右代宮戦人「SEXなんて存在しない!そんなの都市伝説だ!」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ゲンドウ 「乗るなら早くしろ、でなければ帰る」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 18:27:56.91 ID:0RYPBCyU0

朱志香「何を言ってるんだよ…戦人…」

譲治「戦人くん、SEXが存在しないなら赤ちゃんはどこから来るというんだい?」

戦人「そ…それはだな…例えばコウノトリがだな…」

朱志香「コウノトリが赤ちゃん運ぶわけないだろ…おかしいぜお前」

戦人「おかしいのはお前らだろ?赤ん坊がどこから来るかなんて、他にいくらでも考えようがあるじゃねえか!
   そこで思考停止は早すぎるぜ!俺はSEXなんてしたことねえから信じねえ!朱志香はあるのかよ!?」

朱志香「え、いや…それは……無い…けど」

戦人「そうだろ!あるわけないんだ!何故ならSEXなんて存在しないからだ!」

真里亞「うー、戦人がなんでそこまでSEXの存在を信じないのか真里亜には分からない。うー」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 18:31:42.31 ID:0RYPBCyU0

ベアトリーチェ「くっくくく…おもしろい」

戦人「!…誰だ!」

真里亞「うー!ベアトリーチェ!」

戦人「ベアトリーチェ…だと…」

ベアト「SEXを信じない愚かな童貞よ…そなたのような愚か者は実に屈服させがいがある、くっくっくっく…」

戦人「へっ…なら証明してみろよ。SEXは存在するってことをなぁ!
   そうだ、チェス盤をひっくり返すぜ…俺にSEXを信じさせたいないなら簡単な方法があるぜ
   ここで俺とSEXすればいい。そしたら認めてやるぜ!」

ベアト「だが断る」

戦人「…ちっ、それが出来ないんならSEXは存在しないって事だ!」

ベアト「そなたのような童貞はじっくり屈服させるのが面白い…ゲームをしようではないか
    そなたがSEXの存在を信じざるを得ないゲームで屈服させよう」

戦人「ゲームだと…おもしれえ。受けて立とうじゃねえか!」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 18:39:50.02 ID:0RYPBCyU0

まだEP3までしかやっていないにわかなので
口調とかキャラ設定とか間違えてる所あるかもしれないことを最初に断っておきます



1986年10月4日
12:00

絵羽「久しぶりねえ、戦人くん」

桜座「見違えたわよ、随分大きくなったじゃない」

秀吉「ほんまよく成長したもんやで」

譲治「6年前の親族会議以来だよね。元気だったかい?」

戦人「いっひっひ、懐かしいぜぇ譲治兄貴」

真里亞「うー、島が見えてきた。うー!」

紗音「皆様、六軒島へようこそ」


金蔵の部屋

源次「お館様、絵羽様夫妻、留弗夫様夫妻、楼座様がおこしになられました」

金蔵「ふっふっふ…さあベアトリーチェ、まずはこの指輪を返そう!儀式を始めよう!
   そして今一度ワシの前に姿を見せてくれ、ベアトリーチェェェェェェ」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 18:44:05.36 ID:0RYPBCyU0

メタ世界

ベアト「これで駒はそろったな…用意は良いか?」

戦人「ああ、いつでもいいぜ」

ベアト「くっくっく…まさか無策と言うわけではあるまい」

戦人「お前の出かたが分からない以上、策も何もねえぜ。好きに打てばいいじゃねえかよ」

ベアト「いいだろう、ゲーム開始だ。右代宮戦人ァ!」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 18:49:21.09 ID:0RYPBCyU0

19:30 食堂
真里亞「うー、譲治兄ちゃん。食事は終わり?」

譲治「そうだよ真里亜ちゃん」

真里亞「うー、じゃあこれを…」

朱志香「…おい、真里亜。なんだよその手紙…」

真里亞「ベアトリーチェに渡された!うー、食事が終わったら皆の間で読みなさいって!」

南條「間違いありません…金蔵様の封蝋です」

蔵臼「面白い…読んでくれ、真里亜ちゃん」

真里亞「うー!真里亜読む!えーっと…右代宮の皆様(省略)
    …以上です。今宵、皆様の貞操を頂きに参ります。黄金の魔女ベアトリーチェ」

留弗夫「おいおい…マジかよ」

夏妃「なんですかこれは!誰のイタズラですか!」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 18:53:16.42 ID:0RYPBCyU0


メタ世界

戦人「なんだよこの馬鹿馬鹿しい手紙は」

ベアト「なんせ親族会議はたったの2日間であるからな
    2日間では島の人間が誰一人としてSEXに及ばない可能性も大いにありうる
    SEXをせざるを得ないよう、少々手を付け加えさせてもらった」

戦人「悪趣味だな…だが俺はちょっとやそっとじゃ屈服しないぜ?」

ベアト「今のうちに粋がっておるがいい…くっくくく」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 18:58:50.04 ID:0RYPBCyU0

1986年10月4日
21:00 ゲストハウス

紗音「みなさまのお部屋はこちらになっております…それでは」

戦人「広いな…」

真里亞「うーうー!ベッド柔らかい!」

朱志香「あれ?譲治兄さん、どっか行くのか」

譲治「うん、すぐ戻るよ」

戦人「おう…しかし、何だったんだろうなあの手紙…」

朱志香「食事の時のか?…どうせ祖父様辺りのイタズラだろ」

戦人「うちの祖父様も変わってるよなー」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 19:02:34.83 ID:0RYPBCyU0

1986年10月4日
22:00 ゲストハウス

戦人「にしても、ベアトリーチェなんて本当にいるのかね」

朱志香「さあな、少なくとも祖父様は信じてるみたいだぜ」

真里亞「うー!ベアトリーチェは'い'るー!」

戦人「あ、ああ…すまねえ、真里亞。いるよなw」

朱志香「ごめんごめん、ベアトリーチェはいるよな!」

真里亞「うー…」

戦人「それにしても譲治の兄貴遅いな…部屋を出てからもう1時間くらいたつぜ」

譲治「ただいま」

戦人「おう、遅かったな兄貴」

譲治「ああ、ちょっとね」

真里亜「うー、なんか譲治お兄ちゃんスッキリしたような顔してる。うー」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 19:07:06.45 ID:0RYPBCyU0

メタ世界

ベアト「どうだ」

戦人「何がだよ」

ベアト「言わぬと分からぬか…譲治は1時間の間に紗音とSEXしておったのだ!」

戦人「はあ?なんでそうなるんだよ」

ベアト「約一時間前、女を追いかけて部屋を出てゆき、戻ってきた時にはスッキリした顔となるとSEXした以外考えられまい!」

戦人「おいおい…そりゃあ、ひどい暴論だぜ!」

ベアト「ふふふ…反論できぬならそなたの負けであるぞ」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 19:13:02.14 ID:0RYPBCyU0

戦人「…証拠不足だ。1時間の間に紗音ちゃんと会ったという証拠すらない」

ベアト「ふふふ…【1時間の間に譲治は紗音と会っている!】」(以降、【】内は赤字)

