1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 18:50:46.40 ID:CLZ5zb/C0
キョン「えっ?俺を殺すってマジなのか?」
朝倉「そうよ。だから死ん――えっ?」
キョン「ブルブルブル」
朝倉「ちょっと…?ど、どうしたの?」
キョン「怖いよ…死にたくないよ…」ガタガタ
朝倉「えっ?なに、一体なんなの?」
キョン「死にたくない死にたくない死にたくない」
キョン「………」
キョン「………」ジョボボボボ
朝倉「えぇぇぇぇぇぇ!?」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 18:59:00.71 ID:CLZ5zb/C0
朝倉「ちょ、ちょっと!あなたなんなのよ!」
キョン「ひぃ!!」ジョボボボボボ
朝倉「わ、分かったから!大声出してごめんなさい!」
朝倉「だから失禁するのやめてよ!」
キョン「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ガタガタ
朝倉「大丈夫だから!あなたを殺さないから!」
キョン「ほ、ほんとうか?」
朝倉「ええ、殺さないから。だから落ち着いて、ねっ?」
キョン「あ、ああ…」
朝倉「はぁ…(とりあえずナイフを隠さなきゃ)」ポロッ
朝倉「しまった!」
キョン「!!」
キョン「死にたくない死にたくない」ジョボボボボボボボッボ
朝倉「えぇぇぇぇぇぇl!!」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 19:07:53.38 ID:CLZ5zb/C0
朝倉「殺さないから!あなたのこと殺さないから!」
キョン「ほ、ほんとうか?お前のこと信じていいのか?」
朝倉「ええ、いいわよ。だからまずはそのズボンをなんとかしましょう?」
キョン「あ、ああ…そうだな」
朝倉「ほらっさっさと着替えた方がいいわよ」
キョン「………」
朝倉「どうしたの?」
キョン「すまん、どうやってズボンを脱げばいいんだ?」
朝倉「はっ?」
キョン「いや、いつもならママにやってもらってるから…」
朝倉「………」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 19:15:01.18 ID:CLZ5zb/C0
朝倉「ほらっズボンを下ろすから動かないで!」
キョン「おっおう」
朝倉「なんで私がこんなことを……おしっこ臭っ!」
キョン「ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
朝倉「あーもう!いちいち謝らなくていいわよ!」
キョン「ひぃ!」ジョボボボ
朝倉「ちょっと!手にかかったじゃない!」
キョン「ごめんなさいごめんなさい」ブルブル
朝倉「あなたバカじゃないの!?男でしょ!」
朝倉「見ていてイライラするのよね!」
キョン「マ、ママにもよく言われるんだ。もっと男らしくしろって…」
朝倉「それが女々しいって言うのよ!」
キョン「ひぃ!ご、ごめんなさい」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 19:22:34.48 ID:CLZ5zb/C0
朝倉「ほらっまた!そうやってすぐ謝る!」
キョン「あっうう…」
朝倉「いいこと?そうやってすぐに謝るのは禁止。分かったわね」
キョン「うん」
朝倉「分かったなら今度はパンツを下ろすから足を開いて」
キョン「あっはい」
朝倉「うわぁ…股間も何もびちょびちょじゃない。拭くものある?」
キョン「すまん、何も持ってない」
朝倉「ほらっ私のハンカチを使っていいからこれで拭きなさい」
キョン「えっと…ハンカチ……」
朝倉「えっ!まさか自分の身体も拭くこともできないの!?」
キョン「ぜんぶママがやってくれるから…」
朝倉「……これはないわ」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 19:30:41.26 ID:CLZ5zb/C0
キョン「ごめんなさいごめんなさい」
朝倉「ねぇ、あなたってこれでも高校生なんでしょ?」
キョン「ああ…」
朝倉「これじゃあ、この先の人生、大変な思いをするわよ」
キョン「で、でもママがあなたは何にもしなくていいって…」
朝倉「そのママが死んだらどうするつもりなの!」
キョン「ひぃ!怖い!」
朝倉「はぁ、いいこと?よく聞いて…」
朝倉「お母さんがいるうちはいいわよ。何もしなくてもいいんですもの」
朝倉「でも親は子の側にいられるわけじゃないのよ。そしたら一人でどうするのよ?」
キョン「そ、それは…」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 19:39:57.67 ID:CLZ5zb/C0
朝倉「これでよく分かったでしょ?」
朝倉「あなたはもう子供じゃないんだから、何でも一人でできないとダメなのよ」
キョン「……うん」
朝倉「今回は特別に拭いてあげるけど、次からは自分でやるのよ?いいわね?」
キョン「朝倉さん…」
朝倉「まったく、なんで私が男の子の身体を…」フキフキ
キョン「ごめん…」
朝倉「ほらっちゃんと足を開く!よけいなモノをブラブラさせない!」フキフキ
キョン「朝倉さんってなんだかママみたい…」
朝倉「気持ち悪いこといわないで!」
