ハルヒ「キョン、何でちんこ出してるの?」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/25(日) 15:30:09.24 ID:3T4qtU2z0

ハルヒが言った。

確かに俺はズボンのチャックを全開にして、陰部を露出していたのが、
一番重要な事にハルヒは気がついていない。

「ちんちんだけじゃなく、金玉も出してるぞ。ほら」

俺は睾丸を見せる。

「なんで金玉まで出してるの?」

古泉が言う。

「それはですね涼宮さん」
「主に、睾丸を冷やす為に、露出させてるのです」
「この猛暑の中、睾丸への熱の蓄積は致命的ですから」

そういう古泉も、俺と同じく陰部を露出させていた。

「お前もか」

「ええ。蒸れると辛いですから」

「クールビズだな」

「クールビズです」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/25(日) 15:34:37.38 ID:3T4qtU2z0

朝比奈さんがお茶を配る。

「そういえば、みくるちゃんもおっぱい丸出しよね?」

なんと!
みると、朝比奈さんのメイド服の胸の部分には、あるべき布地が無かった。

「最近、本当に暑いですから……」
「胸の谷間や、下乳の部分に、汗疹が出来て困るんです」
「露出しておけば、汗がいつでも拭けますから」

俺の陰茎が、少し反応した。

いかんな、暑さのせいなのか。

ハルヒが言い出す。

「……あたしも、おっぱい出そうかなぁ?」
「みくるちゃん見てると、涼しそうだわ」

その言葉に、古泉がぴくりと反応する。

「涼宮さん、ちょっと……」

陰部を露出させた古泉が、ハルヒを招く。

「何?」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/25(日) 15:40:25.97 ID:3T4qtU2z0

俺の方からは、二人のささやき声が、僅かだが聞こえた。

「……長門さん……谷間が……」

「あ……それは盲点だっ……わ……」

「ですから……」

「……ん。分かっ……」

ヒソヒソ話を止めて、ハルヒは団長机にドカッと座る。

「やっぱり、みくるちゃんくらいの巨乳でもないと、おっぱい出しても意味無いわよね」

そういうことか、古泉。
この中で、一番無い胸の長門に寂しい思いをさせない為に。

古泉がドヤ顔で笑う。

俺は親指を立てて応えた。

「ねえ、有希もそう思うでしょう……って、あんた!」

何事か、とそちらを見ると、なんと長門は全裸だった。
全裸で本を読んでいたのだ。

「……この方が効率的」

ジーザス。

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/25(日) 15:46:19.85 ID:3T4qtU2z0

「貴方の陰茎、勃起してますよ」

古泉が言う。
見ると、その通りだった。

「というか、お前もじゃないか」

「んっふ。暑いですからね」

「ああ。暑いからな」

「……どうです、 一つ、運動でもしませんか?」

こいつは何を言っているんだ。
ついさっき、暑いと言ったばかりだろうが。

「運動をして、汗をかけば、涼しく感じられるものです」
「そして、その後に飲む、朝比奈さんの冷茶……如何です?」

「その考えはいいかもしれんな。で、どんな運動をするんだ?」

「せっかく、ここに二本の起立した陰茎があるのです」
「ここは、おちんちんチャンバラ、というのはどうでしょう?」

流石は古泉。
悔しいが、発想力が違うな。

やってみるか。

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/25(日) 15:52:23.47 ID:3T4qtU2z0

 キンッ! ガッ! ギィンッ!

なかなか決着がつかない。

長さでは、古泉が勝っているのだが、太さは俺が有利だ。
固さは、ほぼ同程度……いや、古泉の方が固いか?

いつの間にか、ハルヒ、朝比奈さん、そして長門までもが、
俺たちのおちんちんチャンバラを観戦している。

負けるわけにはいかない。

俺は自慢のカリを、古泉の陰茎に引っ掛けて、鍔迫り合いに持ち込んだ。

「……くっ! これは……!」

 ドピュ! ピュルピュル……

……古泉は、射精した。
俺の、勝ちだ。

地面に膝をつき、ふうふう言ってる古泉に手を差し出す。
古泉は、悔しげに、しかしいつもの笑顔で手を握り返した。

拍手。

ハルヒ達が俺たちの健闘を称えている。

良い、勝負だったな。古泉。

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/25(日) 15:57:17.56 ID:3T4qtU2z0

朝比奈さんが冷茶を入れる。

美味い。

確かに、運動の後の冷たいお茶は、格別だ。

と、ハルヒが言い出した。

「ねえ! 勝ったキョンと、みくるちゃんが勝負しない?」

お前は何を言い出すんだ。

「朝比奈さんにはおちんちんチャンバラはできない。陰茎がないんだぞ?」

「その代わり、おっぱいがあるじゃない! 立派な巨乳がね!」

成るほど、それは盲点だった。

「みくるちゃん、どう? やってみない?」

「ふええ……キョンくんに勝てる自信はありませんけど……」
「ちょっと、やってみたいです」

小首を可愛らしく傾げる朝比奈さん。

しかし、勝負は非情の世界です。
おちんちんチャンバラチャンプの名にかけて、手は抜きませんよ?

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/25(日) 16:03:20.05 ID:3T4qtU2z0

「では、これよりチャンバラ異種格闘戦、おちんちんVSおっぱい……開始!」

ハルヒの合図で俺は距離を取る。

朝比奈さんの胸は、ぷるぷる震えている。
しかし、恐怖ではなかろう。
恐らくは武者震い。

なんてこった、こんな所に強敵がいたとはな。

じりじりと、間合いを詰める。

 ボインッ!

しまった!
巨乳は柔らかい! 俺の陰茎の固さが通じない?
計算ミスだ……しかし、ここで勝負を諦めるわけにはいかない!

