1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:34:55.85 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「さあ、みんな! おなかは十分すかせてきたでしょうね!」
キョン「……まあ、すかせては来たが、ハルヒ。お前、これ大丈夫なのか?」
ハルヒ「え、何が?」
古泉「ああ、お店の都合と予算のことでしたらご心配なく。
私の家のつてを辿って、話をつけていただきました」
キョン「……いや、そうじゃなくてだな」
みくる「で、でも、なんだか食べ物で遊んでるみたいじゃないでしょうか……」
長門「心配は要らない。さっきメニューを確認してきた。
全て、全国のマックで、注文されることなく余ってしまった賞味期限切れのもの」
キョン「そういうことでもない、長門。
いや、その賞味期限切れとか言う話も聞き捨てならんが……」
ハルヒ「あーもう、うるさいわね。もう谷口とか待ちきれないって感じ出してるのに」
谷口「そうだぞ、キョン。せっかく涼宮のくだらんイベントにわざわざ付き合いに来てるんだ、
少しは気を配ったらどうだ」
国木田「よく言うよ、谷口。ハンバーガーが食い放題だって言って、おとといから水しか飲んでないくせに」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:36:09.64 ID:aPyjGpeC0
マクドナルドの人気メニュートップ10を当てるまで帰れません。
安価で注文メニューを決めていきます。
もちろん全員分注文されていきます。
「〜セット」「ハッピーセット」などの注文ではなく、単品で集計しています。
たとえば「ハンバーガーセット」は、「ハンバーガー1つ」として集計されます。
「セットについてくるサイドメニュー」と「ソフトドリンク」は、集計に含めていません。
ttp://www.mcdonalds.co.jp/menu/regular/index.htmlと、
ttp://www.mcdonalds.co.jp/menu/morning/index.htmlの中の
「サンドイッチ」「サイドメニュー」の中から、以上の方法で数えています。
今年1月から11月までの、">1がバイトしているマック"での類型注文数です。
お月見などの期間限定品は、期間的に不利なので入れていません。
安価に不都合があった場合は、下へずれていきます。
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:37:03.81 ID:aPyjGpeC0
キョン「俺が言いたいのはだな、ハンバーガーを各々1つずつ、何品も食っていって、
健康的には問題ないのか、ってことなんだよ」
ハルヒ「それを確かめるんじゃない。私、あの番組前々から怪しいと思ってたのよね。
あれだけ何十品も食ってるのに、あんな平気な顔できるわけないじゃない」
キョン「じゃあなんでそれを俺たちが確かめにゃならんのかとだな」
ハルヒ「はいっうるさいっ! まーずーはー、古泉君!」
古泉「おや、最初が僕なんかでいいのでしょうか」
ハルヒ「いいのいいの、これ以上空気の読めないキョンに付き合いたくないし」
キョン「おい」
古泉「そうですね……では、>>5なんかどうでしょう」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:38:44.29 ID:Ga90osX5O
ハンバーガーだって
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:41:18.24 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「うー……鉄板といえば鉄板だけど、古泉君、それは面白みがないわ」
古泉「おや、これは手厳しいですね」
鶴屋「いーや、ハルにゃん! これは賢い選択っさ。
面白みなんて、残り2,3枠になって追い詰められりゃ、いくらでも出てくるよ!」
キョン「そーだハルヒ。何も一個目から飛ばす必要はない」
ハルヒ「うー……」
森「お待たせしました、ハンバーガーです」
みくる「……本当に全員分きましたね……」
ハルヒ「まあいいわ。さあ、じゃあみんな、食べるわよ!」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:43:26.87 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「ふーん、賞味期限切れって言ったって、大して違いはないのね」
キョン「言っちゃなんだが、もとがもとだしな」
みくる「……このピクルスの存在は永遠に理解できないです」
ハルヒ「さて、じゃあ1個目のハンバーガー、いったい何位なのかしら?」
森「3位でございます」
谷口「いよーし!」
国木田「古泉君、すごいね!」
古泉「いえいえ、安牌だっただけですよ」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:44:54.64 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「よし、みんな、おなかいっぱいなんてまだまだよね!
