1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 13:37:48.42 ID:Rh5yj0nN0
橘「・・・」
キョン「5年ぶりくらいだな。ウチの庭に日本地図が干されるのは」
橘「ごめんなさいなのです」
キョン「まさか高校生にもなってオネショとか驚愕だね」
橘「昨日はジュース飲みすぎ・・・そ、それはともかく洗濯物扱いはひどいのです!」
キョン「たまには人んちの風習を味わうのもいいだろ?オマエは幸せだぞ。陰干しだからな。妹は天日干しがデフォルトだった」
橘「(キョン家スゲー)」
キョンじゃあ、オレも妹もインフルの補修だから留守にするが、3時間程で帰ってくるんでそれまでは大人しくしてろよ」ガラガラ
橘「あ、ちょっと・・・」ジタバタ
橘「ふう・・・」
橘「こういう役はちゅるやさんかあしゃくらさんだと思ってたんですけどね」
橘「3時間・・・長いのです」
回想
妹「ささ、ぐいーっと」 橘「ぐいっ」ゴクゴク
キョン「おまえらジュース飲みすぎじゃないのか?」
橘「こんなの飲んだうちに入りませんよ〜」妹「はいりませんよ〜」
回想終わり
橘「まさかこんな落とし穴があろうとは」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 13:41:57.27 ID:Rh5yj0nN0
―1時間後
橘「しかし・・・お古の上にズボンをはいているとはいえこのトランクスというのはスースーして落ち着かないのです」
橘「男の子がスカートはいたらこんな風に思うのかなあ」
橘「私、男の子の服着るなんてはじめてなのです」
橘「えへへ」
橘「こういうのも悪くないかも」ニヤニヤ
ニャー
橘「あ、シャミセンだ。オーイ」
フギー!!
橘「へ」
ビリッ、バリバリ
橘「あ、せっかくのお古が!ダメっ!また怒られるのです!シッシッ」ブンブン
ウニャー
橘「きゃっ」
ビリビリ・・・ぶちっ バサッ
橘「ああん!完全にちぎれちゃった」
ニャーニャー
ジタバタ
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 13:43:43.63 ID:Rh5yj0nN0
橘「いい気味なのです。しばらくそのままからまってろなのです!」プイ
ニャーニャー ジタバタ
ニャーニャー ジタバタ
ニャーニャー ジタバタ
ニャーニャー ジタバタ
橘「・・・」プイ
ニャーニャー ジタバタ
橘「・・・」
ニャーニャー ジタバタ
橘「・・・」ジーッ
橘「仕方ないですね。たすけてあげましょう」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 13:45:09.70 ID:Rh5yj0nN0
ニャー
橘「足の指で服をはさめれば」ズイッ
橘「んんっ」パシッ
橘「よしっ、手荒だけど・・・えいっ」ブオン
ニャッ!? ガバッ・・・ヒラリ スタッ
橘「ふう、なんとかうまくいったのです」
ニャー トコトコ
橘「もうからまるんじゃないよ〜」ズリ
ニャン♪
橘「バイバーイ」
ズリリ・・・パサッ
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 13:51:49.96 ID:Rh5yj0nN0
―さらに一時間後
橘「さすがに男物のトランクスは大きすぎたのです」
ブンブン
橘「さすがに今度は足が届かないのです」
ヒュー
橘「さすがにおしり丸出しだと室内でも寒いのです」
橘「早く帰ってこないかなあ・・・さっさと降ろしてほしいのです」
その頃―
国木田「キョン、谷口がナンパしようかと言ってるんだけど」テクテク
キョン「やめとく。客人を待たせているからな」テクテク
国木田「そっか、じゃあ僕もさっさと家に帰ろうかな?でもキョンの客人ってのも気になるね」テクテク
キョン「つっても妹の友達だぞ」テクテク
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 13:55:47.37 ID:Rh5yj0nN0
国木田「え?だったらキョンが急いで帰る必要はないんじゃ?」ピタッ
キョン「確かにそうなんだが厄介なやつでなあ」
国木田「妹さんの彼氏とか?」
キョン「残念、あいつにはまだ早いよ。女なんだがまあハタ迷惑な奴だ」
国木田「涼宮さんみたいに?」ピリッ
キョン「ベクトルは違うが・・・まあ似たようなもんだ」
国木田「キョンの好きな変な女シリーズか。昔から変な女が好きだよね。佐々木さんとか」ツンッ
佐々木「ほう。国木田、君は僕をそういう目でみていたのか」
キョン「お、おう佐々木」 国木田「や、やあ佐々木さん」
佐々木「くっくっ。まあ、僕は世間一般的には『変な女』のカテゴリーだろう。否定はしないさ。それより僕も気になるね。キョンが友人の誘いを無視するほどの妹ちゃんの友人とやらを」
キョン「つーか橘だぞ」
「はい?すまないがもう一回復唱してもらえないか?」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:01:54.12 ID:Rh5yj0nN0
キョン「橘だぞ」 佐々木「橘さん?えーと、僕の聞き間違いかな?」
国木田「?」
キョン「正しいぞ、お前もよく知っているあの橘京子だ」
佐々木「な、なぜ彼女が?」
国木田「キョンの妹さんの友達だからじゃないの?」
佐々木「」 キョン「どうした、佐々木」
佐々木「キョンよ、僕も君の家にお邪魔させてもらおう。」
キョン「別にかまわんが」
佐々木「くっくっ、橘さんとは一度じっくり話しあう必要があるようだね」ドロッ
二人「「」」ビクッ
佐々木「さあ、行こうか」 国木田「う、うん」
キョン「(やべっ、橘干したままだった)す、すまん。家がちょっと散らかってるかもしれないから少し遅れてきてくれないか?」
佐々木「ふむ、なら急ぎたまえ」
キョン「ああ、すまない」ダッ
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:04:27.41 ID:Rh5yj0nN0
キョン宅
橘「どうしましょう・・・トイレに行きたいのです」プルプルプル
橘「早く来てくれないかなあ」
橘「おねしょの上にお漏らしなんてしたら出入り禁止になっちゃうのです」
10分経過
橘「うー、まだかなあ」
ガチャン!バタン! 橘「!」ビクッ
ダンダンダン!!
