1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 20:58:49.43 ID:MdIDFWEMO
ハルヒ「………」タッタッタッ…
ハルヒ「………」…ピタッ
ハルヒ「………」クルッ
古泉「〜〜〜」
キョン「〜〜?」
みくる「〜〜〜」
ハルヒ「…やっぱり私以外みんな解散してないっ!!」ダッ
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 21:08:46.33 ID:MdIDFWEMO
みくる「……あれ?」
キョン「どうかしましたか?朝比奈さん」
みくる「今涼宮さんがこちらを振り返ったような……」
古泉「何か伝え忘れたことでもあったのでしょうか」
キョン「どうせまた下らないことだろう。ところで、今日はこのあとどうする?」
長門「私という個体はバイキングに行くことを望んでいる」
古泉「いいですね。まだ夕飯には早いですし、ボーリングでもしながら時間を潰しませんか?」
キョン「そうするか」
みくる「今日こそ100越え目指します!」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 21:15:37.54 ID:MdIDFWEMO
-月曜日-
キョン「おはよう」
ハルヒ「ん」
ハルヒ「……キョン、あんたたち昨日……」
キョン「ん?」
ハルヒ「……やっぱり何でもないわ」
キョン「?……また変なこと企んでいるんじゃなかろうな」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「……うっさい!」
キョン「……やれやれ」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 21:23:30.60 ID:MdIDFWEMO
-授業後-
みくる「〜♪」
ハルヒ「みくるちゃん、今日はえらくご機嫌ね」
みくる「はい♪実は昨日ボーリングで初めて100点出たんですぅ」
キョン「…っ」
ハルヒ「へぇ?……誰と行ったの?ボーリング」
みくる「あ」
長門「……」
古泉「……恋人ですか?朝比奈さん」ニコッ
ハルヒ「なんですって!?みくるちゃん恋人なんか作っちゃ駄目よ!?」
みくる「ふぇ〜そんなんじゃないですよぉ〜!」
キョン「(ナイスだ古泉)」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 21:32:54.94 ID:MdIDFWEMO
-金曜日-
ハルヒ「じゃあ今日は解散!明日明後日はまたいつも通りだからね!」
キョン「へいへい」
ハルヒ「最近あんまり渋らなくなってきたわね。いい傾向だわ」
キョン「渋っても無駄だってわかってきたからな(活動後の楽しみがあるからな)」
ハルヒ「それもそうね」
キョン「うざ」ボソッ
ハルヒ「何か言った!?」
キョン「何も言ってねーよ。ほれ帰るぞ」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 21:40:52.56 ID:MdIDFWEMO
-ハルヒ宅-
ハルヒ「さっきのキョン……」
ハルヒ「間違いなく『うざっ』って言ってたわよね」
ハルヒ「……ちゃんと聞こえてるんだから」
ハルヒ「はぁ…」
ハルヒ「みくるちゃんのボーリングの相手も結局はぐらかされちゃったし」
ハルヒ「……私嫌われてるのかしら」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 21:47:26.11 ID:MdIDFWEMO
-キョン宅-
キョン「ん?メールか」
みくる「涼宮さんからですか?」
キョン「はい」
FROM:涼宮ハルヒ
本文:明日遅刻したら罰金だからね!