戦人「…その証拠は?」

ベアト「おっと、ルール補足。赤は真実を語る。
    【妾が赤で宣言すればそれは必ず真実である!!証拠は必要ない】」

戦人「なんだと…えらく不利な気がするぜ…ちっ」

ベアト「降参か?ほれほれ降参しちゃえよぅ」


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 19:18:14.29 ID:0RYPBCyU0

戦人「それなら、お前が赤でSEXはあるって言ったら終わりじゃねえか」

ベアト「それじゃゲームにならん」

戦人「へっ…本当はSEXなんてないから赤で言えないだけじゃねえのか?」

ベアト「好きに考えるがいい。妾はゲームでそなたを屈服させる」

戦人「けっ…まあ、いい。反論させてもらうぜ
   …会っているからといってSEXするとは限らない!
   譲治兄さんが外出していた時間の全て紗音ちゃんと会っていたとは限らない!
   紗音ちゃんだって仕事があるんだからそんなに長い時間は会えないはずだ
   復唱要求!"譲治は外出していた全ての時間を費やして紗音と会っていた!"」

ベアト「…拒否する。だがSEXに1時間必要とは限らぬぞ。早い者なら15分もあれば可能だ
    いや、赤で宣言してやろう【譲治は早漏である!】」

戦人「なん…だと…」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 19:23:36.76 ID:0RYPBCyU0

ベアト「ほうら、反論できぬだろう?」

戦人「いや…もっと簡単な方法を思いついたぜ…復唱要求!
   "譲治は1時間の間に射精を行なった!!"」

ベアト「……ほう」

戦人「SEXしてるなら当然、射精もしてるよな…どうだ、できねえだろ」

ベアト「くっくっく…【譲治は一時間の間に射精を行なった!!】」

戦人「何ぃ!?」

ベアト「もう降参だよなぁ」

戦人「いや…まだだ。復唱要求!"1時間の間に紗音はパンツを脱いでいる!"」

ベアト「…何?…うぅむ、拒否する」

戦人「ならば俺の推理はこうだ!
   部屋から出て行った譲治兄さんは紗音ちゃんと数分だけ会っていた。
   そして性欲が抑えきれなくて、トイレか何かでオナニーしていたんだ!」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 19:27:59.00 ID:0RYPBCyU0


ベアト「な…何もSEXはパンツを脱がなければ出来ぬわけではないぞ…ずらせば…履いたままでも可能だ」

戦人「ならばもう一度、復唱要求!"紗音ちゃんは1時間の間にパンツをずらしている!"
   出来ないなら俺の推理が正解だ!」

ベアト「しまった…くっ、リザインだ。」

戦人「どうやら、初戦は俺の勝ちみたいだな」

ベアト「まずは小手調べのつもりだったが…これほどとはな。
    なかなかやるではないか。だがこんな物は余興にすぎないぞ…次からが本番だ」

戦人「へっ、じゃあさっさと次の手を打てよ」

ベアト「そうさせてもらう…くっくくくく」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 19:32:58.83 ID:0RYPBCyU0

1986年10月5日
6:00 楼座の部屋

楼座「落書き?」

源次「はい、礼拝堂で…その、低俗な落書きが」

楼座「中はどうなってるの?」

源次「それが…鍵が紛失しておりまして。礼拝堂はマスターキーでは開けられません」

楼座「でもなんでそれを私に?兄さん達は?」

源次「それが…蔵臼様夫妻、絵羽様夫妻、留弗夫様夫妻は皆、朝から見当たらなく…」

楼座「なんですって!」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 19:38:30.65 ID:0RYPBCyU0

礼拝堂

嘉音「カノンブレード!…ダメだ開かない!」

楼座「どいて、嘉音君!はぁっ!」

紗音「すごい…鍵が壊れて開きました!」

郷田「あれは蔵臼様達…?」

楼座「なんだ…兄さん達ここにいたの…え?…ひいっ!」

紗音「い…いやああ!」

熊沢「おいたわしや…」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 19:42:42.75 ID:0RYPBCyU0

朱志香「どうしたんだよ戦人、朝からそんな急いで」

戦人「なんかあったみたいでさ、使用人たちが礼拝堂に集まってるみたいだ」

譲治「一体どうしたんだろうね」

真里亞「うー、真里亞達を仲間はずれにして、みんなで楽しんでる…?」

戦人「いや…それは無いと思うけど」

朱志香「あ、あそこが礼拝堂だぜ。本当だ、なんか騒いでる…?」

戦人「おーい、どうしたんだ?」

楼座「……っ!…来ちゃいけませんっ!」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 19:46:15.02 ID:0RYPBCyU0

譲治「え、どうして…うわぁっ!」

朱志香「…なんだよこれ」

戦人「親父…?霧江さんに伯父さん叔母さん達も…なんで皆素っ裸で寝転がってるんだよ!」

真里亞「きひひひ、はじまったねベアトリーチェ」

朱志香「嘘だ…父さん…母さん…バカー!うわぁぁぁぁぁぁぁ」

嘉音「お、お嬢様!」

源次「嘉音、お嬢様を」

嘉音「は、はい!」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 19:51:44.49 ID:0RYPBCyU0

メタ世界

戦人「なんだよこれは…」

ベアト「前回は負けてしまったがゲームはこれからが本番よ。ロノウェ頼む」

ロノウェ「現場を再構築、礼拝堂にて6人の裸体を発見。テーブルにはたくさんのお菓子とワインやウォッカなど数種類の酒。
     6人は共にアルコール摂取しており泥酔状態。」

ベアト「どうだぁ?誰がどう見ても乱交パーティの後だよなぁ。素っ裸だからパンツも脱いでいるぞぉ?」

戦人「乱交と決まったわけじゃない…多分酔った勢いで暑くなって脱いでしまったんだ」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 19:55:25.77 ID:0RYPBCyU0


ベアト「ククク…【6人は皆酔ったら脱ぐタイプではない!】」

戦人「な…そうだ、これは19人目の仕業だ。6人を襲い、酒を無理矢理飲ませて眠らせた後
   身包みを剥いで礼拝堂に放置したんだ!紛失した鍵はそいつが持ってる!」

ベアト「【この島に19人以上の人間は存在しない!】」

戦人「何…?くっ、信じたくないが仕方ない…じゃあ18人のうちの誰かが…」

ベアト「【鍵は蔵臼が所有している!】…どうだ?戦人ぁ、ついでに念を押してやろう
     【礼拝堂には鍵以外ではいかなる方法でも入れない!】【礼拝堂の鍵は1つしかない】
    【蔵臼、留弗夫、秀吉は3人とも礼拝堂で射精を行なった!】」


ちょっと飯食ってくる

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 20:07:35.85 ID:0RYPBCyU0

再開



戦人「くっ…何か方法はあるはずだ…」

ベアト「くっくくく…」

戦人「ダメだ…くそ……畜生…何もわからねえ」

ベアト「…ほう、早くも降参か?」

戦人「バカ言うな…SEXの存在を認めたわけじゃない!
   今はまだこれを説明する方法が思いつかないだけだ!」

ベアト「くくく…」


62 名前:>>55 何…だと…[] 投稿日:2009/09/05(土) 20:16:48.85 ID:0RYPBCyU0

1986年10月5日
7:00 朱志香の部屋

朱志香「あのっ!!バカ親父!!バカ親!!」

嘉音「……」

朱志香「今回ばかりは…見損なったぜ!…うっぐ…げほげほごほん!」

嘉音「…お嬢様、お薬です」

朱志香「ありがとう嘉音くん…ごほっ!」

嘉音「…お嬢様、しっかり」

朱志香「げほっ…ねえ、嘉音くん…」

嘉音「なんでしょうか」

朱志香「嘉音くんも…ああいうことに興味あるの?」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 20:20:14.15 ID:0RYPBCyU0


