4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 03:17:10.25 ID:80Br2VnI0
2月24日 クリスマス前日
ハルヒ「キョン、明日は何か予定有るの?」
キョン「いや、特にないがそれがどうかしたのか?」
ハルヒ「バカねぇ〜 明日はクリスマスよ?か、彼女とデートの予定とか無いの?」
キョン「どうだろうな・・・」
ハルヒ「い、いるの?」
キョン「いや、よくわからない」
ハルヒ「そ、そう・・・し、しょうがないから、明日は二人で遊ぶわよ!」
キョン「何故そうなる」
ハルヒ「何?雑用係の分際で団長の誘いを断る気!?」
キョン「はいはい行きますよ」
ハルヒ「じゃあ、明日10時に駅前でいいわね?遅れたら罰金よ!」
キョン「やれやれ」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 03:19:53.24 ID:80Br2VnI0
12月25日 クリスマス当日
キョン妹「キョン君起きてー!ライダーキーック!」
キョン「ふごっ! 頼むから妹よ番組に影響されるのは止めてくれ・・・」
キョン「えーと今何時だ?」
キョン「9時か・・・飯食って仕度してからでも十分間に合うな」
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キョン「んじゃ行ってくる」
キョン妹 「お見上げ忘れないでねー!」
キョン「はいはい」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 03:24:58.87 ID:80Br2VnI0
〜駅前〜
ハルヒ「遅い!罰金!」
キョン「まだ10時まで15分前だぞ?一体何時に来たんだ・・・」
ハルヒ「ついさっきよ!ついさっき!」
キョン「そーかいそーかい それで、何処行くんだ?」
ハルヒ「んーまずは買い物行きましょ!」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 03:28:01.80 ID:80Br2VnI0
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ハルヒ「結構遊んだし買ったわね」
キョン「ほぼ、俺の金だがな・・・」
ハルヒ「遅れたんだから当たり前でしょ! もう7時ね・・・ちょっと向こうの公園で休んでから帰りましょ!」
キョン「へいへい」
ピト・・・
ハルヒ「ん?何かしら・・・キョン!雪だわ!雪!」
キョン「分かったからハシャグな!(雪か・・・あれからもう一年も経ったんだな)」
ハルヒ「キョン急にどうしたの?暗い顔して」
キョン「いや何でもないさちょっと昔を思い出しててね」
ハルヒ「親父臭い奴ねー」
キョン「悪かったな親父臭くて」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 03:31:53.31 ID:80Br2VnI0
〜1年前〜
佐々木「キョン、実は僕・・・海外に行く事になったんだ・・・」
キョン「また急だな・・・親関係か?」
佐々木「そうなんだよ父親の仕事の都合でね・・・」
キョン「そうか・・・それはいつ行くんだ?」
佐々木「明日だよ」
キョン「明日!?いくらなんでも早すぎるだろ・・・」
佐々木「本当はずっと内緒にして置こうと思ったんだけどね、言わなければ一生後悔すると思ったからさ」
キョン「そうか・・・」
佐々木「親友との別れ時間が刻一刻と迫っているんだよ?シンミリしないで欲しいね」
キョン「ああ、すまん」
佐々木「さてと、ここらで暴露大会でもどうだい?」
キョン「またいきなりだな」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 03:34:10.56 ID:80Br2VnI0
佐々木「まぁいいじゃないか さて、どちらから暴露しようか?」
キョン「いきなりだからなぁ・・・悪い、佐々木から頼む」
佐々木「しょうがないね、では僕から暴露させてもらうよ」
佐々木「僕はね・・・ずっと君が好きだったのさ 出会った日から今までずっとね・・・」
佐々木「本当は卒業の日にでも言おうと思ってたんだけどね まさか海外に行くとは思ってなかったからさ」
佐々木「キョン・・・返事は今してもらうよ?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 03:36:33.08 ID:80Br2VnI0
キョン「実はな佐々木・・・俺もお前の事が好きだったよ 出会った日から今までずっとな」
キョン「正直な話をすると、このままお前とずっと一緒に居たいくらいにな・・・」
佐々木「それは嬉しいね、僕も同じ気持ちさ・・・」
佐々木「もしまた逢えたらその時は親友じゃなくて恋人として逢おう」
キョン「ああ・・」
佐々木「おっとシンミリしてしまってすまないね」
キョン「いやいいさ」
ピト・・・
佐々木「ん?何かな?・・・キョン!雪だよ!雪!」
キョン「ああ、そうだな」
佐々木「キョン、君にはロマンと言う物が無いのかい?折角の雪だと言うのに」
キョン「ん?ああ、すまない」