キョン「……毎週毎週言わなくてもわかるっつーの。面倒臭い奴だなこいつは本当に」
みくる「そんなのいいからキョン君…」
キョン「もう一回戦いきますか、朝比奈さん」
みくる「みくるって呼んで…」
キョン「とりゃー」
みくる「アンアン」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 21:57:41.25 ID:MdIDFWEMO
-翌日-
ハルヒ「うーん。今日もこれといった不思議は見つからなかったわね」
キョン「そうだな(はやく解散しろよ)」
ハルヒ「じゃあ今日は解散!」
長門「……」
キョン「……」
古泉「……」
みくる「……」
ハルヒ「ほら解散よ?みんな帰りなさい」
キョン「……今日はどうしたんだ?いつもなら一目散に帰るお前が」
ハルヒ「みんなが無事帰るのを見届けるのが団長の役目よ!」
キョン「……そうか」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 22:09:03.28 ID:MdIDFWEMO
古泉「では……お先に失礼します」
長門「さよなら」
ハルヒ「気をつけて帰るのよ!」
みくる「またねっ」
キョン「あ、朝比奈さん。同じ方向ですし、途中まで一緒に帰りましょう」
ハルヒ「なっ、駄目よ!」
キョン「何故だ」
ハルヒ「そんなこと言ってみくるちゃんにちょっかいかける気でしょ!」
キョン「……じゃあ同じ道なのに互いに数メートルの間隔をあけて黙って帰れと?」
ハルヒ「……そうだわ!みくるちゃんには今から買い物に付き合ってもらうの!」
みくる「ふぇ?」
ハルヒ「だからキョン!あんたは一人で帰りなさい!」
キョン「……やれやれ」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 22:14:15.32 ID:MdIDFWEMO
みくる「ごめんねキョン君…」
ハルヒ「みくるちゃんが謝ることないわよ」
キョン「……じゃあな」
prrrr
キョン「もしもし?古泉か?」
古泉『はい。今長門さんと合流して、カラオケに行こうかという話になっていました』
キョン「おっ、いいな。いつものとこか?」
古泉『はい。朝比奈さんも一緒ですか?』
キョン「みくるはハルヒに拉致られた」
古泉『おやおや…お気の毒に。まぁ、待ってるので来てください』
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 22:23:08.05 ID:MdIDFWEMO
キョン「おっす」
古泉「来ましたね。では受付を済ませますか」
長門「私の空腹度と照らし合わせた結果、3時間パックで入るのが最も合理的」
キョン「昼たくさん食ってたもんな。悪いな古泉」
古泉「いえ、負担しているのは機関なので。」
長門「一般的な高校生に週2日5人分の昼食代を負担させるのは無理がある」
キョン「そうだな。助かってるよ本当に」
古泉「やめてくださいよ。まぁともかく行きましょう」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 22:27:18.57 ID:MdIDFWEMO
みくる「涼宮さぁん何を買うんですかぁ?」
ハルヒ「……」
みくる「涼宮さん?」
ハルヒ「……カラオケよ!カラオケに行きましょう!」
みくる「突然ですね」
ハルヒ「イライラしてんのよ!思いっきり叫び散らしたい気分なの!」
みくる「そうですかぁ…(嫌な予感)」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 22:35:06.27 ID:MdIDFWEMO
長門「−−−♪」
古泉「長門さんはボーカロイドの曲が似合いますね」
キョン「だな…ん?メールだ」
FROM:みくる
本文:もしかして今カラオケにいたりする……?
キョン「おい古泉」
古泉「これは…二人がこちらに向かっていると考えるのが妥当ですね」
長門「話は聞かせてもらった」
キョン「うお」
長門「この部屋全体を遮蔽フィールドに云々。要するに、外から見るとこの部屋は空き部屋に見え、音漏れもしない。」
古泉「さすがですね」
キョン「さすがだな」
長門「えっへん」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/11(金) 23:00:40.85 ID:MdIDFWEMO
みくる「何時間にしますか?」
ハルヒ「2時間でいいわ!」
みくる「はぁい」
