鶴屋「やぁやぁみくる」みくる「……」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ナミ「ヒマだし好きって言ってからかってみようかしら」ルフィ「……」

ツイート

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:02:43.11 ID:9m4AvbtzO

鶴屋「今日は団活は休みかい?」

みくる「……」

鶴屋「どしたんだい?具合でも悪いのかい?」

みくる「……疲れたの」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:08:41.79 ID:9m4AvbtzO

鶴屋「えっ?なんだいみくる」

みくる「もう疲れたのよ!あの女の相手にね!」

鶴屋「あの女?……誰にょろ?」

みくる「涼宮ハルヒよ」

鶴屋「ハルにゃん?ハルにゃんとなんかあったんかい?」

みくる「なにかあったもくそもないわよ!あの女私のことおもちゃとしか見てないのよ!」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:13:20.61 ID:9m4AvbtzO

みくる「最初は長門さん……ヒューマノイドインターフェイスがいたから入部したの」

鶴屋「……」

みくる「でもあの宇宙人なにもしないの。キョン君の命令なら聞くみたいだけど肝心な時にエラーとかいって役に立たないし」

鶴屋「み、みくる?」

みくる「それに天然ドジッ娘を演じるのももううんざりなの!」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:16:29.44 ID:9m4AvbtzO

みくる「なにが二回に一回はお茶をこぼしなさいよ!今時そんなテンプレドジッ娘メイドなんていないわよ!」

鶴屋「テ、テンプレ?」

みくる「それにあのすました超能力者!」

鶴屋「ちょ、超能力者?」

みくる「イエスマン気取って涼宮さんのご機嫌伺っちゃって。気持ち悪いのよ!」

みくる「あの男絶対ホモよ」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:19:27.04 ID:9m4AvbtzO

みくる「キョン君もキョン君だわ」

みくる「私を庇ってくれたと思ったら、えっちな格好したらなにもしてくれない!」

鶴屋「……」

みくる「私はあなたの目の保養要因じゃないんだからね!」

鶴屋「みくる……」

みくる「なんだか叫んだら喉乾いちゃった。鶴屋さんジュース買ってきて」

鶴屋「えっ?」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:22:54.84 ID:9m4AvbtzO

みくる「ジュースよジュース。なんでもいわよ」

鶴屋「……」

みくる「なによその目は」イライラ

鶴屋「みくる一体どうしたんだい?さっきからおかしいにょろ」

みくる「そのにょろって止めなさい!」

鶴屋「ヒッ!」ビクッ

みくる「可愛いと思ってるわけ?全然ダメよ」

みくる「キョン君に媚び売ったって無駄なんだから……」

鶴屋「……別にそんなつもりは……」

みくる「ふん、どうだかね」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:25:42.80 ID:9m4AvbtzO

鶴屋「ね、熱でもあるのかい?」ピト

みくる「気安く触らないでよ!」

鶴屋「ご、こめんにょろ」

みくる「私は平常よ。これが素なの。今までは涼宮さんに合わせて自分を作ってただけ」

みくる「友達なのにそんなことも気づかなかったわけ?」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:28:04.61 ID:9m4AvbtzO

みくる「貴女もどうせ友達ぶってキョン君に近づきたかっただけだったわけね」

鶴屋「そんなこと無い!」

みくる「口ではなんとでも言えるわ。でも内心は……」ビチン!

鶴屋「いい加減にしなみくる!」

みくる「……」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:31:44.71 ID:9m4AvbtzO

鶴屋「あんたの辛いのはわかった。でもそれ以上言ったら許さない」

みくる「ホントのこと言われて怒ったのね」

鶴屋「違う!みくるのそんな姿見たくない」

みくる「今度は泣き落とし?」

鶴屋「どうしちゃったんだよみくる?」

みくる「だからこれが私なの。いい加減認めなさい」

鶴屋「信じらんないよ」

鶴屋「みくるから出ていけ!」

みくる「!」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:34:15.45 ID:9m4AvbtzO

鶴屋「悪霊が憑いていてるんだ」ガシ

みくる「ちょっと!離して!」

鶴屋「みくるの中から出ていけ!悪霊!」

みくる「あ、悪霊なんかいないわよ!」

鶴屋「悪霊退散!悪霊退散!」

キョン「どうしたんですか鶴屋さん!」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:37:50.85 ID:9m4AvbtzO

