1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 01:33:53.56 ID:fc/i7JOxO
キョン子「………」
古泉「………んっふ」
キョン子「あれが原因か」
古泉「それが原因でしょうねぇ」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 01:39:30.56 ID:fc/i7JOxO
キョン子「で、今回改変されたのは俺の性染色体だけなのか?」
古泉「それプラス僕たち以外の人間の、貴方に対する認識ですね」
長門「以前の貴方を覚えているのは私、古泉一樹、朝比奈みくる、そして貴方だけ」
朝比奈「戸籍上も女性になってるみたいです」
キョン子「なんてこった…」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 01:45:47.70 ID:fc/i7JOxO
キョン子「長門よ、情報操作でちょちょいと戻せないもんかな?」
長門「不可能。情報統合思念体は貴方が男性であった事実を認識できないでいる。よって情報操作は許可されていない」
朝比奈「そのぅ、未来でもキョン君が女の子になった事は認められないみたいです…。キョン君は最初から男性であったとしか…」
キョン子「古泉ぃ〜」ヨロヨロ
古泉「ふむ。貴女に頼られるのは悪い気がしませんが、残念ながらこれといった方策が見当たりませんね」
キョン子「は、八方塞がりだ…」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 01:51:11.35 ID:fc/i7JOxO
キョン子「そもそも、何でハルヒは百合になんて興味を持ったんだ?」
古泉「さて、その理由を知った所で何かの役に立つとは思えませんが」
朝比奈「あ、私に心当たりがあります!」
キョン子「本当ですか、朝比奈さん!」
朝比奈「はい。最近、涼宮さんからやたら薦められてるライトノベルが……あ、ありましたぁ」
キョン子「これは…?」
古泉「おやおや」
長門「……マリみて」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 01:54:14.60 ID:fc/i7JOxO
キョン子「…で、何なんですかコレは」
朝比奈「さぁ?私もまだ借りたばかりで」
古泉「これは確か、森さんが熱心に読んでましたね」
キョン子「知ってるのか?古泉」
古泉「いえ、流石に内容までは…。ただ、森さんはこれを読んで身もだえていました」
キョン子「身もだえするような内容なのか…?」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 01:57:38.59 ID:fc/i7JOxO
長門「私が説明する」
朝比奈「長門さんが?」
長門「私の愛読書の一つ」
キョン子「流石は長門!歩く図書館の名は伊達じゃないな!」
長門「恥ずかしい///」
古泉「うぉっほん」
長門「!」
長門「……説明を始める」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 02:01:07.09 ID:fc/i7JOxO
説明中
リリアン女学院でキャッキャッウフフ
祐巳総受けこそ正義
マイナーキャラにも等しく愛を
説明終了
長門「というお話」
朝比奈「素晴らしいです!」
古泉「これは是非直木賞に!」
キョン子「なんてこった、時代は百合だったんだ!」
長門「理解して貰えたようで嬉しい」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 02:08:53.81 ID:fc/i7JOxO
キョン子「……さて、ハルヒの動機も理解できた所で、そろそろ元に戻る方法を…」
朝比奈「ダメですよ?」
キョン子「へ?」
長門「せっかくのチャンス。元に戻る必要はない」
キョン子「え?」
古泉「これには僕も感服しました。今回は涼宮さんを全面的に支持します」
キョン子「おいおい、冗談はよし子さん……」
朝比奈「当面の目標はハル×キョ子ですかぁ?」
古泉「僕は敢えてキョ子×ハルを推したい所です」
長門「……長×キョ子」
キョン子「………マブで?」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 02:15:50.25 ID:fc/i7JOxO
キョン子「つ、付き合ってられるか!私にレズの気はなーい!」タタタッ!
