1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 17:24:51.91 ID:8Sk4nNFu0
キョン「朝倉の様子が?」
長門「そう。最近の彼女はとても変」
キョン「どう変なんだ?」
長門「夜中になるとあなたの名前を呼んで布団の中でモゾモゾしている」
キョン「えっ?」
長門「とても苦しそうな声であなたの名前を唱えている」
長門「彼女がとても心配…」
キョン「……た、たぶん大丈夫だと思うぞ」
長門「??」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 17:31:14.99 ID:8Sk4nNFu0
長門「なぜ?」
キョン「なぜって言われてもな…」
長門「朝倉涼子はとても大丈夫だとは思えない」
長門「彼女の下着も布団もいつもグッショリ濡れている…明らかにおかしい」
キョン「(まぁ、そりゃ布団も濡れるだろうな…)」
長門「おまけに彼女はいつもため息をついている」
キョン「ため息?」
長門「そう。ため息をついた時の彼女いつも上の空」
キョン「や、やっぱりそこでも俺の名前を言ってるのか?」
長門「なぜそれを?」
キョン「………ビンゴかよ」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 17:37:07.45 ID:8Sk4nNFu0
キョン「ちなみにその時の朝倉はどんな様子なんだ?」
長門「あなたの名前をつぶやいた後に大きなため息を出す」
長門「そしてしばらくぼーとしてから顔が赤らむ」
キョン「そ、そうか」
キョン「なぁ、長門。やっぱり大丈夫だと思うぞ。うん」
長門「あなたが何故楽観的でいられるのかが分からない」
長門「朝倉涼子の奇行は学校でも行われている」
キョン「学校?」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 17:43:38.19 ID:8Sk4nNFu0
長門「むしろ学校での方が顕著。とても異常」
キョン「ど、どんな風に異常なんだ?」
長門「まず用もないのに下校時間ぎりぎりまで教室に残っている」
キョン「それは残って勉強するためじゃないのか?」
長門「それなら何故あなたの席に座るのかが理解できない」
キョン「お、俺の席に!?」
長門「朝倉涼子は誰もいない教室であなたの席に座る…毎日」
キョン「……な、なんだが嫌な予感がしてきたな」
長門「??」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 17:53:44.68 ID:8Sk4nNFu0
長門「大丈夫?」
キョン「ああ、すまん。続けてくれ、長門」
長門「分かった」
長門「あなたの席に着いた彼女は、まずあなたの名前を唱えながら机に突っ伏す」
キョン「それで?」
長門「まるで何かの余韻に浸るかのようにしばらくそのままの状態でいる」
キョン「(なんか想像したら興奮してきたな…)」
長門「………」
キョン「ん?どうしたんだ?長門?」
長門「ここから彼女の様子はとてもおかしくなる。……思い出すだけで怖い」
キョン「大丈夫だ。話してみろよ、長門」ナデナデ
長門「が、頑張る」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 18:03:30.39 ID:8Sk4nNFu0
長門「朝倉涼子はあなたに謝罪しながら何故かスカートを捲し上げる…」
キョン「謝罪?」
長門「そう、謝罪。あなたの名前をつぶやきながら“ごめんね”を繰り返す」
キョン「(おいおい、それってまさか…)」
長門「その後、布団の時と同じように彼女はモゾモゾし始める…」
キョン「(やっぱりかよ!ってあいつは学校で何やってんだ?)」
長門「……朝倉涼子は苦しそうに涙を流しながらモゾモゾしている」
長門「あなたの名前を唱えながら」
キョン「そ、そうか…」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 18:13:17.75 ID:8Sk4nNFu0
長門「なに?」
キョン「い、いや、なんでもないんだ。気にしないでくれ」
長門「そう…」
キョン「(いかんいかん。なんだか意識しちまった…朝倉が俺で自慰行為か)」ドキドキ
長門「あなたの心拍数が上がっている」
キョン「大丈夫だ。それよりも続けてくれ」
長門「……座らないでモゾモゾするパターンもある」
キョン「座らないでモゾモゾする?それはどういう事なんだ?」
