1 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 22:53:43 ID:NBPU/wvM0
ハルヒは再び目覚めた。
夢かと思ったがそうでもないらしい。
染みのついた天井は健在
で汚らしいベッドで寝ているのも変らなかった。
手足を動かしてみるものの、やはり拘束されたままだった。
猫の手をかたどった手袋や同じく履物までつけられたままだった。
(あんなことを四六時中されてたらたまったもんじゃないわ......。
早く逃げないと......)
ハルヒは顔だけを動かして辺りを窺う。
誰かいるような気配はない。
(お腹すいた......。今何時だろ)
そう思ってすぐ行動するのがハルヒだった。
2 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 22:54:09 ID:NBPU/wvM0
「ちょっと! 誰かいないの!」
さっきまで考えていたことと、今行動することに多少の矛盾が生じても気にならない。
「誰かぁ! こっち来なさいよ!」
雄叫びのような声が広い室内に響く。返事はない。
(どうしよう......。このまま見捨てられちゃってたら本当に......)
ハルヒは自分の体温が下がっていくのを感じた。
「いたら返事しなさいよ! 変態!」
ハルヒは足音を聞いた。心なしか急いでいるような足音だった。
(よかった......。まだ誰かいる)
しかし、出てきたのはモヤシだった。
ハルヒは身構える。いつも殴ってくるのはモヤシであり、殴るのはモヤシだけだったか
らだ。
モヤシはずんずんと近づいてくる。感情として普通の状態ではない。
「ちょっと、何よ! やだ、やめて!」
3 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 22:54:32 ID:NBPU/wvM0
腹筋に力を入れていたハルヒだったが、うつ伏せにされてしまう。
「何するの! やめ――」
乾いた音が鳴り響いた。
モヤシはハルヒの背中を叩いた。
手形がくっきりと背中に残っている。
「痛いじゃないの! やめてよ馬鹿!」
しかし、言ったが最後、先ほどより強い一撃が何発も背中に加えられる。
ハルヒは叩かれるたびに、「痛い!」などと悲鳴を漏らしていた。
モヤシは満足すると、ハルヒをそのままにしてどこかへ行ってしまった。
(痛い、ひりひりする......。うつ伏せのままじゃ声も出しにくいじゃない......)
ハルヒは誰か人を呼びたいところだったが、またモヤシが来てらたまったもんじゃない。
とりあえず、黙って顔を伏せていたがすぐに人が来た。
「うわっ! 手形がいっぱい!」
機械音痴の声だった。
機械音痴はハルヒに近寄るとハルヒを仰向けにひっくり返す。
4 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 22:55:10 ID:NBPU/wvM0
「大丈夫ハルヒちゃん?」
「大丈夫じゃないわよ――お腹すいた」
「え?」
機械音痴の表情はハルヒが言ったことに驚いたと言うよりも、
なんで自分が、と言うニュアンスに近いものだった。
それを目ざとく見たハルヒは言った。
「あんた馬鹿じゃないの? あんた、あたしがゲームに勝つまでこのままって言ったわよ
ね?」
「まあ、そんな感じのことは言ったけど」
ハルヒの表情が怒っているようなものになっていく。
「だったら、あんたたちはあたしが飢えないようにする義務があるわ!」
5 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 22:56:04 ID:NBPU/wvM0
機械音痴は面倒くさそうな表情を浮かべる。
「こっちはあんたのせいで疲れてるし、お腹もすいてんだから! あんたが何とかしなさ
いよ!」
ハルヒは怒鳴るたびに手枷足枷をがちゃがちゃと鳴らした。
「でもね、次はモヤシの番なんだよ」
(モヤシ? ああ、モヤシね)
何故か機械音痴が首を傾げる。
「何よ」
「いや、別に何でもないけど」
「モヤシの番だったら何だって言うのよ」
目の前のおもちゃを取り上げられた子供のように、ハルヒは口をへの字に曲げる。
「いやね、もしかしたら吐くかもしれないから食べさせないほうがいいかなと思って」
ハルヒの顔が蒼くなる。
6 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 22:56:31 ID:NBPU/wvM0
