1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 20:36:52.01 ID:DLnisCiP0
朝倉「へっ?」
キョン「分かったら一緒に帰るぞ」グイッ
朝倉「ちょっと!どういうつもりなの!」
キョン「あっ?いま言ったとおりだ。今日からお前は俺の女だ」
朝倉「だ、だからって今、教室で言うこと…?」
キョン「だから言うんだよ。おいっお前ら、聞こえたな」
キョン「こいつは俺の女だ。勝手に手を出すなよ」ギュッ
朝倉「そんなの強引すぎるわよ」
キョン「それだけ強引に奪う価値があるんだよ、お前には」
朝倉「キョンくん…」
続きお願いします
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 20:45:22.37 ID:mThmFesx0
ハルヒ「ちょっとキョン!あんた何バカな事考えてんのよ!」ガタッ
キョン「なんだハルヒ。おまえも俺の女になりたいのか」
ハルヒ「ばっ…ばか言ってんじゃないわよ!ぶっ殺すわよ!」
キョン「まあそう言うな」グイ
ハルヒ「ちょ、はなし…」
キョン「ジョン・スミス」ボソ
ハルヒ「!?」
キョン「来いよ」
ハルヒ「…」コクン
谷口「…おいどうなってんだ」
国木田「さあ…」
朝倉「ちょっと離しなさいよ…離してってば…!!」
キョン「黙れ。その気になればお前に無限地獄だって味合わせることが俺にはできるんだぞ」
朝倉「…」
谷口「朝倉まで!?」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 20:51:17.00 ID:mThmFesx0
キョン「…さて」
古泉「…おや?」
キョン「おお、古泉」
古泉「涼宮さんと……朝倉さんでしたか?彼女は確か転校したと聞いて…」
キョン「俺が長門に頼んだんだ。それよりもだ」
古泉「はい」
キョン「俺の男にならんか」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 20:54:51.84 ID:mThmFesx0
古泉「はい…はい?」
キョン「言ったな、よし来い」グイ
古泉「えええっ!?ちょ…何を考えて…!いやですよ…!!」バッ
キョン「朝倉、ハルヒ」パチン
ハルヒ「ジョンの命令は絶対なのよ、古泉くん!」ガシ
古泉「涼宮さん!?」
朝倉「ごめんなさい。消えるのは良いけど無限地獄はいや」ガシ
古泉「あなたまで何を!?」
キョン「さあ目指すは部室だ!」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:00:43.96 ID:mThmFesx0
バン!
ドサァッ
古泉「いつっ……!」
みくる「あっ、こいじゅみくん、待ってましゅたよぉ!!」
長門「………そう、待っていた。あなた達を」
古泉「…これは?」チラ
キョン「どういう事だ。そう言いたそうだな古泉。朝比奈さんと長門は既に抱き込んでおいたのさ」
古泉「…あ、あなた…あなたは何を…」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:02:55.79 ID:mThmFesx0
キョン「…決まってるだろう。俺はもうおまえの変な機関やら長門のうんたら思念体に監視されるのはまっぴらだ」
キョン「かと言って森さんや長門、朝倉と言った女性が消えるのは惜しい」
キョン「全ての元凶と言ってもハルヒも正直惜しい」
キョン「…いっそ全て手に入れてしまいたい!そう思ったわけだ!」
古泉「…な、何を言ってるんですか!涼宮さん、彼は少々混乱しているようで…
ハルヒ「さすがジョンだわ!!」
古泉「ジョン?」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:04:17.15 ID:mThmFesx0
キョン「ああ、三年前にタイムスリップした時に使った偽名だ」
古泉「なんてこtグハッ
みくる「黙っててくだしゃい」
ハルヒ「ちょっとキョ…ジョン!三年前にタイムスリップって」
キョン「かくかくしかじかなんだ」
ハルヒ「そうだったのね!」
長門「べんり」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:07:34.78 ID:mThmFesx0
キョン「まあそういう事だ、とりあえず今から都合の悪い事象は全部なかったことにさせてもらう」
古泉「何を言っているんですか!こんな事が許されるt グハッ」
朝倉「ごめん、黙って♪」
古泉「朝…ガハ…朝倉さ…」
みくる「イケメンの苦しそうな顔たまらないでしゅねwwwwww」ハァハァ
長門「……」ゴクリ
ハルヒ「それで、どうするのジョン!」
