1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 19:38:34.26 ID:9sjlBQA6O
キョン「……」 イラッ
長「最近になって無視できないイレギュラー因子が涼宮ハルヒの周囲に現れた」
キ「……」
長「それが、私」 キリッ
キ「……」 イラッ
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 19:44:11.92 ID:9sjlBQA6O
キ「……な、なら俺に話す必要なくないか?」
長「全くもってその通り」
キ「……」 イラッ
長「ただ、貴方は必要」
キ「な、なんで?」
長「ツッコミ」
キ「……そんなんお前か古泉でいいだろ」
長「おい待てハルヒ!!」
キ「!?」
長「息を吹き掛けるな顔が近いんだよこのままファックスで送信してやろうか」
キ「!?!?」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 19:46:51.85 ID:9sjlBQA6O
長「どう」
キ「……不自然だ」
長「貴方が必要」
キ「……ツッコミ以外役割ないの?」
長「状況次第で徐々に難しい仕事も任せていきたいと思う」
キ「何そのバイトの新人研修みたいな感じ」
長「今日はもう上がってくれて構わない」
キ「え?……あ、あぁ、お先に失礼します……」
キ(結局何用で呼ばれたんだ俺は……)
――
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 19:50:09.18 ID:9sjlBQA6O
キ「いや……でも何で俺にそんなことを言うんです?」
みくる「私が涼宮さんに選ばれた人だから」 キリッ
キ「……」 イラッ
キ「いや…あー、うん……ですから、何で俺にそんなことを言うんです?」
み「詳しくは言えません、禁則にかかるから。多分だけど、私は涼宮さんにとって重要な人。彼女の一挙手一投足には全て理由がある」 キリッ
キ「……」 イラッ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 19:54:28.56 ID:9sjlBQA6O
キ「……ハルヒのすることを放っておいたらどうなるんですか」
み「禁則事項です」
キ「未来から来たんならこれからどうなるか解りそうなもんなんですけど」
み「禁則事項です」
キ「ハルヒに直接言ったらどうなんです」
み「禁則事項です」
キ「俺はなんでSOS団にいるんですか?」
み「ツッコミです」
キ「あ、そこは言うんだ」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 19:57:45.24 ID:9sjlBQA6O
み「ですが状況次第で徐々に難しいお仕事もお願いしていくと事になると思います」
キ「何その派遣会社のオペレーターみたいな感じ」
み「では詳細がわかり次第また連絡しますね」
キ「……はい…よろしくお願いします……」
キ(ツッコミ待ちって事はないよな……?)
――
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 20:01:30.44 ID:9sjlBQA6O
古泉「保証します、僕は特別な力を持つ特殊な人間です」 キリッ
キ「……」 イラッ
古「ひょとしたら僕が世界の命運を握っているということも考えられます」 キリッ
キ「……」 イラッ
キ「……ハ、ハルヒが神様だと言うのなら、あいつを解剖でもして頭の中の仕組みでも調べたらどうだ」
古(――ッ!!)
キ「何その『その手があったか!』的な顔」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 20:05:35.15 ID:9sjlBQA6O
古「…フフ、貴方も中々人が悪い」
キ「……もし、もしもだな。ハルヒが突然ポックリ逝っちまったらどうなる」
古「…………。……さぁ?」
キ「さぁじゃねーだろ」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 20:09:22.42 ID:9sjlBQA6O
キ「ちなみに、ちなみにだな。……俺はなんでSOS団にいるんだと思う?」
古「おや、てっきり自覚されているとばかり思っていたのですが」
キ「うん、まぁ一応アレかなーって思ってるのはある事にはあるよ。
でももしかしたら違うかもしれないだろ?確認だよ、確認」
古「ツッコミです」
キ「……良かった当たってた」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 20:12:38.81 ID:9sjlBQA6O
古&キ『『ですが、状況次第で徐々に難しい仕事をお任せする事になると思います』』
古「……」
キ「……」
古「エスパーですか?」
キ「……うるせーよバカ野郎」
――
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 20:17:15.58 ID:9sjlBQA6O
朝「あなたを殺して、涼宮ハルヒの出方を見る」
キ「『あなた』って事は、俺?お前…俺を狙ってくれるのか」
朝「……え、そ、そうだけど。なんでちょっと嬉しそうなの?」
キ「俺が死ぬとハルヒになんか起こるのか!」
朝「た、たぶん。……なに泣いてるの?」
キ「あぁ、こんなに人に必要とされるのが久しぶりでな……」
朝「そ、そう。……あなたが死ねば、文芸部室では処理しきれないボケが飽和して大きな情報爆発が起きるはず。またとない機会だわ。」
キ「……」
朝「……」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 20:20:42.08 ID:9sjlBQA6O
キ「……ボケって溜まるんだ?」
朝「そのためのツッコミでしょ?」
キ「……俺がツッコミだから狙ってんの?」
朝「え、あなたボケなの?」
キ「どっちかといえばツッコミだよちくしょう……!!」
――
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 20:25:55.73 ID:9sjlBQA6O
キ「……なぁハルヒ、何で俺SOS団にいるんだ?」
ハルヒ「ツッコミでしょ、何言ってんの」
キ「……辞めていいかなぁ、俺」
ハ「は!?何言ってんの!ダメに決まってるでしょ!!」
キ「ツッコミなら他にいい人材探せよ……4組の新八とかいう奴がそうとうキレるらしいぞ」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 20:30:02.22 ID:9sjlBQA6O
ハ「だ、だからダメだってば!!ツッコミ役が不満なら、」
ハ&キ『『状況次第で徐々に難しい仕事も任せていくから!!』』
ハ「……」
キ「……」
ハ「……やるわねアンタ」
キ「うるせーよ!!てかお前らの言う難しい仕事って何だよ!長門!古泉!朝比奈さんも!!」
長「?」
古「……さぁ?」
み「え、えっと……」
ざわ ざわ ざわ
ざわ ざわ
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 20:34:25.63 ID:9sjlBQA6O
キ「ざわざわしてんじゃねーよ!!大体お前らっ」
み「(今5ざわありましたよね…)」
長「(あった)」
古「(参加しつつツッコミとは……とんでもないスキルです)」
ハ「あ、アタシの相手とか相当難しいわよっ!!」
キ「……は?」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/01(水) 20:37:43.05 ID:9sjlBQA6O
ハ「無茶な事しでかすわよ我侭ばっか言うわよアンタにだけ連絡して不思議探索したりするわよ
みくるちゃんおもちゃにするわよ当日いきなり電話かけて市内引き回したりするわよ!?」
キ「え、えと」
ハ「古泉君コキ使うわよPC奪いに隣乗り込んだりするわよ普通のデートは嫌とか言いながら映画館で満足したりするわよ有希にエロ本読ませて反応楽しんだりするわよ!?
そんなんアンタ以外で処理しきれると思ってんのバカーーーッ!!!!」
キ「……」
ハ「ツッコミは!?」
キ「え?……え、エロ本見せるなら朝比奈さんだろ」
ハ「そこじゃないでしょっ!!」
キ「あー……と。え、映画行くか、今度」
ハ「し、仕方ないわね」
長古み「……」 イラッ
おわる
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 20:42:02.13 ID:9sjlBQA6O
ネタ切れて無理矢理ハルヒendにしてしまった。
まぁなんだかんだてハルヒかわいい。