5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/27(土) 21:22:46.61 ID:sQZqpv160
俺は、いつものように、一人で下校していると……
そのまえに、なぜ一人で下校しているか説明がいるな。
友達がいないわけではない。同じ方向に住んでいる友達がいないだけだ。
話がそれたな、いつものように、一人で下校して、家に帰って2chをチェックするかと……
っと、ここで、また説明が必要なようだ。
勘違いするなよ?友達が少ない訳ではない。
放課後にいっしょに遊ぶくらいに親しい友達がいないだけだ。
上辺の付き合いの友達ならたくさんいるぞ。
おまえらだってそうだろ?
……まぁ、こんな感じに、中二病じみた回想をいつもアタマの中でしているわけだ。
しかし、自覚があるってことは中二病ではないよな?
マジもんの中二患者は自覚がないし……
なぜか俺の場合は、自覚があるのに中二じみたことを好んでしまうわけだ……
はい、回想終わり。
ここからは、いつもの下校風系に入りまーす。
……………
………
…
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/27(土) 21:32:46.12 ID:sQZqpv160
風景を風系と書き間違える程だ、そんな俺が通ってる高校の偏差値なんてしれてるぜ。
しかし、実はハルヒたちが通ってる、兵庫県立北高校のモデル兼、著者谷川流の出身高校である、
兵庫県立西宮北高校の偏差値は45だといいから驚きだ。
まさか俺より偏差値低いとはな。谷川さんよぉ……
しかし谷川さんよぉ…は、なんかそれなりの大学の法学部にいったらしいが、そんなことより、
偏差値45の高校で赤点とっちまうキョンは、かなりバカなんだな……と。
ついでに、ハルヒも、頭がいいとはいえ、学年5位くらいじゃーねー……
ただ、俺の高校の成績上位10名くらいは、実は県内トップ(偏差値70くらい)の高校にいける学力があったにもかかわらず、
遠いから……
とか、
学年トップの気持ちをあじわいたい
だのと言った理由、他にもさまざまな。
そんな感じでどこの高校も学年トップの野郎は、かならず旧帝にいけちゃうレベルだったりするよな。
ハルヒも、そういうやつのうちの一人だろう……
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/27(土) 21:43:49.79 ID:sQZqpv160
すると、誰かが俺にうしろからぶつかったにもかかわらず、
謝りもせずに走って行くので、おい!と呼び止めると、
「ハルヒ?」
「なんであたしの名前知ってんの?ストーカー?」
ハルヒでした。とても驚きました。まさに、文章で表現できないくらいに……
ハルヒ「ようがないなら呼び止めないでよね。あたしはあんたなんかと違って、忙しいんだから」
俺「ち、ちょっとまて!!!!」
つい呼び止めてしまった。
だってよぉ?ハルヒだぜ?ハルヒいるんだぞ!目の前に!
あれだけあいたかった二次元の住民に、しかもハルヒにとうとう出あっちまったんだ!
なのによ、ハルヒはさっさとおれの前から消えようとするんだぜ?
せっかくハルヒにあえたんだから、なにか繋がりを残しておかないと、
それこそ、幻のように消えていってしまう。
俺は焦った。
なんとかして、ハルヒと繋がりを作らなければもう二度とこんなチャンスはないとわかっているからだ。
そんな俺の口から出た言葉は、よくもあの状況でそんな事いえたなと、いまになっても自分の頭を………
「お前……異世界人だろ?」
撫で回したくなるね。
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/27(土) 21:47:44.05 ID:sQZqpv160
ハルヒ「はぁ?なにいってんのあんた」
おまえが言うか。
俺「ためしに、キョンとかに電話してみたら?」
ハルヒ「あんたなんでキョンのこと知ってんのよ?」
俺「説明はあとだ」
まさに、気分はキョンだぜ。
ハルヒ「…………」
焦ってる。
さっさと、自分が異世界に迷い込んだと自覚してくれ。
古泉が言ってたとうり、変に常識をそなえてるなこいつは。
ハルヒ「……なんで……繋がらないのよ………」
よしきた
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/27(土) 21:55:24.27 ID:sQZqpv160
俺はハルヒをなめてた。
そりゃそうだ。ハルヒは作中に登場する奴らとは、いろいろあったうえで、仲良くなって……
やっと気を許したわけであって、おれみたいなあいつにとっての不審者は……
ハルヒ「ちょっと!これどういうこと?あんたなんなの?あたしの携帯になにしたのよ!ねぇ!ぶっ飛ばすわよ!!!」
胸ぐらつかまれた。
多分、俺今涙目。
俺「すいません涼宮さん!せ、説明はとしあえず俺んちに来てから……」
ハルヒ「だれがあんたみたいな不審者の家なんかに!どうせあたしを連れ込んでいかがわしいことを」
俺「いや無理だろ。誰もお前を犯したりなんてできねーから」
ハルヒ「なによその口のききたか!何様のつもり⁉」
……だよなぁー
おれらみたいなキモオタ……いや、イケメンですら、
ハルヒがキョンとかと接するときの態度で俺たちと接してくれるわけないよな……
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/27(土) 23:04:37.61 ID:sQZqpv160
俺「だだだってさ、ほらここどこだと思う?」
ハルヒ「知らないわよ!知らないからさっさとここがどこか調べようと交番に……」
