長門「私は正義の味方ゆきりんだじょー」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:45:36.70 ID:3qG2duUf0

長門「今日もいとしのキョンくんをお守りするわ」

キョン「おい長門」

長門「でたな怪人まゆげーん!キョンくんは渡さないわよ!」

キョン「ききなさい」

長門「なによーキョンくん」

キョン「つまらねえ」

長門「え?」

キョン「そういうネタはやりつくされててつまらねえ」

長門「・・・・」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:47:58.53 ID:3qG2duUf0

長門「そう」

キョン「納得いかないって顔だな」

長門「・・・・」

キョン「確かに今の長門は普段からは想像もつかない、ギャップのあるキャラを演じられてたかもしれない」

キョン「でもな、違うんだよ」

キョン「SSの世界では使い古されたキャラなんだ」

長門「・・・・」

キョン「お前はこのSSを面白くする気あるのか?」

長門「もちるん」

キョン「じゃあ最初からやり直しな」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:52:13.35 ID:3qG2duUf0

キョン「いくぞ、3、2、1、きゅ」

長門「待って」

キョン「なんだよ」

長門「カウントダウンされるとものっそいやりづらい」

長門「自分のタイミングでいかせて」

キョン「わがままなやつだな」

長門「・・・・」

キョン「・・・・」

長門「・・・・よし」スゥ

キョン「・・・・」

長門「・・・・」ハァ

キョン「・・・3、2、1、きゅ」

長門「待って」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:56:21.96 ID:3qG2duUf0

キョン「お前が中々始めないからだぞ」

長門「次こそは」

キョン「仕方ないな・・・」

長門「・・・・」

キョン「・・・・」

長門「・・・わ、私は正義の味方ゆきりんだj」

キョン「ちょっと待て」

長門「まだ途中でしょキョンくーん」

キョン「なんだそれ」

長門「ふぇ?」

キョン「さっきとなんら変わってねえじゃねえか」

長門「だってやり直せってキョンくんが」

キョン「・・・・」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:01:10.09 ID:3qG2duUf0

キョン「俺はな、そのキャラじゃだめっていったんだぞ」

キョン「なのに同じキャラを演じてどうする」

長門「いきなり言われても思いつかないよぅ」

キョン「やれやれだ」

長門「そういうあなたは」

キョン「え?」

長門「お手本見せて」

キョン「お、おぉ・・・仕方ねえな」

長門「・・・・」

キョン「・・・・」

長門「・・・・」

長門「3、2、1、きゅ」

キョン「ちょっと待ってくれ」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:08:03.47 ID:3qG2duUf0

長門「ちっ」

キョン「意外とあせるな、やられると」

長門「・・・・」ジー

キョン「そんな目で見るなよ」

長門「・・・・」ジー

キョン「よ、よし、いくからな」

長門「・・・・」

キョン「しょんな目で見られちゃはじゅかちいでしゅ」

長門「秘儀スネ毛ちぎり」ブチッ

キョン「いっでええええええ!!!!!」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:13:14.08 ID:3qG2duUf0

キョン「い、いきなり何すんだよ!」

長門「条件反射」

キョン「・・・正直今のは自分でもなかったと思います」

長門「素直でよろしい」

キョン「案外難しいものだな」

長門「ねー」

キョン「そうだな、まずはSSのシナリオを考えてみよう」

キョン「性格うんぬんはその次ということで」

長門「いいっすね」

キョン「じゃあ俺とハルヒがぶつかって人格が入れ替わるドタバタ劇ってのは」

長門「秘儀スネ毛植毛」スッ

キョン「いつも悪いな」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:23:36.41 ID:3qG2duUf0

長門「それはありふれたネタ」

キョン「そうか?結構いいと思ったんだがな」

長門「ダメ絶対」

キョン「ん〜、じゃあな」

キョン「朝比奈さんが実は腹黒くてSOS団をのっとろうとする話」

長門「却下」

長門「まずその『実は』というのが間違っている」

キョン「だよなーみくるだしなー」

長門「腹キモドス黒い」

キョン「何かいったか?」

長門「まりも」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:27:22.76 ID:3qG2duUf0


長門「できれば私が異性とラブラブになる話がいい」

キョン「こいつめ」

長門「///」

キョン「じゃあ俺と」

長門「却下」

キョン「まだなにもいって」

長門「却下」

キョン「あれぇ・・・」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:32:27.20 ID:3qG2duUf0

