1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 18:47:21.11 ID:4QAAZLMEO
用事があるとかでハルヒと別れ一人部室に入るといつも長門が座っている席に仮面を被ったドレッドヘアーの筋肉モリモリマッチョマンの変態が座っていた
キョン「…どちらさまですか?」
?「………」
反応なし…か…しかしどう観ても人間じゃないな…
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 18:50:27.04 ID:4QAAZLMEO
キョン「もしも〜し!!」パチンパチン
?「…………」
仮面の目の前で指を鳴らすが反応なしか…
?「そいつには関わらないほうがいい…」
キョン「え?」
そこにはメイド服を着た筋肉モリモリマッチョマンの変態がいた
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 18:54:42.15 ID:4QAAZLMEO
キョン「あ、あんたはいったい…つ〜かその格好…」
?「俺は…ターミネーターだ…」
タ、ターミネ…は?
なんなんだこのオッさんは…
タ「簡単に言うなら未来から来たサイボーグだ」
朝比奈さん…あなたの存在がどれだけ俺を助けてくれていたか分かりました…
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 19:00:06.06 ID:4QAAZLMEO
タ「そしてヤツはプレデター。宇宙から来た狩人だ」
プ「…………」
長門…おまえの席には宇宙から来た狩人が座ってるぞ…
キョン「あの…すいません…ここってSOS団ですよね?」
タ「あぁそうだ…世界をおおいに盛り上げるスリラーな団だ」
あれぇ?
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 19:05:37.09 ID:4QAAZLMEO
キョン「す、スリラー?涼宮ハルヒじゃなくて?」
なんかおかしいぞ?
いや…最初からおかしかったが…
タ「もしかして君はこの世界の人じゃないんじゃないか?」
確かにそうかもしれない…
それに消失の時みたいに改変された世界でもないみたいだし
キョン「そうかもしれません…」
ガチャリ
?「すみません遅れました…」
部室のドアを開け入って来たのはそれなりに可愛いい女の子だった
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 19:10:08.44 ID:4QAAZLMEO
?「あれ?そちらの人は誰ですかボブおじさん?」
ぼ、ボブおじさん!?
だ、誰の事なんだ!?
タ「彼は別の世界からやってきたみたいだ…言うなれば異世界人」
タァァァミネェェェタァァァッ!!!
?「へぇ〜!」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 19:15:54.23 ID:4QAAZLMEO
キョン「こ、こんにちは…あのあなたのお名前は?」
?「あ!私の名前はキャリーです、よろしく…えっと…」
キョン「あ!俺の事はキョンでいいです」
キャ「よろしくねキョンくん!」ニコッ
か、可愛い…
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 19:21:03.35 ID:4QAAZLMEO
キョン「あの少し聞いていいですか?」
キャ「なんでしょうか?」
キョン「あそこで座ってる仮面の人は宇宙人なんですよね?」
キャ「そうです」
キョン「そこでメイド服を着てお茶をいれてるボブおじさんが未来から来たサイボーグなんですよね?」
キャ「はい!」
ボブ「………」ニコッ
そんな笑顔向けられても…
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 19:26:13.74 ID:4QAAZLMEO
キョン「じゃあ…あなたは…超能力者?」
キャ「凄い!当たりですよ」ニコッ
こう考えると配置されている属性は俺のいたSOS団と変わらないみたいだ
キョン「あと少し聞いていいですか?」
キャ「なんですか?」
キョン「団長はどんな人なんですか?」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 19:32:05.59 ID:4QAAZLMEO
キャ「どう答えたらいいんですかねぇ…」
ボブ「黒人だったが白人になった人間だ」
なんじゃそりゃ…
ん?待てよ?
俺のポジションのヤツはどうなってるんだ?
俺がこっちに来てる訳だから…
キョン「キャリーさん…雑用のポジションとかありますか?」
キャ「ありますよ」
ボブ「ゾンビだ…」
は?
キャ「ゾンビです」
それ…まずくないか?
