3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 04:33:19.27 ID:fHusWc8mP
キョン「……暇だな」
キョン「新年早々ハルヒのヤツが風邪引いたせいで全然遊んでないからな」
キョン「煩わしいと思ってた団活もないとなると寂しいもんだ」
キョン「……」
キョン「せっかくの冬休みをこうやってダラダラ過ごすのもなんだな」
キョン「谷口と国木田でも誘ってどこか行くか」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 04:37:15.71 ID:fHusWc8mP
キョン「…あーそうかい、わかった。んじゃ、また今度な」
キョン「…はぁ」ピッ
キョン「二人ともダメか」
キョン「…どーすっかな、他に遊べるヤツなんていないしな」
キョン「…もしかして俺は友達が少ないのか?」
キョン「あ、そうだ」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 04:42:37.42 ID:fHusWc8mP
─────
佐々木「やぁ」
キョン「よう」
佐々木「くっくっ。珍しいね。君から遊びに誘ってくれるなんて」
キョン「悪いな、いきなり」
佐々木「いいんだよ。むしろ嬉しいさ。でも、どうしたんだい急に? 僕と遊びたいだなんて」
キョン「ああ、遊ぶヤツ誰もいなくて暇だったからさ」
佐々木「……」
佐々木「…ま、まぁいいや。キョンと遊べるならなんでもいいよ」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 04:47:13.26 ID:fHusWc8mP
佐々木「今日はSOS団の活動はいいのかい」
キョン「それがハルヒのヤツが風邪引いたせいでずっと集まってなくてな。年越してからほとんどどこにも行ってないんだよ」
佐々木「ふーん」
キョン「おまえは?」
佐々木「ぼ、僕かい? 僕は…まぁ、それなりに友達と…遊んだりしてるよ」
キョン「そうか」
佐々木「はは…」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 04:52:15.28 ID:fHusWc8mP
佐々木「じゃあ、今日はどうしようか。何かプランはあるのかな」
キョン「いや、何も考えてない」
佐々木「……」
キョン「佐々木はどこか行きたいとことかあるか?」
佐々木「え? そ、そうだね。えーっと、その、いきなり言われても…」
キョン「うーむ。そうだな……あ、じゃあ初詣行っていいか? 俺まだ行ってないんだ」
佐々木「ああ、いいね。そうしようか。僕もまだ行ってないし」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 04:56:20.41 ID:fHusWc8mP
キョン「ん? おまえ、友達と遊んだ時行かなかったのか」
佐々木「えっ!?」
佐々木「あ…う、うん。初詣は行かなかったんだ…普通に遊んだだけで」
キョン「ふーん、そっか」
佐々木「はは…」
キョン「じゃあまぁ丁度いいか。んじゃ、行くとするか」
佐々木「うんっ」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 05:03:04.30 ID:fHusWc8mP
ガヤガヤ
キョン「おー、もう7日だってのにまだ結構人いるな」
佐々木「ホントだねぇ」
キョン「と…っとと、うわ危ねぇ。階段滑るぞ、気をつけろよ」
佐々木「はは、君じゃないんだから転んだりしないよ…わきゃあ!?」ズルッ
キョン「わっ、馬鹿…」
佐々木「い…たたた…」
キョン「今言ったばかりじゃねえか。大丈夫か?」
佐々木(情けない…)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 05:17:25.85 ID:fHusWc8mP
キョン「着いた着いた。さーてと、今年はいくら入れるかな。金ないし10円でいいか…」
佐々木「あ、キョン。10円玉はやめておいた方がいいよ」
キョン「え、なんで?」
佐々木「10円は遠縁って言ってね。円を遠ざけちゃうんだ。あと100円とか1000円もやめておいた方がいいかな」
佐々木「それなら5円とか50円にしておいた方がいいよ。御縁があるからね」
キョン「へー…よく知ってんなぁそんなこと。じゃあしょうがない50円入れるか」
佐々木「僕は500円いっちゃおうかな」
キョン「おー。豪気だなおまえ」
佐々木「ふふふ」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 05:20:28.85 ID:fHusWc8mP
パンパン
佐々木「……」
キョン「……」
佐々木「……」グヌヌ…
佐々木「ぶはあっ」
キョン「ふーっ」
佐々木「はぁ、はぁっ」