「ちょ、ちょっとそれどういうことよ!」
「言葉通りの意味なんだけどね。何をやるつもりなのかは知らないよ」
「嘘でしょ......。あんた何とかしなさいよ!」
口角泡を飛ばしながらハルヒは言う。
「そんなことを言われてもねぇ。これだってゲームだし」
そう言って機械音痴は踵を返し、部屋を後にする。
「ちょっと待ちなさい!」と、ハルヒは怒鳴ったが聞こえていないかのように無視をされ
た。
7 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 22:56:59 ID:NBPU/wvM0
しばらくして、再び足音が近づいてくる。
次はオタクだった。
「浴室まで移動するからついてきてね」
そう言うなり、オタクは首輪にリードをつけ、手足と柵を繋いでいるカルビナを外す。
ハルヒは暴れるより先に起きあがった。
「ちょっと! どこに連れてくつもり!」
「だから浴室」
オタクはハルヒを促すようにリードを引っ張り、ベッドから下ろして立たせる。
しかし、足枷は健在でほとんど前には進めない。
そのうえ、歩くたびに履物の中で水の音がした。
ハルヒはその感触がすこぶる不快に思い、「気持ち悪い......」と呟いた。
8 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 22:57:34 ID:NBPU/wvM0
オタクに引っ張られながらもハルヒはよちよちと歩く。
部屋の半分ほど進んだところでオタクは痺れを切らし、
部屋の隅に置いてある台車にハルヒを乗せて運んで行った。
浴室はそれほど広いと言うほどでもない。
ごくごく一般的の広さを持つ浴室だった。
床は一面タイル張りになっているが、案の定汚れている。
部屋の隅には埃が積もっていた。
天井にはカメラが一台取り付けられている。
シャワーなどは取り付けられていない。
壁に枯れた水道管が覗いているだけだった。
浴槽はバスタブに近い形をしている。
ところどころ黒ずんだ傷が付いているものの、きれいにはなっていた。
「そんなか入れるよ」と、オタクは言い、いきなりハルヒを抱き上げた。
「ちょっと、いきなり何すんのよ変態!」
じたばたと暴れるハルヒを無視して浴槽の中へと放り投げる。
ごすん、と鈍い音を立ててハルヒは悶絶した。
9 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 22:58:22 ID:NBPU/wvM0
「痛いじゃないの馬鹿!」
打った背中を庇おうとして芋虫のようにハルヒは浴槽で動いていた。
(なんか背中がすごくぬるぬるしてるような......)
「手袋とか取るから手出して」
ハルヒは仕方なしに手を出す。
ベルトが緩められ、手袋を外される。
何時間かぶりに解放された手は蒸れ、肌はやや不自然に白くなっている。
ついでに手枷も外された。
(臭い......。なんか絆創膏のにおいがする......)
ハルヒは手の臭いを嗅ぎながら顔をしかめる。
「足も貸して」
そう言われてハルヒは足を上げる。
10 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 22:59:02 ID:NBPU/wvM0
履物のベルトが緩められて脱がされた。
しかし、手とは違い尿で満たされたものを履いていたため、
手よりも蒸れて臭いが酷いことになっていた。
(うわ......。なんでとっとと脱がさなかったのよ......)
ブラやショーツ、胸とアソコのローターも取り去られた。
ハルヒは浴槽の中で不自然な尻尾以外、一糸纏わぬ姿にされた。
一応、ハルヒは恥ずかしい部分を隠す。
「ちょっと、お尻の奴取りなさいよ」
なぜか抜かれないものを抜くようハルヒは抗議した。
「トイレ行くときにね」
「?」
そう言ってオタクは浴室を後にしてしまった。
11 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 22:59:43 ID:NBPU/wvM0
当然ハルヒは逃げようと試みる。
浴槽の縁を持ち、体を起こそうとする。
しかし、指が滑って縁を掴むことができない。
(あれ、おかしいな......。何かぬるぬるして......)
何度試しても指が滑って起き上がれない。
(きっと、浴槽が深すぎるのよ。腹筋で起き上がれば......)
膝を立てた後、腕を振り上げ、手を前へ振りおろした勢いで起き上がろうとする。
(うわっ!)