嘉音「えっ…あ、いや…僕は家具ですので」

朱志香「してみれば…親父たちの気持ちが分かるのかな」

嘉音「お嬢様…?」

朱志香「…あ、いやなんでもない」

嘉音「…僕は廊下で待っていますので、御用があれば申し付けください」

朱志香「待って、嘉音くん…ここにいて…」

嘉音「…は、はい…お嬢様?」

朱志香「…嘉音くん…」

嘉音「いけませんお嬢様…んぐっ…」

朱志香「ごめん嘉音くん…もう我慢できない」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 20:24:14.67 ID:0RYPBCyU0

メタ世界

戦人「おいおい朱志香の奴…嘉音君にキスしちまいやがったぜ…」

ベアト「キスだけですむと思うかぁ?この流れでやるとしたらあれしかないだろぉ?」

戦人「…あ、あるわけねえ!ありえないありえないありえない…」

ベアト「認めちゃえよぅ。ほうら、朱志香が脱ぎだしたぜぇ?
    朱志香の大きくて柔らかそうなオッパイが!嘉音の目の前に!プルプル!ボインボイン!
    朱志香がチューチュー!ラブリー!ムニムニムラムラ!プリンプリンボロン!ヌルヌル!レロレロ!!」

ロノウェ「お嬢様、言葉遣いが」


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 20:29:07.55 ID:0RYPBCyU0

朱志香の部屋

嘉音「お嬢様…僕は家具です…そういうことは…」

朱志香「そんなこと言いながら…ここは正直だよ」

嘉音「し…しかし…あぁっ」

朱志香「んっ…嘉音君の……」

嘉音「や…あ…く…や、やめてください!!!!」

朱志香「……っ!!」

嘉音「すみません、お嬢様…僕は…家具ですから」

朱志香「……ごめん嘉音くん」


76 名前:>>74マキシマムザホルモン[] 投稿日:2009/09/05(土) 20:31:36.29 ID:0RYPBCyU0

メタ世界

戦人「い、いいぞ!嘉音くん!それでいいんだ!」

ベアト「ち…つまらん」

戦人「いっひっひ、残念だったなベアト」

ベアト「ならば、次の手は…」

戦人「…ん、何をする気だ?」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 20:36:30.86 ID:0RYPBCyU0

朱志香の部屋

嘉音「すみませんお嬢様…どうか、分かってください」

朱志香「……」

ベアト「くっくっく…女心の分からぬ奴のよう。」

嘉音「!…ベアトリーチェ!」

朱志香「ベアトリーチェ…だと…」

ベアト「据え膳食わぬは男の恥というに…まあ、良いわ…出でよ、煉獄の七枕」

アスモデウス「色欲のアスモデウス、ここに」

朱志香「な…なんだこいつ…」

嘉音「お嬢様、下がって…」

アスモ「可愛い男の子ねぇ、どう犯してやろうかしら…」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 20:41:36.37 ID:0RYPBCyU0


メタ世界

戦人「な…なんだよこいつは」

ベアト「煉獄の七枕の一人、色欲のアスモデウス…妾の家具よ。
    7人の兄弟…その末っ子がアスモデウスだ」

戦人「で、そいつを出してどうする気だ」

ベアト「奴らは両性具有でな…所謂ふたなりと言う奴だ
    相手が男であれ女であれ、ホモでもレズでもノンケでも
    老若男女と自由にSEXが可能という有能な家具であるのだ」

戦人「なんだよそれ…ふざけてやがる」

ベアト「くっくくくく」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 20:45:52.36 ID:0RYPBCyU0

朱志香の部屋

嘉音「スーパーカノンブレード!」

アスモ「当たらなければどうって事は無いわ」

嘉音「くそっ!」

アスモ「尻が隙だらけよ!まずはアナルから攻めてやるわぁ!」

朱志香「嘉音くん!危ない!」

嘉音「!…お嬢様ぁっ!!」

朱志香「んっ…うっ…あっ…あぁ!」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 20:50:56.12 ID:0RYPBCyU0

アスモ「まあ、こっちの娘も可愛いしあんたは見逃してやるわぁ」

嘉音「貴様っ…!その汚いイチモツをお嬢様から抜けぇ!…ハイパーカノンブレード!」

アスモ「もう遅いわ!…うっ!…ふぅ」

嘉音「お嬢様!」

朱志香「嘉…音…くん…」

嘉音「お嬢様、しっかり!」

朱志香「できれば…処女は…嘉音くんで捨てたかっ…た…
      …まさかあんな…変態に…奪われるなん…て」

嘉音「…許さない!ベアトリーチェ!」

ベアト「くっくくく…出でよ、煉獄の七枕」

サタン「憤怒のサタン、ここに」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 20:55:43.57 ID:0RYPBCyU0

メタ世界

戦人「な…」

ベアト「ほぉら、朱志香がアスモデウスとやっちゃったぜぇ?さぁどう否定するんだぁ?」

戦人「ひ…否定も糞も本当にSEXされちゃ否定のしようが無いじゃねえか!」

ベアト「くくく…遂に屈服かぁ?」

戦人「黙れ…黙れぇ!畜生…」

ワルギリア「思考を停止してはそこで負けですよ戦人君」

戦人「あんたは…」


109 名前:>>97 第5条ワロタ[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:00:18.61 ID:0RYPBCyU0

ワル「今、この島はシュレディンガーの猫箱のようなもの
   SEXが存在する可能性と存在しない可能性が同時に存在できる世界
   これはあの娘の仮説でしかない」

戦人「くっ…そういうことか」

ベアト「ちっ…お師匠様め、余計な入れ知恵を」

戦人「…あんたは俺の味方なのか?」

ワル「弟子が下品なゲームを始めたようで迷惑かけますね。私はあなたの味方をさせていただきましょう
   なんせ私もSEXの経験が無いので」

戦人「そ、そうか…心強いな」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:05:10.71 ID:0RYPBCyU0

朱志香の部屋

サタン「…ふぅ。あんた初めてにしちゃあ気持ちよかったわぁ
    あたしの硬くて厚い胸板に抱かれるなんてあんたは幸せ者よぉ?
    きゃははははははははははははははははははははははは」

朱志香「嘉音くん…」

嘉音「く…今、気付いた…僕はお嬢様のことが…」

朱志香「嘉音くん…私も…」

ベアト「だが、残念だ。貴様は妾に刃向かった
    罰として、お前の裸体はここから消そう」

朱志香「え?…あぁぁぁ!…嘉…音…くん…」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:11:44.71 ID:0RYPBCyU0

1986年10月5日
10:00 客間

戦人「まったく親父達には失望するぜ…」

譲治「源次さん、母さん達は?」

源次「部屋に寝かせております」

郷田「6人も部屋まで担いでいくのは流石に体力使い増すねえ」

楼座「そう、ご苦労様」

熊沢「おっほっほ…郷田さんの体力ならたいした問題じゃなかったでしょう」

郷田「いや〜そんなことないですよお」

紗音「あれ?…そういえば朱志香様と嘉音君がいませんね」

源次「お嬢様が乱心しておられたので…恐らくお嬢様のお部屋でしょう」

楼座「無理もないわね…そろそろ気がすんだ頃でしょうし呼びに行きましょう」

128 名前:>>123 正確にはEP4を半分くらいまで進めてる所なんですけどね実は[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:16:31.25 ID:0RYPBCyU0