キョン「…どんだけ力込めてるんだよ…」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 05:24:47.80 ID:fHusWc8mP
佐々木「…キョン、君は何をお願いしたんだい?」
キョン「え? あー、まぁ…平和な毎日が続きますようにってな」
佐々木「……ふーん」
キョン「神様が実在するってわかったし、結構切実にな」
キョン「佐々木は?」
佐々木「僕かい? 僕は…ふふふ。まぁ、月並みだけど、秘密と言っておこうかな」
キョン「なんだそりゃ」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 05:32:20.50 ID:fHusWc8mP
佐々木「……」
佐々木「…あ」
キョン「お、佐々木佐々木。タコ焼きがあるぞ。旨そうだな。食いたくないか?」
佐々木「え? あ、うん。食べたいな」
キョン「よし、んじゃ…」
佐々木「キョン、お金は後で払うからちょっと僕の分も買っておいてくれないかな?」
キョン「は? あ、おい、どこ行くんだよ」
佐々木「すぐ戻ってくるよ」タカタカ
キョン「?」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 05:36:39.71 ID:fHusWc8mP
キョン「……」
キョン「……お」
佐々木「おまたせ」
キョン「おう。ほれ、おまえの分。どこ行ってたんだ?」
佐々木「ん、ちょっとね。はいキョン。これあげるよ」
キョン「? 何だこれ」
佐々木「ストラップだよ。この神社限定の」
キョン「え…もしかしておまえ、これ買いに行ってたのか?」
佐々木「えっと…まぁ、ね」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 05:40:46.51 ID:fHusWc8mP
キョン「そ、そうか。サンキュー。いくらだった? 金…」
佐々木「あ、お金はいいんだよ。僕が勝手に買ってきたものだから」
キョン「いいのか?」
佐々木「うん。でも、その代わりといっちゃなんだけど……今つけてくれないかな、ソレ」
キョン「え」
佐々木「お願いだよキョン。ほらほら」
キョン「わ、わかったよ……これでいいか?」ジャラ
佐々木「うん。…ふふふ。ありがとうキョン」
キョン「? なんなんだ」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 05:45:20.34 ID:fHusWc8mP
─────
キョン「…はー。遊んだ遊んだ。もう8時か。早いなー」
佐々木「うん。ホントに…時間経つのが早いね」
キョン「んじゃ、そろそろ帰るとするか」
佐々木「えっ? も、もう?」
キョン「えっ、て。俺はいいけど、佐々木はあんまり遅くなったら親が心配するだろ?」
佐々木「……」
佐々木「…そうだね。じゃあ今日はこれくらいにして帰るとしようか」
キョン「おう」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 05:48:51.10 ID:fHusWc8mP
キョン「んじゃ、またな」
佐々木「うん…あ、キョン」
キョン「どうした?」
佐々木「あの…今度は僕から誘ってもいいかな。その…遊びに」
キョン「? ああ。当たり前だろ。暇な時ならいつでもいいぞ」
佐々木「…ふふ。そう。よかった」
佐々木「じゃあまたね、キョン。今日は本当に楽しかったよ。じゃあね」
キョン「おう」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 05:52:36.16 ID:fHusWc8mP
─────
ハルヒ「いやーみんな! 悪かったわね年始は団活できなくって。でもこれからその分取り戻すために遊びまくるわよ!」
キョン「ほどほどにしといてくれ」
ハルヒ「何言ってんのよキョ……」
ハルヒ「…ちょ、ちょっとキョン、このストラップどうしたの?」
キョン「ん?」
みくる「え?」
古泉「おや」
長門「……」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 05:56:10.23 ID:fHusWc8mP
キョン「何って…普通のストラップだが」
ハルヒ「……」
キョン「ど、どうした?」
ハルヒ「…別に。なんでもないわよ」
プルルルル
古泉「はい…え? あ、そうですか…」
古泉「…申し訳ありません涼宮さん。ちょっと緊急の用事が入ってしまったもので、僕は今日はこれで…」
ハルヒ「あ、ちょっと古泉君!」
バタン
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 05:59:20.61 ID:fHusWc8mP
ハルヒ「…何よ、せっかく私が復活したっていうのに…あーなんか頭きた。今日はもうこれでお終い! 解散!」
バタン