キョン「ご、ごめんなさい!」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 19:49:07.97 ID:CLZ5zb/C0
朝倉「とりあえずジャージに着替えたし…これで大丈夫ね」
キョン「すまん、どうもありがとう」
朝倉「あとはこの汚れたズボンとパンツだけど、家に持って帰って洗うのよ」
キョン「えっ?」
朝倉「べつにあなたに洗濯しろって言ってるわけじゃないんだから…はい」
キョン「えっと…その…」
朝倉「なに?はっきりいいなさい!」
キョン「汚れた服を持って帰ったらママに怒られるんだ!」
朝倉「ごめんなさい、意味が分からないわ」
キョン「この前、学校の帰り道に転んで服を汚したら…その…」
キョン「ママが心配して一週間も学校を休ませたんだ」
朝倉「うわぁ…」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 20:02:16.56 ID:CLZ5zb/C0
キョン「だからそれを家に持って帰ったら…ママに…」
朝倉「分かったわ。これは私が洗濯してあげるから、ねっ?」
キョン「朝倉さんって優しいんですね」
朝倉「か、勘違いしないで!あなたを哀れに思ってるだけよ!」
キョン「あぁ…やっぱりそうですよね。ごめんなさい」
朝倉「兎に角これからは何事も自分でやるのよ?ママに頼っちゃだめよ」
キョン「はい、頑張ります」
朝倉「うん、良い心がけね。頑張ってね、キョンくん」
キョン「朝倉さん…」
朝倉「(はぁ…彼を殺すつもりが厄介な展開になったわ)」
朝倉「(でも案外、面白いことになりそうかも…)」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 20:32:15.28 ID:CLZ5zb/C0
―次の日―
朝倉「はい、これ。きれいに洗っておいたわよ」
キョン「あっどうも」
朝倉「それで?何か一人で実行できたことあった?」
キョン「朝倉さんに言われてから、一人でお風呂に入ろうとしたんですけど…」
朝倉「えっ?お風呂…(ってことは今までお母さんと一緒に入ってたんだ)」
キョン「はい。でもママがダメだって…」
朝倉「はぁー?なによ、それ」
キョン「あなたにはまだ早いからダメだって…」
朝倉「いやいや、もう遅いわよ」
朝倉「んっ?ちょっと待って。じゃあ結局、お母さんとお風呂に入ったの?」
キョン「ごめんなさい」
朝倉「あっそう…」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 20:41:59.80 ID:CLZ5zb/C0
キョン「本当にごめんなさい、朝倉さん」
朝倉「べつに私に謝る必要はないけど…でもね」
朝倉「あなたは悔しくないの?お母さんの言いなりで悔しくないの?」
キョン「だってママの言うことはいつも正しいから…」
朝倉「なっ!?」
キョン「ここの高校だってママが選んでくれたし…だから」
朝倉「自分の人生くらい自分で決めなさいよ!」
朝倉「あなたって本当に自分で何も決められないの!?」
キョン「………」
朝倉「そんなのって……そ、そうだわ!SOS団!」
朝倉「SOS団はどうなのよ?それは自分の意志で入団したんでしょ?」
キョン「ママが、あなたも高校生なんだから部活動の一つでもやりなさいって」
朝倉「呆れた…」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 23:54:53.72 ID:CLZ5zb/C0
キョン「ごめんなさい」
朝倉「だからなんで私にいちいち謝るわけ?」
キョン「だ、だって朝倉さん怒ってるみたいだし…」
朝倉「あなたのことが心配だから怒ってるのよ!」
キョン「えっ?」
朝倉「まぁいいわ。兎に角、はい、これ。ちゃんと渡したからね」
キョン「どうもありがとう」
キョン「………」
キョン「あのう、朝倉さん」
朝倉「なに?」
キョン「えっと、その…」
朝倉「はっきりしなさいよ!」
キョン「何かお礼させてください」
朝倉「お礼?」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 00:01:43.28 ID:OAo+S2VV0
キョン「その、制服を洗ってくれたお礼を…ぜひ」
朝倉「ふ〜ん…お礼ね」
朝倉「あっ、だったら私とデートしない?」
キョン「デデデート!?」
朝倉「そう、デート(フフッ、これなら涼宮ハルヒの出方を見るのに丁度いいわ)」
キョン「デートか…」
朝倉「あらっ?私とじゃ不服なのかしら?」
キョン「そ、そんなことは…」
朝倉「じゃあ、デートしましょう。今日の放課後に」
キョン「………」
朝倉「どうして黙っちゃうのよ!」
キョン「ママに許可をもらわないと…」
朝倉「はぁ?」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 00:08:25.89 ID:OAo+S2VV0
朝倉「なんでデートするのにお母さんの許可が必要なのよ!」
キョン「だ、だって中学の時、ママが受験に専念しろって…」
朝倉「でも今は受験生じゃないでしょ?」
キョン「そ、そうだけど…」
朝倉「だけどなに!?」
キョン「僕が女の子といるとママが怒るんだよ。だから佐々木さんは僕のこと…」
朝倉「あーもう!ほんとあなたってイライラするわ!」
朝倉「男の子でしょ!しっかりしなさいよ!」
キョン「ひぃ!」