キョン「あと2時間か。早いな」
古泉「楽しい時間はあっという間ですね」
長門「アーティストがイェイとかウォウとか言ってるけど歌詞出ないとこって歌おうか迷うよねー」
キョ泉「あるある」
199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 21:20:02.20 ID:uTzbV69KO
キョン「みくるからメールだ」
FROM:みくる
本文:205号室に2時間で入ったよ
キョン「げっ…時間一杯歌ってたら鉢合わせてたな」
古泉「少し早めに出ましょうか」
長門「私たちの部屋は207号室。油断は禁物」
キョン「そうだな。お、俺の番か」
古泉「飲み物でも注文しましょうか」
キョン「俺は水でいい」
長門「私もジンジャーエールでいい」
古泉「……」
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 21:30:13.20 ID:uTzbV69KO
ハルヒ「〜♪」
みくる「お上手です!」
ハルヒ「これくらい朝飯前よ!さぁ次よ次!」
みくる「ふぇぇ」←歌わせてもらえない
ハルヒ「〜♪」
-10分後-
ハルヒ「ふぅ……ちょっとトイレ行ってくるわね!」
みくる「わかりましたぁ」
みくる「……勝手に曲入れたら怒られるかな」
みくる「……一曲くらい大丈夫かな」
みくる「……はっ!!メールメール」
205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 21:37:30.19 ID:uTzbV69KO
キョン「ハルヒがトイレ行ったってさ」
古泉「まぁ僕らは部屋から出なければいいだけですね」
キョン「だな。ハルヒが戻ったら俺も一旦トイレに行こう」
長門「…ピンチ」
キョン「ん?」
店員「しゃーすwwwお待たせいたしやしたーwwww」
古泉「!」
キョン「なっ…」
ハルヒ「ふぅ……あれ?キョン!?」
209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 21:45:00.43 ID:uTzbV69KO
店員「ジンジャーエールになりまーッスwwww」
長門「どいて」デュクシ
店員「へぶしwww」
ハルヒ「有希に……古泉君も!?」
古泉「ふむ…」
キョン「やっちまったなぁ」
長門「全てはあなたの話術に託された」
キョン「俺かよ……」
ハルヒ「キョン!どういうことか説明しなさい!」
キョン「んん……」
212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 21:52:30.71 ID:uTzbV69KO
キョン「お前こそ何でここにいるんだ?」
ハルヒ「私がカラオケにいちゃ悪いわけ!?」
キョン「そういうわけじゃないが…一人か?朝比奈さんとの買い物は済んだのか?」
ハルヒ「みくるちゃんと二人で来てるのよ」
キョン「そうか。俺たちもそんな感じだ」
ハルヒ「え?」
キョン「あの後なんとなく物足りなかったから古泉に電話してな」
キョン「暇だっていうから長門も誘ってカラオケに来たわけだ」
キョン「朝比奈さんやお前も誘いたかったが、買い物があるって言うしな」
217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 22:04:34.46 ID:uTzbV69KO
ハルヒ「でも…」
キョン「丁度いい、合流するか?」
ハルヒ「えっ」
古泉「賛成です。カラオケは人数が多い方が楽しいですからね」
キョン「久しぶりにお前の歌も聴きたいしな」ニッ
ハルヒ「なっ……///仕方ないわね!一度マイク握ったら離さないんだから覚悟しなさい!」カァァ
キョン「……やれやれだ」
長門「一件落着」
そのころ
みくる「みっみっみらくるっみっくるんるん♪」
みくる「涼宮さん遅いなぁ」
222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 22:13:24.14 ID:uTzbV69KO
-カラオケ終了後-
キョン「結局マジで残り時間歌いきりやがった…」
ハルヒ「あースッキリしたわ!たまにはカラオケもいいもんね!」
キョン「歌手にでもなったらどうだ」
ハルヒ「本格的にやろうとするとすぐ飽きちゃうのよ」
キョン「そうかい」
古泉「このままどこかで夕飯にしましょうか」
キョン「だな」
長門「…」キラーン
ハルヒ「あ……」
キョン「どうかしたか?ハルヒ」
長門の名前って有希で漢字あってる?