朱志香の部屋

楼座「朱志香ちゃん…そろそろ機嫌を直して…
   朱志香ちゃんにはまだ難しいだろうけど、大人にはそういう世界もあるのよ…」

源次「お嬢様…!これは…」

戦人「な…なんなんだ!朱志香!ここで何があった」

紗音「と、とりあえず…服か何か…何か身を隠せる物を…」

譲治「い、いやちょっと待って紗音!」

紗音「え?」

譲治「あ、いや…服を着させてあげて」

真里亞「うーうー!朱志香お姉ちゃん服着てないー!はだかはだかー!うーうー!」

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:20:47.95 ID:0RYPBCyU0

メタ世界

ワル「状況を再確認。部屋にて朱志香が裸で倒れている所を発見。彼女は意識がハッキリしなく何も話せない様子。
   部屋には鍵がかかっており密室。」

戦人「いったい何があったんだ…この部屋で」

ベアト「さっき見せたであろう。妾の家具が朱志香をレイプしたのよ」

戦人「黙れ、お前の仮説に俺は屈服しねえ」

ロノウェ「では戦人様はこの状況をどうお考えになられると」

戦人「そうだな…裸って事は風呂にでも入ってたんじゃないか。逆上せてしまい
   クラクラした頭でなんとか風呂場から出られたが力尽きて途中で倒れた…」

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:24:38.07 ID:0RYPBCyU0

ベアト「赤だ【朱志香は朝起きてから今まで風呂には入っていない】」

戦人「くっ…そうだ大前提があったぜ、復唱要求!"この部屋で射精は行なわれた"」

ベアト「拒否だ。」

戦人「じゃあ…」

ベアト「安心するのは早いぞ。妾の家具はイっても射精しない、孕まない仕様になっておるのだ
    家具に孕まされたら妾が困るのでな」

戦人「ちっ…そうかよ」


138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:28:42.14 ID:0RYPBCyU0

1986年10月5日
11:00 客間

紗音「嘉音くんがお嬢様をレイプ!?」

戦人「そいつぁ暴論だぜ楼座伯母さん!」

楼座「朱志香ちゃんの鍵はずっと部屋にあったにも拘らず、部屋は施錠されていた。
   ってことは犯人はマスターキーを使ったんでしょう。マスターキーは使用人しかもっていない
   紗音ちゃんと熊沢さんは女だし、紗音ちゃんと源次さんは私といっしょにいた…あとは郷田さんか嘉音くんしかいないじゃない」

郷田「わ…私はお嬢様を襲ったりなんかしていませんよ!だって私は…」

真里亞「きひひひひひ、なんで分かんないかなぁ。これは全部ベアトリーチェが魔法を使、あ痛」ゴツン

楼座「真里亞は黙ってなさい!
   …郷田が違うと言うなら、犯人は嘉音くんしかいないわ。彼は行方が分からないもの
   まだ絶対にそうだと決まったわけじゃない…けど、一応は嘉音くんが犯人だと仮定します」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:32:46.29 ID:0RYPBCyU0

戦人「駄目だな…全然駄目だぜ」

譲治「!…戦人くん?」

楼座「戦人君…何か考えがあるようね」

戦人「まず楼座伯母さんはこれがレイプだと決め付けているが…まだそうと決まったわけじゃねえ」

譲治「戦人くんそれは暴論じゃないかな…裸で倒れていて意識も朦朧とした状態なんて」

楼座「そうよ、レイプされたとしか考えられないじゃない」

真里亞「うーうー!真里亞、1秒間に10回レイプって言えるー!うー!レイプレイプレイプレイあ痛」

楼座「あんたは黙ってなさい!」

真里亞「うー…」

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:36:06.65 ID:0RYPBCyU0

戦人「チェス盤をひっくり返すぜ、嘉音くんが犯人なら鍵を閉めるはずがないんだ
   自分が疑われるに決まっているんだからな」

郷田「まあ…たしかに、私が犯人だったとしたら鍵はかけないと思います」

戦人「マスターキーを持っていたら犯人扱いなら…使用人全てが怪しいって事になるのさ」

楼座「まって、源次と紗音ちゃんは私と一緒にいたわ」

戦人「楼座さんが2人と共犯じゃないって証拠はあんのか?」

楼座「無いけど…何が目的でこんなことするのよ!」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:40:51.90 ID:0RYPBCyU0

戦人「じゃあ嘉音くんだってどんな理由があってそんなことするんだよ!」

楼座「嘉音くんだって男の子よ…気の迷いでレイプするようなことも…」

戦人「レイプって何だ!強制的にSEXすることだろおおお!
   SEXなんてあるもんか!!そんなものは都市伝説だ!!!」

楼座「え……」

紗音「戦人様……」

真里亞「…きひひひ、いい加減信じなよ戦人。SEXは"あ"るんだよ」

譲治「…えっと…」

源次「…気持ちは分かります」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:45:33.24 ID:0RYPBCyU0

メタ世界

ベアト「くくく…みんなに引かれておるなぁ」

戦人「勝手に言ってろ。俺はSEXに屈服しねえ
   俺の推理はこうだ。嘉音君は行方不明…最悪の場合、死亡している可能性もある」

ベアト「ほう」

戦人「朱志香は意識が朦朧とした状態…よっぽどショッキングな出来事があったんだろう
   目の前で嘉音が酷い拷問にかけられたとか…殺されたのかもしれない」

ベアト「なるほど」

戦人「そしてショックで倒れた朱志香をレイプされたと見せかけるため身包みを剥いだ
   そして、嘉音のマスターキーを使って部屋から出たんだ」

ロノウェ「見事な返しです。戦人様」

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:48:39.81 ID:0RYPBCyU0

戦人「どうだベアト?」

ベアト「…この場合どう返せばいいのか…何か有効な赤字は…
    そうだな…【嘉音は拷問や殺人のような苦痛は何一つ受けていない!】
    …もっとも、逆レイプと言う苦痛だけは味わっているがな…くっくっく」

戦人「へっ…ショッキングな出来事が嘉音くん関係である必要は無いぜ
   何かショッキングな出来事があって意識がハッキリしない状態になったんだ」

ベアト「ほう、そのショッキングな出来事は何だというのか」

戦人「悪魔の証明だ。証明できないからといってショッキングな出来事の否定にはならない」


170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:52:04.74 ID:0RYPBCyU0

ベアト「ふむ…ならばこれならどうだ?【嘉音の所持するマスターキーは嘉音以外の人間には使われていない!】
    【嘉音以外の使用人が所持するマスターキーは施錠に使用されていない!】
    ゆえに、嘉音以外が部屋に施錠することは不可能!」