今度は体ごと滑る。
足が浴槽から押し出されるかのように持ち上げられてしまう。
ハルヒはしばらくそのままの姿勢でいた。
(うつ伏せになってから起き上がれば......)
そう思ってうつ伏せになろうも滑ってうまくいかない。
そのうちハルヒは腹を立てて怒鳴った。
12 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:00:26 ID:NBPU/wvM0
「なんなのよこの浴槽! もう、腹立つ!」
くねくねとがむしゃらに浴槽から出ようとするも、
ただただ滑るだけでうまくいくはずもなかった。
(なんでこんな浴槽に......)
ふと天井を見てみる。
(あ!)
天井につけられたカメラが浴槽の中を見ている。
ハルヒはとっさに裸を隠す。
(カメラ回ってたかしら......)
しばらくの間、ハルヒはカメラとにらめっこをしていた。
遠くから複数の足音が響いてくる。やがて、その足音が浴室の中へ入ってきた。
「ちょっとあんたたち、ここから出しなさいよ! 何するつもり!」
ハルヒは天井だけを見て言った。足音の正体は浴槽が邪魔で見ることができない。
13 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:01:07 ID:NBPU/wvM0
「これからゲームをするね」
モヤシの声だった。
「一時間、泣かなかったらハルヒちゃんの勝ち」
「――何それ?......」
ハルヒは怒ったような声で聞くが無視をされる。
「泣いたら負け、罰ゲーム。浴槽からは出られないつもりで」
「――聞いてんの?」
ハルヒは浴槽の中から棒が六本、差し出されるのを見た。
「何これ?――」
モヤシが持っているものは蜀台だった。
フォークのような形をした蜀台を両手に持っている。
一つの蜀台には赤、青、黄色のろうそくが刺さり、それぞれに火が点されていた。
14 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:01:44 ID:NBPU/wvM0
「あんたそれで――ひゃっ!」
ろうそくが垂れ、ハルヒの肌に落ちる。
「熱い! 熱いじゃないのそれ! ――っ!」
ハルヒが抗議している間にまた一滴、一滴と垂れていく。
「熱い! やめて!」
垂れるろうそくから逃れようとするも、浴槽が滑って抜け出すことができない。
ハルヒは腕で庇おうとする。
できる限りその熱いものから身を守ろうとする。
「だから! ――っ! 熱いって言ってるでしょ! ――っ!」
徐々にろうそくは燃焼するスピードを早めてゆく。
それと合わせるかのように、ハルヒは浴槽でもがいていた。
「きゃっ! やめて!」
庇ってる腕はろうそくが垂れると同時に引っ込んだ。
そうするとすぐ次に垂れたろうそくが体に落ちる。
ハルヒはろうそくが垂れるごとに、海老のように体を震わせた。
15 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:02:39 ID:NBPU/wvM0
「やめ――っ! こっから早く出して!」
腹にろうそくを垂らせばハルヒは腹を庇おうとし、
太ももに垂らそうとすれば太ももを庇おうとする。
蜀台は二台あるだけでなく、ろうそくはさらに六本のもあったため、庇うに庇いきれない。
色取り取りのろうそくがハルヒの体を染めてゆく。
しかし、胸や陰部などにはまだ一滴も垂らされていない。
モヤシは蜀台を傾けた。さらにろうそくは燃焼し、液体へと変えていった。
「あっ! やっ!」
ハルヒは手を振ったり、足を畳んでみたりと、
抵抗を試みるがほとんどは空振りに終わった。
モヤシはハルヒが守っていない部分を巧みに狙い、
確実にろうそくがハルヒの開いている部分に垂れるよう蜀台を操った。
一通り、ハルヒの腹をろうそくで埋めると、モヤシは蜀台を置いた。
ハルヒは終わったと安堵していたが、モヤシはハルヒの胸元に何かを落とす。
16 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:03:17 ID:NBPU/wvM0
「それ、自分でつけて」
ハルヒは自分の胸に落ちてきたものを拾う。
アイマスクだった。
「やだ......。つけたくない......」
小さな声で呟きながら首を振った。
モヤシは浴槽を跨ぎ、ハルヒの腹に片足を乗っける。
「早くつけて」
ぎりぎりとハルヒを踏む力が強くなる。
ハルヒは声を出そうと思ったが声が出ない。
その間にも踏む力は強くなり、呼吸すらおぼつかなくなってくる。
(苦しい......)
