1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/12(土) 00:33:39.63 ID:R7bQtC1oO
駅前の喫茶店。佐々木達と合う約束だったはずが、店に居たのは橘京子ただ一人だった。
そして第一声がそれだった。
橘「それはそれは大変だったのです!
三日間監禁されて、寝る暇もなく屈強な男達に穴という穴にぶち込まれて、精液たっぷり注がれちゃったのです!妊娠してないのが不思議なのです!」
キョン「……その割には、何と言うか、軽いな」
橘「組織の女幹部たるもの、三日間輪姦されたぐらいで心が折れるような教育は受けてないのです」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/12(土) 00:36:15.58 ID:R7bQtC1oO
キョン「……そっか」
橘「あれあれ?いつになく真剣な表情ですねキョンさん?」
キョン「いや……お前に何を言っていいかわからなくてな……こんな時、優しい言葉の一つでも」
橘「そう言う事は私ではなく佐々木さんにして下さいなのです!
佐々木さんも私と一緒に、三日間たっぷり輪姦されちゃいましたのですから!」
キョン「…………嘘だ」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/12(土) 00:38:31.09 ID:R7bQtC1oO
橘「嘘じゃないなのです。初めての輪姦で受胎までしてしまったのです。
ですから現在、自殺防止の為に鉄格子付きの小さな窓しかない白い部屋で、ベッドに縛り付けて常に監視しているのです」
キョン「何故だ……何故こんな……誰が何の目的で……」
橘「機関に決まっているじゃないですかぁ。
古泉一樹さん属する機関の作戦に、まんまとはまっちゃいましたのですよ」
キョン「……ま、待て。橘京子。お前は何を喋っているんだ」
橘「私が逆の立場でも実行すると思いますが?」
キョン「何をだ」
橘「佐々木さんを輪姦ですよ。もしくは、家族とか大切な人を目の前で惨殺とか」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/12(土) 00:56:06.70 ID:R7bQtC1oO
キョン「…………」
橘「常にフラッシュバックするようなトラウマ与えとけば、涼宮ハルヒより危険な存在になりますから。
今の佐々木さんの心──閉鎖空間はあの時と正反対。想像を絶する空間になっているはずなのです」
キョン「…………」
橘「観測に値しないって言い残して、藤原君も九曜さんも行方知れずになっちゃいましたのです」
キョン「こんな話を俺にして……何がしたいんだ橘京子……」
橘「消されそうなので、真実を伝えておこうかなって思ったのです。
と言いますかぁ、なんで私と佐々木さんって、まだ存在が許されいるんでしょうね。
しかもキョンさんに真実を伝える事が出来ていたり。
私が古泉一樹さんの立場なら、今すぐそちらの長門有希さんに頼んで情報操作しますのですが」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/12(土) 01:02:05.18 ID:R7bQtC1oO
キョン「…………」
橘「考えられるのは、やっぱり涼宮ハルヒさんなのです。
あの時、わざと涼宮ハルヒさんに姿を見せたのは幸なのか不幸なのか……今となってはどうなんでしょう?キョンさんはどう思いますか?
私と佐々木さん、存在を許されて、これから生きていても良い事あると思いますか?
幸せになれるのですか?