じゃあ、2個目いくわよ、有希!」
長門「……私?」
ハルヒ「そーよ。マックに縁の遠そうな有希がどういう選択をするのか、見てみたいの!」
長門「わかった………>>14」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:46:08.90 ID:314aNKlD0
エビフィレオ
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:48:57.45 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「……変化球ねえ」
キョン「正直これ俺食べたことないんだけどな」
鶴屋「あたしもさ。だけど、なかなか美味いねこれ」
古泉「んっふ、長門さんならではの選択ですね」
ハルヒ「ふう、ごちそうさま。じゃあ、有希の選んだエビフィレオ、
何位なのかしら!」
森「28位でございます」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:52:13.18 ID:aPyjGpeC0
キョン「……まあ、予想出来てはいたけどな」
長門「……ごめん」
ハルヒ「何よ、有希が謝ることじゃないわ。頼まない客が悪いのよ。
それに、はずした人みんな怒ってたらきりがないじゃない」
谷口「ああ…。だけど、まだ腹空いてるのに、はずしたショックって結構でかいんだな」
国木田「テレビで見てる分には笑ってられるのにね……実体験するとなるとね」
ハルヒ「ちょっと谷口、何なのよさっきから! 有希を責め立てて!」
谷口「はっ、えっ!? ちょ、ちょっとまてよ涼宮! 俺は何もそういう……」
ハルヒ「じゃあ、谷口、次あんたが当ててみなさいよ!」
谷口「え、俺!?」
谷口「えー………じゃあ、>>23とか?」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:53:02.31 ID:Ga90osX5O
外すとかさすが谷口
安価ならフィレオフィッシュ
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:54:54.46 ID:aPyjGpeC0
>>25になりました。
ハルヒ「………」
キョン「………」
国木田「………」
谷口「な、何だよ、その目は!」
ハルヒ「失望したわ谷口……有希の独創性あふれる選択を責めておきながら、
チキン極まるその安牌………やっぱだめね、あんたは」
キョン「はあ……」
谷口「な、なんだよ、いいじゃねえか別に!」
長門「………ちっ」
谷口「今誰か舌打ちした!?」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:57:16.89 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「……いつも思うんだけど、これいったい何ていう魚なのかしら」
キョン「ブルーギルじゃなかったか、確か」
谷口「はあっ? これ、鱈じゃねえのか!?」
ハルヒ「黙ってて」
谷口「」
国木田「谷口、鱈なんて高い魚じゃ採算取れないよ」
谷口「ま、まあいいさ! どうせ、トップ10入りは確実なんだからな!
なあ、メイドさん!」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 10:58:21.75 ID:aPyjGpeC0
森「13位でございます」
ハルヒ「谷口。次のメニューから、有希の分まで食べなさい」
谷口「………うっす」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:01:10.96 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「さて、と。じゃあ次は誰に決めてもらおうかしら」
みくる「……」
ハルヒ「はい、早くもグロッキー気味なみくるちゃん」
みくる「ふぉえ!?」
キョン「……朝比奈さん、がんばって!」
鶴屋「……何なら、一緒に決めるかい、みくる」
みくる「えー、えーと……はい、お願いします……」
鶴屋「よし、決まりさ! じゃあ、>>33さ!」
キョン「早っ」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 11:02:05.54 ID:1Qlr4o/DO
ソーセージエッグマフィン
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:05:06.16 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「………これは……?」
鶴屋「ああ、単に私が好きなだけだよ?」
キョン「鶴屋さあん!」
谷口「……俺よりはるかに横暴な選び方なのに、それとなく漂うこのほほえましさは何だ」
国木田「人望でしょ人望」
谷口「…………」
鶴屋「んー、美味かったねー! これなら10個ぐらい入るよ!」
キョン「……思いのほかソーセージは腹に来たな」
ハルヒ「そうね……4品目にして本格的な爆弾だったわ」
鶴屋「さあさあ森さん! このソーセージエッグマフィン、一体何位?」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:07:10.57 ID:aPyjGpeC0
森「35位でございます」
みくる「うう………」
