1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 20:21:26.31 ID:4LHLULXKO
古泉「というわけです」
キョン「さっぱりわからんのだが」
古泉「ボードゲームも飽きたし今流行りのモンスターハンターをやりましょう」
キョン「モンスターハンター?」
古泉「そう。僕達はハンターになるんです」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 20:23:21.15 ID:4LHLULXKO
キョン「断る」
古泉「え〜なんでですか?」
キョン「学校に来てまでTVゲームなんかしたくないしな」
古泉「そんなこと言わずにやりましょうよ〜えいっ!えいっ!」
キョン「痛い!饅頭は人にぶつけるもんじゃない」
古泉「饅頭ではないです。ペイントボールです」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 20:25:10.94 ID:4LHLULXKO
古泉「あなたの分の本体とカセットも組織のお金で用意しちゃいました」
キョン「しちゃったじゃないだろうが」
古泉「やりましょうモンスターハンター」
キョン「え〜」
古泉「やりましょうよ、ね?」
キョン「すでに用意したのなら仕方がないか・・」
古泉「ありがとうございます!これであなたもハンターです!」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 20:36:33.77 ID:4LHLULXKO
キョン「まずはなにをやればいいんだ?」
古泉「村人に話し終えたら装備をしましょう」
キョン「あっあった。モフモフってやつか?」
古泉「なんですかその可愛い哺乳類みたいなネーミング。マフモフですよ」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 20:38:22.36 ID:4LHLULXKO
キョン「・・で、これで大丈夫なのか?」
古泉「防具はそれでOKです。武器は太刀をお勧めします」
キョン「太刀?」
古泉「見てください。攻撃力が片手とかに比べて断然高いでしょう?」
キョン「確かにかなり高いみたいだ」
古泉「太刀は高い攻撃力にさらに手数まで付いてくるんです。扱いやすさ、強力な気刃斬り、便利な斬り下がり、全てがパーフェクトなんですよ!」
キョン「そ、そうか・・」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 20:45:28.94 ID:4LHLULXKO
飯食ったし今から携帯で本気出す
キョン「でも俺は大剣ってのにしてみるよ」
古泉「え〜同じ攻撃力なのに大剣は太刀よりももっさりしてるんですよ?」
キョン「まあいいじゃないか。このゲームは大剣が一番のメインっぽいし」
古泉「まあ別にいいんですけどね。僕は断然太刀をお勧めしますがね」
キョン「・・・」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 20:46:29.46 ID:4LHLULXKO
キョン「さっそくクエストをやってみたぞ」
古泉「雪山草ですね。それは雪山で雪山草を納品するクエストです」
キョン「なんだかドキドキしてきたぞ。いきなりモンスターが襲ってきたりしないよな?」
古泉「大丈夫ですよ。最初はポポという生肉が相手ですから」
キョン「おお!なんか敵みたいのがいるぞ!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 20:49:13.63 ID:4LHLULXKO
古泉「それがポポです。そいつはあまり攻撃をしない雑魚なんで楽に倒せますよ」
キョン「ええと、武器を出して切る。武器を出して切る」
古泉「あなたはシンジですか?三角ボタンを押してください」
キョン「こ、こうか?」
ズバッ!
