1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 19:34:12.94 ID:dJPD6V850
古泉「もちろんですよ!みんなで楽しみましょう」
キョン「ああ、おもいっきり騒ごうぜ」
ハルヒ「はっ?あんた達何言ってるの?やらないわよ」
キョン・古泉「えっ?」
ハルヒ「やるわけないでしょ。年に一度のクリスマスなのよ!クリスマス!」
古泉「でもこういうのは涼宮さんが一番好きそうかと…」
ハルヒ「古泉くん、クリスマスって何の日か知ってる?」
古泉「確かキリストの誕生日ですよね…?」
ハルヒ「違うわ!クリスマスは恋人と過ごす日なのよ!」
キョン「恋人って…えっ?お前彼氏いるのか?」
ハルヒ「当然よ!みくるちゃんや有希も彼氏がいるわ」
キョン・古泉「………」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 19:42:53.14 ID:dJPD6V850
古泉「そ、そうなんですか?朝比奈さん?」
みくる「はい…なので今年は彼氏と一緒に過ごしたいので、ちょっと…」
古泉「そんな…」
キョン「おい長門!お前も彼氏がいるのか!?」
長門「いる」
キョン「じゃあクリスマスは…」
長門「彼氏と過ごす予定」
キョン「……マジかよ」
ハルヒ「ほらね!分かったでしょ!クリスマスはみんな予定があるのよ」
ハルヒ「せっかくの機会だからあんたたちも彼女と一緒に過ごしたら?」
長門「それがいい」
みくる「その方が彼女さんも喜ぶと思いますよ」
キョン・古泉「………」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 19:56:27.46 ID:dJPD6V850
ハルヒ「そういうことだからクリスマスパーティーは無しよ!」
みくる「うふふ、これで今年は彼氏と一緒に過ごせます〜」
ハルヒ「そう言ってみくるちゃん、彼氏とパコパコするつもりなんでしょ?」
みくる「そ、それを言うなら涼宮さんだって」
ハルヒ「わ、私はその…ディナーの後に…彼とホテルで…ブツブツ」
長門「ホテルでパコパコ?」
ハルヒ「ゆ、有希はどうなのよ!」
長門「私は自宅で彼と過ごす」
みくる「パコパコですか?」
長門「そう、彼とパコパコ」
ハルヒ「はぁ〜クリスマスが待ち遠しいわ」
ハルヒ「あっ、もうこんな時間だわ。キョン、古泉くん、戸締りよろしくね!」
バタン
キョン・古泉「………」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 20:04:09.19 ID:dJPD6V850
キョン「なぁ古泉…」
古泉「なんでしょう?」
キョン「お前、彼女いる?」
古泉「いいえ…」
キョン「そうか…」
古泉「そういうあなたは?」
キョン「いたらクリスマスパーティーなんてやろうと思うか?」
古泉「ですよね…」
キョン「なぁ、お前今年のクリスマスどうするつもりだ?」
古泉「どうするって…家族で過ごすことになるかと」
キョン「やっぱお前もか…」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 20:11:03.23 ID:dJPD6V850
古泉「それでしたらどうでしょう?男だけでパァーッと騒ぐのは」
キョン「国木田や谷口を呼んでか?」
古泉「ええ、気兼ねなしに楽しめると思うのですが」
キョン「そうだな。今年のクリスマスは野郎だけで楽しむか!」
古泉「そうですよ!女がなんです!クリスマスはキリストを祝うものです!」
キョン「よしっ!さっそく国木田たちを誘うぜ」
国木田「クリスマス?ああ、ごめん。その日は彼女と一緒に過ごすんだ」
谷口「あぁ?クリスマスだって?わりぃな、その日はコレと飯食いに行く予定があるんだよ」
キョン・古泉「……」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 20:23:12.97 ID:dJPD6V850
キョン「なぁ古泉…」
古泉「なんでしょう?」
キョン「クリスマスってさ、イエス様の誕生日を祝う日だろ?」
古泉「ええ、もちろんそうです」
キョン「恋人と一緒に過ごす日じゃねーよな?」
古泉「ええ、断じて違います。イエス様の誕生日を祝う日です」
キョン「だよな!俺達間違ってないよな!」
古泉「そうですよ!僕達は間違ってませんよ!」
キョン「間違ってるのはあいつらの方だよな!何が恋人と一緒に過ごす日だ!」
喜緑「ねぇ会長、ホテルの予約は取りましたか?」
会長「ああ、もちろんだとも。朝までずっとパコパコしてよう」
喜緑「もう!エッチなんだから」
会長「ハハハハハ!」
キョン・古泉「………」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 20:31:17.61 ID:dJPD6V850
キョン「古泉、俺は決めたぞ!」
古泉「ど、どうしたんですか?いきなり大声なんか出して」
キョン「古泉!お前は悔しくないのか!?」
キョン「クリスマスの夜は街中の恋人たちがパコパコしてるんだぞ!」
古泉「まぁ、そうですが…」
キョン「それなのに俺達はどうだ!母親と一緒にクリスマスケーキを食うんだぞ!」
古泉「僕の毎年の恒例行事そのものです…」
キョン「だから俺は決めたぞ!古泉!」
キョン「クリスマスまでに彼女を作る!」
古泉「!!」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 20:40:54.56 ID:dJPD6V850
キョン「どうだ!」
古泉「いや、どうだって胸を張られましても…」
古泉「そもそもあなたには彼女となってくれる当てがあるんですか?」
キョン「ある!中学時代の同級生なんだがな、一人可愛い奴がいるんだ」
古泉「もしかして佐々木さんですか?」
キョン「ああ、佐々木だ。今からあいつに電話して告白する」
古泉「えっ?今から告白するんですか!?」
キョン「こういうのは早い方がいいからな…」
キョン「あっもしもし、佐々――」
男「あ?お前誰?」
キョン「えっ?…あのう、佐々木さんの携帯ですか?」
男「そうだよ。なにお前?誰なの?」
佐々木「もしもし?キョン?ごめんよ、彼氏が出てしまって――」