ハルヒ「みくるちゃーん? 大丈夫?」
みくる「いえ、ごめんなさい……だけど、順位を聞いたらさらにお腹が……」
ハルヒ「可哀想に………谷口、もうひとりぶん、あんたに追加よ」
谷口「ええっ!?」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:11:26.22 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「さてと、グロッキーな子も出て、盛り上がってきたじゃない!」
キョン「番組にして数字をとるわけでもなし……」
ハルヒ「そろそろ変化球つけたいわね……キョンはあとにとっておきたいし」
キョン「何でだ」
ハルヒ「んー、じゃあ……国木田君なんてどうかしら」
国木田「え、僕!?」
ハルヒ「そうよ。どうしようもない谷口と、残念なキョン、
こいつらとつるんでるのにその常識人っぷり、逆に新しい何かを持ってると見たわ」
国木田「ええ〜……け、結構プレッシャーだね、これ……」
ハルヒ「さあ、どうせグロッキーになるのは谷口なんだから、遠慮なく言って見なさい!」
国木田「えー……じゃあ、>>45」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 11:12:03.25 ID:314aNKlD0
チーズバーガー
49 名前:>>41あんなものは鱈じゃない。ブルーギルはメキシコで試験的に導入されたとか[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:16:06.06 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「……鉄板でありながら、芸のない選択かといわれればそうでもない、
確かな思考の妙が見える選択……思ったとおり、光るもののある選択だわ!」
国木田「あ、ありがとう……」
谷口「だが、国木田………5品目にしてチーズはやばいものがあるぜ……」
鶴屋「確かに……まあ、トップ10入りは間違いなしだから、精神的には楽だけどさ」
ハルヒ「そのとおり! これならトップ10確実よね、そうでしょ?」
52 名前:>>41あんなものは鱈じゃない。ブルーギルはメキシコで試験的に導入されたとか[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:19:51.72 ID:aPyjGpeC0
森「2位でございます」
キョン「おお」
ハルヒ「さすがね……だけど、今のところ安牌ばかり削っちゃってるわね」
国木田「ご、ごめん……」
古泉「気にすることはありません、いい判断でした」
ハルヒ「そうよ、この調子でいけば、意外と早く終わりそうじゃない。
じゃあ次、>>54で」
キョン「唐突にお前かよ!」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 11:20:49.99 ID:ndTJ3VKt0
クォーターパウンダー
58 名前:名前欄でしつこく喧嘩売ってた…すみません[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:26:36.51 ID:aPyjGpeC0
シャカシャカとポテトに関しては、それぞれスパイスとサイズの違いなく、全て1つとして数えてあります。
そっちのほうがちょうどいいです。
キョン「新しいのが好きだな、お前」
鶴屋「……それよりも言うべきことがないかい、キョンくん……」
国木田「4分の1ポンドか……」
ハルヒ「いいえ、あたしを信じて! あれだけ反響もあったし、マック行く度に頼んでる人見てるもの!
4月からなんていうハンディ、十分追い返してるはずよ!」
谷口「……3人分………3人分……」
キョン「……哀れ、谷口」
国木田「0.75ポンドの肉をここにきて平らげるんだからね……流石にね……」
ハルヒ「さて、と………確かに、順位ばかり見て肝心のボリュームを考えてなかったのは悪かったわ……うっ……。
だけど、むしろきわどい順位を抑えてるはず! さあ、何位なの!」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:31:09.86 ID:aPyjGpeC0
森「10位でございます」
キョン「おおおおっ!!」
国木田「すごいっ!」
鶴屋「こいつぁ難しい順位をとったね、ハルにゃん! 大手柄だよ!」
ハルヒ「あったりまえじゃない! 流石あたし!」
キョン「これなら、この量の肉をかっ食らった甲斐もあったってもんだ」
ハルヒ「そうでしょ! というわけで、次、キョン」
キョン「え」
ハルヒ「何よ、もうSOS団で頼んでないのは、あんただけよ?
さっさと頼みなさいよ!」
キョン「わ、わかったよ……じゃあ、>>64でどうだ?」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 11:32:39.97 ID:314aNKlD0
マック不ルーリー
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:37:18.94 ID:aPyjGpeC0
フルーリーは、味にかかわらず1つでございます。期間限定のも、カウントに入れます。
ハルヒ「………」
キョン「な、なんだよ」
古泉「キョン君……奇をてらえば良いというものでもないんですよ?」
キョン「文句言うなよ!俺なりに最初から頭の中で暖めておいたメニューなんだよ!