朝倉「ほらっまたそうやってビクビクする!」
キョン「……」
朝倉「えっ?なに、今度はなに?」
キョン「少し漏らしちゃった…」
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 00:15:19.42 ID:OAo+S2VV0
朝倉「兎に角、新しいパンツと替えてきなさい」
キョン「ごめんなさいごめんなさい」
朝倉「いいからさっさと行ったら?」
キョン「ご、ごめんなさい」
朝倉「はぁ…頭痛くなってきたわ」
朝倉「涼宮ハルヒを観測する以前にまずは彼をなんとかしないとだめだわ」
朝倉「でもどうすればあの女々しい根性を叩きなおせるのかしら…」
キョン「あ、あのう…朝倉さん」
朝倉「あなたまだ着替えてないの!?」
キョン「すみません」
朝倉「替えのパンツはあるんでしょ?早く替えてきなさいったら」
キョン「ひ、一人じゃできないんです」
朝倉「ああ、そういえばそうだったわね…」
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 00:27:01.13 ID:OAo+S2VV0
朝倉「はい、これでもう気持ち悪くないでしょ?」
キョン「はい、ありがとうございます」
キョン「朝倉さんってママより着替えさせるの上手なんですね」
朝倉「バカじゃないの!恥かしいことだってなんで分からないの!」
キョン「えっあっ…ほ、褒めたのにどうして…」
朝倉「あなたのママはそれで喜ぶかもしれないけど私は違うのよ!」
キョン「ごめんなさい…」
朝倉「もういいわ。怒ったらなんだか疲れちゃったわ」
キョン「えっ?でもデートは?」
朝倉「また今度ね。(…はぁ、心の底から疲れたわ)」
キョン「そ、そんな!僕、朝倉さんとデートしたいのに」
朝倉「えっ?キョンくん?」
キョン「お、お願いです!僕、朝倉さんとデートしたいです」
朝倉「それよ!それ!ちゃんと自分で判断できるんじゃない!」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 00:35:49.98 ID:OAo+S2VV0
キョン「えっ?」
朝倉「あなたは今、自分の意思で物事を判断したのよ。なによ、やればできるじゃない」
キョン「す、すみません」
朝倉「バカね、なんで謝っちゃうのよ。おかしな人ね」
キョン「朝倉さん…」ppp
キョン「あっ、ママから電話だ」
朝倉「お母さんから?」
キョン「もしもしママ?うん、今学校だよ」
キョン「えっ?…うん、今日は四時に帰るって言ったけど…」
朝倉「ほらっデートすることお母さんに話して」
キョン「あっはい…えっ?ううん、こっちのこと…」
キョン「あのね、ママ、じつは今日……」
朝倉「なにやってるのよ!ほらっキョン君!」
キョン「えっと…えっと……うん、まっすぐ帰るよ」
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 00:47:04.77 ID:OAo+S2VV0
朝倉「ちょっと!私とデートする話はどうしたのよ!」
キョン「だ、だってママに逆らえないよ…」
朝倉「なによ!男の子だったら親に反抗しなさいよ!」
キョン「そんなことできないよ。僕には無理だよ」
朝倉「この意気地なし!」
朝倉「そんなにママが大事ならママのおっぱいでも吸ってればいいのよ!」
キョン「えっ?どうして朝倉さんがそれを…?」
朝倉「なっ!?」
キョン「ねぇ朝倉さん、今日は無理だけどこの次ならちゃんとママに言って…」
朝倉「私に話しかけないで!」
キョン「朝倉…さん…?」
朝倉「高校生にもなってママのおっぱいしゃぶってるなんて見損なったわ」
キョン「だってママが親子のスキンシップも必要だって…」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 00:58:39.97 ID:OAo+S2VV0
朝倉「あっそ。なら一生お母さんとスキンシップしていることね」
キョン「待ってよ!朝倉さん!」
朝倉「さようなら」
キョン「そ、そんな…」
キョン「どうしよう、朝倉さんに嫌われちゃった…」
キョン「朝倉さんとデートしたかったのに…」
キョン「でも嫌われてしまった…」
キョン「どうしよう…」
キョン「どうすればいいんだろう」
キョン「………」
キョン「ママに相談しよう…」
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 01:04:56.48 ID:OAo+S2VV0
キョン「ただいま…」
妹「チッ」
キョン「あっもう学校は終わったのか?ただいま」
妹「……」
キョン「おっおい、どうしていつも僕を無視するんだよ」
キョン「僕が何かしたっていうのかい?」
妹「……」
キョン「なんとか言えよ!おいっ!」
ママ「どうしたの〜?あらっキョンくんじゃない!お帰りなさい」
キョン「ママ!」
妹「マザコン野郎……」
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 01:16:11.42 ID:OAo+S2VV0
ママ「もう、キョン君が早く帰ってこないからお母さん心配したのよ?」
キョン「心配かけてごめんなさい」
ママ「うふふ、じゃーん!ママ、特別に奮発してケーキを買ってきました〜」
キョン「あっ!僕の大好きなお店のケーキ!」
ママ「ママと一緒に食べましょう」