キョン「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
古泉「………」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 20:51:32.51 ID:dJPD6V850
古泉「落ち着きましたか?」
キョン「ああ、すまなかった…」
古泉「いえ、お察しします」
キョン「俺のことはいい。古泉、せめてお前だけは素敵なクリスマスを過ごしてくれ」
古泉「ってことは僕も彼女を作れと?」
キョン「でないと母親と一緒にクリスマスケーキを食べることになるぞ」
古泉「そ、それはごめんです」
キョン「お前にもいるんだろ?好きな人」
古泉「はい…森さんのことが…」
キョン「なら告白して来いよ。お前なら大丈夫さ、古泉」
古泉「分かりました!森さんに告白してみます!」
森「ねぇ〜荒川さん、イブの夜はオシャレなお店でフランス料理が食べたいです」
荒川「ハハッ、私は料理よりも園生を食べたいよ!」
古泉「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
キョン「………」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 21:01:11.90 ID:dJPD6V850
古泉「オエッ……」フキフキ
キョン「どうだ?落ち着いたか?」
古泉「ええ、失礼しました」
キョン「そうか……」
古泉「……」
キョン「……」
妹「あっ!キョンくんと古泉くんだ!」
ミヨキチ「あっ、こんにちは…」
キョン「二人で何してるんだ?何かの買物か?」
妹「うん!彼氏に渡すクリスマスプレゼントを買いに行くの!」
ミヨキチ「イブの日は彼氏の家で過ごすんです」
妹「えへへ、安心してね、キョンくん。ちゃんと避妊するから」
ミヨキチ「それでは失礼します」
キョン・古泉「………」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 21:11:07.49 ID:dJPD6V850
キョン「なぁ、古泉…」
古泉「なんでしょう?」
キョン「もしかしてこの世界でクリスマスを親と過ごすのって俺達だけなんじゃね?」
古泉「あ、諦めたらダメですよ!まだそうとは決まったわけでは…」
キョン「そうは言ってもな…今更彼女作るとか無理だろ?」
古泉「それはそうですが……そ、そうだ!」
キョン「ん?」
古泉「べつに彼女を作る必要はないんじゃないですか?」
キョン「どういうことだよ?」
古泉「一緒にクリスマスを祝ってくれる子を探せばいいんですよ」
キョン「いや、それこそ無理な相談だろ…」
古泉「じゃあこのまま母親とクリスマスでいいんですか!あなたは!」
キョン「それは困る…」
古泉「なら頑張りましょうよ!まだ時間はあります!」
キョン「そうだな…兎に角、手当たり次第誘ってみるか…」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 21:17:45.64 ID:dJPD6V850
鶴屋「アハハっ!ごめんよ、その日は彼氏と過ごすんだ!」
阪中「せっかくなんだけど、その日は彼氏とホテルに行くのね」
橘「クリスマスですか?…その日は彼氏とデートするので」
周防「――その日は――彼氏と――パコパコ――」
榎本「う〜ん、ライブの後に彼氏とホテルに行くんだ」
中西「ごめんね。私も彼と…」
岡島「ちょっと無理かな。彼氏と予定があるから」
財前「クリスマスは彼とディナーをするから無理なんだ」
キョン「おいっ、泣くなよ…古泉」
古泉「そういうあなたこそ…」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 21:33:37.96 ID:dJPD6V850
キョン「俺達にはどだい無理な相談だったんだよ…女の子とクリスマスを過ごすなんて」
古泉「やめてください!」
キョン「結局、俺達は今年も母親とクリスマスケーキを――」
古泉「やめろ!!!」ボグッ
キョン「てめぇ!何しやがるんだ!」
古泉「まだ終わったわけじゃないんです!希望をもちましょうよ!」
キョン「うっせ!てめぇこそいい加減現実をみやがれ!俺達はモテないんだよ!」
古泉「だからといって諦めてどうするんです!」
キョン「じゃあいるのかよ!俺達とクリスマスを過ごしてくれる奴が!」
キョン「美人で優しくて可愛くて…」
キョン「おまけに性格も良くて彼氏持ちじゃない…」
キョン「そんな女の子がいるのかよ!!」
古泉「そ、それは…」
朝倉「ねぇあなたたち、そこで何やってるの?」
キョン・古泉「いたーーーーーーー!!」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 21:45:01.60 ID:dJPD6V850
キョン「なぁ古泉、これってもしかしてチャンスじゃないか?」
古泉「ええ、これは千載一遇の好機です!」
朝倉「ねぇ、二人で何こそこそ話してるの?」
キョン「あっいや、なんでもないんだ」
古泉「ところで朝倉、あなたは彼氏がいますか?」
朝倉「いないけど…どうして?」
キョン・古泉「きたーーーーーーーーー!!」
朝倉「??」
キョン「じゃあ、クリスマスには何か予定が入っているか?」
朝倉「いいえ、何も予定はないけど…」
キョン・古泉「うしゃぁぁぁぁぁ!!」
キョン「朝倉!もしよければ俺達と一緒にクリスマスを過ごさないか!」
古泉「お願いします!朝倉さん!」
朝倉「ごめん、それ無理」
キョン・古泉「えっ?」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 21:59:29.94 ID:dJPD6V850
キョン「ど、どうしてだよ!朝倉!」
朝倉「どうしてって言われても…私があなたたちとクリスマスを祝う義理はないでしょ?」
古泉「僕達は朝倉さんと一緒に過ごしたいんです!」
キョン「そうだ朝倉!お前だけが頼りなんだ!頼む!」
朝倉「う〜ん…どうしようかな…」
古泉「お願いします!もうこれ以上母親とクリスマスケーキを食べるのは嫌なんです!」
キョン「朝倉!このとおりだ!俺達を男にしてくれ!」
朝倉「(男にしてくれ…?どういう意味かしら?)」
