1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:00:29.74 ID:Iql+8uBEO
キョン「長門から頼みなんて珍しいな……なんだ?」
長門「SOS団そして今まで起きた出来事は絶対忘れないで」
キョン「……え?」
長門「これはあなたにしか頼めない」
キョン「…ま頼まれなくてもこんな非日常的な高校生活なんか生涯忘れる事はないだろうよ」
長門「絶対に忘れないで」
キョン「?」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:03:18.67 ID:Iql+8uBEO
次の日
ピピピピピピピピピピ ピッ
キョン「ふぁーあ…」
キョン「朝か…」
妹「キョンくん朝ー」
キョン「あいあい」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:05:04.34 ID:Iql+8uBEO
通学路
キョン「長い…長すぎる…」
谷口「おいっすキョン!」
キョン「ああ…」
国木田「元気ないねどうしたの?」
キョン「学校までの道が長すぎるんだよ……」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:07:05.33 ID:Iql+8uBEO
国木田「そんな事より今日のテスト大丈夫なの?」
キョン「え?」
谷口「キョン……お前忘れてたな?」
キョン「わわわ忘れてないわ!!!」
国木田「……はー今回は佐々木さんに勝てるかなー」
キョン「そういえばいつもお前ら点数争ってたな」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:08:10.16 ID:Iql+8uBEO
谷口「まあ俺らには関係ない話しだなキョン!」
キョン「反論できない自分が悔しい」
???「お早うキョン」
国木田「噂をすれば」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:10:10.29 ID:Iql+8uBEO
佐々木「キョン今日のテストは大丈夫かい?」
キョン「ダメダメだな」
佐々木「まったく…僕がでそうな所を教えてあげるから早く教室に行こう」
谷口「いいなー」
国木田「佐々木さん今日こそは負けないよ」
佐々木「くっくっく望む所だよ」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:13:33.91 ID:Iql+8uBEO
教室
佐々木「ここと…」
キョン「はいはい」
朝倉「ねえねえ」
谷口「!!!なんだ!!?」
国木田「谷口…」
朝倉「あの2人って付き合ってるの?」
国木田「さあね僕にはわからないなー」
谷口「近寄りずらい雰囲気をかましてるな」
朝倉「へー」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:15:44.44 ID:Iql+8uBEO
佐々木「まあこんなもんかな」
キョン「これで赤点は免れるかな」
谷口「俺にも教えてくれよ佐々木ー」
佐々木「えー」
国木田「僕が教えてあげるよ谷口……」
谷口「それじゃダメなんだよ!!!」
佐々木「くっくっく」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:19:58.96 ID:Iql+8uBEO
朝倉「ねえキョン君」
キョン「なんだ?」
朝倉「佐々木さんとキョン君って付き合ってるの?」
キョン「そんなつもりはないが」
朝倉「へー」
キョン「まあ中学三年間同じだったし自然と親友の領域に達してるのかもな」
朝倉「ふーん」
谷口「うらやましい……うらやましいょお!!」
国木田「谷口…話しを聞いてないなら止めようか?」
谷口「ごめんごめん」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:23:10.95 ID:Iql+8uBEO
書きためてないからペース遅くてごめんね
佐々木「おや先生が来たみたいだよ」
キョン「ああ……憂鬱だ」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:25:13.38 ID:Iql+8uBEO
テスト終了
キョン「佐々木のおかげで赤点は免れた」
谷口「国木田のおかげで赤点は免れた」
佐々木「それは良かったじゃあ行こうかキョン」
キョン「あいよ」
谷口「あいつらどこ行くんだ?」
国木田「いつも通り部室でしょ?」
谷口「ああ……」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:31:43.33 ID:Iql+8uBEO
部室
佐々木「ふー」
キョン「今日は助かったよありがとうな」
佐々木「くっくっく気にしないでくれよ親友でしょ?」
ガチャ
橘「お邪魔だったですか?」
佐々木「からかうのはよしてくれ……周防さんもいるんだ」