戦人「何だと……ん?」

ベアト「どうした?」

戦人「ってことは嘉音が犯人って事でいいんじゃね?」

ベアト「え、ああ…そうなるな。あれ?」

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:54:24.39 ID:0RYPBCyU0

ベアト「ってことはつまり…朱志香は嘉音にレイプされたのだ
    楼座の推理通りだな。うん」

戦人「お前のファンタジー描写、意味無かったな…」

ベアト「うるさい、だまれ」

ロノウェ「ということは、戦人様は嘉音がレイプを行なっていないと論じなければならないですね」

戦人「くっ…何か出し抜ける方法は…
   そもそも、朱志香と嘉音だったらレイプにならないんじゃないのか?あいつら両思いだったんじゃ…ん、そういえば…」

ワル「何か思いつきましたか」

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 21:59:39.17 ID:0RYPBCyU0

戦人「いや、まさかとは思うんだけど…」

ベアト「なんだなんだ、何か悪あがきを思いついたか」

戦人「駄目元でやってみるか…」

ロノウェ「はて何をするつもりなのか」

戦人「復唱要求!"嘉音は男である"」

ベアト「…な…」

戦人「いや、初めて見た時から本当に男なのかって疑いはあったんだよなあ、いやぁ…まさかな…」

ベアト「…拒否だ。理由は言わない」

戦人「え…まさか…マジ?」

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 22:02:59.10 ID:0RYPBCyU0


ロノウェ「これはこれは」

ワル「そういう手があったとは」

戦人「そ…そうならこう推理だ!
   嘉音は実は女で、それを知った朱志香はショックで裸のまま倒れた!
   そ、それで秘密を知られた嘉音くんは、なんか…なんか申し訳なくなって…逃げ出したんだ!…多分」

ベアト「…リザインだ」

戦人「え…あ、うん…そうなのか…そうか…」

ベアト「うむ…どうやら、そろそろ本気出して攻めねばならぬようだな…くっくくくく」

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 22:06:29.02 ID:0RYPBCyU0

1986年10月5日
14:00 客間

譲治「戦人君…何やってるんだい?あ…その紙に描いてる絵は…」

戦人「礼拝堂の扉に変な落書きがあっただろ。あれどういう意味かなって思って、書き写しておいたんだ
   これ魔方陣って奴じゃないのか?真里亞そういうの詳しいだろ?何か知らないか?」

真里亞「きひひひひ、これは魔法陣じゃないよ」

戦人「え、そうなのか…じゃあなんだろう」

譲治「二重丸の中心に縦線があるね…そして円の周りに8本の短い線が付いている
   一見、太陽のマークとか工場の地図記号なんかに似てるけど…」

戦人「うーん、なんなんだろうなあ」

源次「あの戦人様、それはマンk…」

楼座「源次、ちょい待て」

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 22:11:54.69 ID:0RYPBCyU0

楼座「ぶっちゃけ右代宮家の人間以外は皆怪しいと思うから
   使用人達は厨房に隔離したわ!」

譲治「え、紗音もですか?」

楼座「ええ、そうよ」

戦人「そんなことより楼座伯母さん。この絵の意味分かりますか?
   礼拝堂の扉に描かれてた奴なんですけど」

楼座「え、あ…し、知らないわよっ!そんなのっ!!」

戦人「え?…あ、そうすか…」

真里亞「うー?ママ顔真っ赤ー、うーうー」

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 22:16:53.76 ID:0RYPBCyU0

1986年10月5日
16:00 厨房

南條「まさか我々が追い出されるとは…」

源次「まあ…状況的に仕方ないかと…」


バンッバンバンッ

熊沢「ひっ!扉から物音が」

紗音「…?扉の前に…誰かいるの?」

郷田「今、扉を開けます…え、あなたは…」

嘉音「う、うう…」

南條「か、嘉音さん!」

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 22:22:31.68 ID:0RYPBCyU0

熊沢「無事だったんですね…お嬢様のことは何かの間違いですよね…?」

源次「ハッ…危ない!」

嘉音「ハイパーカノンブレード!」



廊下

紗音「ハァ…ハァ…」

南條「しまった…郷田さんが逃げ遅れたようです」

熊沢「助けに戻る余裕は無いですね…」

源次「とにかく、楼座様に知らせましょう」

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 22:26:30.67 ID:0RYPBCyU0



シエスタ45「45、射撃準備完了。弾種選定、装填。」

シエスタ410「410、にひ。山羊♀射撃。」

エヴァ・ベアトリーチェ「よし、続けていくわよ!」

廊下

紗音「いやぁっ!山羊頭の人が飛んできたぁっ!」

熊沢「あぁ!南条さんがぁ!」

源次「な、南条様!」

南條「こ…これは意外と…気持ちい…
   私はもう…駄目のようです…後は…頼みました…よ…うっ!………ふぅ」

紗音「南條さあああああん!!!」

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 22:31:56.73 ID:0RYPBCyU0

薔薇庭園

45「45、射撃準備完了。弾種選定、装填。」

410「410、にひ。山羊♂射撃。」


廊下

源次「危ないっ!熊沢!!」

紗音「そ、そんな…熊沢さんまで…」

熊沢「なんのっ!ふんっ!!」

山羊「グオッ!?」

熊沢「2人とも!…ここは私が何とかしますから逃げてください!」

紗音「で…でも!」

源次「熊沢なら多分大丈夫だ…行こう」

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 22:34:46.77 ID:0RYPBCyU0

薔薇庭園

45「シエスタ45、410、命令遂行を完了しました。大ベアトリーチェ卿の次の命令を待ちます。どうかご命令を…!」

410「『ハッキング』から『今晩のおかず』まで何でも手広くカバーしますよ。にひひ!」

エヴァ「一人失敗したみたいだけど…まあ良いわ。後はあのオバサンがやってくれるでしょ」

ロノウェ「ところで…このタイミングで貴方がいるのはおかしくないですか?」

エヴァ「こまけぇこたぁいいんだよ」

215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 22:40:13.61 ID:0RYPBCyU0

廊下

熊沢「やはりあなたの仕業でしたか」

ベアト「妾の復活を邪魔するつもりかい?お師匠様ぁ」

熊沢→ワルギリア「まだまだ貴方には負けませんよ…大魔法…『鯖』!!」

ベアト「…出でよ、煉獄の七枕」

ベルフェゴール「怠惰のベルフェゴール、ここに」

レヴィアタン「嫉妬のレヴィアタン、ここに」

ベアト「2人とも、その女の処女を奪ってやりな…くっくくく」

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 22:48:07.77 ID:0RYPBCyU0

厨房


嘉音「ウルトラ・グレート・カノンブレード・マキシマム!!」

郷田「マジカル・ゴウダ・シェフ☆デリシャス・プリン!!」

嘉音「ぐあっ!!…こんなオッサンに…負けるなんて…」

郷田「この程度ですか、嘉音君…」

嘉音「ちくしょう…」

郷田「朱志香お嬢様をレイプしたのは本当ですか…?いや、そんな事はどうでもいいですね…ぐふふふ」

嘉音「…何をするつもりだ」

郷田「君のその華奢な肉体…実は密かに狙っていたんですよ…私は男にしか興味が無いもので」

嘉音「や…やめろ…」

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 22:53:12.86 ID:0RYPBCyU0


郷田「ひひひ…もう逃げられませんよ…ほう、薄い胸板…細い腕…白い肌…ふふ…素晴らしい」

嘉音「やめろ…勝手に服を脱がすな…くっ……!ツインフレア・カノンブレード・レクイエム!」

郷田「おっと…もうその技はムダですよ」

偽嘉音「くっ…」

郷田「はははははははははぁっ!!」

ベアト「おい…立場が逆だろう」

偽嘉音「ベアトリーチェ様!」

郷田「えっ…うわっ!…ベアトリーチェ…だと…」

229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 22:59:08.90 ID:0RYPBCyU0

