71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 17:26:21.10 ID:LrvJ0UNk0
ハルヒ「えぇっ!?」
みくる「女の子ならもっと気をつけた方がいいですよ〜」
ハルヒ「そ、そんなに臭う・・・?」
古泉「おや・・・すみません涼宮さん、バイトが入ったので抜けさせてもらいます」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 17:35:52.09 ID:LrvJ0UNk0
次の日
鶴屋「みっくる〜!おっはよ・・・」
みくる「あっ!おはようご・・・どうしました?」
鶴屋「・・・みくる、昨日ちゃんとお風呂入った?」
みくる「ふぇぇ!?え、ち、ちゃんと入ったけど・・・?」
鶴屋「石鹸やシャンプーを変えたりした?」
みくる「え、いつも通りだったけど・・・」
鶴屋「・・・ふーん。ま、いいっさ!早く行かないと遅刻するよっ!」
みくる「あっ!」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 17:50:34.69 ID:LrvJ0UNk0
授業後、文芸部室にて
みくる「あっ、長門さんこんにちは」
長門「・・・?」
みくる「?どうしました?」
長門「・・・あなたの体から悪臭が発せられている」
みくる「え?」
長門「臭い、という意味」
みくる「ええ!?」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 18:02:23.41 ID:LrvJ0UNk0
キョン「よお・・・ってまだ長門と朝比奈さんだけですか」
長門「涼宮ハルヒは現在掃除中。古泉一樹はクラスの用事で遅れている模様」
キョン「ん、そうか。っと、まだ着替えてないみたいですね。俺、廊下でまってますんで。」
みくる「あっ!ちょっと待って下さい!!」
キョン「?」
みくる「今日のわたし、おかしくありません?!」
キョン「? これといってないですけど」
みくる「もっと近づいてみて下さい!!」
キョン「あ〜、昨日おフロ入りました?」
みくる「」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 18:06:30.30 ID:LrvJ0UNk0
長門「安心してほしい」
みくる「・・・長門さん」
長門「彼女の体は清潔そのもの。ただ・・・」
キョン「ただ?」
長門「単純に臭いだけ」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 18:13:29.64 ID:LrvJ0UNk0
ハルヒ「やっほー!みんなそろってる?」
古泉「すみません、遅れました」
キョン「お、おぉハルヒに古泉」
ハルヒ「何?みくるちゃんまだ着替えてないの?ほらほら、早くメイド服にきがえて!そして男は出ていきなさい!」
キョン「あ、あぁ」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 18:23:01.65 ID:LrvJ0UNk0
みくる「」ヌギヌギ
ハルヒ「ねぇみくるちゃん」
みくる「あっ?!はい!?」
ハルヒ「女の子は臭いに気を付けなくちゃね〜」
みくる「!?」
ハルヒ「あなた今大分臭ってるわよ?」
みくる「・・・はぃ、気を、付けます・・・」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 18:38:16.26 ID:LrvJ0UNk0
二時間後
長門「」ぱたん
ハルヒ「よしっ!!今日の団活終了っ!!また明日ね〜!」
みくる「・・・」
みくる「・・・あ、あの、着替えるので出ていってもらってもいいですか?」
古泉「あぁはい、すみません。さて、僕たちも帰ることにしましょう」
長門「待って。涼宮ハルヒについて相談したいことがある。朝比奈みくるの着替えが終わり次第もう一度集まってほしい」
古泉「・・・わかりました」
キョン「へいへい」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 18:58:03.84 ID:LrvJ0UNk0
五分後
長門「今日相談したいのは朝比奈みくるの体臭のこと」
みくる「・・・」
古泉「ふむ」
キョン「またどうせハルヒが下らないことを思いついたんだろう?」
長門「そう。事の発端は昨日。朝比奈みくるが涼宮ハルヒの体臭を指摘してから」
古泉「それなら彼女は自分の体臭だけを改善すれば良かったのでは?」
長門「涼宮ハルヒは朝比奈みくるを自分の下、もしくは自分のものと見ている。そんな存在に指摘されたが故にこんな事になったと私は推測する」
キョン「いや、いくらハルヒでも朝比奈さんを私物とは思ってないだろ」
長門「涼宮ハルヒは朝比奈みくるに対して劣等感を抱いている。そのためあのような衣服を着せ、自分の優位を誇示しようとしている」
みくる「・・・」
長門「これはあくまで推測。気にしないでほしい」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 19:08:31.25 ID:LrvJ0UNk0
古泉「それはさておき、何か解決策はあるんですか?」
キョン「長門、情報操作で何とかできないのか?」
長門「不可能。前に言った通り朝比奈みくるの体は清潔そのもの。火のないところに煙が立っている状態」
みくる「・・・やられっぱなしは悔しいです」
キョン「はい?」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 19:24:12.81 ID:LrvJ0UNk0
みくる「・・・涼宮さんがイヤになるほど臭くなれば元に戻るかも・・・!」