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 19:36:02.17 ID:4QAAZLMEO
元の世界
古泉「いやぁ…これはこれは…」
みくる「ひぇぇ〜」
長門「ユニーク…」
ゾンビ「おあぁ〜」
古泉「あの…どちらさまですか?」
ゾンビ「アアアアアァァァァァァッ!」
古泉「うわああああぁぁぁぁぁぁ!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 19:43:04.61 ID:4QAAZLMEO
古泉「あやうく噛まれる所でした…」
みくる「誰なんですかぁ〜」
長門「別時空体の彼の可能性が99.9%」
古泉「要するに他の世界の彼なんですね?」
長門「………」コクリ
ゾンビ「うーうー」
古泉「これがねぇ…」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 19:46:54.70 ID:4QAAZLMEO
みくる「あのぅ…お茶ですぅ…」コトッ
ゾンビ「うーほー」ゴクゴクッ…ダラダラ
古泉「全部…」
みくる「漏れてましゅ…」
長門「ユニーク…」
ゾンビ「ああぁぁぁ…」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 19:52:59.99 ID:4QAAZLMEO
古泉「こんなんでもあちらの世界では鍵なのでしょうか?」
みくる「けど…少し可愛いでしゅね」ツンツン
長門「はぁ!?」
古泉「まぁ…人それぞれですし…」
みくる「うわぁ!このゾンビさん踊ってましゅ」
ゾンビ「うー♪うー♪」チャカチャカ
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 19:57:48.47 ID:4QAAZLMEO
古泉「まぁ…なんにせよ涼宮さんに観られるのはマズいですね…」
長門「情報操作で彼に見せる事はできる…」
みくる「けどもしゾンビさんが噛付いたらマズいでしゅよね?」
古泉「う〜ん…」
ドーン
ハルヒ「おっまたせー!!」
古泉・長門・みくる「!?」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 20:05:49.71 ID:4QAAZLMEO
ハルヒ「あれ?なんだ私が最後か…みくるちゃんお茶ちょうだい!」
みくる「はぁ〜い…(長門さん…情報操作したんでしゅね)」
古泉「ふふふ…(ギリギリセーフでしたね)」
ゾンビ「ああぁぁぁ…」
ハルヒ「どうしたのよキョン?なんか悩みごと?」
古泉(まっマズいですねこれは…)
長門(やっべ!)
ゾンビ「うー!うー!」
ハルヒ「ちょっと人の話聞いてんの?」ドンッ
ガシャン…バラッ…バラッ…
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 20:11:33.12 ID:4QAAZLMEO
ハルヒ「いやぁぁぁぁぁ!キョンがバラバラになったわぁぁぁぁ!」
古泉「…バイトが入りました」プルルルル…
ハルヒ「いやぁ!キョン!死なないでぇ!」
みくる「ふぇぇ〜(元から死んでますけどね)」
長門「絵図的にけっこうグロ…」
ゾンビ「あ…あ゙あ゙あ゙」カタカタ
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 20:15:54.76 ID:4QAAZLMEO
ちょい休憩
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 20:21:55.80 ID:4QAAZLMEO
別世界
キョン「まぁ古泉達がなんとかしてくれるだろ」
キャ「古泉っていうのはキョンくんの世界の人ですか?」
キョン「はい!キャリーさんと同じで超能力者です…」
キャ「私と…同じ…?」
キョン「え?はい…」
キャ「私と同じ人間がいたら…可哀相ですよ…」
いきなりどうしたんだキャリーさんは…
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 20:27:56.80 ID:4QAAZLMEO
ボブ「落ち着けキャリー」
キャ「すいません…」
なんか訳ありなのか?