朝倉「分かったわ。クリスマスはあなたたちと過ごすことにするわ」
古泉「本当ですか!?」
朝倉「ええ、本当よ」
キョン「よっしゃぁぁぁ!!」
古泉「良かったですね。これで晴れて僕達もパコパコですね」
キョン「ああ、3Pってのがアレだけどな」
朝倉「(パコパコ?3P?一体なんの話…?)」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 22:12:42.05 ID:dJPD6V850
朝倉「それじゃあ、私の家でクリスマスを行うでいいかしら?」
キョン「おう、楽しみにしてるぞ」
古泉「ええ、お願いします」
朝倉「分かったわ。それじゃあ、色々と準備したいからこれで失礼するわね」
古泉「んふ。では僕もプレゼントを買いに行くとしますか」
キョン「プレゼント?」
古泉「ええ、朝倉さんに渡すプレゼントですよ」
キョン「古泉!お前自分だけ良い格好するつもりだな!」
古泉「あわよくばこれを機会にお付き合いしたいと思ってます」
キョン「なっ!?」
古泉「まっ、そうなったらあなたには途中で帰ってもらうことになりますね」
キョン「ふざけるな!朝倉とパコパコするのは俺だ!」
古泉「んふ。では精々頑張ってください^^」
キョン「くっ…誰がお前に負けるものか!」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 22:25:04.40 ID:dJPD6V850
未完。誰か任せた
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 23:23:54.30 ID:Q4sbFB4kO
〜クリスマスから数日後〜
キョン「はぁ、……結局朝倉は古泉と………」
キョン「………所詮男は顔なんだなぁ……はぁ」
ブーブー
キョン「ん?…メール?……ハルヒからか……不思議探索?……やってらんねぇ………」
キョン「……だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!もぅダメだ!ビッチばっかじゃねぇか!」
キョン「日本人ビッチすぎだろ!………待てよ、日本じゃない国なら俺もモテるかも……」
キョン「そうと決まれば早速色々な国の言葉の勉強だ!」
その日からキョンの死に物狂いの勉強が始まった
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 23:41:13.77 ID:Q4sbFB4kO
〜休み明け学校〜
ハルヒ「ちょっとキョン!あんた何で不思議探索来なかったのよ!」
キョン「……俺なんかに構ってないで、彼氏との時間を大切にしろよ……」カキカキ
ハルヒ「そう言う問題じゃない!あんたは雑用でしょ!?」
キョン「……うん」カキカキ
ハルヒ「……ってあんた人の話し聞いてんの?」
キョン「……うん」カキカキ
ハルヒ「……じゃ、じゃあ何してんのよ!朝っぱらから机にしがみついて!」
キョン「……勉強」カキカキ
ハルヒ「…………」
キョン「…………」カキカキ
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 23:50:27.48 ID:Q4sbFB4kO
ハルヒ「と、とにかく!部室にはこれから毎日来なさい!わかった!」
キョン「……うん」カキカキ
ハルヒ「…………」
〜放課後〜
ガチャッ
キョン「うぃーっす」
古泉「おやおや、チェリーボ………あなたでしたか」
キョン「……うん」スタッガサガサ
古泉「独り身の冬休みはどうでしたかwwww」
キョン「……うん」カキカキ
古泉「……何なさってるんですか?」
キョン「……勉強」カキカキ
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/05(土) 23:58:36.30 ID:Q4sbFB4kO
古泉「なるほどwwwじゃあ恋の授業を僕がしてあげしょうか?wwww」
キョン「……うん」カキカキ
古泉「……………」
ガチャッ
朝比奈「遅れました〜……あれ?まだお二人だけなんですか?」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 00:05:54.60 ID:qZ36Y7PTO
古泉「あ、朝比奈さん、涼宮さんはまだですよ」
朝比奈「そうですかぁ、じゃあ着替えたいんで、ちょっと出ててください」
古泉「わかりました、行きますよチェリーボ……キョン君wwww」
キョン「………うん」カキカキ
ガチャッ
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 00:15:10.67 ID:qZ36Y7PTO
古泉「いや〜しかし大変ですよwwww涼子のやつww
人前ではあんまりベタベタしたくないんですがwww」
キョン「…………」ブツブツ
古泉「夜になったらなったでwww甘えん坊の子猫ちゃんwwww」
キョン「…………」ブツブツ
古泉「まぁこんな話しした所でwwwチェリーボ……あなたにはわからないでしょうけどwwww」
キョン「…………」ブツブツ
古泉「……僕の話し聞いてますか?」
キョン「…………うん」ブツブツ
古泉「………何、してるんですか?」
キョン「…………暗記」ブツブツ
古泉「……………」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 00:25:30.88 ID:qZ36Y7PTO
朝比奈「終わりましたよ〜」
古泉「えっ?あ、あぁわかりました、戻りますよキョン君」
キョン「…………うん」ブツブツ
ガチャッ
朝比奈「今、お茶入れますね〜」
古泉「ありがとうございます、朝比奈さん」
キョン「………俺は要らないです」カキカキ
朝比奈「……え?」
キョン「……………さっき自販機で買いましたし………」カキカキ
朝比奈「えっ?あの、さ、寒いし、温かいお茶の方が………」
キョン「…………そう言う気遣いは彼氏さんにしてあげて下さい」カキカキ
朝比奈「え?……はい」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 00:36:05.20 ID:qZ36Y7PTO
ハルヒ「おっまたせー!」バタン!