長門「今の戯言は忘れて」

キョン「お、おう」

長門「他には」

キョン「じゃあ俺がひたすら耳掃除する話というのは」

長門「ユニーク」

キョン「お、とうとうきましたか」

長門「やってみて」

キョン「え?」

長門「今ここで」

キョン「・・・よしきた!」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:39:02.07 ID:3qG2duUf0

キョン「・・・・」カキカキ

キョン「・・・ほぇ・・・」カキカキ

キョン「・・・・」カキカキ

キョン「あ、でっけえのとれた」フキフキ

キョン「・・・・」カキカキ

キョン「・・・・」

キョン「・・・・」コトッ










長門「続けて」

キョン「ごめんなさい」

長門「わかればいい」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:43:57.66 ID:3qG2duUf0

キョン「意外性ばかりを狙うのも良くないわけか」

長門「爽」

キョン「難しいものだな」

長門「ですね」

キョン「ほかには・・・・」

長門「・・・・」

キョン「・・・・」

長門「・・・・!?」ガタッ

キョン「きたか!」

長門「ゆきりんの面白☆小説コーナー というのは」

キョン「独り言は俺にきこえないように言ってくれないか」

長門「☆がだめだった?△ならいい?」

キョン「正五角形だったらな」

長門「くっ」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:51:29.75 ID:3qG2duUf0

キョン「ここでスレがうまいこと伸びていればお前のために正五角形のAAを貼ってくれる人がでるはずだ」

長門「それはない」

キョン「俺だって男だ、夢くらい見させてくれ」

長門「あなたには大きすぎる」

キョン「ならお前と二人ならどうだ?」

長門「・・・・」

キョン「長門・・・・」








長門「それでもでかすぎる」

キョン「さいですか」

キョン「ところで誰も貼ってくれなかったらこの会話恥ずかしすぎるんだが」

長門「その時は無かったことに」

キョン「それグッドアイデア」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:55:48.34 ID:3qG2duUf0

キョン「さてちょっとずれてしまったが改めて本題に入ろう」

長門「豚骨は邪道、醤油ラーメンにすべき」

キョン「・・・長門」

長門「Yes」

キョン「そのネタやめてくれないか、虫唾が走る」

長門「謝々」

キョン(SS書こうとしたらラーメン談で荒らされたトラウマが)

長門「それ私」

キョン「お前かよ・・・」



キョン「ハルヒの前歯の裏が白かった件」(12) dat落ち。。。



キョン「いいSSだと思ったんだがな・・・」

長門「マニアックすぎる」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:59:57.19 ID:3qG2duUf0

長門「っと、ここまでで私の口調が原作のそれと違うと気づいたツワモノは何人いるでしょうか」

キョン「もう答えるまでもないよな」

長門「不正解のあなたには更にスネ毛を植毛しちゃう」

キョン「へへっ」

長門「まぶたの裏に」スッ

キョン「これで一ヶ月はもちそうだ」

長門「正直スレ主が長門の原作口調いまいちつかめてないっていう」

キョン「それをいうならトピ主だろ」

長門「みんな違ってみんな良い」

キョン「とりあえず『・・・・』ってやっとけば長門っぽいよな」

長門「あるある、『ユニーク』とか」

キョン「まあ俺もだいぶ違うと思うがな」

長門「男はどうでもいい」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:07:56.05 ID:wAtAscCE0

長門「言われて見れば私と中点はイコールの関係であるといえるかもしれない」

キョン「うむ」

長門「それなら私と『!』は正反対の関係といえる」

キョン「これは興味深い」

長門「つまりこうすればギャップが生まれる!!!!!!!!」

キョン「なるほど」

長門「私は!!!!!!!!

         新境地に!!!!!!!!

              たどり着いた!!!!!!!!!!!」







キョン「でもそれ面白いか?」

長門「あまり」ハァハァ

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:11:42.96 ID:wAtAscCE0

キョン「息切れする長門もかわいいな」

長門「でも前歯の裏は茶色い」

キョン「それさえなければな〜」

長門「なければどうする?」

キョン「鼻の下ペロペロしちゃう」

長門「ユニーク」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:14:09.14 ID:wAtAscCE0


