2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 20:17:25.38 ID:qIswmR08O
ある晴れた日のこと
ハルヒは純白のドレスを着、バージンロード を歩いてる
思えば長いようで短い学生時代だった
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 20:21:29.58 ID:qIswmR08O
時は遡り高校3年の冬
俺はまたしても無難な大学に進学することに決めた
キョン「なぁハルヒ、SOS団はどうするんだ?」
ハルヒ「決まってるじゃない、後輩に受け継がせるのよ!」
キョン「また拉致るのか?」
ハルヒ「私がいつそんなことしたのよ!」
まぁ いつものことか・・・
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 20:27:21.13 ID:qIswmR08O
キョン「話変わるが、お前進路どうするんだ?」
ハルヒ「〇×大学に行くことに決めたわ あんたは?」
キョン「残念ながら俺も同じ大学だ」
ハルヒ「ホントに!? じゃあ『SOS団INキャンパス』よ!」
やっぱ馬鹿ですこいつ
そして時は動き出す
俺たちSOS団はなんとか全員卒業式を迎えた
ちなみに朝比奈さんはと言うと〇×大学の近くのカフェでウェイトレスをしているらしい
毎日通うと心に決めた
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 20:31:56.46 ID:qIswmR08O
当たり前と言っちゃ当たり前だが長門と古泉も同じ学校だ
こうして俺のキャンパスライフが始まった訳だが・・・なんだかなぁ
あぁあと
谷口はミュージシャンになるとかで
ギター片手に東京へ行ったらしい
俺とハルヒがほぼ同じ授業を取っていることに疑問はもうない
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 20:38:12.71 ID:qIswmR08O
入学3週間後
大学版SOS団が設立
瞬く間に涼宮ハルヒの名は校内に広まった
もう慣れたさ・・・
活動内容は・・・言わなくてもわかるよな
グダグダと1週間が過ぎたある日
ハルヒ「おまちかね新入部員よ!」
誰も待ってなんか・・・
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 20:41:00.85 ID:qIswmR08O
キョン「さ、佐々木・・・?」
佐々木「やぁキョン、久しぶりだね」
キョン「お前もこの大学だったのか、知らなかった」
クックック
佐々木「君が全く連絡をよこさなかったからね」
この笑い方
懐かしい笑い方だ
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 20:46:47.29 ID:qIswmR08O
日曜日
不思議探索らしい
高校気分が抜けないなぁ
とりあえず朝比奈さんの働くカフェに集合
俺の奢りは暗黙のルールらしい
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 21:00:23.06 ID:qIswmR08O
お馴染みくじ引きだ
俺、ハルヒ
古泉、長門、佐々木
だ
ハルヒパワーか
そういえばハルヒ一緒になったことなかったな・・・
古泉「ではまた」
ハルヒ「4時に落ち合いましょ」
なんだかハルヒの機嫌がいい様に見えた
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 21:03:50.80 ID:qIswmR08O
向こうチームが見えなくなった途端
ハルヒ「キョン!ちょっとは、話があるんだけど」
キョン「なんだ?早速不思議発見か?」
ハルヒ「違う、もっと大事な・・・ここじゃ何だからあのベンチに行きましょ」
ベンチか朝比奈さんの話を聞いた場所だ
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 21:08:29.82 ID:qIswmR08O
キョン「で、話ってのは?」
どうせ新企画とかなんかだろな
ハルヒ「その、えと」
なんか変だな
ハルヒ「わ、私とつ、付き合・・・付き合いなさいっ!」
・・・予想外だ
って訳でもない
佐々木からも聞いていたからな
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 21:12:37.76 ID:qIswmR08O
この前日の夜
佐々木から電話が来た
佐々木「僕が思うに君は鈍感だ」
キョン「いきなりなんの話だ?」
佐々木「涼宮さんのことだよ!やっぱり鈍感だねキョン」
佐々木の口調からして少し怒っている
キョン「ハルヒがなんだって?」
佐々木「涼宮さんは君のことが好きなんだよ!」
キョン「・・・いやいや冗談だろ、それはない」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 21:15:16.73 ID:qIswmR08O
佐々木「とにかく、明日の不思議探索で君は告白されるからちゃんと返事するんだ、いいね!」ガチャッ
あいつ、ハルヒに影響されてきたのか・・・
ハルヒがな・・・
そして
今に至る
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 21:20:12.30 ID:qIswmR08O
・・・
沈黙の嵐
キョン「それはマジなのか?」
ハルヒ「ま、マジ・・・」
ハルヒの顔が赤面している
キョン「じゃあ、付き合うか」
ハルヒ「ほ、ホントに!?」
キョン「ああホントに」
おもむろに立ち上がるハルヒ
ハルヒ「つ、付き合ってるからと言って特別扱いはしないからわよ!」
キョン「へいへい」
団長様の命令は絶対だからな
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 21:26:39.41 ID:qIswmR08O
無事不思議探索を終了し
また月曜が回ってきた
コンコン
ハルヒ「どうぞー」
キョン「なんだお前だけか」
ハルヒ「私で悪かったわね」
不機嫌そうな顔
昨日の帰り道でキスしたのが原因かな
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 21:35:56.33 ID:qIswmR08O
俺たちのキャンパスライフも淡々と過ぎていった
佐々木にも彼氏が出来たらしい
長門は相変わらず本をよんでいる
古泉は・・・しらん
もうそろそろ卒業か
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 21:40:21.14 ID:qIswmR08O
キョン「なぁハルヒ」
パソコンをいじりながら怠そうに返事をするハルヒ
カチカチ
ハルヒ「なにー?」
キョン「俺たち結婚とかさ・・・」
ガタッ
ハルヒ「!!!」
(こういう話は二人のときしかしません)
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 21:45:52.79 ID:qIswmR08O
24歳春
只今僕は教会にいます
ハルヒが時代のドレスを着バージンロードを渡りこっちへ向かって来る
とても綺麗だ
キョン「綺麗だな、特にポニーテールが」
ハルヒ「アホキョン」
END
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/25(火) 21:47:12.55 ID:qIswmR08O
いろいろおかしいとこがあると思いますが気にすんな
くようたちはよくわかんないんで