1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:08:45.81 ID:1p1IUxzx0
古泉「クリトリス愛撫、ではありませんよ」
キョン「分かってる」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:10:14.94 ID:1p1IUxzx0
古泉「イエス・キリストの誕生日に日本では子種を仕込むなんて、
逆に素晴らしい事だとは思いませんか」
キョン「リア充は爆発してほしいよな」
古泉「貴方が言いますか」
キョン「童貞だから言う権利はある」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:11:16.39 ID:1p1IUxzx0
古泉「イブに男が二人だけ」
キョン「貞操だけは守らせてくれ」
古泉「保障しかねます」
キョン「頼むから理性を保て」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:12:02.61 ID:1p1IUxzx0
古泉「女性陣は何故いないのでしょうか」
キョン「お前がセクハラしまくったせいだよ」
古泉「ただ、全裸でいただけなのに」
キョン「お前はもう、服を着ててもセクハラだ。存在自体がセクハラだ」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:12:48.75 ID:1p1IUxzx0
古泉「あーもう。二人でクリトリスパーティでもしますか」
キョン「だな。せっかくのクリスマスだもんな」
古泉「クリトリスがないのにクリトリスパーティ……シュールですよね」
キョン「全裸の男と二人きりでロッカーの中にいる俺の状況のほうがシュールだよ」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:13:29.70 ID:1p1IUxzx0
古泉「ベリークリトリース!」
キョン「メリークリスマース!」
古泉「クリトリース!」
キョン「……クリトリース」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:14:25.73 ID:1p1IUxzx0
古泉「少し肌寒いです」
キョン「安心しろ。馬鹿は風をひかない」
古泉「僕は馬鹿ではないのですが」
キョン「そうだな。馬鹿の人に失礼だ」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:15:48.38 ID:1p1IUxzx0
古泉「実はケーキや御馳走を用意してあるんですよ」
キョン「ケーキ、チキン、ロウソク、ムチ、ギャグボール、三角木馬……。
どんなクリスマスを展開する気だ」
古泉「ギャグボールを噛ませられ、
三角木馬に乗せられて、
ムチで叩かれ、
ロウソクで熱くさせられる、
僕を鑑賞しながら、
貴方がケーキを食べるのです」
キョン「お前とSMしてるの誰だよ。
ってかロッカーの中に良くそれだけ入ったな」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:17:19.89 ID:1p1IUxzx0
古泉「女体の神秘、と申しましょうか」
キョン「ロッカーって女だったのか」
古泉「いえ、先ほどの品々は、僕の直腸に入れてあったのです」
キョン「お前の直腸、半端ねぇな」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:25:09.75 ID:1p1IUxzx0
古泉「ケーキ、食べますか」
キョン「ああ。チョコケーキか。あんまり好きではないが」
古泉「それはチーズケーキです」
キョン「ご馳走様でした」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:30:24.78 ID:1p1IUxzx0
古泉「しかし、クリトリス愛撫なんて、我々日本人には関係ありませんよね」
キョン「そんな事はないだろ。キリスト教を信仰している人も多い」
古泉「でもズッコンバッコンするのはおかしいと思いませんか」
キョン「それは、確かにな。欧米では家族と過ごす日らしいし」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:32:17.58 ID:1p1IUxzx0
古泉「やはり、真の信仰の姿を思い出してほしいものです」
キョン「リア充の交尾の口実になるのは悔しいからな」
古泉「話は変わりますが、男色というのをご存知ですか?」
キョン「変わりすぎだろ、おい」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:33:46.22 ID:1p1IUxzx0
古泉「世界各地で行われてきた事です。つまり、ホモは別におかしい事では無いのです」
キョン「それは認めてもいい」
古泉「じゃあ、アナルセックスをしましょう。このロッカーの中で」
キョン「それは認められない」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:35:43.78 ID:1p1IUxzx0
古泉「何故です? 片方は認め、片方は認めない。
エゴですよ、それは!」
キョン「ああ、俺のエゴだ! おかしいか!?」
古泉「このっ!」
キョン「ぐっ、……殴ったね、親父にも打たれた事が無いのに!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:41:48.35 ID:1p1IUxzx0
古泉「殴って何が悪いんです!」
キョン「おかしいだろ! 俺にも拒否する権利はある!」
古泉「おかしいと思ったのなら、僕を殴ればいいじゃありませんか!」
キョン「お前にとってはご褒美だろ、この変態が!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:44:05.73 ID:1p1IUxzx0
古泉「全く……殴りもしない、ホモセックスもしない。
貴方は何をしにこのロッカーに入っているんです?」
キョン「というかハルヒたちに押し込められただけだがな」
古泉「全裸でセクハラなのは僕だけだったというのに。
巻き添えを食わせて、申し訳ありませんね」
キョン「いいさ。俺も、下半身は露出させていたから、ついでだったんだろ」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:46:17.57 ID:1p1IUxzx0
古泉「それは気がつきませんでした。まさか貴方がでん部を露出させる趣味があろうとは」
キョン「趣味じゃない。朝、制服のズボンが無かったからはいて来なかっただけだ」
古泉「充分、変態じゃないですか」
キョン「故意と偶然とは違うよ、君ィ」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:51:37.62 ID:1p1IUxzx0