逆にありそうじゃねえか!」
長門「『逆にありそう』が容易に通れば苦労はしない」
キョン「ぐっ……」
長門「私は大丈夫……そろそろ、食べさせてほしい」
ハルヒ「あ、そう?わかったわ。谷口、献上しなさい」
谷口「言われなくてもあげるっつの……うう、重いな……。
だけど、ありがとな、助かったぜ。えーと、な、長門……だっけk」
長門「ちっ」
谷口「」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:40:38.11 ID:aPyjGpeC0
森「25位でございます」
ハルヒ「キョン、次からあたしの分食べなさい」
キョン「……うっす」
ハルヒ「さて、鶴屋さんとみくるちゃんが合同で選んだと考えると、一周したわね。
次は、誰に選んでもらおうかし……」
長門「>>74」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:44:12.67 ID:DYxYUhj+0
ベーコンレタス
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:48:24.04 ID:aPyjGpeC0
キョン「………長門?」
長門「驚かせてすまない。だけど、自信はある」
ハルヒ「……まあ、有希がそういうなら、何かあるんでしょうね。あたしは信じるわ」
古泉「んっふ、僕もですよ。
それに、レタスが多めに入っているというのは、肉を詰め込んだ腹には嬉しいですし」
国木田「うん、パウンドに比べればなぜか楽に入る気がするよ。もう結構キてるはずなのに」
ハルヒ「さて。分量が少なめとはいえ、そろそろ腹もあれな状態だわ。
さあ、有希の選択に全てを任せたわよ! ベーコンレタスバーガーは一体何位っ!?」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:52:05.59 ID:aPyjGpeC0
森「9位でございます」
古泉「これはっ……!」
ハルヒ「す、すごいじゃない有希! こんなきわどいメニュー、よく当てられたわね!」
キョン「この3回でファインプレーが2回か……これは、思ったよりも地獄を免れそうだぞ!」
長門「良かった」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 11:55:06.19 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「よーし、調子出てきたわよ! さあ、次は誰いく?」
キョン「……なあ、ハルヒ」
ハルヒ「何よ」
キョン「いちいち考えるのも面倒だし、選んだ奴が次の人を当てるようにしないか?」
ハルヒ「なるほどね、それは確かにいいわね。うん、合理的だし。採用」
ハルヒ「というわけで有希、次は誰?」
長門「くず」
キョン「え」
長門「……谷口……くん……」
谷口「え……また俺!?」
長門「名誉挽回のチャンスをやる」
みくる「……な、長門さん、ちょっと口調が……」
ハルヒ「いいわ、面白いじゃない。
谷口、ちょっとはここで当たり出して、見返してみなさいよ」
谷口「さっきからきいてりゃ……わかったよ、当ててやるよ! 見てろよ?
ずばり>>81! こいつで決まりだ!」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 11:55:24.40 ID:b0zXebV80
ビックマック
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:00:46.38 ID:aPyjGpeC0
キョン「………」
古泉「もう何か……言うべきことすら見つけられませんよ……」
谷口「んだよ! 涼宮のパウンドは良くて、おれのビッグマックはだめなのかよ!」
長門「……ちっ」
ハルヒ「自信があるのなら、あたしが責める権利はないけど……単純に、量的にもう、だめだわ……」
国木田「谷口……2人分食べるって、ちゃんとわかってるんだろうね?」
谷口「」
ハルヒ「やばいわ……ちょっと、流石にやばいわ……」
キョン「ストレートに腹に重いぞこれ………いったい何位なんだ?」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:04:23.74 ID:aPyjGpeC0
森「17位でございます」
キョン「長門。奴の腹に渾身のブローだ」
長門「了解した」
谷口「悪かったって! 悪かったって! やめろ、な、おい、な!」
ハルヒ「遺言ぐらいは聞いてあげるわ………さあ、次は誰に当てさせる?」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:06:41.29 ID:aPyjGpeC0
国木田「谷口がいなくなっちゃったから、朝比奈さん、自分の分食べなきゃね」
みくる「い、いえ、大丈夫です! 今ブロー入れたのが、いい運動になりましたし」
ハルヒ「だけど、次当てるのもみくるちゃんよ?
……あいつ、苦し紛れにみくるちゃんを指名するなんて、どこまでも下衆な奴ね」
鶴屋「まあ、トイレから流れてくる彼の悲鳴で溜飲を下げるさ。
さあ! みくる! いったい何を選ぶ?」
みくる「えと………じゃあ……>>92で」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:08:09.77 ID:GqUgNcMG0
てりやき
97 名前:>>92となりました。安価下手でごめん・・・[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:12:52.93 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「(……たとえトップ10に入っていても、それ以前にきついわ……)」
キョン「(だけどお前……あんな顔で選ばれたんだぞ。文句言えるか?)」
鶴屋「(ふふふ……み、みくるのいいところでもあり、悪いところでもあり、だねぇ……)」
古泉「(正直、今まで谷口君に頼っていた彼女ぐらいしか、まともに食べられませんよ……)」
長門「(………危険)」
みくる「ふう……ごちそうさまでしたっ」
ハルヒ「……ごちそうさま……」
国木田「…ごち……」
みくる「そ、それで、えと、何位でしょうか?」