225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 22:21:23.03 ID:uTzbV69KO
ハルヒ「ううん、なんでもないわ!ちょっと電話!」
キョン「?」
prrrrr
ハルヒ「あ…お母さん?今日友達とご飯食べて帰る…」
ハル母『あら珍しいわね!あんまり遅くならないようにね』
ハルヒ「もう作っちゃってるよね…ごめんなさい。今度からもっと早めに連絡するから」
ハル母『いいのよ、丁度今日は手抜きだったの!』
ハルヒ「取っといてくれたら明日にでも食べるから…それじゃ!」
ガチャ
ハルヒ「お待たせ!」
キョン「おう。どこにしようか」
231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 22:31:06.50 ID:uTzbV69KO
>>226ハルヒ合流10分後くらいにキョンのメールで合流してる感じで
古泉「そうですね……賑やかな店のがいいですね」
ハルヒ「バイキングなんてどうかしら!」
キョン「……」
古泉「……」
みくる「ふぇ」
ハルヒ「何よ、イヤ?」
キョン「いや、俺はどこでも」
古泉「いいと思います」
ハルヒ「じゃあ行くわよ!」
235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 22:40:06.26 ID:uTzbV69KO
ハルヒ「キョン!私今日お金ないから立て替えといて頂戴!」
キョン「へいへい(解散後の買い物の話、もう忘れたのか)」
古泉「食べ放題ドリンクバー90分コースです」
長門「善は急げ」ダッ
みくる「ひゃあ!!」
キョン「こら!走っちゃいけません!」
ハルヒ「私たちも行くわよ!」
241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 22:48:40.15 ID:uTzbV69KO
―――――――――――――――
長門「ジンジャ烏龍メロンコーラカルピス」
古泉「ぶっww」
キョン「お前ww今日は自分で飲めよwww」
ハルヒ「あっはは……え?今日は?」
―――――――――――――――
ハルヒ「唐揚げ!」
キョン「あ!ラス2なんだから1個くれよ!」
ハルヒ「イヤよ!次のを待ちなさい!」
長門「ここの唐揚げは約20分でサイクルしている。あと2分もすれば出来立てが運ばれてくる」
ハルヒ「キョンやっぱりあげる」
キョン「いらなーい」
―――――――――――――――
246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 22:59:14.91 ID:uTzbV69KO
―――――――――――――――
古泉「前半飛ばしすぎました……」
キョン「もうデザートか?まだ60分もあるぞ」
みくる「みなさぁ〜ん!ピザ来ましたよピザ!」
キョン「!」
長門「とても美味」
古泉「……」
―――――――――――――――
キョン「長門お前炭水化物ばっかりじゃないか」
長門「そういうあなたは揚げ物ばかり」
キョン「そういや今日はあのミートボールないのな」
長門「あれは日曜日限定」
ハルヒ「……」
―――――――――――――――
253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/12(土) 23:11:36.39 ID:uTzbV69KO
キョン「あ〜食った食った」
古泉「ペース配分をしくじりました……」
ハルヒ「んー!所々腑に落ちなかったけど楽しかったわね!」
キョン「ほう?」
ハルヒ「何よ?」
キョン「こんなごく普通の高校生のような遊びがお前を満足させるとはな」
ハルヒ「そ、それは…」
448 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 20:31:48.16 ID:SXZ7EjtmO
ハルヒ「たまにはよ!たまにはこういうのもアリなの!」
キョン「へいへい」
ハルヒ「明日の不思議探索も予定通り決行するんだからね!」
キョン「わかったよ」
ハルヒ「じゃあ今度こそ解散!」タッ
キョン「おいハルヒ」
ハルヒ「なによ?」ピタッ
キョン「しばらく同じ方向なんだから、みんなで一緒に帰ろうぜ」
ハルヒ「あ、あんたがどうしてもって言うならそうしてあげてもいいけど」
キョン「どうしてもとは言わないな。急ぐなら一人で帰れ」
ハルヒ「仕方ないわね!あんたが有希やみくるちゃんに変なことしないようについてってあげるわよ!」
451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 20:40:34.51 ID:SXZ7EjtmO
古泉「本当に素直でないお方ですね」
みくる「見ててハラハラします」
長門「面倒」
ハルヒ「ほらみんな早く!」
キョン「何故お前はそうせかせかしているのだ」
ハルヒ「てきぱきしてるのよ!」
キョン「……へいへい」
古泉「それにしても本当に彼は罪な人だ」
長門「朝比奈みくる、あなたも」
みくる「」ドキッ
454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 20:48:03.56 ID:SXZ7EjtmO
-ハルヒ宅-
ハルヒ「ただいま!」
ハル母「あらおかえりなさい」
ハルヒ「お母さん聞いて!キョンったらバカなのよ!〜〜〜……」
ハル母「あらあら」
ハルヒ「〜〜。それでね、有希が、〜〜〜……」
ハル母(カラオケにバイキング、か)
ハル母(一時期は育て方間違ったか心配になったりしたけど)
ハル母(なんてことない、この子もみんなと変わらない普通の子ね!)
