1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 18:48:55.88 ID:UWaXI1qJ0
ハルヒ「キョン!なんだろあれ!すごいじゃ・・・」
キョン(長門、なんとかなりそうか)ヒソヒソ
長門(問題ない、情報改変を施す)ヒソヒソ
ハルヒ「・・・・・?」
古泉「あれなんでしょうね」
ハルヒ「え?えぇ・・・」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 18:50:16.31 ID:UWaXI1qJ0
ハルヒ「キョン!さっきのなん・・・」
キョン(長門、いつも悪いな)ヒソヒソ
長門(いい)ヒソヒソ
ハルヒ「だっ・・・た・・・・」
古泉「きっと蜃気楼か何かでしょうね」
ハルヒ「えっ?そ、そうね」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 18:51:21.78 ID:UWaXI1qJ0
ハルヒ「キョン!有希と二人だからって、ちゃんと探・・」
タッ、タッ、タッ
キョン「おいおい、長門、そんなに早く図書館行きたいのか?」
長門 コク
ハルヒ「さ・・・ない・・・と・・・・・・」
古泉「彼なら大丈夫ですよ、僕達も行きましょう」
ハルヒ「え、ええ」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 18:52:15.06 ID:UWaXI1qJ0
ハルヒ(あっ、あれ可愛いな・・・)ジィ
キョン「長門、それ欲しいなら買ってやるよ(いつも世話になってるし)」
長門「どうも」
ハルヒ「・・・あの、これくださぃ・・・」
古泉「可愛いですねそれ」
ハルヒ「・・・ええ、そうね」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 18:53:03.01 ID:UWaXI1qJ0
ハルヒ「キョン!花火ってこん・・・」
キョン「長門、花火みて綺麗だとか感じたりするのか?」
長門「興味深い」
ハルヒ「なに・・・・・・き・・れ・・・・・・・」
古泉「綺麗ですね、花火」
ハルヒ「ですね・・・」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 18:58:12.94 ID:UWaXI1qJ0
ハルヒ「あっ、キョン!!あのほし・・・」
キョン「長門がそんなもんで星を観察してるってのも、なんか面白いな」
長門「そう」
ハルヒ「が・・ベガ・・・・」
古泉「あれが織り姫ですか?ひこ星はどこでしょう?」
ハルヒ「あの明るいのがアルタイルで・・・・・・す・・・」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 19:04:08.48 ID:UWaXI1qJ0
ハルヒ「キョン!!聴いてた!?あたしのえんそ・・・」
キョン「ぱぱっと演奏でも何でもできるたら気持ちいだろうな、長門」
長門「そうでも」
ハルヒ「う・・・・・どう・・・だっ・・・・・・・た・・・」
古泉「すばらしい演奏でした、感動しましたよ」
ハルヒ「・・・あ・・・ありがと」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 19:07:48.03 ID:UWaXI1qJ0
コンコン
ハルヒ『入っていいわよ』
ガチャ
キョン「なんだ、今日は長門も来てないのか」
ハルヒ「・・・あたしが居るじゃない」
キョン「そうだな」
ハルヒ「っ・・・なによ!!!!」
キョン「なんだよ」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 19:15:40.71 ID:UWaXI1qJ0
キョン「なんだ、怒鳴ったりなんかして」
ハルヒ「えっ・・・あっ・・・」
キョン「・・・?」
ハルヒ「なんでも・・・ない・・・」
ガチャ
キョン「あぁ、長門、遅かったな」
ハルヒ「帰るわ」
キョン「え?」
ハルヒ「最後の人、戸締りよろしく」
キョン「あ、あぁ」
バタン
キョン「・・・」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 19:21:08.21 ID:UWaXI1qJ0
ハルヒ「グス・・・ウック・・・ヒック・・・・」
古泉「おや、涼宮さん、どちらに?」
ハルヒ「あ゙、古泉君」
古泉「・・・・今日は、もうお帰りに?」
ハルヒ「急用を思い出したの、ごめんさいね」
古泉「そうですか」
ハルヒ「それじゃ」ダッ
古泉「やぶさかですが、ご一緒しても?」
ハルヒ「・・・好きにしなさい」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 19:26:12.12 ID:UWaXI1qJ0
古泉「・・・・・」