長門「大抵は席についてモゾモゾする。でもそうでない時もある」
キョン「も、もしかして机の角を使ったりしてるとかか?」
長門「なぜそれを?」
キョン「マ、マジか…」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 18:23:05.45 ID:8Sk4nNFu0
長門「あなたの言うとおり彼女は自分の陰部を机の角に擦り付けている」
キョン「……陰部をですか」ゴクリ
長門「そう、自分の陰部をわざわざ痛めつけている。意味不明」
キョン「そうか、長門には意味不明か。うん、お前は知らなくていいと思うぞ」
長門「あなたの言うことが良く分からない…話を続けても?」
キョン「ああ、続けてくれ」
長門「彼女は机の角に陰部を擦り付けてる時もあなたに謝罪している」
キョン「ちなみにどんなことを言ってるか分かるか?」
長門「分かる」
キョン「お、教えてくれ!朝倉は何って言ってるんだ!長門!」ワクワク
長門「なぜあなたが急に興奮し出したのか分からない…謎」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 18:30:05.63 ID:8Sk4nNFu0
キョン「いいからその時の状況を伝えるんだ!長門!」
長門「分かった。だからそう興奮しないで…(とても怖い)」
長門「彼女はあなたの机に擦り付けながらこう呟いていた」
長門「“こんなことをしたら机に染みができちゃうのに…”」
長門「“彼の机なのに…いけないことなのに…”と」
キョン「うぉぉぉぉ!!」
長門「!!」ビクッ
キョン「す、すまん!ちょっと興奮しちまった」
長門「そ、そう…」
キョン「(朝倉の奴、俺の机で角オナしてたなんて…どうりで机がべたついてたわけだ)」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 19:10:49.07 ID:8Sk4nNFu0
キョン「なぁ、長門?…朝倉の奇行は他にもまだあるか?」
長門「もうないと思われる」
キョン「そうか…(あれっ?俺なんでちょっと残念に思ってるんだ?)」
長門「あっ」
キョン「まっまだあるのか!?」
長門「ある。ちょっと待ってて…」
キョン「おっおい!長門!」
キョン「長門の奴、部屋に引っ込んじまいやがった…」
長門「これ」
キョン「んっ?なんだこりゃ?クマのぬいぐるみじゃないか」
長門「そう、これは彼女が大事にしているクマのぬいぐるみ」
キョン「それがどうかしたのか?」
長門「朝倉涼子はこのクマにあなたの名前をつけて呼んでいる」
キョン「なっ!?」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 19:21:51.53 ID:8Sk4nNFu0
キョン「もしかしてアレか?そのクマに話しかけたりしているのか?」
長門「朝起きるとまずこれにおはようのあいさつする」
長門「寝るときはこのクマにキスをして一緒の布団に入る」
キョン「(あいつ俺のことどんだけ好きなんだよ…)」
長門「このクマはあなたではない。なのに話しかける…とても変」
キョン「まぁ、長門がそう感じるのも無理ないかもな」
長門「どう対処したら良いか私には分からない…あなたに助けてほしい」
キョン「そ、そんな悲しそうな顔をするな、長門!大丈夫だから」
長門「あなたはさっきからそう言うが、私にはそう思えない」
キョン「参ったな…どう説明したものか」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 19:29:15.89 ID:8Sk4nNFu0
キョン「えっと、うまく言えんが朝倉は心配ない。大丈夫だ」
長門「ほんと?」
キョン「ああ、ほんとだ。俺を信用してくれ」
長門「あなたを信用する…」
キョン「そうだ。俺は今まで長門にウソをついたことあるか?」
長門「ない」
キョン「そうだろ?だから朝倉のことは心配ない」
キョン「もし不安ならもう少し一緒にあいつの様子を見ようぜ。なっ?」
長門「分かった。もう少し彼女の様子をうかがう」
キョン「ああ、そうしてくれ」
朝倉「長門さん、ただいま〜」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 19:36:58.86 ID:8Sk4nNFu0
キョン「やばっ!朝倉が帰ってきたぞ!」
キョン「いいか、長門。この事はあいつには内緒だぞ?」
長門「分かった」
朝倉「ただいま〜ってあれ?なんでキョンくんが家に!?」