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:18:29.22 ID:aPyjGpeC0
森「1位でございます」
みくる「わ、わあっ!! 本当ですか、や、やったぁ!」
ハルヒ「……ふ、ふふふ、グッジョブよ、みくるちゃ……ん……」
みくる「……え、えと……み、皆さん、とてもいい笑顔ですけど、
何で黙ってらっしゃるんですか? も、もしかして、1位取るの早すぎましたか!?」
キョン「(そりゃ歓声を上げて称えたいのは山々でございますが……)」
国木田「(もう……腹に力入れられないんだよね……)」
鶴屋「(声の代わりにてりやきが飛び出そうさ……)」
古泉「(グッジョブです、朝比奈さん、グッジョブ!)」
長門「………大丈夫、彼らに異常はない。
それに、1位を当てる早さも関係ない。当てられるものから当てるべき。
あなたは正しいことをした。」
みくる「……そ、そうですか…?」
105 名前:>>102 それいいです。採用します。[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:21:15.38 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「み、みくるちゃん……そろそろ、次、誰に当てさせるか、えらびなさい……」
みくる「あ、はい………え、えっと、じゃあ、国木田くん…」
国木田「うぷっ」
キョン「国木田!」
ハルヒ「く、口開かなくていいから!」
国木田「………っ!……っ!」
みくる「………な、何て言ってるんでしょうか?」
長門「……彼の口のわずかな動きと声のトーンから判断すると、『安価+4』だと思われる」
国木田「っ!」コクコク
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:23:13.65 ID:4TeslQrGO
ポテト
111 名前:ポテト[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:25:27.52 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「……一応Sサイズで頼んだけど……これもきついわね」
キョン「……水飲んだら、だいぶ楽になったが、それもそうだな……」
国木田「ご、ごめん……だけど、きっと、上位にランクインしてるよ!」
古泉「その可能性は十分ありますね。待っていても時間の無駄です、いただきましょう」
ちょっと抜けます
121 名前:ポテト[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:39:29.83 ID:aPyjGpeC0
森「6位でございます」
キョン「よっしゃあ!!」
ハルヒ「すごいじゃない国木田君! 今のところ打率10割はあんただけよ!」
古泉「んっふふふ……まあ正直、なんで最初からポテト選ばないのかって言う人もいるでしょうけど……」
鶴屋「空気読みなー、古泉君」
古泉「ええ、わかっていますよ、失礼しました」
谷口「いよっしゃああ、復活したぜー!」
長門「………空気を読め」
124 名前:だいる→打率[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:42:27.73 ID:aPyjGpeC0
国木田「……あと、1回しか選んでないのは……」
古泉「僕と、キョン君と涼宮さん、それに鶴屋さん、というところですね」
国木田「えーと、じゃあ、最初に選んだきりだし、古泉君!」
古泉「おや、これはこれは」
ハルヒ「よーし、半分切ったとなると、俄然やる気が沸いてきたわ!
古泉君、このままペースを落とさずに、当てていくわよ!」
古泉「もちろんですよ……そうですね、では『安価+4』ではどうでしょうか」
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:44:48.76 ID:8PBhMCWj0
チキンナゲット
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:50:03.69 ID:aPyjGpeC0
鶴屋「なるほどね……これも鉄板さね。何で最初に思いつかなかったんだろ?」
キョン「文句をつけるわけじゃないが、やっぱりこの油の多さ致命的だな……」
古泉「んふふ……普段はこんなグロッキーな状態でいただきませんからね……」
ハルヒ「……キョン、ソース変えて」
キョン「味を変えても腹へのダメージは一緒だぞ?」
長門「ソースがこれだけあればマージャンが出来そう……」
みくる「赤一色と黄一色だけじゃないですか……」
ハルヒ「……うん、何とかみんなたいらげたわね」
ハルヒ「さあ、このまま奇跡の3連勝もらうわよ! チキンナゲット、何位かしら!」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:54:06.08 ID:aPyjGpeC0
森「5位でございます」
ハルヒ「やったあぁ!!」
鶴屋「さっすが古泉君、期待を裏切らないね!」
古泉「いえいえ、僕がすごいわけではないですよ」
国木田「十分すごいよ、君も2連続でヒットじゃないか!」
ハルヒ「うーん、いい感じよ。なんたって、残りは後3つだもの!
さあ、誰に当てさせる? こうなったら、のこりも3連勝してやるわ!」
古泉「……そうですね、それでは……キョンくん」
キョン「うっ。やっぱりか」
古泉「まあここは、あなたにも名誉挽回のチャンスを与えさせていただこうかと」
キョン「……ふっ……わかってるじゃないか、古泉。
いいだろう、ここで俺の本領を見せてやる!
ハルヒ、『安価+4』を注文だ!!」
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 12:56:12.11 ID:Ga90osX5O
ここはシャカシャカとみた
しかし腹が痛くなるスレだ
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:01:14.06 ID:aPyjGpeC0
キョン「熱いっ! と、飛ばすな馬鹿! ちゃんと袋閉じて振れよ!」
ハルヒ「いいじゃないの別に。3連続で脂っこいサイドメニュー選んだ罰よ、罰」
キョン「連続になったのは俺に責任じゃない!それにそんな口を叩けるのも今のうちだぞ?
