2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 18:21:20.76 ID:N+LRkOm5O
キョン「ポニーテール萌えなんだ」
ハルヒ(キョンの妹ってたしか…)
ハルヒ「キョン、どうでも良い事聞いて良いかしら?」
キョン「なんだ、やぶからぼうに、
お前にはポニーテールの良さって奴を……」
ハルヒ「ポニーテールのロリっ娘とお姉さん…どっちが好き??」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 18:29:47.91 ID:N+LRkOm5O
キョン「これは、また唐突だな」
ハルヒ「あんたの話しに付き合ってやるんだから良いじゃない。
で、どっちなの?」
キョン(俺には以外と酷な質問だな……)
キョン「正直、どっちもイイ!
何故答えねばならん」
ハルヒ「こういう話しって、ホラ、属性とか大事じゃない?
キョンから話し始めたんだから答えなさいよ!」
ハルヒ(私の……あなたに対する興味じゃない、
もしかしたらとんでもない秘密の箱を掘り当ててしまうかも知れないわ)
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 18:40:41.09 ID:N+LRkOm5O
キョン「そうだな……、
正直ポニテならなんでもありなんだが、
ここ最近はポニテ弓道着だな!!
これはどっちかと言えば年上の方が良いな……」
ハルヒ「あら?
以外ね!」
キョン「えらく驚くな!?
なんでだ?」
ハルヒ「え!?」
(いけない、キョンは全く気づいていないんだったわ)
ハルヒ「……いや、な、なんでも無いわ。
きゅ、弓道着なんて確かに良いとこ目つけてるわね!」
キョン「…………?」
ハルヒ「あれよ、こんなにしっくりくる属性でると思わなかったから、
続けていいわよ」
(私の目が間違っていたはず無いわ……、
だってあれは…………)
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 18:55:35.51 ID:N+LRkOm5O
ハルヒ(私は見たのよ……、
見てしまった。
あなたは欲しがった、それは、SOS団には無いものだった。
ここ最近のあなたはドコかつまらないような楽しんでるような……、
そんな顔ばかりしていた様に見えた。
私は酷く苛立った……、何故あなたはそんな顔をするの?
私に……、SOS団にそんな温かい笑顔を、……張り付けた顔でみんなをみないで。
何がそうさせているのだろう、あなたを。)
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:06:35.68 ID:N+LRkOm5O
ハルヒ(私の予想は的中していた……、
私の見た物がその証拠だ。
正直に言おう。私はキョンがいつしか私を救出してくれる、大切な王子様になってくれると。
私には似合わないかしら、私だったら、こんなセリフはみくるちゃんみたいな娘に言って欲しいもの。
私は……初めて大切な人達に出合った。
キョンに出合ってから始めたの。素敵な、事件だらけの日常!
不思議も、燃えも、萌えも……!恋もあった!
みんながいれば毎日が輝いてて、愉快なのよ!
でも、ここにあなたの欲しいものは無いの?)
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:30:45.32 ID:N+LRkOm5O
キョン「…………つまり、ポニーテールってのは女の子を凛々しくも、かわいくもしてくれるんだ!レースだってフリフリしてて、かわいさをアップさせる…………」
ハルヒ「…………ッ?」
キョン「すまんハルヒ……つまんないか?」
ハルヒ「キョン、私知ってるの……。キョンと妹ちゃんの事!」
キョン「!?」
ハルヒ「私、見たわ!キョンと妹ちゃんが…公園で、……キスして、…ッその先も…ひッぐっ……ぅ……私、知らなかったの!」
キョン「…………」
ハルヒ「キョンの妹ちゃん……ひっ…ぐ……最近ポニーテールにしたのよね!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:40:14.99 ID:N+LRkOm5O
ハルヒ(私は信じなかった、きっと見間違い……、もしくは夢かしら…疲れてるのかも。)
ハルヒ「何で…ッぐ……私、じゃない人と、しか…も……妹ちゃんと…ぅぐ…私の知らない所で、信じなかった、信じたく無かった」
キョン「俺は…そんなつもりでこんな事言ったんじゃなくて!」
ハルヒ「良いのよ!!……ッう…く…。あなたは妹ちゃんと、ッいっ…っしょの、未来が欲しかったのね」
(分かってたのよ、私は負けたの……そして世界がみんな消えればいいって)
キョン「ハルヒッ!」
(バイバイ…キョン。必ずあなたを幸せにして、…私も幸せになるんだから!!!)