俺は、おちんちんチャンバラのチャンプなのだから!

朝比奈さんをよく観察してみる。

真剣な顔が愛らしい。勃起が更に強くなる。
次に巨乳を見る。あの、星型の黒子が、汗で光ってる。
黒子。
そうだ……おっぱいの一番、敏感な部分はどこだ?

乳首に決まっている。
俺は、陰茎を乳首に集中させた。

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/25(日) 16:09:55.93 ID:3T4qtU2z0

朝比奈さんも、俺の作戦に気がついたようだ。
執拗に、俺の陰茎をその豊かなおっぱいで挟もうとしてくる。

しかし、俺は紙一重でそれを避ける。

そして。

朝比奈さんが、俺の陰茎を挟む為に開いた胸を、いったん元のポジションに戻したその瞬間!

俺は亀頭で朝比奈さんの左乳首を16連射した。

この技は、腰の負担がきついので、一日に一度しか使えない!

朝比奈さんが膝をつく。

やったか!?

その瞬間、俺の尿道から熱い白濁液が噴出し、とてつもない快感が全身を支配した。

……目の前が暗くなる。
負けた、のか……。

顔を上げると、朝比奈さんは泣いていた。

そう。

左乳首から、母乳が噴出していたのだ。

引き分け。どちらにも悔しく、それでいて納得のいく結果だった。

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/25(日) 16:16:15.73 ID:3T4qtU2z0

惜しみの無い拍手が俺たちを包み込む。

俺と朝比奈さんは、互いに手を貸しあい、その場に立ち上がり、握手を交わす。

「まさか、キョンくんと引き分けることができるとは思いませんでした! 嬉しかったです!」

「俺も、朝比奈さんがここまでやれるとは思いませんでした。良い勝負でした!」

ハルヒが、感極まった様子で叫ぶ。

「あたしも、脱ぐわ!」

ああ、脱げ。

今、このSOS団は、自由だ。
誰にも邪魔される事のない、この一つの世界。

俺と古泉も、下半身のズボンとパンツを脱いだ。

股間が、涼しい……。

睾丸も、嬉しがっている。

ポタリ、ポタリと汗が落ちるが、今の俺には暑さは感じなかった。

これが、本来の日本の夏なんだ。

クーラーなんていらない。仲間がいれば、暑さなんて吹っ飛ぶんだ。

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/25(日) 16:21:28.37 ID:3T4qtU2z0

ドアがノックされる。

「はーい、開いてるわよ!」

ハルヒが叫ぶ。
入ってきたのは、鶴屋さんだった。

鶴屋さんは俺たちを見渡して、

「んー。ここもこうなっちゃってたかー」
「ゴメンね。またくるから」

と言って出て行った。

この暑苦しい中、制服を着て疲れないのだろうか?
それほど、鶴屋さんの動きは俊敏だった。

「……鶴屋さん、どうしたんでしょうねぇ?」

「朝比奈さんに会いに来たんじゃないですか?」

「でも、すぐ帰っちゃったわよ?」

「……ユニーク」

「しかし、また来ると言ってましたし。そのうちまた、来られるのではないでしょうか?」

そう。
鶴屋さんはもう一度、来た。あの馬鹿どもを引き連れて、な。

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/25(日) 16:28:36.53 ID:3T4qtU2z0

俺たちは、全員、手錠をかけられて、校庭に駐車してあるトレーラー、
いや、護送車に乗せられた。

一体、俺たちが何をしたって言うんだ?
自由を満喫してただけじゃないか!

鶴屋さんは申し訳なさそうに言った。

「これが異常だと、分からないくらいにみんなの気がおかしくなってるんだよ」
「学校の、七分の五の生徒や教師が、みんな君たちと同じ症状を引き起こしてる」
「今から、警察の病院で、治療することになるけど……SOS団のみんななら、早く帰ってこられると信じてるよっ!」

護送車の扉が閉まる。

暑い。
蒸し暑い。

こんな所に入れられる言われはない。
出せ! 出してくれ!

他の全裸、半裸の生徒も口々に叫んだ。

しかし、警察は耳を傾けない。
お偉方なんて、こういうもんだ。

俺は、護送車の中で、ただ一人、まともに服を着ている人物を見つけた。

朝倉だった。

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/25(日) 16:36:15.08 ID:3T4qtU2z0

「朝倉……お前、何でここにいる?」

俺は、そっと聞いた。

「昨日、長門さんに気まぐれで再構成されて、ね」
「この学校に、また通う事になったんだけど……」

「捕まっちまったって訳か」

「……なんで私が捕まるの!? 服だって着てるし、おかしな事もしてない! なのに、なんで!?」

「朝倉」

俺は重要な事実をこいつに告げなければならなかった。
こいつの為に。

「お前の、眉毛。公然わいせつ罪なんだよ」

「……チャームポイントが、仇になったって訳ね。ふふ……負けたわ」

朝倉は負けを認めたが、俺は認めちゃいない。
他の団員も同じだろう。
警察病院でも、拘置所でも、構わない。抜け出してやるさ。

護送車の中で、俺たちの目はギラギラと輝いていた。

そう、外の、暑い太陽のように……

 【End】

48 名前:南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 16:36:59.55 ID:3T4qtU2z0

 はい、南部十四朗がお送り致しました。
 せっかくの日曜日、暑くて外に出る勇気がありません。
 皆様も、熱中症にはお気をつけ下さい。では。

55 名前:南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY [sage] 投稿日:2010/07/25(日) 17:00:46.35 ID:3T4qtU2z0

 何故、途中でばれるのか……。
 変態系やスカ系を書く人は他にもいるのに……。
 まあ、皆様もキョンたちみたいにならないよう御自愛ください。
 自分は全裸ですが。暑いので。



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