もうすぐ俺に感謝する瞬間g熱っっっっ!!!」
みくる「ふぇえ! き、キョンくん、ごめんなさい!」
キョン「い、いえいいんですよ朝比奈さん。だけど、ちゃんと袋は閉じなきゃだめですよ?」
谷口「熱い熱い熱い熱い! なんで押し付けんの!?」
長門「押し付けてなどいない。飛び出たナゲットがあなたの額に着いて離れないだけ。
はがそうとしているのにはがれない。手で抑えているように見えるのはそのせい」
谷口「洒落になんねえって! あづぁづぁづぁづぁづぁ!!」
ハルヒ「…………あー、楽しかったわ。さて、キョンの名誉挽回となったのかしら」
キョン「くっ……お、俺の顔にナゲット型のやけどが……」
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:07:29.10 ID:aPyjGpeC0
森「4位でございます」
ハルヒ「うそっ!? ちょっとキョン! すごいじゃん!」
キョン「ふっ……まあ、こんなもんだ」
みくる「すごいです……本当に4連勝です……」
国木田「残るは7位と8位だけ、か」
鶴屋「さっすが、キョンくん! 名誉挽回したね!」
キョン「ありがとうございます、鶴屋さん。
……というわけで、次はあなたでいいですか?」
鶴屋「むっ? ……ふふふ、そうきたか、キョン君……」
ハルヒ「面白いじゃない。こうなれば、鶴屋さんとあたしで、残りの2つもらっちゃいましょう!」
鶴屋「任せるっさ、ハルにゃん! 私が選ぶのは『安価+4』だよ!」
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 13:08:46.07 ID:yfwe9CqI0
チキンフィレオ
152 名前:お前らさっきからなんでそんなに当てるの[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:13:09.86 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「……うふふ…さすがに、調子が出てるとはいえ、これだけ食べると
腹もやばくなるものね……チキンフィレオがずしりと重いわ」
鶴屋「うー……人気だとは思うんだけどねー、さすがにこれ以上は何であろうときついね……」
キョン「いえいえ……はずして余計に食うよりか全然マシですよ」
谷口「だけど……きついものはきついな……」
国木田「運動もせず立ち上がりもせず、もう何時間いるんだろうね……」
ハルヒ「…ふう、ごちそうさま!
さあ、きれいに終わるためにも、これだけついた勢いを殺すわけにはいかないわ!
チキンフィレオ、何位かしら!」
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:18:21.90 ID:aPyjGpeC0
森「8位でございます」
キョン「……マジか?!」
ハルヒ「ふふふふ、流石私たち! やっぱりこれは、あたしの番できれいに終われっていう
何らかの力が働いてるとしか思えないわ!」
古泉「んふふふ……既に十分グロッキーですが、あと1品だと思うと、いささか拍子抜けでもありますね」
みくる「そ、そうですね……結構滞りなく進んできましたし……」
森「ご心配なく。最後の1品……7位の商品は、とびっきり難しい枠ですから」
キョン「………なに?」
谷口「偉い自信だな……そんなにマニアックな品が売れてるのか?」
ハルヒ「へーえ……面白いじゃない! いいわ、その挑戦、受けてたつわ!
あたしの番で全部終わりよ!
7位はずばり『このレス+4』! 間違いないわ!」
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:20:09.24 ID:b0zXebV80
満を持して
ダブルクオーターパウンダー
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:25:15.54 ID:aPyjGpeC0
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「なによ、キョン」
古泉「涼宮さん……これはいささか……勇み足ではないでしょうか」
長門「(ここにきてハーフポンドの肉……私の体にも限界がある……)」
鶴屋「いや……でも、パウンドが10位でダブルが7位というのは、逆にありかもしれないよっ!」
みくる「う……ぜ、全然入らないです……」
国木田「谷口」
谷口「えっ!? ち、ちょま、また俺かよっ!?」
ハルヒ「うう………は、入ったわ……」
谷口「くそ……きつい……だがあそこで断っていては、俺のイメージにかかわる……」
ハルヒ「いいえ、でもきっとランクインしてるはずよ!