キョン「えっ?いや、それは…その…」
長門「涼宮ハルヒのことで彼に用があったため、来てもらった」
朝倉「ふ〜ん、そうなんだ」
キョン「ああ、ハルヒのことでな。……んっ?」
キョン「なぁ、朝倉、お前どうしてジャージを着てるんだ?」
朝倉「へっ?」
キョン「今日って体育はなかったよな…その姿で下校したのか?」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 19:48:27.41 ID:8Sk4nNFu0
朝倉「えっと…帰る途中に制服が汚れちゃって。それでね」
長門「彼女はいつもジャージ姿で帰ってくる」
朝倉「ちょっと!長門さん!」
キョン「(なんだまた俺の机でオナニーしやがったのか…)」
キョン「(っておい!俺の机またベトベトじゃねーか!)」
朝倉「キョンくん?」
キョン「あっいや、なんでもないぞ。うん」
朝倉「そう?なんか考え事してたみたいだけど」
キョン「お前のことを考えてたりするかもな…」
朝倉「えっ!?」
キョン「冗談だよ。冗談」
朝倉「もう!からかわないでよ」
キョン「(こいつ俺のこと好きなんだよな。ちょっとからかってみるか)」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 19:59:44.63 ID:8Sk4nNFu0
キョン「まぁ、そう怒るなよ。そんなにカッカしたら可愛い顔が台無しだぞ」
朝倉「かかか可愛い!?私が!?」
キョン「ああ、朝倉は可愛いぞ」ナデナデ
朝倉「ふぁっ!?(キョンくんになでなでされたよ〜)」
キョン「おーい、朝倉?(ちょっとやりすぎたかな?)」
長門「……」ツンツン
キョン「んっ?どうした?長門」
長門「私は?」
キョン「へっ?」
長門「……あなたから見て私はどうなのか教えてほしい」
キョン「あっああ、長門、お前も可愛いぞ」
長門「そう」
キョン「(やれやれ、なんだってんだ)」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 20:06:28.29 ID:8Sk4nNFu0
キョン「そんじゃ、そろそろ俺は失礼するぞ」
キョン「長門、また何かあったらすぐに俺に報告してくれ」
長門「分かった」
キョン「じゃあ、また明日学校で」
朝倉「ばいばい、キョンくん」
バタン
朝倉「………」
長門「朝倉涼子?」
朝倉「……」ダッダッ
長門「??」
朝倉「ねぇねぇ、キョンくん!聞いて!私あなたに可愛いって言われちゃった!」
クマ「――」
朝倉「えへへ、可愛いだって〜うれしいな」ギュッ
長門「やっぱり様子がおかしい…」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 20:11:48.01 ID:8Sk4nNFu0
長門「今日の夕食はカレー」
長門「いただきます。……モグモゴ…」
朝倉「………」
長門「食べないの?」
朝倉「………(キョンくんに頭なでなで)」
長門「朝倉涼子?」
朝倉「ニヤ〜」
長門「!?」
朝倉「えへへ、キョンくん…」ニタニタ
長門「こ、怖い…」ブルブル
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 20:25:28.97 ID:8Sk4nNFu0
朝倉「それじゃあ長門さん、お先に寝ますね。おやすみなさい」
長門「おやすみ…」
長門「………」
長門「朝倉涼子の寝室から話し声が聞こえる」
長門「……覗きはいけないこと。でも彼に報告するため」ススッ
朝倉「さぁキョンくん、今日も一緒に私と寝んねしましょうね〜」
クマ「やれやれ、しょうがない一緒に寝てやるか」 ←自演
朝倉「もう!そんなこと言って。一緒に寝てあげないわよ?」
クマ「えっ!マジかよ!?」
朝倉「えへへ、ウソよ、ウソ」
クマ「ったく…勘弁してくれよ。朝倉」
朝倉「涼子でしょ、キョンくん」
クマ「はいはい、一緒に寝るぞ、涼子」
長門「これは酷い…」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 20:30:43.63 ID:8Sk4nNFu0
朝倉「はぁ〜今日はすごく幸せだったわ」
クマ「なぜだ?」
朝倉「だってあなたに可愛いって言われたんですもの」
クマ「……涼子」
朝倉「なぁに?」
クマ「好きだ!」ガバッ
朝倉「ひゃっん!?ちょっとキョンくん!ダメよ!」
クマ「だめじゃない!お前が欲しいんだ!」
朝倉「あぁ…キョンくん…」
モゾモゾ
モゾモゾ