キョン「おお、斬れたぞ!」
古泉「その調子です!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 20:50:20.62 ID:4LHLULXKO
キョン「なんとか倒せたな」
古泉「逃げられそうになって大変でしたね。それじゃ剥ぎ取ってみてください」
キョン「ええと、こうか・・・生肉?」
古泉「そのアイテムでこんがり肉が焼けます。肉はスタミナを回復する重要なアイテムです。支給品の携帯肉焼きセットで焼けますよ」
キョン「こうかな?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 20:52:18.48 ID:4LHLULXKO
スッ
キョン「おい、なんか肉を置いたけどこれからどうするんだ?」
古泉「あ〜それよくやるんですよね。その生肉はもう諦めてください」
キョン「取れないのか?」
古泉「もう取れませんね」
キョン「むむ・・難しいな」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 20:55:12.04 ID:4LHLULXKO
キョン「よしクエストクリア!」
古泉「途中でガウシカに襲われて1乙しましたがなんとかなりましたね」
キョン「攻撃したら反撃されるなんて聞いていないぞ」
古泉「攻撃をしない平和主義な動物達を一方的に殺して生活するゲームじゃありませんよ」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 20:57:56.84 ID:4LHLULXKO
キョン「まだ少ししかやってないがなかなか面白そうなゲームじゃないか」
古泉「面白いですよ。僕は既に50時間やっています」
キョン「おっ肉食竜の討伐!面白そうなクエストだな」
古泉「ギアノスですね。やってみてはいかがでしょう」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:00:03.13 ID:4LHLULXKO
〜1ヶ月後〜
ハルヒ「次の不思議探索はーってキョン!古泉くん!聞いてるの!?」
キョン「ああ、聞いてる聞いてる」
古泉「もちろんですとも・・っと危ない怒り状態になりましたね」
ハルヒ「・・ならゲームをやめなさいよ」
キョン「わかってるわかってる。やめるって」
古泉「足引きずりましたよ!捕獲しましょう!」
ハルヒ「・・・」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:02:35.67 ID:4LHLULXKO
キョン「うおっ!早い!」
古泉「ナルガの尻尾攻撃は回避性能があればただの隙になります。あなたは回避性能ついてるでしょう」
キョン「ってなにっ!・・しまった・・わりい」
古泉「尻尾ビターンは攻撃力が高いので回避するかガードしないとこうなるんです・・」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:04:45.73 ID:4LHLULXKO
キョン「・・・」
古泉「・・ああ、やられましたね。しかもあなた1人で3乙」
キョン「なんていうか、俺初見だしな」
古泉「へえ、言い訳ですか。正直見苦しいですよ」
キョン「なんだその言い方は」
古泉「・・なんでもないですよ」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:06:11.62 ID:4LHLULXKO
キョン「だいたいなあ、お前の斬り下がり邪魔なんだよ!何回俺を転ばせれば気がすむんだ」
古泉「言い訳の次は人のせいですか。いい加減自分のプレイヤースキルを認めたらどうですかね?ナルガを初見で倒すことすら出来ないんだって」
キョン「お前も認めたらどうだ。太刀しか使えない太刀厨、斬り下がり厨ということを」
古泉「なっ・・!それを言うならあなただってギルカ見ると大剣ばっ」
ハルヒ「2人ともいい加減にしなさい!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:09:46.79 ID:4LHLULXKO
ハルヒ「ったく!馬鹿じゃないのあの2人・・たかだかゲームで喧嘩なんて」
みくる「男の人ってゲームが大好きですからね。でもキョン君も古泉くんもたまに喧嘩になっちゃうけどなんだか楽しそうです」
長門「ゲームとはいえ、何かに夢中になることは大切」
ハルヒ「そう・・かしらね」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:11:11.68 ID:4LHLULXKO
次の日
キョン「古泉、昨日は悪かった。家に帰ってナルガやったら討伐できたよ。お前の言う通り慣れればどうってことない相手だった」
古泉「いえいえ僕も言い過ぎました。それじゃなんのクエストやります?」
キョン「う〜ん、そうだな」
ハルヒ「ねえ、キョン」
キョン「なんだ?ハルヒ」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:12:23.09 ID:4LHLULXKO
ハルヒ「そのゲームもんすたあはんたー・・だっけ?」
キョン「うむ」
ハルヒ「最近毎日やってるけど面白いの?」
キョン「そうだな。1人でやってるとイライラすることもあるが基本的に誰かとやると面白いぞ」
ハルヒ「みんなで遊ぶゲームなの?」
