1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 01:50:04.66 ID:zcxvf/egO
キョン「あれ?お前、バイトなんてしてるのか」
橘「わ、私の勝手じゃないですか!用がないなら帰ってくださいよ、もう…」
キョン「それが客に対する態度か?」
橘「知りません!」
キョン「ハァ…。もっとマシな受け答えしたらどうだ?」
橘「うぐぐ…!」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 01:57:05.17 ID:zcxvf/egO
キョン「とりあえず、おにぎり三つ」
橘「……温めますか?」
キョン「こっちの二つだけ頼む」
橘「……少々お待ちください」
キョン「随分無愛想な接客だな?この店は」
橘「貴方の時だけですから…!」
キョン「おいおい、俺だけ特別扱いかよ?嬉しいね、こりゃ」
橘「ぐぐぐ……。こ、この〜!」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 02:01:38.54 ID:zcxvf/egO
橘「……お会計、340円になります」
キョン「1000円で頼む。あ、レシートはいらないからな」
橘(釣りは直接手渡せって事ですか?陰湿な…。佐々木さんはこんな奴の一体どこに…)
橘「……660円のお返しです。…ありがとうございました」
キョン「おう、また来るぜ」
橘(二度と来るな!ウスラトンカチ!)
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 02:12:27.61 ID:zcxvf/egO
橘(苛々するなぁ…。帰りは久しぶりにゲーセンでも行こう…)
―――――――
橘「………」
キョン「何だ、同じ日にまた会うなんて、奇遇だな」
橘「…今日は厄日。絶対そうです」
キョン「突っ立ってないで、座ったらどうだ?」
橘「遠慮します!他にやりたいゲームがありますから!」
キョン「そうかい。じゃ、またな」
橘「またなんてありません!」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 02:16:33.40 ID:zcxvf/egO
橘(死ね、死ね!皆死んじゃえ!)
キョン「おいおい、撃ちすぎじゃないか?そいつ、もう死んでるだろ」
橘「いいんです!私の勝手……って、何でいるの!?」
キョン「いいのか?よそ見してると…」
橘「あ!あーっ!」
キョン「ゲームオーバー、だな」
橘「……うぐぅ」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 02:22:30.69 ID:zcxvf/egO
キョン「機嫌直せって。ジュース奢ってやるから」
橘「そんな施し、いりません!」
キョン「施しって…、別に単なる贖罪の積もりなんだがなぁ」
橘「だったら、一生罪の意識を感じててください!」
キョン「いや、それはごめん被る。……仕方ないな、ちょっと着いてこい」
橘「や!ちょっと!放してください!警察呼びますよ!?」
キョン「呼べるのか?」
橘「あたりま……、くぅぅ……!」
キョン「一応重要人物らしいからな、俺は。ま、悪いようにはならんから、ちょっと付き合えよ」
橘(いつか痛い目見せてやるぅ……!)
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 02:27:20.90 ID:zcxvf/egO
キョン「おまえ、学生証とか持ってるか?」
橘「……持ってたら何なんですか?」
キョン「たいしたことじゃないが、すぐ出せるようにしとけ」
―――――――
橘(映画館…)
キョン「高校生二枚」
「学生証はお持ちですか?」
キョン「はい。……ほら、お前も出せって」
橘「……どうぞ」
「確認致しました。御席の方は…」
橘(何見るんだろ…?)