長門「また布団の中でモゾモゾしている…」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 20:41:50.68 ID:8Sk4nNFu0
―次の日―
ハルヒ「おっはよう!キョン!…ってあんた何やっての?」
キョン「クンクン…えっ?べつに何も」
ハルヒ「べつにってあんた今自分の机の匂いを嗅いでたじゃない?」
ハルヒ「なんかあるわけ?」
キョン「いっいや、べつに!何にもないぞ!気にするな」
ハルヒ「ふーん、余計に怪しいわね。ちょっとあんたの机見せなさい!」
キョン「わっバカ!机に触るな!」
ハルヒ「なによ!べつに触ったって…なっ!?あんたの机べとべとしてるわ!」
キョン「ほら、もういいだろ。さっさと自分の席に戻れ!」グイッ
ハルヒ「あっちょっとキョン!」
ハルヒ「なっなんなのよ、あいつ…愛おしそうに自分の机をなでちゃって」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 20:53:47.45 ID:8Sk4nNFu0
キョン「(朝倉が俺の席に座ってオナニーを…)」サワサワ
ハルヒ「(なんでこいつはうっとりとした目をしてるのかしら…?)」
キョン「(オナニー!?)」ガバッ
ハルヒ「ひっ!?」
ハルヒ「ちょっと!キョン!今度はなによ!」
キョン「あっいや、すまん。なんでもないんだ、うん」
キョン「(そうだよ、朝倉の奴、今日も俺の席でオナニーをするはずだ)」
キョン「(これを見逃す手はないぞ)」
キョン「フフッ」
ハルヒ「(今度は笑い出した…もうなんなのよ、こいつ)」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 21:05:26.47 ID:8Sk4nNFu0
朝倉「おはよう〜」
キョン「(おっ!朝倉が来たな)」
キョン「朝倉、おはよう!」
朝倉「キョキョンくん!?(キョンくんからあいさつしてくれるなんて)」
キョン「なんだよ、俺にはおはようって言ってくれないのか?」ニヤニヤ
朝倉「あっごめん。えっと…お、お、おはよう…キョンくん」
キョン「やればできるじゃないか。よしよし」ナデナデ
朝倉「ふぁっ!?」
キョン「朝倉、今日も可愛いぞ」
朝倉「(ううっ…またキョンくんに褒められたよ〜)」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 21:16:07.71 ID:8Sk4nNFu0
キョン「どうした?顔が真っ赤だぞ、朝倉」
朝倉「あっうう、ちょっとごめんね!」スタタタッ
キョン「おっおい!鞄を抱えてどこへ行くんだよ!」
キョン「朝倉の奴、一体どうしたんだ?」
ハルヒ「(なんでキョンと朝倉さんが仲がいいのよ!)」
ハルヒ「(はぁ…まあいいわ。授業が始まる前にトイレでも済ませておこう)」
ガラガラ
長門「……大変」
キョン「長門?どうしたんだよ、血相を変えて」
長門「今、トイレに行ってきた」
キョン「それで?」
長門「あ、朝倉涼子の様子がおかしい」
キョン「朝倉がトイレで?」
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 21:25:09.91 ID:8Sk4nNFu0
―女子トイレ―
ハルヒ「はぁ、キョンって朝倉さんのことが好きなのかな…」
ジジー
ハルヒ「んっ?隣にも誰か入ってるのかしら?」
朝倉「ねぇ!聞いてキョンくん!私またキョンくんに褒められちゃった!」
ハルヒ「この声って朝倉さん?」
ハルヒ「って!えっ?キョン!?」
クマ「ハハッ、当然だろ。朝倉、お前は可愛いんだから」
朝倉「キョンくん〜」ギュッ
ハルヒ「ちょっとなんで女子トイレにキョンがいるのよ!?」
クマ「こっこら!抱きつくなバカ!」
ハルヒ「抱きつく!?」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 21:35:02.48 ID:8Sk4nNFu0
朝倉「べつにいいじゃない。誰も見てないんだから」
クマ「まぁ、それもそうだな…涼子」
ハルヒ「涼子!?名前で呼んだ!?」
朝倉「ねぇ、キョンくん…せっかくだからしない?」
クマ「お前…昨日の夜もしたばかりだろ」
朝倉「だってキョンくんに可愛いって言われて我慢できなくなっちゃった」
クマ「しょうがないな…授業が始まる前に済ませるぞ」
朝倉「うん」
ハルヒ「あわぁわぁぁ…キョンと朝倉さんが…」
ハルヒ「うーん…ブクブクブク」バターン
キョン「おいl長門、朝倉が戻ってきたぞ」
朝倉「〜〜♪」
長門「鼻歌を歌っている…」