キョン「キョンで良い。今更呼ばれなれてないしな」
キョン「とりあえず古泉、おまえの機関とやらを今から潰しに行くぞ」
古泉「ふ…ふざけないでください!!!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:15:38.49 ID:mThmFesx0
キョン「古泉……お前ホントにそれで良いのか?」
古泉「な、何を言って…」
キョン「無理矢理機関に入れられちまって、どうだ?楽しかったか?満足だったか?」
古泉「ぼく…ぼくは満足ですよ…!それが涼宮さんの為なら…ぼくは…!!」
キョン「だとよ、ハルヒ」
ハルヒ「……古泉くん、超能力者がいっぱいの集団っていうのもすっごく気になるわ。
でもね、あたしはそんな機関の古泉くんなんて知ったこっちゃないのよ。
あたしの好きなのは、SOS団副団長の古泉くんなの。あたしのせいで色々迷惑かけちゃったみたいだけどね」
古泉「…す…涼宮さん…」
キョン「だとさ。古泉、お前表面上仲良いみたいだが機関の人はどうなんだ?ホントに親切だったか?」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:21:41.46 ID:mThmFesx0
古泉「う…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
多丸兄「また閉鎖空間かよ!お前は何をしてるんだよ、ふざけるのも大概にしろよ」
多丸弟「涼宮ハルヒの極めて近い位置にありながらやる事と言ったら金のかかる企画をお膳たてするだけかい」
能力者A「チッ、またかよ。お前マジでやる気あんのかよ。俺らが行ったほうが閉鎖空間なくなんじゃね?」
能力者B「こいつナヨナヨしてるしホモでマゾなんじゃね」
能力者C「うはwwwマジきめえwwwwゲ泉wwwwww」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
古泉「く…くく…」
キョン「どいつもこいつも、ハルヒの力を手に入れようって躍起になってるクズばかりだったろう」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:23:49.12 ID:mThmFesx0
古泉「そ…そn…そんなこと…!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
新川「…私の若い頃はそれこそこのような機関はありませんでな」ブロロロロロロ
古泉「はあ…」
新川「これでも若い頃はあちこちの戦場へと出向いたものでした。今となってはもう身体がついていきませんがな…ハハハ」ブロロロロロロ
古泉(よく言いますよ)
新川「…古泉」
古泉「? なんでしょう」
新川「…思えば一生の殆どを戦いに費やした老人から言わせてみれば、終わってみれば何も得るものはない…
……どうにか、これから先を背負って立つ若者にはこんな戦いではなく充実した時を送れる時が早く来て欲しいものですな」
古泉「…」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:26:42.15 ID:mThmFesx0
森「…古泉、あなたちょっと気張りすぎなんじゃないかしら」
古泉「どういう意味ですか?」
森「……誰の責任でもない。誰の責任でもないのよ、勿論あなたでも涼宮ハルヒでもね」
古泉「…」
森「……高校生ってもっと自分の気持ちを好きに吐き出しても良い年よ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
古泉「…確かに満足なものではなかった…!ですがあそこには大切な人達もいるんです…!!」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:31:23.12 ID:mThmFesx0
朝倉「じゃあその人達を除いて壊滅すれば良いんじゃないかしら」
古泉「え?」
みくる「そうですねぇ〜」
キョン「察するに森さんと新川さんか?じゃあそれ以外を潰す方向で行きたいんだが」
古泉「……」
長門「…あなたは決断すべき。どのみち今のままでは涼宮ハルヒにとって真の幸福ではなかった」
キョン「ハルヒ、言ってやれ」
ハルヒ「古泉くん、どうかしらこの案!」
古泉「…! …大変、結構かと…!」
キョン(計画通り…)
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:36:40.97 ID:mThmFesx0
関西地区 某所 機関アジト
ビーーーーーーーービーーーーーーーー
ウゥーーーウゥー
ワーワー
能力者A「うはwwwwwマジぱねえwww何々ww何がおこったんwww」