九曜「―――――――」
キョン「いつからいた?」ビクッ
九曜「―きの―――う―――」
キョン「うそつけ」
九曜「―――――――」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:39:02.48 ID:Iql+8uBEO
藤原「…」ガチャ
キョン「おう」
藤原「ああ」
佐々木「さて…する事がないね…」
橘「明日のテストのでる所でもおさらいしましょう」
藤原「構わん」
佐々木「意義無しだね」
九曜「―私―は――――」
キョン「なんだ?なんかやりたいのか?」
九曜「―今回のテストの――出来が良かった―――」
キョン「聞いてねーよ」
佐々木「九曜さんはユニークだね」
九曜「――――――」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:45:17.51 ID:Iql+8uBEO
キョン「もう疲れた……」
佐々木「まだ始めて一時間もたってないよキョン」
藤原「これだからお前は…」
キョン「うるせーよ」
橘「テストの疲れもあるし今日はここまでにしますか?」
佐々木「うーん……」
橘「納得いかないご様子で」
佐々木「僕はキョンの点数が心配なんだよ」
キョン「……」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:47:32.59 ID:Iql+8uBEO
佐々木「そうだキョン家で続きをしようか」
キョン「えー」
橘「いいですね行きましょう!」
藤原「ふんまあ構わん」
九曜「――賛成―――――」
佐々木「じゃあ行こうか」
キョン「えー……」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:51:01.42 ID:Iql+8uBEO
キョン「疲れた……」
妹「みんな帰ったの?」
キョン「ああ……家に来てまで勉強する事ないだろ…」
妹「キョン君えらーい」
キョン「うるせぇ」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:56:01.19 ID:Iql+8uBEO
次の日
キョン「テストはもうやだ……」
佐々木「予習はしてきたのかいキョン」
キョン「して……きた」
佐々木「してないね」
キョン「ばれたか」
佐々木「はぁ……また教えてあげるからこっちにきなさい」
キョン「すまんな」
朝倉「もうアツアツね」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 19:59:45.94 ID:Iql+8uBEO
テスト終了
佐々木「僕は用事があるから先に部室にいっててくれ」
キョン「あいよ」
女「おーい佐々木さーん」
佐々木「教えて欲しい所があるといってね」
キョン「早くいってやれよ」
佐々木「そうさせて頂くよ」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 20:08:47.91 ID:Iql+8uBEO
キョン「これだから秀才は…」
キョン「」ガチャ
キョン「だれもいねーな」
キョン「…」
キョン「暇だ……」
キョン「なんか面白い本ないかな……」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 20:15:11.50 ID:Iql+8uBEO
キョン「ハイペリオン ハイペリオンの没落 エンディミオン愛に時間を」
キョン「真ク・リトル・リトル神話大系 思考する物語 暗号解読 黒衣伝説 中国行きのスロウボート」
キョン「誰がこんな小難しい本を読むんだよ……」
バサバサ
キョン「あーあー落としちまった」
九曜「」ガチャ
九曜「――私が片づける―――」
キョン「いや…俺が落としたんだし」
九曜「――いい―――――」
キョン「そうか……すまんな」
九曜「――――――」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:08:56.40 ID:Iql+8uBEO
キョン「?なんか落ちてる……」
佐々木「ごめんごめん遅れたよ」
キョン「おう」
佐々木「じゃあとりあえず今日は適当にトランプでもしようか」
キョン「珍しいな」
佐々木「僕だって疲れたんだよたまには気分転換にね」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:12:07.52 ID:Iql+8uBEO
キョン「あれ?今あそこに」
佐々木「?」
九曜「――――――」
キョン「いや……気にしないでくれ」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:15:50.54 ID:Iql+8uBEO
帰り道
キョン「ハイペリオン…どこかできいた様な……」
キョン「ハイペリオン……ハイペリオン…」
キョン「思い出せねぇ……」