キョン「ああ」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:13:59.40 ID:4LHLULXKO
ハルヒ「ふーん」
キョン「・・なんだ?一緒にやりたいのか?」
ハルヒ「そ・・んな訳ないでしょ!」
キョン「そ、そこまで怒鳴らなくても、悪かったよ」
古泉「涼宮さんもやりませんか?本体なら僕が昔使ってたのがありますし」
ハルヒ「でももんすたあはんたー持ってないわよ?」
古泉「それがあるんですよ」
キョン「・・・」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:16:43.80 ID:4LHLULXKO
ハルヒ「じゃあ・・やる」
古泉「はい、これ本体とカセットです」
ハルヒ「でもあたしTVゲームなんて普段やらないわよ?」
古泉「大丈夫ですよ。詳しくは彼が手取り足取り教えてくれます」
キョン「え?」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:18:09.56 ID:4LHLULXKO
〜放課後〜
キョン「ハルヒのやつ普段ゲームしないとか言ってたが慣れるのめちゃくちゃ早いぞ。ドスギアノス倒すのかなり早かったし」
古泉「随分微笑ましい光景でしたよ。あなたが涼宮さんにゲーム教えてる姿は」
キョン「それはいいが・・ハルヒの分のゲームを持っていたのは最初からハマらせる予定だったのか?」
古泉「いえ、最初はただ単にソロ飽きたのであなたとパーティして楽しみたいなあと」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:19:46.47 ID:4LHLULXKO
古泉「で、やってるうちに気づいたんですけどモンスターハンターって涼宮さん好きそうじゃないですか、ズバッ!ザクッ!みたいな」
キョン「なんかわからんでもないがな」
古泉「それで涼宮さんがゲームに夢中になって閉鎖空間を作ることがなくなったら楽かなあと」
キョン「なるほどね」
古泉「まあ今日見た分には楽しんで頂けたようですし、なにより・・一緒にやるのがあなたですから」
キョン「なんだ?何が言いたい」
古泉「なんでもないですよ」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:22:18.90 ID:4LHLULXKO
〜1ヶ月後〜
キョン「ホットドリンク忘れた」
古泉「今更そんなイージーミスしますかね?あっこれ鬼人薬だ」
キョン「そんなイージーミスするかね普通」
ハルヒ「お互い様でしょ。ホットドリンク渡すから来なさいよ」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:23:46.91 ID:4LHLULXKO
キョン「ラージャンはっと・・ってでかいな!金冠じゃないのか?」
古泉「気のせいです。最後の招待状の2匹目はもっと大きかったはずです」
ハルヒ「落とし穴使うわよってあれ?」
古泉「巣でないと落とし穴は使えません。それとラージャンは怒り状態じゃないと引っかからなかったはずです」
キョン「おい!だからここで斬り下がり使うなって!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:24:44.75 ID:4LHLULXKO
みくる「なんだか楽しそうですね」
長門「そう」
みくる「涼宮さんがゲームに夢中になるなんて意外ですよね」
長門「楽しそう」
みくる「わあ・・古泉くんの指早過ぎて見えないです」
長門「あれは異常」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:26:34.67 ID:4LHLULXKO
〜放課後〜
キョン「もしもだ、ゲームの世界にいったらドスギアノスですら倒せないよなきっと」
古泉「恐らくポポを倒すのですら一苦労ですよ。結構大きいですしね」
ハルヒ「でも本当に行けたら楽しそうよね」
キョン「勘弁してくれよ。あんなでかい竜と戦うなんて考えたくもないぜ。でかい蟹もいるしな」
古泉「だけど僕ならリオレウスくらいなら倒せる気がしないでもないんですがね・・あはは」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:28:36.81 ID:4LHLULXKO
キョン「こんがり肉食ってみたいな」
古泉「確かコンビニに売ってましたよ。ほらあそこにコンビニが」
キョン「あんなんじゃなくて本物だ」
ハルヒ「あたしもあれくらいでっかい本物の剣持って戦ってみたいわね」
キョン「あんなでかい剣持つだけで大変だろ。振り回すようなら尚更だ」
ハルヒ「そうかもね」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:32:36.80 ID:4LHLULXKO
キョン「またな」
ハルヒ「また明日学校でね」
古泉「それでは」
みくる「それじゃあ」
長門「気をつけて」
キョン「え?」
〜夜〜
キョン「なんだったんだ長門は・・気をつけて・・?」
キョン「ハルヒがらみのことだよなそれって・・」
キョン「・・・」
キョン「考えても仕方がない。寝るとしよう」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 21:34:29.79 ID:4LHLULXKO
「―なさいキョン」
キョン(・・ん?)