森さん「Sクラス能力者1と未来人1、TFEI端末2、涼宮ハルヒ、それから鍵の存在も確認されているわね」
能力者B「マジすか!?なんですか、どうなってんすか。つーかその面子でSクラスったら古泉っすか?」
能力者C「…拙者かようなこと聞いてはおらぬ。どうなっておるのか!?」
森「…そうよ古泉よ!ごちゃごちゃ言ってる間にさっさと動いて!!」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:39:56.28 ID:mThmFesx0
新川「……」ガチャン
森「涼宮ハルヒは殺さないでくださいね」
新川「承諾はしましたが保障は出来ませんな」
森「…」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:41:54.53 ID:mThmFesx0
黒服A「ここから先は通せませぶはぁ!!」
長門「……この男は能力者ではない。察するに機関の戦闘要員」
古泉「その通りですよ、長門さん」ブゥゥン
黒服B「な、なぜここで超能力が…」
古泉「涼宮さんがそう願ったからでしょう」ブォン
黒服B「ぬわーーーーーーーーーっ!!!!」ドォォン
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:44:01.12 ID:mThmFesx0
ハルヒ「ちょっとキョン!見てみなさいよ!吹っ飛んだわよ!!」
キョン「おい、死んだんじゃないのか」
古泉「ご安心を。涼宮さんがそう願わない限りはぼくの能力の出力もそこまで上昇しませんよ」
みくる「ふわ〜、怖いです〜、キョンく〜ん」ぎゅ
キョン「おいおい、朝比奈さんが怖がってるだろ古泉。死ななくても派手にやるな」
朝倉(何なのよアイツ…)イラッ
キョン「よし、とりあえず朝倉は森さんを奪取して先に表に脱出、古泉、ハルヒは施設の徹底破壊だ。
ハルヒ、古泉の戦況を見て適当に出力あげてやれ。長門と朝比奈さんは俺についてきてください」
キョン「ああ、それと各自新川さんも見つけたら連れて行くんだ。なにやら手ごわそうだし気絶させるぐらいは覚悟してくれ」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:48:08.18 ID:mThmFesx0
朝倉
朝倉「……この部屋かしら」
プシュー
構成員「な、何もの…
ドスッ
構成員「ぐは…」ドシャ
朝倉「…ここじゃなかったみたい」スタスタ
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:54:32.70 ID:mThmFesx0
古泉・ハルヒ
ハルヒ「古泉くんは何年ここにいたの?」
古泉「三年と少し、でしょうか…っと、ここが司令室です。とりあえずここの通信機器諸々を壊しておけば身動きはとれなくなるでしょう」
ハルヒ「わくわくするわね!」
プシュー
能力者A「よーwwwwこいwwwずwwwみwwwwwwwww」
能力者B「まじっすか。お前の予想マジ当たりじゃん。パネェ」
能力者C「…古泉一樹。主の首…これより貰い受ける」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:59:57.81 ID:mThmFesx0
ハルヒ「なんなのこいつら」
古泉「…ぼくの素晴らしい元同僚の方々ですよ」
ハルヒ「へー…なんかそんな感じに見えないわね。どうすんの?」
能力者A「おいwwww何無視してwwwwんのwwwwww」ガシ
ボギャァァァン
能力者B「Aーーーーッ!!古泉ィッ!!何をするだァーッ!ゆるさんッ!!!」ダダダッ
古泉「涼宮さん、少し下がって貰えますか?」
ハルヒ「? こう?」
古泉「結構です。ふんもっふ!!」ギュオン
バグォオオン
能力者B「うわらば!!」ドサァ
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 22:03:02.75 ID:mThmFesx0
能力者C「…」
古泉「さて、残りはあなただけのようですが」
能力者C「……戦は勝てるとあらばやるのが拙者の有り方。ここは引かせて頂きたく候」
ハルヒ「ほりゃーーーーーーーーー!!!」ボギャッ
能力者C「はがぁあああっ!!!」
ハルヒ「一人だけ逃がそうなんて甘いことするわけないでしょ!!」グリグリ
古泉「涼宮さん、その辺で…」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 22:06:56.08 ID:mThmFesx0
キョン・長門・みくる
キョン「…ふむ、古泉の奴3年間こんなところに居たのか…」
みくる「…薄暗いですねぇ」