朝比奈古泉「あ、涼宮さん、こんにちは」
キョン「…………おぅ」カキカキ
ハルヒ「……あんたまだやってたの?どうせ3日と持たないんだから」
キョン「…………うん」カキカキ
ハルヒ「……ふ、ふん!これだから恋人の一人もいない男はダメね!気持ち悪いからさっさとやめちゃいなさい!」
キョン「…………俺も恋人出来たよ」カキカキ
ハ朝古「!?」
ハルヒ「な!……だ、誰よ!」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 00:43:37.53 ID:qZ36Y7PTO
キョン「…………勉強」カキカキ
ハルヒ「……へ?」
キョン「……………勉強が恋人」カキカキ
ハルヒ「………プッ、アッハハハハハ!べ、勉強が恋人ってwwww……プークスクスww」
古泉「キョン君wwwいくらあなたが好きでもwwww勉強とチュッチュッは出来ないwwww」
朝比奈「わ、笑っちゃダメですよ〜www」
キョン「……………」カキカキ
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 00:55:41.44 ID:qZ36Y7PTO
〜数日後部室〜
ハルヒ「おっまたー!」
長門「…………」ペラ
キョン「…………」カキカキ
ハルヒ「なんだ、まだみんな揃ってないのね
って言うか今日はもう解散ね!明日アタシ彼氏とデートだから!みんなにそう伝えてね!んじゃ」タッタッタッ
キョン「…………帰って良いぞ長門、俺が伝言しとくから」カキカキ
長門「その必要はない、今私が朝比奈みくる、古泉一樹両名に本日活動が無いことをメールした」
キョン「…………そっか」カキカキ
長門「…………」ペラ
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 01:10:00.08 ID:qZ36Y7PTO
〜翌日駅前〜
ハルヒ(しかしキョンのやつ、勉強が恋人ってwwww)
ハルヒ(寂しすぎるwww)
ハルヒ(……………彼氏君遅いなぁ)
〜1時間後〜
彼氏「悪い悪いwww寝坊したwww」
ハルヒ「遅いよ!今何時だと思ってるの!」プンプン
彼氏「あ?だから謝ってんだろ?」
ハルヒ「な!?で、でも今日は罰として彼氏君のおごりね!」
彼氏「あ?ありえねぇだろ?何?俺の事財布とか思ってんの?」
ハルヒ「え?い、いやそう言う事じゃ………」
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 01:22:14.11 ID:qZ36Y7PTO
ハルヒ「………ごめんなさい……」
彼氏「わかりゃ良いんだよwww」
ハルヒ「………そ、それより、いつになったら超能力見せてくれるの?
この間はパワーが足りないって言ってたけど」
彼氏「………は?」
ハルヒ「だ、だから超能力よ!超能力!」
彼氏「まさか、信じてたの?」
ハルヒ「………え?」
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 01:34:10.72 ID:qZ36Y7PTO
彼氏「まさか信じてたとかwwww」
ハルヒ「だって!超能力者だから、満月の夜は片目が緑色になるって………」
彼氏「カラコンに決まってんだろwwwアホスww」
ハルヒ「だ、騙したの!?」
彼氏「あ?普通信じると思うわけぬぇっつーのwwww」
ハルヒ「わ、別れて!今すぐ私と別れてよ!」
彼氏「んぁ?別に良いよwwwwお前の処女ぶち抜いてやったしよwww」
ハルヒ「…………グスッ」ポロポロ
彼氏「まぁ、記念にはなったろwwwwクリスマスに処女喪失出来たんだからwww俺ロマンチストwwww」
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 01:44:16.42 ID:qZ36Y7PTO
プルルルプルルル
キョン「ん?電話?はいもしもし」
古泉「もしもし?キョンですか?」アセアセ
キョン「ん?古泉どした?」
古泉「それが、先程からかなり大きな閉鎖空間が発生していまして、何か知りませんか?」アセアセ
キョン「いや、知らんぞ?今日は1日家にいるし」
古泉「そうですか………ちなみにキョン君は今日何をしてたんですか?」
キョン「俺?イタリア語勉強してたよ?」
古泉「……そうですか、では」ガチャッ
キョン「さて続き続き!」
遅くてゴメンよ
なにせ即興だから
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 02:11:59.98 ID:qZ36Y7PTO
〜数時間後〜
キョン「ふ〜、イタリア語もなかなか奥が深いな………」ピーンポーン
キョン「なんだ?宅急便でも来たか?はーいちょっと待ってくださーい!」
タッタッタッ
ガチャッ
キョン「はいはいどちらさま…………って佐々木?どうしたこんなじかんに?」
佐々木「……キョン………キョン!」ダキッ
キョン「うわっ!な、なんだ!?急に抱きつくなよ」アセアセ
佐々木「こ、恐かったよ〜グスッ」ポロポロ
キョン「な、なんかあったのか?」アセアセ
179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 02:19:22.19 ID:qZ36Y7PTO
〜数時間前〜
佐々木「―――――なら――――で――――だと私は思うんだよ、男君はどう思ってるんだい?」
男「……え?あぁ、俺もそう思うよ」
佐々木「………ホントに私の話聞いてた?」
男「聞いてたよ、聞いてた」
181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 02:27:17.12 ID:qZ36Y7PTO
男「それよりさ、なぁ良いだろ?」サワサワ
佐々木「やっ!だ、ダメだよ!そう言うのは18歳過ぎてからじなきゃダメって言ったろ!」バシッ
男「はぁ……わかったよ」
佐々木「それより、この小論文どうかな?一応自分でわ良くできた方だと思うんだけど?」
男「………あぁ?どれどれ?」
186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 02:35:04.69 ID:qZ36Y7PTO
男「ふーん、良いんじゃない?」ペラペラ
佐々木「……ホントにちゃんと見た?」
男「おー見た見た、良くできてるよ!」
佐々木(……はぁ、何で僕は男君を好きになたったんだろう)
佐々木(……あれ?何でだっけ?確か男君と出会ったのは………あれ?)