キョン「……なんなんだ」
みくる「キョン君…そのストラップ、どうしたんですかぁ?」
キョン「え? こ、このストラップなんかそんなに問題あるんですか?」
みくる「えっとそのぉ…」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 06:01:34.66 ID:fHusWc8mP
みくる「それ、たしか縁結びのペアストラップで……」
みくる「恋人同士が一つずつつけるものなんですよぉ…」
キョン「え」
終
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 06:37:23.20 ID:fHusWc8mP
しまったおみくじ引くの忘れてた
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 06:41:29.07 ID:fHusWc8mP
佐々木「キョン」
キョン「わっ!? さ、佐々木。どうしたいきなり」
佐々木「あの……この前神社行った時、おみくじ引いてなかったよね」
キョン「は? あー、そういえば引いてないな。忘れてた」
佐々木「ごめん、よかったらもう一度付き合ってくれないかな。どうしても引きたいんだ」
キョン「え、えぇ? べ、別にいいけど」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 06:43:56.37 ID:fHusWc8mP
ガヤガヤ
キョン「また来てしまった」
佐々木「ごめんねキョン」
キョン「いや、いいさ。俺も引きたかったし。やっぱりおみくじ引かないと一年の始まりって気がしないからな」
佐々木「そう言ってくれると助かるよ」
キョン「んじゃ、行くか。今度は転ぶなよ」
佐々木「うん」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 06:48:59.86 ID:fHusWc8mP
キョン「……」
キョン「…あ、あー。そういえばだな、佐々木…」
佐々木「なんだい?」
キョン「その…このストラップのことなんだが…」
佐々木「ん?」
キョン「いや……このストラップ…」
佐々木「なんだい?」
キョン「……あの…この…ス……」
佐々木「ん?」
キョン「……いや、なんでもない」
佐々木「くっくっ。変なキョンだね」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 06:54:23.59 ID:fHusWc8mP
キョン「…さてと。じゃ、引くとするか」
佐々木「うん。わざわざこのために来たわけだからね」
キョン「ほっ。…どれどれ」
キョン「…吉、か。はぁ」
佐々木「ふふ。悪くないじゃないか」
キョン「なんとも俺らしいというか」
佐々木「そうかい? 僕から言わせてもらえば、君はいつでも大吉のような人生を送っているよ」
キョン「そうかぁ?」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:01:26.33 ID:fHusWc8mP
キョン「なになに…学問、励むべし。恋愛、信じて待つべし…」
佐々木「へえ」
キョン「はーん…なんかどうでもいいことしか書いてないな。誰が考えてるんだか」
佐々木「おみくじというのはそんなものさ。さてと、僕も引いてみようかな」
佐々木「よいしょ」サッ
佐々木「……」
佐々木「……」ドキドキドキ
佐々木「!!!」
キョン「ん、どうだった? どれ」
キョン「…だ…」
キョン「…大凶…」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:05:40.08 ID:fHusWc8mP
佐々木「……」
キョン「……」
キョン(大凶って初めて見た……本当にあるんだなそんなの……)
佐々木「……」
佐々木(恋愛…成就しない。諦めるが吉…)
佐々木「……」
佐々木「…グスッ…」
キョン「!!!」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:08:18.43 ID:fHusWc8mP
佐々木「…うっ…グスッ」
キョン「さ、佐々木。大丈夫だって。気にすんなよそんなの。たかが占いだって。当たりゃしないさ」
佐々木「ぐすっ…ううう」
キョン「さ、佐々木よぉ…」
佐々木「…去年も、凶だったんだ…」
キョン「え」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:12:40.77 ID:fHusWc8mP
佐々木「そしたら…本当にいいこと何もなかったから…だから…」
キョン「佐々木…」
佐々木「うう…」
キョン「よし、じゃあ俺のと交換しよう」
佐々木「え…」
キョン「おまえが引いたのは吉だ。大凶は俺が引いた」
キョン「で、この縁起の悪いもんはここに縛りつける。悪いのが出た時はここに縛れば良くしてくれるんだ」