キョン「なんだってんだ……」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:21:19.68 ID:Iql+8uBEO
次の日
キョン「ハイペリオン……借りてみるか」
佐々木「おやキョン君でもそんな本を読むんだね」
キョン「馬鹿にすんなよ俺だって本の一つや二つ…」
佐々木「ごめんキョン」
キョン「いやそこまで謝ってくれなくてもいいんだが」
佐々木「くっくっく」
キョン「じゃあ明日な」
佐々木「うん」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:26:28.59 ID:Iql+8uBEO
九曜「――ない――――」
橘「どうしたんですか?」
九曜「――――ハイペリオン――――」
橘「!!!あれは確か……」
九曜「―――――」
藤原「くそっ……」
橘「ぬかったです……」
藤原「誰があれを持っていったんだ」
佐々木「ハイペリオンかい?キョンが持っていったよ?」
橘「気づくのも時間の問題ですね」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:29:27.85 ID:Iql+8uBEO
キョン「……」
キョン「……」
キョン「……」
キョン「なーんもわかんねぇな……」
キョン「お」パラッ
キョン「あの時の……」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:31:50.05 ID:Iql+8uBEO
キョン「なんだなんだ?本の一部が切れちまった」
キョン「手書き?」
『これをあなたが今見てると言うことは世界が改変されている』」
キョン「……??」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:37:25.47 ID:Iql+8uBEO
『あなたの記憶も書き換えられてるはず』
キョン「????」
『今そこにいるSOS団は本来のSOS団ではない』
キョン「へ?」
『団長は佐々木ではない涼宮ハルヒ』
キョン「涼宮……ハルヒ?」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:46:09.23 ID:Iql+8uBEO
キョン「涼宮ハルヒ?」
キョン「……」
『周防九曜は涼宮ハルヒの情報創造力を一時的に奪い世界を一部改変そして貴方の記憶を書き換えた』
キョン「!!!」
『あの時の公園に時空改変者に強制再修正プログラムを注入した銃を置いてある』
『タイムリミットはこの紙を見てから2日間』
『全てを思い出す事を祈っている』
キョン「……」
『また…図書館に』
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:47:55.03 ID:Iql+8uBEO
キョン「涼宮ハルヒ……」
キョン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
キョン「わからねぇ……何もわからねぇ…」
キョン「誰なんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キョン「くっそお!!!!!!!公園?????なんの話しだ???ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:52:23.36 ID:Iql+8uBEO
次の日
キョン「涼宮ハルヒ……涼宮ハルヒ……」
朝倉「あら今日は佐々木さんと登校じゃないのね?」
キョン「ああ朝倉か……」
キョン「お前涼宮ハルヒってしってるか?」
朝倉「涼宮ハルヒ?よくわからないけど谷口君なら知ってるんじゃない?」
キョン「!!!谷口ならこの辺の女子高生くらいなら全員知ってるかもな!!!サンキュー朝倉!!!!!」
朝倉「あらあら」
九曜「――――――」
朝倉「あら九曜さん」
九曜「――なぜ――――――」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:55:46.41 ID:Iql+8uBEO
朝倉「私は急進派」
九曜「―――――――」
朝倉「だけど天蓋領域のインターフェースには手を貸すつもりなんて全然ないもんねー」
橘「せっかく戻してやったのに……」
九曜「―――――――」
朝倉「あらあらお怒りのご様子」
藤原「いくぞあいつを止めなければ」
朝倉「そうはさせないって言ったら?」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 21:59:28.25 ID:Iql+8uBEO
キョン「おい谷口!!!!!」
谷口「あ?」
キョン「お前涼宮ハルヒって知ってるか?」
谷口「ああ……あの変人な」
キョン「知ってる事を全て話してくれ!!!!」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 22:05:46.27 ID:Iql+8uBEO
谷口「えーとまず顔・スタイルは完璧だな」
谷口「だけど性格がな……」