ベアト「人間を犯すように命令したのに何故逆に襲われておるのだ」

嘉音「だって…こんなオッサンは…不味そうなんですもの…
    もっと美味しそうな…メイドの女の子や、ダンディな執事を犯したかった…」

ベアト「まったくこいつは…諦めろ。妾の命令だ。とりあえず変身を解け
    煉獄の七枕が一人、ベルゼブブよ」

嘉音→ベルゼブブ「はぁい…強欲のベルゼブブ、ここに」

郷田「え…嘉音さんがオッサンに変身した…?」

ベルゼ「あんたみたいな不味そうなオッサン本当は嫌だけど…ベアトリーチェ様の命令だから我慢するわ」

郷田「や…やめろ…私は華奢な男の子が好きなんだ!
   …お、お前みたいなむさ苦しいオッサンは趣味じゃ…アッー!!」

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:03:49.65 ID:0RYPBCyU0

1986年10月5日
16:30 廊下

楼座「なんてこと…酷いわ」

源次「まさか熊沢までやられるとは…」

紗音「うぅ…私がもっと早くバリアを使っていれば…」

譲治「紗音は悪くないよ。落ち着いて」

真里亞「でも2人とも、幸せそうな顔してるよ?うー」

譲治「あ、いや…真里亞ちゃんはあっちに行ってようか…」

楼座「それで、山羊の頭の人間が襲った…?本当なの?」


236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:08:28.33 ID:0RYPBCyU0

紗音「確かに山羊の頭の…おそらく男性と女性でした」

楼座「多分、顔を隠すために山羊の被り物でも被ってたのね…
   男の方が嘉音だと仮定しても…少なくとももう一人犯人がいるって事か…
   いずれにせよ、すごいマニアックな強姦魔のようね。変態だわ」

紗音「ちょっと待ってください。あの体型は嘉音くんでは…」

楼座「場合が場合だから…取り乱して体型なんてしっかり見れなかったんじゃないの?」

源次「…そのような可能性も否定は出来ません」

楼座「とりあえず…まだ犯人は近くにいるかもしれないわ
   引き続き篭城を続けましょう」

238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:11:13.49 ID:0RYPBCyU0

戦人「SEXなんか存在するはずがねえ…でも…くそおっ!」

真里亞「戦人、いい加減認めなよ…SEXはあるんだって、きひひひひひひ」

戦人「う、うるせぇ…畜生」

譲治「戦人君…」

楼座「あれ?そういえば郷田は?」

紗音「…あ」

源次「忘れておりました」

242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:17:16.83 ID:0RYPBCyU0


メタ世界

ロノウェ「現場の状況を再確認。楼座達が源次に呼ばれ急いで廊下に駆けつけた所、裸の南條と熊沢が熟睡
     廊下には精液と愛液が散らばっています。熊沢の膣からは多少の流血」

ベアト「今回は近くで犯行現場の目撃者も存在する…どう反論する?」

戦人「そ、それはだな…2人が嘘を言っていた可能性が…」

ロノウェ「はてさて、2人に嘘を言って何かメリットがあるのか…ぷっくっくっく」

戦人「悪魔の証明だ…メリットが無い事を証明することは出来ない」

ベアト「ならば赤き真実を…【2人には嘘を言っても何もメリットは無い!】」

戦人「じゃあ…これならどうだ?
   実際にはSEXなんかしていない、けど2人の目にはSEXしていたように見えたんだ
   状況が状況だからな…見間違いの可能性も充分にある!」

ベアト「ほう…しかし【床に散らばった精液は南條の射精によるものだし、】【愛液も熊沢のものだぞ。】」

戦人「廊下でオナニーしていたのかもしれねえ、オナニーに疲れて眠っちまったんだ。
   何故こんな状況で2人がそんなことするのか理解に苦しむが…それも悪魔の証明だな」

244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:22:13.33 ID:0RYPBCyU0


戦人「な、何…?くそっ…ワルギリア、何か方法は…」

ワル「すみません戦人君…私はもう味方できません」

戦人「え?…な、なんで…」

ワル「何故なら…男の体を知ってしまったから…」ポッ

ベアト「顔赤くするなよお師匠様、恥ずかしいなあ」

ロノウェ「ぷっくっくっく…」

戦人「……」

245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:23:07.92 ID:0RYPBCyU0

>>244はミス

ベアト「ふむ、しかし【熊沢の処女膜は破られている】ぞ、しかもオナニーで故意に破られたものではない
    【処女膜は他人によって破られた!】」

戦人「な、何…?くそっ…ワルギリア、何か方法は…」

ワル「すみません戦人君…私はもう味方できません」

戦人「え?…な、なんで…」

ワル「何故なら…男の体を知ってしまったから…」ポッ

ベアト「顔赤くするなよお師匠様、恥ずかしいなあ」

ロノウェ「ぷっくっくっく…」

戦人「……」

248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:29:37.84 ID:0RYPBCyU0

戦人「くっ…他人によって破られたなら…何か、突起物を突っ込まれたって事か…?
    …苦しいか?…くっ」

ロノウェ「だいぶ困っておられる様子で」

ベアト「ロノウェ、紅茶を頼む」

ロノウェ「かしこまりました」

戦人「俺は…いらねえ…くっ…何か…」

ベアト「さらに追いつめてやろうか…くっくくくく」

249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:33:20.13 ID:0RYPBCyU0

1986年10月5日
17:00 厨房

紗音「郷田さんまで…酷いです」

譲治「酷いなこれは…すごくイカ臭い…」

源次「駄目です…郷田は気を失っています」

楼座「あ、ありえないわ…鍵は全部私が回収したのよ!?
   なのにこの部屋も施錠されてて密室!?郷田は一体誰に襲われたというの!!」

紗音「やっぱり…ベアトリーチェ様が…」

戦人「なあ…譲治兄貴…やっぱり郷田さんもレイプされたっていうのか?」

譲治「え、ああ…そうだね…最初にAFでもされたのか、尻の穴が切れてうっすら血が流れてる…
   その後に…SEXかな」

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:38:11.97 ID:0RYPBCyU0

戦人「…郷田さんがオナニーしてた可能性は?」

譲治「いや、それは…無いんじゃないかな」

戦人「でも、完全に否定はできないぜ…悪魔の証明だ」

譲治「まあ…そうだけど」

楼座「戦人くん、陰毛が落ちてたわ。これを見て」

戦人「…え?」

楼座「長さや太さを見る限り、郷田とは別人の物よ。
   同じように別人の陰毛が郷田の股間にも何本か混じってたわ。
   これはお互いに性器を接触させないとありえない現象よ。」

戦人「で、でも…他にも考え方によってはいくらでも可能性が…」

楼座「現実を見なさい、この童貞が」

戦人「………」

256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:42:28.26 ID:0RYPBCyU0

楼座「源次さん、鍵は私が回収した分で全部なの?」

源次「はい、確かに間違いありません」

真里亞「きひひひ、鍵なんか無くても魔女なら扉を開けられるんだよ、魔法を使ってね。きひひひひ」

譲治「魔女か…ハッ!
   もしかして昨日のベアトリーチェからの手紙と関係あるんじゃないか?
   考えてみれば、今日起こった事件はお祖父様の碑文と重なる…!
   第一の晩に6人の親が乱交を生贄と解釈して…第二の晩に襲われた朱志香と行方不明の嘉音くん…
   …まさか、犯人は碑文に合わせて犯行を!?」

