1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/22(土) 23:05:10.86 ID:QpMvcGjEO
キョン「長門!」
長門「なに?」
何故俺は長門に話し掛けてるんだ?
とりあえずなにか言わねば
キョン「しゅ、宿題は終わったか?」
長門「終わった」
キョン「そ、そうか 俺 実はまだ何もやってないんだ 」
長門「・・・じゃあ ボクのうちに来て」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/22(土) 23:07:31.75 ID:QpMvcGjEO
・・・あれ
長門って一人称『ボク』だったっけ?
キョン「わかった じゃあ明日お邪魔するよ」
長門「・・・今、来て」
誰かエロ展開に進めてくれ
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 23:18:49.13 ID:QpMvcGjEO
キョン「わ、わかったじゃあ行くか」
長門「うん・・・」コク
なんだ!?
この長門はいつか見た『あの時』の長門に似ている
なにかがおかしい
またハルヒが消えちまうのか!?
そんなことを考えているうちに長門の部屋の前についた
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/22(土) 23:57:59.23 ID:QpMvcGjEO
長門「あがって」
キョン「おう お邪魔します」
!!
なんだあれは!?
・・・ぬいぐるみ?
しかも熊!?
やっぱりおかしい
キョン「な、長門 このぬいぐるみは・・・?」
長門「・・・」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 00:04:29.32 ID:xw6DTpTjO
すこしの沈黙
長門「・・・つくってみた」
キョン「そ、そうだよな 読者ばかりだと飽きるもんな」
長門「・・・」
心なしか長門がすこし照れているような気がした
くそ
可愛いぞこいつ
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 00:09:07.25 ID:xw6DTpTjO
長門「そんなことより宿題を」
キョン「そ、そうだったな すこし手伝ってもらってもいいか?」
長門「かまわない」
2時間程たった頃だろう
長門の助けもあり宿題は全て終わった
キョン「長門、ありがとう いつも助けてもらってばかりで悪いな」
長門「・・・」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 00:25:19.02 ID:xw6DTpTjO
長門「・・・貴方にお願いがある」
キョン「ん?長門が頼み事なんて珍しいな 俺に出来る事ならなんなりと」
長門「今日は・・・ここに泊まって」
やっぱりおかしいぞぉ!
キョン「長門、なにかあったのか・・・?」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 00:30:09.90 ID:xw6DTpTjO
長門「何も・・・ダメ?」
首を傾げるな!
まさか長門にときめいてしまうとはな・・・
キョン「ダメではないが・・・わかった親に連絡してくる」
長門「わかった」
今長門が少し笑った様な気がしたが多分親俺の見間違いだ
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 00:36:31.30 ID:xw6DTpTjO
親への連絡を終えると長門がキッチンに入っていった
今は夜の7時半頃か
まさに夕飯時だな
キョン「夕飯作ってくれるのか?」
長門「何か食べたい物は?」
キョン「そうだな 今はカレーが食べたい気分だ」
長門「了解した」
そういうと長門は冷蔵庫から材料を取り出し調理を始めた
結婚生活ってこんな感じなのだろうか・・・
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 00:42:40.36 ID:xw6DTpTjO
40分後
俺の空腹のピークを伝えるが如く腹からオッサンのイビキの様な音がした
長門「出来た」
・・・凄い
なにが凄いってこの量・・・こいつの胃袋はどうなってるんだ
キョン「す、凄いな 美味そうだ」
長門「ありがとう 食べて」
キョン「あぁ いただきます」
長門「いただきます」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 00:48:43.77 ID:xw6DTpTjO
キョン「長門、ちょっと聞いてもいいか?」
長門「なに?」
キョン「今日の夕方に自分のことを『ボク』と言ってなかったか?」
長門「言った それがなにか?」
キョン「なにか?って・・・」
長門「ボクはボク」
キョン「そうか、変なこと聞いて悪かったな」
長門「かまわない」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 00:54:43.87 ID:xw6DTpTjO
夕方を食べ終え
長門は読者
俺はつまらないテレビを眺めていた
長門「・・・お風呂入る? 」
キョン「んあぁ 入ろうかな」
長門「今から沸かす」
キョン「ありがとな長門」
長門「どう致しまして」
何から何まで至れり尽くせりだな
寝るときはどうするのだろう・・・
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 01:30:31.98 ID:xw6DTpTjO
10分後
長門「お風呂の準備が出来た」
キョン「じゃあまず俺がはいろうかな」
長門「いっ・・・わかった」
キョン「ん?今何か言おうとしなかったか?」
長門「なんでもない だから早く」
キョン「そうか?じゃあまた」
長門「また」コク
風呂場はなかなか綺麗だった
長門かぁ
なかなか人間らしくなってきた物だ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 01:37:15.05 ID:xw6DTpTjO
風呂から上がり長門と交代した
時間は9時を回っている
ガチャ
長門「あがった」
キョン「おぅん!?」
驚きの余り変な声がでた
長門さーん
下着姿で出て来るなよ!