キョン「こんなところに三年も居たらあんな鉄仮面笑顔ぐらい造作もなく会得できそうだな」
長門「…怒ってる」
キョン「怒ってねえよ」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 22:09:22.74 ID:mThmFesx0
多丸兄「…いやあ、好き勝手やってくれちゃったみたいじゃないか」
多丸弟「…お陰様でこの通りだよ」
キョン「どうも、捜してましたよ」
多丸兄「…?…はは、私達をかい?それはまたどうして」
キョン「古泉から聞いた話で出て来たムカツク野郎の中で唯一顔見知りだったんで。長門」パキン
多丸弟「うっ、身体が…!?」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 22:12:19.48 ID:mThmFesx0
キョン「長門は手榴弾とか作れるか?」
長門「ペペラペラペラ できた」
キョン「よし、朝比奈さん、長門。行こう」すたすた
みくる「はあい」
多丸兄「…どういうつもりだっ!!」
キョン「こういうつもりです」ポイッ
コンコロコン
ドカァァァン
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 22:14:02.27 ID:mThmFesx0
ドカァァァン
森「なに…!?」
新川「ここももう長くは持ちそうにありませんな…」
プシュー
朝倉「あっ」
森「!?」サッ
新川「行きなさい」
森「…従う義理はないわ」
新川「行けと言ったらさっさと行け!!」
森「……っ…先に行ってるだけよ!」すたたた
朝倉「…あっ…もう…面倒臭いな」
新川「おや彼女をお探しでしたかな。その前にひとつこの年寄りの相手でもいかがですかな?」
朝倉「うん、それ無理♪」ダッ
新川「さて何分持ちましょうか…」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 22:16:13.28 ID:mThmFesx0
古泉「待ってください!!!」
ハルヒ「ナイスタイミングだわ…!」
朝倉「あ、二人共遅かったわね。このおじいさんが邪魔してくるの、困っちゃうわ。」
古泉「危ないところでした…その方が新川さんです」
朝倉「………あら、ほんと。危なかったわ」クスクス
新川「…?」
古泉「実はかくかくしかじかなんですよ」
新川「なんと!」
ハルヒ「うんうん、べんりね!」
こうして機関は壊滅したのだった
涼宮ハルヒの反逆 第一章完
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:03:03.88 ID:mThmFesx0
機関壊滅から三日が経った――――
キョン「…当初続く予定はなかったのだが何やら要望の声があるようでな」
古泉「結構じゃありませんか」
キョン「まあな」
みくる「キョンくん、古泉くん、お茶です〜」
二人「「どうも」」
ハルヒ「んふふ〜…いいわねー!!」
キョン「えらい機嫌の良さだな」
古泉「それはそうでしょう。あの日から専属の本場のメイドと執事がSOS団に付きましたからね」
キョン「なるほど。まあ森さんと朝比奈さんのツーショットは魅力的ではあるな」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:09:06.40 ID:mThmFesx0
ハルヒ「それでキョン!これからはどんな面白い事すんのかしら!」
キョン「俺に意見を求めるようになるとは、お前も随分変わったもんだな」
ハルヒ「宇宙人や未来人、超能力者と知り合ってたくらいだからね。あんたの意見は貴重だわ!」
キョン「その事だが、最近古泉の機関が潰れて調子付いてやがる組織がある」サッ
新川「はっ、こちらですな」
新川さんがホワイトボードに何やら写真を貼り付ける
ハルヒ「…なにこれ?衛生写真?」
新川「その通りにございます。これは私の位置する機関とはまた別の集団の私物によるものになります」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:15:04.99 ID:mThmFesx0
キョン「新川さんって何ものなんだ」ヒソヒソ
古泉「よくは知りませんが、若い頃はスパイや傭兵として知られていたそうです。最近では倶楽部賭郎とか言う団体にも所属しているとか」
キョン「クラブカケロウ?なんだ、スナックか」
新川「それは違いますな」ニッコリ
古泉「聞かれていましたか」
新川「倶楽部賭郎とはギャンブルを公平に取り仕切るための組織…と言えば分かりやすいでしょうな」
キョン「…へえー……はは…」
ハルヒ「面白そうね…!」キラキラ