キョン「続けてくれ」
谷口「性格は唯我独尊・傍若無人・猪突猛進そして異常なほどの負けず嫌いまあ友達はいなかったな」
谷口「しかもあいつは告白されたら絶対に断らない」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 22:16:24.11 ID:Iql+8uBEO
谷口「付き合うのはいいが次の日には別れたりする事が良くあったな理由は」
キョン「普通の人間だから」
谷口「分かってんじゃねぇか後はグランドに意味不明な地上絵をかいたりしてたな」
キョン「いつ頃だ」
谷口「中二の七夕あたりかな」
キョン「その涼宮はどこにいるんだ」
谷口「光陽園学院」
キョン「サンキュー谷口……」
キョン「今日は早退する岡部には持病の突発性くしゃみ病が発病したっつってくれ!!!!」
谷口「あ……ああ……」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 22:24:27.41 ID:Iql+8uBEO
『また…図書館に』
キョン「これを書いたのは誰なんだ?」
キョン「YUKI.N?」
キョン「とりあえず光陽園学院に行くか……」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 22:26:45.44 ID:Iql+8uBEO
『また…図書館に』
キョン「これを書いたのは誰なんだ?」
キョン「YUKI.N?」
キョン「とりあえず光陽園学院に行くか……」
キョン「涼宮ハルヒ……か」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 22:27:12.53 ID:Iql+8uBEO
やべすまん間違えた
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 22:31:44.27 ID:Iql+8uBEO
光陽園学院前
キョン「涼宮ハルヒ……涼宮ハルヒ……」
ハルヒ「なによさっきから人の名前連呼して……ストーカー?」
キョン「お前が…涼宮ハルヒ?」
ハルヒ「そうよなんかよう?」
キョン「………」
………………
……………
…………
………
……
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 22:33:46.54 ID:Iql+8uBEO
九曜「――涼宮ハルヒと接触を確認―――――」
朝倉「……」
橘「所詮一度長門有希に負けたインターフェース九曜さんに勝てるわけがないです」
藤原「急ぐぞ世界が改変される前に」
九曜「―――――」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 22:36:41.42 ID:Iql+8uBEO
ハルヒ「へぇ……それで?」
キョン「公園にあるうんたらを使って周防九曜ってやつを撃てばいいらしい」
ハルヒ「へぇ…SOS団ね…」
ハルヒ「乗った!!!!面白そうじゃない!!!」
ハルヒ「そこの女!涼宮ハルヒは持病の突発性くしゃみ連発病が再発したってあの先生にいいなさい!!!」
女「ひっ」
キョン「やれやれ」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 22:41:06.78 ID:Iql+8uBEO
ハルヒ「手分けして探すわよ!!!」
キョン「ああ…時間がねぇ」
ハルヒ「そうだあんた名前は?」
キョン「うんたら」
ハルヒ「キョン?なんでキョンになんのよ」
ハルヒ「まあいいわじゃあ電話番号」
キョン「はいよ」
ハルヒ「じゃあ見つけたら連絡!解散!」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 22:56:01.60 ID:Iql+8uBEO
キョン「どこだ……」
キョン「ちくしょうみつからねぇ」
キョン「あのハイペリオンに手がかりが……」
キョン「!?まだ他にもあった……」
『このページを見つけたと言う事は涼宮ハルヒと接触をしているという事になる』
キョン「大正解だ……!」
『貴方はこの世界の鍵となる存在』
『ヒントを一つ与える』
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 22:59:30.37 ID:Iql+8uBEO
『私は、ここにいる』
キョン「……」
キョン「……」
キョン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 23:01:31.16 ID:Iql+8uBEO
キョン「わからねぇ……」
キョン「涼宮…そうだ涼宮にも関係があるはずだ」
キョン「もしもし涼宮か!?」
キョン「○×公園にこい!!!!全速力!!!」
プツッ
キョン「よし……よし……!!」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 23:10:37.40 ID:Iql+8uBEO