ハルヒは必死になって頷くものの踏む足はどけられない。
その足を手で何度も叩こうともどいてはくれない。
17 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:03:53 ID:NBPU/wvM0
モヤシはアイマスクを自分でつけない限り、足をどかせるつもりはなかった。
しかし、ハルヒはなかなかそれに気付かない。
それどころかそのまま失神してしまいそうになる。
いったんモヤシは足をどけた。
ハルヒは今まで吸えなかった分を吸うかのように肩で深い呼吸をしていた。
「つけるから......。つけるから......やめて......」
そう言ってハルヒは震える手でアイマスクをつけた。暗闇で何も見えなくなる。
モヤシはハルヒの腹や太ももについて固まったろうそくを払った。
いきなり触れたがためにハルヒは反射的に身を引いた。
しばらくの間、何事もない。
そう思っていたのはハルヒだけで、モヤシはすでに蜀台を構えていた。
再び、蜀台が傾けられる。太ももや腹にろうそくが垂れる。
18 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:04:42 ID:NBPU/wvM0
「あっ! また!」
ハルヒは蜀台を見ることができないため、
どの位置にろうそくが垂らされるか予測もできない。
モヤシは胸元や鎖骨辺りにろうそくを垂らしてみた。
「ひゃう!」
案の定、ハルヒは予想外の場所に垂らされ驚いている。
とっさに胸元を手で守ろうとするがすでに蜀台は別のところへ移動している。
今度は足の付け根。
「や! 熱い! 熱い!」
次は胸元。
「ひゃ! やめて!」
ハルヒは暴れるように身を守ろうとしたが、
垂らされてから手や足で庇おうとしているためほとんど意味がなかった。
19 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:05:48 ID:NBPU/wvM0
モヤシは蜀台を置き、ハルヒの手を掴むと思いっきり引っ張った。
「やめて! 腕がっ!」
上半身だけ浴槽から出すと掴んでいる手を離し、
うつ伏せになるようハルヒをどついた。ハルヒは転がるように浴槽へと倒れた。
ハルヒは四つん這いになって起き上がろうとする。
モヤシは蜀台を取ると浴槽を跨ぎ、ハルヒの尻を蹴った。
すぐさまハルヒは浴槽の底へ伏してしまう。
モヤシはハルヒの尻から尻尾とコードが伸びているのを目ざとく見つけた。
尻尾の根元を押し込み、リモコンを拾い上げて最強にまで回す。
「ふぁっ――」
ハルヒは予想外の事態に思わず艶のある声を出してしまう。
浴室内に機械がうごめく音が響く。
そのままハルヒの尻を踏みつけ、起き上がれないようにした。
20 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:06:43 ID:NBPU/wvM0
ろうそくが背中に垂らされる。
「きゃ! 熱い! 背中は!」
ハルヒは起きあがろうとしたり身を守ろうとするも浴槽は狭く、
尻を踏みつけられているせいで身動きが取れない。
ローターも肛門の奥を苛めているせいで足に力も入らなかった。
「お願いだから! やだ!」
モヤシは肩から腰のあたりまでまんべんなくろうそくを垂らした。
ハルヒは涙声で叫んでいたがそれでも構わずに続けた。
今度はハルヒの背中を踏みつけ、太ももの裏にろうそくを浴びせる。
「熱い! 熱いよぉ!」
ハルヒは痛みに耐えるかのように足をじたばたと浴槽の底に叩きつける。
さらにゆっくりと尻のほうへと蜀台を移動させる。
21 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:07:24 ID:NBPU/wvM0
「ひゃあっ!」
ろうそくは雨のようにハルヒの尻に降り注ぎ、カラフルに染めていった。