キョン「今のは素で引かれそうだからカットな」

長門「とぅうぇんてぃーふぉー」

キョン「あ?」

長門「このSSはリアルタイムで進行中」

キョン「俺音楽あまりきかないんだよね」

長門「あ?」

キョン「とぅうぇんてぃーふぉーってあれだろ?えっと、最近CMで流れてる」

長門「所ジョージ作詞」

キョン「それそれ」

長門「・・・・」


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:17:58.94 ID:wAtAscCE0

キョン「最近は萌えというのが流行らしい」

長門「ほう」

キョン「だからその系統で行くといいかもな」

長門「ゆきりんだじょー!は萌えない?」

キョン「ぶりっ子は好かんな」

長門「私には萌えがわからない」

キョン「俺にもわからん」

長門「貧乳萌え」

キョン「長門・・・・」


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:22:11.14 ID:wAtAscCE0

キョン「萌えがよくわからない俺達にそれをかくのは無理だな」

長門「じゃあどうすればいいの」

キョン「といわれましてもね、よくわからんし」

長門「・・・格闘物!」

長門「それもただひたすら」

キョン「ほう、格闘オンリーのSSはあまり見たことないな」

キョン「でもそれって結構文章力いるよな」

長門「私小説はリードオンリー」

キョン「俺も作文やらは苦手だ」

俺「無理」

長門「そう」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:25:57.22 ID:wAtAscCE0

キョン「いや、長門はいけるだろ」

長門「むり」

キョン「あの統合思想体のウルトラパワーを使えば」

長門「思念体」

キョン「はい」

長門「簡単にゆうけどな、力使う時な?めっちゃリキまなあかんねん」

キョン「ほんまか?」

長門「ほんまや。ごっつきっついねん、お肌によくないねん」

キョン「腹立つからやめろ」

長門「はい」

長門「でも学祭でギターを弾いた時は本当に大変だった」

長門「おかげで前歯の裏が茶色くなった」

キョン「ハルヒの野郎・・・」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:29:25.89 ID:wAtAscCE0

キョン「・・・あ、思いついたぞ」

キョン「ハルヒが性転換してしまうというのは」

長門「即日却下」

キョン「即日か」

長門「即日」

キョン「でもこれはそんなに悪くないと思うが」

長門「使い古されたネタ」

キョン「まじで」

長門「ハルヒコでレッツ検索」

キョン「パソコンとか携帯とか使い方わからん」

長門「でもパソコン使ってソス団のHP作ってたじゃん」

キョン「今まで部室で使ってた奴、パソコンじゃなくてワープロだし」

長門「驚天動地」

キョン「うるせえ殺すぞ」

長門「はい」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:33:53.00 ID:wAtAscCE0

長門「ほかには」

キョン「自分でも考えろよ・・・じゃあ団員の誰かが幼児化するといu」

長門「牛丼が食べたい」

キョン「は?」

長門「あなたの発想が陳腐すぎて牛丼が食べたくなった」

長門「買ってきて」

キョン「よしゃ任せろ」パサ

ガチャッ

長門「本当に行ってしまった・・・」

長門「・・・・・」

長門「一人は苦手」

長門「・・・・」

長門「ゆ、ゆきりんだじょー」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:37:51.48 ID:wAtAscCE0

みくる「・・・・」

長門「・・・・」

みくる「みちゃいました」

長門「そう」

みくる「どうしましょう」

長門「ねー」

みくる「・・・・」

長門「気まずい」

みくる「それは口に出しちゃだめなんじゃ・・・」

長門「驚天動地」

みくる「うるせえ殺すぞ」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:40:51.47 ID:wAtAscCE0

長門「あなたも一緒に考えて」

みくる「ふぇ?なにをでしゅか?」

長門「どうすればこのSSが面白くなるのか」

みくる「ふぇ!?もう始まってるんでしゅか?」

長門「そう」

みくる「ちょっとトイレでお化粧なおししてきまっしゅ」ダッ

長門「大丈夫」

みくる「で、でも」オロオロ

長門「このひょっとこのお面をかぶれば問題ない」

みくる「長門しゃん!」

長門「何」

みくる「オカメはないんでしゅか?」

長門「よしきた」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:43:28.76 ID:wAtAscCE0

みくる「ふがふがふしゅが」

長門「やっぱお面とれ」

みくる「ですよね」パカッ

長門「お面の下にお面とはこれいかに」

みくる「そういうボケはやめてくだしゃい」

長門「かたじけない」

みくる「先ほどの話ですけど、やっぱりラブラブな話がいいと思いましゅ」

長門「うふふ」

みくる「でもたまに血を見るくらいドロドロな話だとなお良いでしゅ」

長門「エッチ」

みくる「ふぇ?」

長門「・・・なんでもない」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:48:18.38 ID:wAtAscCE0

