1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 01:25:15.46 ID:lZE/rWzp0
キョン「…いつから見てたんだ・・・」
古泉「それはもう、最初からですよ。『俺は童貞!さらに包茎!』からです」
キョン「趣味の悪い奴だなお前は…」
古泉「お褒めに預かり光栄です。よければもう一度歌ってくれませんか?」
キョン「…断る」
古泉「涼宮さんに教えたらさぞ興味を持つでしょうね(ニヤニヤ)」
キョン「死ね」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 01:28:10.87 ID:lZE/rWzp0
古泉「いいじゃないですか、歌っていただけるなら涼宮さんには言わないと約束します」
キョン「く…本当だろうな…」
古泉「ええ、本当ですよ。男の約束です」
キョン「今日ほど貴様を憎いと思ったことはない……覚えてろ…」
古泉「いや〜楽しみですもう一度聞けるなんて」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 01:37:35.99 ID:lZE/rWzp0
キョン「俺は包茎!さらに童貞!おまけに短小My陰茎!気づきゃ未使用16年!
右手LOVERSエブリナイト たまにはチンカス掃除しないと!マウス片手にエロゲでファイト!」
古泉「ぷ…素晴らしい、素晴らしいですよ。>>9のレスをパクったのがちょっと気になりますが」
キョン「も…もういいだろう、なあ…これで全部だ」
古泉「続きはないんですか?」
キョン「ねえよ!死ね!!」
古泉「ま、いいでしょう。記念に残せましたし」
キョン「記念…?」
古泉「こういうことです」 ピッ
「俺は包茎!さらに童貞!おまけに短小My陰茎!気づきゃ未使用16年!
右手LOVERSエブリナイト たまにはチンカス掃除しないと!マウス片手にエロゲでファイト!」
キョン「録音するなああああああ!!殺すぞおおおお!!!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 01:47:09.63 ID:lZE/rWzp0
キョン「おい古泉、それを寄越せ、ぶっ殺すぞ」
古泉「まあまあ。落ち着いてください。おや、誰かきたようですよ」
みくる「こんにちわ〜遅くなっちゃってぇ…ひっ きょきょ、キョンくんと古泉くん
ケンカしちゃだめですぅ〜」
キョン「あ、いや、これではですね…」
古泉「これは朝比奈さん。今日もお美しいですね。
ちょっと彼に制服についた糸くずをとってもらっていました」
みくる「そうなんですか〜あたしてっきりケンカかと〜」
古泉「彼とは仲良しですからケンカだなんてとんでもありません。ねえ?」
キョン「(殺す殺す殺す殺す殺す殺す)」
みくる「あ、今お茶をおいれしますね〜」
古泉「いつもありがとうございます。朝比奈さんのお茶は毎日の癒しです」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 01:54:10.28 ID:lZE/rWzp0
みくる「いい玉露が売っていたので〜奮発しちゃいました〜さ、どうぞ〜」
コポコポコポ
古泉「それは楽しみです」
みくる「キョンくんも〜味わって飲んでくださいね〜」
キョン「(殺す殺す殺す殺す殺す殺す)」
コポコポ・・・
古泉「(ニヤニヤ)」
ピッ
「俺は包茎!さらに童貞!おまけに短小My陰茎!気づきゃ未使用16年!
右手LOVERSエブリナイト たまにはチンカス掃除しないと!マウス片手にエロゲでファイト!」
みくる「ひっ えっ?ほ・・ほほうけい!?ひゃあっ」
バシャッ
キョン「あっあちちちちちちちちち!あちーーーーーっ!」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 01:59:20.88 ID:lZE/rWzp0
みくる「すすすすっすいませんキョンくん!大丈夫ですか!?」
キョン「あっあつっ…だ、大丈夫ですよ」
みくる「なんか〜ほうけい?とか声がしてびっくりしちゃって〜…
今のなんだったんでしょう〜?」
キョン「あ、ああ、最近のセミはホーケーホーケーって鳴くらしいですよ!」
みくる「へえ〜そうなんですか〜」
古泉「いやあ、実に美味しいお茶です…ズズズ(ニヤニヤ)」
キョン「(殺す殺す殺す殺すマジで殺す埋めてやる…)」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 02:13:05.89 ID:lZE/rWzp0
ハルヒ「やっほー!みんな来てるかしら!」
みくる「涼宮さんこんにちわ〜」
ハルヒ「そこで有希にあったから連行してきたわ、全員そろったわね」
長門「……」
古泉「おや、今日は何かする予定でしょうか?」
ハルヒ「文化祭に向けて、我がSOS団も何かやろうと思うの!