ハルヒは痛いのか気持ちいいのかまるでわからなくなっていた。
背中がろうそくで覆われるとモヤシは蜀台を置き、
あらかじめ用意してあった手枷を手に持った。
ハルヒは尻から湧き出る快感のおかげで逃げ出すどころではなかった。
声を出すのに疲れ、足は震えている。顔は紅潮し、涎を垂らしていた。
モヤシはハルヒの手が背中に来るよう、手枷をはめていった。
そしてハルヒの腕の付け根を持ち、仰向けになるように寝かせた。
再びモヤシは蜀台を持つ。今度の目標は胸だった。
「ひゃ! やぁ!」
最初は乳房の周りからろうそくを垂らしていたが、徐々に乳首へと近づいてゆく。
22 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:08:34 ID:NBPU/wvM0
「やめ! お願いだから」
一滴だけ、乳首にろうそくが垂れた。
「ひゃあ――」
ハルヒはのけぞりながら声を漏らした。
まるで悶えるように体をくねらせ、ろうそくから逃れようとする。
両方の乳首に何滴か垂らした後、今度はアソコに垂らそうと蜀台を向ける。
しかし、反応がない。ほとんどが茂みに垂れてしまい、
効果が全くと言っていいほど現れない。
仕方なしにモヤシは再び乳首を弄ぶことにした。
ハルヒの乳首は勃起していた。ひりひりと赤く、尖っていた。
23 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:10:18 ID:NBPU/wvM0
モヤシは水平に持っていた蜀台を垂直に持ち直した。
それを両方の乳首へと差し向ける。
三つのろうそくが刺さっているそれぞれの蜀台がそれぞれの乳首を苛める。
「ふぁあ! やぁ! あぁ!」
ろうそくは雨のように垂れた。
ハルヒの乳首を頂点に、ろうそくが胸へと広がる。
もはや痛みは快感となっていた。
ボタボタと垂れる一滴一滴がハルヒの中を駆け巡った。
「ああぁ! だめ! もう!」
ハルヒの体が跳ねるように弓なりに反った。
息を止め、痙攣するかのように震えながら硬直した。
モヤシは蜀台を置き、尻の機械を全部止めてからハルヒのアイマスクを取った。
ハルヒの目の周りは泣き腫れている。口の周りは涎と鼻水でぬらぬらと怪しく光っていた。
24 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:12:00 ID:NBPU/wvM0
ハルヒは足枷をはめられた後、浴槽から出された。
モヤシはハルヒの体を引っぱたくようにろうそくを落とした。
ハルヒは叩かれながら泣いていた。
ろうそくが払い落とされると、再び荷台に乗せられてベッドのある部屋へと運ばれた。
「今度は何すんのよ」
泣き腫らした目でモヤシを睨む。
部屋には機械音痴もいた。
機械音痴の腕には輪に巻いた麻縄が通され、手にはバイブが握られている。
縄は目では数えられないほど巻かれ、腕にゆったりとぶら下がっている。
バイブは男性器を模したもので、持ち手にスイッチが二つ付けられている。
「縛るからあまり暴れないでね」
そう言って機械音痴はハルヒに近づく。
25 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:12:32 ID:NBPU/wvM0
機械音痴はハルヒを後ろ手で縛る。
何重にも巻き、腕を動かせないように背中で固定する。
しかし、縄はまだ十分に余っている。
「バイブ入れるよ」
バイブがハルヒのアソコに挿入される。
先ほどの行為で十分に濡れていたため、難なく挿入された。
それから機械音痴は縄でハルヒの体を縛った。
結び目を作り、きつく結わく。
縄が通ったところは肌に食い込み、その周りをぷっくりと膨らませる。
作業は早く正確に行われた。
途中、縄でバイブの持ち手を幾重にも巻き、バイブを簡単に吐き出さないよう固定した。
(なんか変な縛り方ね......。でも体が動かせない......)