ハルヒ「お母さん聞いてる!?」
ハル母「聞いてるわよ。楽しかったのね」
ハルヒ「まぁまぁね!」
ハル母(ちょっと素直じゃないけれど)
457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 20:58:36.56 ID:SXZ7EjtmO
-浴室-
ハルヒ「あぁ…今日は楽しかっ……」
ハルヒ「……まぁまぁ楽しかったわ〜」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……普通、だったけど」
ハルヒ「……みんなやってることだけど」
ハルヒ「楽しいからこそみんなやるんでしょうけど」
ハルヒ「でも駄目よ!いつもいつもあんなに遊んでたらそのうち飽きちゃうんだから」
ハルヒ「……たまには、よ」
459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 21:06:26.47 ID:SXZ7EjtmO
ハルヒ「でも……」
ハルヒ「わたしの知らない所でみんなが集まってる感じはしたわね……」
ハルヒ「なによあのミートボールって……」
ハルヒ「有希のスペシャルドリンクは前回誰が飲んだのよ…」
ハルヒ「ううん!団長が団員を信じられないでどうするのよ!」
ハルヒ「でも……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……うー」
ハルヒ「仕方ないわね!明日はプランBよ!」
-リビング-
ハル母(大丈夫かしらあの子)
462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 21:15:14.02 ID:SXZ7EjtmO
-翌日(浴室と似てますね)-
ハルヒ「今日は解散!また明日学校でね!バイバイ」タッ
長門「……」
キョン「今日は普通に帰ったな」
古泉「……さて。今日は少し大切なお話が」
キョン「?またハルヒ絡みか?」
古泉「ええ。僕ら側としては確証は持てないのですが……長門さん」
長門「……」コク
長門「昨晩、涼宮ハルヒの願望実現能力が完全に消滅した」
キョン「!?」
465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 21:25:26.86 ID:SXZ7EjtmO
ハルヒ「……」ジーッ
ハルヒ(プランB、遠くから監視する大作戦!)
ハルヒ(……やっぱり解散してない)
ハルヒ(何やら真剣な顔で話し合ってるわね)
ハルヒ(うーん…ここじゃ聞こえないわ)
ハルヒ(仕方ないわね…近くまでGOよ!)
キョン「どういうことだ!?」
古泉「恐らく、昨日の所謂『普通』が思いの外楽しかったのでしょう」
古泉「普通も案外悪くない、という思いが、自分の普通に非ざる能力と相殺し合ったのではないかと」
467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 21:34:13.21 ID:SXZ7EjtmO
キョン「長門の宇宙パワーは!?」
長門「健在」
キョン「古泉の超能力は!?」
古泉「消えてはいませんが…閉鎖空間が発生しない以上、今後使う機会はないかも知れませんね」
キョン「マジかよ……ってことは……!!」
古泉「ええ」ニコ
キョン「やっと……!!」
長門「……」コク
みくる「うんっ」ウル
キョン「俺たちは自由なんだな!?」
ハルヒ(有希の宇宙パワー!?古泉君の超能力!?自由!?)
ハルヒ(一体なんの話なの!?途中からで何もわからないわ!)
469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 21:49:49.58 ID:SXZ7EjtmO
キョン「イヤッホオゥ!!」
古泉「おやおやあなたらしくない」
キョン「はしゃがずにいられるか!みくるぅ〜!」ダキッ
みくる「ひゃわあ!」
ハルヒ(!!!)
古泉「ちょ、こんな人前で!」
キョン「古泉!一番辛かったのはお前だろ?もう我慢しなくていいんだぜ」
キョン「もうアイツのご機嫌を伺わなくていいんだ!」
ハルヒ(アイツって誰よ…わたしじゃないでしょうね!?)