キョン「…………」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:41:44.52 ID:N+LRkOm5O
なんの変哲もない、目覚ましの音と共に始まる朝。
キョン「俺の部屋……?」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:53:29.93 ID:N+LRkOm5O
俺は……。
記憶がおぼろげだ…、ただ、大切な物を失ったんだと思う。
とりあえずここは俺の部屋だ。長い夢だった気がるが、みょうに引っ掛かる目覚めだ。
キョン「……酷く眠いな。あと、20分」
目覚ましをセットし直す。……これぐらい平気か、起きたら即トランザムすれば問題無いだろう。
………。
………………。
ガチャッ…!
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 19:55:35.24 ID:N+LRkOm5O
妹「キョンく〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!起きてーー!!」
キョン「ッ!?」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 20:08:55.71 ID:N+LRkOm5O
うぼっ…!?
急にのしかかる軽い少女。こいつは無邪気で少々手に終えない時が多々ある。
キョン「うわっぷ、何すんだっ!」
言っておくが俺は本来、起こされるのはまれだ、
普段なら俺が妹を起こしに行くが、今回は珍しく目覚めが悪かったがな。
今朝も見るいつもの朝の変わらぬ顔g……。
キョン「…………。」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 20:18:11.17 ID:N+LRkOm5O
偉い美少女がソコにいた!
おい、お前は…………誰だ??なんだろな、分かってるんだ……、こいつはハルヒ。わすれもできぬ俺の愚妹だ。だが、なんだろう、この違和感は……。
ハルヒ「早く起きなさい!キョンくん!!」
キョン「…………(゜Д゜」
ハルヒ「…………///な、っ何じろじろ見てるの??早く降りてこないと、死刑だから!」
キョン「あぁ、……なんでも無い!すぐ行く!」
死刑はイヤだからなぁ。
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 20:35:40.88 ID:N+LRkOm5O
いつもの朝、目覚め、いつもなら元気ハツラツ!…………でもないが、なんだかんだ変わらぬ毎日のはずだ。だが、落ち着かない!!
こんな事は初めてだ!なんだろうか、目の前で飯をかき込んでいる妹…………。
ハルヒ「……Σ!?だ・か・ら!何を朝から人の事をじろじろ見てんの?キョンくん!」
キョン「な、別にお前を見てなんかない。」
見てました。
キョン「奥のカレンダーを見てたんだ!」
ハルヒ「あ、そ。」
そしてまた飯をかっ込む。…………いつもの妹は俺は無邪気でノー天気な良い妹だと思う。いつものポニーテールも似合っていて、黄色いリボンが少し茶色い地毛に良く似合う。だが、今日は活発な仕切りやみたいなオーラがでている………。
正直…いつもより可愛くみえる。
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 20:56:19.52 ID:N+LRkOm5O
キョン「じゃ、行って来る。」
ハルヒ「行って来るね、お母さん!」
いつもの坂道だか、今日はこいつからとっとと離れた方が良い気がする。いつもの無邪気さから一転、今日のハルヒは普段の俺の妹とは思えぬほどの邪気をまとっている。
………と、感じる。
キョン「あ、ハルヒ!今日はみくるを待つから」
ハルヒ「そうなんだ、私も一緒に待つ〜〜♪」
やはり、そう来るよな、ハルヒは昔から俺についてまわる習性がある。
キョン「今日は昨日借りたDVDの話しをするからつまんないぞ?」
ハルヒ「キョンくんだけずるい〜〜!私も見たかった!どんな作品??」
こいつは……いつも通りのしつこさだな。
茶色いポニーテールがぴょんぴょん跳ねる。
ハルヒ「むぅ〜、キョンくーん!」
みくる「それは禁則事項だよ!ハルヒさんにはまだ早いよな?」
キョン「おぅ、みくる?みくるの言うとおりだな」
正直助かったぜ、みくるGJ!
ハルヒ「あぁ〜!分かったぁ〜〜!……キョンくんのえっち///」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 21:13:47.86 ID:N+LRkOm5O
こいつは朝比奈みくる、俺より学年一つ上の2年生だが、なんだかんだ悪友で本人もフランクリーにと言う事で変に気を使ったりは今はほとんど無い。
若干フワフワした奴だが胸筋自慢の細マッチョ、しかも飛び切りのイケメンだ。
若干男としてその容姿は羨やましい……。
(書き貯めじゃ無いし、
モリァ狩りがあるかわからないんで安価なんかどうっすかね??)
