒いローブ】【香水】使用
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:13:51.37 ID:SLobJSkX0
キョン「それにしても、この道はどこまで続くのか?」テクテク
ハルヒ「確かに結構あるいたわよね。」テクテク
キョン「おい、向こうに誰か倒れてるぞ!」
ハルヒ「行ってみましょう!」ダッ
キョン「古泉じゃないか!大丈夫か?しっかりしろっ!」
古泉「これはお二人さん、お久しぶりです。」
ハルヒ「もうしゃべらないで。傷が開いちゃうわ。」
古泉「どの道僕は助かりませんよ。どうかお二人で時計を動かしてください。」
キョン「おい、古泉!古泉ぃっ!」
古泉「最期にあなたにキスしてほしかった・・・。」ガクッ
ハルキョン「・・・。」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:15:38.22 ID:SLobJSkX0
キョン「あなたって俺か?」
ハルヒ「キョンのこと見て言ってたもんね。」
キョン(まさかとは思ったが、こんなタイミングでカミングアウトされるとは。)
ハルヒ「と、とりあえず古泉君が言ってたように時計を止めましょう!」
キョン「そ、そうだな、古泉のためにも先に進もう!」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:18:53.64 ID:SLobJSkX0
キョン「ずいぶん進んだが、なんかいきなり豪華なカーテンがあるな。」
ハルヒ「こういうのって見ちゃいけない気がするわ。」
キョン「でも見ちゃうのが人の性なんだよ。」チラッ サーッ
キョン(触ってもいないのにカーテンが勝手に開いただと!?)
ハルヒ「何よこの化け物!」
キョン「で、でかすぎる。とにかく逃げるぞ!」
巨人「うごー。」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:21:53.70 ID:SLobJSkX0
キョン「巨人の割に動きが速いし、どこまで追いかけてくるつもりなんだ!」
ハルヒ「キョン!前!」
キョン「坂道か!よっと。ほら、ハルヒも早く!」
ハルヒ「分かってるわよ!あっ壁のランプが。」ガシャン ボォォォ
巨人「グアァァァァーーー。」
キョン「なんかめっちゃ燃えてるな。」
ハルヒ「まあ結果オーライなんじゃないの?」
キョン「それもそうだな、先を急ごう!」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:26:42.72 ID:SLobJSkX0
キョン「こんな岩の洞窟にエレベーターがあるぞ。」
ハルヒ「3階まであるけどどこに行くの?」
キョン「時計塔なんだから一番高いところだろ。」ポチッ
ウィーーーーン チーン
キョン「よし、到着てt」ガチャーン
ハルヒ「上っ、ハサミよ!」
キョン「くっそう、こんなところまで!」
−時計塔最上階−
キョン「あの梯子の上に操作盤がある!行くぞ!」
ハルヒ「あいつ、追いかけてきてるわ!」
シザーマン「・・・。」シャキーンシャキーン
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:30:11.45 ID:SLobJSkX0
キョン「先に登れっ!」
ハルヒ「でもパンツが・・・。」
キョン「そんなこと言ってる場合か、いいから早く!」
ハルヒ「っ分かったわ。」
キョン(ハルヒは白と水色の縞パンか・・・。ごちそうさまです。)
ハルヒ「これ、どれを動かせばいいの?」
キョン「そんなの分からん!お前の得意な適当でやるんだ!」
シザーマン「・・・。」シャキーンシャキーン
キョン「こいつは俺が押さえるから早く!」
ハルヒ「どれか分からないわよー!」ガチャガチャ
キョン「もうだめか・・・!」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:36:01.26 ID:SLobJSkX0
シザーマン「・・・。」シャキーン ニヤリ
キョン(もうだめなのか!)
ギギギギギ ガガガガガ ゴーン ゴーン
シザーマン「ギャアアァァァーーー。」
キョン(時計塔の鐘が鳴り始めると同時にハサミ男が苦しみ始めただと?)
シザーマン「ガアァァーーー。」ヨロヨロ ヒューーー グシャ
キョン「あ、落ちた。」
ハルヒ「助かったみたいね。」
キョン「そうだな。これでやっと・・・危ないっ!」ヒュンッ
キョン「どうしてお前が・・・?」
そこにはナイフを持った佐々木が立っていた。
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:38:45.07 ID:SLobJSkX0
キョン「おい、佐々木!どうしてそんなことするんだ?」
佐々木「・・・。」ヒュンッ
キョン「ウワッ、お前、操られているのか?」
ハルヒ「だめよ、殺されるわ!」
キョン「なあ、佐々木、どうしちまったんだ?」
佐々木「・・・。」グッ
キョン(くそっ、今度こそ殺られる!)
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:41:27.89 ID:SLobJSkX0
バサバサバサッ!
キョン「ん?お前はあの時逃がしてやったカラス!」
佐々木「くっ、このっ、うわ、あぁーーーー。」グシャ
キョン「うそだろ、おい、佐々木、佐々木ぃーー。」
ハルヒ「キョン、みくるちゃんがいたわよ!」
みくる「みくるでしゅwwwwwww」
ここで俺の意識は途絶えた。
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:44:12.07 ID:SLobJSkX0
次に目が覚めたのはベッドの上だった。
いつものように妹に起こされる前に起きた俺はとりあえず古泉に電話した。
古泉が言うには全員無事だそうだ。
そして、佐々木が出てきた理由は
フリマの途中に佐々木とも来たことがあると言ったからだそうだ。
それぐらいで親友を悪者に仕立て上げないでほしいものだ。
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:46:32.88 ID:SLobJSkX0
教室に入るとそこには仏頂面のハルヒがいた。
ハルヒは俺を見るなり話しかけてきた。
ハルヒ「佐々木さんとはホントにただの友達なの?」
キョン「断じてそういう関係になったことはない。」
ハルヒ「ふ〜ん、もし嘘だったらちょんぎっちゃうわよ?」チョキチョキ
終わり
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/26(水) 23:52:45.60 ID:SLobJSkX0
発想は悪くなかった。
ただ実力が伴わなかっただけだったと思います。
それではおやすみなさい。