キョン「え!?いや、それはないと思いますよ!?」
古泉「そうですよ!落ち着いて下さい!!彼女に嫌われたらSOS団にいられなくなるかもしれませんよ!?」
みくる「・・・!!それは大丈夫です!涼宮さんが私という存在を望む前に未来人を望んでいるんです!!」
長門「他の未来人がくる可能性は」
みくる「彼女に一矢報いる事が出来れば私は十分です!!」
キョン「いやいや!俺達がよくありませんよ!」
みくる「私はぬいぐるみじゃあ無いんです!!」
キョン「朝比奈さん・・・」
長門「・・・あなたは強い。ただ、少し強すぎた」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 19:37:09.41 ID:LrvJ0UNk0
次の日
鶴屋「おっはよ〜みく・・・!!」
みくる「あ、おはようございます」
鶴屋「どっどうしたんだいっみくるっ!?お風呂とかそう言うレベルじゃないよっ!!」
みくる「え?何がですか?」
鶴屋「え?な、何って、その」
みくる「・・・」
鶴屋「に、ニオイ、が」
みくる「・・・やった」
鶴屋「? 何がだい?」
みくる「これで・・・勝てる・・・!」
鶴屋「???」
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 19:53:11.60 ID:LrvJ0UNk0
授業後、文芸部室
みくる「こんにちは〜」
長門「・・・!?」
みくる「あ、臭いますか?すみません、昨日おフロ入って無いんですよ」
長門「・・・目が赤い」
みくる「!!?」
長門「大丈夫?」
みくる「はい・・・大丈夫です。心配かけてすみません」
長門「・・・」
みくる「あ、着替えますね!」
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 22:13:02.17 ID:LrvJ0UNk0
すみません、やっぱり腑に落ちないので書きます。オナニーだと思って見てやって下さい
長門「朝比奈みくる」
みくる「? はい」
長門「あなたがそこまでして得たい物は何?」
みくる「・・・それは」
ハルヒ「やっほー!みんなきてるーって、何だ、有希とみくるちゃんだけじゃない」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 22:28:20.00 ID:LrvJ0UNk0
みくる「あっ、こんにちは涼宮さん」
ハルヒ「・・・みくるちゃん、あなた昨日あたしが言ったこと覚えてる?」
みくる「え?えーと」
ハルヒ「あなた、専属マスコットとしての自覚が足りないんじゃないの?!」
みくる「・・・」
ハルヒ「明日までに綺麗になりなさい!これは団長命令よ!!」
みくる「・・・はぃ」
ハルヒ「それにしてもキョンと古泉遅いわね。まったく、二人ともSOS団員としての自覚が足りてないのよ!」
みくる「・・・」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 22:54:02.37 ID:LrvJ0UNk0
ハルヒ(にしてもホントに臭うわね・・・逆に感心するわ)
みくる「あ、お茶煎れますね」
ハルヒ(夏場だからかしら?にしても)
みくる「はい、どうぞ」
ハルヒ(やっぱりこの臭いは尋常じゃないわ)ゴクッ
ハルヒ(ちょっとこれはかわいそうね)
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 23:01:05.79 ID:LrvJ0UNk0
団活終了後
キョン「良かったじゃないですか。これで明日には元通りですよ」
みくる「・・・はい、ありがとうございます」
古泉「どうかされました?」
みくる「いえ、何でもないんです、本当に」
長門「・・・これで当初の目的は達成された。しかしあなたは納得していないように見える」
キョン「え?」
長門「朝比奈みくる、あなたはーー」
みくる「っ!ーーすみません、もう帰りますっ」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 23:18:57.49 ID:LrvJ0UNk0
がちゃ バタン!
キョン「・・・どういうことなんだ、長門」
古泉「今回の一件で涼宮さんも多少なりとも反省されているはずです。それでもなお納得していないと?」
長門「この一件で得られた物は限りなく無に等しい。むしろ、朝比奈みくるにとっては損の方が多い」
古泉「・・・?」
長門「今回朝比奈みくるはあなたの言う『涼宮ハルヒの多少の反省』を得たが、同時に女性としての自尊心を捨てた。」
古泉「・・・なるほど」
キョン「朝比奈さん・・・」
長門「彼女が望んでいたのはもっと単純な物。彼女はーー」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 23:31:10.62 ID:LrvJ0UNk0
次の日
鶴屋「おっはよーみっくるー!」
みくる「おはようございます。」
鶴屋「ん〜?ん!綺麗になったね!」
みくる「えへ、ありがとう」
鶴屋「・・・どうしたんだい?」
みくる「え?何が?」
鶴屋「折角綺麗になったのに、顔に覇気がないっさ。思い詰めた顔して、どうしたんだい?」
みくる「・・・」
鶴屋「思い詰めて顔にまで出るくらいなら、言いたい事ガツンと言ってみるのが一番っさ!!」
みくる「!!・・・」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/22(月) 23:53:05.76 ID:LrvJ0UNk0
授業後、文芸部室前
みくる(・・・ガツンと言ってみる、か。)
キョン『もともとおまえが・・・!』
ハルヒ『何よ!あんたには・・・!』
みくる(ん?この声・・・涼宮さんとキョン君?)