キャ「すいませんキョンくん…取り乱しました…」
キョン「いえ…そんなことは…」
ボブ「彼女の超能力は少し訳ありでな」
あまり聞かないほうがいいみたいだな…
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 20:37:13.70 ID:4QAAZLMEO
しかし…少し気になるな…
キョン「あの…何かあったんですか?」
キャ「………私の超能力がね…暴走しちゃって…」
ボブ「死人が出たんだ」
聞かなきゃよかった…
キョン「すいません…」
キャ「いいんですよ…」
ボブ「だが死んでよかった連中だった」
え?死んでよかったって…
いきなり何言ってんだボブおじさん
キャ「そんな事言わないでください…」
キョン「どういう事なんですか?」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 23:33:41.06 ID:muoNW9X9O
キャ「わたし…イジメにあってたの…」
イジメ…ねぇ…
キャ「最初は我慢してたんだけど豚の血をバケツ一杯浴びせられた時にキレちゃって…」
俺なら発狂しますよ
ボブ「俺に団長やゾンビ、、それにプレデターが駆け付けなきゃ死者は増えていただろう…」
キョン「すいませんキャリーさん…あなたの能力はいったいどんな能力なんですか?」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 23:41:36.15 ID:muoNW9X9O
キャリー「ただの念動能力よ…あなたが想像し得る超能力者となんら変わりはないわ」
まぁ古泉が異端な訳だよな
ボブ「俺達が駆け付けた時にはもう阿鼻叫喚の地獄絵図だった…」
あまり想像したくないな…
ボブ「俺がキャリーを押さえつけてプレデターが死体の頭蓋骨をトロフィーとして持ち帰り」
ん?
ボブ「団長とゾンビが後ろで踊ってなきゃどうなってた事か…」
ちゃんと仕事したのボブおじさんだけじゃねぇか
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 23:47:43.54 ID:muoNW9X9O
キャ「いえ…団長には本当に救われました…」
いや…団長踊ってるだけじゃね?
キャ「団長が踊り始めたら死体が起き上がって踊り始めたんです」
キョン「は?」
ボブ「そういう能力の持ち主って事だ…深く考えるな…」
まったく…元の世界のSOS団より非常識だぜ…
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 23:55:57.31 ID:muoNW9X9O
キョン「まぁなんとなくこの世界の事が分かってきましたよ」
今までの事を整理すると
寡黙な仮面エイリアンにメイド服を着たサイボーグに念動能力を供えた美少女に動く腐乱死体が
黒人だか白人だかよく分からないダンサーに集められた
キョン「てな感じですね?」
ボブ「そのとおりだ」
なんて世界だよ。
まったく…
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 00:02:05.94 ID:XCqEkXl8O
キャ「それにしてもキョンくんはどうしてこの世界に来ちゃったのかな?」
う〜ん…確かに…
ボブ「何か心当たりはないのか?」
教室まではハルヒと一緒だったんだよな…
途中で何か…あったかな?
キョン「特にないですね」
ボブ「そうか…まぁゆっくりしていけ」
キャ「そうですよ!キョンくんの世界の話とか聞かせてください!」
まぁ確かに焦るよりはマシだな
特にすることもないし
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 00:09:27.35 ID:XCqEkXl8O
?「そんなヒマはないよキョンくん♪」
いきなり軽快な音楽が鳴り響き部室のドアが勢いよく開いた
キョン「あ、あんたは?」
?「よく聞いてくれたね♪僕の名前はマイケル♪」
キャ「キョンくん、この方が団長です」
ボブ「今まで何してたんだ?」
マイ「ネバーランドでマコーレ・カルキンと軽く一発ね♪」
なんなんだこの人のノリは…
それに時間がないって…
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 00:17:14.68 ID:XCqEkXl8O
マイコ「君は大丈夫なんだけど君の世界が危ないんだ♪」
どういう事ですか?
マイコ「君の世界の神様が僕らの世界のゾンビに驚いちゃってね♪」
ハルヒのヤツが遭遇しちゃった訳か…
にしてもなんであんたが元の世界のほうを把握してるんだ
ボブ「団長だからな」
キャ「団長ですから」ニコッ
プレ「受け取れ…勇者よ…」スッ
いやいや…説明になってねぇし
それに一名なんか関係ない行動してるし
つ〜かなんだこの昔の銃は?
それにこいつ喋れたの?
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 00:24:40.40 ID:XCqEkXl8O
マイコ「そのせいで君の世界の神様が改変を始めちゃったみたいなんだ♪」
まぁショックだろうな…
俺だってハルヒがいきなりゾンビになってたらビビる
マイコ「だから早く帰って夢オチしないと♪」
なんだかんだでこの人の言ってる事は筋が通ってるな…
キョン「けどどうやって帰ればいいんですか?こっちの世界に来た時の事すら何も分かってないのに…」
マイコ「そこは問題ないよ♪」
ボブ「すでに事態を把握してるのか?」
マイコ「Yes♪ポゥッ♪」
うわ…なんかウゼェ…
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 00:33:03.46 ID:XCqEkXl8O
マイコ「君の世界でこの現象を望んだヤツがいるみたいなんだ♪」
いったいだれだそいつは?