ハルヒの体にはいくつもの交差する結び目ができていた。
乳房は縄で圧迫されほんの少しだけ前に突き出ている。
股縄の代わりにバイブが固定され、さまざまなところから伸びる縄によって支えられている。
ローターのリモコンは腹辺りに通っている縄に挟まれていた。
26 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:13:11 ID:NBPU/wvM0
「この格好で何するつもり」
ハルヒは機械音痴を睨みつける。
「ちょっと前かがみになってみて」
ハルヒは発言を無視されたが言うことを聞くしかない。
ほんの少し、ハルヒは前傾姿勢になろうとする。
しかし、体を動かすことができない。
それどころか無理に体を動かそうとするとバイブがさらに食い込んだ。
「なんなのよ、これ......」とハルヒは呟く。
「じゃあ目隠しするよ」
ハルヒの目がアイマスクで覆われる。
27 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:15:12 ID:NBPU/wvM0
(またアイマスク......)
機械音痴の手が装着されているバイブに伸ばされるがハルヒは気付かない。
「やっ! 何これ!」
バイブが音を立てながら縦横無尽にハルヒのアソコで暴れる。
バイブは縄で固定されているため、そのうねりは直にアソコをかき回した。
(なんか重い......)
さらに尻のローターが振動し始める。
「やだ、止めて! お尻はやだ!」
「今日で何回お尻でイったんだろうね」
前と後ろに入れられているものからくぐもった音が発せられる。
「今度はこれで何すればいいのよ!」
ハルヒは自棄になって怒鳴った。アイマスクの隙間から雫が落ちる。
28 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:15:34 ID:NBPU/wvM0
「向こうの壁まで歩いて」
モヤシが言った。
「そ、それだけでいいの?」
「早く」
「わかったわよ!」
ハルヒは枷をされた足でよちよちと歩き始める。
内股で歩くと腿がバイブに当たったため、やや前傾姿勢で足を開きながら歩いた。
そのため歩き方がぎこちない。
ハルヒはがさごそと何か物音が聞こえた。
(きっと、何かされるに違いないわ......)
ハルヒの予感は的中した。
29 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:16:13 ID:NBPU/wvM0
「痛い!」
モーターが回転するような音と空気が破裂するような音と同時に、
ハルヒは肩に痛みを覚えた。
「何これ? やめ――あっ!」
再びモーター音が鳴る。今度は脇腹だった。
「何なのよ! ――!」
モーター音が断続的に響く。
刺されるような、弾かれるような痛みがハルヒの体中を襲う。
「痛い! 痛いから! お願いだからやめて!」
モヤシは電動式のエアガンを持っていた。
引き金を引けば空気の力で狙った先にBB弾を飛ばす。
それだけの仕組みなのだが痛みを与える点では十分に機能していた。
エアガンからは雨のように弾が飛ばされた。
時に一箇所に集中することもあれば、満遍なく当てられることもあった。
30 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:17:00 ID:NBPU/wvM0
「やめて! ほんとに痛いから!」
弾が当たるたびにハルヒは身をよじろうとしたが、
きつく縛られているがためにほとんど動けない。
それどころか足枷がつけられているせいで避けることも逃げることもできない。
ぴたりと銃撃が止んだ。
ハルヒは声を震わせながら突っ立っている。
何か近づいてきたかと思ったら突然乳首を触られた。
「ひっ――」
急かすように両方の乳首がいじられる。
抓らなければ吸い付きもしない。ただただ単調に乳首を転がされる。
31 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:17:22 ID:NBPU/wvM0
「んっ――」
ハルヒは乳首への責めを受けていたがそれもつかの間、
乳房にひやりとしたものを感じた。
「ひゃっ、何?」
何かが乳首に触れていることはわかったが、それが何なのかはわからない。
それが乳首を締め付けていると思ったときにはもう遅かった。
「ちょっと何やってるの! もう止めてったら! ほんとに痛い!」
モヤシはハルヒの乳首をピンチコックで挟んでいた。
ハルヒが悲鳴を上げるのを無視してぎりぎりとそのネジを締め上げる。
「痛いから! ほんとにやめて!」
反対側の乳首もピンチコックで挟まれる。
「痛いって言ってるのに! やめてったら!」
苦痛のあまりハルヒは前かがみになろうとするが、
かえってバイブをさらに奥へと押し込んでしまう。
32 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:17:47 ID:NBPU/wvM0
乳房の先にはピンチコックがぶら下がっている。
ハルヒが少しでも動くたびにそれはブランコのように揺れた。
「くぅ......」
「早く歩かないと終わらないよ」
「わかってるわよ!」
ハルヒは乳首の痛みをこらえながら一歩一歩踏み出す。
歩いているうちにハルヒは痛みに慣れたものの、
ピンチコックが歩みに合わせて揺れるたびに乳首が疼いてしょうがなかった。
できる限り揺れないように歩いているつもりではあったが、
少しでも動くとピンチコックが揺れて乳首が疼いた。
33 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:18:28 ID:NBPU/wvM0
(なんか気持ちよくなってきてる......。足に力が入らない......)