471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 21:58:01.66 ID:SXZ7EjtmO
キョン「ほら叫んじまえよ」
古泉「しかしですね…」
キョン「ほらこーいっずみ!こーいっずみ!」
古泉「涼宮ハルヒのバカヤロー」ボソッ
キョン「声が小さいっ!!もう一度!!」
古泉「……涼宮ハルヒの、バカヤロー!!!!!!」クワッ
キョン「wwwww」
長門「端から見たら失恋」
古泉「なっ…!!」
キョン「確かにwww」
みくる「あはは」
ハルヒ「ちょっとあんたたち」
475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:08:39.55 ID:SXZ7EjtmO
キョ泉くる「!」
長門「……」
ハルヒ「古泉くん」
古泉「は、はいっ」
ハルヒ「何でわたしがバカヤローなわけ?」
古泉「そ、それは…」
ハルヒ「みくるちゃん」
みくる「ひ、ひゃい!!」
ハルヒ「なんでキョンとそんなベタベタしてるのかしら」
みくる「ひゃあ!」バッ
ハルヒ「バカキョン!!」
キョン「……なんだ?」
ハルヒ「アンタは何で……うぅ……私が……どうしたのか知らない……けど…」グスン
ハルヒ「なんで…うぇぇ…ぞんなに…楽しそうなわけ…?」ポロポロ
484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:23:50.19 ID:SXZ7EjtmO
キョン「……」
ハルヒ「なんとか……うぇぇん……言いなさいよぉ……」ポロポロ
キョン「……もう、いいんだよな?」
ハルヒ「?」
みくる「へ?」
古泉「このタイミングで、ですか……」
長門「彼は根っからの鬼畜ドS」
キョン「そうだな……何から話そうか。」
489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:31:07.71 ID:SXZ7EjtmO
キョン「実はな、ハルヒ。朝比奈さんは未来人なんだ」
ハルヒ「……はぁ?」ゴシゴシ
キョン「更に古泉は超能力者、長門は宇宙人だったりする。細かい説明は省くけどな」
ハルヒ「……あんた、私をバカにしてるわけ!?」キッ
キョン「長門」
長門「何」
キョン「そうだな…ちょっと向こうの歩道までワープしてみせてくれないか」
長門「わかった」コク
ヒュン
ハルヒ「!?」
キョン「これで信じたか?」
491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:38:28.27 ID:SXZ7EjtmO
ハルヒ「そんな…でも…」
キョン「信じたか?」
ハルヒ「……!!トリックよ!!」
キョン「まぁ、そう簡単には信じられんわな。まぁ、いい。大事なのはそこじゃない」
ハルヒ「何よ……何なのよ……!」
キョン「ハルヒ、お前はな。願ったことを実現させる、願望実現能力っていうとんでもパワーを持ってたんだよ。昨日までな」
ハルヒ「……はぁ?何言ってんのよ」
キョン「思い当たる節はないか?」
501 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 22:56:08.49 ID:SXZ7EjtmO
キョン「映画撮影のとき、桜並木を撮りたいと思ったら、翌日季節でもないのに桜が咲いていたり」
キョン「事件でも起こらないかと思っていた孤島では、突然の台風に見舞われて脱出出来なくなったり」
ハルヒ「そんな……ただの異常気象じゃない!」
「中3のとき校庭に宇宙人へメッセージを描いたよな?意味は確か、『私はここにいる』」
ハルヒ「!?……!?なんであんたがそれを」
キョン「あのときあの落書きを手伝ったのは、朝比奈さんと過去へ飛んだ高1の俺だからな」
ハルヒ「!?……じゃあ、あんたが…!」
キョン「ジョン・スミスだ」
506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 23:02:32.83 ID:SXZ7EjtmO
キョン「信じなくても話は進めるぞ。1年生の5月、お前は一度『こんな世界変わればいい』と願った」
キョン「俺と灰色の空間に閉じ込められて、光る巨人に襲われたの覚えてるだろ?」
ハルヒ「!?なんでその夢のこと」
キョン「夢じゃない。お前には『こんな世界嫌だ』って思うだけで世界を改変出来る力があったんだよ」
ハルヒ「嘘……嘘嘘嘘!嘘よ!」