もしかして、これこそ涼宮ハルヒさんが無意識に望んだ結果なのですか?生き地獄を味わえば良いと」
キョン「ハルヒがそんな事を望むわけがない……」
橘「本当に?無意識に望んだりしないと言い切れるのですか?親友と言った佐々木さんに対して……」
キョン「そ、それは…………」
橘「…………」
キョン「…………」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/12(土) 01:10:01.55 ID:R7bQtC1oO
橘「……んー、キョンさん。私、実はキョンさんの事を好きでした。佐々木さんに遠慮してたんですけど」
キョン「い、いきなり何を言い出すんだ橘京子?」
橘「えっちぃな事、しませんか?今ならキョンさんの言う事なんでも聞いちゃいますよ?」
キョン「やめろ橘……」
橘「あ、輪姦された女の子は駄目ですか?やっぱり汚いと思うのですか?大丈夫なのですよ。性病検査済みですから」
キョン「…………」
橘「…………なーんて、冗談なのですよ。冗談。うん。冗談なのです……ちょっと場を和ませようかなって思ったのですが……」
キョン「…………」
橘「ごめんなさいなのです……」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/12(土) 01:29:57.47 ID:R7bQtC1oO
キョン「……俺は、どうすればいい?」
橘「んー、とりあえず、何をしても無理だと思うのですけど」
キョン「何故そうなる」
橘「ちょっと冷静に考えれば解るのです。
何をしても現状打破不可能なのは、藤原君と九曜さんのお墨付きなのです」
キョン「……俺がハルヒに」
橘「世界崩壊のリスクが高過ぎるのです。私と佐々木さんが我慢すれば良い話なのです」
キョン「……それで、それで良いのか?」
橘「良いも悪いも、敗北しちゃったのですから」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/12(土) 01:38:58.38 ID:R7bQtC1oO
キョン「これから、どうするんだ?」
橘「んー、存在が許さる限りは佐々木さんと生きていこうかなって考えてますよ」
キョン「そうか……なぁ、佐々木は」
橘「だーめなのです。キョンさん見たら、完全に壊れちゃいます佐々木さん。
ギリギリのところで自我を保っているのですから」
キョン「……俺に出来る事は」
橘「無いのです。気持ちだけありがたく頂戴致しますのです」
キョン「…………」
橘「……やっぱりありましたのです」
キョン「何かあるのか?」
橘「……さっきの話なんですけど」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/12(土) 01:47:39.92 ID:R7bQtC1oO
橘「えっちぃな事はやっぱり無理ですか?」
キョン「…………」
橘「私の自己満足なのですけどね。消される可能性高いですけど。
一矢報いる事が出来るかも知れないのです」
キョン「そんな事で……」
橘「出来ますよ。今、結構命懸けで言ったのですよ?それでもまだ私は存在を許されている。
これは最早、何らかのイレギュラーが発生しているのです。
だから今のうちにしちゃえば、例え未来人と宇宙人と神に等しい者が歴史から消して無かった事にしても、それは事実として……」
キョン「わかったから少し落ち着け橘京子!ここで脱ぐな!」
橘「時間が無いのです!」
29 名前:携帯規制早過ぎワラタ[] 投稿日:2010/06/12(土) 02:02:09.18 ID:75hh+TRs0
橘「キョンさん!前戯無しでちゃっちゃっとするのです!」
駅前の喫茶店。他の客や店員がざわつく中、全裸の橘京子は笑顔で叫んだ。
橘「あ、恥ずかしいならトイレ行くのですトイレ」
キョン「橘、待て……」
橘「お願いなのです……少しでも罪悪感があるのなら……私を抱いて欲しいのです」
一変、橘京子は涙を流して俺の手を掴んだ。
キョン「……わかった。わかったがとりあえず今はまずいだろう?他の客や店員が」
橘「五分でいかせますから!はやく、はやくするのです!」
無理矢理女子トイレに連れ込まれた俺は、橘京子のなすがまま……
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/12(土) 02:07:46.63 ID:75hh+TRs0
………
……
…
橘「えへへ。ありがとうなのですキョンさん。良い思い出になったのです」
キョン「そうか……」
橘「三回も連続なんて、最高だったのです」
キョン「……なんか、すまん」
橘「いいですよう。ちゅっ。じゃあキョンさん、私、帰りますね」
キョン「…………」
橘「そんな顔しないでくださいよう。まだ存在は許されているみたいですし、運が良ければまた会えますから」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/12(土) 02:22:35.27 ID:75hh+TRs0
そう言い残して、橘京子は女子トイレから出て行った。
キョン「…………はぁ」
いろいろと考えなければならない事があるのだが、今は先ずこの喫茶店から出よう。
服を正し、女子トイレの扉を開けた。
佐々木「……キョン、君は……ああ、橘さんの言っていた事は真実だったのか」
キョン「さ……え?ええっ?」
九曜「変態───……」
何が起きているのか理解できない。何故、佐々木がここにいる?周防九曜もだ。
九曜「これ──橘京子からプレゼント──……」
周防九曜が紙切れを差し出した。いやな予感しかしない。
その紙切れには、たった六文字の言葉が書かれていた。
嘘なのです
俺は手にした紙切れを握りしめ 泣いた。
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/12(土) 02:26:54.22 ID:75hh+TRs0
おわり 違う終わらせた
au規制早過ぎだっつの 三時間解除ってなんだ馬鹿
携帯じゃないと書くテンションあがんね