ハルヒ「・・・・・」
古泉「・・・彼と喧嘩でもしたんですか」
ハルヒ「あんな奴に、ケンカするほどの価値は無いわよ」
古泉「そうですか」
古泉「・・・・・」
ハルヒ「・・・・・」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 19:31:29.88 ID:UWaXI1qJ0
古泉「最近、元気が無いですよね」
ハルヒ「・・・・・」
古泉「話したくないのなら構いませんよ」
ハルヒ「・・・・・」
古泉「・・・・・」
ハルヒ「古泉君」
古泉「なんでしょう」
ハルヒ「ここ」
古泉「公園ですね」
ハルヒ「ちょっと休憩しない?」
古泉「ええ、疲れましたしね」
ハルヒ「・・・・・うん。じゃああのベンチで」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 19:39:57.29 ID:UWaXI1qJ0
みくる「どうもぉー」
キョン「あぁ、こんにちは」
朝比奈「あれぇ、涼宮さんは?」
キョン「あいつ、今日はすぐ帰っちゃいました」
朝比奈「えぇ・・・?涼宮さん・・・何か言ってませんでした?」
キョン「さぁ・・・腹でも空いたんじゃないですか?イライラしてましたし、ははは・・・・」
朝比奈「イライラ?」
キョン「ええ、そうですよ、ここに俺が来た時にハルヒしか居なくて。
それで、『長門も来てないのか』って言ったら『なによ!』とか叫んで、そのまま――」
朝比奈「そっかぁ・・・」
キョン「?」
朝比奈「多分、最近、キョン君が長門さんの事を、良く気にかけてるから」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 19:50:01.40 ID:UWaXI1qJ0
キョン「そりゃ・・・普段なにかと頼っちまってるから・・・・・」
朝比奈「きっと涼宮さん、妬いてるんでしょう」
キョン「あいつが?」
朝比奈「えぇ」
キョン「そういわれてもな」
朝比奈「私達の前では一見明るく振舞ってるけど、一人で居るときは
案外ナイーブな性格なんですよ」
キョン「まぁ・・・中学時分はどちらかと言えば内に引きこもりがちな性格だったみたいで。」
アイツはほっとくと一人で抱え込んで、それでおかしな方向にいっちまうのさ。」
朝比奈「貴方の前だけなんです、心から楽しそうにするのは」
キョン「いえ・・・勘違いしないで下さい。俺はハルヒを嫌ってるわけじゃありません、いや、
というよりだ、いや、まあつまり、そう、わかりますよね」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 20:00:09.94 ID:UWaXI1qJ0
朝比奈「でも、涼宮さんに気を使わないでください」
キョン「ああ、だがな、あいつ難しいんだよ。
近づこうとすると突っぱねるし、離れれば拗ねちまう。
下手すりゃ古泉にも迷惑をかける。もしかすると今もかけてる最中かもしれん。
俺のちょっとした言動で、またおかしな空間に閉じ込められてだな・・・」
朝比奈「でもキョン君」
キョン「ああ、忌々しいが、ハルヒが面白い事をしようと奮闘する姿が・・・
ああ、いつの間にか好きなっていたかもしれん。行き過ぎたことばかりするやつだったが、
最近は常識的な楽しみ方をするようになって・・・・・それに、あいつはああ見えて
人のために尽くすのが好きなんだろうな。人を寄せ付けないように見えて、
本当は人の世話を焼くのが好きなんだろ。でも何かあったら一人で抱え込んで・・・」
キョン「ハルヒ・・・・あの、朝比奈さん、あと頼みます、俺はこれで」
朝比奈「は、はぃ」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 20:06:53.50 ID:UWaXI1qJ0
クルポークルッポー
ハルヒ「中学時代ここで・・・こうやってエサあげてたこともあったわ、毎日」
古泉「・・・・」
ハルヒ「一人で・・・・・変でしょ、あたしって」
古泉君「・・・・」
ハルヒ「古泉君」
古泉「なんでしょう」
ハルヒ「あたしのこと、どう思ってるかしら?」
古泉「そうですね」
ハルヒ「正直に答えてくれたらいいのよ」
古泉「正直、ですか」
ハルヒ「ええ、まぁ、ワガママよね、あたしって」
古泉「・・・・活き活きとした涼宮さんが好きですね」
ハルヒ「そ、そう」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 20:19:10.21 ID:UWaXI1qJ0
古泉「そしてその美貌」
ハルヒ「び、びぼ・・」
古泉「確かに傍目には利己主義に見えるかもしれません、でも人思いなところがあります。
一見身勝手に見える行動も、全ては、誰かのためにと思ってやったことです。
本当は誰よりも寂しがり屋で、かつ人を恐れている。
それなのに、そんなことを人には感じさせないよう、普段は明るく振る舞うよう努め、