ハルヒ「ハァハァ…なによいきなり……」
キョン「私はここにいる」
ハルヒ「!!!!!何故それを……」
ハルヒ「なんであんたがそんな事知ってるのよ!!!誰にも言ってないはずなのに!!!」
ハルヒ「!!!!!」
ハルヒ「もしかしてあんたジョンスミス?」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 23:14:18.90 ID:Iql+8uBEO
キョン「ジョン……スミス??」
キョン「頭が……」
キョン「(ジョンスミスジョンスミスジョンスミスジョンスミスジョンスミスジョンスミスジョンスミスジョンスミスジョンスミスジョンスミスジョンスミスジョンスミスジョンスミスジョンスミス)」
ハルヒ「ど……どうしたのよ…」
キョン「(私はここにいるジョンスミスYUKI.N涼宮ハルヒハイペリオンただの人間………)」
キョン「」
ハルヒ「キョン?キョン!?」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 23:19:45.68 ID:Iql+8uBEO
『また…図書館に』
キョン「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キョン「……」
キョン「そうだ…」
ハルヒ「何か…分かったの?」
キョン「思い出した…思い出したぞ……」
キョン「長門…」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 23:26:11.91 ID:Iql+8uBEO
キョン「こい!!!」
ハルヒ「え!!?ちょっと!待ちなさいよ!」
キョン「(そうだ…思い出したぞ長門……古泉…朝比奈さんそしてハルヒ!こいつらがいないSOS団はSOS団じゃねぇ!!!!)」
キョン「あそこだ!」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 23:28:40.90 ID:Iql+8uBEO
キョン「どこだ!ハルヒ!早く探せ!」
ハルヒ「分かってるわよ!ったく!」
キョン「あ…」
ハルヒ「え?」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 23:33:36.46 ID:Iql+8uBEO
橘「間に合ったようですね」
キョン「畜生…遅かったか」
九曜「――――――――」
キョン「あれが九曜だ」
ハルヒ「髪長いわね…」
キョン「――あなたは―――――」
九曜「――――瞳が綺麗―――――」
ハルヒ「あ……ありがとう…」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 23:36:09.09 ID:Iql+8uBEO
キョン「逃げるぞ!!」
ハルヒ「ちょ…あこれ」
キョン「強制再修正プログラム銃……」
キョン「勝った…」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 23:40:55.19 ID:Iql+8uBEO
佐々木「なにやってるんだいみんなして……」
佐々木「キョ…キョン!それ…」
キョン「すまんな佐々木お前と過ごした数日間……楽しかったぜ」グッ
九曜「――――――」
キョン「ぐ…危ねぇ!!!」
ハルヒ「手から刀が……どうなってるのよキョン!!!」
キョン「ちくしょう…長門が居なきゃ話しにならねぇ!」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 23:51:09.90 ID:Iql+8uBEO
みくる(大)「キョン君こっち!!」
キョン「朝比奈さん(大)!!!!」
みくる(大)「ワープします目をつぶって!」
ハルヒ「え?え?」
シュン
佐々木「キョン!」
橘「…」
九曜「―――にげられた―――」
藤原「ふんまあいい奴には時間が無い」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/04(木) 23:56:27.51 ID:Iql+8uBEO
キョン「何故ここに?」
みくる(大)「禁則事項です」
ハルヒ「?????」
キョン「畜生どうすればいいんだ…」
みくる(大)「はい…これ」
キョン「これは?」
みくる(大)「未来の医療器具です本当は使ったらダメなんですが今回は特例です」
キョン「これを誰に……」
みくる(大)「朝倉さんに」
キョン「あいつなら……ありがとう朝比奈さん!」
87 名前: ◆1rpT8hjM11D3 [] 投稿日:2010/03/04(木) 23:57:17.75 ID:Iql+8uBEO
いちおうとり
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 00:10:46.91 ID:TUOtvPUQO
キョン「朝倉!!」
朝倉「キ…キョン君…」
ハルヒ「酷い怪我!早く治しなさいよ!」
キョン「言われんでも分かってる!」
朝倉「え?」
