1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 07:37:58.03 ID:jIoSK5JvO
キョン「長門・・おまえまさか、妊娠したのか?」
キョンと長門は、長門の部屋に呼ばれた日から
何度も何度も性交渉を重ねていた
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 07:42:03.67 ID:jIoSK5JvO
そんなキョンと長門の関係が約半年間続いていた
いつもの部室にいつものメンバーがいる、
みんなおのおのの時を過ごしていた
ただ長門だけは違っていた
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 07:45:51.57 ID:jIoSK5JvO
キョン「どうした長門気分でも悪いのか?」
いつも本を読んでる筈の長門が
本も読まずにイスの上で床を見つめていた
キョンの問いかけにも無言だ
キョン「長門どうした顔色が悪いぞ」
と長門に近つくキョン
8 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 07:50:28.57 ID:jIoSK5JvO
長門「なんでもない・・大丈夫・・」
キョン「なんでもないって
おまえあきらかにおかしいぞ保健室で横になるか?ついて行こうか?」
長門「平気、少し席を外す」
ハルヒがおもしろくなさそうに
鉛筆を鼻の下に挟んでる
ハルヒ(ふーん・・・)
12 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 07:55:38.91 ID:jIoSK5JvO
お腹を押さえながら
重い足取りで部室を出ていこうとする長門
キョン「ちょっと待て長門」
キョンが追おうとするが部室のドアが閉められたピシャンっ
長門はトイレの洗面台に着くなり嘔吐した
長門「げーーーげほっげほ・・」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:00:13.59 ID:jIoSK5JvO
「背中さすりましょうか長門さん?」
長門(!?)
長門が振り返るとハルヒが
不適な笑みを浮かべて腕組みをしながら
トイレの入り口の壁によりかかっていた
ハルヒが表情を固くして訪ねた
ハルヒ「生理ではなさそうね?」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:03:44.21 ID:jIoSK5JvO
長門(・・・)
ハルヒ「アンタ、最近太ったんじゃないの?
それもお腹だけ」
長門(・・・)
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:08:32.77 ID:jIoSK5JvO
ハルヒ「答えたくないならまあいいわ、」
髪の毛を翻しトイレを出ていくハルヒ
少しして長門が真っ青な顔のまま部室に戻ると
ミクルが駆け寄ってきた
ミクル「大丈夫ですか?長門さん?顔色が真っ青ですよ」
長門「なんでもない大丈夫」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:13:21.93 ID:jIoSK5JvO
ミクルが長門の耳に自分の口を近つけ
ミクル「生理ですか?」と囁いた
長門はちらっとキョンの方を向くと
ちらちら二人のやり取りをみていたキョンが
気まずそうに視線を逸らした
長門は首だけ軽く頷いた
ミクル「長門さんお茶でも飲んで落ち着きましょー!」
とわざとらしく明るい声で言った
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:17:05.90 ID:jIoSK5JvO
ミクルが椅子に座った
長門にお茶を差し出した長門はお茶を一口飲もうとした
がしゃん
部室になり響く湯呑みが割れる音
キョン「長門!大丈夫か!!」
長門は、口を押さえながら慌てて部室を飛び出した
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:22:18.64 ID:jIoSK5JvO
部室のちょと先の廊下で
長門に追いついたキョンは長門の手を引っ張った
長門はそのまま倒れこんで激しく廊下に嘔吐した
キョン「長門!」
うずくまって吐いてる
長門の背中をキョンは
慌ててさすった
キョン「長門・・おまえまさか、妊娠したのか?」
長門(・・・)
28 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:29:15.36 ID:jIoSK5JvO
キョン「長門・・・」
長門は、素早く立ち上がるとトイレに向かって走り出した
キョン「長門!待て!!!」
キョンは長門の後を追おうとしたが
長門の吐しゃ物で思いっきりこけて頭を強打した
廊下の騒ぎを聞きつけて慌てて出てくる
SOS団のメンバ
29 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:32:32.18 ID:jIoSK5JvO
長門を追いかける俊足のハルヒ
倒れ込んだキョンに駆け寄るミクル
長門の吐しゃ物に気がつき雑巾とモップを取りに行く超能力者
三者さんように動いた
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:35:33.98 ID:jIoSK5JvO
ハルヒがトイレにつくと長門が呆然と立ちすくみ
トイレの隅っこでうずくまっていた
ハルヒ「有希、アンタ妊娠したの?」
仁王立ちのハルヒが聞いた
長門(・・・)
32 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:38:59.73 ID:jIoSK5JvO
ハルヒは長門の前に座ると長門の髪の毛を掴み
ハルヒ「ふーんいつまでもそうやって黙ってなさいよ」
ハルヒ「一体誰の子なの?」
長門は沈黙したまま
ハルヒを睨んだ
バシっ
ハルヒが長門の頬を激しくビンタした
35 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:42:18.58 ID:jIoSK5JvO
長門は驚く様子もなく
「あなたには関係ない」
と一言、言った
ハルヒ「関係ないってこれでも一応団員の一人
だから心配して言ってあげてんのよ!」
「さあ、誰の子なの?」
長門が答えないと分かると
ハルヒはまた激しくビンタした
37 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:46:30.32 ID:jIoSK5JvO
長門の頬が真っ赤に朱色に染まる
長門はハルヒから視線を逸らさない
その時、ミクルが駆け込んできた
ミクル「あの〜」
ハルヒ「入ってこないで!!」
