キョン「俺は…長門も好きだ!」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 22:34:20.73 ID:MN+qXbpd0

キョン「俺は長門は好きだぞ。」

長門「そう」

キョン「朝倉も好きだ。」

長門「…そう」

キョン「でも何故か朝比奈さんとハルヒにはあんまりこないんだよな。」

長門「…」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 22:36:36.98 ID:MN+qXbpd0

キョン「まぁ、でもどっちかというと一番は朝倉かな。」

長門「…そう。」

キョン「そんなわけで、再生してくれ。」

長門「…?」

キョン「いやいや、?、とかじゃなくて朝倉をだよ。バックアップなんだろ?さくっと再生してくれ。」

長門「…」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 22:38:34.23 ID:MN+qXbpd0

キョン「おぉ!朝倉がガンツ風に部屋に出てくる!」

朝倉「…?ここは…私は…」

キョン「…別に服はいらなかったのに。」

長門「…そう。」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 22:40:20.38 ID:MN+qXbpd0

キョン「よう!朝倉!久しぶり。」

朝倉「…なんで?」

キョン「俺眉毛って太いの結構好きなんだよね。」

朝倉「は?」

キョン「まぁ最初はないわーと思ってたんだけどさ。だんだん良くなってきてさ。後、憂鬱の内容しか知らない俺としては佐々木とかいわれてもぴんとこないんだよね。」

朝倉「…何の話?」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 22:44:48.07 ID:MN+qXbpd0

キョン「まぁこれで人数的には後一人か。誰にしようかな。」

長門「何の話?」

朝倉(ってか私はなんで再生されたのかしら…)

キョン「キャラ的にはこの二人が一番好きなんだが…まぁ、三人でいいか。」

長門・朝倉「?」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 22:47:15.97 ID:MN+qXbpd0

キョン「脱衣マージャンをしよう。」

朝倉「なっそんなことのために私を呼び出したわけ!?」

キョン「そうだ。それ以外は別にみたくない。デレのハルヒには若干興味があるが…」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 22:49:12.54 ID:MN+qXbpd0

朝倉「じょっ冗談じゃないわ!」

そういって部室を出て行った朝倉は帰ってこなかった…

キョン「遅いな朝倉は…ちょっと様子を見に行ってくるか。」

長門「やめたほうが賢明。今この学校で不可思議なことが起こっている。」

キョン「また、ハルヒか。」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 22:55:49.31 ID:MN+qXbpd0

長門「涼宮ハルヒはこの件とは無関係。」

キョン「そうなのか。今日はそういえば部室にだれも来てないしな。もう夜の9時か。」

ついつい長門のパンツを除くのに夢中になった俺は朝倉が出て行ってから五時間近くこうしていたらしい…
キョン「まぁ、とにかく様子を見に行ってくるよ。いつまでもここにいるわけにもいかないしな」

長門「そう…あなたの携帯情報を改変した。これでいつでも連絡がとれるし、一度であった人の場所がわかる。」

キョン「便利だな〜、おっ今は部室に長門って書いてある。ここに長門がいるわけか。」

長門「そう。私は何故か今この部室以外での能力を制限されている。だから部室を出たら身体能力の高い普通の人間になってしまう…」

キョン「そうか、わかった。まぁ何かあれば戻るよ。」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 22:58:33.27 ID:MN+qXbpd0

部室を出ると廊下に明かりがついていなかったので俺はすぐ部室に戻った。

キョン「ちょっとよくわからなかったけど、とりあえずここが安全そうだな。」

長門「…」

キョン「なんだよ!そんな目で見るなよ!そうだよ暗いのが怖いんだよ!」

長門「このバットを持っていって。普通のバットより軽く強くしてある。役に立つ。」

キョン「え?そんなに危険なんですかね…ってかここで待ってては駄目なんですかね…」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:02:56.89 ID:MN+qXbpd0

とりあえず俺はバットを装備し、外に出された。

キョン「夜の学校は怖いな。ずっとここにいれば、とりあえずとっさに部室に入れるしな。」

と思ったら廊下の向こうのほうに何か見える…顔?女の顔…?随分大きいな。ってか顔から直接手足が…!走ってくる!
顔「お母さぁぁぁぁん」

ベタッベタッベタッベタッ

キョン「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:07:22.15 ID:MN+qXbpd0

とりあえず部室と随分離れてしまった…
あの顔はあんまり足は早くないらしいな…まぁバランスがおかしいからな…

携帯を見ると…今ここは3FのA棟廊下か。
とりあえず原作の設定は知らんけど、ここではA棟とB棟があって、4階ずつで部室は1回A棟にあるらしい。

キョン「おっあの化け物の位置もわかるのか。まだ1Fの部室前をうろうろしてるな…戻れないじゃないか。ってか、ん?名前が…古泉…だと?」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:09:00.31 ID:MN+qXbpd0