鶴屋「キョン君……みくるが……」

みくる「ふぇぇぇキョン君〜」

キョン「朝比奈さんどうしたんですか?」

みくる「つ、鶴屋さんがいきなり〜」

鶴屋「みくるなに言ってんだい。それは」

キョン「もう大丈夫です。鶴屋さん、なにがあったか知りませんが今日は……」

みくる「だ、大丈夫ですキョン君。わ、私もう一度鶴屋さんと話してみますので今日は団活休むって涼宮さんに言っておいてください」

キョン「わかりました」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:45:04.24 ID:9m4AvbtzO

みくる「これでわかったでしょ。キョン君は私のことが」

鶴屋「……そんなキョン君」

みくる「さぁ続けましょうか。悪霊でしたっけ?」

鶴屋「……」

みくる「認めなさい。受け入れなさい」

鶴屋「無理にょろ」

みくる「まだ言うの!」

鶴屋「みくる。疲れたならもういいんだよ。私が……」

みくる「同情なんていらない!」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:50:11.17 ID:9m4AvbtzO

みくる「私は、この私を認めて欲しいの。」

みくる「鶴屋さんならわかってくれると思ったのにな」

鶴屋「……」

みくる「やっぱりうわべだけの友達だったのね。鶴屋さんも」

鶴屋「そんなことは……」

みくる「もう帰るわ。さようなら鶴屋さん」

鶴屋「帰るってどこに……」

みくる「未来によ!こんなところにいて私は……人生を棒に振るいたくないのよ!」

長門「そうはさせない」

みくる「長門……さん」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:54:51.77 ID:9m4AvbtzO

長門「貴女を必要としてる人間がいる」

みくる「それはホントの私じゃないわ」

長門「貴女は大きな勘違いをしている」

みくる「勘違い?長門さん今までの話全部聞いていたんでしょ。ならそれはないわ」

長門「……」

みくる「あの女は私を見ていない。"天然ドジッ娘メイド"が欲しいだけ」

みくる「それも違うわね。未来人としての私を見ているのよ」

長門「涼宮ハルヒは貴女の全てを知っている」

みくる「嘘よ!」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 06:59:18.43 ID:9m4AvbtzO

長門「涼宮ハルヒは無意識だが朝比奈みくるの本性に気づいている」

鶴屋「……」

長門「勿論私の存在も」

みくる「じゃあなんで私を見てくれないの!?涼宮さんならそれが可能なはずよ」

長門「貴女が友達だから」

みくる「!?」

長門「貴女のことを涼宮ハルヒは友達として見ている」

みくる「嘘よ!嘘よ!ウソヨ!」

古泉「長門さんの言っていることは本当ですよ。朝比奈みくる」

みくる「古泉……くん。なんでここに?」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 07:06:20.89 ID:9m4AvbtzO

古泉「バイトがてきたので」

古泉「涼宮さんなら心配ありません。彼が相手をしてますから」

みくる「……」

古泉「貴女はご自分のことを偽り涼宮さんの望むキャラを演じていた」

みくる「そうよ」

みくる「でももう疲れたの。私の人生は私のもの。あの女のものではないわ」

古泉「涼宮さんのことをそういう風に見てらっしゃるなら、貴女も同罪です」

みくる「!?」

古泉「彼女は確かに少し不器用なところがあるかもしれません。しかしながら彼女は貴女のことをおもちゃだとか、ましてや萌え要素などとは思っていません」

みくる「うそよ」

古泉「彼女は貴女のことを友達、親友、と思っています」

みくる「そんなはずはない」

長門「朝比奈みくる」

長門「私も貴女のことを……」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 07:08:48.28 ID:9m4AvbtzO

長門「貴女のことをSOS団の仲間としてではなく、友達と思っている」

みくる「そんな」

長門「信じて」

みくる「……騙されないわ」

みくる「あなたたちは私がいなくなることを恐れているんだわ」

古泉「これは手厳しい」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 07:11:48.58 ID:9m4AvbtzO

みくる「私がいなくなることで涼宮ハルヒの力が暴走することを恐れている。違うかしら?」

長門「その可能性は示唆していない」

みくる「!?私がいなくなっても涼宮さんはなんとも思わないと言うのね!」

古泉「そうきますか」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 07:14:04.86 ID:9m4AvbtzO

長門「そうではない。今の涼宮ハルヒなら貴女を探す」

みくる「それは未来人として?それとも私自身を?」

鶴屋「……本人に直接聞くしかないっさ!」

古泉「!?」

みくる「そんなことできるわけないでしょ!」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 07:17:10.32 ID:9m4AvbtzO