「―起きなさいキョン」
キョン(嫌だ・・)
「起きろっつってんでしょうが!」
キョン「うお!は、ハルヒ!?」ガバッ
ハルヒ「さっ一狩り行くわよキョン」
キョン「え・・?」
キョン「・・・」
ハルヒ「一狩り行くわよ?」
キョン「大事なことなのでって・・え?」
ハルヒ「だから一狩り」
キョン「いや、それはわかったもういい。わかったんだがまずここはどこだ?」
ハルヒ「家」
キョン「うん」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:15:06.95 ID:4LHLULXKO
キョン「誰の家なんだ?」
ハルヒ「誰のってうち」
キョン「漢字にしたら一緒になっちまうな」
ハルヒ「いいから、早く起きて猫飯食べなさいよ」
キョン「猫飯・・だと?」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:18:23.50 ID:4LHLULXKO
長門「ご主人様いらっしゃいませにゃ」
キョン「小さな猫耳長門がいっぱいか。こいつは可愛いじゃないか」
ハルヒ「可愛いわよね」
キョン「なんかもう夢から覚めるくらい可愛い」
ハルヒ「そうね、可愛いわね」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:21:22.26 ID:4LHLULXKO
キョン「で?」
ハルヒ「でって?」
キョン「もういいだろ?」
ハルヒ「なにがよ」
キョン「これは夢なんだよな?」
ハルヒ「溜め3くらいたいの?」ガバッ
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:25:14.56 ID:4LHLULXKO
キョン「うお!なにソレ危ないって!」
ハルヒ「おっもぉいぃ・・落としちゃいそう・・」
キョン「落とすな!落としたら俺絶対死ぬって!」
ハルヒ「嘘、別に重くなんかないわよ。ほら」ヒョイ
キョン「マジかよ・・・」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:30:51.35 ID:4LHLULXKO
キョン「(あれって絶対大剣だよな・・)なあ、長門」
ゆき「私はゆき。キッチンゆき」
キョン「まあなんでもいいが、これは現実なんだよな?」
ゆき「そう」
キョン「そんでここはモンハンの世界なわけだ」
ゆき「そう。なにか食べる?肉と果物でも」
キョン「それってお前ら5匹いるから体力もスタミナも下がるよな?」
ゆき「にゃ」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:34:47.36 ID:4LHLULXKO
キョン(無難に穀物と魚食ったが大丈夫だったのか?)
ハルヒ「着替えてきたわよ」
キョン「ああ、そうかって・・キリン娘だと?」
ハルヒ「キリン娘?」
キョン「いや、なんでもないんだ(ナルガ派だが実際見るとキリンもなかなか良いもんだ)
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:38:51.79 ID:4LHLULXKO
ハルヒ「あんたも早く装備を着替えなさいよ。古泉くんなんて外で素振りして張り切ってるわよ」
キョン「なに、古泉もいるのか!?」
ハルヒ「外見てみなさいよ」
ガラッ!