古泉「おやおや、逃げてしまいましたか」
朝比奈「それより聞きました?キョンく……キョン子ちゃんたら、自分の事を『私』って言ってましたよ!」
長門「乙女化が進んでいる模様。ただ、それよりも問題なのは…」
古泉「そうですね。彼女は百合とレズを混同しているようです」
朝比奈「違いますよね〜。百合はもっと、純白で、清廉とした美しさが…」
長門「それについては論議を交わしたい所だが、とりあえず今は追跡する」
古泉「おっと、そうでした。行きましょう!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 02:23:28.00 ID:fc/i7JOxO
キョン子「だだだ、誰が女同士で……」タッタッタ
キョン子(ん?待て待て私よ。それじゃあ自分が女である事を認めたみたいじゃないか)タッタッタ
キョン子(それは断じて否だ。私は絶対に男に戻るんだからな!)タッタッタ
ハルヒ「ん?あ、キョン子だ…」トロトロ
キョン子「とりあえず、今はあいつらから逃げる事だけを………って、あぶなーい!」ダダーッ!
ハルヒ「ふぇ?」
ドンッ!
キョン子「ギャース!!」
ハルヒ「キャア!」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 02:31:29.51 ID:fc/i7JOxO
ハルヒ「ったたた…。もぉ〜、どこ見てんのよぉ!」
キョン子「うぅ、すまない。無我夢中で走ってたもんだから……って、ハルヒじゃないか」
ハルヒ「なによ、誰だと思ってたのよ?」
キョン子「いや、誰だかもわからなかった。本当に申し訳ない」
ハルヒ「まったく…、早くどいてよ。私が立てないじゃないの」
キョン子「あ、あぁ、今どくよ」モゾモゾ
ハルヒ「もぉ、本当にバカなんだからぁ…」
キョン子「あ……」キュン
ハルヒ「んん?あによー?」
キョン子「なな、何でもない、ぜ?」
キョン子(何だよ…。今のキュンって…)
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 02:40:14.46 ID:fc/i7JOxO
ハルヒ「―――それで?何処へ行く気だったの?」
キョン子「えっ?」ドキドキ
ハルヒ「あんた、今部室の方から走って来たでしょ。どこか行く気だったんじゃないの?」
キョン子「あー、えっと、それは…」
ハルヒ「ほら、言うならはっきり言いなさいよ!」グイグイ
キョン子「ばっ、顔が近いって!」
ハルヒ「何を照れてんのよ、女同士で」
キョン子「それはそうなんだけど…」テレテレ
ハルヒ「………はぁー、もういいわ」
キョン子「あ、ごめん…」シュン
ハルヒ「………」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 02:47:56.79 ID:fc/i7JOxO
ハルヒ(何よ、今日のキョン。やけに可愛いじゃない)
キョン子(くそぉ、何でこんなにも意識してるんだ、私は…)
ハルヒ「さて、用もないなら部室へ行きましょ?皆待ってると思うし」ギュッ
キョン子「あ…」ドキッ
キョン子(なんだよちくしょー!手ぇ握るなよー!)
ハルヒ「うん?」
キョン子「なな、何でもないぞ……、何でも…」
キョン子(ハルヒのばか、えっち)
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 02:54:21.33 ID:fc/i7JOxO
物陰にて。
古泉「これはこれは。どうやらハル×キョ子で決定のようですね」
朝比奈「キョン子ちゃんてば、初な女の子みたいで可愛いです!」
長門「眼福」
古泉「どうやら部室へ戻るようですが、どうしましょうか?」
朝比奈「私はこのまま二人きりを見ていたいですー」
長門「禿げ上がる程に同意」
古泉「では、このまま陰からこっそり見守りましょう」
朝比奈「覗きとは違うんですね、わかります!」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 03:03:24.74 ID:fc/i7JOxO
ハルヒ「あれ?皆いないのね」
キョン子(ほっ、何処に行ったか知らんがよかった)
ハルヒ「仕方ない、私がお茶をいれるわ。あんたはボードゲームでも用意して待ってなさい」
キョン子「ボードゲーム?」
ハルヒ「将棋でもオセロでもいいわ。たまには古泉君じゃなくて、私とも勝負しなさいよ」
キョン子「あ、あぁ。わかったよ」
キョン子(将棋が出しっぱなしだし、これでいいか)
ハルヒ「あ、私は飛車角落ちでいいわ」
キョン子「!……たいした自信だな」
ハルヒ「当然でしょ?団長様が平の団員相手に本気なんて出せないもの」
キョン子「むぅ…後悔させてやるからな!」
ハルヒ「……んふふ♪」
ハルヒ(扱いやすいわね。ちっちゃな子供みたい)
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 03:11:34.25 ID:fc/i7JOxO
キョン子「ふふん、お前の跳び駒は全滅だ!」
ハルヒ「む〜。ところでキョン、一つ賭けをしない?」パチリ
キョン「いいだろう、何でも飲むぞ」パチリ
ハルヒ「言ったわね。それじゃあ負けた方は勝った方に一日言いなり、ってのは?」パチリ
キョン子「のった!」パシーン!