みくる「もしかして長門しゃん処女でしゅか?」

長門「それ以上いうとスイカ突っ込む」

みくる「ごめんなさい」

長門「そういうあなたは」

みくる「純潔無知色白清廉潔白清く正しく処女でしゅ」

長門「ユニーク」

みくる「ひどいでしゅ!ひどいでしゅ!」

みくる「でも鶴屋しゃんは違いましゅ」

みくる「彼女の○ンコは墨汁でもぶっかけたかと思うくらい真っ黒でしゅ」

長門「そう」

みくる「今も三股してるってもっぱらの噂でしゅ」

長門「99%の可能性であなたが噂の発信源と断定」

みくる「みくるでしゅ」


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:53:32.26 ID:wAtAscCE0

長門「ほかには」

みくる「う〜ん」

みくる「とりあえず適当にキャラ崩壊させれば面白くなりゅんじゃないでしゅか?」

長門「SS道はそんなに甘くない」

みくる「スイーツ(甘)」

長門「そういうのが一番腹立つ」

みくる「はい」

長門「わかれば良し」

みくる「今日の長門しゃん絡みにくいので帰っていいでしゅか?」

長門「ダメ絶対」

みくる「さよならでしゅ」バタン

長門「行ってしまった」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:58:48.86 ID:wAtAscCE0

長門「・・・・」

ガチャッ

ハルヒ「やっほー」

長門「やり直し」

ハルヒ「え?」

長門「なんでもない」

ハルヒ「あなた一人?」

長門「奏」

ハルヒ「そうなの」

長門「・・・・」

ハルヒ「・・・・」

長門「・・・・」

ハルヒ「じゃあ私帰r」

長門「待って」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:03:29.78 ID:wAtAscCE0

長門「レッツコミュニケーション」

ハルヒ「有希が話したがるなんて珍しいわね」

長門「そんな日もある」

ハルヒ「それで!何話す?」

長門「好きなラーメンの話でも」

ハルヒ「うんそれ無理」

長門「?」

ハルヒ「そういうの聞くと虫唾が走るのよ」

長門「・・・・SS」

ハルヒ「!?」ガタッ

長門「あなたも職人だったか」

ハルヒ「ばれちゃ仕方ないわね」


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:07:53.84 ID:wAtAscCE0

ハルヒ「これでもその世界ではちょっとした有名人よ」

長門「ほう」

ハルヒ「よく『ぅん・・・』や『シボテン』ってコテの人みるでしょ?」

ハルヒ「あれ私だから」

長門「驚天動地」

ハルヒ「うるせえ殺すぞ」

長門「はい」

ハルヒ「それによくまとめサイトにも載せてもらってるんだから」

長門「へー」

ハルヒ「何回か寝落ちしちゃったこともあったけど、みんな徹夜して保守してくれたし」

長門「そいつはすげえ」

ハルヒ「もしかしてうざいと思ってる?」

長門「はい」

ハルヒ「・・・・」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:11:34.08 ID:wAtAscCE0

ハルヒ「ちょっと自慢っぽくなったのは謝るわ」

ハルヒ「所詮匿名の世界での話だから、ついね」

長門「許す」

ハルヒ「それで、あなたも書くの?SS」

長門「書くというか、今進行中」

ハルヒ「え?」

長門「みんなみてるー」ノシ

ハルヒ「何天井に手振ってるのよ頭おかしいんじゃない」

長門「」

ハルヒ「そ、そんなに怒らないでよ・・・」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:17:11.15 ID:wAtAscCE0

長門「だけど、今いち方向性が定まらない」

長門「このままではいわゆるgdgd、あぁ恐ろしい」

長門「どうすればこのSSが面白くなるかあなたも考えて」

ハルヒ「えー、私書き溜めてから投下するタイプだし」

長門「全て考えろとは言っていない」

長門「ただ少しアイデアをくれればいい」

ハルヒ「そうねー、とりあえずキャラ崩壊させておけばいいと思うわ」

長門「グズが」

ハルヒ「なによ」

長門「駄SSの典型的な例」

長門「それが無茶苦茶なキャラ崩壊」

ハルヒ「いいじゃない、キャラ崩壊」

長門「あなたは何もわかっていない」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:21:40.60 ID:wAtAscCE0