古泉「そ、そうですよ。それは流石に」

鶴屋「なに言ってるのさ。友達なんでしょ?だったらさ」

古泉「それとこれとは」

長門「その案に同意する」

古泉「長門さん!?」

長門「涼宮ハルヒに直接聞く案を推奨する」

みくる「また壊れたのね」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 07:19:44.69 ID:9m4AvbtzO

長門「今回はエラーではない」

長門「私の率直な意見」

古泉「ですが涼宮さんに彼女の正体を言うわけには」

長門「信じて」

鶴屋「よし善は急げっさ!今から部室にいくにょろ!」

第一部完

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 07:22:30.36 ID:9m4AvbtzO

疲れた。そして即興で書いてたら訳の分からぬ方向に進んで行ってるしorz
まぁ書き溜める気はないけどここで一旦終了
気が向いたらまた書くかもしれません
それでは

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 08:52:43.99 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「なんで皆来ないのよ?」

キョン「さっきも言っただろ。朝比奈さんは鶴屋さんと大事な話があって、長門は用事、古泉はバイトだ」

ハルヒ「皆弛んでるわ!みくるちゃんなんて休み時間や昼休みにでも話せるじゃない!有希の用事ってなによ?」

キョン「知らん。あのな、人には言えないプライベートなことも一つや二つあるだろ。お前にだって」

ハルヒ「そりゃ……あるわよ」

キョン「なら聞いてやるな」

ハルヒ「わかったわよ!」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 08:54:49.53 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「……」

キョン「……」

ハルヒ「ねぇキョン?」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「なにもしてないならなにかしましょうよ」

キョン「別に構わないが。なにすんだ?」

ハルヒ「そうね〜。オセロしましょ。オセロ」

キョン「はいよ」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 08:57:45.48 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「……」ぱち

キョン「……」ぱち

ハルヒ「なにか喋りなさいよ」ぱち

キョン「なにかってなんだよ」ぱち

ハルヒ「なんでもいいわよ。って待った!さっきの無し!」

キョン「もうおいちまったから待ったは無しだ」

ハルヒ「あ〜つまんない!チェスやりましょチェス」

キョン「はいよ」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 09:00:41.73 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「そりゃ」コト

キョン「チェック」コト

ハルヒ「えっ?嘘!」

キョン「嘘じゃない。チェックだ」

ハルヒ「んじゃこっちよ!」コト

キョン「チェック」コト

ハルヒ「んが〜!チェスもやめやめ!」

キョン「お前が言い出したんだろ」

ハルヒ「……もう帰る」

キョン「そうかい」

鶴屋「ちょっと待つにょろ!」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 09:04:47.14 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「鶴屋さん。どうしたの?みくるちゃんは?」

鶴屋「実はみくるの事について少し話があるにょろ」

キョン「なんですか?話って?」

鶴屋「皆入るっさ!」

古泉「どうも」

長門「……」

みくる「……」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 09:27:50.03 ID:9m4AvbtzO

古泉「ではこうしましょう」

古泉「彼女の素性は隠し、あくまで本当の性格だけをお話するという方向で」

長門「構わない」

みくる「……」

鶴屋(勢いで言おうとか言っちゃったけど私自身がまだ納得いってないんにょろね〜)

古泉「鶴屋さん?」

鶴屋「えっ?ああ、私はこれで帰るよ」チラ

長門「貴女にも来て欲しい」

鶴屋「えっ?で、でも」

みくる「やはり鶴屋さんはうわべだけの友達だったんですね」

鶴屋「……!い、行くっさ!勿論私も行くっさ!」

古泉「……では先陣は鶴屋さんに行って貰いましょう」

鶴屋「わ、私!?そんな……」

古泉「朝比奈さんは鶴屋さんと話をしている事になっているので」

鶴屋「そ、そっか」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 09:34:06.94 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「有希!古泉君!あんたたち用事があったんじゃ……」

古泉「バイトがなくなってしまいまして」

ハルヒ「有希は?もう済んだの?」

長門「……」コク

キョン「それで話というのは?」

みくる「ふ、ふぇぇぇ」

キョン「朝比奈さん!?どうしたんですか?」

ハルヒ「ちょっとみくるちゃん?いきなりなに?」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 09:38:42.02 ID:9m4AvbtzO