ハルヒ『そもそも何であんたにみくるちゃんの事で怒られなきゃなんないのよ!!』
みくる「!!・・・あ、あの!」ガチャ!
キョン「あ、朝比奈さん!?」
ハルヒ「あ!みくるちゃん!良いところにきたわ!聞いてよ、このバカキョンが」
キョン「なっ!?」
ハルヒ「みくるちゃんにちゃんと立場をやれって言ってうるさいのよ。で、あたしがみくるちゃんにもマスコットっいう立場があるって言ったらーー」
キョン「あのなぁ!朝比奈さんは物じゃ無いーー」
みくる「・・・やめて、下さい!!」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/23(火) 00:05:02.98 ID:2ltub3Zc0
ハルヒ・キョン「!?」
ハルヒ「ま、まぁ自分の話で喧嘩されるのはあたしもイヤだけーー」
みくる「違います!!」
ハルヒ「な、何よ」
みくる「キョン君」
キョン「はい!?」
みくる「今から口出ししないで下さい」
キョン「・・・え?」
みくる「私の、問題ですから」
キョン「・・・わかりました」
ハルヒ「何なのよ、一体・・・」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/23(火) 00:19:40.09 ID:2ltub3Zc0
みくる「涼宮さん、私はこのSOS団の中では何なんですか?」
ハルヒ「何ってなによ・・・」
みくる「私の立場です」
ハルヒ「みくるちゃんの?専属マスコットでしょう?」
キョン「おい!ハルヒ!」
みくる「キョン君は黙ってて下さい!」
キョン「・・・」
みくる「じゃあ、私は涼宮さんの何ですか?」
ハルヒ「・・・遊び相手?」
みくる「・・・わかりました。私はあくまでマスコットで、仲間では無くおもちゃって事で良いですよね?」
ハルヒ「ちょっとまってよ。あたしそこまで言ってないわよ!!」
みくる「涼宮さんがそう言わなくても、私はそう感じました」
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/23(火) 00:35:27.36 ID:2ltub3Zc0
みくる「涼宮さん、私はこのSOS団の中では何なんですか?」
ハルヒ「何ってなによ・・・」
みくる「私の立場です」
ハルヒ「みくるちゃんの?専属マスコットでしょう?」
キョン「おい!ハルヒ!」
みくる「キョン君は黙ってて下さい!」
キョン「・・・」
みくる「じゃあ、私は涼宮さんの何ですか?」
ハルヒ「・・・遊び相手?」
みくる「・・・わかりました。私はあくまでマスコットで、仲間では無くおもちゃって事で良いですよね?」
ハルヒ「ちょっとまってよ。あたしそこまで言ってないわよ!!」
みくる「涼宮さんがそう言わなくても、私はそう感じました」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/23(火) 00:36:55.12 ID:2ltub3Zc0
間違えた・・・鬱だ死のうorz
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/23(火) 00:51:43.10 ID:2ltub3Zc0
ハルヒ「おもちゃだなんて・・・!」
みくる「恥ずかしい思いもさせられた!脅迫の手伝いもさせられた!着替えてお茶を煎れるだけの部活!」
ハルヒ「・・・」
みくる「挙げ句の果てにはマスコットに遊び相手!!私はみられるだけですか!?遊ばれるだけなんですか!?」
ハルヒ「みくる・・・ちゃん・・・ごめんなさい・・・」
みくる「・・・」ガチャ バタン
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/23(火) 00:58:22.04 ID:2ltub3Zc0
ハルヒ「・・・みくるちゃん」
キョン「・・・」
ハルヒ「・・・」
キョン「・・・なあ」
ハルヒ「・・・なによ」
キョン「追わなくていいのか?」
ハルヒ「・・・何であたしが」
キョン「団長だろ?」
ハルヒ「・・・」
キョン「このままだと朝比奈さん、二度と帰ってこないぞ」
ハルヒ「・・・!!」ガチャ バーン!
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/23(火) 01:09:33.96 ID:2ltub3Zc0
十分後
ハルヒ「・・・」ガチャ
古泉「おや」
長門「・・・」
キョン「よお、どうなった」
ハルヒ「みくるちゃんは辞めたわ」
キョン「なっ?!」
古泉「そうですか、いやはや残念です」
長門「何故」
ハルヒ「そのかわりと言っちゃあなんだけど、新メンバーを紹介するわ!」
「SOS団で、私たちの新しい仲間!!」
「朝比奈みくるちゃんよ!!」
fin
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/23(火) 01:16:26.72 ID:2ltub3Zc0
自分の心の弱さと文才の無さをよ〜く認識できました。
こんな駄作でも読んでくれた人が居ると思うと涙が出ます。
最後に>>1、スレ汚しごめんなさい。
みなさん、おやすみなさい。