10分後。
キョン子「な、なんとぉ…」
ハルヒ「はい、王手飛車取り」パシーン!
キョン子(非常にマズイ。角は既に取られ、囲いにも穴が空き始めた)
キョン子「こ、これで…」
ハルヒ「いいの?二歩になっちゃうけど」
キョン「あ、いや、やっぱなし!」
ハルヒ「んふふ♪」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 03:19:46.34 ID:fc/i7JOxO
ハルヒ「勝ったわ!」
キョン子「馬鹿な…。優勢時の持ち駒数まで逆転されてしまった…」
ハルヒ「さぁて、約束は守ってもらうからね?」
キョン子「うぅ、煮るなり焼くなり好きにしろい…」
ハルヒ「じゃあ焼くわ」
キョン子「鬼ぃっ!」
ハルヒ「嘘よ、冗談」
キョン子「ひどい奴だ、お前はひどい奴だよ…」
ハルヒ「何とでも言いなさい。所詮負け犬の遠吠えよ」
キョン子(どうしよう…。一日奴隷なんて言われても、断れない…)
ハルヒ「そうだ、今日私の家に誰もいないのよね。あんた、泊まりに来なさいよ!」
キョン子「泊まり!?」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 03:29:30.32 ID:fc/i7JOxO
キョン子「泊まりってのはその…、服とか着替えとか持って、一緒にお風呂入ったりとか…」
ハルヒ「そうだけど?」
キョン子「晩御飯も一緒に食べたり…」
ハルヒ「普通でしょ?」
キョン子「よ、夜も一緒…?」
ハルヒ「一緒がいい?」
キョン子「ひゃああ!?」ズキューン!
ハルヒ「ちょっと、どうしたのよ…」
キョン子「そんな、破廉恥な…!年若い女同士が一つ屋根の下、同じ寝所を共にするなんて…」
ハルヒ「なんて表現するのよ、あんた」
キョン子「えっち!ハルヒのえっち!」
ハルヒ「何ですって?そんなにうちに泊まりたくないの!?」
キョン子「あ、いや、そうじゃないけど…」
ハルヒ「何なのよ、もう。今日は何だかおかしいんじゃない?」
キョン子「そんな事は…」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 03:43:17.38 ID:fc/i7JOxO
古泉「んっふ。どうやら二人で涼宮さんの家ど泊まるようですね」
朝比奈「女同士が一つ屋根の下なんて、間違いが起きない方が不思議ですよ」
長門「しかし、その間違いには夢と浪漫とエロスがある」
古泉「そういう事です。ところで皆さん。機関はその役目上『仕方なく』涼宮さんを監視しなければなりません。それは彼女の自宅だろうが何処だろうが関係ない、過酷な任務なのです」
朝比奈「ゴクリ…」
古泉「本来ならそれは僕の役目ではないのですが、不運な事に今日の当番の方はこれから重傷を負ってしまいます」
長門「ワクワクテカテカ」
古泉「予定外に空いてしまったシフトの穴!この穴を誰かが埋めなければ!さて朝比奈さん、貴女は誰がこの役目を引き継げばいいと思いますか?」
朝比奈「古泉君がいいと思いますぅ」
古泉「ご名答。では長門さん。校舎の窓から部室棟を眺めている男性教諭が見えますか?彼が今日の監視当番なのです」
長門「あ、流れ星」ヒューン、ドッカーン!