ハルヒは下の責めに身じろぎし、内股になってしまう。
歩くたびに腿がバイブに当たり、そのうねりはより変則的なものになった。
「うあ!」
再び銃撃が始まる。
「それ痛い! ほんとに痛いから!」
ハルヒは弾の雨から逃げるように歩く。
歩くたびに太ももがバイブに当たり、ピンチコックが揺れる。
落ちた弾も踏みつければ痛い。
「やめてよ......痛いよ......」
出し抜けにハルヒは泣き出した。
弾を体中に受けながら呻くようにハルヒは泣いた。
ぽろぽろと涙が頬を伝う。
34 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:19:19 ID:NBPU/wvM0
「なんでよ......やだよ......」
ふと銃撃が止む。
しかし、すぐに再開される。
モーターの音がだんだんと近づいてきていることがハルヒにはわかった。
「ひぅ......えぐ......」
ハルヒは鼻水を垂らしながらしゃくり泣き、それでも健気に前へ進もうとした。
また銃撃が止む。
そう思ったのもつかの間、股から突き出しているバイブの持ち手が触れられる。
「あ――?」
バイブについている二つのスイッチが最大まで上げられる。
「うあぁ......やめぇ......」
固定された縄を振り切ろうとするかのように持ち手が猛烈に暴れ、
中のほうで内蔵されたローターが激しく振動する。
バイブがうねるたびにローターがハルヒの奥のほうをかき混ぜる。
「ふぁあ......強すぎるよぉ......」
まるで前に倒れこまないようにハルヒは内股でへたへたと歩いた。
35 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:20:04 ID:NBPU/wvM0
「いやぁ......とめてぇ......」
しかし、その歩みもだんだんと小さくなり立ち往生してしまう。
「うぁ......くる......っ!」
ハルヒは立ったまま痙攣し、腰から崩れ落ちるように床へへたり込んだ。
バイブの持ち手は愛液でべとべとになっている。
「はやく止めて! いやだ!」
ハルヒは涎を垂らしながら懇願する。
「向こうの壁までって言ったはずなんだけど」
ハルヒの尻が叩かれる。
「あぁ! 痛いのだめぇ!」
舌の回らない声でハルヒは泣く。
しかし、ハルヒがいくら泣こうとも叩くことはやめられない。
36 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:20:54 ID:NBPU/wvM0
「いや! ああ! わかったから! わかったから!」
ハルヒは腰を曲げ、顔を床に沈める。
足枷のせいで立つことはもはや不可能だったため、
ハルヒは芋虫のように這っていこうとしていた。
尻を突き出し、膝で前に進もうとする。
膝で体を押し出すとき、ピンチコックが床に擦れて乳首が引っ張られるため、
進むたびに痛みのような疼きをハルヒは感じていた。
バイブもハルヒの太ももに挟まって固定されているため、余計暴れてしまう。
「うぁ......んん......」と、ハルヒは呻きながらさらに前へと進む。
つま先から腰までかくかくと震えてその姿は心もとない。
だんだんと呼吸が上がり、ペースが落ちてくる。
顔が赤くなり、だらしなく口が半開きになる。
37 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:21:44 ID:NBPU/wvM0
「もうだめ......ふぁ......あっ!」
ハルヒは尻を突き出しながら硬直する。
腰がわなわなと震え、そのまま横に倒れてしまう。
「止めてよぉ......お願いだから......おかしくなっちゃう......」
ハルヒはそのまま横に倒れた姿勢で体をふるふると震わせる。
やがてその余韻も引いたころになると、ハルヒは仰向けになり、
膝を立てて足を伸ばすことで前へ進もうとした。
しかし、足の裏が汗で滑りなかなか前へ進むことができない。
「壁はどこなのよ......もうやだよ......」
ハルヒは泣きじゃくりながら進む。
膝はがたがたと震え、前に進む力も弱々しい。
「あぅ......うぅ......」
声もしだいにあえぎ声のようになっていった。