岡部「大変だ!涼宮がトイレでぶっ倒れた!」
キョン・長門「!!」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 21:49:36.39 ID:8Sk4nNFu0
岡部「――というわけで涼宮は病院へと運ばれることになった」
岡部「何故、トイレで気絶したかは分からんがな」
朝倉「涼宮さん、一体どうしたのかしら?」
キョン「ハルヒは早退か…んっ?早退?」
キョン「待てよ。ってことは今日の活動は中止だよな」
キョン「(つまり誰にも邪魔されずに朝倉の角オナを拝むことができる!)」
キョン「よくやった!ハルヒ」
岡部「おいっ!人が倒れたのに喜ぶ奴があるか!こらっ!」
キョン「あっすみません…」
朝倉「クスクス…おかしなキョンくん」
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 21:58:39.00 ID:8Sk4nNFu0
―放課後―
キョン「ふぅ…この時を待っていた」
長門「待っていた」
キョン「朝比奈さんや古泉には中止のこと知らせてきたか?」
長門「すでに伝えてきた。ぬかりはない」
キョン「そうか、よくやったぞ、長門」ナデナデ
長門「そう」
キョン「あとは朝倉が教室に来るだけか…」
長門「今日も彼女はあなたの席に座っておかしくなる。…とても耐え難い」
キョン「大丈夫だ、心配するなって」
ガラガラ
キョン「おっ、さっそく来たみたいだな」
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 22:07:32.60 ID:8Sk4nNFu0
朝倉「キョロキョロ」
朝倉「えへへ、誰もいないわ」
キョン「(残念ながらいるんだな…)」
朝倉「キョンくんの席に座っちゃおう。えいっ」
朝倉「キョンくん〜キョンくん〜」
長門「朝倉涼子がおかしくなり始めた…」
キョン「しっ!静かにな」
長門「申し訳ない」
朝倉「キョンくんごめんね…またあなたの席に座っちゃった」
朝倉「いけない涼子を許してね、キョンくん」
キョン「可愛い…」
長門「うれしい」
キョン「えっ?」
長門「なに?」
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 22:16:05.51 ID:8Sk4nNFu0
朝倉「んんっ…」
キョン「キター!」
長門「ああ、また朝倉涼子がモゾモゾし出した…」
朝倉「んっんっ…あっ…キョンくん…」
朝倉「ごめんね…えっちなのダメなのに…あなたの机でこんな…」
長門「陰部を押し当ててる…とても痛そう」
キョン「いや、あれは気持ちいいの間違いだ」
長門「気持ちいい?理解不能…」
ギシギシ
ギシギシ
キョン「おいおい、ずいぶんと激しく腰を振ってたんだな…ゴクリ」
朝倉「キョンくん!キョンくん!涼子もうイキそうだよ!」
キョン「よくもまぁ、今まで誰にもばれなかったもんだ…」
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 22:27:11.79 ID:8Sk4nNFu0
朝倉「んんっ!!」ジュワー
朝倉「ふぅ…キョンくん…」
キョン「ったく事が済んだらとろんとした顔をしやがって…」
長門「良かった。いつもの朝倉涼子に戻ってる」
朝倉「あっどうしよう!またスカートを汚しちゃった…」
キョン「っておい、俺の机も汚れてるじゃないか!」
朝倉「しょうがないわ。ジャージに着替えよう…あれっ?」
朝倉「ど、どうしよう!ジャージを持ってくるの忘れたわ」
キョン「おい長門、これは興味深い展開じゃないか?」ワクワク
長門「あなたが何故わくわくするのか分からない」
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 22:37:41.57 ID:8Sk4nNFu0
朝倉「どうしよう…スカートは濡れちゃってるし…困ったわ」
キョン「さぁ、朝倉はこの危機をどう切り抜けるんだ?」ワクワク
朝倉「しょうがないわ…キョンくんのジャージを借りましょう」
キョン「はっ?」
朝倉「確かキョンくんの補助バックに…ガサゴソ…あった!」
キョン「なぁ長門…あいつ何やってるんだ?」
長門「………」
朝倉「ちょっとサイズが大きいけど大丈夫よね」
朝倉「クンクン…えへへ、キョンくんの匂いがする」
キョン「どんな匂いだよ!って人のジャージを勝手に着るな!」
182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 23:02:24.21 ID:8Sk4nNFu0