長門「原作者が構想しぬいて作り上げた神聖なキャラ像」

長門「それを勝手に変えるということは無礼に値する行為」

長門「だからSSを書くということはあなたが思っているよりずっと重いこと」

長門「なのに『面白いから』という理由でキャラ崩壊させるなんて無礼千万おっくせんまん」

ハルヒ「ハルにゃんだじょー」

長門「ゆきりんだじょー」

ハルヒ「あなたにキャラ崩壊がどうとかいわれたくないわね」

長門「なにさー」

ハルヒ「それに>>1からちょっと読んでみたけど、最初にキャラ崩壊を主張したのはあなたじゃない」

長門「どうやってスレを」

ハルヒ「PCに入れてるJane使ってVIPで検索かけたら一発だったわよ」カタカタ

長門「それパソコンじゃなくてワープロ」

ハルヒ「まじで?」

長門「うむ」

ハルヒ「どうりで最近矢印キーの調子が悪いと思ったわ」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:27:20.48 ID:wAtAscCE0


ハルヒ「今度あの子がゴミ箱漁るシーンからスタートするSS書こうと思ってたんだけど」

ハルヒ「今からやってみる?」

長門「あの子とは」

ハルヒ「名前が出ないのよ、ほらあの眉毛が太くて」

長門「学級委員してていかにも『私できる女です』オーラだしてる」

ハルヒ「そうそう、なんだっけ」

ハルヒ「えっと・・・あさ・・・あさ・・・」

ハルヒ「あさ・・・くら・・・・あ!」

長門「アザラシ」

ハルヒ「そうそうアザラシさん」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:32:48.80 ID:wAtAscCE0

長門「でもアザラシは私が消したからいない」

ハルヒ「え?消した?」

長門「右クリックでさっと」

ハルヒ「それじゃあできそうにないわね」

長門「無念」

ハルヒ「それ以外となると・・・やっぱりラブコメ?」

長門「スズータス、お前もか」

ハルヒ「何かいった?」

長門「まりも」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:39:19.95 ID:wAtAscCE0

ハルヒ「でも人選には気をつけなさいよ」

ハルヒ「前、佐藤と吉田さんがくっつくSS書いたらすっごく不評だったわ」

長門「誰」

ハルヒ「同じクラスメイトよ」

長門「マイナーすぎる」

ハルヒ「そこだったのよねー」

ハルヒ「最後のあとがきで初めてハルヒのSSって気づいてもらえたもの」

長門「私はそんなヘマしないDeth」

ハルヒ「Dethよねー」

長門「・・・じゃあラブコメ路線で」

?「待ってください」

ハル・長「!?」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:44:19.21 ID:wAtAscCE0

古泉「だめですよ、ラブコメなんて」

ハルヒ「古泉くん、あなた掃除用具のロッカーで何してるのよ」

古泉「お察しのとおり盗撮です」

古泉「それなのに肝心の朝比奈さんが帰ってしまいました」

古泉「困ったものです」

ハルヒ「それならいいけど」

長門「それよりなぜダメなの」

古泉「いいですか?今時代が求めてるもの」

古泉「それは・・・熱血!ずばりスポ根です!!!」

ハルヒ「汗臭い」

長門「暑苦しい」

ハルヒ「さらに臭い」

長門「洗ってないキョンくんの香りがする」

ハルヒ「それはそれで素晴らしいわね」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:50:30.43 ID:wAtAscCE0

古泉「おや、散々ないいっぷりですね」

古泉「でもいいものですよスポ根は」

長門「興味ない」

ハルヒ「ミートゥーだわ」

古泉「ほとばしる汗、みだれとぶ汗、にじみでる汗」

古泉「思わずよだれがでそうじゃないですか、うふふ」

ハルヒ「あなたのスポ根の認識って汗だけなの?」

古泉「そのとおりです」

長門「正直引くわぁ」

ハルヒ「もっと良い回答を期待してたのに・・・」

古泉「実は私も昔はスポ根というものがそれ程好きではありませんでした」

古泉「しかし、新川さんと相撲をとっている時に気づいたんです」

古泉「男の汗って素敵だなぁ・・・って!?」

長門(目がキラキラしてる・・・)

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:56:40.72 ID:wAtAscCE0

長門「もういいあなたは黙ってて」

ハルヒ「っていうか帰ってくれる?」

長門「その前に豚丼を買ってきてほしい」

古泉「・・・了解しました」

バタン

長門「・・・脱臭炭」

ガチャッ

?「あのう・・・」

ハルヒ「また誰かきたわよ」

長門「・・・・」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:01:41.97 ID:wAtAscCE0