キョン「うん!ママと一緒に食べたい」
ママ「じゃあ、お洋服に着替えましょうね。キョンくん、万歳して」
キョン「あっ…えっと…」
―「着替えくらい自分でやったらどうなの?」―
ママ「どうしたの?早く万歳しないと脱げないわよ?」
キョン「えっと…その…あっあの…」
キョン「じ、じぶんで着替えるからいいよ!」
ママ「キョン…くん…?」
170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 01:22:25.82 ID:OAo+S2VV0
ママ「どうしてそんなこと言うの…」
ママ「いつもはママが全部やってあげてたじゃない!」
キョン「だ、だって自分でできないとおかしいって言われたんだもん!」
ママ「言われた?誰に言われたの!?」
キョン「そ、それは…」
ママ「大丈夫よ、ママ怒ってないから」
キョン「ほんと?」
ママ「うん。だからママに教えて。誰がそんなこと言ったのか」
キョン「朝倉さん…」
ママ「朝倉さんってキョン君のクラスの子?」
キョン「うん」
ママ「その子…もしかして女の子?」
キョン「そうだけど……ママ?」
178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 01:33:44.02 ID:OAo+S2VV0
ママ「またなのね…またママを裏切るのね」
キョン「ママ?」
ママ「佐々木さんの時で懲りたと思ったのに…それなのに」
キョン「違うよ!ママ、誤解だよ!」
ママ「何が違うの!」
キョン「ひっ!」
ママ「ママ、いつも言ってるでしょ?あなたは何もしなくていいって」
ママ「それはあなたを大切に思ってるから言ってるのよ」
キョン「……」
ママ「だったらママの言ってること分かるわね?」
キョン「……はい」
ママ「じゃあ、もう二度とその朝倉って子と口を聞いちゃダメよ」
キョン「……はい」
キョン「もう二度と朝倉さんと口を聞きません」
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 01:43:29.55 ID:OAo+S2VV0
キョン「……僕、部屋で勉強するね」
妹「……」
キョン「な、なんだよ」
妹「情けねぇやつ」
キョン「うるさいな!なんだっていうんだよ」
妹「ママに聞いたら(笑)」
キョン「あっち行けよ!」
キョン「……ちくしょう」
キョン「どうすればいいんだよ…」
キョン「朝倉さん…」
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 01:51:22.13 ID:OAo+S2VV0
―その夜―
キョン「朝倉さん…朝倉さん…」シコシコ
キョン「朝倉さんとエッチしたいよ…」シコシコ
キョン「朝倉さんのおっぱい…朝倉さんのお尻」シコシコ
キョン「朝倉さん…朝倉さん…」シコシコ
キョン「あぁー!朝倉さん!イクよ!イきそうだよ!朝倉さん!」
キョン「うっ…うっ…」シコシコシコシコ
キョン「いく――!!」
―「もう私に話しかけないで」―
キョン「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
キョン「ママ!!」ドピュッ
キョン「ううっ…ママでイッちゃったよ…」
210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 02:04:20.72 ID:OAo+S2VV0
キョン「ママ…ママのおっぱい触りたいよ…」
キョン「ママ…ママ…」
キョン「そうだ!ママと一緒に寝よう」
キョン「ママ……」
キョン「あれっ?ママ、まだ起きてるのかな?」
ママ「ンッ!ンッ!ンッ!」
キョン「ママ……?」
ママ「いいわ!あなた、すごくいいわ!もっと突いて!」
キョン「そ、そんな!」
キョン「どうして…そんなママ…やめてよ…」
ママ「気持ちいい!あなたのおチンチンすごくいいわ!」
キョン「ママ…やめてよ…やめてよ!ママ」
295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 17:38:40.95 ID:OAo+S2VV0
―翌日―
キョン「結局、一睡もできなかった…」
キョン「あっ朝倉さんだ…あ、朝倉さん、おはよう」
朝倉「プイッ」
キョン「やっぱり嫌われたままか…」
谷口「よぉキョン」ニヤニヤ
キョン「あっおはよう。…なにか良いことでもあったの?」
谷口「聞いたぜ、キョン。お前、マザコンなんだってな」
キョン「えっ!?」
谷口「国木田から聞いたぜ。母ちゃんがいないと何もできないんだってな」
キョン「ち、違うよ!そんなことないよ」
国木田「へぇ〜じゃあ、キョンはマザコンじゃないって言うのかい?」ニヤニヤ
297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 17:51:23.47 ID:OAo+S2VV0
キョン「そ、そんなわけないだろ…」
国木田「へぇ〜じゃあ中学の時の修学旅行のあの話、してもいいんだね」
キョン「!!」
谷口「なんだよ修学旅行の話って?教えろよ、国木田」
国木田「じつはね、キョンだけ修学旅行に参加しなかったんだよ。なんでだと思う?」
谷口「病気したとかか?」
国木田「事故に遭ったら危ないからママがダメって言ったんだよね?キョン」
谷口「マジかよwwパネwwwwww」
