3 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 15:53:03.94 ID:FIWRCI33O
スレ立てどうもです
谷口「何故俺はモテないッッ!?」
谷口「この時代を先取りしているオールバックッ!!」バンッ
谷口「女なら誰でもイチコロのイケメンルックスッ!!」バンッ
谷口「何故だッ!?何故なんだッッッ!?」ババンッ
谷口「……………」
谷口「はぁ…またキョンがフラグ折ってんのをただ黙ーって過ごす毎日が始まるのか」トボトボ
6 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 15:56:33.20 ID:FIWRCI33O
国木田「おはよう谷口」ポン
谷口「おぉ…」
国木田「どうしたの?元気無いね」
谷口「…なぁ………………なんでキョンはモテんのかな」
国木田「いきなりどうしたんだよ。谷口らしくないね」
谷口「いや…なんか最近キョンモテ期入ってないか?……原因は何かなと思ってさ」
国木田「うーん優しいからかなぁ。でもキョンは自覚してないけどね」
谷口「優しいからモテるのか!?なぁそうなのかッ!?」ガシッ
国木田「おっ落ちつきなよ!」
10 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 15:59:39.15 ID:FIWRCI33O
国木田「ただ優しければいいんじゃなくてさ、キョンは相手の気持ちを理解してる優しさがあるんだよ」
谷口「ふむふむ」
国木田「それにくらべて谷口の優しさっていう物は…下心が見え見えなんだって」
谷口「なッ!?」
国木田「この前だって朝倉さんのプリント配りを手伝っただけでメールアドレスを聞こうとしてたじゃないか」
谷口「あれくらいならいいだろ!!」
国木田「うーん…谷口には無償の善意って物が皆無だね」
11 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 16:02:23.88 ID:FIWRCI33O
谷口「まぁデートに誘うのはやり過ぎたとは思う」
国木田「珍しく反省してるね」
谷口「(朝倉にボロクソにけなされたからな…)」
国木田「じゃあキョンを今日一日見て学んだらどう?」
谷口「そうだな。敵を知るならまず味方から…ってか」
国木田「まずそのカッコイイと思った台詞をすぐに言う癖をやめないとね。馬鹿がバレるよ」
15 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 16:07:40.00 ID:FIWRCI33O
谷口「噂をすれば……おす。キョン」
キョン「おー……ふぁぁ…」
谷口「なんだ?夜更かしか〜遅くまで何やってたんだ?」
キョン「いや……ハルヒのやつメールをきりなく送ってくるからついな」
谷口「……」
キョン「…あふぁ……」
谷口「お前涼宮と付き合ってないんだよな…?」ワナワナ
キョン「ん?あぁ。んなわけないだろ」
谷口「………ちくしょうッ!…俺だって寝不足になるまでメールしてぇよ……」
キョン「?」
16 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 16:11:49.04 ID:FIWRCI33O
・昼食・
谷口「キョンー飯食おーぜ」
キョン「おう」
朝比奈「あのぅ…キョン君いますかぁ?」ガラッ
谷口「朝比奈さんッ!?ご用ですか!!」サッ
朝比奈「ふぇ!?…あ、あのキョン君に…」
キョン「おい谷口。朝比奈さん怖がってるだろ。しっしっ」
谷口「えっ…」
キョン「どうしたんですか?朝比奈さん」
朝比奈「あの…これ…」カサ
キョン「?…旨そうな匂いしますけど…」
朝比奈「調理実習でクッキー作ったんですぅ…よかったら…その…」
18 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 16:15:28.29 ID:FIWRCI33O
谷口「………」
キョン「有り難うございます。これから昼飯なんで感想は放課後でいいですか?」