189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 02:44:24.31 ID:qZ36Y7PTO
佐々木(………おかしい?いつ出会ったのかすら覚えてない?……あれ?)
男「…………」
佐々木(好きになった理由?あれ?何だおかしい?………に、逃げよう)
男「……もう少し粘れると思ったんだけどな」
佐々木「!?」ビクッ
佐々木「き、急にどうしたんだい?」アセアセ
男「だって、気付いちゃったんだろ?」
佐々木「!?」ビクッ
男「…………パーソナルネーム佐々木―――を抹消する」ファッ
193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 02:57:07.63 ID:qZ36Y7PTO
バリーン!
男「!?」
ドギャッ
男「うぐぅ!」ドサッ
佐々木「く、九曜さん!?」
九曜「――遅く――――なっ――――た」
男「ちぃ!邪魔が入ったな」
九曜「とり――あえ――――ず――逃―――げて」
佐々木「ど、何処に!?」
九曜「――――彼――の――――――家に」
佐々木「う、うん!」タッタッタッ
男「待て、逃がさないぞ」ヒュッ
ガッ!
九曜「――あな――――た―――の――――相手―――は―――あ―――たし」
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 03:05:42.86 ID:qZ36Y7PTO
キョン「なるほど、それは大変だったな……落ち着いたか?」
佐々木「……うん、ありがとうキョン」グスッ
キョン「良いって、親友だろ俺たち?いつでも頼ってくれよ!」
佐々木「…うん、そうだね………エヘヘ////」
ガチャ
キョン「ん?誰か帰ってきたな、お袋かな?」
ダッダッダッバタン!
橘「佐々木さん!」
201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 03:24:05.35 ID:qZ36Y7PTO
橘「佐々木さん、大丈夫ですか!?」
佐々木「う、うん……もう大分落ち着いたよ……キョンノオカゲデ////」
橘「よかったのです!キョンさんも、ありがとうなのです」
キョン「ありがとうって、……そんな大したことしてないぞ?」
橘「そんな事ないn藤原「まったくだな、その現地民は佐々木を匿う以外何もしてないぞ?」
キョン「ぬ?いたのかパンジー」
九曜「―――――」
キョン「おぉ!九曜もいたのか!」
203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 03:33:00.61 ID:qZ36Y7PTO
〜数時間後〜
キョン「じゃ、気を付けて帰れよう」
橘「お邪魔しましたなのです!」
佐々木「お邪魔しました、またねキョン」
キョン「おぉ、またな」
橘「今日は私と九曜さんで佐々木の家にお泊まりなのです!」
九曜「――ボディ――――ガード―――は―――まかせ――て」
キョン「ハハッ!頼もしいな九曜」
藤原「邪魔したな、現地民」
キョン「おぅ、また遊びに来ても良いぞ藤原www」
206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 03:43:31.37 ID:qZ36Y7PTO
藤原「や、やめろ!馴れ馴れしい!」
キョン「照れんなってwwwじゃみんな気をつけてな」バイバーイ
佐々木達「サヨナラー」バイバーイ
キョン「………ふぅ、嵐のような奴らだったな………さて今度はフランス語でもやってみるか!」
藤原「………あの現地民、以前と少し雰囲気が変わったな」
佐々木「何でも目標を見つけたらしいよ?」
橘「目標ですか?一体何なんでしょうね?」
佐々木「そこまでは聞かなかったよ、でもあんなに生き生きしたキョン、初めてみたな////」
九曜「―――――――――」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 04:18:42.41 ID:qZ36Y7PTO
〜休み明け〜
キョン「はよーっす」
国木田「おはようキョン」
谷口「………おす」
キョン「?どした谷口?元気ないな?」
国木田「谷口、付き合ってる彼女に性病移されたんだって」
キョン「なるほどな、谷口は珍獣トリコモナスになったのかwwww」
谷口「……笑い事じゃないぜまったく」
ハルヒ「………………」
キョン「ん?ハルヒのやつも元気なさそうだな?あいつも性病か」
国木田「キョン、女子にシモネタはキツいよ」
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 04:46:47.13 ID:qZ36Y7PTO
〜放課後〜
ガチャッ
古泉「おや?チェリ………あなただけでしたか」
キョン「…………うん」カリカリ
古泉「いやしかし、先日の閉鎖空間はかなりの大物でしたよ」
キョン「…………うん」カリカリ
古泉「おかげで涼子とねデートもwwwwお預けなってしまってwwwww」
キョン「……………」カリカリ
古泉「その分夜の二人の閉鎖空間はwwwwwハッスルハッスルでしてwwww」
キョン「……………」カリカリ
古泉「もう僕、ミイラになるんじゃないかとwwwそのぐらい搾り取られてwwwww」
キョン「…………古泉」カリカリ
古泉「なんですかwww」
キョン「……………静にしてて」カリカリ
古泉「…………はい」
289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 12:04:17.74 ID:qZ36Y7PTO
コンコン
朝倉「失礼しまーす」
古泉「涼子タン!」
朝倉「いっちゃん、早く帰りましょう?」
古泉「んっふ!すいません涼子タン、今チェリ……キョン君と世間話をwwwwでは、さよならキョン君wwww」
キョン「………………うん」カリカリ
ガチャッ
キョン「……………」カリカリ
キョン「……………」カリカリ
キョン「……………」カリカリ
291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 12:12:24.34 ID:qZ36Y7PTO
ガチャッ
ハルヒ「………何?あんたしかいないの?」
キョン「…………うん」カリカリ
ハルヒ「……あっそう………」
キョン「……………」カリカリ
ハルヒ「………今度の土曜日、不思議探索するから」
キョン「……………彼氏はいいのか」カリカリ
ハルヒ「!?あ、あんな奴!私が捨ててやったわよ!」
キョン「…………そっか」カリカリ
ハルヒ「………遅れたら罰金だからね?」
キョン「……………うん」カリカリ