キョン「や、やめろよ!国木田!」
国木田「あっ他にも思い出した」
谷口「なんだよ?今度はどんな話なんだよ」
国木田「キョンが惚れてた佐々木さんの話なんだけどさ」ニヤッ
キョン「!!」
301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 18:00:31.40 ID:OAo+S2VV0
谷口「詳しく教えろよ、国木田」
国木田「中学の時にさ、佐々木さんってけっこう可愛い女子がいたんだけどね」
国木田「その子がキョンとけっこう良い関係にあったんだ」
谷口「マジかよ!このマザコン野郎が!?」
国木田「そう。しまいに佐々木さん、キョンに告白したんだよ」
谷口「あぁぁぁl!!すげーむかつく!」
国木田「でもキョンったら佐々木さんの告白を断わったんだ」
谷口「はぁ?なんでだよ?…あっもしかしてママが原因かww?」
キョン「やめてよ……」
国木田「そう。“ママが反対したから付き合えない”だって」
谷口「wwwwwwwwwww」
国木田「そうだよね?キョン」
キョン「もうやめてよ…お願いだから…」
307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 18:10:49.02 ID:OAo+S2VV0
谷口「そんなママがいいなら、ママと付き合っちまえよww」
キョン「だ、誰がママと付き合うもんか!」
谷口「ママwwwwwリアルで“ママ”って呼んでるのかよwww」
キョン「あっそ、それは…」
女子1「うわぁ…キョンくんってマザコンなんだ」
女子2「キモッ…」
男子「高校生でママwww」
キョン「やめてよ…やめてよ…」ガタガタ
ハルヒ「キョン!」
キョン「涼宮さん…?」
ハルヒ「悪いけどSOS団にマザコンは必要ないわ!」
ハルヒ「だから今日限りであんたはクビよ!クビ!」
キョン「ちょっと待ってよ!涼宮さん!」
ハルヒ「うっさい!話しかけんな!マザコン野郎!」
312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 18:19:06.97 ID:OAo+S2VV0
キョン「そんな…SOS団を退部させられるなんて…」
キョン「ど、どうしよう…部活動を勝手に辞めたらママに怒られるよ」
谷口「心配するのそこかよwwww」
国木田「キョンは生粋のマザコンだからね」
キョン「違う!僕はマザコンじゃないぞ!」
谷口「あぁ?じゃあ何なんだよ?ママって言ってるくせによ!」
キョン「ひぃ!!」
谷口「ちょwwこいつビビリまくりwww」
男子1「やべぇ、すげぇうけるわ」
男子2「もっと驚かしてやるか。うらぁぁぁぁっぁ!!」
キョン「ひぃ!!ママ!!」
男子一同「wwwwwwww」
321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 18:28:28.22 ID:OAo+S2VV0
谷口「おらっキョン!もっとママって言えよww」
キョン「やめてよ!放してよ!」
男子1「ママ助けて〜」
クラス一同「wwwww」
キョン「ううっごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
谷口「なにこいつwwなんか謝り始めたんですけどww」
キョン「ごめんなさいごめんなさい」
男子2「おらおら、もっと謝れよ。マザコンですみませんって言えよ」
朝倉「ちょっとあなたたち!いい加減にしなさいよ!」
キョン「朝倉さん…?」
朝倉「クラスメイトをイジメて恥かしいと思わないの!?」
谷口「なんだよ、朝倉?お前このマザコンを庇うのか?」
朝倉「クラス委員長として見過ごせないだけよ!」
326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 18:38:15.74 ID:OAo+S2VV0
国木田「そんなこといって…ほんとはキョンのことが好きなんでしょ?」
キョン「えっ?」
朝倉「そ、そんなわけないでしょ!どうして私がキョン君を…」
谷口「でもお前、さっきからこいつのこと庇ってるじゃん」
朝倉「だからそれは見過ごせないだけ!」
谷口「やめとけって朝倉、どうせこいつと仲良くしてもママに反対されるのがオチだぜ」
谷口「“ごめん、ママがダメだっていうから付き合えないよ”」
クラス一同「wwwwwwww」
朝倉「イラッ」
朝倉「行くわよ!キョンくん!」
キョン「あ、朝倉さん…!?」
谷口「授業サボって二人でデートですかwww?」
谷口「おいっキョン!ママに怒られるぞwww」
330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 18:45:35.81 ID:OAo+S2VV0
キョン「朝倉さん!どこまで行くのさ」
朝倉「あぁぁぁぁぁぁ!!なんなのよ!あの人たち!!」
キョン「ひぃ!!」
朝倉「クラスメイトをからかうなんて最低じゃないの!」
朝倉「それにあなたもあなたよ!どうして立ち向かわないの!」
キョン「だ、だって…」
朝倉「だってもないでしょ!バカにされてるっていうのに」
キョン「ごめんなさい」
朝倉「そうやって卑屈になってるから皆からバカにされるのよ」
キョン「………」
朝倉「ほんとあなたってどうしようもない人ね!こんな人間初めてみたわ」
キョン「ごめんなさい」
朝倉「またそうやって意味もなくあやまる!」