佐々木「ほら!まるで、僕達を祝福してくれてるかの様だよ」
キョン「だといいな」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 03:38:34.21 ID:80Br2VnI0
次からペース落とします
佐々木「・・・じゃあ僕はここらで帰るよ」
キョン「そうか・・・良かったら送ってくぞ?」
佐々木「いや、今日は一人で帰りたい気分なんだ」
佐々木「だけど僕は幸せだよ?君と二人でこうして雪を見れたからね」
キョン「分かったよ んじゃまたいつかな・・・」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 03:44:42.35 ID:80Br2VnI0
佐々木「あ、ちょっとまってくれキョン」
キョン「ん?どうしt・・・んむっ!」
佐々木「ん・・・最後に僕のファーストキスを君に捧げたよ」
キョン「いきなりでびっくりしたが、ありがとな・・・」
佐々木「では、また逢う日まで君を忘れないよキョン・・・大好きだ」
キョン「俺もだ・・・大好きだぞ」
佐々木「じゃあね・・・キョン」
キョン「ああ・・・」
あの時の佐々木の後ろ姿は不思議と大きかった・・・
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23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 03:55:36.00 ID:80Br2VnI0
〜現在〜
ハルヒ「だいぶ、公園に居たわね もう8時だわ」
ハルヒ「今日はもう帰りましょう!」
キョン「ああ、そうだな」
ハルヒ「じゃあね!キョン!また学校で!」
キョン「おう、またな」
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キョン「なぁ佐々木・・・俺は今でもお前を好きだぞ」
キョン「出会った日から今でもな・・・」
〜完〜
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 03:57:10.15 ID:80Br2VnI0
初めてのSSなので文才なくて投下も少なかったですが
みなさん温かいレスありがとうございました!
また思いついたら書きます
では、良い水曜日を
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 04:01:27.73 ID:80Br2VnI0
一応終わりのつもりでしたが
続きの需要あります?
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 04:06:25.17 ID:80Br2VnI0
じゃあ佐々木が北高に転校してきたパターンで
投下無くなったんで書きます
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 04:13:09.92 ID:80Br2VnI0
〜北高〜
キョン「うーす」
ハルヒ「朝から眠そうな顔ね」
キョン「悪かったな元からだ」
ハルヒ「今日は転校生が来るんですって!不思議だと思わない?」
キョン「何処がだ、どっから見ても普通だろ」
ハルヒ「キョンはそんなんだからだめなのよ」
キョン「へいへいそーですか」
岡部「今日はみんなも知ってると思うけど転校生を紹介するぞー」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 04:24:48.22 ID:80Br2VnI0
ざわ・・・ざわ・・・
岡部「ほらみんな静かにーじゃあ入ってきて」
ガラガラガラ
佐々木「今日からこのクラスにお世話になります、佐々木__です」
キョン「っ!?」
岡部「と言う事だから、みんな仲良くやってくれ」
佐々木「(キョンには外国に行くって嘘ついちゃったけど大丈夫かな・・・?)」
ハルヒ「ちょっとキョンどうしたの?気分でも悪いの?汗がすごいけど・・・」
佐々木「ん?キョン・・・?え・・?」
キョン「いやハルヒ大丈夫だ よお佐々木随分見慣れた海外だな」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 04:41:12.41 ID:80Br2VnI0
ハルヒ「え?知り合い?」
キョン「ああ、中学時代のなs」
佐々木「親友さ」
ハルヒ「へ、へぇそうなの・・・」
キョン「ところで佐々木何故嘘をついた?」
佐々木「それはその・・・あまり聞かれたくないね」
キョン「そうかい、まぁ無理にとは言わんが」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/02(水) 05:03:25.06 ID:80Br2VnI0
一時限目
キョン「すぴー」
ハルヒ「キョンが寝てるわ・・・」
佐々木「寝てるわね・・・」
ハルヒ「佐々木さん、キョンの事好きでしょ?」
佐々木「え!?そ、そんな事ないわよ?よ?」
ハルヒ「やっぱり好きなんだ!」
佐々木「−−−!///そ、そういう涼宮さんもキョンの事好きなんでしょ?」
ハルヒ「な、何言ってるの?あんなバカ好きになるはずないでしょ//!アホ面だし!」