キョン「なぁ…この意味がわかるか?」
ハルヒ「もういい!聞きたくない!」
キョン「長門そいつを押さえといてくれ」
長門「わかった」コク
510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 23:13:19.94 ID:SXZ7EjtmO
キョン「お前がそんな神のような能力を持ってると知った俺たちは、ひたすら我慢したよ」
ハルヒ「黙りなさい!……っ!有希!放して!」
キョン「考えてもみろよ。何で毎週土日に俺たち全員こんな実りのない無駄な活動に参加してたと思う?」
ハルヒ「やめてったら!やめなさい!」
キョン「全部お前の機嫌を取るためさ。お前を怒らせたら世界が崩壊しかねんからな(笑)」
ハルヒ「……もう……やめて……」ポロポロ
キョン「だがそれも今日で終わりだ」
522 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 23:32:37.09 ID:SXZ7EjtmO
キョン「なぁハルヒ」ガッ
ハルヒ「ひっ」ビクッ
キョン「今日は言いたいこと全部言わせてもらうぜ」
ハルヒ「やめて…もう許して…」
キョン「この1年とちょっと、土日も長期休みも全部お前に振り回されてさ」
キョン「こんな意味不明な団に所属してるもんだから友達も増えないし」
キョン「俺はお前に選ばれたってだけで青春を棒にふっちまった」ギリギリ
ハルヒ「痛いよキョン…放して…」
キョン「なんでお前なんかに声かけちまったんだろうなぁ!」ギリギリ
536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/13(日) 23:55:05.52 ID:SXZ7EjtmO
キョン「お前自分が自己中だって自覚あんの?」
ハルヒ「ごめんなさい…ごめんなさい…」ポロポロ
キョン「言っとくが団員の誰もお前のことなんか慕ってねーぞ!」ギリギリ
ハルヒ「痛いです…放して下さい…」ポロポロ
古泉「……もう辞めてあげたらどうですか。公衆の面前ですし」
キョン「……チッ」バッ
ハルヒ「……ヒック……ヒック……」
キョン「なんかもうパーティーとかそんな気分じゃないな。興が削がれた」
長門「今日はもう解散すべき」
547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 00:08:49.28 ID:GnXLf/TYO
キョン「丁度いい機会じゃないか」
古泉「?」
キョン「ハルヒ、解散させるんだ」
ハルヒ「…?さっき…したじゃない…」
キョン「違う。……SOS団をだよ」
ハルヒ「!」
古泉「ふむ…」
長門「確かにもう団の必要性は感じられない」
ハルヒ「……」
キョン「ほらどうした?こんだけボロクソ言われてまだ未練があるのか?」
558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 00:32:12.06 ID:GnXLf/TYO
ハルヒ「……イヤだ」
キョン「は?」
ハルヒ「イヤったらイヤ!辞めるのだって許さないんだから!」
キョン「……はぁ。お前さ」
ハルヒ「私は楽しかったわ!」
キョン「……」
ハルヒ「最初は本当におかしかったわ!本気で不思議なことを求めてた」
ハルヒ「でも、普段の授業後の集まりとか、不思議探索って名目でみんなと遊んだりとか、」
ハルヒ「みんなで野球大会に出たり、合宿行ったり、映画撮ったり、夏休みを遊び倒したりしてて」
ハルヒ「友達っていいな、普通っていうのも捨てたもんじゃないなって思うようになったの!」
565 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 00:42:04.26 ID:GnXLf/TYO
ハルヒ「自分勝手だったのは自覚してるわ!それでも付いてきてくれるみんなに甘えてた」
ハルヒ「でも私変わるから!言ってくれればどんなところも直すから!」グスッ
ハルヒ「だから……解散するなんて言わないで……みんなとの繋がりをなくしたくないの……」ポロポロ
ハルヒ「ずっと……一人だった中学時代に……戻りたくないよぉ……」ポロポロ
キョン「……だってよ。みんなどうする?」
古泉「イヤですね」
長門「イヤ」
みくる「イヤです」
キョン「俺もイヤだ。というわけだ、ハルヒ。SOS団は解散。わかったか?」
582 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 00:54:03.85 ID:GnXLf/TYO