296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 12:22:47.67 ID:qZ36Y7PTO
ハルヒ「………罰金だから」
キョン「………わかった」カリカリ
ハルヒ「…………あんたさ、あたしに財布みたいに使われて、ムカついたりしないの?」
キョン「………俺が払わないとお前機嫌悪くなるだろ」カリカリ
ハルヒ「そ、それはあんたが遅刻するから!」
キョン「………遅刻しなかった日もある」カリカリ
キョン「…………そしたら『いつも遅刻してる分』って払わせたし」カリカリ
ハルヒ「うっ!?」
キョン「………古泉が最後で、あいつが払ったときも」カリカリ
キョン「……お前機嫌悪くなって、朝比奈さんに八つ当たりしてただろ」カリカリ
ハルヒ「そ、それは……あの………」
キョン「……………」カリカリ
300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 12:29:35.25 ID:qZ36Y7PTO
ハルヒ「………今日はもう帰る」
キョン「……………うん」カリカリ
ハルヒ「………………」
キョン「……………ハルヒ」カリカリ
ハルヒ「な、何?」ビクッ
キョン「…………気をつけて帰れよ」カリカリ
ハルヒ「う、うん…………アリガト////」
ガチャッバタン
キョン「………………」カリカリ
キョン「………………」カリカリ
キョン「………………」カリカリ
304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 12:50:48.14 ID:qZ36Y7PTO
コンコン
キョン「……………はい」カリカリガチャッ
朝比奈(大)「久しぶりね、失礼しますキョン君」
キョン「…………はい」カリカリ
朝比奈(大)「あの、実は今日は相談がありまして」
キョン「……………はい」カリカリ
朝比奈(大)「この時代にいる私に、今彼氏がいるじゃないですか?」
キョン「……………はい」カリカリ
朝比奈(大)「そ、その、恥ずかしいお話なんですが、このままだと、
この時代の私が必ず後悔する事になるんです」
キョン「……………はい」カリカリ
朝比奈(大)「協力してくれませんか?」
キョン「……………はい」カリカリ
朝比奈(大)「…………私の話聞いてますか?」
キョン「……………はい」カリカリ
357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 15:46:57.29 ID:qZ36Y7PTO
朝比奈(大)「フフフ、協力してくれたら良いことしちゃうんだけどな〜」
キョン「………………」カリカリ
スルスルパサッ
朝比奈(大)「ほぅら、今日勝負下着なんですよ、フフフ……真っ黒の下着、興奮するでしょ」
キョン「……………」カリカリ
サワサワ
朝比奈(大)「ほぅら、キョン君のココも、もうビンビn………………あれ?」
キョン「……………」カリカリ
朝比奈(大)「あ、あれ?おかしいな」モミモミ
シコシコ
キョン「………………」カリカリ
朝比奈(大)「そ、そんなはずは?あれれ?」スコスコ
モニモニ
キョン「………俺外国の女性にしか興味ないんで」カリカリ
朝比奈(大)「…………そ、そんなぁ〜」アセアセ
363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 15:58:01.80 ID:qZ36Y7PTO
キョン「………まぁ、後悔するのも恋なんじゃないですか」カリカリ
キョン「…………お力にはなれないですね」カリカリ
朝比奈(大)「………い、いえ…こちらこそ迷惑かけてしまってすいません」ショボーン
キョン「…………いえ」カリカリ
朝比奈(大)「そ、それでは失礼しましたぁ」ガチャッバタン
キョン「……………」カリカリ
367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 16:07:46.03 ID:qZ36Y7PTO
〜数時間後〜
キョン「う〜〜〜ん!はぁ…………そろそろ終わりにするかぁ」
キョン「……しかし独学じゃ限度があるなやっぱり」
キョン「せめて本場の発音とかを聞きたいなぁ…………そうだ!長門にたのんでみよう」
キョン「善は急げだし、早速長門の家に行ってみるかな」
373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 16:16:33.51 ID:qZ36Y7PTO
〜長門宅〜
長門「…………そう」
キョン「――ってな訳で、何とかならないか?って聞きに来たんだけど………何で朝倉と古泉がいるんだ?」
朝倉「あら?いちゃだめだったかしら?」
古泉「―――――――」ガクガク
キョン「いや、そう言う訳じゃないけど………しかも古泉は白目向いて倒れてるし」
朝倉「あ、彼ね…今データ取ってる途中なのよ」
キョン「………データ?」
382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 16:53:47.08 ID:qZ36Y7PTO
朝倉「そ、今私たち情報統合思念体は有機生命体の性的興奮について調べてるのよ」
朝倉「古泉君は今、私の作った仮想現実の中でチュッチュッしたりチョメチョメしたりしてるから
そのデータを取ってる途中なのよ」
キョン「へー………って私たちって事は長門もか?」
長門「…………そう」
キョン「でも、さっきから本を読んでるようにしか………………あ、官能小説か」
長門「……そう、フランス人書院」
386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 17:03:03.49 ID:qZ36Y7PTO
キョン「そっか……でさ、俺を外国に連れて行ったり出来るか?」
長門「……不可能ではない」
キョン「ん?なんか問題があるのか?」
長門「私は今日中にあと6冊フランス書院を読まなければならない」
キョン「んー………そっかじゃあまたこn朝倉「あら?私は暇よ?」
朝倉「私が連れてってあげようか?」
キョン「お、良いのか?古泉ほっといて?」
朝倉「うん、私個人は彼に全く興味ないしね」
396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 17:21:26.29 ID:qZ36Y7PTO
キョン「……でも、古泉はお前にベタ惚れっぽいぞ?」
朝倉「そうなのよ、彼ベタベタ引っ付いてきて気持ち悪いのよね
私はクリスマスで選ぶのはキョン君の方が良かったんだけどね?長門さんが駄目って言うから」
長門「あなたは涼宮ハルヒの鍵だから」