古泉「まあ、深く追求はしないでおきましょう」
キョン「助かる」
古泉「しかし、話を本題に戻すと、クリトリス愛撫です」
キョン「だな……何で日本はこうなっちまったんだか」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:54:17.75 ID:1p1IUxzx0
古泉「元々、日本人は『取り込む』事が上手い人種なんですよ」
キョン「ああ、昔からそうだったようだな」
古泉「農耕方法や冶金技術など、そのまま使うのではなく、自分たちなりのアレンジを加えるのです」
キョン「その最たるものが、言語……日本語だな」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 18:56:52.99 ID:1p1IUxzx0
古泉「例えば現代の僕たちが、仮に江戸時代に時間旅行したとして。
スムーズに溶け込む事ができるでしょうか」
キョン「江戸時代は閉鎖的だからな。上手くはいかんだろう」
古泉「では、明治時代ではどうでしょう」
キョン「そのあたりなら何とかいけそうな気がするな。
というか、今更だけど、朝比奈さんも苦労してるんだろうなぁ」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 19:05:34.16 ID:1p1IUxzx0
古泉「時代とともに、変化は目まぐるしいです。
現代では、そのスピードは昔より更に速くなっているようですね」
キョン「以前は十年一昔、と言っていたが、今では五年一昔でも足りないくらいだしな」
古泉「ちょっと、陰茎を膝に当てないでください」
キョン「……当ててるんだよ」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 19:07:23.55 ID:1p1IUxzx0
古泉「……それは、一体どういう事なのですか?」
キョン「つまり、だ。
俺も変化していってるって事だ」
古泉「貴方の、変化……と、言う事は!」
キョン「ああ。ホモセックスも、悪くないと思い始めてる」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 19:08:44.01 ID:1p1IUxzx0
古泉「おお……おおお……っ!」
キョン「泣くなよ、みっともない」
古泉「しかし、しかしこれは……」
キョン「……随分と待たせちまったな。
さあ、古泉。尻を貸してくれ」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 19:16:51.90 ID:1p1IUxzx0
古泉「っ! ……んっ、お手柔らかにお願いします……!」
キョン「きついな。初めてなのか?」
古泉「ええ。アナルバージンは貴方に、と決めてましたから」
キョン「古泉の 尻の穴に 入れてみたら 文明開化の音がする ってか? ははは!」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 19:18:36.07 ID:1p1IUxzx0
古泉「あっあっ、前立腺に当たってますよぅ!」
キョン「すげえ締め付けだ……根元ごと、持ってかれそうだぜ」
古泉「んっ、乳首、乳首も弄って下さいっ!」
キョン「やれやれ……コリコリじゃないか」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 19:25:25.67 ID:1p1IUxzx0
古泉「んあっ、んあっ、んはぁっ!」
キョン「俺、もう、もうっ!」
古泉「来て下さいっ! 僕とっ! 僕と一緒にぃっ!」
キョン「あぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁっっ!」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 19:27:47.44 ID:1p1IUxzx0
古泉「……はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ」
キョン「はっ、はっ、はっ、はっ……」
古泉「ん……キス……?」
キョン「ん。あむねむねろむろれろなむ、ちゅっぱっ」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 19:28:37.70 ID:1p1IUxzx0
古泉「ふぅ……」
キョン「……なあ」
古泉「はい?」
キョン「……何してんだろうな、俺たち」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 19:38:05.04 ID:1p1IUxzx0
古泉「ホモセックスですが、何か?」
キョン「生産性、皆無だよな」
古泉「まあ、残念ながら子供は産まれませんが……。
得るものはありませんでしたか?」
キョン「俺が得たのは陰茎に付いたお前の糞だけだよ」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 19:39:49.01 ID:1p1IUxzx0
古泉「もう一戦、どうですか?」
キョン「……いや、もういい。帰る」
古泉「え?」
キョン「妹と、家でクリスマスパーティする。帰る」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 19:41:16.63 ID:1p1IUxzx0
古泉「ちょ、ちょっと、待ってください! 僕たち、付き合うんですよね?」
キョン「え? 何で?」
古泉「何でって……ホモセックスしたじゃないですか!」
キョン「一回したくらいで彼氏面されるのは困る」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/24(金) 19:54:32.84 ID:1p1IUxzx0
古泉「そん……そんな……」
キョン「ま、気が向いたらまた挿入してやるよ」
古泉「……」
キョン「あばよ」
ズシャッ!
キョン「な、に……?」
古泉「男心を弄ぶなんて、許せない」
キョン「これ、は……チキン……?
お前の、糞で、固まった、チキンで、俺を、刺した、のか……」
古泉「僕も、後を追いますよ、ぬっふ」
キョン「……とんだ、メリークリスマスだぜ……」
――大晦日。
忘れ物を忘れて学校に来た谷口によって、二人は発見される。
二人は尻と陰茎でつながっていて、決して離れる事は無かったと言う。
終わり
39 名前:南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY [sage] 投稿日:2010/12/24(金) 19:55:56.59 ID:1p1IUxzx0
メリークリスマス!
甘く楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまいます。
一瞬一瞬を、大事に過ごしたいですね。
リア充爆発しろ。
では。