ハルヒ「いやぁ……」
キョン「よし、じゃあまた明日な!」
古泉「それでは失礼します」
長門「さよなら」
みくる「ばいばぁい」
ハルヒ「うぅ…」
-帰宅中-
ハルヒ「はぁ……」
ガッ
ハルヒ「あっ!」コテ
ハルヒ「ちょっと!どこ見て歩いてんのよ!」
森「……」スタスタ
ハルヒ「あれ、確かあの人古泉君の……?」
ハルヒ「……!!…うぅ……」
589 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 01:02:47.85 ID:GnXLf/TYO
ハルヒ「ただいま……」
ハル母「おかえり…ってあんたどうしたの!?転んだの!?泣いたの!?」
ハルヒ「!!…うん…えへへ…転んで泣くなんて小学生みたいだよね…」
ハル母「……もう沸いてるからお風呂入っておいで。ご飯の用意しとくからね」
ハルヒ「うん……ありがとうお母さん……」ウルッ
ハル母(嘘ね……転んだくらいで泣くような子じゃないわ……)
ハル母(昨日はあんなにご機嫌だったのに……)
597 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 01:11:13.40 ID:GnXLf/TYO
ハルヒ「激動の1日だったわね」
ハルヒ「SOS団のメンバー内に宇宙人も未来人も超能力者もいたなんて」
ハルヒ「これも私の願望実現能力とやらのせいなのかしら」
ハルヒ「……」
ハルヒ「プランB、やらなきゃよかったなぁ」
ハルヒ「あそこで飛び出さなかったら、みんな優しいまま居てくれたのかな」
ハルヒ「願望実現能力があったらやり直せるのかな」
ハルヒ「その能力のせいでこうなったんだもの、同じことよね」
ハルヒ「……」グスン
ハルヒ「やり直したい……」ポロポロ
ハルヒ「今日の朝からでいいからやり直したいよぉ…!!」ポロポロ
615 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 01:20:11.27 ID:GnXLf/TYO
チュンチュン
ハルヒ「zzz」
ハルヒ「……!」ガバッ
ハルヒ「朝…」
ハルヒ「昨日の出来事は夢!?」
ハル母「おはよう」
ハルヒ「お母さん!今日何曜日?」
ハル母「はい?どうしたの?」
ハルヒ「いいから答えて!」
ハル母「はぁ…よくわかんないけど」
ハル母「月曜日よ」
ハルヒ(夢じゃ…ない…)
623 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 01:26:33.33 ID:GnXLf/TYO
ハルヒ「あーあ」
ハルヒ「もう学校行きたくないなぁ」
でもいかなきゃ
まだ、やらなきゃいけないことがあるものね
ハル母「行ってらっしゃい。今日は転ばないようにね?」
ハルヒ「うん。……お母さん」
ハル母「うん?」
ハルヒ「いってきます」
ハル母「……?」
627 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 01:32:14.25 ID:GnXLf/TYO
谷口「おいおいそんな問題もわかんないのかよ?」
キョン「そういうお前はわかるのか?」
谷内「当たり前だろ!確か…こうだ!」
国木田「違うね」
ハルヒ「おはよー!」
寺内「なんだ涼宮の奴…今日はテンションたけーな」
国木田「何かいいことあったのかもね」
キョン「空元気だろ」
631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 01:47:32.17 ID:GnXLf/TYO
キーンコーンカーンコーン
岡部「はい席に着け〜」
ハルヒ「ねぇ、キョン」
サクッ
キョン「あ゛?」
昨日は サクッ よくも サクッ やってくれたわね ブシュ
キョンのくせに ピシュ 生意気なのよ ザクッ
あんたは黙って ザシュ あたしの言うこと ヌギュ 聞いてればいいの ザクッ
生徒1「きゃああああ!!」
国木田「キョ、キョン!?」
岡部「すっす涼宮ぁ!!お前何しとるかー!!」
ハルヒ「キョン!世界が滅びないなら、私たちが滅びるわよ!」
ハルヒ「あっははははははは!!!!!!」
643 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/14(月) 01:52:45.20 ID:GnXLf/TYO
もう終わりでいいですか