古泉「さてさて、仕方がありません。今日の監視は僕たちで行う事にしましょう」
朝比奈&長門「合点だ!」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 04:00:41.48 ID:fc/i7JOxO
眠すぎる…
途中で寝ちゃったらすまんこ
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 04:10:57.19 ID:fc/i7JOxO
夕飯時、涼宮家。
ハルヒ「ほら、出来たわ。テーブルに持って行って」
キョン子「ん…」
ハルヒ「うん?どうしたの?」
キョン子「何でもない」
ハルヒ「そぉ?気をつけて運んでね」
キョン子「はい」
ハルヒ「やっぱりなんか…」
キョン子「……」
キョン子(ハルヒの家、部屋着姿のハルヒ、ハルヒの手料理、ハルヒ、ハルヒの…)
キョン子「あ、ハルヒー、飲み物貰っていいかな?」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 04:12:26.61 ID:fc/i7JOxO
ハルヒ「いいわよー。私のも注いでおいてちょうだーい」
キョン子「りょうかい〜」トクトクトク
キョン子(やった、チャンス!……ん?チャンス?)
キョン子「………」トクトクトク
キョン子(媚薬なんて漫画みたいなもの持ってないし、飲み物に混ぜる物なんて…)
ハルヒ「〜♪」
キョン子(ハルヒはまだ振り向かない。……ちょびっとだけなら、混ぜてもばれないよな?)
ハルヒ(あ…、キョン子のやつ、私の飲み物に自分の唾液を…)
ハルヒ「……〜♪」
ハルヒ(……もっといっぱい入れていいのに)
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 04:19:41.40 ID:fc/i7JOxO
ハルヒ「いっただきまーす!」
キョン子「…いただきます」
キョン子(よかった、ハルヒは気付いてないみたいだ…)
キョン子「ん……美味しい」
ハルヒ「それはよかったわ!ちょっと多めに作ったから、ジャンジャン食べなさい」
キョン子「ああ、いただいてるよ」モキュモキュ
ハルヒ「……いただきます」ボソッ
キョン子(あ…)
ハルヒ「ゴク、ゴク、ゴク……ぷはぁ」
キョン子(……全部飲んだ)
ハルヒ「……美味しいわ」
キョン子「!」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 04:24:54.45 ID:fc/i7JOxO
ハルヒ「ねぇ、キョン子」
キョン子「は、はい」
ハルヒ(バカ、そんなんじゃバレバレもいいとこよ)
ハルヒ「飲み物のお代わり、入れてきてくれない?」
キョン子「パックならもうそこに…」
ハルヒ「冷蔵庫に入ってるやつがいいのよ」
キョン子「…わかった」
ハルヒ「あ、ちょっと待って」
キョン子「え?」
キョン子(ばれたかな…)
ハルヒ「隠し味は濃いめで、ね」
キョン子「は、はい!」
キョン子(絶対ばれてる!)
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 04:32:39.79 ID:fc/i7JOxO
古泉「うは、たまりませんね」
長門「素敵」
朝比奈「そうですか?唾液って何だか汚いような…」
古泉「チッチッチッ、わかってませんね、朝比奈さん。一見汚いからこそいいんじゃないですか」
長門「甘美な誘惑」
朝比奈「ど、どういう事ですかぁ?」
古泉「一見汚く思える相手の体液を敢えて受ける。そこに被虐的な官能があるんですよ。言い換えるならば、相手に汚される訳です」
朝比奈「わ、何だか凄そうです…」
長門「私の理想」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 04:38:49.97 ID:fc/i7JOxO
夕食後、風呂時。
ハルヒ「あんた、先にお風呂入っててよ。私は洗い物を片付けてからでいいから」
キョン子「いや、そのくらい手伝うぞ?私にだって洗い物は…」
ハルヒ「いいから入っちゃいなさい!お客さんにこんな事させられないでしょうが!」
キョン子「む…、わかったよ。それじゃあ先に風呂いただくからな」
ハルヒ「はいはい、行ってらっしゃーい」ガチャガチャ
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 11:11:32.17 ID:fc/i7JOxO
涼宮家、風呂場。
ジャアーー…キュキュ、キュッ
キョン子「ふぅ…」
キョン子「あー、髪の毛が長いと洗うの面倒だなぁ」
キョン子「誰かが洗ってくれれば楽なのにな〜」チラチラ
キョン子「………来る訳ないか」
キョン子(あ、あのシャンプー、ハルヒがいつも使ってる奴かな?)