みくる「皆がぁ、うっうっ」

鶴屋「!?みくる!あんたここにきてまだ……」

キョン「鶴屋さん、さっきもそうだったですけど、一体なにが?」

鶴屋「……聞きたいのはこっちのほうさ!」

ハルヒ「ちょっと鶴屋さん?ねぇみくるちゃん泣いてちゃわかんないわ。なにがあったの?」

みくる「うっうっうっ」

長門「……」

古泉「……」

キョン「……古泉、ちょっといいか?」

古泉「構いませんよ」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 09:41:14.39 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「ちょっと!二人だけで話さないで私にも話なさい!」

キョン「お前は朝比奈さんを見ていてくれ。すぐ戻る」

ハルヒ「……わかったわ」

キョン「長門も頼む」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 09:43:39.43 ID:9m4AvbtzO

古泉「……という事です」

キョン「そんな嘘だろ?」

古泉「……今は僕からはなんとも言えません。事が事だけに」

キョン「朝比奈さん……」

古泉「彼女の真意が見えない限りは……」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 09:46:03.36 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「みくるちゃん、はいお茶」コト

みくる「ありがとうございます」

長門「……」

ハルヒ「なにがあったの?鶴屋さんと関係があるの?」

みくる「……」

ハルヒ「みくるちゃん?」

みくる「……はははは!あははは!」

ハルヒ「!?ちょっ、なに?なに?」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 09:50:43.29 ID:9m4AvbtzO

みくる「そういうのもうやめませんか?」

ハルヒ「えっ?なに言ってるの?」

みくる「……偽善者」

ハルヒ「ぎ、偽善者?ちょっとよくわからないんだけど?」

みくる「なんでキョン君達がいない時はそうやって偽善者ぶるんですか?涼宮さん」

ハルヒ「えっ?私は……じゅ、純粋にみくるちゃんの事を心配して……」

みくる「嘘だ」

ハルヒ「……嘘なんかついてない……わよ」

みくる「なんで今一瞬言葉に詰まったんですか?」

ハルヒ「そ、それは」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 09:52:44.66 ID:9m4AvbtzO

古泉「様子がおかしいですね」

キョン「古泉、もう少し待機だ」

古泉「わかっています。ですがこのままでは……」

キョン「閉鎖空間か。だが朝比奈さんの真意がわかるかも知れない。今はもう少し」

古泉「……」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 09:59:07.39 ID:9m4AvbtzO

みくる「なんなんですか、涼宮さん。はっきり言ってくださいよ」

ハルヒ「みくるちゃんこそなんなのよ。い、いきなり」

みくる「……私、涼宮さんの事が嫌いなんですよ……」

ハルヒ「えっ?」

みくる「……いつもいつもいつも、私の事を……」

ハルヒ「……ちょっとみくる?なんか目がヤバイわよ」

長門「……」

みくる「私は貴女の着せ替え人形でもメイドでも無いんですよ」

ハルヒ「有希。……助けて」

長門「何らかの力が加わっている為動きに制約がかかっている」

みくる「……長門さんには見ていて貰う事にしましたぁ……」

ハルヒ「そ、そんな」

みくる「フフフフ。涼宮さん、もう壁ですよぅ」

ハルヒ「み、みくる……ちゃん」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 10:03:38.52 ID:9m4AvbtzO

みくる「涼宮さん。どうしたんですか?いつもみたいに」

ハルヒ「こ、来ないで」

みくる「なんでですかぁ?涼宮さぁん」

ハルヒ「キョン。助けて」

みくる「そうやって自分だけキョン君に助けを請うんですか?」

ハルヒ「えっ?」

みくる「私が困っている時にキョン君が助けると涼宮さん怒るじゃないですかぁ」

ハルヒ「そ、それは」

みくる「そういうところがムカつくんですよ」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 10:06:31.65 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「ごめんなさい。……みくるちゃん」

みくる「みくるちゃん?朝比奈さんでしょ?」

ハルヒ「朝比奈……さん」

みくる「良くできましたぁ」

ハルヒ「許して……うっうっ」

みくる「まだよ。まだまだ私の受けた屈辱はこんなものじゃないわよ」

ハルヒ「なんでも……しますから」

みくる「なんでもねぇ」ガチャ

ハルヒ「!?」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 10:08:18.84 ID:9m4AvbtzO