朝比奈さん「はい。でもあの…ちょっと焦げちゃって…その……えと…」
キョン「大丈夫ですよ。朝比奈さんの作るクッキーは少し焦げても美味しいですから」ニコッ
朝比奈「!!…あ、有り難うキョン君…じゃ!じゃあまた」パタパタ
谷口「……キョン」
キョン「ん?なんだこれはやらんぞ」
谷口「お前よくあんな台詞がでるな…」
キョン「なんの事だ」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/23(火) 16:23:24.34 ID:FIWRCI33O
谷口「(いや…まてよ……そうか!恥ずかしい台詞を真顔で言えるからモテんのか!)」
谷口「(よし…)」
谷口「おぅ朝倉!旨そうな弁当だな」
朝倉「ふふっ有り難う。これ私が作ったのよ」
谷口「やっぱりか!いや〜朝倉は綺麗だし飯も作るの上手いからいい嫁さんになるなー!!俺が欲しいくらいだ!はっはっは!!!」
朝倉「え……ちょ、ちょっとそんな大声で言わないで。恥ずかしい…」カアア
谷口「なーに言ってんだよ!可愛い眉毛が台なしだそ」キラッ
朝倉「!」ピクッ
朝倉「おい…テメーちょっとツラ貸せ」ボソ
谷口「えっ…」
28 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 16:34:05.33 ID:FIWRCI33O
谷口「どっ…どうしたんだ朝倉…人気のない教室に連れてきて…」ドキドキ
朝倉「……お前さ、人が気にしてるとこふつーあんな大声で言う?ねぇ」
谷口「いや…そんなつもりは…」
朝倉「あ?」グイ
谷口「な!なんだ!!やめろって!!!」
朝倉「テメー最近少し調子のってねーか?あ?」ギリギリ
谷口「うぐ!…ぐっ…のってないって!…つか嫌なら剃ればいいだ…ろ」
朝倉「あぁ!?」バンッ
谷口「うげっ!!」ドサッ
朝倉「もう眉毛キャラで固定されてんだろーがッ!!あの可愛い眉毛ちゃんっつったら朝倉ってイコール関係結ばれてんだろうが!!それをお前…今から崩せと…?」ギラッ
谷口「ひっ…おっお前は眉毛を気にしてんじゃないのかよ…」
朝倉「黙れッッ!!気にしてても今さら変えられないんだよ!!…次あんな大声で眉毛眉毛言ってみな……その瞬間首から花咲かせてやっからな…」バタン
谷口「…………あいつ…誰?…朝倉なのか…?」ガクガク
29 名前:ハッピーエンドがいいのか、わるいのか ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 16:39:50.98 ID:FIWRCI33O
谷口「一体なんだったんだ……」テクテク
キョン「おぅどこ行ってたんだ?飯なら食っちまったぞ」
谷口「いや朝倉がな」
ハルヒ「ちょっとキョン!!さっき何もらったのよ」グイ
キョン「急になんだ。クッキーだクッキー」
ハルヒ「!……ふーん。…デレデレしちゃって」
キョン「してない」
ハルヒ「うっさいわね!…わ!私だって………」ボソ
キョン「なんだ?」
ハルヒ「じっ…実はお弁当間違えて2個作ってきちゃったの!!だからあんたにあげるわ!今すぐ食べなさい!!」
キョン「あいにくだか俺は自分のべんt」
ハルヒ「うるさいっ!いいからこっちきなさい!!」グイグイ
谷口「あれ……………おーい」
30 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 16:43:40.68 ID:FIWRCI33O
谷口「もう放課後か…」
谷口「結局あいつから学べるモテポイントは無かったな…」
谷口「…はぁ」
谷口「………帰るか」トボトボ
谷口「おっと忘れ物っと…」
谷口「WAWAWA………あれ?…声聞こえるな…覗いてみっか…」
谷口「ん…!!」
キョン「あのな…教室だといつ誰が来るかわからんぞ。いいのか?」
ハルヒ「…ぅ……は、早くしなさいよ」
キョン「はいはいっと」モミモミ
ハルヒ「…んっ………はぅ…」
キョン「ハルヒ、少し胸が大きくなったな」モミモミ
ハルヒ「…そ……そう…?…んぅ…みくるちゃん…と……どっちが…ぁっ…いい?」