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 21:26:15.77 ID:N+LRkOm5O
みくる「さあて、なんかある顔してるねキョン」
Σ!?みくるは時おり妙に鋭い勘を働かせる。
キョン「分かるのか?」
ハルヒ「そうなの!キョンくんが変なの、朝比奈くん!」
何……?、こいつが元凶だが、勘が鈍いらしい。
みくる「どう変なのかな?」
ハルヒ「キョンくんが私の事じろじろと見て来ます!」
みくる「…………(Д゜」
こらこらこら!
みくる「……お前…ロr…」
キョン「違う違う!断じて違う」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 21:39:57.38 ID:N+LRkOm5O
みくる「すぐには言えないか?」
キョン「あぁ、すまんが、まだ言ってどうなるとかでは無いからな。ま、言える様になったらよろしく頼むよ!」
みくる「禁則事項……か。ま、頑張れ!」
こいつの理解力、空気を読む力にはいつも脱帽だ。ただ、たまに未来を知ってる様で怖くなるぐらいだ。
ハルヒ「キョンくん!片付いたら私の話し聞いてぇ〜!」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:02:04.47 ID:N+LRkOm5O
さてと、授業が始まった。何の変哲もない授業が進む中思った。
俺は今がずっと続けば良いと願っているが、今日のハルヒを見ているとどこかにドキドキするような変化が欲しいとか考えてしまっている自分がいた……。
ハルヒ「悩んでるなら部活でも組んで見れば?」
ガタッ!!
キョン「そうだ!部活だ!!」
俺の襟首を引っ張るやいなや、もやもやした気持ちの授業時間を切り裂いたのはハルヒの言葉だった!
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:12:20.48 ID:N+LRkOm5O
後ろの席のハルヒを振り返り、俺は大声を出していた!なんだろうこの気持ちは?
どこかに覚えがある!
ハルヒ「キョンくん!授業中だよ!」
一同「…………」
キョン「…サーセンw」
内心俺の心臓は高鳴っていた!
だが、…………何の部活にしよう?目的が見つからん!
安価>>40なんかどうかな。
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:25:34.14 ID:Bd9mwcV9O
ゴマアザラシ部
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:36:23.45 ID:N+LRkOm5O
教師「地球環境を観測するために……」
ゴマアザラシ部か、ゴマアザラシ部!これはなんて先見性があるんだ!早速ハルヒを誘ってみるか!!
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 22:46:29.54 ID:N+LRkOm5O
ハルヒ「すまん、協力してくれ」
あからさまに渋い顔をするな。
ハルヒ「ちょっと、キョンくん、怖いよ」
キョン「ゴマ・アザラシ部だ!」
ハルヒ「ゴマアザラシ部って何をするのキョンくん?」
キョン「ゴマアザラシを世界的に広めるんだ!」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:01:01.71 ID:N+LRkOm5O
キョン「先ずは部室だな、部室」
しかし、突発的過ぎたか。ゴマアザラシ部という名目上ゴマアザラシをフューチャーするしかないな。
ハルヒ「キョンくん!立候補書を出して来たよ!キョンくんじゃ頭悪いから途中で挫折するでしょ〜?キョンくんのために頭良さそうな人連れて来たよ!」
有り難い様で馬鹿にされたような気がするな。で、そこにいるのがもしかして、もしかするんだな?
有希「長門有希」
キョン「よろしく」
有希「よろしく」
会話が終わる……。
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:25:44.09 ID:N+LRkOm5O
ハルヒ「キョンくんだと、すぐ行き詰まっちゃうでしょキョンくんのために部室まで用意してくれたよ〜♪」
有希「君のためじゃない…ここは文芸部の部室、けど、自由に使っていい」
どういう事だ?こいつは言葉のパーツが足りなくて伝わりにくいな。
キョン「そこが、なんだかわからない水族館みたいになってしまうかも知れないんだぞ?改めて、それでも良いのか?」
有希「いい。ユニーク。興味がある」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:31:04.90 ID:N+LRkOm5O
ハルヒ「キョンくんだと、すぐ行き詰まっちゃうでしょキョンくんのために部室まで用意してくれたよ〜♪」
有希「君のためじゃない…ここは文芸部の部室、けど、自由に使っていい」
どういう事だ?こいつは言葉のパーツが足りなくて伝わりにくいな。
キョン「そこが、なんだかわからない水族館みたいになってしまうかも知れないんだぞ?改めて、それでも良いのか?」
有希「いい。ユニーク。興味がある」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/12(金) 23:36:03.63 ID:N+LRkOm5O
もう、無理だすまんねwww
ID変わる前に首釣ってくるwwwwww
なんも言えねぇwww