1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 01:21:35.19 ID:JDglNyg30
ハルヒ「ムカつく!」
キョン「そんなの俺に言われても……ブームが去っt」
ハルヒ「キョン!!!」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「それを言っちゃあいけないわ」
キョン「現実を受け止めろ」
ハルヒ「いやよ!」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 01:22:43.43 ID:JDglNyg30
ハルヒ「だいたいブームが去ったなんて決めつけるにはまだ早いわ!」
キョン(こいつ、自分で言ってんじゃねーか)
ハルヒ「こんなにあたしのSSが少なくなったのは、きっと原因があんのよ!」
キョン「なにを根拠に…」
ハルヒ「勘に決まってるじゃない!」
キョン「やれやれ…」
ハルヒ「そうだとしたらこれは調べる必要がありそうね!SOS団発進〜!」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 01:26:31.84 ID:JDglNyg30
〜〜〜とある家〜〜〜
キョン「で、ここまで歩いてきたわけだがこの家がどうしたんだ?」
ハルヒ「ふふん!甘いわね、キョン」
キョン「意味が分からん。もっと分かるように説明してくれ」
ハルヒ「うるさい、いいからあんたは黙ってみてなさい」
キョン(勝手に連れてきて理不尽な…)
ハルヒ「♪」
ピンポーン
キョン(ってチャイム鳴らしてるし。知り合いの家なのか?ここ)
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 01:30:58.65 ID:JDglNyg30
ハルヒ「♪」ウキウキ
シーン
キョン「……」
ハルヒ「♪」 ピンポーン
シーン
キョン「……いないみたいだな」
ハルヒ「(怒)」ピキピキ
ハルヒ「…」ピンポンピンポピンポピンポピンポーン
キョン「こら!やめなさい!」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 01:35:31.91 ID:JDglNyg30
ハルヒ「やだっ!離して!離しなさいよ!」ジタバタ
キョン「これ以上お前がインターホンを鳴らさないってんなら離してやるさ!」
ハルヒ「やだっ!鳴らす!」ジタバタ
キョン「駄々っ子みたいなこと言うんじゃありません!近所迷惑だろ」
ハルヒ「さっさと出てこないヤツが悪いのよ!」ジタバタ
キョン「ふつうに留守かもしれんだろーが!つーか留守だろ!」
ハルヒ「い〜え!奴はいるわ、必ず!」ジタバタ
キョン「いったいなにを根拠に…」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 01:39:18.28 ID:JDglNyg30
ガチャ
ハ・キ「!?」ピタッ
? 「も〜うるさいな〜。いったい何の騒ぎ?」
キョン「あ…」
ハルヒ「ほらみなさい!やっぱりいたじゃない!」
キョン「あ、ああ」
? 「?」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 01:45:56.72 ID:JDglNyg30
? 「で、もしかしてさっきからインターホン連打してたのキミたち?」
キョン「あ、その…」
ハルヒ「そうよ!あたしよ!」バーン
? 「女の子? どっかで見た顔だな……まあいいや、何の用?」
ハルヒ「そりゃあモチロン、なんであたしのSSが少なくなったのか原因を調査するためよ!」
キョン「はあ?」
? 「……ああ、なるほどね」
キョン「って今ので話つ〜じんの?」
ハルヒ「あんたとは違うのよ、あんたとは!」
キョン「くうっ!なんだか知らんが悔しい!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 01:53:49.66 ID:JDglNyg30
? 「ま、立話もなんだし、入るかい?」
ハルヒ「モチロンよ!」ルンルン ガチャ
キョン「あ、おい!…ったく、すみませんね。お邪魔します」
? 「いいっていいって」
ハルヒ「♪」テクテク
キョン「……」ソワソワ
? 「…」テクテク
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 01:57:15.02 ID:JDglNyg30
ハルヒ「ふ〜ん、なかなか良い部屋じゃない」
? 「そいつはどうも」
キョン「おいハルヒ、さっきからかなり親しげに喋ってるけど知り合いなんだろうな?」ヒソヒソ
ハルヒ「ちがうわよ?」
キョン「おいっ!」
ハルヒ「い〜のよ!そんなにかしこまらなくたって!」
キョン「俺は不安だ…」
? 「さてと」
キョン「!」ビクッ
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 01:59:06.41 ID:JDglNyg30
? 「もうなんとなく予想はついてるけど一応自己紹介してもらっても良いかな。
間違えてても困るし」
ハルヒ「いいわ!SOS団団長!涼宮ハルヒよ」
キョン「俺は…」
ハルヒ「こいつはキョンよ!」
キョン「ちょ!?せめて学校の外では本m」
ハルヒ「却下!」
キョン「くうっ!」
? 「うんうん、やっぱりね」
キョン「?」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 02:08:35.65 ID:JDglNyg30
? 「いや〜懐かしいなあ、そのやりとり。もう随分前みたいに感じるよ」
キョン「あ、あの〜」
? 「さて、こっちも名乗りたいところなんだけど、あいにくボクには色んな
名前があってね……なんて呼べばいいのか」
ハルヒ「そーね、イーノックとかどうかしら?」