キョン子(……いいよな、私が使っても)
シュー、シュワシュワ
キョン子「ん…♪ハルヒのだ…」
ハルヒ「キョン子、私も入るわよ!」ガラリ!
キョン子「ほわぁー!」ブン、ブン
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 11:18:41.83 ID:fc/i7JOxO
ハルヒ「ちょ、ちょっと。物投げるんじゃないわよ!」
キョン子「えっ?えっ?だ、だって、ハルヒ裸だし…!」
ハルヒ「寝る前から寝ぼけてんじゃないわよ!」ゲシ!ゲシ!
キョン子「痛い!いや、やめて!」
ハルヒ「うっさいバカ!」スマァッシュ!
キョン子「ぎゃっ!」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 11:23:41.55 ID:fc/i7JOxO
朝比奈「と、止めなくていいんですか?」
古泉「今からあの中に入ってですか?あちらからすれば不可解極まりないですね」
朝比奈「そうですけど…」
長門「問題ない。涼宮ハルヒはちゃんと力を調節している」
古泉「それに見てください、二人の嬉しそうな顔。あれに割って入るなんて、それこそ無粋ではないですか」
朝比奈「そうなのかなぁ…」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 11:33:05.35 ID:fc/i7JOxO
ハルヒ「はぁ、はぁ…。」
キョン子「うぅぅ…」
ハルヒ「……反省した?」
キョン子「はい…、すいませんでした」
ハルヒ「ったく…。ほら、それじゃあ髪の毛洗ってあげるから、そこ座りなさい」
キョン子「うん…」
ハルヒ「まったく、女同士で何を……」ブツブツ
キョン子「……」シュン
ハルヒ(……何よ、キョン子ってば意外に華奢ね。私より身体小さいんじゃないかしら)ワシャワシャ
ハルヒ(結構骨張ってるし、ここなんて…)モミモミ
キョン子「!!ハ、ハルヒ、どこ触って…」
ハルヒ「胸揉まれたぐらいでガタガタ言うんじゃないわよ」モミモミ
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 11:39:27.32 ID:fc/i7JOxO
キョン子(ハルヒに揉まれてる…ハルヒに…)
ハルヒ(小さい割に柔らかいのね)モミモミ
キョン子「ん……はぁ……」
ハルヒ「………」モミモミ
キョン子「あ……ハルヒ、何時まで……?」
ハルヒ「何がよ?」モミモミ
キョン子「その、胸……」
ハルヒ「胸がどうかしたの?」コネリコネリ
キョン子「……えっち」
ハルヒ「……」スルリ
キョン子(え?)
ハルヒ「確かにえっちね。キョン子のここ、こんなになってるわ」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 11:42:48.63 ID:fc/i7JOxO
キョン子「……ん」
ハルヒ「否定しないの?」クチュクチュ
キョン子「………」
ハルヒ「……あんたさ、私の飲み物に何か混ぜたでしょ?」
キョン子「…知らない」
ハルヒ「知らない?私、あんたが混ぜてるの見たのよ?」
キョン子「…証拠は?」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 11:47:05.16 ID:fc/i7JOxO
ハルヒ「証拠?」クチュモミ
キョン子「証拠。…私が混ぜたっていう証拠」
ハルヒ「……それなら、一つだけあるわよ」
キョン子「え?」
ハルヒ「あんたの混ぜた物の、隠し場所」
―――チュッ
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 11:48:53.53 ID:fc/i7JOxO
雨降ってきた
洗濯物かたすから一応の終わり
また展開が思い付いたらスレ立てるよ
じゃあ、ノシ
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 15:37:38.24 ID:fc/i7JOxO
外伝、佐々木の暴走。
夏のある暑い日、私をクーラーの聞いた部屋から引きずり出す呼び鈴がなった。
佐々木「やぁ、キョン。遊びに来たよ」
家の中へ招き入れると、佐々木は持っていたビニール袋から棒アイスのたくさん入った箱を取り出した。
私はそれを受け取ると、からっぽの冷凍庫の中にしまった。
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 15:39:55.89 ID:fc/i7JOxO
佐々木「いやぁ、今日も暑いね」
キョン子「そうだな。外に立っているだけで汗が噴き出しそうだ」
佐々木をクーラーのよく効いたリビングへ案内する。
今日は妹も出かけていて、私は一人で高校野球を見ていたところだった。