紗音「え、今気付いたんですか…?」

譲治「へ?」

真里亞「きひひひ、気付いてなかったの?これはベアトリーチェの復活の儀式なんだよ、きひひひひ」

譲治「…みんな気付いてたの?」

楼座「ええ、気付いてたわよ」

戦人「…まあ、俺も」

源次「私も気付いておりました」

譲治「ああ…そう」

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:46:52.13 ID:0RYPBCyU0

メタ世界

戦人「くっ…次々と…」

ベアト「くっくっく…一応赤字で宣言しておくが…【楼座の拾った陰毛は郷田のものではない】」
    今のそなたにはこれだけの赤字でもつらそうだなぁ…?」

ロノウェ「どうやら反撃が出来ないで困っている様子で…ぷっくっくっく」

戦人「う、うるせえ…畜生…」

260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:51:22.35 ID:0RYPBCyU0


1986年10月5日
19:00 客間

戦人「譲治兄貴は…使用人室か」

楼座「彼がそこにいると言ったんだから好きにさせてあげましょう。
   私はまだ使用人達を信用できない。鍵はもうこれ以外に無いと源次は言っていたけれど
   他にもある可能性は悪魔の証明で否定できないのよ」

戦人「……」

楼座「きっと嘉音君もグルね…紗音、嘉音、源次の3人で右代宮家全域強姦計画でも立ててたんだわ
   いや、譲治くんもグルかもしれない…彼は自ら望んで厨房に言っちゃったしね…」

戦人「そんな計画して何の意味が…」

楼座「意味なんて考えるだけ無駄よ、変態とはそういう物なのよ」

真里亞「きひひひひ、いい加減認めなよ…ベアトリーチェは’い’るんだよ
    きひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ」

楼座「あんたねえ…その気持ち悪いやめ方をやめろっていつも言ってるでしょ!!」バッ

戦人「やめろ!楼座伯母さん!」

263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:53:58.12 ID:0RYPBCyU0

楼座「ば…戦人くん?」

戦人「もう…やめようぜ」

楼座「え……」

戦人「身内を疑うのは…もうたくさんなんだよ…」

楼座「戦人くん…」

戦人「認める…俺は認めるよ、真里亞」

真里亞「うー…戦人、信じるの?」

戦人「ああ、信じる…SEXは…存在するんだ」

楼座「は?」


268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:59:10.68 ID:0RYPBCyU0

戦人「俺は今までSEXなんて存在しない都市伝説だと信じていた…
   だから今回の事件はSEXだのレイプだの絶対に存在しないと思っていた…」

楼座「あの…戦人くん?」

戦人「犯人は俺達にSEXの存在を信じさせようとしてて…
   それで、こんな事件を起こしているんじゃないかと考えていた
   でも、全部童貞の戯言だったんだ…」

真里亞「うー、真里亞は最初から言ってた。SEXは'あ'るんだって」

戦人「お前は最初から本当のことを言ってたんだな…
   それを俺は信じてやれなくて…ごめん…」

真里亞「戦人はSEXの存在を認めた。きっと一緒に黄金卿に行けるよ」

戦人「今まで悪かった、真里亞…」

真里亞「戦人、大丈夫。…SEXは怖くないよ」

楼座「こいつら見捨てようかな…」

273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 00:04:21.27 ID:p+GXuht30

1986年10月5日
20:00 トイレ

紗音「駄目です譲治様…こんな所で」

譲治「良いじゃないか紗音…朝からあんな事件ばかりなんだ、もう抑えきれないよ
   僕達付き合い始めて1年になるしそろそろ…」

紗音「しかし、こんな状況では…」

譲治「大丈夫だよ紗代…天井のシミを数えてる間にすぐ終わる
   これを読んでる人達も僕らの情事を楽しみにしてるよ…譲治だけに」

紗音「でも…っ!…シャノンバリア!!」

譲治「ぐはぁっ!!!」

紗音「すみません譲治様…恥ずかしくてつい…」

譲治「チッ…ああ、いや、気にしてないよ」

紗音「そ、その…やっぱりこういう事は結婚してからの方が…」

譲治「ま、まあそうだね…焦っちゃってごめん…」チッ

279 名前:>>269 そういえば…何も気にせずに入力してたww[] 投稿日:2009/09/06(日) 00:10:58.46 ID:p+GXuht30

金蔵の部屋


金蔵「ふん…譲治のやつめ…情けない
   女一人楽に抱けんのか…情けない。なあ、わが友よ」

源次「私には、なんとも…ところでお館様」

金蔵「なんだ?」

源次「六軒島全域に置いて監視カメラが仕掛けられていること…親族の方は知らないのですか?」

金蔵「ああ、知ってるのはワシとお前だけだ…それがどうした?」

282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 00:15:20.84 ID:p+GXuht30

1986年10月5日
20:30 トイレ

ベアト「つまらんなあ、そのままやっちゃえよ」

譲治「うわっ!」

紗音「ベアトリーチェ様!?」

ベアト「第一さ、トイレで初体験ってどうなのだ?普通なら嫌がると思うぞ」

譲治「う、うるさいな…」

ベアト「もう戦人が屈服しちゃったからさ、さっさと終わらせるよ
    出でよ煉獄の七枕」

マモン「強欲のマモン、ここに」

譲治「うわっ、誰だあんた…!」

紗音「譲治さま、こっちに…シャノンバリアー!」

ベアト「もう一人…出でよ煉獄の七枕」

ルシファー「傲慢のルシファー、ここに」

譲治「な、なんだこのおっさん達…!?」

284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 00:19:36.18 ID:p+GXuht30

紗音「くっ…バリアが…破られる…っ!」パリィンッ

マモン「胸大きいわねえあんた…この強欲な私にぴったりの体だわっ!!」

紗音「ひっ…いやぁっ!…あぁっ!」

譲治「紗音!!」

マモン「ああ!…いいわあ!この締まり具合最高よぉっ!!」

紗音「んっ…あぁっ!…ら、らめええええ」

286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 00:22:10.36 ID:p+GXuht30

譲治「くっ…悔しい!畜生!…でも好きな女が他の男に犯されてるシチュって
   これはこれで良いかも…って、駄目だ駄目だ!…紗音っ!」

ルシファー「どこ見てんの!あんたのあいてはこの私よ!この富竹2号!」

譲治「うわぁっ!近づくな変態!!」

ルシファー「ビーム!!」

譲治「ひぃっ!!」

ルシファー「…死にたくなかったらさっさと服を脱げ」

譲治「…はい」

289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 00:27:21.33 ID:p+GXuht30

1986年10月5日
23:00 ゲストハウス

源次「戦人様…こちらにおられましたか」

戦人「源次さん…なんか用か。こちとら色々ショックな出来事ばかり続いて…ヒック」

源次「酔っておられるようで」

戦人「未成年が酒飲むなってか?俺は今日大人の階段を少しだけ登ったんだ。
   こんくらい見逃せよ…ヒック」

源次「SEXの存在を…お認めに?」

戦人「しょうがねーだろ…こんだけいろいろ見せられちゃあ…信じざるを…ヒック」

源次「お気持ちは分かります…私も童貞ですから」

戦人「…え?」

源次「お館様から…儀式が終わったのでつれて来るように言われました」

戦人「儀式…?」

292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 00:32:00.58 ID:p+GXuht30