キョン「こいず・・・!」
キョン「裸で素振りしてる・・・」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:43:24.75 ID:4LHLULXKO
キョン「お前装備はどうしたんだ」
古泉「ええ、まずはそこから話しましょう。簡潔に言うとなぜかありませんでした。もはや紙防具以下ですよ」
キョン「どうしてうちの前で素振りなんかしてるんだ?」
古泉「いやあ、あなたが動揺していると思って僕だけでも冷静でいようと思ったんですよ」
キョン「嘘つくな。太刀を触れたのが嬉しいだけだろ」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:48:29.28 ID:4LHLULXKO
古泉「まあ、つまりモンハンの世界に来てしまったわけですが、これは言わずもがな涼宮さんの力です」
キョン「そうだろうな」
古泉「モンハンはゲームというわけでこの世界の都合悪いことは全部勝手がよくなっています。涼宮さんが持っているあの大剣も、僕が持っているこの太刀もです」
キョン「なるほど、だからあんなでかいのを軽そうに持ってた・・ってうお!斬り下がんじゃねえ馬鹿やろう!」
古泉「あはは、なんか楽しいですねえ」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:53:18.19 ID:4LHLULXKO
ハルヒ「おしゃべりはいいから早く着替えなさいよ」
キョン「はいはい、着替えますよって包丁・・」
ハルヒ「それあんたの武器。片手剣ね」
キョン「なんかモンハンの世界に来た気がしないんだがな、防具はどこだ?」
ハルヒ「あれ」
キョン「モスシリーズ・・」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 22:58:20.46 ID:4LHLULXKO
キョン「ほら、やるよ古泉。モスシリーズだ」
古泉「い、いりませんよ。リアルに見るとキモイだけじゃないですか」
ハルヒ「あんた達そんなこと言っててリオレウス倒せるわけ?」
キョン「え?リオレウス?リオレウスとなにすんの?」
ハルヒ「戦うに決まってんでしょうが。討伐するのよ!」
キョン「と・・討伐だと!?無理だ!包丁なんかじゃ無理だ!」
ハルヒ「やる前から情けないこと言わないの」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:09:02.26 ID:4LHLULXKO
キョン「まあ、百歩譲って俺と古泉が裸装備なのはおかしくないんだ。おかしいのはお前1人なんだ」
ハルヒ「え?あたし?」
キョン「俺と古泉は裸、お前は下位のキリン装備」
ハルヒ「うん」
キョン「俺はなぜか包丁、古泉は・・」
古泉「折れた斬破刀です。素振りしてたら岩にぶつかりぱきっと・・」
キョン「お前そんな良い装備持ってたのか」
古泉「いや、岩に当たって簡単に折れる太刀なんかじゃリオレウスに歯が立たないと思うんですが」
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:15:32.50 ID:4LHLULXKO
キョン「お前の武器はなんだそりゃ。随分格好いいの持ってるじゃないか」
ハルヒ「ドラゴンキラーよ」
キョン「この俺達の扱いはなんなんだ古泉」
古泉「あああ・・斬破刀が触るたびに粉状に・・」
キョン「・・・ぷっ」
古泉「あっ!今笑いましたね!」
キョン「笑ってないって笑ってない・・」
古泉「いい加減に笑うのやめてくださいよ!」
ハルヒ「うるさいわよ2人とも!早く討伐に行くわよ!」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:23:00.75 ID:4LHLULXKO
キョン「まあ、そんなこんなで森丘に着いたがそういや朝比奈さんは?」
ハルヒ「みくるちゃん?土の中にいるんじゃない?」
キョン「なに?なんでそんな適当なわけ?」
ハルヒ「適当に出てくるわよきっと」
キョン「まあ、わかったよ・・そういや古泉?」
古泉「はい?」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:28:00.80 ID:4LHLULXKO
キョン「このクエストって失敗したらどうなるんだ?」
古泉「さあ?世界でも崩壊するんじゃないんですか?」
キョン「まだ怒ってたのか」
古泉「正直あなたは包丁を持ってるだけマシなんですよ。一応盾もありますしね。だけど僕にはなんにもないんです。なんですかこの状況?ゲームでも武器を持たないでクエストなんて無理なのに」
キョン「拗ねるなってば」
ハルヒ「あっさっきの太刀の代わりにこれあげるわ」
古泉「なんですかって重たっ!!」
ハルヒ「大骨」
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:32:05.26 ID:4LHLULXKO
キョン「お前・・骨臭っ・・」
古泉「うるさいですよ。なんかあなたの包丁も魚臭いです」
ハルヒ「ほらっリオレウスが来るわよ!武器構えときなさい!」
キョン「おでましかって・・うわぁ・・」
古泉「うわぁ・・すごくおっきい・・」
ハルヒ「うわぁ・・」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/07(月) 23:37:11.28 ID:4LHLULXKO
ハルヒ「それっ!閃光玉!」
キョン「眩しっ!っていきなり?」
ハルヒ「ほら、なんか叫んでる。今よ古泉くん!」
古泉「えっ!ぼっ僕ですか?」
キョン「ほらいけよ!あっちの世界でリオレウスくらいならとか言ってたろ!」
古泉「あれはあっちの世界だから!こんな世界に来るなんて思ってもないし!」
キョン「落ち着け古泉!敬語が崩れてる!」
ハルヒ「古泉くん頑張って!閃光玉がもったいないは!」
古泉「うっうわぁぁぁ!」ダダダダ
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:37:00.08 ID:JwN6ru/aO
ID変わってたね
古泉「うわあぁぁぁ!ってこの骨でかいし重いっ!出せな・・」
ハルヒ「古泉くん危ない!尻尾が!」
古泉「え?っふもっ!」バシッ!