古泉「呼びましたか?」

キョン「きゃぁぁぁぁぁ…もがっ」

古泉「静かにしてください。とにかくこの中へ…」


ー音楽室ー

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:12:24.49 ID:MN+qXbpd0

キョン「古泉が…偶然同じ名前なのか?なんにせよややこしいな。」

古泉「なんの話です?」

キョン「とりあえず名前の表示が同じで見分けがつかんな…」

古泉「?まぁ、とにかく今この学校でおかしなことがおこってます。というかあなた今まで何処にいたんです?」

キョン「そりゃこっちの台詞だ。俺は今までずっと部室にいたんだが…」

古泉「え?私と涼宮さんたちもずっと部室にいたんですが…」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:23:48.47 ID:MN+qXbpd0

キョン「なんだと?じゃぁ俺が見てた長門のパンツはなんだったっていうんだ。」

古泉「?そういえば長門さんもいらっしゃいませんでしたね。お二人とも一緒だと思っていましたが…」

キョン「よし、長門のところにいこう。長門は部室にいる。後このバットを持っててくれ。」

古泉「え?軽っ。これはいい武器になりますね。」

キョン「あぁ、それで頑張ってくれ!」

古泉「?…えぇ」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:25:55.21 ID:MN+qXbpd0

古泉「いやぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁ」

キョン「頑張れ!倒せ!うおえっ気持ちわるっ」

俺は古泉が古泉と戦うのを見ていた。きっとあれだ。ムドー城のハッサンみたいになんかせいけん突きを覚えたりするはずさ。
あれはきっと古泉の分身。倒せば…あれ?なんか…食われてる…?

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:28:10.76 ID:MN+qXbpd0

俺はゆっくり階段をのぼって避難した。なんてことだ…念のため遠めに見ていて良かった。

しかし古泉が食われるとは…予想外に強いなあの顔。バットも取りにいけなくなったし…
とりあえず古泉がこっちに来る様子はないし…強さでいうなら…朝倉を探すか。

原因がハルヒでないなら、ハルヒを探しても意味ないし、それに朝倉の方が可愛いしな。

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:29:59.97 ID:MN+qXbpd0

キョン「さて…何処にいこうかね…」

長門は移動する様子を見せないし、まぁ武器を探すなら家庭科室かな。俺は二F渡り廊下を渡ってB棟4階へと向かった。

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:34:14.67 ID:MN+qXbpd0

ヒタ…ヒタ…ヒタ…ヒタ…

キョン「…確実になんかいるな。」

とりあえず2F渡り廊下は何もいないけど、どうも見えないが2FのB棟廊下にはなんかいるらしい。
どうしよう…つっきって階段に登るか?登ってからわたるか…迷うとこだな。

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:38:12.19 ID:MN+qXbpd0

迷っても仕方ない。姿さえ見えればこの携帯で認識できるっぽいし。ゆっくりのぞきに行くか。
忍び足で廊下に向かい顔だけゆっくり出した俺の目の前に…


顔があった。

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:40:29.59 ID:MN+qXbpd0

え?あれ?

しゃがんでいる俺を見下ろすように、人がって
キョン「朝…倉?」

朝倉「キョン君!?私は…絶対脱衣マージャンなんてしないからね!」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:46:05.93 ID:MN+qXbpd0

キョン「朝倉…脱衣マージャンはもういいんだ…てかお前いままで何処にいたんだ?」

朝倉「何処?って別に走ってここまで…って九時!?なんで?そういえば周りが暗い…これは…」

キョン「何かわかるか?」

朝倉「ううん。わからない。でも私の能力はもともと制限されているし、長門さんに聞いてみないとね。部室にまだいるの?」

キョン「あぁ、だがその前に家庭科室によっていこう。」

朝倉「?」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:48:21.56 ID:MN+qXbpd0

キョン「さぁ、朝倉行くんだ。」

朝倉「…なんでさっきから私の後ろにいるわけ?」

俺たちは無事何事もなく4Fの家庭科室前までやってきた。しかし油断は禁物。
だがこの場合俺も家庭科室に一緒に入ったほうがいいだろうな、朝倉と古泉とでは扱いは違うはず。
古泉が戦っている間に俺が後ろから襲われることは考えにくいが、この場合はありうるからな。


35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:49:39.64 ID:MN+qXbpd0

朝倉「…まぁいいけど…」

ガラガラッ

朝倉・キョン「!」

そこには一人の人が立っている。
確か家庭科の先生で…なんで下を向いているんだろう。持っているのは…ほう…ちょう?