黄緑「SSについて困ってるときいてきたんですけど」

長門「あなたは」

ハルヒ「・・・パンツ黄緑さんじゃない!」

長門「そう、パンツ黄緑」

ハルヒ「元気そうねパンツ黄緑さん!」

長門「何しにきたのパンツ黄緑」

黄緑「えっと・・・・」

ハルヒ「まあせっかくだしゆっくりしていってよパンツ黄緑さん!」

長門「ここに座ってパンツ黄緑」

黄緑「お邪魔しました」バタン

長門「・・・・」

ハルヒ「まったく、>>1はアニメしか見てないんだからこないでほしいわ」

長門「KY」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:10:36.59 ID:wAtAscCE0

ハルヒ「そういえばキョンは?」

長門「あなたを探しにいった」

ハルヒ「ドキ☆」

長門「主に星がきもい」

ハルヒ「はい」

長門「本当は私の牛丼を買いにいった」

ハルヒ「あなた古泉くんにも豚丼頼んでなかった?」

長門「あ」

ハルヒ「案外忘れっぽいのね」

長門「キョンくんに『松屋で』っていい忘れた」

ハルヒ「そ、それは大問題ね・・・」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:14:59.88 ID:wAtAscCE0

長門「決まった」

ハルヒ「なにが?」

長門「これよりこのSSは『キョンくんがすき屋で牛丼を買うのを阻止する奮闘物語』とする」

ハルヒ「なんかぱっとしないわね」

長門「でもちょっと斬新」

ハルヒ「それは一理あるわね」

長門「彼のおかげでようやくこのスレの主旨が決まった」

ハルヒ「そうとわかれば早速キョンを探すわよ!」

長門「実はさっき彼のブレザーに発信機を仕込んだ」

長門「このパソコンを使えば彼の現在地がわかる」

ハルヒ「でもこれワープロでしょ?」

長門「なせばなる」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:23:37.92 ID:wAtAscCE0

ハルヒ「起動が遅いわね」

長門「急がない急がない」

長門「さて、このソフトを起動して・・・」プイーン プイーン

ハルヒ「だっさい音がするわね」

長門「これは簡易的なものだから大体の位置しかわからない」

ハルヒ「それで?バカキョンは今どこにいるの」

長門「・・・学校内から発信機の信号をキャッチ」

ハルヒ「え?ということは・・・」











長門「机の上にあるブレザーは彼のもの、ということに」

ハルヒ「あちゃー」


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:32:20.48 ID:wAtAscCE0

ガチャ

キョン「お、ハルヒもいたのか」

ハルヒ「!?」

長門「wwwwwwwwww」

キョン「ど、どうした長門」

長門「まりも」

ハルヒ「は、早かったわね、それで・・・牛丼は?」

キョン「なんでお前が知ってるんだよ」

キョン「実はな、ブレザーのポケットに財布いれてたんだ」

キョン「店まで行って気づいてな、はは」

ハルヒ「もう、ドジね」

長門「松屋匿名希望」

キョン「ん?あぁ松屋か、わかったよ」

キョン「じゃあもう少しまっててくれよな」バタン

ハルヒ・長門「・・・・」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:39:58.66 ID:wAtAscCE0

ハルヒ「・・・どうするのよこれ」

長門「無事解決」

ハルヒ「・・・・」

長門「・・・・寝る?」

ハルヒ「寝るったって・・・」

長門「イッツアジョーク」

ハルヒ「ははは・・・」

長門「・・・・」

ハルヒ「帰っていい?」

長門「だめ」

長門「どうするのこの後」

ハルヒ「え〜、あなた一人で収拾つけなさいよ」

長門「泣くわよ?」

ハルヒ「そんなこといわれたって・・・」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:45:54.01 ID:wAtAscCE0

ガチャッ

古泉「お待たせしましたぁ!」

古泉「いや〜、マッハで買ってきましたよ。すき屋の豚丼!」

ハルヒ「・・・もうこれでいいわよね?」

長門「」コクリ

古泉「ほら見てください、このホッカホカ具合!吹き出る湯気!うひゃぁ!」

古泉「見てるだけで元気になってきますね、そう思いませんか?」

古泉「大変だったんですよ、機関の力をフルに使って・・・おっといけない」

古泉「ん?お二人ともどうしたんですか」

古泉「涼宮さん、その手のバットはなんですか?」

古泉「長門さんのはなんですか?紙やすりですか?」

長門「・・・ったろうが」

古泉「え?」

ハル・長「すき屋はやめろっていっただろうがあああああああああ」

終わり

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/08(火) 02:47:02.65 ID:wAtAscCE0

読んでくださった方お疲れ様ですっす



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