さあ、これで終わり! ダブルパウンドは一体何位なのっ!」
179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:30:25.68 ID:aPyjGpeC0
森「34位でございます」
ハルヒ「…………」
キョン「………ああ……」
みくる「………」
古泉「……」
長門「……やってしまったものは仕方ない。次で当てるしかない」
ハルヒ「……有希……」
国木田「そ、そうだよ! 外れちゃったものは仕方ないよ、むしろここまで連勝してたのが奇跡的だったんだし!」
鶴屋「そーさ! ハルにゃん、何も落ち込むこたないよ、ここからだよここから!」
ハルヒ「みんな…………」
森「お待たせしました。『このレス+4』です」
183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:31:38.42 ID:b0zXebV80
デザートほしいな
シナモンメルツ
189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:33:55.57 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「………何これ」
森「え、シナモンメルツでございますが?」
ハルヒ「いや、そうじゃなくて……え、誰?」
キョン「いや、俺じゃあないぞ」
古泉「僕も長門さんも、断じて違いますよ?」
鶴屋「あたしとみくるもさ! 誓って勝手に注文するなんて真似、しないよ!」
キョン「………なあ、国木田……まさか……」
国木田「………谷口?」
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:39:17.93 ID:aPyjGpeC0
キョン「お前なにやってんの?」
谷口「いや、だってお前、絶対これだと思ったんだって!」
ハルヒ「思ったかどうかじゃなくって! 何で勝手に頼んでるのよ!」
谷口「だってお前! このままじゃいつまでたっても俺に選択権回してくれねえじゃねえか!
俺知ってるんだって、これ人気ランキング入ってたんだって!」
長門「……マクドナルドが最近そんなランキングを発表したことはないはず」
古泉「……失礼ですが、谷口君。いったいどこのランキングですか?」
谷口「え、いや、俺が入ってるmixiのコミュn」
ハルヒ「有希。ベアハッグよ」
長門「了解」
谷口「待て待て待て待て!! あ、い、いやそれもいいけど、でも待て!!」
199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:43:44.78 ID:aPyjGpeC0
谷口「あーもー! わかったよ! 先にランキングきかせろよ、じゃあ!」
鶴屋「……え、そりゃなんでだい?」
谷口「万が一ランキング入ってなかったら、俺が全部食べてやるよ!
だけどな、もし入っててみろ、涼宮!
今度からお前のわけのわからん部活の名前をシナモンメルツ団に変えろ!」
みくる「な、何言ってるんですかぁ!?」
キョン「お前……勝手に注文したことが問題なんだろうが。一体なんでそんな……」
ハルヒ「面白いじゃない」
古泉「え……涼宮さん?」
ハルヒ「それほどまでに自信があるなら、いいわ。あんたを信じて一回乗ってあげる。
だけど、もし外しててみなさい。全部食べた上で、然るべき処置を受けてもらうから」
谷口「ああいいさ! なんだって受けてやるよ!
見てろよ、どれだけ頭下げたって、名前の変更は絶対だからな!」
202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:46:41.08 ID:aPyjGpeC0
森「42位でございます」
ハルヒ「谷口、全部食べたかしら」
谷口「………っ………」
長門「あまりの吐き気で返事もままならないが、全部食べきっている」
キョン「よし、鶴屋さん、有希。腹に思いっきり膝を入れてくれ」
鶴屋「あいやさいさい」
有希「了解」
212 名前:42→32 そこまでのメニュー数はないです[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:50:47.32 ID:aPyjGpeC0
キョン「さて、目障りなのがトイレにいったところで、再開するか」
古泉「ですが、正直、かたいところは全て出してしまいましたね……」
鶴屋「むー、一体どこから攻めればいいかわからないよ」
ハルヒ「そうね。だけど、ここからが正念場よ!
こうなった以上、一刻も早く当てて見せるわ! SOS団団長の名にかけて、絶t」
森「お待たせして申し訳ございません、先ほどシナモンメルツと同時にご注文いただいた、
『このレス+4』です」
キョン「谷口!!!!」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:52:02.26 ID:dQgGvJhQO
ソフトツイスト
224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 13:57:36.42 ID:aPyjGpeC0
キョン「………自信があるとかいっておいて、結局2つ頼んでたのか」
ハルヒ「口からでまかせだったのね……」
古泉「この2つのどちらかがあたればいいということだったんでしょうか」
鶴屋「にしちゃあずいぶんとひどい2択だね…」
みくる「……だけど、脂っこくないし甘いし、ここでデザートが来たのは嬉しいです」
長門「同感」
ハルヒ「ふぅ、お腹に重くないもので助かったわ……。
一応聞いておくわ。これって何位なのかしら」
226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 14:00:19.58 ID:aPyjGpeC0
森「33位でございます」
鶴屋「……メニュー数考えると、トップ10も埋まってるけどワースト10も結構埋まってるんだね……」
みくる「最初に埋めたのは鶴屋さんですけどね……」
鶴屋「手厳しいなあ、みくるは」
長門「……」
ハルヒ「……ん? どうしたの、有希」
長門「考えがある。『このレス+4』」