? 「そのネタもう古くない?というよりコイツニコ厨かよ、とか思われるから
勘弁してください」
ハルヒ「大丈夫よ、元ネタは2ちゃんだったんだから」
? 「……まあいいや。そんなことより……そうだな。一番呼ばれるひんどが高いし」
>>1「ボクのことは>>1とでも呼んでくれたらいいよ」
キョン「……>>1ですか?」
>>1「うん」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 02:15:57.32 ID:JDglNyg30
キョン「あの…>>1さん」
>>1「うん」
キョン「この後の流れがもはやカル―アになるのではないかと思われるんですけど」
>>1「たぶんその通りだとおもう。きっと見てる人は今頃すごい引いてると思うよ」
>>1「これを書いてる途中にもきっと『うわ、つまんね』とかの書き込みがあるだろうね」
ハルヒ「あたしは気にしないわ!」
ハルヒ「だって今回、この企画をするためにわざわざここまで来たんだから!」
キョン「ああ……なるほどね」
ハルヒ「やっと分かったみたいね!」
キョン「ああ。確かにハルヒSSが少なくなった理由なんて、SS作者に聞くのが一番手っ取り早いもんな」
ハルヒ「その通りよ!」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 02:20:40.72 ID:JDglNyg30
ハルヒ「というわけで!さっそくインタビュー開始よ!」
キョン「らじゃー!」
ハルヒ「なんであたしのSS書くのやめたの?」
>>1「そうだね、端的に言えば……飽きたからかな」
ハルヒ「なるほど!」
キョン「あれ?これ終わりじゃね?」
ハルヒ「……」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 02:26:16.85 ID:JDglNyg30
キョン「ちなみにそれは涼宮ハルヒという作品に飽きたんですか?それともSS
を書くこと自体に飽きたんですか」
>>1「両方だね」
キョン「そ、そうっすか…」
>>1「うん、だってハルヒ自体もう盛り上がって無いし」
ハルヒ「そ、そんなことないもん!」
>>1「それにSSって書くのけっこうしんどいんだよね」
キョン「でも今書いてるじゃないですか」
>>1「だね、奇跡だね。1年振りだよ。こうやって書いてるの」
キョン「へ、へえ…」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 02:34:31.71 ID:JDglNyg30
>>1「だいたいSSってさ、書く方よりも読むほうが楽じゃん」
キョン「そりゃまあ」
>>1「だから書いてるとバカらしくなることもけっこうあるね。そんなんだったら
『こんな設定で書いて下さい』って立て逃げして、誰かに書いてもらうのを後で
読むほうが好きだ」
ハルヒ「で、でも!それでも自分の作品を読んでもらえたらうれしいじゃない!」
>>1「そんなの最初のうちだけだよ」
ハルヒ「そんな…」
>>1「書けば書くほどしんどくなって、どうでも良くなってくんだよ」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 02:45:22.20 ID:JDglNyg30
>>1「初めてSS書いてた時は返ってくる1レス1レスに一喜一憂してたけど…」
>>1「書くのに慣れてきたら、読んでる人がどういう反応するか分かるようになるから
気をつけて書けば批判なんてめったに起きない」
キョン「じゃあ、このSSも…」
>>1「残念ながらこんなに気持ち悪いSSは批判しかないと思うよ」
キョン「そ、そうなんですか」
>>1「じっさい、今自分で読みながら書いてるけどあまりにも気持ちが悪くてさっき
ちょっと夜風に当たってんだ」
ハルヒ「そんなに…」
>>1「けいおん!SSで有名なカル―アさんはキャラに自分の意見言わしてたからまだ
見れたけど、自分を前面に出すとやばいくらい気持ち悪いということが良く分かるスレだね、これは」
キョン「こんなんだったら二番煎じと言われようと、キャラに喋らせとくんだったぜ!てな心境ですね」
>>1「うん……」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 02:55:30.04 ID:JDglNyg30
>>1「話がそれたね。うん……だから飽きたから書かなくなった。オーケー?」
ハルヒ「……うん」
>>1「さあ、もうこんな気持ち悪いSSは終わりにしよう。こんなに精神的に来るなんて
思ってもみなかった」
キョン「…なんかすみません。勝手に来て残念な感じにしちゃって」
>>1「別にいいさ。ああ、あと絶対に無いとは思うけど転載禁止で。こんなの見たら
そのたびに頭を抱えることになっちゃう」
キョン「それは、誰に言ってるんですか?」
ハルヒ「キョン、世の中には聞いていいことと悪いことがあるのよ?」
キョン「そうだったな、すまん」
>>1「……」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 02:59:43.58 ID:JDglNyg30
こうして、俺たちは>>1の家を後にしたのだった。
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「なあ、ハルヒ」
ハルヒ「なによ?」
キョン「SSってなんなんだろうな?」
ハルヒ「書いてる奴の気持ち悪いオナニーに決まってるでしょ」
キョン「そっか」
ハルヒ「そうよ」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/01/05(水) 03:02:23.67 ID:JDglNyg30
キョン「オナニーか」
ハルヒ「オナニーよ」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「気持ち悪いな」
ハルヒ「当然でしょ」
完