キョン「ははっ。ハルヒでも気にするのか」モミモミ
34 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 16:51:09.83 ID:FIWRCI33O
ハルヒ「!…う…っさいぃ…あんたが……じろじろ見てるっ!……からぁ…」
キョン「俺はこれが一番さ」ムニュムニュ
ハルヒ「ひゅっ!!…あっ!…あんまりっ…強くしないでよぉ…」フルフル
キョン「だが断る」モミュンモミュン
ハルヒ「んっ!!……もう…馬鹿…」チュ
谷口「………」
谷口「………………」シコシコ
36 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 16:54:49.40 ID:FIWRCI33O
谷口「ふぅ……余計に虚しくなってきたな…」テクテク
谷口「なんなんだよ…くそっ…」トボトボ
谷口「教室でいちゃこくなよ………くそっ…」
谷口「いや…まてよ!今は涼宮もキョンもいないという事はSOS団の部室には朝比奈さんしかいないはずッ!!」
谷口「そうと決まれば…ん?あれは…」
谷口「鶴屋さんっ!!」
鶴屋「やぁやぁ!…えーと君は…確か…………?」
谷口「谷口っす!キョンの親友の!!」
鶴屋「あははっ!!ごめんごめん」
37 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 17:00:47.80 ID:FIWRCI33O
谷口「こんなとこで何してるんすか?」
鶴屋「んー…ちょっとねっ!秘密にょろ!!」
谷口「えー教えて下さいよ〜あ!暇だったら今から一緒に…」
イケメン「わりっ待たせた!」
鶴屋「もー遅いぞっ!レディーを待たちゃいかんなぁ…」
イケメン「悪かったってホラ」ギュ
鶴屋「…えへへ。よし!駅前のパフェで許すにょろ」
イケメン「まじかよ〜金欠なんだけどなぁ」
鶴屋「だーめ!あっ谷口君またねっ!」テクテク
谷口「…………ははは…」
40 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 17:11:08.52 ID:FIWRCI33O
過疎…か…
谷口「…朝比奈さん……朝比奈さんに早く会おう…」
谷口「えーっと確かここだったよな…」テクテク
谷口「ん?変な音すんな…」
朝比奈「気持ちいいですかぁ?古泉君…」ムニュムニュ
古泉「いいですよ最高ですね朝比奈さんのパイズリは…んっふ…」
朝比奈「じゃ……じゃあ今日は最後まで…しましょうね?…まだキョン君達は来ないみたいですからぁ…」ムニュムニュ
古泉「んっふ…そうですね……わかりました」
古泉「しかし…ほんと淫乱ですね……貴女という人は…」
42 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 17:14:01.69 ID:FIWRCI33O
ですよねー まぁお暇つぶしにどうぞ
朝比奈「そ…そんな事言わないでぇ……んっ!!」
古泉「そうですか?…貴女のここはもっといやらしいですよ…」クチュクチュ
朝比奈「ああっッ!!…も…もう我慢できませんよぅ……は、……はやくぅ…」
古泉「わかりましたよ…んっふ…いけない人だ…」
谷口「…」
谷口「………………」シコシコシコシコシコシコシコシコ
43 名前:1 ◆IdX.jzvCrM [] 投稿日:2009/06/23(火) 17:17:46.54 ID:FIWRCI33O
谷口「俺に未来はない…」
谷口「はぁ…帰ってエロゲするか…」トボトボ
谷口「お!国木田ーゲーセン行こうぜ」
国木田「あっ…谷口。ちょっと今日は」
長門「………待たせた」トトッ
国木田「ううん。僕も今きたところだから」
長門「………図書館の閉館時間はもうすぐ…早く行かないと…」ギュ
国木田「うん。じゃ谷口また明日」
谷口「……………」
谷口「……え?ハッピーエンドじゃないの?…」
終わり
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/23(火) 17:29:45.37 ID:FIWRCI33O
俺にはもうできない…