みんないい案があったらじゃんっじゃんっ出しなさい!」
キョン「(殺す…ブツブツ…古泉殺す…)」
ハルヒ「キョン、あんた何死にそうな顔でブツブツ言ってんの?
腐った納豆でも食べたの?」
キョン「い…いや…なんでもない」
ハルヒ「ふうん、そう…」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 02:19:10.52 ID:lZE/rWzp0
古泉「涼宮さん、文化祭の出し物ですが」
ハルヒ「おっ、古泉くん案があるの?」
古泉「ラップを歌うなんてのはどうでしょう?」
キョン「(!!!!!!!!!!!!)
ハルヒ「ラップかあ、それも面白そうね。
みんなのリリックで北高生のソウルを鷲掴みよ!」
キョン「い、いやっ お、俺は反対だな!」
ハルヒ「なんでよキョン?そういうんらあんたも案出しなさい!」
キョン「ええと…そうだな…」
ピッ
『俺は包茎!さらに…』
キョン「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 02:26:38.30 ID:lZE/rWzp0
ハルヒ「はっ?何よホーケーウオオオオって!?ほっけ魚?」
キョン「あ、いやっその…ホッケー…ホッケーがしたいと思ってな!」
ハルヒ「ホッケー?それ、体育祭でやるもんじゃない。却下よ却下」
キョン「だ、だよな、はは…(こい…ずみ…古泉…貴様…生きてここから出られると思うなよ」
古泉「ホッケーとはある意味彼らしいですね。いやはや…(ニヤニヤ)」
ハルヒ「う〜ん…ラップかあ…誰か悪そうな奴は大体友達な人はいないの?」
古泉「あいにく僕は歌があまり上手ではありませんので…(チラッチラッ)」
キョン「(こっち見んな…頭かち割るぞ…」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 02:50:15.03 ID:lZE/rWzp0
ハルヒ「と、リリックはこんな感じでどうかしら!」
みくる「いいと思います〜可愛い歌詞です〜」
古泉「さすが涼宮さん、素晴らしいです
下品さの一切ない完璧なリリックです(チラッチラッ)」
キョン「(殺す殺す殺す殺す殺す殺す)」
ハルヒ「あたしのパートはこれで…みくるちゃんがこれね!有希は…」
古泉「涼宮さん、男性陣のリリックは、我々で考えるというのはどうでしょう?
涼宮さんのリリックも素晴らしいですが、男らしさの部分もあってよいかと」
ハルヒ「まあ…それもそうね。じゃあ古泉くんとキョン!宿題よ!
明日までに考えてくるのよ?いいわね!」
古泉「かしこまりました…(ニヤニヤ)
キョン「(部室を出た瞬間殺す!お前は殺す!!)」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 03:01:01.71 ID:lZE/rWzp0
ハルヒ「じゃあ今日はこれにて終了!また明日ね!」
古泉「では僕もこれで…」
キョン「(さあ古泉…永遠に黙らせてやる…永遠にな…)」
キョン「古泉貴様…俺にも我慢の限度というものがある…覚悟はできてるんだろうな…」
古泉「いきなり胸倉をつかむなんてあなたしくない。暴力はいけませんよ」
キョン「お前もそのレコーダーも破壊してやる…あばよ古泉…」
古泉「フっ…このレコーダーを壊しても解決策にはなりませんよ」
キョン「な…どういうことだ…」
古泉「僕が超能力者だということをお忘れですか?手を触れずとも
いくつもの複製を作ることが可能だということです。
もう既に…二桁…下手すれば三桁の複製を『組織』が手にしているでしょうね」
キョン「きっ汚いぞ…古泉!」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 03:07:40.12 ID:lZE/rWzp0
古泉「もし僕の身になにかあれば、教室の、廊下の、食堂の、部室の、
全てのスピーカーからあなたの素晴らしいラップが流れることになります」
キョン「きっきっ きさまあああああ!!何が目的だあああ!!」
古泉「僕はあなたの素晴らしいラップの才能を涼宮さんにも知って欲しいだけですよ(ニヤニヤ)
それではまた明日」
キョン「ぐっ…(古泉にここまでしてやられるとは…!)