キョン「古泉っ!」
ハルヒ「古泉くんの体今おかしな方向に曲がらなかった?」
キョン「なにを言ってるんだお前は」
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:39:47.07 ID:JwN6ru/aO
古泉「痛い痛いっ!助けてください・・」ゴロゴロ
ハルヒ「生きてる!」
キョン「それはあんまりじゃないか?」
ハルヒ「大変だわ!補食されてる!リオレウスって本当に補食するのね!」
キョン「wiiのやつではモンスターが補食をするらしいからな。俺も見るのは初めてだ」
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:42:09.69 ID:JwN6ru/aO
古泉「痛いです!本当に助けてください!」
キョン「ちくしょうどうすりゃいいんだ!」
ハルヒ「そうだわ!ひとまず生命の粉塵で持ちこたえましょう」
キョン「粉塵粉塵っと・・あった!」ゴクゴク
ハルヒ「どう?古泉くん」
キョン「古泉の体が光ってるぞ!」
ハルヒ「なんか神々しい光景ね・・」
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:44:48.77 ID:JwN6ru/aO
ハルヒ「キョン!早くしないと古泉くん死んじゃうわよ!」
キョン「なんとかしないとって・・え〜と」
古泉「痛いですっ!いい加減遊んでないで助けてください!」
キョン「遊んでなんかないんだが・・あれでもないこれでもない・・ってしまっ!」
ぼわーん
ハルヒ「あ、あれ?キョン?」
キョン「も、モドリ玉・・」
151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:47:55.31 ID:JwN6ru/aO
キョン「ハァハァ・・無事か!古泉!」
古泉「ふざけんなっ!」
キョン「さらに口が悪くなってるし・・ていうかハルヒ。お前は今までなにをしてたんだ?」
ハルヒ「えっ!え〜と・・お、応援?」
キョン「なんのための装備なんだ」
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:51:29.01 ID:JwN6ru/aO
ハルヒ「だってあんなの怖いに決まってるでしょ!あたしも一応女なんだし!」
キョン「古泉今にも死にそうじゃないか!」
ハルヒ「男のあんたが行きなさいよ!」
キョン「男だからって包丁であんなんに勝てるわけないだろ!」
?「ここはお任せください!」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 00:56:52.38 ID:JwN6ru/aO
キョン「いまなんか聞こえなかったか?」
ハルヒ「うん・・・どこから?」
キョン「下から・・ってうわあ!」ポーン!