「また......ああ......だめ......」
膝を立てる力もなくなり、ほとんど前へ進めなくなったとき、
何か硬いものが頭に触れた。
38 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:22:21 ID:NBPU/wvM0
「早く止めて! またいっちゃう!」
ハルヒは大声で叫んだ。しかし、一向に誰も近づいてくる気配がない。
「うあ......ふぁ......いや!」
ハルヒは再び果てた。足を伸ばし、背中をのけぞらせる。
体はがたがたとわななき、顔は苦悶の表情を浮かべている。
するとハルヒのアソコから愛液が溢れ出した。
だらだらとアソコから愛液が染み出し、床を汚していった。
愛液が出終わったところでハルヒは起き上がらせられ、
バイブとローターが止められ、アイマスクが外された。
ハルヒの表情はどこか虚ろで、ひどく疲れたような顔をしていた。
頬も上気し、肩で息をしていた。
39 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:22:42 ID:NBPU/wvM0
機械音痴が前に出て足枷を外す。機械音痴はハルヒの足を座った状態で開かせ、アソコ
に刺さっているバイブがよく見えるようにした。
機械音痴はバイブを固定している縄をナイフで切り、その禁を解いた。
ゆっくりとバイブが抜かれる。バイブが外へと出るたびに粘液が音を立てた。
バイブが完全に抜かれる。
バイブは愛液がべっとりと付着し、先端から持ち手まで満遍なく濡れていた。
機械音痴はそれをハルヒの口へ突っ込む。
ハルヒは抵抗しなかった。口の中がバイブと自分の粘液で犯される。
まるでバイブについた愛液を口内で落とすように動かされた。
「んぐ......」
やがてそれも飽きるとバイブも引き抜かれた。
ハルヒの口からは唾液なのか愛液なのか区別もつかない液体が
だらだらと胸元に向かって糸を引きながら垂れていた。
40 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:23:58 ID:NBPU/wvM0
ハルヒはベッドに連れて行かれ、緊縛されたまま足枷をベッドの柵に繋がれた。
機械音痴はハルヒに飲み物を与えるため、
ペットボトルも持ってきてハルヒを起き上がらせる。
左手でハルヒの背中を支えながらペットボトルの注ぎ口を
ハルヒの口元まで持ってくるものの、ハルヒは首を振って飲むのを拒否する。
いやいやと攻防を繰り返しているうちに
ハルヒは顎を掴まれて無理やり口をこじ開けさせられた。
そして注ぎ口を突っ込まれる。
41 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:26:00 ID:NBPU/wvM0
ペットボトルはゆっくりと傾けられた。
ハルヒは口の中が飲み物で満たされても飲み込もうとしなかったが、
そのうち諦めてゆっくりと飲み始めた。
ペットボトルが空になると機械音痴はハルヒに猿轡を噛ませ、仰向けで寝かせた。
しばらくの間、ハルヒは泣きながらもごもごと何か呟いていた。
誰も何も聞いていないとわかるとめそめそと泣き始め、
それも疲れると寝てしまった。
42 名前: ◆GRGSIBERIA[] 投稿日:2010/08/09(月) 23:49:50 ID:NBPU/wvM0
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と言うことで、モヤシ編終了です。
機械音痴編を投稿してから2年ぐらいのような気がしますが、
なんだかんだ言って待たせて申し訳ないです。
初投稿を終わらせてから冬休みに1か月ほどで書き上げた2作目の短編なのですが、
ノーパ開きながら布団の中でシコシコ一日中書いていた割には文章が甘いなあと。
描写も簡単で短いですし、地の文が淡々としているのが気になります。
(セリフが少ないのは相変わらずなんですが……)
そんなわけで、続けて別の作品を投稿します。
感想あればぜひともお願いします。
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