キョン「ふーん………でも、あんまりぞんざいに扱ってやるなよ?」
朝倉「ハイハイ、善処しますよー………でどこの国に行きたいの?」
404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 17:29:40.25 ID:qZ36Y7PTO
キョン「そうだな………じゃ、イタリアに連れて行っくれないか?」
朝倉「ハイハイ、じゃイタリアに出発ー!」
バヒューーン
長門「………行ってらっしゃい」ペラ
ドサッ スタッ
朝倉「到着ー!」
キョン「イテテテ、け、ケツが四つに割れそうだ」
朝倉「もぅ、鈍くさいわねぇ〜」
キョン「よ、余計なお世話だ」
409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 17:45:36.16 ID:qZ36Y7PTO
キョン「ここ2ヶ月ぐらい勉強しかしてなかったからなぁ、体力落ちまくりなんだよ」ケツサスサス
朝倉「ふーん………で、初めてイタリアに来た感想は?」
キョン「お、おぅ………当たり前だが、日本人が自分しかいないと……き、緊張するな」ガクガク
朝倉「フフッ、意外とカワイい反応するのねキョン君」ケラケラ
キョン「う、うるさいなぁ!そりゃ俺だって
ドンッ!
キョン「あ!す、スイマセン」
414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 17:55:37.63 ID:qZ36Y7PTO
女性『痛いわねぇ!何処見てのよ!』プンスカ
キョン(うぉ!い、イタリア語だ!……けど………わ、わかるぞ!これぞ1日15時間勉強の成果!)
キョン『ス、スイマセン、イタリアニ来たの初メテデ』
女性『へー!どこの国からきたの?』
キョン『日本デス』
女性『日本ってあのスシとかスモウの日本!?』
キョン『ハ、ハイ、ソノ日本デス』
449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 18:32:52.55 ID:qZ36Y7PTO
女性『へぇ………見たところ、まだ学生みたいだけど?』
キョン『ハ、ハイ、イタリア語ノ勉強ノタメニ来タンデス』
女性『フフッ、まだバンビーノ癖に、勤勉なのね!』
キョン『ハイ、キ、恐縮デス!』
朝倉(………何喋ってるか、全然わからないわ)
452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 18:44:43.75 ID:qZ36Y7PTO
女性『フフッ、じゃ私急いでるから……じゃあねバンビーノ』ホッペニチュッ
キョン『!?////』
朝倉「!?」
女性『また会えたら良いわね!バイバイ』スタスタ
キョン「………………」
朝倉「……………」
キョン「………うぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
朝倉「!?」ビクッ
キョン「朝倉ぁ!」ガバッ
朝倉「な!?急に抱きつい!?////な、なによ////」
キョン「………もぅ、俺イタリアに住む、住みたい………俄然やるき出てきた!」
467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 19:06:11.91 ID:qZ36Y7PTO
〜長門宅〜
キョン「いや〜、今日は本当にありがとな」
朝倉「はぁ……キョン君はしゃぎ過ぎで疲れれたわホント」
キョン「ハハハッ!すまんすまん」
朝倉「ま、行きたくなったらまた私が付いて行ってあげるわ」
キョン「い、良いのか!」
朝倉「フフッ、子供みたいにはしゃいでるキョン君見てるのも楽しいしね////」
キョン「じゃ、また頼むよ………長門も今日は面倒かけたな」
長門「………いい」
キョン「そう言えば長門?彼氏とは上手く行ってるのか?」
484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 19:31:20.99 ID:qZ36Y7PTO
長門「…………私もあなたと同じ」
キョン「……同じ?」
長門「私の彼氏は人間ではない」
キョン「?」
長門「私の今の彼氏はこのフランス書院」
キョン「え?だってクリスマスは彼氏と家でパコパコって…………」
長門「嘘ではない、私はクリスマスの日に、計60冊のフランス書院たちに
ありとあらゆるプレイ、シチュエーションで私の両目をパコパコ犯されていた
まず一冊目の『肉欲の団地づm朝倉「ストップストップ!き、急に何言い出すのよ!」
長門「…………てへ」
キョン「そ、そうなのか…………まぁほどほどにな」
496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 19:59:11.71 ID:qZ36Y7PTO
〜翌日放課後〜
キョン「しかし、昨日はかなり為になったな」
ガチャ
キョン「うぃーっす」
古泉「おや?誰かと思えばチェ………キョン君でしたかwwwww」
キョン「お、おぅ……湿布臭い………古泉どっか怪我したのか?」
古泉「すいませんww臭かったですかwwww実は腰に二枚ほどwwww昨夜も激しかったものでwwww」
キョン「…………う、うん」
古泉「いや〜wwww昨日は涼子が長門さんの家でしたいとか言い出しましてwwwww」
キョン「……………うん」
古泉「長門さんが帰って来る前にwwww終わったんですけどwwww臭いでバレますよねぇwww」
キョン「…………古泉」
古泉「なんですかwww」
キョン「………が、がんばれ」
古泉「?wwww何をですかwww」
キョン「…………」
510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 20:17:24.67 ID:qZ36Y7PTO
それからもキョンの死に物狂いの勉強は続いた
月曜〜金曜までは机にしがみつき
土日は朝倉に頼んで様々な国へ
そうこうしているうちにいつの間にか受験シーズンに突入していた
516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 20:30:36.91 ID:qZ36Y7PTO
勉強だけでなく様々な思い出も出来た
朝比奈さんが彼氏に50万の壷を買わされたり
ハルヒが元カレを病院送りにしたり
俺がイタリア人女性と一夜を共にしたり
長門が官能小説家としてデビューしたり
全てを知った古泉が男に走ったり
523 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 20:37:33.70 ID:qZ36Y7PTO
グダグダ続けるより
終わらせた方が良いかと思ったんだ
ダメかな?