朝倉「あ…ありがとう」
キョン「お前に頼みがある」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 00:14:05.67 ID:TUOtvPUQO
朝倉「…周防九曜とまた戦うの……」
朝倉「分かったわでも貴方に手を貸すのはこれで最後よ」
キョン「ああ分かってる」
ハルヒ「時間がないわ行くわよ!!」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 00:16:54.09 ID:TUOtvPUQO
公園
朝倉「…」
九曜「――また――貴方―――」
朝倉「今度はさっきのようには行かないわよ」
藤原「ふん」
橘「九曜さんに勝てるわけないです」
佐々木「……」
キョン「朝倉……お前がチャンスを作ってくれなければ…」
ハルヒ「三体一なんて…」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 00:21:10.39 ID:TUOtvPUQO
ハルヒ「どうなってるのよ……」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「私が探してた物よ……これよ!!」
ハルヒ「宇宙人未来人超能力者!!!完璧じゃない!」
キョン「元の世界に戻ればお前はさらに何百年分の夏休みを経験したり宇宙人未来人超能力者と同じ部活にはいったり映画をとったりもう楽しい事だらけなんだぞ!!」
ハルヒ「なによそれ……キョン!!あんた早くあの九曜だか知らないけど早く倒して元の世界に戻しなさい!!!!!!!」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 00:23:14.04 ID:TUOtvPUQO
九曜「―――――!――」
朝倉「キョン君今よ!!」
橘「!」
藤原「涼宮ハルヒの能力は完全に奪ったんじゃなかったのか!!」
佐々木「キョン…」
キョン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 00:27:33.17 ID:TUOtvPUQO
………………
……………
…………
キョン「ここは……」
古泉「SOS団の部室ですね」
キョン「よっしゃあああああああああああああああ」
古泉「貴方には苦労をかけましたね長門さんにある程度ききました」
古泉「涼宮さんを煽って能力を爆発させるとは……」
キョン「……今回は朝倉のお陰だ」
古泉「話しを詳しく聞きましょうか」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 00:30:14.48 ID:TUOtvPUQO
古泉「ほう……それはそれは」
キョン「なかなかの大冒険だったぜ?」
古泉「後谷口さんに感謝ですね」
キョン「だなあいつが居なきゃハルヒを見つける事すらできなかったし」
キョン「疲れた…」
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 00:34:50.64 ID:TUOtvPUQO
キョン「長門」
長門「なに」
キョン「これ」
キョン「またお前に助けられたよ」
長門「今回は私が貴方に助けられたさらにまだ天蓋領域のインターフェースは未だにこの世界にも存在している」
キョン「九曜か」
長門「そう」
キョン「……」
長門「ありがとう」
キョン「気にするな」
ハルヒ「みくるちゃん!今日はバニーよ!!」
みくる「ふぇええええやめてくださいー」
キョン「やっぱり俺はこっちの方が性にあってるのかもな」
長門「そう」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 00:43:14.84 ID:TUOtvPUQO
長門「また天蓋領域のインターフェースが攻撃をしてくるかもしれない」
長門「その時はまた力を借りるかもしれない」
キョン「そうだ長門」
長門「?」
キョン「ハイペリオン貸してくれないか」
長門「…構わない」
古泉「おやおや貴方がその様な書籍に手をだすとは……」
キョン「うるせぇよ」
キョン「後長門」
長門「…」
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 00:45:38.63 ID:TUOtvPUQO
キョン「俺達はSOS団以前に仲間だろ?力を貸し合うのは当然だ逆にその時は俺がお前に力を借りるかもしれないぞ」
長門「…構わない」
キョン「よろしくな」
ハルヒ「そこ!!!!なーにコソコソ話ししてるのよ!!」
ハルヒ「早く逸材な新一年生を探してSOS団にいれるのよ!!」
キョン「やれやれ…また一嵐来そうだな…」
つづく
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 00:48:46.80 ID:TUOtvPUQO
とりあえず終わりじゃなくてつづくにした
まあ特に理由はない
後半は展開が早すぎてゴメン