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:56:12.30 ID:MN+qXbpd0

朝倉「!キョン君下がって!」

先生「おおおおおおおおおおぉぉぉぉ!」

包丁を振り回す先生…俺は言われる前からとっさに後ろに下がっている。

朝倉「ふんっ」

ドゴォッ

教室の一番後ろまでふっとぶ先生。さすが、朝倉…強すぎるぜ。


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 23:59:07.00 ID:MN+qXbpd0

ばっちりキックのときにパンチラを携帯におさめた俺は、とにかく武器になるものを探すことにした。

朝倉「キョン君…これはいったい。」

キョン「わからん…とりあえず長門と合流したいが長門のいる部室の前にはわけのわからん奴がいてな。そいつを倒して欲しいんだが…」

朝倉「わかったわ。一旦合流しましょう。」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/05(日) 00:02:21.02 ID:7IT6i0Ov0

とにかく2Fの渡り廊下経由で行けば他に何かと会うこともないだろうと同じルートで渡り廊下を渡って1FA棟へ。

キョン「…あれっ?」
携帯から反応が消えている。あの化け物は少なくとも今この学校の何処にもいない…?そして長門の反応も消えている…

朝倉「どうしたの?」
キョン「いや、とにかく部室に戻ろう。」

部室をあけるとそこには朝比奈さんがいた…長門は案の定いない…か。

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/05(日) 00:07:05.30 ID:7IT6i0Ov0

みくる「あれ?キョン君どうしたんですかぁ…朝倉さんと二人で。」

キョン「あれ?長門がいませんでしたか?というか朝比奈さんはいつからここに?」

みくる「私はずっとここにいましたよ?というか長門さんも今日はいらっしゃってませんけど…」

キョン「ハルヒは?」

みくる「古泉君とキョン君を探しに行くって。会いませんでしたか??」

朝倉「…」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/05(日) 00:11:05.69 ID:7IT6i0Ov0

朝倉「キョン君外を。」

キョン「ん?…まだ夕方ですね。時刻は…五時…ですか。あれ?」

朝倉「何か…おかしいわね。どうしましょう。今は生徒も普通にいるみたいだし…何も問題はなさそうに見えるけど…」

キョン「…」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/05(日) 00:14:59.12 ID:7IT6i0Ov0

ーA棟2F−

ぜーぜー…

こんな化け物がいることだまってるなんて…まったく…

古泉「それにしても参りましたね。涼宮さんは無事でしょうか。服も唾液でぼろぼろになってしまいましたし…」

現状僕ではあの化け物から逃げるので精一杯。階段を登れないということが判明してよかったですが…
超能力も使えないですし、今は僕はただの人…。
とりあえずどなたかと合流したほうがよさそうですね。


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/05(日) 00:20:45.64 ID:7IT6i0Ov0

古泉「それにしても今はまだ5時かそこらだと思っていたんですが…」

外はまっくら。これはどうなっているのでしょうかね…
涼宮さんがらみではないことは確かですが、まだ原因も不明ですし、少々探索しますか。

このバットがあればそうそう遅れをとることもないでしょう。

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/05(日) 00:27:09.36 ID:7IT6i0Ov0

朝倉「…朝比奈さん」

みくる「はい?」

朝倉「涼宮さんが屋上で呼んでましたよ。」

みくる「えぇ、そうなんですか。いってきます〜」

キョン「あれ?ハルヒが呼んでたっけ?」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/05(日) 00:29:02.20 ID:7IT6i0Ov0

朝倉「さぁキョン君。…もうこの謎なんてどうでもいいわ…もうこの部室にはあなたと私しかいない…」

ガチャッ

キョン「何故鍵を閉める…」

朝倉「キョン君…好き///」

キョン「朝倉!」

こうして二人は結ばれました。古泉は結局なんだかんだあって死にました。
終わり。



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