230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 14:02:00.10 ID:KINYjA95O
あかとうがらし
241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 14:07:48.51 ID:aPyjGpeC0
キョン「………嘘だよな?」
長門「本気」
ハルヒ「………これがいいの?」
長門「残りのメニューはだいぶ絞られている。その中から考えた、結果」
古泉「確かに、ポテトやナゲット以外のサイドメニューがランクインしてるとは考えられませんしね……」
キョン「いや、それはわかるが、にしたってお前、赤唐辛子は……」
長門「これをはずしたら、もう選択はしない。
きつそうな人がいれば、私が食べる。お願い。信じて」
ハルヒ「………わかったわ」
キョン「ハルヒ………!」
ハルヒ「もう一度、有希を信じてみる。注文して」
242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 14:10:51.74 ID:aPyjGpeC0
キョン「………っっ!!……」
ハルヒ「う……く……」
古泉「これは……長門さんを信じるか否かの問題の前に、純粋に辛さが強いですね…」
鶴屋「くああああ……これはきくさ……」
みくる「ひ、ひりひりします…」
長門「渡して」
みくる「え、あ、大丈夫なんですか!?」
長門「大丈夫。辛いのは得意」
ハルヒ「……っあああ……食べた、食べたわよ」
キョン「俺もだ……お疲れさん」
ハルヒ「さ、さあ……有希があれだけ言うんだから、何かあるはずよ。
さあ、何位なのか教えて頂戴」
245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 14:17:42.76 ID:aPyjGpeC0
森「27位でございます」
長門「………申し訳ない」
ハルヒ「………いいのよ、別に、まじめに考えた結果なんだし…」
古泉「ええ、トイレにいる彼に比べれば」
キョン「だが、おい、そろそろもう限界だぞ……」
みくる「1つのメニューを平らげるのに、30分ぐらいかかってますし……」
ハルヒ「限界ね……次、どれがいい?」
キョン「……」
みくる「……」
鶴屋「……むっ! ハルにゃん、『+4』はどうだい!」
249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 14:19:17.81 ID:2vAQfVKOO
アップルパイ
253 名前:>>249 !!![] 投稿日:2009/12/20(日) 14:32:02.22 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「ふむ……やっぱり、油っぽい肉じゃないのはいいわね」
古泉「そうですね……ですが、どうしてこれを?」
鶴屋「いや、大阪の吹田のマックの一番人気がこれだったのを思い出したんだよっ」
みくる「なんでそんなピンポイントなんですか?」
鶴屋「いや、ここぐらいしか売り上げの詳しいデータなんて知らないから……。
だけど、ある店で一番人気ということは、ランクインの望みも高いんじゃないのかい!」
キョン「まあ、外れたときの衝撃も、これなら少なそうですね」
鶴屋「そうさっ。まあ、もっかいぐらい、あたしを信じとくれよ」
ハルヒ「わかったわ! さあ、アップルパイは一体何位っ?」
258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 14:38:35.78 ID:aPyjGpeC0
森「おめでとうございます。人気ランキング8位でございます」
270 名前:7位です[] 投稿日:2009/12/20(日) 14:45:43.45 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「え?」
キョン「マジ?」
古泉「えっ」
みくる「えっ」
ハルヒ「つ、鶴屋さん、やったぁっ!!」
みくる「す、すごいです、鶴屋さん!」
鶴屋「……お、おう、どんなもんだい!」
長門「…非常にぎこちない喜び方」
278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 14:51:43.46 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「やったわ!! あの番組がどういうものなのか、身をもって体験できたのね!」
キョン「ああ、この喜びはテレビで見ているのとは桁違いだが、あれだけ芸人が喜ぶのもわかる!」
鶴屋「お、終わったんだね……」
国木田「良かった……何とか4時間ですんだね……」
古泉「んふふふ……これほどに厳しいものだとは思いませんでした」
280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 14:54:44.97 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「打率は……二打数二安打で、古泉君と国木田君がトップね!
よくやったわ! 今回もっとも貢献したわね!」
古泉「いえいえ、僕たちだけの成果ではございません」
国木田「そうだよ、たまたま外さなかっただけでさ、みんなだって当ててるじゃないか」
長門「……みんな?」
キョン「……"みんな"?」
谷口「……うぅぅ………気持ち悪い……やっと吐くだけ吐けた」
281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 14:55:55.62 ID:aPyjGpeC0
キョン「谷口……」
古泉「彼だけですね、ひとつも当たってないのは」
みくる「しかも、四打数ノーヒットです……」
ハルヒ「………」
287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/20(日) 15:17:14.13 ID:aPyjGpeC0
ハルヒ「次はcoco壱ででもやるわよ、キョン!」
キョン「マジかよ……またやるのか?」
ハルヒ「当然!」
よっしゃあジエンド