337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 18:54:12.67 ID:OAo+S2VV0
キョン「ごめんなさい…でも僕…」
朝倉「でもなに?」
キョン「僕、朝倉さんに迷惑かけっぱなしで…それで申し訳なくて…」
朝倉「へぇ、多少は自覚してるのね」
キョン「当然だよ!僕のこと心配してくれるのは朝倉さんだけだし」
朝倉「心配してるって…べ、べつに私はそんなつもりじゃ」
朝倉「それにあなたにはママがいるでしょ?大事なママが」
キョン「ママなんか関係ないよ!」
朝倉「えっ?キョンくん?」
キョン「僕はもうママのおもちゃじゃない!」
朝倉「ちょっと、いきなりどうしたのよ?」
341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 19:07:27.64 ID:OAo+S2VV0
朝倉「そ、そうなんだ…夜中にお母さんがエッチしてるのを見て…」
キョン「うん。だから僕、もうマザコンなんかじゃないよ!」
キョン「だからこれからは全部一人で決めるよ。ママなんか関係ない」
朝倉「それは良かったわね…(きっかけがそれなのはドン引きだけど)」
朝倉「まぁ、でもこれで少しは男らしくなるんじゃない?」
キョン「だ、だからね…朝倉さんにお願いがあるんだ」
朝倉「なにかしら?」
キョン「僕とデートしてくれませんか?」
朝倉「お母さんが反対するかもしれないわよ」
キョン「ママは関係ない!」
朝倉「それを聞いて安心したわ。いいわよ、今日の放課後にデートしてあげる」
キョン「やった!!」
朝倉「(これで涼宮ハルヒの反応をうかがうことができるわ)」
朝倉「(あれっ?でも彼ってSOS団を追い出されたのよね…?)」
342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 19:15:43.37 ID:OAo+S2VV0
―放課後―
キョン「ねぇ朝倉さん!どこか行きたい場所ある?」
朝倉「そうね…あなたの行きたい場所で構わないわよ」
キョン「う〜ん…それじゃあどこにしようかな…」
谷口「よぉキョン、朝倉と下校なんて羨ましいな」
国木田「もしかして二人でこれからデートかい?」
キョン「……国木田」
谷口「なぁ、朝倉〜こんな奴放っておいて一緒に遊びに行こうぜ」
国木田「そうだよ朝倉さん。その方が楽しいと思うよ」
朝倉「けっこうよ」
谷口「そんな固いこと言うなって…なぁ!」グイッ
朝倉「ちょっと!引っ張らないでよ!」
キョン「朝倉さん…!」
350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 19:32:14.57 ID:OAo+S2VV0
キョン「おっおい!」
谷口「あぁ?なんだよキョン、俺たちの邪魔する気か?」
キョン「あっ…うっ…」
朝倉「お願い!この人たちをなんとかして!」
谷口「おいおい、そう冷たいこと言うなよ朝倉」
キョン「や、やめろよ…朝倉さんが嫌がってるじゃないか!」
谷口「うっせー!このマザコン野郎!」
キョン「僕はマザコンじゃない!朝倉さんを放せよ!」
朝倉「キョンくん…」
国木田「朝倉さんを放してか…フッ」
キョン「そ、そうだよ。彼女、嫌がってるじゃないか…」
国木田「ねぇキョン、朝の話の続きなんだけどさ」
キョン「朝の続き…?」
国木田「そう。じつは佐々木さんのことで話していないことがあるんだ」ニヤッ
354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 19:41:04.07 ID:OAo+S2VV0
キョン「佐々木…?佐々木さん…」
国木田「そう。君が振った佐々木さん」
国木田「じつはさ、君に振られたあと、彼女、僕とセックスしたから」
キョン「う、嘘だ…」
国木田「嘘じゃないよ。彼女傷心してたからね、簡単にセックスできたよ」
谷口「すげーマジかよ、国木田」
国木田「ああ、どこかのマザコン君のおかげで美味しい思いができたよ」
キョン「嘘だぁ!!」
国木田「うそじゃねーんだよ!このクズが!」
キョン「!!」
国木田「フッ…僕に喰われたんだよ、君の初恋の人は」
国木田「だからさ、朝倉さんも僕たちが楽しませてあげるから安心しなよ」
谷口「へへっ、お前はママのおっぱいでもしゃぶってろよ」
362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 19:48:12.73 ID:OAo+S2VV0
朝倉「やだぁ!助けて!キョンくん!」
キョン「……そんな佐々木さんが…」
朝倉「助けて!キョンくん!キョンくん!」
国木田「無駄だよ。あのキョンが君を助けるわけないだろ?」
谷口「ほらっさっさと行くぞ、朝倉」
朝倉「キョンくん!!」
キョン「あっ…ううっ…」
キョン「僕は…僕は…」
国木田「佐々木さん、僕のちんぽ美味しそうに咥えてたよ」
キョン「うわぁぁっぁぁぁぁっぁ」
朝倉「なっ!?」
谷口「ちょwww女おいて自分だけ逃げやがったwww」
国木田「分かっただろ?朝倉さん、あいつ男じゃないんだよ」
朝倉「………」
372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 20:00:50.05 ID:OAo+S2VV0
朝倉「はぁ…見損なったわ」
谷口「なっ?だろ?だからさ、俺たちと良いことしようぜ」