マイコ「そいつは僕やゾンビの教室にいるみたいだから会いに行こうかキョンくん♪」
行くしかないだろ…
ボブ「俺も行こう…」
ボブおじさん…
キャ「私も行きますよキョンくん」ニコッ
キャリーさん…
プレ「…………」
喋れよ
マイコ「じゃあみんなで行こうか♪」
キョン「……行きますか」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 00:43:46.97 ID:XCqEkXl8O
マイコ「気をつけてくれよみんな♪彼女は変な力を駆使して色々なヤツを味方につけているみたいだ♪」
キョン「彼女って…誰なんですか?」
マイコ「たぶん会えば分かるんじゃないかな?」
俺の知り合いでそんな事できるヤツって…
?「会えないで終わるけどな」
キョン「誰だ!?」
?「おっと自己紹介がまだだったな!俺の名前はアレックス」
変な山高帽を被りオムツの様な物を着け杖を持っている男が現われた
キャ「…………いや」
アレ「おっと!どうしたんだいキャリー!それじゃまぬけな道化師のリッツォだ」
キャ「いやぁ…」ガチガチ
キョン「どうしたんですかキャリーさん!!」
ボブ「ヤツが…キャリーをイジメてた主犯だ…」
なん…だと…?
※リッツォ(顔)
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 00:53:07.84 ID:XCqEkXl8O
キョン「おまえキャリーさんに何をしたんだ!!」
なぜか俺の顔が熱くなる
どうやら俺は怒ってるみたいだ
アレ「いや…俺はただそこでガチガチ震えてるデボーチカに無理矢理ポルした後に酷くトルチョクしただけさ…」
キャ「ひぃ…」ガクガク
意味が分からない…
だがこいつの口から吐き出されてる言葉は悪意以外の何者でもない
ボブ「おまえはあの時死ぬべきだった…」
プレ「……………」
ボブおじさんは銃を構え
プレデターの肩に乗ってる銃らしき物体から赤い光線が伸びアレックスの頭に∵マークがついている
アレ「おやおやおや!!怒らせちまったかな?」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 00:54:56.99 ID:XCqEkXl8O
すまん書き忘れた
デボーチカ(女の子)
ポル(セックス)
トルチョク(殴る)
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 01:04:50.95 ID:XCqEkXl8O
マイコ「それで君は何しに来たのかなアレックス?」
マイケルさんの言葉に笑みがない…
アレ「怒るなよマイケル!俺はただそこのデボーチカの様子を見に来ただけだ」
だったらとっとと失せろ
アレ「それにドルーグいないのに喧嘩は売らないよ」
ボブ「ならとっとと失せろベイビー」
アレ「言われなくてもロットを閉じて消えるさ」
その男は雨に唄えばを歌いながら消えていった
マイコ「やられたね」
なにがどうしたんですか?