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 15:41:00.97 ID:fc/i7JOxO
佐々木をソファに座らせ、私は冷たい麦茶を用意しに台所へ。
二人分のコップに氷を三つずつ入れ、麦茶を流し込む。
キンキンと鳴く氷が涼しさを感じさせてくれた。
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 15:42:21.50 ID:fc/i7JOxO
佐々木「キョン、ちょっといいかな?」
キョン子「んー?」
麦茶をソファの前のテーブルに並べ、佐々木の隣へ座る。
佐々木は視線をテレビに向けながら話を続けた。
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 15:44:02.30 ID:fc/i7JOxO
佐々木「聞いた話じゃ、最近涼宮さんの家によく泊まるらしいね」
キョン子「ああ。あいつの家族が懸賞で当たった旅行へ出かけてしまったから、私がよく相手をしてるんだ」
佐々木「相手?」
佐々木がようやくこちらを向いた。
その瞳はしっかりと私の双眸を捉え、心の奥底を見つめられているような気さえした。
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 15:46:05.80 ID:fc/i7JOxO
佐々木「それは何の相手をしてるのかな?」
キョン子「そりゃあ、遊び相手に決まってるだろ」
佐々木「遊びねぇ…」
明らかに佐々木の様子がおかしかった。
何かに怒っているような、そんな感じ。
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 15:47:24.00 ID:fc/i7JOxO
佐々木「それってさ、もしかしてこういうのじゃない?」
押し倒される。
佐々木は強引に私の服を脱がせようとして、私は咄嗟に抗った。
佐々木「抵抗しちゃ嫌だよ、キョン」
佐々木が何か鈍く光る物を取り出し、私の眼前に翳した。
ナイフだった。
身体が竦み上がり、冷や汗が噴き出す。
佐々木「動かないでね…」
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 15:49:04.04 ID:fc/i7JOxO
ナイフを滑らせ、服を切り裂いてゆく。
シャツの前が完全に開かれ、ブラを引き上げられた。
ささやかな胸が露出する。
キョン子「佐々木…こんなの、嫌だ…」
佐々木「嫌?そういう割に乳首は立ってるじゃないか。それとも、キョンは誰にでも股を開いてアソコを濡らすような淫乱だったのかい?」
ふるふると首を振る。
それを見て佐々木は嬉しそうに笑い、ナイフをちらつかせたまま胸に吸い付いてきた。
佐々木「ん……キョンのおっぱい…。甘くて、おいしい…」
ナイフは奪えない。
失敗して傷つくられるのも、佐々木を傷つけてしまうのも嫌だった。
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 15:51:30.03 ID:fc/i7JOxO
キョン子「さ、佐々木…?何でこんな事をするんだ…」
佐々木「こんな事?」
眉間に皺を寄せる。
ナイフをわたしの首筋にあて、彼女は躊躇いもなく引き裂いた。
僅かに流れ出る血、佐々木はそれを命の水のように吸い取り、出血の止まった後も傷を愛おしげに舐め続けた。
佐々木「ふぅ…。くっくっ、淫売のキョンには、僕のする事は皆『こんな事』程度なんだろうけどね」
私の右手を取り、喜々としてほお擦りをする佐々木。
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 15:55:49.24 ID:fc/i7JOxO
佐々木「でも、僕にとってはとても大事な事なんだよ。『こんな事』の一つ一つが、ね」
キョン子「佐々木…?」
佐々木「好きだよキョン。大好きだ。他の女が憎くなる程ね」
無理矢理キスをされる。
空いた手で口を開かれ、佐々木の舌が絡み付いてくる。
押し出そうとした舌を捉えられ、唾液を流し込まれ、私の口の中へと広がっていった。
やがてカランという音が遠くに聞こえた。
目だけを動かすと、一本のナイフが床に転がっている。
佐々木のナイフだ。
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 15:57:29.36 ID:fc/i7JOxO
今なら佐々木を傷つけないで抵抗できる、そう思った直後、佐々木に捉えられていた右手からカチャリと音がした。
佐々木「逃がさないよ、キョン」
続いて左手からもカチャリ。
気付けば両手は手錠で拘束されている。