そして、人知れず影で悩んでいる・・・」
ハルヒ「そ、そんなこと・・・・」
古泉「そんな中でも時折見せる優しい笑顔。僕にとっては十分魅力的な女性ですよ、涼宮さんは」
ハルヒ「み、みりょ・・・」
古泉「おおっと、失礼しました、つい勝手な事をベラベラと」
ハルヒ「じ、じゃあ・・・」
古泉「はい」
ハルヒ「キス・・・・・・・して」
古泉「・・・・」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 20:34:00.67 ID:UWaXI1qJ0
ハルヒ「・・・」スッ
古泉「いえ、ちょっと待ってください、なぜ僕なんですか」
ハルヒ「古泉君がイイならアタシは・・・」
古泉「・・・やっぱり疲れてますよ。最近様子がおかしいです。
貴方には彼が居るじゃないですか」
ハルヒ「っ・・・あいつがどうしたって言うのよ!・・・・・だって・・・だって・・・・・」
古泉「涼宮さん、彼は優しい方です」
ハルヒ「ダメよ・・・もうあたしのことなんか気にもしてないもん・・・・してない・・・・」
古泉「いえ、気になって仕方が無いはずです」
ハルヒ「だって・・・なんか・・・最近・・・有希にばっかり・・・」
古泉「長門さんには優しくしているだけで、特別な好意というわけではないですよ」
ハルヒ「いえ・・・だめよ・・・キョンは・・・キョンはもう・・・。あたしも・・・・もうだめ。だめよ・・・」
古泉「だめじゃないです、自信を持ってください、大丈夫ですから。そうですね、少し休みましょう。
今まで無理しすぎたんですよ、誰だって気分転換やこうして休息も必要です。
・・・いくら涼宮さんでも、休み無しで走り続けられるわけないじゃないですか」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 20:40:31.83 ID:UWaXI1qJ0
ハルヒ「・・・優しいのね、古泉君。好きよ、ちょっと胡散臭いところがあるけど・・・」
古泉「それは自覚してます」
ハルヒ「・・・でも古泉君さえ良ければ・・・」
古泉「・・・お断りします」
ハルヒ「・・・・・・」
古泉「いえ、僕は嬉しいです。おそらく、いいえ、今までの人生で一番嬉しいことです。
あなたにそう言っていただけるのは。」
ハルヒ「それなら別に何も気にしなくても・・・」
古泉「ですが、僕が魅力的だと思うあなたは・・・・彼の前でしか見せませんから。僕ではダメですよ。
僕にあなたは・・・・・・荷が重いんです。本当にごめんなさい。」
ハルヒ「そう・・・」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 20:48:36.28 ID:UWaXI1qJ0
古泉「いつも通りの貴方で居て下さい。そんな貴方を、僕も彼も好きなんですから」
ハルヒ「でも・・・もう、前みたいには戻れない気がするわ・・・」
古泉「涼宮さんらしくありませんよ、本当にどうなされたのですか」
ハルヒ「わかんないわよ・・・」
古泉「・・・」
ハルヒ「なんか、アタシおかしくなっちゃったみたい・・・・・あ、それは前からか・・・・・はは・・・」
古泉「・・・・」
ハルヒ「あははは・・・・」
ハルヒ「・・・そろそろ帰るわね。今日はありがと、それじゃあね」
古泉「ええ、また明日。今日のことは、お互い忘れましょう」
ハルヒ「ええ・・・ホントにごめんなさい」
タッタッタッ
ハルヒ「・・・・・・うぅ」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 20:57:55.41 ID:UWaXI1qJ0
トボトボ
ハルヒ「古泉君っていい子よね・・・・・本当にイケメンだわ。
きっとあたしなんかよりもっといい人がいるわよね」
ハルヒ「・・・・・・グス・・・会いたいよ・・・・・キョ・・・・」
ハルヒ「・・・・・」
ハルヒ「またあの頃と同じね・・・・憂鬱・・・・か・・・・・」
ハルヒ「やすめ・・・って・・・・・今更どこに行っても・・・アタシに休まるところなんか・・・・・」
ハルヒ「・・・あのマンション・・・結構高さあるわね・・・最上階とか行けるかな・・・」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 21:06:09.24 ID:UWaXI1qJ0
フラフラ
ハルヒ「ああ・・・すごい・・・町が見渡せるわ・・・・!」
ハルヒ「この住宅の山、それぞれに人が居て、家族が居て、
それぞれが生活してて・・・数えきれないほど・・・・」
ハルヒ「アタシなんかが一人騒いだって・・・・・別に何も・・・・・・・・」
ハルヒ「下を見なきゃ・・・どうということはないわね」 ガシ
ハルヒ「ごめん・・・・ゆるして・・・・お母さん・・・・お父さん」
ハルヒ「・・・・さよならね・・・・キョン・・・・」 グッ!
