133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/14(日) 20:41:10.42 ID:lZ43/rWfO
「どうしたんだ、朝倉。こんな時間に呼び出したりして」
とうに部活も終わり、今校内には俺たち以外に誰もいない。
こんな時間にいったい何の用だというのだろう。
「あなたを犯そうと思うの」
「・・・えっ?」
今朝倉は何と言った?
いや、俺を犯すってどういうことだ?
駄目だ、突然のことに思考が混乱している。
「どうしたの?」
「・・・!?」
意識を現実へ戻すと、朝倉が目の前に迫ってきていた。
咄嗟に身構えたのだが、そんなことはお構い無しに抱きつかれてしまう。
「めちゃくちゃにしてあげるわ」
そして、耳元で囁かれる。
「やめ・・・ろ」
振り払おうとするのだが、身体が動かない。
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/14(日) 20:42:44.54 ID:lZ43/rWfO
「ふふふ、動けないでしょ?」
必死に筋肉に力を入れようとしてみるが、やはり身体はビクともしない。
「・・・何をした?」
唯一、動くのは口だけだ。
「まだ何もしてないよ?」
彼女は、そう告げると俺を床に押し倒す。
そして、そのまま小さく何かを呟いた。
その瞬間、俺のチ・・・ええっと、オブラートに包んで言うと股間か。
股間が凄まじい熱に襲われた。
「ぐああ!?」
思わず絶叫する俺。
そんな俺を見下ろしながら朝倉は言った。
「さようなら、"キョン"君」
なんだって?
あまりの熱さに、朝倉の言っていることが理解できない。
その後も、しばらくの間俺は絶叫を続けていた。
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/14(日) 20:44:37.75 ID:lZ43/rWfO
・・・。
永遠に続くのではないかと思うほどの熱も、やがて消え去った。
熱の消失と共に襲い来る脱力感に喘いでいる俺を、朝倉は依然として見下ろしている。
そして、俺に語りかけた。
「く・・・はぁはぁ」
「ふふふ。初めまして、"キョン子"さん」
キョン子・・・?
いったい何のことだ?
「あれっ、まだ気付いてないの?あなたはもう女の子よ」
おいおい。
そんな訳がないじゃないか。
俺は生まれてこの方ずっと男だ。
当然今だってここに男性のシンボルが・・・あれ?
どうしてだ、股間から生えているはずのアレが無い。
まさか、マジで朝倉の言う通り女にされちまったのか?
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/14(日) 20:46:12.83 ID:lZ43/rWfO
「考え事をしてる暇はないわよ?」
だが、現実を認識する時間もないままに俺は服を消し去られた。
なんてこった。
少しくらい時間をくれたっていいんじゃないのか。
それにしても、直接肌に触れる床はこの上なく冷たい。
それこそ、思わず身体が縮こまりそうになるほどだ。
とても耐えきれないので起き上がりたいのだが、まだ身体が動かない。
「なあ、起き上がらせてくれよ。床が冷たいんだ」
「駄目よ。あなたは今からこれでめちゃくちゃに犯されるんだから」
俺の切実な訴えはあっさりと拒絶される。
拒絶することに留まらず、朝倉は自らも下着を脱ぎ捨てていく。
そして、その下にあったのは俺が失ったもの―――ペニスだった。
「朝倉、お前・・・ふたなりだったのか?」
「いいえ。あなたを犯すためだけに情報操作で作ったの」
そうなのか。
できれば、その労力を俺に関わりの無い分野で使ってほしいんだが。
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/14(日) 20:47:36.22 ID:lZ43/rWfO
「そんなことはどうでもいいわ。さあ、たっぷり犯して普通の日常には戻れなくしてあげる」
そう言って朝倉は俺の足を開けた。
俗に言う、M字開脚って奴だ。
・・・死ぬほど恥ずかしい。
「さあ、始めましょ?」
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/14(日) 20:50:37.16 ID:lZ43/rWfO
このペースだと猿食らいそうなんだが。
誰か支援してくれ。
「はぁはぁはぁ・・・もう、やめてくれ・・・」
俺は、ひたすら続けられた愛撫に息も絶え絶えだった。
もうこれ以上は無理だ。
これ以上逝かされたらどうにかなっちまう。
必死にやめるように懇願する。
「それじゃあ、入れるね」
だが、その懇願は無視され、俺の女性器に朝倉のペニスが押し当てられる。
もう、言葉を繕っている余裕すら無い。
必死に身体を暴れさせて抵抗する。
しかし身体は動いてくれず、無情にもそれは俺の膣内へと入っていった。
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/14(日) 20:52:32.93 ID:lZ43/rWfO
「がっ・・・ぐはぁ!」
なんて痛みなんだ・・・!
思わず意識が飛びそうになる。
だが、それは更なる激痛によって呼び戻される。
朝倉が激しくピストンしているのだ。
「うぐぅ!ぐあ・・・もう、やめてくれ・・・」
狂う・・・!
狂っちまう・・・!
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/14(日) 20:55:27.98 ID:lZ43/rWfO
「あなたは女の子でしょ?ちゃんと頼みなさい」
「あ、ああ・・・。狂っちゃう、狂っちゃうのおー!」
その瞬間、子宮に電流が走り抜けた。
(子宮もちゃんと作られているらしい。そりゃそうか)
「ぁふ・・・」
思わず喘ぎ声をあげてしまう。
なんなんだ、この気持ちよさは。
さっきまでの激痛が嘘のようだった。
「んぅっ!んぅっ!んあぁっ!」
もう、喘ぎ声が抑えられない。
教室には俺の声と肌がぶつかる音だけが響いていた。
「逝く!俺、逝っちまうっ!」
「女の子は私、でしょう!?」
「わたし!わたし、もう駄目ぇー!ああああああぁぁぁぁぁぁ!」
おr・・・わたしは、絶叫と共に果てた。
それと同時に、朝倉の子種がわたしの中に放たれる。
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/14(日) 21:01:54.26 ID:lZ43/rWfO
猿って支援があっても食らうんだな・・・
みんな死ねばいいのに。
「ねぇ、気持ちよかったでしょう?」
逝ってしまい何も出来ないわたしに問い掛けられる。
もはや、それに何か言葉を返す気力もない。
黙って横たわっていると、彼女は信じられないことを言った。
「さあ、もう一回しよっか?」
145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/14(日) 21:04:08.13 ID:lZ43/rWfO
その後、わたしは長門が助けに来るまで犯され続けた。
やれやれ。
朝倉は長門に敗れ消失したのだが、今もわたしは女のままだ。
長門曰く、
「あなたの肉体は雌としての快楽に慣れてしまっている。無理に元に戻せば精神がもたない」
とのことだ。
それ以来、わたしはおんなであることを隠し続ける日々だ。
その原因となった出来事を思い出しつつ、わたしは帰宅する。
そして、一人呟く。
「ふぅ、なんとか今日も女だってバレなかったな」
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/14(日) 21:07:04.81 ID:lZ43/rWfO
あとがき
さあ、これでおしまい。
半日かけて書いてこの出来。
これはひどい。
つーか、前作からの劣化が酷すぎだろこれ・・・。
それじゃあ、次回作にご期待ください!