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 16:00:27.41 ID:fc/i7JOxO
佐々木「おっと、走って逃げられても嫌だからね」
同じ方法で脚も拘束されてしまった。
キョン子「……佐々木」
佐々木「愛してるよ、キョン」
口にはボールギャグを噛まされ、目はアイマスクによって塞がれた。
私と佐々木の荒い息遣いだけが聞こえる。
私はもう、抵抗する気も、力も失ってしまった。
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 16:01:35.98 ID:fc/i7JOxO
下着に手をかけられ、一息に剥かれる。
スカートをまくられ、愛液でテラテラと濡れ光るアソコが日の光を浴びてしまった。
佐々木「ああ、嬉しいよキョン。ここをこんなにも濡らして、僕を感じてくれていたんたんだね」
佐々木の指がいきなり挿入され、思わず声を漏らしてしまった。
それに気をよくしたのか、彼女は動きを激しくしていく。
私は何一つ抵抗できず、一度達してしまった。
佐々木「ん…キョンの愛液…」
佐々木はそれに気付かず、指に纏わり付いた粘液を舐めとっては、再びアソコへ挿入してきた。
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 16:04:33.04 ID:fc/i7JOxO
何度達したのかわからない。
気付けば蝉の声は聞こえなくなっていたから、もう明るい時間ではなくなったと思う。
佐々木は時折ギャグの上から水を流し込み、私に水分を補給させては、また身体中の性感帯を刺激していた。
最初は指で、次に舌で舐められ、終いには佐々木の秘所で擦られ続けた。
今、私の身体は二人の体液でぐちゃぐちゃになっている事だろう。
そして今、いい加減に赤く腫れて来たアソコを佐々木に舐められている。
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 16:06:23.58 ID:fc/i7JOxO
佐々木「……いつまで舐めてもキョンのここは飽きないけど、そろそろ他のも試してみたいな」
そう言うと、佐々木は台所の方へと歩いて行き、冷蔵庫をから何かを取り出し、戻ってくる音が聞こえた。
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 16:07:52.95 ID:fc/i7JOxO
佐々木「ごめんね、キョン。今日はバイヴもペニバンも持ってこなかったから、代わりにこれを使うよ」
ピリリとビニールを破る。
佐々木が何かを取り出し、私のアソコへとあてがい、
佐々木「たっぷり味わってくれたまえ」
冷たく冷えたアイスを挿入してきた。
151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 16:09:29.77 ID:fc/i7JOxO
佐々木「美味しいかい?」
激しく出し入れされる棒アイスは、私の局部を急激に冷やしていく。
熱くなった穴に差し込まれたアイスはすぐに溶け始め、アイスで作られた疑似ペニスはじきに形を失った。
佐々木「まだまだたくさんあるから、たっぷりと堪能してね…」
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 16:10:55.17 ID:fc/i7JOxO
アイスがなかなか溶けなくなると、佐々木は一本をアソコに差し込んだまま、今度は上半身をアイスで攻め始めた。
乳首を念入りに攻めるかと思えば、肋骨の間を滑らし、臍の回りを溶けたアイスでコーティングしては舐め、手で馴染ませるように広げたりされた。
私の全身からは甘い匂いが立ち込め、人間アイスだと笑いながら佐々木は満遍なく私を堪能した。
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 16:12:06.07 ID:fc/i7JOxO
アイスが全部溶けて無くなると、私のアソコの中には愛液と溶けたアイスのミックスジュースが完成していた。
佐々木がそれを見逃すはずがなく、ストローを差し込んで少しずつ飲み始める。
私はもはや佐々木の所有物となっていた。
ここは私の家のはずだが、家族が帰って来る事はないだろう。
きっとこの場所は、佐々木の閉鎖空間になっている。
私は文字通り佐々木に身を尽くしながら、佐々木と一緒に生きていく事になりそうだ。
とりあえず、早くこの拘束を解いてくれることを祈るばかりである。
おわり
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/02(日) 16:14:43.16 ID:fc/i7JOxO
お目汚し失礼しました
じゃ、俺は仮面ライダー見てくる