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 02:33:13.77 ID:zcxvf/egO
橘「意外と幼稚な物を見るんですね、仮面ライダーだなんて」
キョン「奢りなんだから文句言うな。それに、男ってのは、いくつになってもこういうのが好きなんだぞ?」
橘「貴方だけでしょう?世の男性方はもっと高尚な物を見るはずです」
キョン「そうか?あっちの席の人なんて、明らかに俺より年上に見えるが…」
橘「子連れかなんかじゃないですか?」
キョン「ま、そうかもな」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 02:39:02.66 ID:zcxvf/egO
キョン「ほぅ。なかなか愉快だったな?」
橘「…知りません」
キョン「そうかい。俺には、割と熱心に見てるような気がしたんだが」
橘「他に見る物がなかっただけです」
キョン「それでもいいさ。さて、いい具合に時間も経ったし、どこかで夕飯でもどうだ?」
橘「奢りですか?」
キョン「残念。奢りは映画だけだ」
橘「……そこの吉牛でいいです」
キョン「あいよ。今日は特盛でも食うかな」
橘「……ハァ」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 02:48:37.13 ID:zcxvf/egO
キョン「豚丼はいいよなぁ。肉がどれも柔らかくて」
橘「吉牛で豚丼なんて邪道です。それに、牛だろうが豚だろうが、たいてい柔らかいでしょうに…」
キョン「いや、牛はちょっとだけ固いな」
橘「…ああ、そうですか」
キョン「ちょうどいい。俺のを少しやるから、食べ比べてみろよ」
橘「いいですよ、別に」
キョン「遠慮するなって。ほら、アーンてしてみ」
橘「……あ、あーん…」
キョン「どうだ?」
橘「わ、悪くはないんじゃないですか?」
キョン「柔らかさを聞いたんだが…、美味しかったならいいか」
橘「………ふぅ」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 02:56:02.70 ID:zcxvf/egO
キョン「さて、飯も食ったし、今日の所は帰るか?」
橘「あ、じゃあ、私はこれで…」
キョン「なんだ、送ってってやるよ。夜道は危ないって言うからな」
橘「いいです。一人で帰れますから」
キョン「それで何かあったら後味が悪いだろ?送るのは、俺の精神衛生の為でもある」
橘「…ハァ。……わかりました、こっちです」
キョン「よーし、いざ鎌倉!」
橘「…ご恩なんてあげませんからね」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 03:04:57.77 ID:zcxvf/egO
キョン「……なあ、学校はどうだ?」
橘「貴方は私のお父さんですか?」
キョン「何もお前だけとは限らんさ。佐々木達の様子とか、お前があいつと上手くやれてるか、とか」
橘(……1番気になるのは佐々木さんですか)
キョン「もちろん、お前の身の回りにも興味はあるがな」
橘「…なんだか変態臭いです」
キョン「そうか?上手い言い回しが見つからなくてな」
橘「……別に、普通ですよ。佐々木さんが力を行使するでもなく、平和なもんです」
キョン「それはいい。誰かさんに振り回されるより、よっぽど健全な学生生活だ」
橘「そうですかね…。私は…」
キョン「うん?」
橘「私は、ちょっと普通じゃないくらいの方が、羨ましいです」
キョン「普通じゃない、ねぇ…」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 03:06:32.53 ID:zcxvf/egO
もう「キョン」じゃなくて「俺」でいいんじゃないだろうか?
早めに終わらせます
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 03:13:30.61 ID:zcxvf/egO
キョン「どれ、手でも組んでみるか?」
橘「………は?」
キョン「手だよ、手。こう、指と指を絡ませるようにだな…」
橘「な、な、な!何を言うんですか!?薮から棒に!」
キョン「いや、だって。普通はしないだろ?」
橘「当たり前じゃないですか!恋人って訳でもないのに!」
キョン「そうだが、だからこそ普通じゃないって事じゃないのか?」
橘「わ、私が求めてるのは、こういうのじゃ……」
キョン「…そっか。残念だな」
橘「……からかわないでください」
キョン「悪かったよ。もうしないさ」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 03:20:36.50 ID:zcxvf/egO
橘「後100メートルくらいです、うち」
キョン「へぇ。思ったよりも近かったな」
橘「…ちょっとだけ、してみます?」
キョン「何をだ?」
橘「指、絡ませて……その…」
キョン「ほれ」
―――ギュッ……!
橘「あ………」
キョン「……」
橘「……意外と、普通ですね」
キョン「ダメか?」
橘「いえ、これはこれで…」
キョン「普通にいいだろ。普通に」
橘「まぁ、ちょっとは…」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 03:29:04.56 ID:zcxvf/egO
橘「ここ、私の家です」
キョン「普通のいい家だな」
橘「はい。普通ですから」
キョン「嫌なんだろ?普通は」
橘「そうなんですが…、やっぱり、時と場合によりけりです」
キョン「そうかい。……んじゃ、俺も帰るよ」
橘「あ、あの…」
キョン「ん?なんだ?」
橘「明日もその、バイトがあって…」
キョン「6時半ぐらいか?終わるのは」
橘「え?…あ、はい」
キョン「そうか。そんじゃあまぁ、また明日な」
橘「は、はい!また、明日…!」
橘フラグが発生しました。
本日の行動を終了します。
おやすみなさい。
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 09:05:45.14 ID:zcxvf/egO
保守と暇つぶしを兼ねて落書き
橘「いらっしゃ……あ」
キョン「よう。元気か?」
橘「はあ、それなりに」
キョン「そいつはよかった。とりあえず、弁当と飲み物一つ」
橘「温めますか?」
キョン「あぁ、頼むよ」
橘「はい。先にお会計、610円になります」
キョン「お、今日はちょうどあるな。レシートはいらないぞ」
橘「610円ちょうどお預かり致します。少々おまちください」
キョン「おう」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 09:14:19.77 ID:zcxvf/egO
橘「あの…」
キョン「ん?」
橘「私、まだ当分バイトなんですけど…」
キョン「ああ、知ってる」
橘「………そうですか」
キョン「弁当を家に置いて来たら、また来る」
橘「そ、そうですか。その、待ってますから…」
キョン「おう」
―――チン!