ミクルはびっくりして入り口でたじろいた
「あの〜キョンくんが頭を打って気を失ったんです」
38 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:49:57.19 ID:jIoSK5JvO
ハルヒ「分かったわ有希の具合が思ったより
悪そうだから介抱してるのミクルちゃんは
キョンを保健室に連れて行ってあげて私もすぐに
行くから!!」
ハルヒの迫力に圧倒されたミクルは、
分かりましたとだけ答えてトイレを後にした
40 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:52:36.42 ID:jIoSK5JvO
と、立ち上がろうとする長門
ハルヒ「はあ?アンタどこに行こうって言うの?」
長門「保健室」
ハルヒ「話はまだ終わってないのよ!!」
と長門を無理矢理座らせた長門の頬が真っ赤に
腫れてきた
42 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 08:56:23.82 ID:jIoSK5JvO
ハルヒ「アンタのその頑なな態度で分かったわ」
「アンタ、キョンの赤ちゃんができたのね」
長門は沈黙を守っていた
ハルヒが自分の言ったことが本当だと分かると
悲しみとショックでわなわなと震えだした
ハルヒ「あんたたちバカなんじゃないの?」
44 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 09:01:21.62 ID:jIoSK5JvO
ハルヒ「だいたい高校生同士でヤッて妊娠するなんて」
「アンタがキョンのことたぶらかして
中だしさせたんでしょ?」
長門「あなたには関係ない」
ハルヒは鬼の形相で怒鳴った
ハルヒ「なんで人形ねアンタが
キョンの子供を宿せるのよ!!!」
ハルヒの怒りは頂点に達していた
その頃超能力者はまだゲロを掃除をしていた
46 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 09:04:53.13 ID:jIoSK5JvO
ハルヒ「有希、悪いことは言わない
今すぐ病院で卸してきなさい私もついていってあげるから、ね?」
長門「卸さない」
ハルヒ「はあ〜?あんたバカなんじゃないの?
高校生同士がどうやって赤ちゃんを育てるって言うのよ?」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 09:07:48.78 ID:jIoSK5JvO
ハルヒ「キョンも生むことなんて望んでないはずだわ
キョンには黙っててあげるから卸しなさい
これは団長命令よ」
長門「あなたには関係ない、
これは私とキョンの問題」
ハルヒの中で何かが
ぷっちんと切れた
48 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 09:12:26.37 ID:jIoSK5JvO
ハルヒは我を忘れると
お腹を押さえてる長門の手の上から何度もなんども
長門の腹を蹴りあげた
長門「うぅぅぅ・・」
長門は苦しそうに唸ると表情で床に倒れ込んだ
ハルヒ「まだよ、だいたい
感情のないお人形さんのアンタに痛みなんてあるの?」
と長門の髪の毛を引っ張り無理矢理起こすと
長門を壁に寄りかからせて座らせた
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 09:17:40.71 ID:jIoSK5JvO
そして、また何度も何度も長門のお腹を蹴った
長門は必死にお腹の子を守るようにその場でうずくまった
長門は途切れ、途切れの声で
「涼宮ハルヒ・・あなたは間違っている・・
あなたは何でも自分通りになると思ってる・・それは・・間違い・・はぁはぁ・・・」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 09:22:49.54 ID:jIoSK5JvO
それだけ言うと長門は
口から血を吐いた
げーーーげほっげほっ
ハルヒ「ふーんそれがアンタとキョンの
愛の力でどうにかなるってわけ?たいそうなこと」
ハルヒの長門に及ぶ暴行はその後、数十分も続いた
ハルヒのひつような長門のお腹への攻撃は激しさをました
長門はそれでもキョンの子を守るまいと必死にお腹の子を庇い続けた
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 09:28:00.30 ID:jIoSK5JvO
長門は激しい痛みで、太股からは血が流れていた
ハルヒ「あらあら、あなたが必死に守ろうとした
赤ちゃんもどうやら死んじゃったみたいね、」
その後長門が気を失ったのを確認すると
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 09:32:35.14 ID:jIoSK5JvO
ハルヒは仁王立ちで自分のスカートをめくり
パンツを卸して長門に向かって立ったまま
長門に向かっておしっこをかけた
ハルヒ「ふっ〜すっきりした〜じゃあね」
と言ってトイレから出ていった
ほかのメンバーはハルヒから長門が具合が悪いと
言って長門が家に帰ったことを伝えられると
みんな帰っていった
その後意識を取り戻したキョンだけが長門の自宅に向かっていた
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 09:38:56.03 ID:jIoSK5JvO
数時間後、トイレに放置された長門は、
お腹の痛みで気がつくと洋式便器まで這いつくばってたどり着き
便器に座った、同時に長門のあそから血と一緒に何かが
ぼちゃーん
と水に落ちた
それは、胎児だった
それを見て涙ぐむ長門
「ごめんなさい・・」
と長門は呟くと泣きながら便器のコックをひねった
ジャーーー
長門の涙と一緒に流れて逝った小さな生命
長門はそれを見届けるとうずくまって
涙をぼろぼろの流して泣いた
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/15(日) 09:46:01.32 ID:jIoSK5JvO
次の日
キョン「長門、昨日おまえの家行ったけど
いなかったぞ?どこにいたんだ?なんかあったのか?」
長門「体調不良で深い眠りについていた
インターホンに気がつかなかったなんでもない
大丈夫」
キョン「そっかもう体はいいのか?」
長門「大丈夫心配ない」
キョン「そっかあまり無理するなよ」
長門は頷いた
じゃ俺、教室行くからまたあとで、
長門はキョンの背中を
見ながら、待ってと
言いかけたが押しとどまってまた静かに泣いた。
って夢を今朝見ました(^O^)
71 名前:1[] 投稿日:2009/11/15(日) 10:13:20.14 ID:jIoSK5JvO
感想ありがとうございます
携帯からなんでしんどかったです