キョン「な。これで何の心配もないさ。だからもう泣くなよ」
佐々木「……」グスッ
佐々木「……うん。ありがとうキョン」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:16:38.10 ID:fHusWc8mP
─────
キョン「…しかし意外だった」
佐々木「え?」
キョン「おまえがおみくじで泣くなんてさ。そーゆーのまったく信じないと思ってたからな」
佐々木「あ、はは…ちょっとナーバスになってて…感情的になってしまったね。恥ずかしいな…」
キョン「ま、気にすんなよ。所詮占いだ」
佐々木「うん。もう平気だよ。すまなかったね」
キョン「いや」
谷口「あ」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:21:51.35 ID:fHusWc8mP
谷口「おーっキョンじゃねえか、なんだよおまえ、一人……!?」
キョン「おう、谷口」
谷口「…キョ、キョン。この人は?」
キョン「あぁ、中学の時の友達」
佐々木「こんにちは」
谷口「……あ、そ、そう……ごゆっくり……」タッタッタ
キョン「は? あ、おい」
キョン「…なんだアイツ」
佐々木「…変わった人だね」
キョン「まぁな」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:24:00.49 ID:fHusWc8mP
国木田「あ、おーい谷口。どこ行ってたんだよ」
谷口「国木田…くにきだぁ。うわあぁぁぁぁぁぁ!」
国木田「!? ど、どうしたのいきなり?」
谷口「ぶわぁあぁぁぁあああああ」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:30:11.25 ID:fHusWc8mP
─────
キョン「ふあーあ」
キョン「ハルヒのヤツ遅せーなぁ」
古泉「…あの、すいません。涼宮さんが来る前に、あなたに一つお願いあるのですが…」
キョン「ん?」
古泉「そのストラップのことなんですが…できれば、涼宮さんといっしょにいる間はずしていてもらえないでしょうか」
キョン「え、あー…うーん。できればそうしたいんだが…でも、はずさないでって言われちゃったしな」
キョン「その、なんかアイツのこと裏切るみたいで…」
古泉「佐々木さんですか?」
キョン「……うん」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:33:31.30 ID:fHusWc8mP
古泉「えーっと、あなたたちは付き合っているんですか?」
キョン「いや、全然。でもな…」
古泉「なら少しの間くらいはいいじゃないですか。義理堅いのもわかりますが…」
キョン「…ん、それもそうだな、じゃ…」
バタン!
キョン「!!」
ハルヒ「ハロー! みんな揃ってる!?」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:38:14.98 ID:fHusWc8mP
キョン「お、おう」
みくる「こんにちはぁ〜涼宮さん」
古泉「ど、どうも」
長門「……」
ハルヒ「んふふふ。今日はみんなにいいもの買ってきたのよ! はい!」
みくる「? なんですか…あ、ストラップ」
ハルヒ「京都の有名な神社で買ってきたのよ! 絆結びのストラップなんだって。みんなの分あるわよ!」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:40:50.01 ID:fHusWc8mP
みくる「わぁ〜。ありがとうございますぅ。嬉しいです」
古泉「これはこれは」
長門「…感謝する」
キョン「……え、あれ? 俺のは?」
ハルヒ「……」
キョン「おい」
ハルヒ「ん…コホン。えっと…まぁ、残念だけど4つしかなったのよ。だからあんたの分はないわ」
キョン「はぁ? なんだそりゃひっでえな…」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:46:37.06 ID:fHusWc8mP
ハルヒ「その代わり! これ、アンタにあげるわよ!」
キョン「え」
ハルヒ「つけておきなさいよ! いいわね!? 絶対よ!」
キョン「は、はぁ」
ハルヒ「あ…あー。なんか喉渇いた! ちょっとジュース買ってくるから!」
バタンッ タッタッタッ…
キョン「……」
古泉「…縁結びのストラップですね…あなたが今つけてるのと同じ」
キョン「なんなんだよアイツは…」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:47:39.43 ID:fHusWc8mP
終
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 07:49:49.33 ID:fHusWc8mP
完全に蛇足だった