橘「あ……。お待たせしました」
キョン「サンキュー。じゃ、また後でな」
橘「……はい」
落書き終了
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 11:44:11.24 ID:zcxvf/egO
橘「お待たせしました…」
キョン「よし。じゃあどこか行くか」
橘「あ、はい。…それで、あの、私行きたい所があるんです」
キョン「いいぞ、お供しよう」
橘「……ど、どうも」
――――――
キョン「ケーキバイキングか。この街にもあったんだな、こういうの」
橘「先週開店したばかりなんです。ずっと行きたかったんですが、一人ではなかなか…」
キョン「佐々木達とは行かないのか?」
橘「ええ。佐々木さんは予備校通ったりでなかなか時間が取れなくて」
キョン「あの宇宙人は言わずもがな、か。未来人はどうなんだ?」
橘「男の人と行くなんて、恥ずかしいじゃないですか!」
キョン(俺も一応男なんだがなぁ…)
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 11:54:12.83 ID:zcxvf/egO
橘「……んぐ、んむ」
キョン「………」
橘「……あれ、食べないんですか?ここは割り勘でしょう?」
キョン「うん、まぁ、なんだ。何も食べるだけが楽しみじゃないだろ、こういう所は」
橘「はぁ、何だかわかりませんが、貴方がそれでいいなら、私はもう何も言いませんよ。……はむ、んぐ」
キョン「………ふむ、小動物的な可愛さがあるな」
橘「え、何ですって?」
キョン「いいや、何でもない」
橘「そうですか。……んくっ。んー、美味しいです…!」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 12:11:26.89 ID:zcxvf/egO
キョン「さて、と。次に行きたい所はあるか?」
橘「いいえ、特には」
キョン「となると俺が行きたい所か。はてさて、カラオケへ行くには時間が半端だな。夕飯を食べるにしても、今しがたケーキをたらふく食べたばかりだし…」
橘「へ?夕飯、まだ食べてなかったのですか?」
キョン「ああ、まだだ」
橘「じゃあ、さっきコンビニで買っていたお弁当は…?」
キョン「あれは妹のだ。最近両親共に帰りが遅くてな。俺はたいした物も作れないんで、コンビニで買った物で適当に賄っている」
橘「それって栄養的にダメじゃないんですか?何なら、私が行って何か作っても…」
キョン「いいのか?」
橘「えっ?あ、はい。それくらいなら別に」
キョン「よぉし、次の行き先はスーパーだな。正直冷蔵庫の中なんてすっからかんなんだ」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 12:28:35.76 ID:zcxvf/egO
橘(若い男女がスーパーへ…。奇妙な構図ですね)
キョン「なぁ橘。カレー粉はどれがいいんだ?」
橘「ジャワとバーモントでいいんじゃないですか?うちはいつも違う会社のカレー粉を混ぜて使ってます」
キョン「へぇ、そういうもんなのか」
橘「野菜もないんですか?」
キョン「えぇと、確か人参とじゃがいもはあったかな」
橘「じゃあ玉葱だけ買いましょう。肉は…」
キョン「鶏挽き肉だ。これだけは譲れん」
橘「はいはい、じゃあもうレジに行きますよ」
キョン「イエスサー、マム」
橘「………ばーか」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 12:29:17.03 ID:zcxvf/egO
飯食ってくる
落とすなり乗っ取るなり好きにしてくんなまし
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 12:33:51.12 ID:zcxvf/egO
ライダーの橘は知ってるけど、パワプロ君にもいるのか
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 13:00:15.59 ID:zcxvf/egO
妹「キョン君おかえりー」
キョン「おう、ただいま」
妹「あれ?そっちの人は誰ー?」
キョン「橘京子、俺の友人だ」
橘(友人…。まぁ、その通りかな)
橘「橘京子です。よろしくお願いしますね」
妹「うん!よろしくね、きょこたん!」
橘「きょ、きょこたん?」
キョン「あー、妹の悪い癖でな。人の名前を少し変な風に呼ぶんだ」
橘「さいですか…。あ、お邪魔しまーす」
キョン「おう、遠慮しないであがってくれ」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 13:10:33.76 ID:zcxvf/egO
橘「すぐ出来る普通のカレーと、時間のかかる美味しいカレー、どっちがいいですか?」
キョン「そうだな…、俺としては美味しいカレーを是非とも食したい所なんだが、いいか?」
橘「自分から言った事ですから、いいも悪いもないのです」
キョン「スマンな。何か手伝う事はないか?」
橘「………いえ、いいです。テレビでも見て待っててください」
キョン「了解」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 13:26:17.03 ID:zcxvf/egO