朝倉「あなたたちも含まれてるんですけど」
谷口「はぁ?それどういう意味だよ!おいっ!」
朝倉「こういう意味よ」
谷口「あっあれ?俺の身体が消えていく!?」
国木田「ぼ、ぼくの身体もだ!ど、どうなってるんだ!?」
朝倉「やっぱり当初の目的を遂げるのが賢明かしら」
谷口「なんだよ!身体がどんどん消えて…ぁぁ…」
国木田「たにぐ………」
朝倉「あなたたちが悪いのよ。せいぜい反省することね」
386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 20:16:27.14 ID:OAo+S2VV0
朝倉「さてと、邪魔者が消えたことだし…」
朝倉「さっそく当初の目的どおり行動しなきゃ」
朝倉「彼を殺して涼宮ハルヒの出方を見るわ」
キョン「――そうつぶやくと、朝倉涼子は彼を殺すため消えたのだった。」
キョン「……完…」
長門「どう?」
キョン「……」
長門「私の自信作」
キョン「途中から俺の口調が変わりすぎ。しかも後半飽きてるのが見え見え」
キョン「まっ、初めてにしては上出来なんじゃないか?」
長門「そう」
〜完〜
434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 21:56:07.08 ID:iBu9EYeqO
こんな完結やめてくれ…
俺一回もSS書いたことないんだけど、続き書いてみていい??
437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 21:59:31.10 ID:iBu9EYeqO
朝倉「さてと、邪魔者が消えたことだし…」
朝倉「さっそく当初の目的どおり行動しなきゃ」
朝倉「彼を殺して涼宮ハルヒの出方を見るわ」
―北高近辺―
キョン『どうして、どうしてこうなったんだよ…』
佐々木『キョン??』
438 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 22:03:12.22 ID:iBu9EYeqO
キョン『佐…々木?』
キョン『佐々木!!』
キョン『さ、佐々木は国木田と』
佐々木『来ないで!!』
キョン『え?』
佐々木『お願いだから来ないで…』
439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 22:09:23.70 ID:iBu9EYeqO
佐々木『もう遅いんだ遅いんだよ…』
タッタッタッタ
キョン『佐々木もママもみんないなくなる』
キョン『朝倉だって置いてきちまった。俺は最低だ…』
朝倉『そうよそうよこの辺で人生終わらしちゃいなさい』
442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 22:15:04.82 ID:iBu9EYeqO
キョン『!!』
キョン『朝…倉??』
キョン『さっきはごめn』
朝倉『今のこといや今の時代の事は良いの!!』
朝倉『ねぇ過去…そう佐々木からされた告白あの時に戻りたくない??』
キョン『そんなことできるのか!?』
書き込み遅くて本当にすまない
444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 22:21:25.61 ID:iBu9EYeqO
朝倉『これでもあたしは情報思念体のインターフェイスよ』
朝倉『なんてことないわ。あなたさえ消えれば涼宮ハルヒは情報爆発を起こすわ』
朝倉『ただ条件があるの』
朝倉『あなたはお母さんに勇気と決意を持って向かいあいなさい』
朝倉『そして北高には絶対来ちゃダメ。』
446 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 22:30:10.13 ID:iBu9EYeqO
キョン『それじゃあ朝倉とはもう会えn』
朝倉『は??キョン君。あなた今の立場分かってるの??あなたを殺すか過去に戻すか選択肢を設けてるのよ??』
キョン『わかってるわかってるでも朝倉ともう会えないじゃないか!!』
朝倉『可哀想な人がこれ以上可哀想になるのを見てられないのよ。』
キョン『でも!!でも!!』
朝倉『人間やらないで後悔するよりやって後悔した方が良いじゃない??』
キョン『な!!!?朝倉止めろ!!やめてくれ!!!』
449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 22:33:29.17 ID:iBu9EYeqO
―あの日あの時彼女に思いを伝えられた公園―
キョン『朝…倉??』
451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 22:39:20.53 ID:iBu9EYeqO
キョン『過去に…過去に来た??』
キョン『いや来ちまった??』
キョン『とすると佐々木にはまだ告白されてない??』
スッ
キョン『これはなんだ??朝倉からの手紙??』
こっからラストに向かってきます。
453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 22:47:40.65 ID:iBu9EYeqO
キョン君あなたは今佐々木さんから告白される前の公園にいます
そうあの日に来たのよ。
あと10分もすればそこに佐々木さんが来るわよ!!