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 21:07:41.69 ID:UWaXI1qJ0
グイ!
ハルヒ「キャアァ!!!」
ドタッァア!
「ゔぇぇ!!」
ハルヒ「うぅ・・」
「いって・・え・・・・」
ハルヒ「あ・・・」
キョン「かは・・・ここがお前んちかと思ったら・・・違うのかよ」
ハルヒ「あ、あんた!!い、いつから!」
キョン「ふらふらとお前がマンションに入っていくのが見えたからな」
ハルヒ「そ、そう」
キョン「どけよ」
ハルヒ「あ、はぃ」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 21:09:30.72 ID:UWaXI1qJ0
キョン「ここで何してた」
ハルヒ「い、いい景色でしょ!」
キョン「ありふれた家がずらずら並んでるだけだ」
ハルヒ「そ、そうかしら」
キョン「何をしてたんだ」
ハルヒ「ち、ちょっと涼んでただけよ」
キョン「っ何をしようとしてたんだ!!!手すりに足なんかかけて!!!」」
ハルヒ「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
キョン「はぁ・・・あぶねえ・・・だろうが」
ハルヒ「あたしなんて・・・・居ない方が・・・いいと思って」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 21:11:33.73 ID:UWaXI1qJ0
キョン「だろうな」
ハルヒ「!・・・」
キョン「ワガママだしな」
ハルヒ「うぅ」
キョン「人に迷惑かけてばかりだ」
ハルヒ「えぇ・・・」
キョン「人の好意は全然受け入れないし」
ハルヒ「うん・・・」
キョン「そうかといって冷たくすりゃあ、すぐ拗ねるし」
ハルヒ「うぅ」
キョン「・・・どうしろってんだ」
ハルヒ「・・・・ごめん」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 21:17:19.31 ID:UWaXI1qJ0
キョン「・・・・・・」
ハルヒ「・・・・・・」 グゥ−
ハルヒ「あ・・・」
キョン「・・・プッ・・・・」
ハルヒ「・・・」
キョン「あっはっはははは」
ハルヒ「あはははは・・・」
キョン「ったく」
ハルヒ「あぅ・・・」
キョン「今から飯に付き合え、拒否権は無しだ」
ハルヒ「・・・うん」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 21:19:03.55 ID:UWaXI1qJ0
キョン「だがその前にだ・・・・・・歯を食いしばれ」
ハルヒ「へっ?」
キョン「いいから!」
ハルヒ「い、いぃ」
バシィイ
ハルヒ「あぁっ!いったぁ!!」
キョン「二度とバカなことするんじゃねえ」 プイッ
ハルヒ「は、はぃ」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 21:23:01.14 ID:UWaXI1qJ0
キョン「・・・・」
タッタッタッ
キョン「死人とは世界を盛り上げられないんだからな」
ハルヒ「うぅぅ・・・」
キョン「死人を好きになっても、しょうがないしよ」
ハルヒ「えっ」
キョン「死人とは付き合えないしな」
ハルヒ「・・・」
キョン「死人とは・・・」
ハルヒ「結婚もでき」
キョン「・・・・・・なんだって?」
ハルヒ「んんんっ!?」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/01(土) 21:24:30.59 ID:UWaXI1qJ0
キョン「おま・・・」
ハルヒ「う、うっさい!ばか!キョンのばかばか!一生恨んでやるうぅうう!!」グウゥグゥ−
キョン「恩を仇で返すつもりか?」
ハルヒ「それとこれとは話が別よ!!!キョンなんか!!!」
キョン「なにが言いたい」
ハルヒ「キョンなんか!・・・大!・・・好き・・・!」
キョン「あぁ、俺もハルヒは好きだが」
ハルヒ「バ、バカ!!!嫌い!!!・・・大好き・・・嫌い!!・・・大好き・・・」
キョン「どっちかにしてくれ」
ハルヒ「すきゃぁい!!!」
キョン「どっちだ!!」
終わり
キョン「お前、ダイエットでもしてんのか」
ハルヒ「ダ、ダメ・・・ぇ・・・み、耳塞いでてぇ・・・」 グウゥウゥウ
58 名前: ◆MrVMitHawk [] 投稿日:2010/05/01(土) 21:46:33.77 ID:UWaXI1qJ0 ?2BP(0)
ハルヒは見た後の喪失感が半端ないからSSで消化したのさ・・・・
何があっても弱音を吐かない、媚びない、言っても聞かない、
近くに居るだけで振り回される、巻き込まれる、そういうハルヒが好きなのに
次回作にご期待ください。ありがとうございました。