橘「(強盗?どうしよう?)」フルフル
ドン! 「開かない?」
橘「ひっ」
チョロッ・・・チョロチョロチョロ・・・
橘「やっ、少しでちゃっ」
ドンドン 「おい!あけろ!」
橘「ひいっ」
ジョロロロ
橘「とまらないよぉ」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:06:21.38 ID:Rh5yj0nN0
キョン「って、オレの部屋引き戸だった!何やってんだ」
ガラッ
キョン「おい橘!ってあれ?」
カラン・・・
「うええええん」
キョン「あいつは妹の部屋に置いたんだった!」ダッ
そのころ
佐々木「くっくっ、あのクマさんパンツは紛れもなく橘さんのだね」
国木田「(ついてきちゃった・・・キョンの家なんて久しぶりだよぉ)」ドキドキ
再びキョン宅
キョン「たちばなっ・・・っておわっ?」
ぽた・・・ぽた・・・
橘「うえええん。わたし・・・おもらし・・・うわあああん」ポロポロ
キョン「わかったわかった。少しじっとしてろ。えーとティッシュは」ザッザッ
ペタッ、フキフキ 橘「ひゃっ」ピクッ
フキフキ 橘「ひゃうっ!」ビクビク
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:09:01.88 ID:Rh5yj0nN0
キョン「じっとしてろ」
橘「く、くすぐったいのです」
キョン「一人じゃちゃんと拭ききれないだろ。かぶれても良くないしな」
クチュクチュ
橘「−!」 チョロチョロ
キョン「おいおい、もう少し我慢してくれ」
橘「で、でもお」
佐々木「くっくっ、そんなデリケートな部分に刺激を与えては到底無理だろうよ」
国木田「お、お邪魔します」 橘「」
キョン「(忘れてた)」タラタラ
佐々木「さて、橘さんは妹ちゃんの友達でお泊りしていると聞いていたが」
橘「そ、そうなのです」
佐々木「国木田、今の二人の状況を説明してもらえるかな?」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:11:17.29 ID:Rh5yj0nN0
国木田「え〜と、橘さんって人が、下半身ハダカで吊るされてて、キョンがティッシュで身体をふき取ってます」
キョン「」
佐々木「僕の視点では俗に言うSMプレイにしか見えないのだけどね」イライラ
橘「こ、これはですね、この家の風習らしくて」
佐々木「黙ってろ」
橘「」
キョン「・・・あ、あのな」
佐々木「・・・言い訳は聞かないよ。ひどいじゃないかキョン」
佐々木「僕を呼んでくれないなんて!」
キョン「はい?」
佐々木「キョンの家でSMプレイなんて最高じゃないか。いつでも誘いに乗るよ?」
佐々木「いや、むしろ僕のほうからお願いしたいくらいだ」
キョン「あ、あの佐々木さん?」
佐々木「一回キョンにオムツを換えて貰うのが夢だったんだ」
佐々木「もちろん、その後は僕がキョンのを換えてあげよう」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:15:11.07 ID:Rh5yj0nN0
キョン「ちょ、おま」
国木田「佐々木さん!」 キョン「(常識人がいてよかった!)」
国木田「キョンのオムツ、分けてください!!」ペコリ キョン「」
佐々木「くっくっ、考えないでもない。僕としては3人でもかまわないよ」
国木田「さすが佐々木さんだよ。器が大きい」
キョン「何の器が大きいんだ」
佐々木「では早速だが明日のためのオムツの調達に行こう」
国木田「普通のお店じゃ良さげなのはないかもしれないから街に出ない?」
佐々木「そうしよう。キョン、では行こうか」
キョン「誰が行くか」
橘「(そろそろおろしてほしいのです)」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:26:28.47 ID:Rh5yj0nN0
翌日朝 キョンの部屋
佐々木「(くっくっ、まさか僕たちが既に干されているとは思っていないだろう。キョン、早く起きないかなあ)」ドキドキ
国木田「(干されてるけどオムツで万全)」ドキドキ
ニャー
国木田「シャミセン?」
妹「シャミまってー」ドタドタ
パチッ
佐々木「妹ちゃん」
妹「あれー二人ともこんな部屋をくらくしてなにしてるの?きょこたんみたいにオネショしたの?フトン見なかったけど」
佐々木「これからキョンと3人でこの格好を楽しむのさ」
国木田「(さすが佐々木さん。この状況にもまったく動じていない!)」
妹「え?でもキョンくんはきょこたんといっしょにハイキング行っちゃったよ?」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:31:24.10 ID:Rh5yj0nN0
国木田「へ?」
妹「あたしは今日も学校だから行けないけど」