みくる「こんにちはキョンくん、涼宮さん、オトモみくるです」
ハルヒ「み、みくるちゃん!早く古泉くんを助けてあげて!」
キョン「猫耳にマフモフスーツ・・可愛い」ハアハア
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:02:21.15 ID:JwN6ru/aO
みくる「オトモとか言ってみたは言いんですけど、私このゲームについてよく知らなくて・・古泉くんは大丈夫ですか?」
キョン「生きてるのか死んでるのかよくわかりません」
ハルヒ「動かなくなっちゃったのにまだ襲ってる。自然って怖いわね」
みくる「えっと・・回復笛っていうのを私吹けるみたいなんですけど」
キョン「いいですね。やってみましょう」
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:05:37.91 ID:JwN6ru/aO
ぴーひょろー
みくる「どうですか?」
ハルヒ「あっ見て!光ったわ!」
みくる「わぁー」
キョン「確かになんだか神々しい光景だな」
古泉「痛いっ痛いっ!っあぅは!」
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:10:42.45 ID:JwN6ru/aO
古泉「ぅっふっぅぃぁぁぅっぉ・・」
ハルヒ「な、なんか言葉にならない言葉を発してるけど本格的にヤバい?」
キョン「俺達回復笛とか粉塵とか余計なことしちまったかもな」
みくる「わ、私いけないことしちゃいましたか?」
キョン「いえいえ、だけどこれは本当にヤバそうだな。もう行くしかないか」
ハルヒ「い、行くの?キョン」
キョン「ああ、俺は覚悟を決めたさ!やってやる!」
みくる「頑張ってくださいキョンくん!」
キョン「うおぉぉ!」ダダダダ
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:16:31.39 ID:JwN6ru/aO
キョン「はぁっ!」キン!
キョン「は、弾かれるってうわっ!」
ハルヒ「キョン危ない!噛みつかれるわよ」
キョン「た、盾で防いでっうっ!」ズサー
ハルヒ「キョン!」
キョン「すごい衝撃だ・・こんな力で噛みつかれたら」チラッ
古泉「・・・」
キョン「古泉・・お前はよく頑張ったよ・・」
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:23:34.85 ID:JwN6ru/aO
ガキン!
ハルヒ「きょ・・キョン!」
キョン「ハルヒ!俺がレウスに狙われてる間にシビレ罠を仕掛けるんだ!」
ハルヒ「え?えっ?」
キョン「早くするんだ!」
ハルヒ「うっうん!」
ハルヒ「んしょんしょ・・仕掛けたわよ!」
キョン「よしそっちに向かうぞ!レウスも来るかもしれないから気をつけろ」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:29:12.34 ID:JwN6ru/aO
キョン「ハアハア・・レウスもついて来たか?」
みくる「ついて来てません!」
キョン「なに!?」
ハルヒ「キョンが離れたから古泉くんを食べるのに専念してるんだわ!」
キョン「古泉ぃ!」
ハルヒ「古泉くん!」
みくる「古泉くんっ!」
古泉(な、名前呼んでないで本当になんとか・・・)
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:36:46.19 ID:JwN6ru/aO
古泉(思えばあの時はまだ幸せでしたね・・憧れの斬破刀を手にして浮かれながら素振りなんかしてた時は・・。異常事態とはいえ正直嬉しかったですよ。もうあれだけで僕は満足でした・・でもそろそろ限界・・楽になりた・・)
みくる「笛吹きましょうか?」
キョン「いいですね」
ハルヒ「死ぬよりはマシよね」
168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:40:09.18 ID:JwN6ru/aO
ゆき「いい加減にするべき」
キョン「うお!長門いつの間に!」
ゆき「私はゆき。オトモゆき。このまま彼は逝かせてあげるべき」
キョン「でも死ぬよりマシだと思うんだけどな」
ハルヒ「みくるちゃん!さあ吹くのよ!」
みくる「はい!頑張ります!」
ぴーひょろー
ゆき「・・・」
170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:45:50.59 ID:JwN6ru/aO
古泉「いっ、命を大切にしない奴なんて大嫌いだぁ!」
キョン「仕方ない。そろそろあれを使うか」
ハルヒ「あれってなに?」
キョン「爆弾。古泉を食ってるいまがチャンスだしな」
みくる「爆弾って食べられてる古泉くんはどうなるんですか?」
ゆき「爆発に巻き込まれ、ボロ雑巾のように消し飛ぶ」
みくる「ひっそれはまずいんじゃ・・」
ハルヒ「そうよキョン・・流石にそれは」
キョン(逝かせてくれという心の叫びが聞こえたんだ・・!)