朝倉「人が来ないうちに着替えちゃわないと…」ヌギヌギ
キョン「ここで着替えるのかよ!ずいぶんと大胆だな、おい」
キョン「いや、まぁ、朝倉の生着替えを拝見できるから良しとするか」
長門「……」ツンツン
キョン「なんだ?長門?」
長門「女性の着替えを覗くのは好ましくない。」
キョン「えっ?」
長門「彼女が着替え終わるまで後ろを向いてるべき」
キョン「おいおい、自慰行為はよくって着替えはダメなのかよ!」
長門「自慰行為…?」
キョン「いや、なんでもないわ。後ろ向いてます」
長門「それがいい」
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 23:11:28.07 ID:8Sk4nNFu0
朝倉「やっぱりちょっとぶかぶかかな〜?」
朝倉「うふふ、それだけキョンくんって大きいのね」
キョン「男物サイズの服を着る女の子っていいよな…」
長門「そう」
朝倉「じゃあキョンくん、あなたのジャージ借りるわね。ちゃんと洗って返すから」
キョン「むしろ洗わないで返してくれた方が…」
長門「なに?」
キョン「あっいや、なんでもないぞ、うん」
長門「そう。……朝倉涼子が教室を出てった」
キョン「長門!先回りしてお前の家にいくぞ!」
長門「分かった」
191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 23:20:32.90 ID:8Sk4nNFu0
キョン「というわけで先回りして長門の家に到着したわけだが」
長門「どうするの?」
キョン「な〜に、ちょっとばかり朝倉を驚かして様子を見るのさ」ニヤッ
長門「そう…」
朝倉「長門さん、ただいま〜」
キョン「おっ帰ってきたみたいだな」
朝倉「長門さん、今日のご飯…えっ!キョンくん!?」
キョン「よう、またお邪魔してたぞ」
朝倉「(どどどうしよう!?キョンくんがいるなんて!)」
キョン「んっ?どうしたんだ?朝倉?」
朝倉「えっええ、なんでもないわ」
キョン「そうか。ところでお前そのジャージ、なんか大きくないか?」ニヤニヤ
朝倉「!!」
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 23:31:57.84 ID:8Sk4nNFu0
朝倉「そ、そうかな?そんなことないと思うけど…」
キョン「いや、どう見てもぶかぶかだろ。昨日着てたジャージとは大違いだぞ」
キョン「もしかして誰かから借りたのか?」
朝倉「えっ?う、うん。そうなのよ。ちょっとジャージが汚れちゃって…」
キョン「わざわざ男子のをか?」
朝倉「ううっ…」
キョン「胸のところに名前書いてあるよな?誰のか確かめてもいいか?」
朝倉「それはダメ!」
キョン「どうしてだよ?べつにいいじゃないか」
朝倉「だ、だって…」
201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 23:37:08.27 ID:8Sk4nNFu0
キョン「それ、俺のジャージなんだろ?」
朝倉「えっ?」
キョン「俺の机で角オナして制服がダメになったから着てるんだろ?」
朝倉「な、何を言ってるの…キョンくん?」
キョン「全部知ってるんだよ。朝倉、お前毎日俺で自慰行為をしてるんだよな?」
朝倉「!!」
キョン「おまけにクマのぬいぐるみを俺だと思って話しかけてるんだろ?」
朝倉「どうしてそんなことまで!?」
キョン「なんだ、やっぱりそうなのか」ニヤニヤ
キョン「朝倉ってやらしいんだな…」
朝倉「ち、違うもん!私はやらしくないもん!」
205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 23:41:05.39 ID:8Sk4nNFu0
キョン「でも毎日俺で自慰行為してるんだろ?」
朝倉「それは…」
キョン「淫乱な女だな…お前って奴は」
朝倉「ごめんなさい!違うの!これは…」
キョン「好きだぞ」
朝倉「えっ?」
キョン「俺、お前みたいな女が大好きだ!朝倉!」
朝倉「キョンくん…?」
キョン「俺と結婚してくれ。朝倉」
朝倉「キョンくん…」
朝倉「はぁ〜ってなことにならないかしら」ニヤニヤ
長門「朝倉涼子の様子がとてもおかしい…」
〜fin〜
215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/19(日) 23:43:25.22 ID:8Sk4nNFu0
ごめん、お風呂に入って眠くなったんだ。乙