ハルヒ「ここどこよ?」
俺「大分県大分市です」
ハルヒ「はぁ?なんだってそんなど田舎にあたしがいるのよ?」
俺「知らねーよ。いや、多分、あんたが異世界……俺にとっての異世界からやってきた、異世界人なんだよ」
ハルヒ「あたしにとってはあんたが異世界人ってことになるわね」
俺「そうだな」
ハルヒ「……あんた、何とかしなさいよ」
俺「はい」
ハルヒ「あら、ずいぶん素直ね。エロパワーの力ね」
パワーの力ってなんだよ。
俺「とにかく、これからどうするんだよ?」
ハルヒ「しかたないからあんたについてくわ。変なことしようとしたらぶっ飛ばすからね!」
俺「よっしゃ!!」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/27(土) 23:14:44.40 ID:sQZqpv160
しかし………
いやっほっほっほーいwwwwwwwwwwwwwwwww
ちょwwwwwwwハルヒたんが俺の隣で歩いてるうううううううううううううううう
おひょひょひょひょひょひょっほっほおおおおおお
あははははははははははははははははははははははははははははははは
いひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ
ハルヒィィィィィィィィかわいいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
はぁはぁはぁハルヒたんハルヒたんハルヒたんんんんんんんんんんんんんんんん
あーおっかしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺「ふひゅーー……かーわいーなー」
ハルヒ「は?」
俺「あ、」
やっべやっべやっべやっべやっべ
聞かれた?いやでもかわいいなーしか聞かれてないし、
いやでも反応が
「は?」だったよは?
「えっ……///」じゃなくて、冷めた目で「は?」だよ?!!!
グサっときたね、ハートに
俺「おっと、ついかわいいだなんて本心をだしちまったぜ」
ハルヒ「……キモっ」
ずぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!
フラグ成立ならぁぁぁず!!フラグボッキィィィィィ
べきっじゃなくてボッキだったね勃起勃起
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/27(土) 23:26:29.60 ID:sQZqpv160
しかし……あれを言っちゃっていいのかな?
いやー、ダメだろうな。実はお前は、こっちの世界では、大人気ライトノベル作品のヒロイン兼神様だなんて言っちゃ。
どうする?どうする俺!
ライフカード!つづーくぅー
俺「えっとな、なぜ俺がハルヒの名前を知ってたか知りたいか?」
ハルヒ「気安く名前で呼ばないでちょうだい」
俺「キョンはいいのかよ。あーでもそっか、キョンくんはファーストキッスのお相手でしたしほぎゃあ!」
ハルヒ「なんで知ってんのよ教えなさいよ!!!」
ヤバイ!やばかった
マジギレしてた。ホントに殺気をかんじた。
俺「ぶひぃぃぃぃゆゆゆゆゆゆるしてぇえぇぇ」
ハルヒ「いいから……なんで知ってるのか……教えなさいよ………」
いまさらですが、状況を説明しますと、胸ぐらつかまれてます。
ハルヒさんは、落ち着いてるように見えますがあれです
めっちゃ必死で怒りを抑えてらっしゃる状態でございまして、そんなハルヒさんをみて俺は……
俺「怒ってる顔もかわいいよ」
…………………
…………
……
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/27(土) 23:31:04.18 ID:sQZqpv160
目を覚ますと、道に倒れてた。
もちろん、もうハルヒはいなかった。
まあいい。
なぜなら、
「ハルヒにボコボコにされてみたい」
という夢がかなったからだ。
さて、そろそろハルヒは、ハルヒを知ってる人間に出あって、全てをきかされ、
この世界をぶっ壊しにかかるであろう……
もう俺は満足だ。というわけで、一足さきに死ぬとしよう。
まったく………
やれやれだぜ
ーENDー
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/27(土) 23:38:48.89 ID:sQZqpv160
目が冷めると俺は、知らない部屋?
いや、みたことあるぞ?これはいわゆる
病室だった。
しかし、寝ている俺のとなりにいる奴も、みたことある奴だった……
俺「長門!!!」
長門「………」
まぁ、さっきハルヒに会ったから、そんなにおどろかないがな。
どうせ、事情聴取されるために生き返らせられたんだろうけど……
まずは、ここがどっちの世界かを確認しなくてはな。
俺「ここは……どっちの世界だ?」
長門「あなたの世界」
俺「そうですか……」
ものすごーーーーく、めんどくさい事に巻き込まれそうな予感がした。
いや、もうすでにめんどくさいし。
ちょっとだけ、キョンみたく、美少女に囲まれてるにもかかわらず、やれやれとかいってる主人公の気持ちがわかった気がする。
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/27(土) 23:47:44.61 ID:sQZqpv160
長門「あなたの脳内をスキャンさせてもらった。あなたにはもうようはない」
俺「っふざけんなよおい!」
長門「あなたを生き返らせた必要はなかったみたい。だから、もとにもどす」
俺「お……お、お…おおお……」
ーおしりー