キョン「……閉められた!」

みくる「そこで盗み聞きしてるのはわかってるわよ。でも、助けに入るのが遅かったわね」

キョン「朝比奈さん!開けてください!朝比奈さん」

みくる「キョン君はそこで見ていてて下さい」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 10:12:00.95 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「そんな。ねぇみく、朝比奈さん、お願い」

みくる「さっきなんでもするって言ったわよねぇ」

ハルヒ「お願い……」

みくる「ん〜どうしましょう?長門さんはどうして欲しいですかぁ?」

長門「今すぐにこの茶ば……」

みくる「長門さんには私の気持ちがわからないんですね」

ハルヒ「止めて!有希は、関係ない」

みくる「また偽善者ぶるんですかぁ?涼宮さん」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 10:15:16.44 ID:9m4AvbtzO

みくる「涼宮さん、あなた周りからなんて言われてるかわかります?」

長門「!?」

みくる「教えて欲しいですかぁ?あなたの事、私の事」

キョン「止めてください朝比奈さん!」

ハルヒ「……」ふるふる

みくる「教えてあ〜げない。フフフ」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 10:21:37.26 ID:9m4AvbtzO

みくる「そろそろ終わりにしましょう」

ハルヒ「なにを……?」

みくる「このお遊びごっこみたいな部活よ!」

みくる「と言っても楽しんでるのは涼宮さんだけなんですけど」

ハルヒ「そんな」

キョン「そんなことはねぇ!」

みくる「!?」

キョン「確かにハルヒはやり過ぎる時もある。だけどハルヒだけが楽しんでるって言うのは違います!俺だって!」

キョン「長門だって、古泉だって、朝比奈さんだって!」

キョン「楽しんでたじゃないですか」

みくる「少なくとも私は楽しいなんて思ったことはないわ」

キョン「嘘だ!朝比奈さんは嘘をついてる」

みくる「嘘なんかじゃ……ないわよ!」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 10:25:07.75 ID:9m4AvbtzO

キョン「朝比奈さん!なにがあったんですか」

みくる「さっきも言ったじゃないですか!私は、私は」

キョン「もうやめませんか?こんなこと」

キョン「ハルヒだって謝ってるじゃないですか」

みくる「私の受けた屈辱は……」

キョン「もう全部精算されたでしょう。朝比奈さん!」

みくる「……」

キョン「朝比奈さん。ここを開けてください」

みくる「……」ガチャ

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 10:27:17.81 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「……キョン」

キョン「ハルヒ、長門大丈夫か?」

みくる「うっうっ」

長門「問題ない」

キョン「朝比奈さん」

みくる「キョン君……」

古泉「……」

ハルヒ「はい!カット!」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 10:32:25.38 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「お疲れ様!いい演技だったわみくるちゃん!」

みくる「……ふぇぇ、疲れましたぁ」

ハルヒ「あまりにも迫真の演技に私までマジで動揺しちゃったわ!」

ハルヒ「キョンにも見せてやりたかったくらいよ!あと古泉君にも」

キョン「ま、後で見れるさ」

古泉「いやぁドア越しでも朝比奈さんの演技は伝わってきましたよ。勿論涼宮さんの演技も」

ハルヒ「でしょでしょ?みくるちゃんがヤンデレの演技がてきたなんてねぇ」

キョン「あれヤンデレだったの!?」

ハルヒ「そうよ。あんた台本見てないわけ」

キョン「いやいや台本ってハルヒさんね、今回の映画もお前の頭の中だけで進んでたでしょう」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 10:36:50.71 ID:9m4AvbtzO

ハルヒ「細かい事はいいのよ。鶴屋さん!今回もありがとう」

鶴屋「いや、なんのなんの〜。みくるの演技はホント最高だったさ〜」

みくる「そんな鶴屋さんまで」

鶴屋「私いつみくるに襲われるかハラハラしちゃって悪霊退散!なんて言っちゃったよ〜」

キョン「鶴屋さんのアドリブには参りましたよ」

???「もう、いいっすか?」

ハルヒ「なに?あんたまだ撮ってたの谷口」

谷口「そりゃないぜ。って俺の出番これだけ?」

終わり

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/03(木) 10:39:40.49 ID:9m4AvbtzO

はい、これで終わりです
なんかgdgdになってしまったんで最後にオチを持ってきました
最初からgdgdだったか
読んでくださった方支援してくださった方最後までこんな駄文に付き合って頂き本当にありがとうございました



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒとローゼンメイデンのコラボが流行ってるみたいですね