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:18:37.85 ID:mThmFesx0
新川「ちなみに立会人と呼ばれるグループの中でも私は肆號立会人を務めさせていただいております」
キョン「おい、それって凄いのか」ヒソヒソ
古泉「さあ…ぼくもこの組織には疎く…」
森「そうですね、宇宙人などを除けば日本国内で素手の殺し合いならば右に出るのは3人ないし4人前後ぐらいでしょう」
キョン「…凄いな」
朝倉「でも結局私達には敵わないのよね♪」
新川「それはどうでしょうな」にこり
朝倉「あら…やってみる?」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:20:53.28 ID:mThmFesx0
長門「…ストップ」
キョン「おお、長門いたのか」
長門「居た。今その倶楽部の話は問題に無いはず、問題として定義されている組織の話を優先すべき」
ハルヒ「そうっ!そうね!有希良い事言ったわ!」
新川「…ではそうする他ないですな。…早い話が我々の所属していた機関と敵対関係にあった組織…という奴です」
キョン「橘京子が居たところだな」
朝倉「あら、また女の子がいるのね」
ハルヒ「また生け捕りってとこかしら!」
古泉「殺しましょう」ズイッ
キョン「顔が近い。あとなんつー物騒な事ぬかすんだお前は!!!」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:26:25.55 ID:mThmFesx0
古泉「失礼しました。涼宮さん、彼女は一見して実にか弱い女性を装いますが、
その実とても狡猾な人物ですよ、生け捕りなどまずお勧めできません」
ハルヒ「そ、そう…?」
古泉「ですから」
みくる「です…からぁ?」
古泉「殺しましょう」
みくる「ひえっ」
キョン「だからなんでそうなるんだよ!!」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:27:30.07 ID:mThmFesx0
キョン「新川さん!森さんも!何か言ってやってください!」
新川「…残念ですが葬る他ないでしょうな」
森「安心して下さい。まだ我々の組織力は消滅した訳ではありませんから。
ミサイルを撃ち込む程度モノともしません」
キョン「いやそういう問題じゃなくて…」
森「ええ、私。今から伝える地点に撃ち込んで欲しいのよ。ええ、ミサイルを」
古泉「…」フフ
キョン「えっ」
森「もう大丈夫です、不穏分子は消えましたから」ニコリ
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:29:19.86 ID:mThmFesx0
同時刻、橘京子の所属する組織アジト
能力者A「これからはマジ俺らの時代だからwwwwwwいやwwwマジでwwww」
能力者B「まじっすか、でも機関潰れたんすもんね、俺らの天下すよね!」
能力者C「……機を見てこれを成す。…それが我等のやり方」
橘京子「……(何言ってるんでしょうか…)」
ピューーーーーー
一同「!?」
| |
| | ,..._
,.r-、 ,ry | | ヒ;;;::}
ィt:、 ,:'::::// '''´ | | ,、.、 ,..,..._
{:::}::}/::::r'ノィー::、 | | ヾ、゙、//::::jr;::、
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,I、ー'_,!::| :::|--------/'|::::::'゙、 ,i'j:::::::::::::::::::::::::| ヽ...|、`ヽ、 |lllll
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:32:28.64 ID:mThmFesx0
古泉「どうやら橘京子は絶命したようですね…」フフ
キョン「ど、どうして分かるんだよ…」
古泉「そう仰られても…分かってしまうんだから、仕方無い。と答える他ありませんね」
キョン「く…長門!」
長門「彼女の生命反応は感じることは出来ない。橘京子はこの世界から消滅したか生命活動を停止したかのいずれか」
キョン「……まじかよ」
朝倉「うん、これまじ☆」
キョン「うるせえ」
第二章 橘京子の消滅 完
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:35:36.60 ID:mThmFesx0
終わりです。ジョジョとか嘘喰いとかのキャラと絡めていいなら続けれますが
これ以上ハルヒのキャラに限定して続けても藤原と九曜と佐々木が死んでいくだけです
あと鶴屋さんとか谷口とか国木田が出て来るだけです