マイコ「キャリーが使えなくなった」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 01:05:49.16 ID:XCqEkXl8O
また忘れた
ドルーグ(仲間)
ロット(口)
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 01:14:52.47 ID:XCqEkXl8O
マイコ「たぶんアレックスも刺客だったんだろう…キャリーに精神的ダメージを与える為に」
キャリー「………」ガチガチガチ
キャリーさん…
ボブ「やってくれるな…」
マイコ「よっぽど彼女は君の世界を改変したいみたいだね♪」
いったい誰なんだよ…
ボブ「キャリーはどうする?」
マイコ「このままここに置いといてもアレックス一味に何されるか分からないから僕の仲間に警護させよう♪」
そういうや否やマイケルさんは踊り始めそれに合わせて無数のゾンビが踊りながら現われた
正直怖い
マイコ「じゃあ君達キャリーは任せたよ♪」
ゾンビ「うーああぁぁぁ!」
会話してるよこの人…
まぁ今更驚かんけど
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 01:17:08.32 ID:XCqEkXl8O
一応今までの元ネタが分からない人の為に
スリラー
ターミネーター
プレデター
キャリー
時計仕掛けのオレンジ
ちなみにさっきからアレックスが喋ってる時に出て来る意味不明な単語はロシア語と英語を合わせたスラングです
分かりにくくてすいません
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 01:24:01.24 ID:XCqEkXl8O
マイコ「じゃあ先を急ごうかキョンくん♪」
キョン「はい!行きましょう!」
ボブ「いや…待て…」
キョン「どうしたんですか?」
ボブ「生徒会長補佐のゼノモーフだ!撃てプレデター!」
プレ「………」バシュッ
ボブおじさんが叫ぶのと同時にプレデターの肩から何かが射出され天井を吹き飛ばした
そして天井から何かが降って来た…
ゼノ「キシャァァァッ!」
なんだこいつは…
※ゼノモーフは映画エイリアンの宇宙生物の名称です
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 01:30:45.59 ID:XCqEkXl8O
ボブ「厄介なヤツまで刺客になっているな…」
マイコ「アレックスでもじゅうぶん厄介だったよ♪」
つ〜かこいつなんなんだよ
ボブ「生徒会長補佐のゼノモーフだ」
それが訳分からんって言ってるんだ
ゼノモーフってなんだ
ボブ「そこにいる宇宙生命体の名称だ」
なるほどね…つーことはこいつは喜緑さんのポジションか…
ゼノ「キィィィィィッ!」シュバッ
プレ「オオォォォォッ!」ガシッ
いつの間にゼノモーフとプレデターは二体で取っ組み合いを始めていた
マイコ「キョンくん!ここは彼に任せて先を急ごう♪」
でも…
ボブ「ここにいたらたぶん巻き添えを食らう…それでも残るか?」
キョン「さよならプレデター」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 01:50:03.84 ID:XCqEkXl8O
後ろから二体の化物の衝突する音がするが無視して走る
キョン「にしてもなんなんだこの世界は!色々おかしいだろ!」
マイコ「この世界は映像の世界なんだよキョンくん♪」
ボブ「たぶんおまえの世界では俺達は映像の中でのキャラクターなんだろう」
だけど俺けっこう映画観てるぞ?
マイコ「元の世界に戻れば思い出すんじゃないかな♪」
俺が忘れてるだけなのか?
ボブ「たぶんこの改変を望んだヤツの仕業だな」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 01:55:45.43 ID:XCqEkXl8O
マイコ「そろそろ着くよキョンくん♪」
?「どこに着くんだ?」
なっ!?また刺客かよ
マイコ「なんだ生徒会長じゃないか♪」
ボブ「そこを通せトラヴィス…」
トラ「You talkin to me?」
なんなをだこのトサカ頭でサングラスをかけたイカれたオッさんは…
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 02:04:02.51 ID:XCqEkXl8O
トラ「俺に言ってるのか?」
オッさんは英文で叫んだ後も更に和訳して叫ぶ
そして袖から銃をスライドさせて手に取り俺に銃を向け
トラ「俺のほうが早かった!お前は今死んだ!」
なんなんだよ…このオッさん…
ボブ「すまないがトラヴィス…お前に構ってるヒマはない」
マイコ「またね生徒会長♪」
さらばだイカれたオッさん
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 02:11:03.54 ID:XCqEkXl8O
そしてトラヴィスに背を向け走り出した瞬間
グサッ
ボブ「ぐぅ…貴様…」
マイコ「参ったね…まさか擬態とは…」
後ろを振り向くとそこにはトラヴィスの姿はなく警察官の服を着たヤセ型のオッさんが
手を刀にトランスフォームしてボブおじさんの腹を串刺しにしていた
ボブ「T-1000…貴様が本当の刺客か…」
T「…………」
マイコ「まずいな…」
マイケルさんが顔を引きつらせている…
そうとうやばい相手なんだろう
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 02:15:18.07 ID:XCqEkXl8O
ボブ「先に行け…」
マイコ「…分かった」
え?