今からの行いでキョン君の過去はもう一度やり直せる!!
頑張って!!
P.S
今から2時間後にはあなたの未来に関する記憶は消えます
これからの人生を歩んで!!
朝倉より
キョン『朝倉…俺もお前との時間最高だったぜ』
佐々木『キョンごめん待たせたね!!』
458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 22:58:41.60 ID:iBu9EYeqO
キョン『いや…(朝倉この機会無駄にしねぇぜ!!)』
キョン『そんなことないさっき来たところだ』
佐々木『そ、そうかい、それならいいんだよ』
この場面は二度目だが、
佐々木がこんなにも緊張していることは俺も緊張していてわからなかったな…
朝倉…俺はやるぜ!!!
461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 23:05:24.74 ID:iBu9EYeqO
キョン『佐々木!!』
佐々木『ビク!!な、なんだいき、キョン突然??』
キョン『俺は佐々木が好きだ!!』
キョン『大好きだ!!君が欲しい!!!』
佐々木『え、え、え!!?そっちから!!?』
…
佐々木『僕もだよキョン////』
佐々木『僕もそれを伝えたかったんだよ////』
469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 23:15:34.07 ID:iBu9EYeqO
キョン『や…』
キョン『ヤッター!!!!!!!!!!!』
俺は変えられた!!!!
変えられたんだ!!!
佐々木『キョン、その…こ、今度の日曜日映画館に…』
キョン『佐々木!!明日また電話するよちょっと今は時間がないんだごめん帰るよ』
佐々木『急にどうしたんだい??』
キョン『けじめをつけて来る。今やらないと後悔しちまうんだ俺。あとで電話またかけるよ!!』
佐々木『けじめ??後悔??いったい何を??』
んじゃ!!!
佐々木『ってちょっとキョン!!』
477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 23:28:41.20 ID:iBu9EYeqO
キョン『あとはママ…いやお袋だな』
―キョンの家―
キョンのママ『おかえりーキョン君!!お風呂にするご飯にするー??』
キョン『お袋!!!話しがあるんだ!!!』
キョンのママ『その言葉使いまたあの佐々k…』
キョン『悪いがお袋一方的に喋らしてもらうぜ。時間がないんでな』
キョンのママ『な!?』
キョン『お袋、俺の未来俺の物なんだ。俺は自分で道を決めて自分の道を歩ける!』
キョンのママ『ダメよダメ!!絶対ダメよー!!』
484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 23:39:20.05 ID:iBu9EYeqO
キョン『お袋…俺の心配はもういいんだよ』
キョン『考えてみてくれよう…お袋。』
キョン『俺は自分のお母さん、お父さんに孫の笑顔を見せたいんだ…』
キョン『俺はこの先の未来には両親、妻、息子、友達、みんなで笑えるような未来を作りたい』
キョンのお袋『そうね…そうねキョン!!ママがキョンを頼ってたよね…』
キョンのお袋『今までごめんねキョン…』
キョン『いいんだよお袋んじゃ俺風呂入るわ!!』
―お風呂―
キョン『あと10分もすりゃあ忘れちまうのか…』
487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 23:46:48.82 ID:iBu9EYeqO
キョン『もう朝倉のこと忘れちまうのかよう…』
キョン『俺は朝倉のおかげで今こうしてやり直してるんだな…』
わかる…なんとなくわかる
本能というものだろうか…
もう消えちまうんだな…
キョン『』
― 三年後 ―
佐々木『キョンー!!今日から高校生だよー!!』
キョン『ああそうだな』
498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/13(火) 23:53:36.63 ID:iBu9EYeqO
にしても
ずっと勉強は佐々木に教えてもらったが
俺の学力では北高しか無理だった
佐々木が俺に合わせて北高受けてくれなかったら一緒の高校に行くことは絶対にできなかっただろう。
504 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/14(水) 00:00:12.02 ID:w6mRlx0mO
初めてのはずのこの険しい坂を歩いてもも佐々木がいるからだろうか…??
それとも俺は…
高校という物に何かを期待してるのだろうか…??
fin
511 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/14(水) 00:06:16.18 ID:w6mRlx0mO
続きを望んでなかった人それに続きに期待したのに失望してしまった人
本当に駄文見してすまん
どうしても未完のままになるのがいやだったんだ
んじゃ
お風呂入ります。
おやすみなさい。