ハルヒ「キョン!肉便器になるわよ!」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 21:57:18.67 ID:HB/dKL4AO

キョン「( ゚Д゚ )」

古泉「( ゚Д゚ )」

みくる「( ゚Д゚ )」

キョン「あー…ハルヒ、よく聞こえなかったから…その…もう一回言ってくれ」

ハルヒ「だ・か・ら!肉便器になるって言ってんのよ!」

キョン「…………………古泉」

古泉「し、少々お待ちを…き、き、機関に電話をしますから」ピッピッ

みくる「ふえぇ〜」ガクガクブルブル

長門「…」ペラッ

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 22:03:53.98 ID:HB/dKL4AO

キョン「なあハルヒ…いきなりどうしたんだ?」

ハルヒ「…キョン、SOS団とは何か、わかってるわよね?」

キョン「あ〜…世界の不思議を探すってアレだよな」

ハルヒ「世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団…そう、世界を盛り上げるにはどうすればいいのか考えたの」

ハルヒ「その答えが肉便器よ!」

キョン「いや意味わかんねーよ!」


古泉「あ、あれぇ〜?おかしいなぁ、誰も電話にでんわ〜?」ダラダラ

みくる「ひいぃ〜」ガクガクブルブル

長門「ユニーク(笑)」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 22:10:28.34 ID:HB/dKL4AO

ハルヒ「まあまずは実践ね!キョン!」

キョン「な、何だ」

ハルヒ「ここでオシッコしなさい」

キョン「えぇ!?何言ってんのこの人!?」

ハルヒ「ホラ早くチャック降ろしなさい!」グイグイ

キョン「おい、何するんだ離せ!大体用を足すんならトイレに行くだろ普通!」

ハルヒ「便器なら目の前にいるでしょ!」

キョン「お前は便器じゃない!」


古泉「なんだよ…誰か出ろよ…電話鳴ってるだろ!!」ダラダラ

みくる「」ブクブク

長門「スイーツ(笑)」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 22:17:58.76 ID:HB/dKL4AO

キョン「そ、そうだ!さっきトイレ行ってきたんだ!だからもう出ないんだ!」

ハルヒ「何ですってぇ!?何やってんのよバカキョン!!」

キョン「し、仕方ないだろ生理現象なんだから」

ハルヒ「む…確かにそうね…」

キョン(ホッ…)

ハルヒ「じゃあ代わりに」ゴロン

キョン「おい、何寝転んで」

ハルヒ「キョン、踏みなさい」

キョン「だから何言ってんのお前!?」


古泉「ふ…ふふ…なるほど…人は所詮一人…か…」

みくる「」チーン

長門「それでも、守りたい世界があるんだ(笑)」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 22:24:50.74 ID:HB/dKL4AO