ボブおじさん一人で勝てんのかよこれ…
ボブ「いいから行け!!」
マイコ「行くぞキョンくん」ダッ
マイケルさんに腕を引っ張られ走り出す
キョン「ボブおじさぁぁぁぁん!!」
ボブ「それでいい…」
T「キョンを呼べ」
ボブ「黙れゴミ野郎」
T「キョンを呼べと言っている」
ボブ「とっとと失せろベイビー」ズキューン
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 02:33:40.00 ID:XCqEkXl8O
マイコ「やっと着いたね♪」
キョン「そうですね…みんなのおかげです…」
本当にそう思う…
マイコ「じゃあ入ろうか♪」
キョン「はい!」
満を持して教室に入るとそこには…
朝倉「やっぱり来たわねキョンくん」
朝倉がいた
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 02:38:48.69 ID:XCqEkXl8O
キョン「どうしてお前が…」
朝倉「どうして長門さんに情報連結を解除された私がいるか?」
あぁ…そのとおりだ…
朝倉「こっちの世界の私のポジションにいる私に助けてもらったのよ」
長門がプレデターで喜緑さんがゼノモーフ
朝倉はいったい…
朝倉「物体Xよ」
物体X?
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 02:42:12.92 ID:XCqEkXl8O
マイコ「物体Xか…なるほどね♪」
一人で納得しないでくださいよマイケルさん…
マイコ「すまないね♪物体Xは他者に擬態できる宇宙生命体だよキョンくん♪」
擬態…また訳が分からなくなってきたな…
朝倉「そう…だから今の私は朝倉であって朝倉じゃないの…私の身体は物体Xで構成されてるから」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 02:46:57.40 ID:XCqEkXl8O
だがそんな事はどうでもいい…
キョン「なんでこんな事したんだ朝倉!!」
朝倉「だって悔しいじゃない…やられっぱなしなんて」
マイコ「私怨で世界を巻き込むなんてポゥ♪」
マイケルさんの言うとおりだ…
キョン「元の世界に戻してもらうぞ朝倉…」
朝倉「私に勝てたらね」ニコッ
ん?ちょっと待て…これ部が悪くねぇか?
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 02:54:44.09 ID:XCqEkXl8O
キョン「いや…朝倉…そんなバトルとかしないで平和的に…」
朝倉「うんそれ無理」ギチギチ
朝倉の手から伸びた奇怪な触手が俺達に向かってくる
これが物体Xなのか…つ〜かやばいぞこれ
マイコ「キョンくん伏せててね♪」
え?
マイコ「ネバーランド(閉鎖空間)」
な、何が起こってるんだ?
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 02:59:26.04 ID:XCqEkXl8O
マイケルさんが叫ぶのと同時に教室の景色が遊園地に変わった
マイコ「ここは僕だけのネバーランド♪僕が思い通りにできる世界♪特に年端もいかない少年とかね♪」
なんという犯罪者発言
朝倉「くっ…こんな空間壊してあげるわ」
マイコ「無駄だ!かかれマコーレ・カルキン!!」
マイケルさんの怒号と共にネバーランドから無数のマコーレ・カルキンが出て来て朝倉に突進していった
正直おしっこチビりそうだ
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 03:05:11.89 ID:XCqEkXl8O
マコ1「ホームアロン2の出演料のせいで両親が離婚しました」
マコ2「売れなくなってから吸引するコカインおいしいです」
マコ3「最後の主演作はパーティーモンスターです!売れませんでした」
朝倉「な、なによこれぇ…いやぁぁぁぁぁ!」
恐ろしい光景だ…
朝倉がマコーレ・カルキンを無双してるがそれ以上にマコーレ・カルキンの増殖が早い
マイコ「さすがはカルキン♪」
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 03:10:18.75 ID:XCqEkXl8O
マイコ「後は頼んだよボブ♪」
え?