キョン「(古泉殺す殺す殺す殺す殺す殺す)」
キョン「(古泉殺す殺す殺す殺す殺す殺す)」
長門「あなたは古泉一樹を殺害したいと言っている…何故…」
キョン「殺す殺すころ…おわっ!長門!」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 03:09:54.23 ID:lZE/rWzp0
キョン「…と、いうわけなんだ」
長門「そう…事情はわかった」
キョン「なんとか古泉とレコーダー全部を宇宙の塵にできないか?」
長門「それは…可能」
キョン「やっちまえ」
長門「でも…もっと良い方法がある」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 03:19:25.03 ID:lZE/rWzp0
ハルヒ「今日も昨日の続きはやるわよ!キョン!古泉くん!
ちゃんと宿題はやってきたわよね!」
古泉「ええ、それはもちろんです」
キョン「(長門…任せろと言ったが…本当に大丈夫なのか…)」
古泉「あなたは考えてきましたか?(ニヤニヤ)」
キョン「い…いや…(くそっ…こいつの目が『再生しますよ?ww」と言っている…!)』
ハルヒ「ちょっとキョン!まさかあんたなんも考えてきてないの!」
古泉「彼はとても素晴らしいラップの才能があるのですよ、今からそれを…」
キョン「ちょっおいっ!(くそ…飛び掛って殴り倒すべきか…)」
ピッ
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 03:22:50.77 ID:lZE/rWzp0
「俺は包茎!さらに童貞!おまけに短小My陰茎!気づきゃ未使用16年!
右手LOVERSエブリナイト たまにはチンカス掃除しないと!マウス片手にエロゲでファイト!」
キョン「(終わった…終わった…もう…古泉を殺して俺も死ぬ…)」
古泉「どうです?素晴らしいラップでしょう(ニヤニヤ)
………ん?」
ハルヒ「え…これ…」
キョン「(な…この声は…)」
みくる「こ…」
ハルヒ「古泉くんが歌ってるの!?」
古泉「なあああああああああああああ!!!」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 03:27:36.79 ID:lZE/rWzp0
キョン「(長門…お前…俺のラップを古泉の声に変えてくれたのか!)
長門「(そう…ちなみに複製というのは古泉一樹のウソ、ハッタリ。
現存するデータはこれひとつ。それを声質、声紋、全て改変した)」
古泉「そ…そんな…何故僕の…」
ハルヒ「もう一度聞きたいわ!」
ピッ
「俺は包茎!さらに童貞!おまけに短小My陰茎!気づきゃ未使用16年!
右手LOVERSエブリナイト たまにはチンカス掃除しないと!マウス片手にエロゲでファイト!」
みくる「ひゃぁぁ…なんだか…すごい歌詞ですぅ〜」
ピッ
「俺は包茎!さらに童貞!おまけに短小My陰茎!気づきゃ未使用16年!
右手LOVERSエブリナイト たまにはチンカス掃除しないと!マウス片手にエロゲでファイト!」
古泉「うああああああああああああああああ!!!」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/20(月) 03:33:30.85 ID:lZE/rWzp0
こうして、アホの古泉の企みは長門のおかげで幕を閉じた。
ハルヒの「古泉くん最高よ!思春期高校生のソウルのスクリームだわ!」
という訳のわからん一言によって、SOS団ラップの古泉のパートが決まった。内容は言うまでもない。
なお文化祭終了後、アホの古泉は「包茎」「童貞」「短小」など数々の名誉称号を北高生によって授与されたらしい。
半径5メートル以内に女子生徒が近寄らなくなったのは、奴の恐れ多いオーラの賜物だろうか。
おーい古泉。ショックなのはわかるけど、そろそろ登校してこいよ〜(ニヤニヤ)
完