ハルヒ「いいから踏みなさいよ!汚物を見るような目をしながら!!」ハァハァ

キョン「おかしいよ!?お前なんかおかしいよー!?」オロオロ

ハルヒ「ええいオロオロと男らしくないわね!さっさと踏めって言ってんのよこの豚野郎!!」

キョン「SだかMだかわかんねーよ!!」ガビーン


古泉「あはは…こんな世界無くなっちゃえばいいんだ…」ブツブツ

みくる「」チーン

長門「…」パタン

ハルヒ「ああ!?アンタが踏まなかったせいで団活終わっちゃったじゃない!!」

キョン「ナイスガッツ長門!!」

14 名前:書き溜めしてないから[時をかける少女でも見てるといい] 投稿日:2009/08/11(火) 22:33:04.85 ID:HB/dKL4AO

ハルヒ「仕方ないわね…今日はこれで解散!キョン!明日はちゃんと踏みなさいよ!」スタスタ


キョン「一体何があったんだ…」

古泉「いやホントに…何なんでしょうか…」

長門「それについては私から説明する」

キョン「長門!?知ってるのか!」

長門「ある晴れた日の事、涼宮ハルヒは不思議情報を求めてインターネットを使用していた」

キョン「ネットか…」

長門「しかし情報検索を繰り返している内にアダルトサイトへ行き着いてしまった」

古泉「まあ…よくある事ですね」


みくる「」チーン

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 22:41:54.35 ID:HB/dKL4AO

長門「必要な情報はそこには無いと判断した涼宮ハルヒはすぐにブラウザを閉じようとして…あるジャンルに興味を示した」

古泉「ま、まさか…そのジャンルとは…」

長門「そう、『SM』と『スカトロ』」

キョン「SMはまだしもスカトロに興味を示すとか…」

長門「涼宮ハルヒは動画を繰り返し視聴するうちに虐げられながらも絶頂する女性に自身を重ね…」

キョン「それだけ聞くとエロいな…」

長門「そしてその精神はスカトロに染まった」

古泉「なんでそこでスカトロに…orz」


みくる「」チーン

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 22:49:40.51 ID:HB/dKL4AO

古泉「となるとこの状態を乗り越えるには…涼宮さんを満足させるしか無い…と」

長門「もしくはスカトロへの興味を失わせる事」

キョン「いずれにしろ大変だな…」

長門「…今日はこれで帰宅するべき。あなた達は心身共に疲労している」

キョン「だな…色々と疲れた」

古泉「全ては明日から、ですね」





みくる「」チーン

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 22:58:15.96 ID:HB/dKL4AO

翌日


キョン「ウィース」

古泉「おはようございます」

キョン「おうおはよ…ってクサッ!?」

古泉「え!?ま、まだ臭いますか!?消臭スプレーを…」シュッシュッ

キョン「な、何なんだその臭いは」

古泉「…昨日機関へ連絡がつかなかった件ですが」

キョン「お、おう」

古泉「実はあの時大規模な閉鎖空間が発生していまして」

キョン「お、おい!大事じゃないか!」

古泉「僕も解散後すぐに向かいました…まさかあんな地獄が待ち受けていようとは…」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:05:13.52 ID:HB/dKL4AO

キョン「地獄…?」

古泉「涼宮さんのスカトロへの興味は閉鎖空間にも多大な影響を与えていました」

キョン「…まさか」

古泉「ええ、神人がスカトロプレイをしていました」

キョン「これはひどい」

古泉「攻め神人が光り輝くうんこを出し、受け神人がそれを受け止める…」

キョン「光り輝くうんこって」

古泉「そして攻撃をしかける我々に光るうんこを投げ付ける神人達…」

キョン「なにそれこわい」

古泉「なんとか撃退は出来ましたが…ご覧のありさまですよ」

キョン「まさにくそみそな結果だな」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:13:12.48 ID:HB/dKL4AO

キョン「これは思ってた以上に深刻だな」

古泉「ええ…早く何とかしなくては」


その頃男子トイレでは

谷口「TOTOTOトイレット〜」

谷口「う〜…腹痛ぇ」ピーゴロゴロ

谷口「今朝食ったタマゴ腐ってたんじゃねぇか?」

谷口「っと、それよりトイレトイレ」

谷口「学校うんこは恥ずかしいが漏らすわけにはいかないからな」

谷口「う〜、マンモスげりピ〜!」ガチャ



ハルヒ「……」

谷口「……」

谷口「……」バタン

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:20:05.33 ID:HB/dKL4AO

谷口「…あ〜…今涼宮がいたような…」

谷口「…き、気のせいだよな!ここ男子トイレだし」

谷口「何かの間違いだ、うん…」ガチャ

ハルヒ「……」

谷口「……」

谷口「……あの」

ハルヒ「何よ」

谷口「何…してるんスか?」

ハルヒ「便器よ!」

谷口「はあ…その…頑張って下さい」バタン

谷口「……何アレ」ギュルルル

谷口「はおっ!?もう限界だ!!他も使用中だし女子トイレに行くしか!!」ダダダッ




キャーヘンターイ!!