ボブ「悪い遅れたな…」
キョン「ボブおじさん!!」
ボブ「再会の握手は後回しだ…」
そう言うとボブおじさんは肩にかけているミニガンを朝倉に向け発射し始めた
ズガガガガガガガガ…
もちろんマコーレ・カルキンも巻き添えを食らっている
朝倉「ああぁぁぁぁぁぁぁ!」ギチギチ
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 03:15:53.49 ID:XCqEkXl8O
朝倉「なぁぁぁぁめぇぇぇぇぇるぅぅぅぅぅなぁぁぁぁぁぁぁ!」
朝倉は細切れになりながらも生きている
正直ホラーです
マイコ「やっぱり物体Xの能力で銃器は効かないみたいだね♪」
じゃあどうすれば…
キャ「私に御任せを」ニコッ
キョン「キャリーさん!!もう大丈夫なんですか?」
キャ「えぇ…それにキョンくんがピンチなのに私だけ何もしないのも…ね?」ニコッ
なんて優しい人だ…
アレックス死ね
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 03:20:53.22 ID:XCqEkXl8O
マイコ「じゃあキャリー頼んだよ?」
キャ「はい!パイロキネシス!!」ゴオッ
なんとキャリーさんの手元から火が!
キャ「やぁっ!」ゴオオッ
朝倉「あぎぃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」シュボボボ
朝倉が燃えている…
マイコ「カルキンも燃えてる…」
それはあんたのせいだ…
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 03:26:50.01 ID:XCqEkXl8O
朝倉「……」プスプス
どうやら朝倉は燃えカスになっちまったみたいだ
マイコ「油断しちゃダメだよキョンくん♪彼女はまだ生きてる♪」
こんな状態で?
マイコ「たぶん物体Xの能力と君の世界の宇宙人の能力の相乗効果だろうね♪」
けどこれ以上どうしろと
マイコ「プレデター!あれで処理しちゃって♪」
プレ「…………」
いきなり出てきやがった
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 03:30:28.65 ID:XCqEkXl8O
プレデターは腕に装着されてる機械から青色の液体が入った試験管みたいのを取り出し
それを朝倉の燃えカスにかけた
キョン「なんなんですかこの液体?」
マイコ「よく分からないけど何でも溶かしちゃう液体みたい♪」
確かにマイケルさんが言う様に朝倉の燃えカスは既に全て溶けていた
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 03:37:44.95 ID:XCqEkXl8O
マイコ「おっとどうやらお帰りの時間みたいだよキョンくん♪」
体が透けてる…
どうやら本当に帰れるみたいだ…
キョン「それじゃあ…お世話になりました…マイケルさん、キャリーさん、ボブおじさん、プレデター」
本当に感謝の気持ちでいっぱいだ
マイコ「あっちの世界に帰っても僕らを忘れないでくれよ?」
忘れませんよマイケルさん
キャリー「また来てくださいね」ニコッ
是非機会があったら
ボブ「I'll be back」
あんたが来てどうするんですかボブおじさん
プレ「受け取れ…勇者よ…」スッ
この銃渡されたの2個目だぞプレデター
キョン「それじゃあ…さようなら…」スゥ
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 03:42:18.23 ID:XCqEkXl8O
ハルヒ「う〜んう〜ん」
キョン「おい起きろハルヒ」トントン
ハルヒ「!?っえ!キョン!?」
キョン「部室の真ん中で寝るなよ」
ハルヒ「えっ!?けどあんた体がバラバラに…」
キョン「はぁ?」
ハルヒ「…なんでもないわ」
キョン「そっか…じゃあ帰るぞ」
ハルヒ「そうね!もう暗いし帰りましょう!」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 03:49:01.50 ID:XCqEkXl8O
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―――
古泉「どうやら帰ってこれたみたいですね?」
キョン「そのようだな」
古泉「今回はなんの手助けも出来なくてすいませんでした」
キョン「気にするな…なぁ古泉」
古泉「なんでしょうか?」
キョン「DVD買いに行かないか?」
古泉「おや何か欲しい物でも?」
キョン「あぁ…たくさんな!」
お終い
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 03:52:36.58 ID:XCqEkXl8O
\(´-ω-`)/オワタァ
また今回もgdgdだったなぁ…
ちゃんと書き溜めせんといかんなぁ…
ちなみに今回使った映画ネタは
スリラー(PV映画として一応)
ターミネーター2
プレデター
キャリー
エイリアン
時計仕掛けのオレンジ
タクシードライバー
遊星からの物体X
エイリアンvsプレデター2
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 03:57:33.70 ID:XCqEkXl8O
みんな乙ありがとう
じゃあ寝るよ
みんなもおやすみ