玉葱は細かく刻む。
橘「染みるのです…」
人参は玉葱よりやや大きめに。
じゃがいもは一口大。
妹「ねぇねぇ、きょこたん」
橘「う…、な、なんですか?」
妹「きょこたんはキョン君ともうデートしたの?」
橘「してませんよ。そもそも、付き合ってる訳じゃないので」
妹「ふぅん」
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 13:32:32.30 ID:zcxvf/egO
玉葱を飴色になるまで炒める。
挽き肉にも火を通しておく。
妹「じゃあ、付き合ってもないのにご飯を作ってあげてるんだ」
橘「それは、あの人には普段お世話に……、なってないけど…」
妹「世話にもなってないのにを作ってあげるの?」
橘「うう……」
鍋に水を入れ、野菜を投入。
煮込みながらアクを取る。
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 13:39:31.22 ID:zcxvf/egO
野菜に火が通ったら、二種類のカレー粉を半々に入れ、玉葱と挽き肉も入れてゆっくり掻き混ぜる。
妹「キョン君の事、好き?」
橘「……知りません」
妹「嫌いなんだ」
橘「………」
カレー粉が完全に溶けたら完全です。
ご飯にかけて召し上がり。
キョン「なんだかいい匂いがしてきたな…」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 16:22:56.63 ID:zcxvf/egO
妹「きょこたんにコレあげる」
橘「何ですか?……遊園地のチケット?」
妹「優待券って奴だよ。上手く使ってね?」
橘「え、あ、こんなもの、渡されても…」
キョン「おーい、飯はできたのか?」
橘「!」
妹「出来てるよー!自分で取りに来てね、キョン君!」
キョン「あいよ、今行く」
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 16:45:16.90 ID:zcxvf/egO
キョン「な、なんだこのカレーは…」
橘「ま、まずかったですか?」
キョン「いや、美味い!こんなに美味いカレーは初めてだ!」
妹「本当だぁ!きょこたん、キョン君のお嫁さんになってよ〜」
橘「お嫁さんですか……、アハハ…」
キョン「まぁ待て、妹よ。橘にも選択の自由はあるだろう。何しろ才色兼備を絵に描いたような奴なんだ、引く手は数多にあるはずだ。そうだろ?橘」
橘「はぁ…。そんなものですかね…」
キョン「ま、その手の中には俺のもあるだろうがな」
橘「え……?」
妹「もう、キョン君てば調子がいいんだから!」
キョン「なに、飯が美味い時は人間そんなものだ。よし、おかわり!」
妹「ずるーい!私もおかわり〜」
橘「………」
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 16:56:23.90 ID:zcxvf/egO
橘「いいんですか?今日も送ってもらって」
キョン「なに、美味いカレーの例だ。このくらいはさせてくれ」
橘「そうですか。では、お言葉に甘えさせてもらいます」
キョン「そうしておけ。それなら、俺もおまえも安心だ」
橘(遊園地のペア優待券…)
橘「あ、あの…」
キョン「なんだ?」
橘「あの…、明日は祝日出すよね?」
キョン「そうだな、俺は予定もないし、明日は一日中暇だな」
橘「よかったら、私と遊園地、行きませんか!?」
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 17:23:33.21 ID:zcxvf/egO
キョン「遊園地?」
橘「よかったら、ですけど…」
キョン「二人でか?」
橘「嫌ですか……?」
キョン「ふむ………」
橘「うう………」
キョン「…いいな。行くか、京子」
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 17:24:20.19 ID:zcxvf/egO
橘「ふぇ?」
キョン「いや、その…わざとらしかったか……」
橘「へ?………あ。え?」
キョン「と、とにかく明日は朝から迎えに行くから。……ちゃんと支度しとけよ」
橘「は、はい!完璧に正装していきます!!」
キョン「よし。それじゃあ、また明日な!」
―――――――
橘「きょ、京子って呼ばれた……」
デートイベントが発生しました。
二日目の行動を終了します。
おやすみなさい。
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 17:30:42.65 ID:zcxvf/egO
代替機は凄く書きにくい…
てな所で、予定していた分は終了です。
糞スレ以下の落書きに最後までお付き合いいただき、感無量の思いです。
本当にありがとうございました。
168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 21:18:23.39 ID:zcxvf/egO
この後は思いついてないので、>>1はもう書けません
落とすなり乗っ取るなり好きにしてくんなまし