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 01:53:52.79 ID:JwN6ru/aO
キョン「ハルヒ準備できたか?」
ハルヒ「バッチリよ」
キョン「俺も爆弾置いてっと・・まあ4個もあれば俺が片手で戦った分もあるし倒せるんじゃないか?」
ハルヒ「うんイケるイケる。でも本当にやるの?古泉くん消し飛んじゃうわよ?」
キョン「このままじゃ俺達はこいつが食われてるのを見てるしかないんだ。これは古泉のためでもある」
みくる「回復笛は・・」
ゆき「吹かなくていい」
キョン「ゆき、カウントダウン始めるからゼロになったら爆弾を投げてくれ」
ゆき「わかった」
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:00:28.85 ID:JwN6ru/aO
キョン「5秒前ーごーよんーさんーにぃー」
ハルヒ(古泉くんっ!ありがとう・・)
みくる(ドキドキ・・)
ゆき「・・・」
キョン「いちー(古泉・・またあっちの世界で会おうな・・)」
キョン「ゼロ!いいぞゆき!やっちまえ!」
ゆき「そう」
ひょい
177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:09:43.11 ID:JwN6ru/aO
古泉(んっなんでしょう・・。あぁ僕はまだ食べられてて・・ってなにしてるんです?皆さん。涼宮さんは爆弾を置いてって彼も爆弾を置いてるし・・朝比奈さんと長門さんは真剣な目で僕を見てるし。てか爆弾近すぎませんか?)
古泉(いきなりカウントダウン始めてるし・・・あれ・・?これってひょっとして僕は生贄みたいなものですか?ゼロ?死―
チュドォォォォゴゴゴ!!
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:13:22.95 ID:JwN6ru/aO
ハルヒ「きゃー!ゴゴゴっていってる!」
キョン(想像以上だな・・いや、爆弾だもんな)
ハルヒ「・・・っ」
キョン「・・・っ」
ハルヒ「・・・っ」
キョン(・・爆発やけに長くないか?いや、なんたって爆弾だもんな)
シュー・・・
ゆき「終わった」
181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:18:19.51 ID:JwN6ru/aO
キョン「跡形もなく消し飛んだな。剥ぎ取りなんかできないじゃないか」
ハルヒ「古泉くんは?」
キョン「いやーゲームではあんなに簡単に爆弾使ってるけど実際はマジでヤバいな」
ハルヒ「そうだ。一応笛吹いてみてみくるちゃん。古泉くんいたら光るでしょ」
みくる「わかりました」
ぴーひょろー
シーン
183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:24:43.83 ID:JwN6ru/aO
キョン「古泉・・・」
ゆき「彼は消し飛んだ」
ハルヒ「現実って怖いわね。ゲームの世界とは大違いだわ」
キョン「でもこれで一応クエストクリアか」
ハルヒ「一応てか消し飛んだんだから普通に討伐じゃないの?」
キョン「古泉のおかげだな・・そんじゃ村に帰ろうぜ」
ハルヒ「うん」
みくる「はい」
ゆき「・・・」
キョン「これで現実に帰れなかったら本当にすまんな古泉・・・」
184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:31:26.54 ID:JwN6ru/aO
次の日
キョン「まあ無事にこっちに帰れたわけだが・・」
古泉「って無事だったのはあなた達だけです。僕は何度ボロ雑巾になったことでしょう」
キョン「やっぱり痛かったか?」
古泉「すぐに死ねたら楽だったでしょうけど、あなた達が粉塵や笛をたびたび使ったおかげで地獄の思いをしましたよ」
キョン「あれはお前を助けようとしてだな・・それに最後は爆弾で」
古泉「あんな馬鹿げた爆弾1つでいいでしょうに。4個も置く必要ありました?」
キョン「あんなに破壊力があるとは知らなかったんだよ」
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/08(火) 02:37:04.69 ID:JwN6ru/aO
古泉「ともかく僕がモンスターハンターをやることは二度とないでしょうね」
キョン「それは賢明だな」
ハルヒ「ねえキョン」
キョン「なんだハルヒ」
ハルヒ「モンハンも飽きたし次のゲーム探してたんだけどこれなんかどう?」
キョン「なんのゲームだ?」
ハルヒ「バイオハザー
キョン・古泉「断る!!」
おわりです
ありがとうございました