佐々木「(キョ、キョン、まさか放置プレイだとでもいうのかい?)」
国木田「(あのメスガキ、出し抜いたのか!)」
妹「じゃああたしいくね〜」ドタドタ
佐々木「あ、妹ちゃん」
国木田「ちょっと・・・」
ドタドタドタ
佐々木「」
グゥー
国木田「」
佐々木「キョン、帰って来てくれるかなあ」
国木田「ここ、一応キョンの家だよ・・・帰って来るさ・・・たぶん」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:36:43.76 ID:Rh5yj0nN0
その頃
キョン「オマエ、オムツしてるのか?」
橘「え?どうしてわかったんですか?」
キョン「電車の中で震えてたし、座席気にしてただろ」
橘「めざといのです・・・実は佐々木さんに分けてもらったのです」
キョン「乗る前にしとけばよかったのに」
橘「駅のは汚かったから・・・」
キョン「あー公衆は多いよな、汚いの」
橘「で、怒らないで聞いてほしいんですけど」
キョン「今更これ以上怒られる要素があるのか」
橘「今度は大きいほうが」
キョン「」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:41:24.19 ID:Rh5yj0nN0
10分後
キョン「どこだ!トイレはどこだ!」タタタ
橘「(うう、出そう)」
喜緑「あら?」
30分後
キョン「結局・・・ダメだったか」ゼエゼエ 橘「・・・」ウルウル
キョン「仕方ない、そこの草むらに」ガサッ
佐々木「やあ」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:47:27.31 ID:Rh5yj0nN0
キョン「・・・」 国木田「水臭いねキョン僕達をおいていくなんて」
キョン「お前らオムツ一丁でよく捕まらなかったな」
佐々木「よく見たまえ。タイをしているからね。正装だよ」
国木田「うん」コクリ
キョン「本当かよ・・・」
橘「・・・」ヨチヨチ
さらに5分後
キョン「これで大丈夫」フキフキ
橘「あ、ありがとうございます」
キョン「替えはあるのか?オムツ」 橘「」フルフル
キョン「(帰りどっか寄るか)」
キョン「問題はこいつだ」ベチャ
キョン「(吸いきれなかった水分で少し溶け出してやがる)」
キョン「このまま・・・」
喜緑「捨てていかないでくださいね。それ」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:53:03.31 ID:Rh5yj0nN0
キョン「おわっ!」
喜緑「あなたが慌てていたようなので追いかけてみたのですが・・・」
喜緑「生徒会の一員として警告しておきます、北高の問題になるようなことはくれぐれも謹んでくださいね」スタスタスタ
キョン「どっかのゴミ捨て場に捨てようと思ったが・・・」
佐々木「くっくっ、キョンよ、あれを見たまえ」 キョン「?」
「ペットのフンはもちかえりましょう」
橘「」
キョン「佐々木・・・もしかして橘のことキライか?」
佐々木「さあ?」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 14:56:45.82 ID:Rh5yj0nN0
国木田「そのオムツの処理は僕にまかせてよ」ヒョイ
国木田「あー!AA+ランクの女子高生のパンツだ〜!!」
谷口「WAWAWA忘れ物〜」ダダダ
ベチャ!
国木田「ね♪」 キョン「」
谷口「・・・」
佐々木「じゃあキョン、3人と一匹でピクニックの続きを楽しもうじゃないか」
キョン「ねろばか」
橘「(佐々木さん、やっぱり私のことキライなのかなあ)」
佐々木「正直あんまりスキじゃないな」ズイ
キョン「心を読むな心を」
谷口「・・・」ドロドロ
子供「ママー、あれなに〜」
母親「見ちゃいけません!」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 15:02:10.43 ID:Rh5yj0nN0
オマケ
キョン「橘!出て来い!親にオレのテスト見せやがって!」
妹「(おべんきょうがんばればいいのに)」
橘「(今、出ていったらただじゃ済まないのです。ここは怒りが収まるまでタンスの中で耐えるのみなのです」
キョン「ちくしょう、どこに隠れた?」
キョン「しかたない、あまりやりたくはないが」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/16(火) 15:03:36.62 ID:Rh5yj0nN0
キョン「しーこいこいしーこいこい」
橘「(ああっ)」
ジワジワ・・・
キョン「水溜りができるが確実に居場所がわかって非常に便利だな」
妹「(タンスダメにして怒られるのキョンくんなのに)」
橘「(あ・・・あ・・・)」
キョン「た〜ち〜ば〜な〜」ガラッ
橘「ごめんなさあああい!!!」