1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:05:18.29 ID:rFvJVV8r0
キョン「おいイツキ」
ああ。
下の名前で呼んで反応を見ると言う愚挙をたった今行った
何故だかわかるか
いつもいつもこいつの熱い視線を感じるたびに俺は
こいつはホモなんじゃないかと思い始めた
下の名前で呼んで喜んだらこいつはホモ確定だ
否、ほぼ確定だ
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:07:55.37 ID:rFvJVV8r0
古泉 「え?なんですか?ふふ、名前で呼んで」
予想どうりの気色悪い反応だなおい
キョン「なあに、呼んでみただけさ」
古泉 「そうですかふふ、まるで恋人同士みたいな会話ですね」
ようし殴ろう
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:10:44.82 ID:rFvJVV8r0
古泉 「ふふふ///」
想像以上にキモイ反応を見れた
こいつやっぱりそっちの気があるんだな
それにしてもすごい笑顔だなおい
何をそんなに喜んでいるんだイツキよ?
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:13:23.25 ID:rFvJVV8r0
古泉 「下の名前で呼ばれたのは初めてですね?ふふ」
その少し頬が紅く染まっているのはなんだ
うれしかったのか?そんなにうれしかったのか?ええ!?
キョン「お前がいいならイツキちゃんでもいいぞ」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:16:55.93 ID:rFvJVV8r0
古泉 「はは、了解しました。ただし涼宮さんたちの前だと気恥ずかしいのでふたりの時だけでお願いしますね」
本気かこいつ
イツキちゃんだゾ?そんなかわいい呼ばれ方されていいのかおい
....めちゃくちゃ笑顔じゃないか
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:19:25.41 ID:rFvJVV8r0
キョン「イーツキちゃーん」
古泉 「その....(照)」
うわあああなんだこの空間!
俺がいらん事を始めたばっかりに気色悪い空間が生まれた
これもハルヒの仕業なんだろ!?ええ!?
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:23:14.81 ID:rFvJVV8r0
古泉 「それじゃあその...キョン...君...ふふ」
!?
おいおい...おかしな方向に進んでるぞ
なんで今こいつはキョンと言った
なぜ照れて言った
なぜこのタイミングで...
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:25:57.44 ID:rFvJVV8r0
古泉 「失礼」
そう言って古泉は俺の後ろに回り込む
何をする気だ
肩に手を回された
気色悪い!
振りほどこうと思った次の瞬間耳元で古泉は言った
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:28:18.01 ID:rFvJVV8r0
古泉 「好きです」
ハルヒでもいい、長門でもいい
朝比奈さんでもいい
来てくれ
なぜ誰もいないんだ
そうか、昼休みたまたま来てたまたまこいつがいたからこんな事になった訳で
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:30:45.96 ID:rFvJVV8r0
古泉 「好きなんです...どうしようもなくあなたが...」
仕方の無い事なんだ
俺が悪いんだ
神様ごめんなさい助けてください
ハルヒ「うぃーす!」ガチャ
神様?
ハルヒ様!!!
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:34:01.60 ID:rFvJVV8r0
ハルヒ「うぇ!?気色悪い!あんたたち何やってんの男同士で!」
古泉 「おや涼宮さん」
ハルヒ「説明して古泉君、どうしてキョンを抱きしめてるの!?」
古泉 「今から彼の首を絞める所なんです、プロレスですねふふ」
ハルヒ「あぁ...全く。子供じゃないんだからね?」
なんと言う回避力
この副団長はあくまでこの男同士の気色悪い図を
ただの男友達の戯れに言葉一つで置き換えてしまった
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:36:48.08 ID:rFvJVV8r0
ハルヒ「私はてっきりBL的な展開をしてるかと思ったわ。
いい?団員同士、ましてや男同士でも恋愛は禁止なんだからね!?」
そうだ、言ってやれハルヒ!
ハルヒ「そうだ。みくるちゃん探してるんだった!じゃあね」ガチャン
ギュゥゥ
キョン「はなせ古泉」
古泉 「放しませんよ」
こいつ一度離れたと思ったら団長様がいなくなった途端
また抱きついてきやがった
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:39:14.70 ID:rFvJVV8r0
古泉 「ぐす....くすん」
涙?
なんで泣いてるんだ古泉
古泉 「今の聞きました?彼女はたった今僕の気持ちを無きモノにしたんですよ
あなたへのこの想いを...ふふ。もう無理じゃないですかぁ」ぽろぽろ
そうか、ハルヒが今言った団員同士の恋愛禁止
あいつが断言した時点で古泉と俺の恋愛はありえなくなったのだ
ハルヒ様ありがとう
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:40:49.78 ID:rFvJVV8r0
古泉 「でも告白できてよかったです」
よかったな。めでたしめでたし
ん?なんか後ろからごそごそ聞こえるんだが...
ファスナーを開けた音?
古泉 「すいません、こっち向かないでそのままお願いします」
ナニをしている
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:45:40.64 ID:rFvJVV8r0
自慰か
糞!させん!
と振り返ったその瞬間俺の目に飛び込んできたモノは
あまりにでかかった
それはペニスと言うにはあまりに巨大であった
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:48:51.18 ID:rFvJVV8r0
古泉 「はぁ...すいませんすいません」
謝るなら擦るな
とその時は言いたかった
だが、そのあまりに凶悪なモノの前に俺は
蛇に睨まれたカエルの心境で動けなくなっていた
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:52:34.73 ID:rFvJVV8r0
キョン「で...でかいな」
古泉 「見られてる...あぁ...あなたに見られながら僕はなんて卑猥な事を!!」
俺の必死で絞り出した一言にこいつは興奮したようだ
うわぁ!!?
古泉 「すいません!!口で!!どうか口でお願いします!!」
もごあ!!ごあ!!
もごご!?ごああ!
がも!?もごご!!ごああ!!
古泉 「あぁ!!あぁあ!!あっ!!」
もごごごああ!!ああ!!!
もごは!!ああ!!ご....
もごごん!!んぐぎう!!うぅぅぅ!!!!
古泉 「あぁ!!射精ます!!!」
んく!!んく!!ぼはぁ!!かっ!!かはぁ!!!
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/09(水) 13:55:28.64 ID:rFvJVV8r0
次の瞬間古泉は俺の髪の毛を乱暴に掴んでこう言った
古泉 「もう彼女は関係ない。お前は僕のものだ。これから一生な」
その怒りに満ちた表情から察するに
古泉は俺が好意を抱いてない事をわかっていたのだ
古泉は自暴自棄になってしまったらしい
古泉 「ふふふ、そろそろお昼休みが終わりますね。
でも関係ありませんね」
そう言うと古泉は部室から出て行った
俺は動けなかった
そしてしばらく部室で落ち込んでいたら
急に辺り一面が閉鎖空間の用に色を変えた
俺は嫌な予感しかしなかった
終わり