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:26:31.98 ID:HB/dKL4AO

放課後


ハルヒ「ああムカつく!!」

キョン「どうしたんだよ」

ハルヒ「どうしたもこうしたもないわよ!誰もあたしを便器として使わないじゃない!!」

キョン「だからお前は便器じゃないだろ…」

ハルヒ「せっかく男子トイレ壊してまわったのに台無しよ!!」

キョン「谷口が女子からゴミのような扱いされてたのはお前の仕業か」

ハルヒ「あたし以外の便器なんて許せないでしょ!?」

キョン「もうやだこの女」

ハルヒ「気分悪いわ!もう帰る!!」スタスタ



古泉「また閉鎖空間が…今日も臭いんだろうな」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:32:59.67 ID:HB/dKL4AO

キョン「ハルヒも帰ったし長門達もいないし…こっちに行ってみようか」ピラ

『放課後誰もいなくなったら教室へ来て』

キョン「一体誰が待ってるのやら…」ガラガラ

朝倉「あら、思ったより早かったわね」

キョン「…朝倉?」

朝倉「まあ立ち話もなんだし、座ったら?」

キョン「お、おう…で、用事は何だ?」

朝倉「うん、あのね」



朝倉「あなたを肉便器にしたいの」

キョン「なんですと」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:40:45.91 ID:HB/dKL4AO

朝倉「昔から言うじゃない?やらずに後悔するよりやってから後悔した方がいいって」

キョン「…朝倉?」

朝倉「現状のままだとジリ貧になっちゃうのよ」

キョン「朝倉さん?」

朝倉「そこで、あなたを肉便器にして涼宮ハルヒの出方を見るの。名案でしょ?」

キョン「何言ってんのこの人」

朝倉「まあとにかくそこに横になって♪」ゲシッ

キョン「おうぶっ!?」ステーン

朝倉「助けは期待しない方がいいわよ?この空間は既に私の情報制御下にあるから」スルスル

キョン「何故脱ぐ!?」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:47:36.45 ID:HB/dKL4AO

朝倉「あら、脱がなきゃ用は足せないでしょ」ヨッコイショ

キョン「だからって全裸になるやつがあるか!つーか跨がるな!!」

朝倉「私はトイレでは全部脱ぐ派なの」クパァ

キョン「よせやめろ朝倉!今なら間に合う!つーか拡げるな!!」

朝倉「うん、それ無理♪だってもう決壊寸前だもん♪」ハァハァ

キョン「いいからどけ!俺にそんな趣味は無い!!」

朝倉「ああ、出ちゃう!出ちゃうわ!涼子のオシッコ受け止めてぇ!!」ハァハァ

キョン「やめろー!!」


バガーン!!


キョン・朝倉「!?」

長門「…」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 23:54:30.86 ID:HB/dKL4AO

長門「尿意を我慢した状態では完璧な情報制御は不可能。だから私に侵入される」

朝倉「クッ、長門さん!」

キョン「長門!いいところに来た!早く助けてくれ!!」

長門「…」

長門「この空間であなたを救出するには」スルスル

キョン「おい何故脱ぐ」

長門「朝倉涼子と同等の条件を得る必要がある」ヨッコイショ

キョン「何故跨がる」

長門「許可を」クパァ

キョン「さらにピンチに!?」ガビーン

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:02:41.09 ID:ct1Gt8LIO

朝倉「長門さん邪魔しないで!キョン君を肉便器にするのは私よ!」クパァ

長門「そうはさせない」クパァ

キョン「だからやめろ!つーか決壊寸前とか言いながらさっきから余裕こいてるじゃねーか!!」

長門・朝倉「…」プイ

キョン「プイ、じゃなーい!お前らちょっとそこに座れ!!」

長門「…」ムー

朝倉「…」ムー

キョン「何考えてるんだお前ら!お前らの親御さんは人を便器にするように育てたのか!?」

朝倉「…情報統合思念体がそんな事する訳無いじゃない」

キョン「じゃあ何でこんな事するんだよ!?」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:10:10.23 ID:ct1Gt8LIO