537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 20:51:24.06 ID:qZ36Y7PTO
物足りなかったら
ボロン
女性『に、日本人なのに、大したズッキーニ持ってるじゃない』ニギニギ
キョン『うぅ……そ、そんな所……くぅ!』
女性『フフッ、バンビーノのクセに、こんな大砲持ってるからよ』スコスコ
キョン『うぁ!……は、反撃だぁ!』ファッ
女性『はぁん!……ち、ちょっと待って////そんな……くぅ』クチュクチュ
みたいな続き書いてくれると嬉しいです
545 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 21:23:38.58 ID:qZ36Y7PTO
そして大学受験
ハルヒと古泉と長門は一流大学に揃って推薦で入った
どうも機関が裏で手を回していたらしく
古泉「あなたもご一緒にどうですか?」
と誘われたが丁寧にお断りした
俺は一人県外の遠く離れた学校を受験した
548 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 21:31:36.51 ID:qZ36Y7PTO
〜受験当日〜
キョン(俺席わ〜っと………ここか………ヤバいな……き、緊張してきた)
大男「お〜あったあった!俺の席ここか!」
キョン(!?デカッ!コイツ身長2メートルぐらいあるぞ!)
俺の席の隣はかなりの大男だった
けどその驚きのおかげで、俺の緊張は幾分かやわらいだ
552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 21:43:15.68 ID:qZ36Y7PTO
試験の結果は無事合格
あの大男のおかげでリラックスして試験を受けれたおかげかもしれない
ありがとう大男
佐々木や橘もハルヒたちと同じ大学に合格したらしい
ハルヒ曰わく
ハルヒ「佐々木さんを含めた『新・SOS団で』日本に新しい風を起こすわ!」
らしい
そして時は流れ
558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 22:00:14.85 ID:qZ36Y7PTO
卒業式の後
SOS団と谷口、国木田、鶴屋さんなどの面子でドンチャン騒ぎをしたあとハルヒに
ハルヒ「あんたはSOS団の県外特派員んなんだからね!」
どうやら大学に行ってもコイツには振り回されそうだ
しかし今までと違ったのは谷口と国木田も特派員に任命されたことだ
国木田は県内のそれなりの大学に入ったからいいが
家の手伝いのため就職した谷口は見逃してやれハルヒ
そして時は流れ
561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 22:08:46.54 ID:qZ36Y7PTO
〜大学入学式〜
キョン「しかしデカいキャンパスだなぁ………体育館どこだよ」
大男「すいませーん、体育館どこか知らないですか」
キョン「はぁ、俺も今………って大男!」
大男「あれ?どっかで会ったことあるっけ?」
キョン「いや、入試の時隣にいたんだよ俺」
大男「あぁ!英語が異様に早く終わってた隣の人でしたか!」
キョン「そぅそぅ、その隣の人が俺」
567 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 22:15:47.52 ID:qZ36Y7PTO
大男「でも、英語あんなに早い段階であきらめて、よく合格できたな」
キョン「………え?俺英語満点だったけど?」
大男「………満点?」
キョン「うん、満点」
大男「………なんじゃそりゃ!」ビョーン
キョン「!?ビックリした!」
大男「なに?通訳でも目指してんの?それとも翻訳かの仕事でもすんの!?すごすぎだろ」
キョン「……いや、別に…………あ、でも翻訳家いいかも」
577 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 22:25:12.76 ID:qZ36Y7PTO
大男「そう言えば、お互いに自己紹介すらしてないなぁ」
キョン「む?確かに」
大男「俺の名前は隆、竹田隆だ!まぁ気軽にジャンボとでも呼んでくれ」
キョン「なるほど、よろしくなジャンボ」
ジャンボ「お!なかなかフレンドリーな奴だな」
キョン「俺の名前はキョ…………小岩井
小岩井――――って言うんだ」
ジャンボ「なるほど、じゃあ今日からあだなはコイだな!」
小岩井「……おぉ」
ジャンボ「ん?どしたコイ」
小岩井「いや、名字のほうであたな付けられたの初めてでビックリした」
ジャンボ「なんじゃそりゃ?」
物語はまだまだ始まったばかり
おしまい
595 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 22:36:19.58 ID:qZ36Y7PTO
いや、その
どうもすみませんでした
続き書きたい人はどっからでも書いてて下さい
もぅ本当にごめんなさい
639 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/06(日) 23:49:31.76 ID:qZ36Y7PTO
本当にすいませんでした
>>1から書いてもいいと許可が出たので書き始めたのですが
携帯からの書き込みでスピードも遅く
このままグダグダ進めて2スレ目行こうと言うような高いクオリティの話を書けるはずもなく
それなら一か八かぶっ飛んでみよう思いあのような結末しました
意見をくださった方々、本当にに申し訳ないです
そして最後まで見ていただき本当にありがとうございます
何より支援していただいた方、話を書く場所を与えてくれた>>1にはこんな結末にしてしまい本当に申し訳ないです
本当にどうもすみませんでした