1986年10月5日
23:30 金蔵の部屋

戦人「こいつが…ベアトリーチェだと…」

金蔵「儀式は終わった…0:00にベアトリーチェは完全なる復活を遂げる」

戦人「今日のは全部儀式だったって言うのかよ…」

ベアト「金蔵と賭けをしておった…そなたがSEXの存在を最後まで否定できるか…妾の勝ちだな」

金蔵「…仕方あるまい」

戦人「ふざけてやがるぜ…」

ベアト「全てを聞き、SEXの存在に納得できたなら跪いて靴にキスをしろ」

294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 00:35:20.56 ID:p+GXuht30

そして、魔女は全てを語り始めました。

戦人の性についての質問の、全てに答え始めました。
全てに筋が通りました。
全てに納得しました。
そして、戦人は認めざるを得ませんでした。
SEXは確かに、”あ”ったのです。

あとは犯す必要もなき物語。
キングを犯して降参すれば、あとは指し手の乱交会。
そして駒をもう一度、並べ直すのみ…。

(この後、魔女の棋譜が続くけど面倒くさいから省略)


298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 00:42:01.15 ID:p+GXuht30

玄関ホール

ワイワイガヤガヤ

山羊A「白ヤギさんたらお手紙書いたー!黒ヤギさんたら読まずに食べたー!」

ベルゼ「すごーい!ロックアレンジだー」

山羊B「Aっ!てめぇ、名曲を汚すんじゃねえ」

ベルフェ「次カラオケ私の番だからな!順番守れよ!」

アスモ「ねえ、山羊C〜、私とデュエットしましょうー!」

山羊C「ええ、勘弁してくださいよ。アスモさん、暑苦しいし…」

マモン「ああ、ひどーい!今、アスモのこと暑苦しいって!ムサいオッサン扱いしたー!!」

山羊C「い、いや…そんなつもりじゃなくてですね…分かりましたよ。デュエットしましょう」

山羊D「おーい、バーボン追加ー」

ロノウェ「山羊D飲みすぎですよ…おっと山羊Eさん、パーティが終わったら一緒にどうですか?」

山羊E「やだ、ロノウェさんったらこんなオバサン捕まえて…もう!調子良いんだから〜」

ワイワイガヤガヤ

ベルンカステル「にぎやかね…」

300 名前:>>288 このSSの彼らは七杭じゃないよ[] 投稿日:2009/09/06(日) 00:46:59.83 ID:p+GXuht30

ベアト「おお、これはベルンカステル卿。ようこそおいでなさった」

ベルン「呼ばれたから来ただけよ…あら、それが新しい家具?」

ベアト「うむ」

家具「むぐっ!ふぐうっ!」

ベルン「猿ぐつわのせいでなんて言ってるか分からないわ
    貞操帯まで付けて…とんだマゾね」

ラムダデルタ「この貞操帯はラムダの手作りなのよ!
       絶対の魔女である私が作った貞操帯なら絶対に勃起は出来なくなるの!
       もし、勃起なんかしたら…死んだ方がマシってくらいつらいわ!」

ベルン「あら、ラムダいたの」

302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 00:51:22.10 ID:p+GXuht30

ベアト「今日は妾の復活パーティだ。どうぞ心行くまで楽しんでいってくれ」

ベルン「そうさせてもらうわ」

家具「ふぐぅっ!むぐっ!」

ベアト「どうした、家具よ…くっくくくく」

ベルン「哀れね…
    SEXの存在を知ったというのに…ずっと童貞のままなのね」

家具「ふぐぅ…ぐぐぐ…むぐっ!」

ベルン「男は30歳過ぎても童貞だと魔法が使えるようになるらしいわよ
    そしたら私達の仲間入りね…くすくすくすくすくす」

305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 00:58:28.94 ID:p+GXuht30

薔薇庭園

山羊F「俺達もパーティに参加したいな」

山羊G「仕方無いだろ。主の命令だ」

山羊H「とりあえず、あの親子を犯せば良いんだろ?
    さっさと済ませてパーティに参加しようぜ!」

楼座「真里亞はまだ9歳なのよ!あんたみたいな山羊に渡してたまるかっ!」

真里亞「ママ…!」

楼座「うおおおおおおお!!
   そんなに殴られたいかァァアアアアッ!!
   うをおおおおおおおおおおオオオォオオオォオッ!!!」

山羊F「ぐはぁっ!この女強いぞ…!」

山羊G「でも…なんだこれ…痛いのに…気持ち良い!」

山羊H「さ、最高だ!もっと嬲ってくれぇっ!」

楼座「うおおおおおおお来いよォオオオォ!!
   私とヤりたいヤツから前へ出ろよォオオオオ!!
   うおおおおおおおおおおおおおオオオオオオオッ!!!!!!!!」

ドォォォォォォォォォォォォォォォォォン

うみねこのなく頃に、貞操を守れた者はなし。(ただし戦人を除く)

309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 01:08:59.80 ID:p+GXuht30

Tea Party

楼座「ここは…」

ベアト「ようこそ、妾がそなたをお茶会に招待したのだ」

楼座「あなたは…ベアトリーチェ?」

ベアト「まずは…これを」

楼座「?…ひぃっ!何よこれ!」

ベアト「見て分からぬか?男性器だよ」

楼座「な…なんでそんな物を」

ベアト「これはそなたの兄たちの物だ…
    妾の魔法のおかげで体から切り取っても…この通り生きている」

楼座「…え…これをどうする気で…」

ベアト「決まっておるだろう…」

楼座「いやああああああああああああああ」

311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 01:12:56.38 ID:p+GXuht30

ベアト「どうだぁ?兄弟の性器の味はぁ!?」

楼座「んっ…あぁっ!…んっ!…もう…やめて…!」

ベアト「次は、そなたの姉の性器だ…舐めてみるがいい…くっくくくく」

楼座「んっ…ぬむっ…あ…んっ!」

ベアト「どうだぁ?認める気になったか?くっくくくくくくはははははははは」

楼座「…認めますッ!!
   う、右代宮楼座は、……ベ、ベアトリーチェを、……魔女だと認めます!!
   だから真里亞を返して!!私を解放してぇえええええぇえ!!」

ベアト「ははははは!ついに全員を屈服させた!くっくくくくはははは!」

戦人「駄目だな…全然駄目だぜ」

313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 01:18:10.81 ID:p+GXuht30


楼座「戦人くん…!?」

ベアト「戦人だと…屈服したはずじゃあ…」

戦人「一度はな…だが楼座叔母さんの戦ってる姿を見てたら思いなおしてしまった
   これは俺とお前のゲームだって事すっかり忘れていたぜ」

ベアト「ちっ…せっかく上手くいっておったものを…」

戦人「楼座叔母さん…俺はかならず魔女に打ち勝つ」

楼座「戦人くん…」

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 01:22:10.95 ID:p+GXuht30


ベアト「くっくくくく…面白い!それでこそ屈服させがいがあるという物だ!!
    次のゲームでこそ必ずや屈服させるぞ戦人ぁ!」

戦人「何度でも言ってやるぜ!SEXは存在しない!」

楼座「え?」

戦人「俺はもう二度と屈服しねえ!魔女になんか負けはしない!
   SEXなんて存在しない!そんなの都市伝説だ!」


うみねこのなく頃に エピソード█ "Sex of the golden witch" 完

323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 01:31:30.18 ID:p+GXuht30

あ、なんか誰も気付かなかったみたいなんで最後に言うけど

七枕の兄弟はみんな見た目オッサンです
「七杭」じゃなくて「七枕」ね

つまり、七杭の七姉妹の方は登場してないって事になります

最後に、七杭七姉妹の方のアスモは俺の家具ということで
それじゃまた



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