朝倉「…私達の役目は涼宮ハルヒの起こす情報爆発から進化の可能性を観測する事」

キョン「おう」

朝倉「だから手っ取り早い手段としてあなたを肉便器にしようとしたのよ」

キョン「だから何でそういう考えに行き着くんだよ!」

朝倉「もう!そんなに怒らなくたっていいでしょ!私だって仕事じゃなきゃこんな事しないわよ!」

キョン「だから別の手段が…」

朝倉「プライベートならキョン君に肉便器にして欲しいんだから!!」ババーン

キョン「やっぱり変態じゃねーか!!」ガビーン

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:17:33.13 ID:ct1Gt8LIO

朝倉「失礼ね!肉便器にするのとされるのじゃ大違いよ!!」

朝倉「キョン君を肉便器にするのは仕事だから仕方なくするの!」

朝倉「でもキョン君に肉便器にされるのなんてそんなのご褒美じゃない!!」

キョン「どっちにしてもドン引きだよ!!」

朝倉「えー」

キョン「えー、じゃありません!!」

キョン「…で、長門は何であんな事した?」

長門「趣味」

キョン「よし説教だ」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:25:56.63 ID:ct1Gt8LIO

なんやかんやあって夜


ハルヒ「キョン!キョン起きなさい!!」

キョン「ん…ハルヒ…?どうしてここに…ってクセェ!?」

ハルヒ「気がついたらここにいたのよ…凄いわ。こんな不思議な事があるなんて(臭いけど)」

キョン(そうか…閉鎖空間か…若干茶色いけど)

ハルヒ「あたしちょっと探検してくる!!」ダッ

キョン「お、おいハルヒ!…行っちまった…」

キョン「やれやれ、どうしたものか…ん?」

●「ご無事でしたか」

キョン「その声は…古泉か!」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:32:06.50 ID:ct1Gt8LIO

●「例によってこの姿での侵入がやっとでした」

キョン「…ヤバいのか?」

●「ええ…閉鎖空間は急速にその規模を広げています。このままでは世界は…」

キョン「崩壊する、か…クソッ」

●「あ、いえ別に世界崩壊は起きませんよ?」

キョン「え?」

●「ただ…スカトロ願望がひろまり、黄金の世界ジパングと化してしまうのは間違いありません」

キョン「両方とも黄金って言うもんなーってえらいこっちゃ」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:39:20.72 ID:ct1Gt8LIO

●「ああ…もう限界のようです…とにかく全てはあなたにかかっています。どうか涼宮さんを止めて下さい」

キョン「簡単に言うなよ…」

●「今そちらにはあなたと涼宮さんしかいません。我々にはあなたに頼る以外の事が出来ないのです」

キョン「わかったよ…やってやる」

●「涼宮さんにスカトロへの興味を失わせる事が出来ればその空間から脱出出来る筈です、頑張って下さい」スー…

キョン「消えた…」

キョン「でもどうすれば…ん?PCの電源が…長門か!」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:51:57.24 ID:ct1Gt8LIO

YUKI・N>見えてる?

キョン「ああ、見えてるぞ」

YUKI・N>時間が無いから要点のみ伝える

キョン「仕方ないか…頼む」

YUKI・N>涼宮ハルヒにスカトロへの興味を失わせるには…


―――


キョン「………長門」

YUKI・N>何?

キョン「それ…どうしてもやらなくちゃダメか?」

YUKI・N>現状ではそれ以外方法が無い

キョン「マジか…」

YUKI・N>頑張って。あなたなら出来る

キョン「なんでだ…」

キョン「なんでハルヒの前でうんこしなくちゃいけないんだ!?」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/12(水) 00:56:25.59 ID:ct1Gt8LIO

キョン「おかしいだろ!スカトロに興味バリバリのハルヒの前でそんな事したら余計に…」

YUKI・N>大丈夫。方法を間違えなければ上手くいく

キョン「そうか…だが一つだけ問題がある」

YUKI・N>何?

キョン「飽きた」

YUKI・N>そう




終わり



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