直視してはいけない気がした
キョン「な、長門!とりあえず服を着てくれ!」
長門「何故?」
キョン「何故って・・・水色か 俺は男だからだ!」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 01:48:46.84 ID:xw6DTpTjO
とりあえずタンスに入っていた可愛らしいピンク色したチェック柄のパジャマを着せた
長門「これなら大丈夫?」
キョン「あぁ多分大丈夫だ」
長門「よかった」
なんだろうこの気持ちは
『萌え』ってやつか?
長門「そろそろ眠くなってきた」
キョン「そうか ところで長門、俺はどこで寝ればいいんだ?」
長門「ここ」
そう言って長門はふすまを開き二つ並んでる布団の左側を指差した
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 01:53:42.30 ID:xw6DTpTjO
今更驚きはしない
このおかしな長門なら言うと思ってたから
キョン「つまり一緒に寝ると言うことだな?」
長門「そういうことになる」
キョン「わかった じゃあ寝るか」
長門「うん」
俺たちはそれぞれの布団に入った
長門との距離は50cmくらいだろうか
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 01:59:03.21 ID:xw6DTpTjO
長門の寝顔を見てみたいなぁと思いつつ俺は夢の中に
なんだ?
ちょっと寒い
目を覚ました俺は長門の布団を見た
長門がいない
どこいった?
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 02:10:48.70 ID:xw6DTpTjO
寒いと思ったらふすまが開いている
向こうがやけに明るいな
重い体を起こし行ってみるとそこには二人の長門が
やっぱり『あの時』と似ている
キョン「長門、どういう事だ?原因はなんだ?ハルヒか?お前か?」
長門1「恐らく原因は貴方」
・・・俺?
長門1「こっちの私は貴方が作った偽物」
キョン「俺が作った!?スマン全く理解出来ない」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 02:17:58.46 ID:xw6DTpTjO
長門1「貴方は涼宮ハルヒと行動を共にする事が多過ぎるせいで彼女の力が貴方に少し移った」
キョン「じゃあ俺が望んだことが全て実現しちまうのか?」
長門1「全てではない、あくまでも力は少しだけ貴方が私の偽物を作り、貴方が望む行動を取らせた時点で力は尽きている」
そういうと長門1は長門2に手を向け例の暗号を唱えた
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 02:22:22.39 ID:xw6DTpTjO
長門2は朝倉の時と同じ様に消えていく
人が消えるのはいつ見ても悲しくなる
キョン「終わりか?」
長門「そう」
キョン「なかなかいい夢見させてもらったよ ありがとう」
長門「・・・」
終わり
エロは書けませんでしたスマン
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/23(日) 02:30:23.75 ID:xw6DTpTjO
初めてなんでグダってスマン
乙とか嬉しいわwww
あと長門は僕のものです